市販レトルト離乳食を毎日食べさせてはいけない理由を栄養士が解説
[公開日]2017/05/08
市販のレトルト離乳食は、「味が濃い」「保存料な調味料など添加物が多い」から食べさせないほうがいいと思っているのではないでしょうか。
たしかに、市販のレトルト離乳食にはほとんどの商品に添加物が配合されています。
添加物は体の構造が未発達な赤ちゃんにとって極力控えたい成分ですが、レトルト離乳食には家事を時短できるメリットもあります。
そこで、母親であり栄養士である筆者がレトルト離乳食のメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
市販のレトルト離乳食の塩分量は世界保健機関で0.25%以下と定められていますが、日本ではより厳しい0.2%以下でつくられています。この基準を満たしたベビーフードだけが商品化できるので、塩分の摂り過ぎを心配する必要はありません。
ただし、口に入れた時の感覚としてはやはり手作りの離乳食より味が濃く感じます。毎日食べさせると赤ちゃんは濃い味付けの料理を好むようになるため、毎日レトルト離乳食を食べさせるのは控えましょう。
ただし、日本ベビーフード協議会では添加物に関する安全基準が設けられており、必要最低限しか添加されていないので気にしすぎなくてもよいでしょう。
買う際は、パッケージのラベルに乳幼児規格適用と表記があるかをチェックしましょう。(※使用添加物は豆腐のにがりやビタミンCなど体に負担の少ない天然由来の成分です。)
時間がかからないだけでなく、市販のレトルト離乳食には種類が多く、赤ちゃん自身も食の楽しさを学べるなどの嬉しいメリットもたくさんあります。
毎日は控えるべきですが、厳しい安全基準に適用したレトルト離乳食であれば週に1〜2回程であれば使っても構いません。
レトルト離乳食だけのときよりも味付けが薄くなり、野菜の栄養も補えます。
また、赤ちゃんの口の中はまだ未発達なので「噛む・飲み込む」練習を積極的にしなければ、母乳だけでは食事をする力が身につきません。
離乳食は、自分一人でご飯を食べるため、大人の体をつくるためにも必要な食習慣の一つです。
最初はトロトロした液状の離乳食から始め、徐々にホイップクリームくらいの固さの離乳食を食べさせていきます。
その後、離乳食中期である7〜8ヶ月(モグモグ期)・離乳食後期の9〜11ヶ月(カミカミ期)・12ヶ月〜18ヶ月の離乳食完了期(パクパク期)と月齢別に調理法を変えていきます。
どんな時期に、どんな内容の離乳食を食べさせると良いのか、のちほど具体的に解説していきます。
トロポミンは、人によって蕁麻疹や呼吸器困難などアレルギー症状を起こす可能性があります。
また、卵の卵白に含まれる「オボアルブミン」にもアレルギー症状(蕁麻疹・呼吸困難)を引き起こす可能性があります。
卵で蕁麻疹を出す場合、ほとんどが卵白に原因があるので、初めて卵を食べる赤ちゃんの場合は全卵を使うよりも卵黄のみ使ったおかゆ等で体に合っているかどうか少しずつ様子を見ていく食事方法が一番安全です。
赤ちゃんの月齢期にあった食材を食べさせて
離乳食期が完了すれば大人と同じ味付けの食事を、と考えている方もいると思いますが、6歳頃までは薄味の料理を食べさせるようにしましょう。
ただ、まだ口の成長は未発達で舌は前・後ろにしか動かせず、飲み込む力もまだ未熟なので離乳食選びには十分注意する必要性があります。
一番最初は、飲み込みやすい10倍粥のレトルト離乳食がおすすめです。はじめの頃は1日1回1さじを目安に食べさせましょう。慣れるまでこの量を目安に続け、1ヶ月経った頃1日2回(1さじずつ)に増やしていくと良いでしょう。
市販のレトルト離乳食だと、ささみやかぼちゃをペースト状にしたベビーフードがおすすめです。主食としては7倍粥などが適していますが、麺類を食べさせる練習として、短くカットし、柔らかく煮てあるベビー用そうめんなども取り入れてみましょう。
生後7〜8ヶ月の場合、離乳食の回数は1日2回が目安です。また、この頃食器に飽きて食べなくなる赤ちゃんもいるので、離乳食初期に使っていたデザインと違うものを使ってみてください。
また、口をもぐもぐする回数が以前より増えてきたら、離乳食後期に移行するタイミングと考えてください。食事の回数は大人と同じように朝・昼・晩1日3食食べさせましょう。
ミルクとのバランスはミルク4割、離乳食6割と離乳食をメインに栄養分を補給することになるのでカロリーや栄養バランスへの配慮が必要です。
食事の回数は離乳食後期と同じく1日3食、そして足りない分のエネルギー(男の子1050kcal・女の子950kcal)は 午前・午後にわけておやつとしてあげると良いでしょう。離乳食の固さの目安は、ミニハンバーグを歯茎ですり潰せるくらいの固さが理想的です。
たとえば、パクパク噛みやすいつみれスープ・豆と野菜のミネステローネなどのレトルト離乳食がおすすめです。
市販のレトルト離乳食はそのままでも食べさせられますが、一手間かけるだけで離乳食の幅が広がります。
特に、離乳食中期以降は摂るべきカロリーや栄養素も増えるので、アレンジレシピの参考にしてみて下さい。
2.ふやかしておいたゼラチン・温めた残りの牛乳・砂糖・バニラエッセンスを混ぜ合わせます。
3.2を1の中へ少量ずつ混ぜ合わせていきます。
(一気にいれるとダマになるので徐々にまぜていくのがポイント)
4.プリン容器に移し、2時間程冷やせば完成です。
トウモロコシペーストはアレンジしやすい
2.人参が柔らかくなった頃、1へ白身魚・トマト缶を入れましょう。
3.お魚へ完全に火が通っているのを確認し、軽く魚をほぐしたらポテトペーストを混ぜ合わせます。
4.最後に塩・オリーブオイルで味を整え完成です。
具材を混ぜてアレンジ可能
2.小鍋にお水を入れ、沸騰したらスープの粉・うどんを入れます
3.うどんがやわらかくなるまで6〜7分弱火〜中火の間で煮込みます。
4.溶き卵を3へ回しながら入れ、完全に火を通します。
5.お皿に移し、ささみをトッピングして完成です。
ここでは栄養士である筆者も実践していた冷凍保存のコツを紹介しますね。
市販のレトルト離乳食は長く保存できます。まとめ買いして必要なときに使う方も多いでしょう。
ただし、製造過程で食材の栄養価自体は減っていると考えてください。そのため、1日3食、毎日市販のレトルト離乳食を食べさせることはおすすめしません。
頻度は、週に1〜2回を目安とし、そのまま食べさせるのではなく食材をプラスし、味を薄くしたり栄養価を高められるとより良いでしょう。
先ほど紹介したレシピのようにお家にある食材で簡単アレンジしてあげると時間をかけずに栄養価を効率よくUPすることができます。
◆参考文献
日本ベビーフード協会
たしかに、市販のレトルト離乳食にはほとんどの商品に添加物が配合されています。
添加物は体の構造が未発達な赤ちゃんにとって極力控えたい成分ですが、レトルト離乳食には家事を時短できるメリットもあります。
そこで、母親であり栄養士である筆者がレトルト離乳食のメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
新米ママの悩みを解決するレトルト離乳食のポイント
1. 市販のレトルト離乳食は安全、でも毎日はダメ
2. 離乳食はいつからスタート?卵・カニには要注意
3. 市販のレトルト離乳食アレンジレシピ&保存術
1. 市販のレトルト離乳食は安全、でも毎日はダメ
2. 離乳食はいつからスタート?卵・カニには要注意
3. 市販のレトルト離乳食アレンジレシピ&保存術
この記事は、現役の栄養士の方に執筆していただき、アンチエイジングの神様チームで編集しております。
市販のレトルト離乳食は安全、ただし味付けが濃いので注意
手作りのものより味が濃く感じる理由とは?
市販のレトルト離乳食は味が濃いと感じるのではないでしょうか。その理由は、塩分が多いわけではなく、チキンエキスやカツオだしなどの旨味成分を配合しているからです。市販のレトルト離乳食の塩分量は世界保健機関で0.25%以下と定められていますが、日本ではより厳しい0.2%以下でつくられています。この基準を満たしたベビーフードだけが商品化できるので、塩分の摂り過ぎを心配する必要はありません。
ただし、口に入れた時の感覚としてはやはり手作りの離乳食より味が濃く感じます。毎日食べさせると赤ちゃんは濃い味付けの料理を好むようになるため、毎日レトルト離乳食を食べさせるのは控えましょう。
買う時は「乳幼児規格適用」表示をチェック
市販のレトルト離乳食は便利ですが、添加物の使用について不安に感じる方も多いことでしょう。現に今日本で手に入るほとんどのレトルト離乳食に添加物が含まれています。ただし、日本ベビーフード協議会では添加物に関する安全基準が設けられており、必要最低限しか添加されていないので気にしすぎなくてもよいでしょう。
買う際は、パッケージのラベルに乳幼児規格適用と表記があるかをチェックしましょう。(※使用添加物は豆腐のにがりやビタミンCなど体に負担の少ない天然由来の成分です。)
赤ちゃんに市販のレトルト離乳食をあげるときのコツ
毎日ではなく週に1〜2回にする
レトルト離乳食には味付けが濃かったり、添加物が使われているというデメリットがある一方、調理の手間がかからないため時間がないときでもパパっと食事の準備ができます。時間がかからないだけでなく、市販のレトルト離乳食には種類が多く、赤ちゃん自身も食の楽しさを学べるなどの嬉しいメリットもたくさんあります。
毎日は控えるべきですが、厳しい安全基準に適用したレトルト離乳食であれば週に1〜2回程であれば使っても構いません。
別の食材をブレンドする
レトルト離乳食は加熱殺菌を行っているため、実は野菜類の栄養価はほとんど失われています。レトルト離乳食を使用する際、もし余裕があれば小鍋で加熱し、お家にある野菜を少量加えてあげましょう。レトルト離乳食だけのときよりも味付けが薄くなり、野菜の栄養も補えます。
今さら聞けない!離乳食はなぜ必要?
赤ちゃんは大きくなるにつれて、ビタミンやミネラルなど母乳だけでは足りない栄養素が増えてきます。そのため、必要な栄養分を補給すべく少しずつ離乳食を食べさせる必要があります。また、赤ちゃんの口の中はまだ未発達なので「噛む・飲み込む」練習を積極的にしなければ、母乳だけでは食事をする力が身につきません。
離乳食は、自分一人でご飯を食べるため、大人の体をつくるためにも必要な食習慣の一つです。
離乳食はいつから?食べてくれない時は?
離乳食は5ヶ月〜18ヶ月まで
結論から言うと、5ヶ月〜18ヶ月までが離乳食をあげる時期の目安となります。まずは首がすわり、自分でお座りができるようになる月齢5〜6ヶ月(ゴックン期)からスタートします。最初はトロトロした液状の離乳食から始め、徐々にホイップクリームくらいの固さの離乳食を食べさせていきます。
その後、離乳食中期である7〜8ヶ月(モグモグ期)・離乳食後期の9〜11ヶ月(カミカミ期)・12ヶ月〜18ヶ月の離乳食完了期(パクパク期)と月齢別に調理法を変えていきます。
どんな時期に、どんな内容の離乳食を食べさせると良いのか、のちほど具体的に解説していきます。
離乳食は月齢期にあった食材選びを
色んな食べ物をあげたいものですが、赤ちゃんの頃は食材選びに十分注意しなければなりません。例えば、エビ・カニの中には、タンパク質の一種「トロポミン」が含まれています。トロポミンは、人によって蕁麻疹や呼吸器困難などアレルギー症状を起こす可能性があります。
また、卵の卵白に含まれる「オボアルブミン」にもアレルギー症状(蕁麻疹・呼吸困難)を引き起こす可能性があります。
卵で蕁麻疹を出す場合、ほとんどが卵白に原因があるので、初めて卵を食べる赤ちゃんの場合は全卵を使うよりも卵黄のみ使ったおかゆ等で体に合っているかどうか少しずつ様子を見ていく食事方法が一番安全です。
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。卵は完全に火を通した状態で8〜9ヶ月頃、エビやカニは1歳半くらいまでは食べさせない方が安全よ。心配だったら、3〜4歳くらいから少しずつ食べさせていくといいわね。
赤ちゃんの月齢期にあった食材を食べさせて
色んなものを食べてほしいからと適齢期レシピの内容を早めに進めてしまうと、突然食べなくなることもあります。赤ちゃんの月齢に合うよう、食材・固さ・調理方法など見直すよう心がけましょう。
赤ちゃんの味覚は3倍敏感だから大人と同じご飯はNG
赤ちゃんは、わたしたち大人よりもおよそ3倍も味覚が敏感です。そのため、小さい頃から大人と同じ食事を食べさせていると、大人になったころ味付けの濃いものや甘すぎる味付けを好んでしまう傾向にあります。離乳食期が完了すれば大人と同じ味付けの食事を、と考えている方もいると思いますが、6歳頃までは薄味の料理を食べさせるようにしましょう。
味噌汁を作るときは、味が具材に染み込む前に火をとめて、別の容器に変えてあげたり、お湯を少し足しあげるなどの工夫が必要ね。まだ噛む力が付いていない時期は味噌汁の具材を小さく砕いてあげるように。
市販の離乳食を食べてくれない時はどうしたらいい?
一旦椅子やテーブルではなく、抱っこしながら離乳食を食べさせてみましょう。
これまで抱っこしながら母乳をあげていた分、最初は椅子に座って食べることに抵抗することがあります。抱っこしながら離乳食を食べさせる→椅子に座らせる→抱っこと交互に繰り返しながら少しずつ慣らすようにしましょう。
これまで抱っこしながら母乳をあげていた分、最初は椅子に座って食べることに抵抗することがあります。抱っこしながら離乳食を食べさせる→椅子に座らせる→抱っこと交互に繰り返しながら少しずつ慣らすようにしましょう。
椅子に座らせる時は、家族みんなで食卓を囲んで食事をすることは楽しいと思わせることも大切よ。
はじめは10倍粥から 月齢別レトルト離乳食の選び方
生後5〜6ヶ月→ドロドロの液状のもの(おかゆ・野菜スープ等)
生後5〜6ヶ月の赤ちゃんは少しずつ乳歯も生え始め、"噛みたい"気持ちが芽生え始めます。首もすわり、自分でおすわりもできるようになるので椅子に座らせ、離乳食をスタートするには最適な時期です。ただ、まだ口の成長は未発達で舌は前・後ろにしか動かせず、飲み込む力もまだ未熟なので離乳食選びには十分注意する必要性があります。
一番最初は、飲み込みやすい10倍粥のレトルト離乳食がおすすめです。はじめの頃は1日1回1さじを目安に食べさせましょう。慣れるまでこの量を目安に続け、1ヶ月経った頃1日2回(1さじずつ)に増やしていくと良いでしょう。
生後7〜8ヶ月→舌で潰せるペースト状のもの(かぼちゃ・レバーペースト等)
この時期の赤ちゃんは、ハイハイや伝い歩きを始めたりと非常に動きがアクティブになる頃です。舌の動きも5〜6ヶ月の頃に比べると前後だけでなく、上下自由に動かせるようになっています。市販のレトルト離乳食だと、ささみやかぼちゃをペースト状にしたベビーフードがおすすめです。主食としては7倍粥などが適していますが、麺類を食べさせる練習として、短くカットし、柔らかく煮てあるベビー用そうめんなども取り入れてみましょう。
生後7〜8ヶ月の場合、離乳食の回数は1日2回が目安です。また、この頃食器に飽きて食べなくなる赤ちゃんもいるので、離乳食初期に使っていたデザインと違うものを使ってみてください。
生後9〜11ヶ月→固形状OK(煮込みうどん・ベビーパスタ等)
赤ちゃんは、ママの腕や近くの家具につかまり立ちをしたり、自主的に立ち上がろうとする時期です。この頃になると上下の前歯が揃い、完熟した桃やバナナくらいの固さであれば食べられるようになります。また、口をもぐもぐする回数が以前より増えてきたら、離乳食後期に移行するタイミングと考えてください。食事の回数は大人と同じように朝・昼・晩1日3食食べさせましょう。
ミルクとのバランスはミルク4割、離乳食6割と離乳食をメインに栄養分を補給することになるのでカロリーや栄養バランスへの配慮が必要です。
1食あたりの栄養バランス目安
・おかゆ80g
・果物・野菜30〜40g
・魚→15g
・肉→15g
・豆腐→45g
・卵→半分
・乳製品→80g
・果物・野菜30〜40g
・魚→15g
・肉→15g
・豆腐→45g
・卵→半分
・乳製品→80g
生後12〜18ヶ月→固形状OK・おやつ1日2回(ミートボール・チキンライス等)
生後12ヶ月頃は、ひとり歩きをはじめる頃です。舌もさらに自由に動かせるようになり、前歯をつかって噛む動作を上手にできるようになっています。食事の回数は離乳食後期と同じく1日3食、そして足りない分のエネルギー(男の子1050kcal・女の子950kcal)は 午前・午後にわけておやつとしてあげると良いでしょう。離乳食の固さの目安は、ミニハンバーグを歯茎ですり潰せるくらいの固さが理想的です。
たとえば、パクパク噛みやすいつみれスープ・豆と野菜のミネステローネなどのレトルト離乳食がおすすめです。
栄養士考案!市販のレトルト離乳食アレンジレシピ
市販のレトルト離乳食はそのままでも食べさせられますが、一手間かけるだけで離乳食の幅が広がります。
特に、離乳食中期以降は摂るべきカロリーや栄養素も増えるので、アレンジレシピの参考にしてみて下さい。
とうもろこしとお豆腐のふわふわプリン(離乳食中期向け)
材料〜プリンカップ6個分〜
・絹ごし豆腐→100g
・トウモロコシのペースト(レトルト)→40g
・牛乳→300cc
・粉ゼラチン→5g
・水→大さじ2
・黒砂糖→20g
(※はちみつはボツリヌス菌を含むのでNG)
・バニラエッセンス→2〜3滴
・トウモロコシのペースト(レトルト)→40g
・牛乳→300cc
・粉ゼラチン→5g
・水→大さじ2
・黒砂糖→20g
(※はちみつはボツリヌス菌を含むのでNG)
・バニラエッセンス→2〜3滴
作り方
1.しっかり水切りをした豆腐・牛乳(50cc分)をミキサーにかけ、ボウルに移します。2.ふやかしておいたゼラチン・温めた残りの牛乳・砂糖・バニラエッセンスを混ぜ合わせます。
3.2を1の中へ少量ずつ混ぜ合わせていきます。
(一気にいれるとダマになるので徐々にまぜていくのがポイント)
4.プリン容器に移し、2時間程冷やせば完成です。
トウモロコシペーストはアレンジしやすい
市販の離乳食でもよく取り扱われているトウモロコシペーストを使ったアレンジレシピです。牛乳・お豆腐を使った栄養満点の離乳食です。乳製品による肌のブツブツ・赤みが気になる方は豆乳でもOKです。
ポテトペーストとお魚のイタリアン風煮込み(離乳食後期向け)
材料
・ポテトペースト(レトルト)→60g
・白身魚→15g(お刺身2切れ分)
・トマト缶→40g
・人参→10g
・オリーブオイル→小さじ1/5
(ほんの少し風味をつける程度)
・お水→50cc
・塩→0.5g
・白身魚→15g(お刺身2切れ分)
・トマト缶→40g
・人参→10g
・オリーブオイル→小さじ1/5
(ほんの少し風味をつける程度)
・お水→50cc
・塩→0.5g
作り方
1.みじん切りにした人参を小鍋に入れたお湯の中で茹でます。2.人参が柔らかくなった頃、1へ白身魚・トマト缶を入れましょう。
3.お魚へ完全に火が通っているのを確認し、軽く魚をほぐしたらポテトペーストを混ぜ合わせます。
4.最後に塩・オリーブオイルで味を整え完成です。
具材を混ぜてアレンジ可能
じゃがいもペーストを使ったイタリアン風煮込みです。離乳食完了期になり、もう少し噛む力がついてきたら柔らかめに煮込んだナス・ズッキーニなど混ぜてラタトゥイユ風にアレンジするのもおすすめですよ。
【5分で簡単】野菜スープの粉deかきたまうどん(離乳食完了期向け)
材料
・ベビーフード用野菜スープの粉→1袋分
・お水→50〜60cc
・ささみ→15g
・ベビー用うどん→80g
(なければ冷凍うどん)
・卵→1/2個
・お水→50〜60cc
・ささみ→15g
・ベビー用うどん→80g
(なければ冷凍うどん)
・卵→1/2個
作り方
1.事前に茹でておいたささみを噛みやすい大きさにほぐします。2.小鍋にお水を入れ、沸騰したらスープの粉・うどんを入れます
3.うどんがやわらかくなるまで6〜7分弱火〜中火の間で煮込みます。
4.溶き卵を3へ回しながら入れ、完全に火を通します。
5.お皿に移し、ささみをトッピングして完成です。
野菜スープで時短調理
野菜スープの粉を使用した便利な時短料理です。もし、冷凍うどんを使用する際はあかちゃんが食べやすいよう短めにカットしましょう。
野菜スープの粉を使用した便利な時短料理です。もし、冷凍うどんを使用する際はあかちゃんが食べやすいよう短めにカットしましょう。
まとめてつくって冷凍保存がおすすめ
少しでも家事の手間が省けるよう、多めにつくって冷凍保存することをおすすめします。ここでは栄養士である筆者も実践していた冷凍保存のコツを紹介しますね。
製氷機・保存袋に小分けする
ドロドロの液体状の離乳食は製氷機、固形状の離乳食はジップ付きの保存袋へ小分け冷凍しましょう。製氷機へ冷凍する場合は、味が落ちないようラップできっちり密閉しましょう。日付・レシピ名を書く
数種類の離乳食を大量冷凍すると、どれがどれかわかりずらくなるので事前にレシピ名、作った日付を書くことをおすすめします。日付を書くことで賞味期限を把握することができます。(賞味期限の目安は1〜2週間以内)できるだけ早めに冷凍室へ
味の風味を維持するため、粗熱が取れた時点ですぐに冷凍室に入れるよう心がけましょう。市販のレトルト離乳食はそのまま使うより一手間かけて使う
市販のレトルト離乳食は長く保存できます。まとめ買いして必要なときに使う方も多いでしょう。
ただし、製造過程で食材の栄養価自体は減っていると考えてください。そのため、1日3食、毎日市販のレトルト離乳食を食べさせることはおすすめしません。
頻度は、週に1〜2回を目安とし、そのまま食べさせるのではなく食材をプラスし、味を薄くしたり栄養価を高められるとより良いでしょう。
先ほど紹介したレシピのようにお家にある食材で簡単アレンジしてあげると時間をかけずに栄養価を効率よくUPすることができます。
◆参考文献
日本ベビーフード協会
《編集:安藤美和子》
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。