シミを透明肌へ！美白化粧品20の比較とおすすめランキング

美白化粧品を探している方へ、効果的な美白化粧品を選ぶにはちょっとしたコツが必要です。

この記事では、厚生労働省認可の美白成分を評価基準として、ドラッグストアで買えるプチプラ美白化粧品から百貨店に売られている高級美白化粧品までを総合的に評価したランキングを紹介します。

効果はもちろんですが、肌への優しさ・安全性も見極め、明るい肌を手に入れましょう。

先に美白化粧品ランキングTOP20へ

美白化粧品ランキングおすすめNo.1

美白化粧品は、メラニンの生成を抑制し肌に透明感を与えることができます。

特に厚生労働省が認可した美白成分を配合しているものは「医薬部外品」として、販売されており、一定の美白効果と安全性が認められています。※1

美白化粧品を選ぶときは、以下の3つを重視して選びましょう。


このポイントをもとに、プチプラから高級美白化粧品まで主要な美白化粧品２０ブランドを調査した中から、1位の商品を紹介します。

有名な百貨店に入っているような化粧品でもパッケージや宣伝費にお金がかかっていたり、「有効成分」の根拠が薄いものは高得点にはなっていません。美白化粧品ランキングTOP20は下部へ

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• サエル

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  ✔ 厚労省認定「アルブチン」の美白作用

  ✔ シモツケソウエキスのエイジングケア作用

  ✔ ヒト型セラミドによる強力保湿

  

  評価	93点
  商品	サエル 初回限定トライアルセット
  会社	ポーラ・オルビスグループ
  商品概要	トライアルセット10日分 （化粧水、美容液、クリーム、CCクリーム×1包）
  価格	2,500円 → 1,370円

  
  
• アスタリフトホワイト

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  ✔ 厚労省認定「ビタミンC誘導体」がシミを抑える

  ✔ アスタキサンチンのエイジングケア作用

  ✔ ナノ粒子の浸透力

  

  評価	92点
  商品	アスタリフトホワイト 初回限定トライアルセット
  会社	富士フイルム
  商品概要	トライアルセット （先行美容液、化粧水、美容液、クリーム）
  価格	WEB限定 1,000円

  
  

ランキング1位の美白美容液と美白クリームを実際に使ってみた結果は以下よりご覧ください。

サエルはどんな人が購入すべきか（下部へ移動します）

アスタリフトホワイトはどんな人が購入すべきか（下部へ移動します）

シミに効く美白化粧品と効かない美白成分の違い

実は美白化粧品の8割はシミ予防

美白成分には、大きく2種類の働きがあります。シミを増やさない予防に強い美白成分と、できてしまったシミにアプローチして濃くなったシミを目立たなくする美白成分です。

ほとんどの美白化粧品は、メラニンの生成を抑制する「シミ予防型」です。しかしそれでは今あるシミには効果が期待できないので注意しましょう。

※「ハイドロキノン」は厚生労働省の認可を受けていない美白成分のため、除外しています。

美白有効成分の中で、特におすすめなのは、シミの予防とできてしまったシミにもアプローチするビタミンC誘導体です。

美白成分だけで選ぶと効果半減

あまり知られてませんが、美白化粧品の効果を実感するには美白成分と同じくらい保湿成分も重要です。

なぜなら、肌が潤っていないと、せっかくの美白成分が肌の隅々まで行き渡らず効果が出にくくなるからです。

肌が乾燥している状態では、美白効果の効き目は弱くなるため、美白成分だけでなく保湿成分も忘れずにチェックしましょう。

※ここでいう保湿成分は「ワセリン」や「スクワラン」といった肌表面のうるおいを守る成分ではなく、角質層のうるおいを保つ成分です。

美白系オーガニックコスメ（ページ下部へ）を検討してみてください。

美白化粧品ランキングTOP20！プチプラから百貨店コスメ全比較

ドラッグストアで買えるプチプラ化粧品から通販限定、百貨店コスメまでを調査した中から、トップ２０を紹介します。


上記に加え、販売メーカーの実績やコスパの良さを総合的に判断しています。

トライアルの有無を評価基準に入れているのは、化粧品の中でも美白化粧品は効果の出方の個人差が大きく、できるだけ色々な美白化粧品を試すほうが対策しやすいからです。

点数	商品	価格・内容	美白・保湿 成分	相性の良い 肌質
93点	サエル （decencia）	2,500円 → 1,370円 ■トライアルセット10日分 化粧水、美容液、クリーム、CCクリーム	・アルブチン ・トラネキサム酸 ・セラミド ・デイリリー花発酵液	★乾燥肌 （敏感肌でも安心）
92点	アスタリフトホワイト （富士フイルム）	1,000円 ■トライアルセット5日分 先行美容液、化粧水、美容液、 クリーム	・アルブチン ・ビタミンC ・アスタキサンチン	★普通肌〜脂性肌
91点	HANA オーガニック （えそらフォレスト）	1,370円 ■トライアルセット7日分 洗顔料、化粧水、乳液、日焼け止めクリーム	《オーガニックコスメ》 ・ローズエキス ※石油系原料無添加	★超敏感肌 （美白化粧品で肌荒れしたことがある人にもおすすめ）
91点	ラグジュアリーホワイト （アンプルール）	6,500円 → 1,890円 ■HQトライアルキット10日分 クレンジング、洗顔料、化粧水 美容液、クリーム、ゲル	・アルブチン ・ハイドロキノン ・ビタミンC誘導体 ・ヒアルロン酸	★普通肌〜脂性肌
91点	エリクシールホワイト （資生堂）	1,100円 ■体感セット7日分 化粧水、乳液、日中美白美容液	・m-トラネキサム酸 ・トラネキサム酸 ・角質浸透成分EX ・コラーゲンBG	★普通肌 ※しっとり / さっぱりタイプあり
90点	ＱｕＳｏｍｅホワイトセット （ビーグレン）	1,800円 ■トライアル7日分 洗顔料、ローション、美容液、クリーム、モイストクリーム	・ハイドロキノン ・ハイドロキノン誘導体 ・ビタミンＣ誘導体 ・オリゴペプチド	★普通肌〜脂性肌
89点	ホワイティシモ （ポーラ）	4,500円 薬用ローション150ml	・複合ブライトカプセル	★全ての肌質
89点	メラノフォーカスCR （資生堂）	10,000円 美容液45ｇ	・抗メラノ機能体 ー　４MSK ー　mトラネキサム酸 ・アンダーシールダー ー　ホワイトリリー ー　グリセリン	★普通肌
89点	肌研白潤 美白美容液 （ロート製薬）	2,000円 美容液30g	・高純度アルブチン ・ヒアルロン酸Na ・ビタミンC誘導体	★普通肌〜脂性肌
88点	アクアコラーゲンゲル美白 （ドクターシーラボ）	4,000円 ゲル50g	・ビタミンC誘導体 ・ビタミンE誘導体 ・グリチルリチン酸２K	★普通肌
86点	エクイタンスホワイトロジー エッセンスW （サンスター）	10,000円 美容液30g	・リノレックS ・ビタミンC誘導体 ・月桃葉エキス	★普通肌
86点	ソフィーナボーテ 美白美容液Ⅱ （花王）	3,694 美容液120ml	・カモミラET ・セラミドケア成分 ・ショウキョウエキス	★普通肌
86点	オバジC10 （小林製薬）	8,000円 美容液30ml	・ビタミンC ・アスコルビン酸 ・ツボクサエキス	★普通肌〜脂性肌 （敏感肌は要注意）
85点	雪肌精 BBホワイトクリーム （コーセー）	2,527円 クリーム30g	・ゲットウヨウ ・ベニバナ ・ハトムギ	★普通肌
83点	ダーマホワイト イーブンベターブライトセラム （クリニーク）	8,263円 美容液30ml	・ジメトキシトリルプロピルレゾルシノール ・サリチル酸 ・アセチルグルコサミン	★全ての肌質
83点	ヘレナルビンスタイン リプラスティ レザリスト セラム （ランコム）	30,000円 美容液30ml	・プロキシシレン	★普通肌〜脂性肌
82点	エクシアAL ホワイトニングイマキュレートエッセンス （アルビオン）	26,250円 美容液 1.5ml×28個	・コウジ酸EX ・ビタミンE	★普通肌
80点	エビータ ホワイトエッセンス （カネボウ）	2,940円 美容液30g	・ビタミンC ・アルブチン	★普通肌

※価格は税抜き

ランキングの中から、上位2つの美白化粧品について使っている人の口コミや最安値で買う方法を紹介します。

ディセンシア ホワイトFL
1,370円 10日分

サエルは、ホワイトショットを販売するポーラグループの敏感肌専門ブランド「ディセンシア」の美白化粧品ラインです。

「敏感肌の人ほど、シミができやすい」という事実に着目してつくられており、低刺激な美白成分「アルブチン」や植物由来の美白成分で優しく、美白ケアができます。

また、美白成分と一緒に保湿力No.1の「ヒト型セラミド」がナノ化処方されているため、美白効果も実感しやすいでしょう。以下、実際に試した方々の声の傾向をまとめたものです。

結論！肌にやさしく肌質を問わない美白化粧品

サエルは敏感肌でも使えるよう開発されただけあって、肌に合わなかったという人はほとんどおらず、口コミからも幅広い肌質の方が使える美白化粧品といえます。

以前は、乾燥が気になるという口コミも多かったサエルですが、2018年3月に美白力・保湿力ともにパワーアップしてからは、肌のうるおいに関する口コミ評価がよくなっているため、肌の乾燥が気になる方も試す価値のある美白化粧品です。

サエル公式ページへ

アスタリフトホワイト / 富士フィルム
1,000円・5日分

アスタリフトホワイトは、2種類の美白有効成分「ビタミンC誘導体」「アルブチン」に加え、「アスタキサンチン」や3種類もの「コラーゲン」を配合した美白化粧品です。

配合成分を見て分かるように美白と保湿に加え、エイジングケアも同時にできます。

また、浸透力にこだわってつくられているので、肌がゴワゴワしている方や化粧品を使っているのに美白効果が得られない方は試す価値があります。

以下、実際に試した方々の声の傾向をまとめたものです。

結論！ベタつきが気にならなければ、高保湿で美白できる総合力の高い化粧品

アスタリフトホワイトは、塗った翌朝、肌のトーンが明るくなっていると実感する方が多いのが特徴的です。

トライアルセットだけで、シミが薄くなることはありませんが、美容成分が肌の隅々まで浸透するため、肌の透明感は比較的実感しやすいでしょう。

また、アスタキサンチンの成分によってオレンジ色をしており、色にびっくりする方もいるようです。

販売元に確認したところ、慣れるまでは鮮やかな色にびっくりするかもしれませんが、肌に浸透しても悪影響はないということでした。

とはいえ、実物を使ってみないとわからないため、まずは5日分のトライアルセットで使用感を確かめてみると良いでしょう。

※1,000円で購入できるのは公式サイト限定です。市販は1,500円で販売されているため注意してください

アスタリフトホワイト公式ページはこちら

ポイント集中美白ケアに効果的な化粧品おすすめ3選

美白化粧品総合ランキングには入っていない「集中美白ケア」におすすめの美白化粧品を紹介します。

配合成分や製造方法は安心できますが、その分高価なため、本格的にシミ対策をしたい方・集中的に美白ケアしたい方向けです。

《医薬部外品》ホワイトショットSXS / ポーラ

ホワイトショットSXSは、日本ではじめてシワ改善効果のある化粧品を販売したポーラがつくる美白美容液です。

できたシミ対策・シミ予防・肌が白くなろうとする機能をサポートする多機能な美白化粧品なので、使い続けることで透明感のある肌に近づくことができます。

ただし、ホワイトショットSXS（12,000円 / 20g［税抜］）は効果が期待できる分、高額なので他の美白化粧品で満足できない場合に検討してください。

ホワイトショット公式ページへ

結論！高価だがその分試す価値ありの美白美容液

ホワイトショットSXSの全体的な口コミの傾向としては、「シミが目立たなくなった」「肌が明るくなった」など、何をやっても効果を実感できなかった方の評価が高くなっています。

ただし、口コミ評価が高いと言っても化粧品に即効性は期待できません。実際、濃いシミは肌に根付いているので変化を感じにくいようで、個人差はあるものの、早い人でホワイトショット1本、遅い人で4本使って変化を感じている傾向にあります。

価格は安いとはいえませんが、何をやってもダメだった方が最終手段としてホワイトショットは候補になるでしょう。

実際に使ってみた様子はホワイトショットの効果/副作用を検証してみたをご覧ください。

ポーラホワイトショット公式ページでの購入はこちら

《医薬部外品》アンプルール
ラグジュアリーホワイト

アンプルール ラグジュアリーホワイトは、厚労省認定の美白成分「アルブチン」だけでなく、できたシミ対策に定評のあるハイドロキノンを配合した数少ない美白化粧品です。

浸透力を高めるために低分子配合していたり配合成分の見直しも定期的に行っているため、最新の美白効果を実感できます。

通販でしか購入できないトライアルセット（1,833円/税抜・7日分）の詳細は以下よりご確認ください。
アンプルールホワイト公式ページへ

結論！ハイドロキノン配合化粧品を試したい方におすすめ

アンプルールホワイトはにはハイドロキノン以外にも美白成分や保湿成分がこれでもか、というほど配合されているので、口コミも全体的に高評価で、トライアルセットから本商品を購入する方がほとんどです。

ハイドロキノンを2.5％も配合しているので、副作用が気になりますが、アンプルールはドクターズコスメなので敏感肌の方も安心して使っていました。

アンプルールホワイトは、トライアルセットがあるため、まずは7日間でどれくらい変化があるのか試してみてもいいでしょう。

アンプルール ラグジュアリーホワイト公式サイトへ

リペアジェル / リソウ

リペアジェルはしわ・たるみ対策として定評のあるビタミンC美容液ですが、美白成分ビタミンCの配合濃度から美白コスメとしても検討価値がある化粧品です。

結論！美白ケアもエジングケアもできるが、価格がネック

口コミ傾向としては、ハリが出てきた、肌がもちもちしてきたという意見がメインでした。ですが、肌が明るくなったという口コミもあり、美白化粧品としても十分機能を果足すと言えます。

しかし、濃厚なテクスチャーでしっかりうるおう反面、多少ベタつきがあるようです。ベタつく化粧品が苦手な人にはお勧めできません。また、リペアジェルは高価格帯ではありますが、洗顔後はこれ１つでケアできるオールインワン美容液です。他にスキンケアアイテムが要らないことを考えると、コスパは良いと考えます。

リペアジェル公式サイトへ

これまでに化粧品で肌荒れを起こしたことがある方は、化粧品選びがとても慎重になるかと思います。

そこで、肌が弱い方でも安心して使える・肌状態の改善をサポートするオーガニックコスメでの美白ケアも化粧品候補になります。

安心・安全な美白オーガニックコスメの選び方

オーガニックコスメの多くは海外ブランドですが、日本人の肌は外国人の肌よりも薄くダメージを受けやすいため、肌に合わない可能性があります。

また、海外の方が刺激に感じない範囲でも、日本人にとっては刺激に感じることがあるため、国産の原材料でつくられた国産オーガニック化粧品がおすすめです。

実は、日本ではオーガニック成分を１滴でも使用していれば「オーガニックコスメ」として、販売することができます。

しかし、そのような偽オーガニックコスメではオーガニックコスメが持つ自然の力で肌をケアすることは不可能です。

すべて公表できるということは、それだけ商品に自信があるということでもあります。どんな原材料からつくられているのか公表しているメーカーの化粧品を選ぶようにしましょう。

オーガニックコスメおすすめ1位は「hanaオーガニック」

hanaオーガニックは「独自の基準」ではなく、国際的なオーガニック基準に基づき化粧品を製造しています。

具体的には、「石油系合成界面活性剤やタール色素を使用しないこと」「使用する成分の95％以上は天然由来成分」などを掲げおり、原材料も公表されています。

hanaオーガニックに使われている「オーガニックローズ」には肌の生まれをサポートする働きが期待でき、穏やかにシミ・くすみの悩みを解消してくれます。

シミやくすみが目立ち始める30代以上の肌や敏感肌だと常に肌内部で炎症が起きています。

肌に合わない化粧品を使用することでその炎症を悪化させてしまう可能性もあります。

hanaオーガニックの化粧品は、ケアミカルコスメと比較して肌に穏やかに働きかけるため「化粧品を使うことでおこる刺激」を最小限に止めてくれます。

敏感肌の方やケアミカルコスメに配合される成分にアレルギーをお持ちの方は、hanaオーガニックのようなオーガニックコスメを選ぶのがおすすめです。

hanaオーガニックは敏感肌で美白ケアを諦めていた方におすすめ！

口コミでは、使用感に物足りなさを感じる方が多い傾向でした。オーガニックコスメは肌に優しく、穏やかに悩みを解消するのが特徴なので、すぐに美白効果を実感したい方には不向きです。

一方、敏感肌の方が肌トラブルなく美白ケアを実践できているのは、低刺激かつ配合成分のおかげといえます。

これまで肌刺激を気にして美白ケアができなかった方にとって、hanaオーガニックはぴったりです。


hanaオーガニック公式ページへ

やってはいけない美白化粧品の間違った使い方

美白化粧品に使われているものの中には、ハイドロキノンやビタミンCなど紫外線に反応する成分があります。

スキンケアだけで紫外線を浴びると、赤くなったりヒリヒリする可能性があるため、朝のスキンケアでハイドロキノンやビタミンC配合の美白化粧品を使うときは必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。

美容液の中でも濃厚なテクスチャーだと油分が多く含まれており、そのあとにサラサラした液体をつけても浸透しにくくなるので、つける順番は、サラサラした液体から優先的につけましょう。

コットンを使うか、手のひらで使うか？おすすめは肌への摩擦が少ない「手のひら」です。

摩擦が起きにくいだけでなく、手のひらの体温で美容成分の浸透もアップします。

ただし、コットンよりも塗りムラが出やすいため必ずスキンケアの最後に顔全体を手のひらで覆うようにしましょう。

美白効果が認められている有効成分の種類と副作用

美白成分は大きく、厚生労働省の認可を受けたシミ予防に特化した美白有効成分と、できてしまったシミにも対応する美白有効成分があります。

アルブチン、エラグ酸、ルシノール、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、カモミラET、m-トラネキサム酸、t-AMCHA、リノール酸、などおよそ２０種類の中から、主要な美白成分について解説します。

原材料：コケモモやウワウルシ、ナシなどから抽出した植物由来の美白成分
美白効果：メラノサイト内でチロシナーゼに直接作用してシミを予防する
・αアルブチン、βアルブチンの2種類あるがαアルブチンのほうがシミ予防効果が高い
・漂白型美白成分「ハイドロキノン」と相性がよく、ハイドロキノンの吸収率を高める
表示名：アルブチン、αアルブチン、βアルブチン

原材料：ゲンノショウコ、ユーカリ、ナッツ類、イチゴ、ラズベリー
美白効果：ポリフェノールの一種で、チロシナーゼの働きを阻止するシミ予防成分
美白効果だけでなく、エイジングケア効果も併せ持つ
表示名：エラグ酸

原材料：ポーラが開発した成分、モミの木に含まれる成分をヒントにした美白成分。
美白効果：チロシナーゼと合体し、メラニンの生成を阻止するシミ予防成分
アルブチンの数万倍、エラグ酸の数百倍もの美白効果が期待できる
表示名：4-n－ブチルレゾルシノール

原材料：ビタミンCの安定性を高めて肌が吸収しやすいように加工したもの(合成・植物由来などさまざま)
美白効果：チロシナーゼの働きを抑制するシミ予防効果とメラニン排出効果
シミ、ニキビ、しわなどに効果が期待できる多機能な美容成分
表示名：リン酸アスコルビルマグネシウム、3-Oエチルアスコルビン酸などが多い

原材料：花王が開発したカミツレの葉の抽出成分
美白効果：情報伝達物質エンドセリンを抑制、メラニンを生成するメラノサイトの増殖や働きを抑制
メラニンの生成を抑制すると同時に、保湿ケアや炎症を抑える効果もある
表示名：カミツレエキス

原材料：資生堂が開発した人工アミノ酸の一種
美白効果：情報伝達物質プラスミンの動きを阻止して、メラニン生成を抑制するシミ予防成分
抗炎症作用もあり、肝斑ケアとしても使われる美白成分
表示名：トラネキサム酸

原材料：大豆や卵黄から抽出
美白効果：メラノサイトに指令を出す情報伝達物質プロスタグランジンやプラスタミンの働きを阻止
資生堂が開発した3つ目の美白有効成分
抗炎症作用もあり、肌への刺激もほぼない
表示名：t-シクロアミノ酸誘導体

原材料：サンスターが開発した美白成分、サフラワーから抽出
美白効果：チロシナーゼ酵素を分解して、メラニン生成を抑制するシミ予防とシミ排出効果

保湿ケア、抗炎症作用もあり、肌のバリア機能アップにも効果的
表示名：リノール酸、リノックS

医薬部外品でも副作用が起きる？

2013年７月、カネボウ化粧品は一部の美白化粧品を購入した人が白斑症状を引き起こしたとして、商品の自主回収を発表しました。

対象になった化粧品は、厚労省が認可した美白有効成分「ロドデノール」を配合したものでした。

未だにロドデノールと白斑症状の因果関係は明らかになっていませんが、このような事件から「すべての人に100%安全な美白成分はない」ということを頭に入れておきましょう。

肌は人それぞれ異なります。自主回収対象だった商品を使って何ともなかった人がいるように、美容成分と人の肌には相性もあり、働き方の度合いも変わるのです。化粧品を安全に使う方法は２つあります。

購入後、すぐに化粧品を使う人がほとんどだと思いますが、肌との相性を確かめるためにパッチテストをおこないましょう。


化粧品を使っているときに何かしら肌トラブルを感じたら、すぐに使用を中止してください。

化粧品を使った場所を水で洗い流し、その化粧品は使わないようにしましょう。症状がひどい場合は、化粧品を持参し、皮膚科を受診することをおすすめします。

もともと肌が荒れていて化粧品がしみる場合は、まずは皮膚科などの専門治療で肌をある程度改善してから化粧品を使うようにしましょう。

美白化粧品の効果を高めるおすすめの食べ物

ここからは美白化粧品とあわせて取り組みたい美白ケアについて解説します。



美白ケアはスキンケアだけでなく、毎日の食事によって身体の内側からもできます。特に、野菜や果物はビタミンやミネラルだけでなく、ポリフェノールなどの抗酸化成分も摂取しやすいのでおすすめです。

ビタミンAとビタミンE、ビタミンCは一緒の取り入れることで、お互いの働きを高めてくれる役割があるため、できるだけ一緒に取り入れるようにしましょう。

肉や魚、大豆などに含まれるタンパク質は肌の材料になります。目安は1食あたり50g、1日150gです。

不足すると、肌のハリや弾力がなくなったり乾燥しやすくなります。

タンパク質をしっかり摂れるのは肉・魚・豆類・卵ですが、その中でも「メチオニン」と呼ばれる必須脂肪酸を含む大豆がおすすめです。

メチオニンを摂ることで、体内で「L-システイン」と呼ばれる美白栄養素に変化してくれるからです。

《参考》美容クリニックでシミを消す方法・価格

最後に美容クリニックで美白ケアする方法を紹介します。美容クリニックは、即効性が欲しい・シミが濃すぎて化粧品では対策できないときの最終手段です。


美白点滴とは、美白効果のあるビタミンCやプラセンタを直接、血管に注入する方法です。

消化器官を通過しないため、ダイレクトに効果を実感できるというメリットがあります。

美白点滴は即効性がある分、長期的な持続性はないので、美白効果をキープしたい場合は定期的に通院する必要があります。

ピーリングは、角質と溶かす溶剤によって肌のターンオーバーを促します。

それにより、角質細胞に蓄積した細胞が排出され、シミが消えていくのです。つるんとむきたまごのようになる一方、ピーリング後2〜3日はヒリヒリしたり、赤くなってきます


美白レーザーは、レーザーを照射しターンオーバーを促すことで、シミを排出していく方法です。

真皮部分に刺激を与えるため、シミだけでなくハリ・弾力ケアにも効果が期待できます。

ただし、1回のレーザーでシミが消えることはないため、5〜6回は通院しなくてはなりません。

美白化粧品は有効成分で判断！シミもスキンケア次第

少し前までは小麦肌が美しいとされ、日焼けサロン（いわゆる日サロ）や海辺で肌を焼いていた方もいらっしゃるかと思います。

その代わり、今になってシミが出てきたりと、肌悩みを抱えている人は多くいます。でも、諦めないでください。肌はお手入れをすれば応えてくれます。

そのためには、しっかり美白できる商品を正しく選ぶことと、毎日スキンケアを継続することが欠かせません。

エステサロンに行くのももちろん良いですが、継続することは難しいですし、あくまでもスペシャルケアです。今回のご紹介した内容を美白化粧品選びに活用して頂き、毎日丁寧にスキンケアしてシミのない明るい肌を手に入れてください。

▼シミ対策と美白成分に関するさらに詳しい情報は、以下をご確認ください。

６つのシミのタイプ別対策と美白化粧品ランキング

オーガニックコスメと美白化粧品の併用をすすめる２つの理由

※1 美白効果とはメラニン生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと

記事中で紹介した商品の詳細については、以下の記事でレポートしています。参考にしてください。
【検証記事】ディセンシア「サエル」の口コミ効果って本当なのか？
もっと詳しい情報は【検証記事】アスタリフトホワイトの効果や口コミって本当？