あごニキビ対策で知るべき3つの原因と治し方 / 化粧品を選ぶ基準は？

あごニキビを治す方法を探して、化粧品を試してみるものの生理前やイライラすると、くり返しニキビに悩まされていませんか？顎周りのニキビはいわゆる「大人ニキビ」ですが、大人にきび用化粧品を使えばいいというわけではありません。

顎ニキビ対策は、保湿が足りてないのか、皮脂が多すぎるのかを見極めることからはじめます。そして、肌の水分と油分のバランスを化粧品で整えます。ストレスやホルモンバランスの乱れから起こる問題解決には、まず睡眠時間の確保からはじめましょう。

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できてしまった顎ニキビに対して、基礎化粧品でできることに限界がありますが、毎日行うスキンケアは肌に大きな影響を与えます。継続することでニキビができにくい肌作りまで目指すことができますよ。





それぞれ詳しくチェックしていきましょう。


体質や遺伝的な要因ではなく、生活習慣が主な原因によって発生する20代以降のニキビは「大人ニキビ」と言われます。思春期を過ぎて大人になってからできはじめる人も多く、肌質を問わずできるニキビです。アゴニキビの大半は大人ニキビです。

大人ニキビは、肌質 × 1. 皮脂、2. 角質（乾燥）、3. 外的刺激の組み合わせによってできるため、複雑でやっかいです。たとえば、皮脂も遺伝による脂性肌なのか、乾燥しすぎて皮脂分泌が過剰になっているのかによって取るべき対策が異なります。あご周りは毛穴はありますが、汗はほとんどかかず、皮脂量も顔の他の部位と比較すると少なめです。

	角質肥厚	インナードライ
原因	全体的な保湿力低下 角層の水分不足、刺激、ストレスによる角質肥厚で毛穴が塞がる	水分と油分のバランスが崩れている 乾燥、不規則な生活習慣、ストレスによる過剰皮脂の分泌で毛穴が塞がる
特徴	フェイスライン,口の下,顎下にぽつんとできる	フェイスラインに連なる,額,こめかみ,おでこ,鼻にできる
対策	肌に柔軟性が必要 高保湿成分＆肌荒れを防ぐ成分配合の化粧品でスキンケア	使用感で選ばない / 炎症を抑えつつ、皮脂ケアと保湿ケアを同時に行う
肌タイプ	乾燥・敏感・普通・混合肌	混合肌・脂性肌・普通肌

角質肥厚型あごニキビ対策保湿化粧品の比較（下部へ）

インナードライ型あごニキビ対策保湿化粧品の比較（下部へ）

あごニキビができる原因を知る（下部へ）

くり返すあごニキビに必要な成分は3種類

あごニキビ対策に欠かせない3つの成分

どの成分も欠かせないものです。それぞれ解説していきますね。

ニキビができたときに最も優先するのは、毛穴内の炎症を抑えることです。殺菌作用をもつ成分もありますが、刺激になりやすく、肌を乾燥させやすくするため、以下の成分が配合されているものを選びましょう。


１０代の頃は、ビフナイトなどでとにかくニキビを乾燥させて治していた人も多いと思いますが、大人ニキビは油分は抑えながらもしっかり保湿することが重要になります。乾燥して角質層が固くなってしまうと、かえって毛穴を塞ぎニキビができる温床になってしまうためです。普段から肌を保湿しながらニキビ予防を心がけてください。最も保湿効果のある成分はセラミドです。



ビタミンCには、「皮脂を抑える働き」と「炎症を抑える働き」があります。この働きは大人ニキビ対策には必須といえるので、ビタミンC配合の有無は必ずチェックするようにしてください。肌に浸透しやすい「ビタミンC誘導体」という形で配合されているものがオススメです。ビタミンCは、アスコルビン酸と表記されています。

ビタミンC誘導体といっても、いくつか種類があります。以下の成分は、安定性・浸透力に優れビタミンCの効果が感じられやすいビタミンC誘導体です。どれも油溶性成分になるので、化粧水よりも美容液に多く配合されます。手作り美容液が流行っていますが、ビタミンC配合美容液を選んだ方が効果的です。


ビタミンC誘導体についての詳細はこちらで解説しています。

ビタミンC誘導体美容液を選ぶ11のポイント / 比較ランキングでわからないこと

タイプ別！あごニキビケア化粧品の選び方とおすすめランキング

上記で説明してきた内容を踏まえて、実際に選ぶときの方法をご紹介していきますね。自分の肌タイプ別にチェックをしましょう。

→選び方はページ下部へ

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角質が分厚く、古い角質が皮膚表面を覆っているため保湿成分が入りにくいため、低分子成分や浸透力に優れたものを選ぶ / ニキビの炎症がおさまったら定期的にピーリングする

化粧水よりも美容液・クリームで選ぶ
化粧水における保湿成分の割合は、どんなに多くみても20％以下です。化粧水は、ごわつきを改善したり、美容液の浸透を高めるサポートとしては効果的ですが、保湿力を高めるときは、保湿成分が多い美容液やクリームに重きをおきましょう。

上記のポイントを押さえている化粧品を調査！

アンチエイジングの神様チームで保有する、数ある化粧品の中から"あごニキビケア"に有用なものをピックアップし調査します！

勝ち残った3商品を紹介

価格：1,000円/5日分


価格：1,900/14日間


価格：1,370円/10日間

浸透力をチェック

実験目的：化粧水で肌を潤わせることができれば、以降の保湿成分の浸透がアップする。

実際に潤わせる力はどれほどなのか、角質層と同等の厚みのティッシュを使用し実験です。

選ばれた３商品のみの比較では面白くないので、プチプラ人気の「酒しずく」「無印良品」「ハトムギ化粧水」も共に数値を測定していきます。

※ティシュのスタート時の潤い、皮脂量はゼロ％です。


化粧水を塗布した直後と、1時間後の数値を水分チェッカーを使用し測定。


実験を開始して早々浸透力に差が！アヤナスの化粧水にはとろみがあるのですが、とろみがあるせいで浸透を妨げられていました。これが数字にどう現れるかが楽しみです。



プチプラ化粧水と比較すると潤いが一目瞭然ですね。お肌の水分量の理想値は潤い40％以上ですので、上3商品は大幅にクリアできています。下段のプチプラ化粧水は潤いが弱く、物足りない結果です。



上記の実験で、化粧水としての働きは◎だとわかりました。化粧水の役目は肌を潤わせ、次に使用する化粧品の入りをよくするところまでですので、ここからは、トータル的に実力を見ていきましょう。

トータルケアの実力をチェック！

実験目的：潤った肌をどこまで保湿することができるか。

ここからは、勝ち残った3つの化粧品で実験です。「化粧水」「美容液」「クリーム」のトータルケア後の保湿力を調査します。


ラインで使用してみると、アスタリフトの保湿力の高さに愕然としました。塗布直後が83%台、1時間ごでも70％台と驚異の結果です。アヤナスは40％以上をキープしてくれましたが、少々物足りなさを感じます。エトヴォスは1時間での水分変化量が2％台と、保水力の高さを実感した実験結果です。

▼あごニキビ対策保湿化粧品の特徴▼

アスタリフトの体験レポート・詳細はこちらの記事で解説しています。

富士フィルム「アスタリフト」は効果ありますか？CMの口コミ評判から「アスタリフトホワイト」まで試して解説

皮脂抑制成分(水分と油分のバランスを整えるため)：
ビタミンC（誘導体）、ピリドキシンHCI（=ビタミンB6塩酸塩）、チョウジエキス、オウレンエキス

肌代謝サポート1(皮膚表面の角質を除去する)：サリチル酸、グリコール酸、パパイン、プロテアーゼ (※ピーリングや酵素洗顔、スクラブは炎症が落ち着いてから)

肌代謝サポート2(細胞の入れ替わりを促すサポート)：ヒトオリゴペプチド-1(=EGF)、レチノール

上記のポイントを押さえた化粧品を調査！

今回は皮脂と汚れが詰まった肌をどこまでケアできるかを想定した実験です。メイク用品で毛穴を詰まらせた上に、皮脂に見立てたオイルを塗布しました。この上からラインでケア用品を使用し、水分チェッカーで肌の状態をチェックしていきます。

まず事前に成分をチェックしておきましょう。
▼あごニキビ対策インナードライ肌ケア化粧品の特徴▼

数字にどのような変化があるのでしょうか。楽しみです。








※化粧水〜クリームまで使用した比較評価になります。

あごニキビにオールインワンゲル「メルライン」は使えるか？

あごニキビ専用のオールインワンゲル「メルライン」は、合成香料・着色料・鉱物油・石油系界面活性剤・パラベンフリーで、洗顔後これひとつで肌のお手入れが完了します。

実際にあごニキビに良い商品かどうか調査してみました。




メルラインは合成香料・着色料・鉱物油・石油系界面活性剤・パラベンが配合されておらず、肌に優しい処方です。医薬部外品（グリチルリチン酸2K、水溶性プラセンタエキス配合）で、セラミドは配合されていませんがその他の保湿成分や抗炎症成分、ビタミンC誘導体は配合されています。しかし、単品使いと比較すると保湿力や浸透力はやや劣ります。

メルラインは1ヶ月分55g、定期購入の場合4980円（税抜・送料無料）、通常購入の場合7000円（税抜・送料600円）です。180日間の返金保証があり、定期購入の場合2回の継続が必須となります。量としては、顔全体のオールインワンゲルとして使うと一ヶ月1個では足りません。コスパとしては、成分や配合量に対してやや割高になります。

オールインワンゲルは、化粧水からクリームまでを一つのゲルで済ませられるので、スキンケアが面倒なときのコスメとしては使えます。しかし、あごニキビ対策にメインのスキンケア化粧品としては、保湿や浸透力では物足りなさを感じ、油分と水分のバランスをメルラインひとつで整えるのは難しいでしょう。






プロゲステロンが優位になる排卵日以降は、肌・身体・精神面で調子が悪くなりやすい傾向にあります。ただし、全員が当てはまるわけではなく、睡眠時間の確保や適度な運動、平熱が36度以上を目指すとバランスは保ちやすくなり、肌への影響も少なくなります。

女性ホルモンの分泌量は一生のうち、ティースプーン1〜2杯分と言われています。対策としては、ホルモンを増やす、減らすことを考えるのではなく、正常な分泌を促すことを意識しましょう。

	エストロゲン (卵胞ホルモン)	プロゲステロン (黄体ホルモン)
役割	女性らしい体つき、肌や髪のハリ・弾力	妊娠を維持するため
肌への影響	真皮のコラーゲン繊維を増やす、肌のみずみずしさをもたらす	皮脂分泌が多くなる、シミができやすくなる、むくみやすくなる

当てはまる項目が多ければ多いほど、あごニキビが繰り返しできやすくなります。

上記のような状態がいくつも重なると、自律神経の乱れが生じます。自律神経には、交感神経と副交感神経がありますが、交感神経が1日のほとんど優位になっていると、副腎皮質からアンドロゲンという男性ホルモンが分泌され、皮脂の分泌が高まります。また、角質肥厚になりやすいため、繰り返しにニキビができてしまいます。

ベッドに入って眠りやすくする方法
・適度な運動やぬるめのお風呂、香りや照明の明るさでコントロール
→巡りが良くなりリラックス効果が得られる。香りや照明も気持ちが落ち着く。
・寝る3時間前には、食べ物を口に入れない
→寝る直前まで食べていると、消化の方にエネルギーが使われます。
・朝、太陽の光を浴びる
→人間のからだは14時間後にメラトニンが分泌されるようになっているため。

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あごニキビができる原因2 ~肌は内臓の鏡~

肌は、内臓の状態をあらわす鏡と言われます。内臓の働きが悪くなっているかは目で確認することはできませんが、吹き出物やニキビとなって体の内側からサインを送ってきます。

栄養バランスに気をつけて食事をしているのに、ニキビがいっこうに小さくならない方は、内臓の働きが低下している可能性があります。内臓がきちんと働いていないと、どんなに栄養価の高い食材を食べても吸収率が低下するので無駄になってしまいます。

胃腸は、ストレスホルモンの影響を受けやすい特徴があります。胃腸は、食べたものを吸収するところですが、適切に吸収されないと栄養や血液が肌まで行き渡りません。すると、肌代謝が滞るため角質が溜まり乾燥します。夜遅い食事や朝食抜き、消化に時間のかかる肉類、糖質や添加物の多い食事が中心になっている方は要注意です。

酵素ドリンクの詳細レポートはこちらで解説しています。

お嬢様酵素で効果的に痩せられるのか？口コミ・成分分析と体験レビュー

繰り返すあごニキビの悩みをうまく解消できた人の体験談に、がらりと食生活を変えてみたという話をよくききます。ビタミン不足は、ニキビの原因になるのはもちろんですが、糖質や脂質の過剰摂取も無関係とは言えません。糖質や資質のとりすぎは男性ホルモンの分泌を促してしまいます。食生活ではマクロビオティックをはじめたり、糖質制限食をはじめてからあごニキビが解消されたという人もいます。

しかし、食事に気をつけることに集中しすぎて、それがかえってストレスになり自律神経の乱れや、ホルモンバランスの乱れにつながることもあります。せっかくの対策が逆効果となることもあるので、神経質になりすぎないようにしましょう。食事は野菜やフルーツを多めにとるようにこころがけ、良く噛んで食べることを心がけましょう。

ビタミンCやビタミンEサプリなども上手に取り入れると無理なく栄養摂取できますよ。あくまでも、ストレスにならない程度に体の中からのケアも大切です。

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肝臓は、栄養を貯める・食べ物をエネルギーに変える・老廃物を体外に排出する役割があります。アルコールの飲み過ぎや疲れが溜まると、肝臓の働きが鈍くなり、それらの機能が正常に働かなくなります。すると、老廃物が蓄積し、ニキビ・吹き出物として肌にあらわれたり、栄養不足で肌が乾燥します。

あごニキビができる原因3 ~外的要因~

ニキビケアでは「しっかり皮脂を落とすこと」が重要と言われていますが、この言葉にはまだ続きがあります。皮脂を落とすことだけに気を取られてしまい、皮脂や角層の保湿成分まで落とすような刺激の強い洗顔料を使ってしまっては正しいケア方法とは言えません。

刺激の強い洗顔料は、肌が本来持っているバリア機能を壊してしまう事があり、肌の乾燥へつながってしまいます。すると皮脂の過剰分泌が起こり、ニキビ対策には逆効果となってしまうのです。洗顔料は「適度な洗浄力」を選ぶ事が大切です。あなたの洗顔は過剰洗顔になっていませんか？

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ニキビができにくい肌になるための方法

化粧品をつかっているのに、ニキビがなかなか治らないのであれば、美顔器の導入もあごニキビ対策の候補に入ります。美顔器の中でも乾燥によるあごニキビ対策には、超音波式の美顔器がおすすめです。

振動を与え、肌の活性化と化粧品の成分を角層すみずみまで運び届けてくれます。肌のうるおい力が高まると、ニキビや肌トラブルが起きにくくなります。

美顔器については以下の記事で詳細を解説しています。

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ピーリングやスクラブ洗顔は、肌表面の古い角質を取り除く方法です。角質肥厚やくすみが気になるときに使われますが、生理前などニキビができる前に定期的に取り入れると、ニキビ予防ができます。

ただし、赤ニキビ（炎症がはじまり、肌の凹凸が感じられる）ができているときは、強い刺激になり、症状が悪化するので、顎ニキビの炎症が落ち着いてから使うようにしましょう。お家で行う場合は、「AHA」「サリチル酸」「グリコール酸」が配合されたものをチェックしましょう。美容液、ミルク、ジェルタイプの洗い流すピーリング剤は、肌にやさしくオススメです。

あごの周りのリンパの流れが悪くなると、ニキビが出来やすくなると言われています。スキンケアと生活習慣はばっちりだけど、なんとなく肩がこっていたり、首回りが冷えている方は注意が必要です。入浴時や睡眠前、朝起きた時にリンパの流れがスムーズになるように軽くマッサージしてあげましょう。

まず、毒素の排出口である鎖骨まわりをやさしくさすってから、両手の親指と人差し指であごをつまんで耳に向かって押します。耳の後ろまで親指が到着したら、そのままうなじを通って鎖骨まで指を移動させます。このマッサージを数回するだけでも、リンパのながれがスムーズになります。

マッサージで肌に負担がかからないように、乳液や伸びのよい保湿クリームを使うようにしましょう。また軽いストレッチなどで体全体の血液循環を良くしてあげる事もおすすめです。ただし、フェイスライン全体にニキビができている場合は、ピーリング同様炎症が落ち着いてから行ってください。

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注目！ダマスクローズでホルモンバランスにアプローチするコスメセット

周期的にできる「あごニキビ」には、ホルモンバランスの乱れが関係していること、上部で解説しました。あごニキビ対策として、このホルモンバランスにアプローチする基礎化粧品セットがあります。

ダマスクローズウォーターを配合した「ラ・ミューテ」です。ダマスクローズには、ホルモンバランスにアプローチする働きが報告されており、またその香りによるリラックス効果でストレスを緩和します。特筆すべきポイントは3点です。

ダマスクローズにより、ホルモンバランスを整え、ストレスを緩和するという、あごニキビの根本原因にアプローチする基礎化粧品です。執筆時点では、このアプローチは他商品には見られませんでした。

ダマスクローズだけでなく、基本的なニキビ対策の有効成分は押さえています。

全ライン商品にパラペン、鉱物油、アルコール、石油系合成界面活性剤、合成着色料を使用しておらず、ニキビができやすく敏感な時期の肌にも使うことができます。

実際に使ってみた

肌が揺らいでいる時期に使用してみました。

ラミューテを使用した方の肌は、ふっくら潤いがあるのがわかります。肌色もワントーン明るくなっています。

水分量もアップ

肌の理想数値は、潤い40％以上、皮脂20％前後です。


ニキビは皮膚科で治療できる立派な皮膚の病気です。通院の手間や費用はかかりますが、一刻も早く顎ニキビをケアするには、皮膚科受診がオススメです。
※ただしあくまでも対処法なので、スキンケアを見直すことも忘れないでください。

皮膚科での治療内容は？

皮膚科での治療は、保険治療と自費診療・自由診療（美容皮膚科診療）に分けられます。どのような治療が行われるかは、主治医の判断によって異なりますので、今回は一例としてご紹介します。
※ここでご紹介する費用はあくまでも目安です。病院や診断内容によって異なります。

塗り薬や内服薬によって炎症を抑えたり、皮脂量をコントロールする方法。
費用：保険適用で数百円〜数千円
※薬によっては保険適用外のものもあります

専用の器具を使ってニキビを取り出す方法。
費用：保険適用で数千円

皮膚に酸性の薬を塗り、古くなった角質や毛穴の汚れ・角栓などを除去する治療法。肌のターンオーバーを促す。
費用：数千円〜数万円（保険適用不可）

微弱電流を流して、ビタミンC誘導体や保湿成分を浸透させる方法。
費用：数千円〜数万円（保険適用不可）

低容量ピルなどでホルモンの乱れを調整し、過剰な皮脂の分泌を抑える方法
費用：数千円〜数万円（保険適用不可）

レーザー光線の力で雑菌を殺菌したり、毛穴の汚れを溶かしたりする方法
費用：数万円（保険適用不可）



市販薬や漢方はドラッグストアで手軽に買えますが、自分に合ったものを選ぶことがポイントになります。

大人のニキビによく使われる漢方

大人ニキビはホルモンバランスにも大きな原因があるので、体の内側から改善してくれる漢方は役立ちます。
病院でも処方してもらえますが、まずは薬局やドラッグストアで試してみるのも良いでしょう。中でも漢方のトップメーカーであるツムラは種類も豊富なのでおすすめです。


以下、大人ニキビによく使われる漢方薬のご紹介です。

色白、冷え性、むくみやすい体質の人に向いている。月経周期が遅れがちな人にもぴったりです。

頭痛や肩こり、便秘、イライラしがちな人向け。

のぼせやすい赤ら顔の人向け。生理前に肩こりやイライラ症状があったり、生理が重い人にも向いている。

顔全体に皮脂が多く、赤ら顔で小さなニキビが多くできる人に向き。

若い人や男性のニキビ向き

市販薬でニキビを治す

ニキビをケアできる市販薬の代表としてオロナインがあります。ただし、ニキビの進行度などは人それぞれ違うので、お店に入る薬剤師の方に相談やアドバイスをもらいながら決めるのが１番良いです。

即効性が欲しい！緊急時のメイクでカバー術

ニキビが大量にできたけど、「明日、どうにかしたい」

そんな時はメイクに頼るのも一つの手段です。ニキビが赤く炎症を起こしている時はオススメできませんが、"どうしても"という時は刺激を少なめに、メイクでカバーしてあげましょう。


パウダーファンデーションは粉浮きして見た目が悪くなる場合があります。簡単なのはリキッドファンデーションを手で伸ばした後にパフやブラシを使用し丁寧に馴染ませませる方法です。

仕上げはマットなものは避け、ラメが多めに含まれているパウダーを使用すれば光の反射で肌荒れを誤魔化してくれます。

帰宅後はすぐにメイクを落とし、念入りの保湿を行いましょう。

あごニキビ対策で知るべき3つ原因と治し方 まとめ

顎ニキビを解決方法
１、化粧品によるスキンケア
２、生活習慣
３、皮膚科など医療機関
４、市販薬や漢方薬
★まずは、スキンケア・生活習慣から見直しましょう

化粧品をいろいろつかってみたけど、どれも自分の肌に合わず顎のニキビは治らないと思っているかもしれません。大人ニキビの根本的な対策には、肌にあった化粧品とともに生活習慣を少しずつ改善していく必要があります。たとえば、セラミド配合の化粧品を使っていても、睡眠時間が毎日4時間であれば、ニキビは減ったり小さくなるどころか増えていくでしょう。そんな肌に、下地から丁寧にメイクをしても隠しきれないものがあります。

大人ニキビの最も効果的な対策・予防方法は、睡眠とストレス解消の方法です。肌には、もともと自然治癒力が備わっていますが、睡眠不足やストレス、食事の影響でパワーが落ちてきます。化粧品カウンターで肌の相談をするのも良いですが、やはり自分自身で知識をつけ、実行することが大切です。

生活習慣を完璧に改善するのは、仕事をして働く大人にはなかなか難しいですが、寝る時間は必ず確保する、起きる時間だけは毎日同じにするだけでもいいのではじめられることをおこないましょう。

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順位	1位 アスタリフト	2位 エトヴォス	3位 アヤナス
総合評価	肌のうるおいを実感しやすい高浸透力が魅力	低刺激＆高保湿スキンケアを叶える化粧品	外的要因をシャットアウトしながら、肌内部をうるおす敏感肌用
価格(税別) /内容	[トライアルセット] 1,000円 / 5日分 先行美容液・化粧水・美容液・クリーム	[トライアルセット] 1,900円 / 14日分 石鹸・化粧水・美容液・クリーム	[トライアルセット] 1,370円 / 10日分 化粧水・美容液・クリーム＋アイクリーム・BBクリーム
高保湿成分	Wヒト型ナノセラミド(セラミド1,3,6Ⅱ)、ナノアスタキサンチン、ナノリコピン、コラーゲン3種類	ヒト型セラミド(セラミド1,2,3,5,6Ⅱ)、リピジュア、アミノ酸、POs-Ca	ヒト型ナノセラミド(セラミド2)、ベントナイト、CVアルギネート、コウキエキス
安心度	特に記載はないが、敏感肌でなければ、肌への安全性は心配なし	シリコン・パラベン・石油系界面活性剤・鉱物油・合成香料・着色料・キレート剤不使用	アルコール・香料・紫外線吸収剤不使用・皮膚科医立会テスト済み
使用感	浸透力に優れ、しっとり肌がやわらかくなるのを実感できる	浸透力は微妙だが、べたつかないが使うたびにうるおい感が増していく	しっとり、もっちり

	1位 バランシングライン	2位 ビーグレンニキビ	3位 ルナメアAC	4位 NOV AC
総合評価	毛穴のつまりを予防し、ビタミンCやセラミドでしっかり肌を整える	余分なものはベントナイトが吸着し、濃厚なビタミンCが繰り返すニキビにアプローチする	ノンコメドジェニックテスト済みの大人ニキビ対策化粧品	保湿力が気になるが、抗炎症力は期待できる臨床皮膚医学に基づいたニキビケアコスメ
価格(税別)	トライアルセット 1,900円 / 14日分 洗顔石けん・化粧水・美容液・部分用美容液	トライアルセット 1,800円 / 7日分 洗顔料・化粧水・美容液・ゲルクリーム	トライアルセット 1,000円 / 7日分 洗顔料・化粧水・ゲルクリーム	トライアルセット 1,500円 / 7日分 メイク落とし・洗顔料・化粧水・乳液
ニキビケア成分	3-O-エチルアスコルビン酸、セラミド2、セラミド3、セラミド6Ⅱ	ビタミンC、ヒアルロン酸、カモミラエキス、ベントナイト	カオリン、結晶セルロース、アーチチョーク葉エキス、トコフェロール酢酸エステル、チューベロースポリサッカライド液-BG	Ｌ－アスコルビン酸　２－グルコシド、リピジュア、ヒアルロン酸Ｎ－ステアロイルフィトスフィンゴシン
抗炎症成分	グリチルリチン酸2K、アゼロイルジグリシンK(毛穴つまり対策成分)	グリチルリチン酸ジカリウム、カモミラエキス	グリチルレチン酸ステアリル	イソプロピルメチルフェノール、グリチルレチン酸ステアリル、サリチル酸、アラントイン
無添加成分	シリコン、パラベン、オイル、石油系界面活性剤、鉱物油、合成香料、着色料、キレート剤	シリコン、パラベン、アルコール、合成着色料、石油系界面活性剤	記載なし / 全体的に刺激が強いものは配合されていないが、メチルパラベンやエタノールでかぶれる場合は使用を控えたほうがよい	香料、着色料 / ノンコメドジェニックテスト、パッチテスト、アレルギーテスト済みだが、メチルパラベンやエタノールでかぶれる場合は使用を控えたほうがよい