さっぱり系の化粧水で脂性肌が悪化?!皮脂やテカリを抑える化粧水3選
[公開日]2018/10/04[更新日]2019/06/05
「朝起きたら顔がギトギト・・・」
「脂性肌だから、しっとりした保湿系の化粧水は使わない」
脂性肌の人はベタつきを解消しようと、さっぱり系の化粧水を選びがちです。
しかし、その化粧水が過剰な皮脂の原因になっている可能性があります。
今回は、脂性肌の筆者が肌のバランスを整え、ベタつきを解消するオススメの化粧水を紹介します。
オイリー肌(脂性肌)におすすめの化粧水ランキングへ
理想的な肌は水分量40%以上・皮脂量は20%とされていますが、脂性肌の場合は皮脂量が30%近くになっているため、ベタつきや肌のテカリが目立つようになります。
また、過剰な皮脂によって毛穴が詰まり、ニキビもできやすくなるため、化粧水で水分と皮脂のバランスをとるスキンケアが必要です。
どちらにしても肌はテカテカしているので、さっぱりした化粧水を選びたくなりますが、肌に合っていない化粧水はさらに皮脂を過剰分泌させるので正しく選ぶ必要があります。
脂性肌・インナードライ肌ともに必要なのは「皮脂の分泌量をコントロールし、肌の内側をしっかりと保湿してくれる化粧水」です。
先に脂性肌におすすめの化粧水ランキングを見る
脂性肌には皮脂と水分のバランスをとる化粧水が最適ですが、以下のような化粧水は皮脂を多く取りすぎるため、さらに皮脂を分泌させてしまいます。
これらの働きを感じるためには、脂性肌を効果的にケアする化粧水を選ぶ必要があります。
先に脂性肌におすすめの化粧水ランキングを見る
脂性肌に効果的な化粧水を選ぶには3つのポイントがあります。
おすすめの成分は以下の通りです。
▼皮脂を抑えるおすすめ成分
中でも、ビタミンC誘導体は皮脂を抑えるだけでなく、肌のキメを整えたり、ニキビの炎症を抑える働きも期待できます。
ニキビができて肌荒れしがちな脂性肌にぴったりの成分で1番おすすめできます。
皮脂を抑える成分でいくら皮脂をコントロールしても、肌がうるおいを取り戻さない限り"脂性肌の根本の解決"にはならないので、保湿成分も合わせてチェックしましょう。
オススメなのは以下の成分です。
▼おすすめ保湿成分
刺激の感じ方には個人差がありますが、一般的に避けたほうが良い成分をご紹介します。
脂性肌にこれらの成分は不向きです。化粧水を購入する時は無配合か必ず確認しましょう。
では、脂性肌にオススメできる化粧水を紹介します。
化粧水の評価基準は化粧水の選び方で紹介した以下の3ポイントです。
①皮脂を抑える成分が配合されている
②肌の内側をうるおす成分が配合されている
③刺激が強い成分がない
3つのポイントをきちんと押さえているか?という視点で判断していきます。
上記の化粧水の比較表を図にすると以下のようになります。
「サエル」は、脂性肌だけでなく、美白ケアまでできる化粧水ですが、皮脂をコントロールする働きが少し弱い結果です。
「ルナメアAC」は、皮脂をコントロールしながら肌荒れやニキビ予防ができるので大人ニキビに悩む方にもおすすめできます。
「ビーグレン」は、独自の技術による浸透力の高さに定評があり、皮脂ケア成分・保湿成分ともに豊富に配合されているので、脂性肌の化粧水として高く評価できます。
人気の化粧水を比較した結果をランキング形式でご紹介します。
肌に浸透した後じっくり働くビタミンC誘導体と違って、VCエチルは肌に浸透した後すぐに効果を発揮するため、即効性が期待できるのです。
化粧水を塗ってすぐに皮脂をコントロールしてくれるので、朝に使えば日中のメイク崩れも防ぐことができ、脂性肌を効果的にケアできます。
肌に浸透する化粧水はたくさんありますが、美容成分をしっかり肌にとどめられるのはビーグレンの強みです。
洗顔をしたあとの肌に最初に触れるアイテムが「化粧水」ですので、化粧水は肌との相性が重要です。
手頃な価格で肌との相性が試せるのは、高評価です。
365日返金保証サービスもあるので、万が一肌に合わなかった時でも安心ですね。
一方の悪い口コミでは、「トライアルセットの価格が少々高い」という内容が多く見られました。しかし、ビーグレンは商品1つひとつが高めの価格設定であるため、それを考えるとお試しセット1,944円(税込)は妥当でしょう。
肌のベタつきやニキビができやすい方におすすめの化粧水ですが、肌に合わないこともあるのでまずはトライアルセットから使うことをおすすめします。
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肌がうるおうようになると、水分と油分のバランスが整い、過剰に皮脂を分泌する必要がなくなるので、結果としてベタつきが気にならない肌ができるのです。
保湿力は抜群ですが浸透力が高いので、肌表面はサラッとしています。そのため、ベタつきが苦手な脂性肌でも心地よく使えるさっぱり系の化粧水です。
そのため、抗炎症効果のある「グリチルレチン酸ステアリル」や、肌のめぐりをサポートする「天然ビタミンE」などがたっぷり配合されています。
脂性肌は過剰な皮脂が原因で肌表面に小さなポツポツができたり、皮脂が毛穴に詰まって小鼻やアゴがざらついたりしがちですが、そういった肌荒れまでケアできるのは嬉しいポイントです。
7日間たっぷり使える量なので、じっくり肌との相性を確かめられます。
良い口コミでは、「さっぱりした使用感ながら肌が保湿されているのを実感している」という内容が多く見かけられました。
肌がベタつきやすい人にはつけ心地もぴったりですが、さっぱり系の化粧水よりもしっとり系を好む方には物足りなさを感じるかもしれません。
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また、美白ケア成分もしっかり配合されているので、皮脂ケアと同時に透明感のある肌を目指すことができます。
しかし、サエルは「水」にも「油」にもなじみやすいウォータリーモイスチャーという保湿成分を配合しています。
「油」の多い脂性肌にもスーッと浸透するため、肌の表面だけではなくて肌の内側までしっかりとうるおいを補給できるのです。
肌がうるおうとバリア機能が正常に働くため、肌を刺激から守るために分泌されていた不要な皮脂を抑えられます。
たっぷり10日間試したうえで、本商品を検討できるのは良心的で高く評価できます。
そのため、口コミでは「肌が明るくなったのを感じている」といった内容が多く見かけられました。
脂性肌は過剰な皮脂の影響で肌がくすみがちなので、美白ケアまでできるのは嬉しいポイントです。
一方の悪い口コミでは、「肌との相性が悪かった」との内容がありましたが、人の肌はそれぞれ違うので万人の肌に合う化粧水はありません。
脂性肌をケアしながら美白ケアをしたい人にとってサエルはぴったりの化粧水です。
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プチプラ化粧水で使える化粧水はないのか気になる方も多いかと思います。
そこで、市販のプチプラ化粧水は脂性肌に効果があるか調査した結果をご紹介します。
脂性肌の人から人気のある4つの化粧水を成分分析しました。
プチプラの化粧水だからダメということではなく、やはり商品を安く売るためには配合できる成分も、その量も限られてきます。
上記でまとめているように、プチプラの化粧水は配合されている成分が脂性肌をケアできるとは言えない内容でした。
値段や人気ではなく、どの成分が配合されているかを見極めることが大切です。
脂性肌にぴったりの化粧水を選んだ後は、正しく使ってその効果を最大限に引き出しましょう。
間違った使い方をすると、脂性肌が悪化することがあるので要注意です。
肌を触ってひんやりしたら、保湿成分も皮脂ケア成分も十分に浸透できたというサインです。
手で化粧水をつけても十分な効果は得られるので、コットンは使用せずに手で優しく浸透を促しましょう。
正しい保管方法はパッケージに記載があり、ほとんどの化粧水には「直射日光が当たらない冷暗所」と書かれています。
化粧水の保管場所は直射日光が当たらない室内であれば問題ありません。
皮脂が多い肌(脂性肌、オイリー肌)の場合、テカリやベタつきが気になってしまい、乳液やクリームを使わない人が多くいます。
しかし、化粧水のみでは「肌内部の水分を守るフタ」の役割を果たせません。
化粧水で与えた皮脂コントロール成分や保湿成分を肌に長時間キープするには、化粧水の後に美容液や乳液を使う必要があります。
こってりとした保湿クリームは油分が多いため、サラッとした乳液やみずみずしいジェル・美容液をセットで使うようにしましょう。
ベタつきが気になるときは、乳液や美容液を顔全体に塗ったあと、ティッシュで軽く押さえると皮膚表面の油分がなくなるので、ベタつきにくくなりますよ。
ここからは脂性肌の原因と化粧水で脂性肌をケアできる仕組みについて解説をしていきます。
脂性肌の原因は大きく以下の2つに分けることができます。
脂性肌を引き起こす内的要因は
①男性ホルモンの増加/女性ホルモンの減少
②ストレス
③生まれつき皮脂線が大きい
などです。
男性ホルモンが増加すると、皮脂線が増えて皮脂が過剰につくられ、肌がベタつくようになります。
女性であるにもかかわらず男性ホルモンが増加してしまう原因はストレスや年齢によるものがほとんどで、思春期や30〜40代のホルモンバランスが崩れやすい時期は脂性肌になりやすい傾向があります。
また、生まれつき皮脂線が大きい人は脂性肌になる可能性が高くなると考えられます。
脂性肌に効果的な化粧水でも、内的要因を根本ケアできないため、生活習慣の改善が重要です。(生活のポイントを見る→ページ下部へ)
主な外的要因は「間違ったスキンケア」です。
・さっぱり系のスキンケアが好き
・ベタつきは苦手
・化粧水のみでスキンケアしている
・洗顔料を泡立てずに使っている
などが当てはまる人は一度スキンケアそのものを見直しましょう。中でも、化粧水は洗顔後のキレイになった肌に最初に使う大切なアイテムです。
なんとなくで選ぶのではなくて「脂性肌に効果的な化粧水」を選びましょう。
上記でも解説したように、3つのポイント
①皮脂を抑える成分が配合されている
②肌の内側をうるおす成分が配合されている
③肌への刺激が強い成分を避ける
を押さえた化粧水を使えば脂性肌のテカテカやベタつきをケアできます。
脂性肌の人は、乳液やクリーム以外のスキンケアアイテムも「さっぱりするもの」を選びがちです。
しかし、さっぱり感ばかりを求めていては脂性肌の根本ケアにはなりません。化粧水の見直しと合わせて他の基礎化粧品もご確認ください。
脂性肌は空気中の汚れが顔に付着しがちなのでクレンジングはとても大切です。
オイルタイプは皮脂とのなじみが良いイメージですが、肌に必要な油分まで洗い流すため要注意です。
クレンジング剤は、肌に必要なうるおいを残しながらメイクを落としてくれる、ミルクタイプかクリームタイプのクレンジングを選びましょう。
使うときは規定量の2倍ほどの量を使って、肌に負担をかけずにしっかり汚れを浮かせてください。
クレイ(泥)洗顔は毛穴に詰まった皮脂汚れを吸着してくれるため脂性肌にぴったりです。
洗顔料をしっかりと泡立てて、泡で毛穴を洗うように下から上へクルクルと螺旋(らせん)状に洗顔すると毛穴がすっきりします。
「朝は水洗顔」という人もいますが、寝ている間に分泌された皮脂が毛穴に詰まるとニキビや角栓、ザラつきの原因になるので、朝も夜も丁寧な洗顔を心がけましょう。
ただし、1日に何度も洗顔するのは、肌を乾燥させる原因になり脂性肌が悪化するので、1日2回以上の洗顔はやめてください。
美容液は肌の内側にうるおいを補給できる高保湿タイプがオススメです。
セラミド配合の美容液だと、肌を内側からうるおすため、肌を守るために出てくる過剰な皮脂を抑えることができて、脂性肌の根本対策に向いています。
脂性肌は皮脂がたくさん出てしまうため、「ベースメイクが崩れる」とお悩みの方が多くいます。
そこで、ベースメイクを崩さないためのポイントと化粧直しのコツをご紹介します。
ただし、化粧水や乳液、保湿クリームでしっかり保湿をした直後は、肌が濡れているのでファンデーションがヨレてしまいます。
保湿をしっかりしたあとは、肌表面に水分がなくなるまで待ってからメイクしましょう。
皮脂くずれ防止タイプの下地には、下地の中に「余分な皮脂を吸着する成分」が含まれており、皮脂による化粧くずれを防いでくれます。
有名どころだと、プリマヴィスタなどはメイクのくずれにくさはもちろん、肌への刺激を最小限抑えてメイクができるので脂性肌にぴったりです。
プチプラだと、セザンヌの皮脂くずれ防止下地も肌に優しくて皮脂をしっかり抑られる化粧下地でおすすめできます。
使い方はとても簡単で、コットンに乳液をなじませ、化粧がくずれた部分を軽く拭き取ります。
乳液で拭き取ることでによって、ヨレた部分は拭き取ることができ同時に水分と油分を適度に補うことができるのです
その上から化粧をすると、化粧直し後の化粧持ちがグッとよくなるので試してみてください。
あぶらとり紙は肌に必要な油分も取り去ってしまうイメージがありますが、実はそんなことありません。
脂性肌の余分な皮脂を適度に取り去ってくれるため、皮脂でメイクがヨレるのを防いでくれます。
ティッシュだと線維が肌を刺激する可能性もあるので、皮脂だけを吸着するあぶらとり紙がおすすめですよ
血糖値が急激に上昇すると、インスリンがたくさん分泌され、このインスリンが皮脂線を刺激して、皮脂の分泌を活発にしてしまいます。
そのため、中性脂肪になりやすい食事ばかりしていると、皮脂がたくさん作られて脂性肌になります。
ビタミンB2
皮脂の過剰分泌を抑えてくれる
食材:レバー・うなぎ・たまご・うになど
ビタミンB6
ビタミンB2と一緒に摂取するとより効果的に皮脂をコントロールする
食材:にんにく・マグロ・イワシ・サバなど
ビタミンC
過剰な皮脂を抑えるだけでなく、皮脂が原因の肌荒れを予防する
食材:ピーマン・パセリ・レモン・ケールなど
脂性肌は生活を見直すことで体の内側から効果的に解消できます。
ストレスは溜め込まずに、こまめに吐き出す癖をつけましょう。
ビタミンCが体から減ってしまうと、気な肌細胞が育ちづらくなったり、必要な細胞が壊されたりします。
そうなると、肌がうるおいを保てなくなり、皮脂で肌にうるおいを与えようとするため、結果として脂性肌になってしまうのです。
脂性肌は化粧水を見直すことで効果的にケアすることができます。
今回ご紹介した脂性肌に効果的な化粧水選びの3つのポイント
逆に、間違った化粧水選びをしてしまうと脂性肌を悪化させることもあります。
スキンケアの最初に使うアイテムだからこそ、化粧水にはとことんこだわってくださいね。
「脂性肌だから、しっとりした保湿系の化粧水は使わない」
脂性肌の人はベタつきを解消しようと、さっぱり系の化粧水を選びがちです。
しかし、その化粧水が過剰な皮脂の原因になっている可能性があります。
今回は、脂性肌の筆者が肌のバランスを整え、ベタつきを解消するオススメの化粧水を紹介します。
◆オイリー肌(脂性肌)におすすめの化粧水3選◆
1位 ビーグレン
高濃度ビタミンC配合、皮脂・毛穴ケア
2位 ルナメアAC
繰り返す大人ニキビ対策にも使える
3位 サエル
保湿重視、肌がもっちりうるおう
※クリックすると下部の詳細情報へジャンプします1位 ビーグレン
高濃度ビタミンC配合、皮脂・毛穴ケア
2位 ルナメアAC
繰り返す大人ニキビ対策にも使える
3位 サエル
保湿重視、肌がもっちりうるおう
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目次
《ガイド:川上麻里佳》
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。脂性肌。
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。脂性肌。
脂性肌(オイリー肌)とは?隠れ乾燥肌の可能性も
脂性肌はテカリ、ニキビ、毛穴が目立ちやすい
脂性肌(=オイリー肌)とは、肌の水分量と皮脂量がどちらも多い状態のことです。理想的な肌は水分量40%以上・皮脂量は20%とされていますが、脂性肌の場合は皮脂量が30%近くになっているため、ベタつきや肌のテカリが目立つようになります。
また、過剰な皮脂によって毛穴が詰まり、ニキビもできやすくなるため、化粧水で水分と皮脂のバランスをとるスキンケアが必要です。
隠れ乾燥肌の可能性も
また、脂性肌と思っていても実は乾燥肌だったという隠れ乾燥肌(インナードライ肌)という可能性もあります。どちらにしても肌はテカテカしているので、さっぱりした化粧水を選びたくなりますが、肌に合っていない化粧水はさらに皮脂を過剰分泌させるので正しく選ぶ必要があります。
脂性肌・インナードライ肌ともに必要なのは「皮脂の分泌量をコントロールし、肌の内側をしっかりと保湿してくれる化粧水」です。
先に脂性肌におすすめの化粧水ランキングを見る
脂性肌が使ってはいけない化粧水
脂性肌には皮脂と水分のバランスをとる化粧水が最適ですが、以下のような化粧水は皮脂を多く取りすぎるため、さらに皮脂を分泌させてしまいます。
脂性肌に不向きな化粧水
- さっぱり系の化粧水 爽快感を与えるアルコールが多く、保湿力も低いものが多い
- 収れん化粧水 アルコール配合の化粧水が多く、毛穴の引き締めも一時的
- 拭き取り化粧水 皮脂や角質を拭き取るための化粧水で、肌を保湿する効果はない
これらの働きを感じるためには、脂性肌を効果的にケアする化粧水を選ぶ必要があります。
先に脂性肌におすすめの化粧水ランキングを見る
脂性肌に効果的な化粧水の選び方
脂性肌に効果的な化粧水を選ぶには3つのポイントがあります。
脂性肌に効果的な化粧水の選び方
①皮脂を抑える成分が配合されている
②肌の内側をうるおす成分が配合されている
③刺激が強い成分を避ける
①皮脂を抑える成分が配合されている
②肌の内側をうるおす成分が配合されている
③刺激が強い成分を避ける
皮脂を抑える成分が配合されている
脂性肌の人は「皮脂を抑え、分泌量をコントロールする成分」が配合されている化粧水を選びましょう。おすすめの成分は以下の通りです。
▼皮脂を抑えるおすすめ成分
- ビタミンC誘導体 過剰な皮脂分泌を抑える、ニキビケアにも
- イソフラボン うるおいを与えながら皮脂をコントロール
- ハマメリスエキス 肌を引き締めて皮脂を抑える
中でも、ビタミンC誘導体は皮脂を抑えるだけでなく、肌のキメを整えたり、ニキビの炎症を抑える働きも期待できます。
ニキビができて肌荒れしがちな脂性肌にぴったりの成分で1番おすすめできます。
肌の内側をうるおす成分が配合されている
脂性肌のケアでは保湿が見落とされがちですが、実は皮脂のコントールと同じくらい保湿が大切です。皮脂を抑える成分でいくら皮脂をコントロールしても、肌がうるおいを取り戻さない限り"脂性肌の根本の解決"にはならないので、保湿成分も合わせてチェックしましょう。
オススメなのは以下の成分です。
▼おすすめ保湿成分
- セラミド 肌なじみがよく、長時間うるおいをキープできる
- ヒアルロン酸 セラミドよりは劣るが、保湿効果が高い
- コラーゲン ヒアルロン酸同様、保湿効果が高い
上記の保湿成分が配合された化粧水を使うことで、脂性肌の奥までしっかりうるおし、過剰な皮脂分泌を抑え、テカりにくい肌になりますよ。
刺激が強い成分を避ける
肌は刺激を感じると乾燥します。乾燥してしまうと皮脂を多く分泌してしまうので、肌の刺激となる成分は避けましょう。刺激の感じ方には個人差がありますが、一般的に避けたほうが良い成分をご紹介します。
- DPG(化粧水のベースとなる成分) 肌が弱っていると強い刺激を感じる
- PG(化粧水のベースとなる成分) PGは刺激が強いため、最近ではBGが使われている
- タール系色素(見た目をよくする成分) 肌への刺激になるだけなのでスキンケアには不要
脂性肌にこれらの成分は不向きです。化粧水を購入する時は無配合か必ず確認しましょう。
防腐剤やアルコールに目がいきがちですが、上記の成分のほうが肌にとって悪影響です。
さっぱりだけど高保湿!脂性肌にオススメの化粧水ランキング
では、脂性肌にオススメできる化粧水を紹介します。
化粧水の評価基準は化粧水の選び方で紹介した以下の3ポイントです。
①皮脂を抑える成分が配合されている
②肌の内側をうるおす成分が配合されている
③刺激が強い成分がない
3つのポイントをきちんと押さえているか?という視点で判断していきます。
商品名 | 総合評価 | 皮脂ケア 成分 | 肌への刺激 |
---|---|---|---|
持続性の高いビタミンCで皮脂・テカリ・毛穴ケア | VCエチル、スクワラン/ホメオシールドなど | 特になし |
|
皮脂ケア・保湿成分に加え、肌荒れの予防にも | グリチルレチン酸ステアリル/ヒアルロン酸など | 特になし |
|
過剰皮脂の肌バランスをケア。低刺激で透明肌 | セラミド、アルブチン、ハトムギ発酵液など | 特になし |
上記の化粧水の比較表を図にすると以下のようになります。
「サエル」は、脂性肌だけでなく、美白ケアまでできる化粧水ですが、皮脂をコントロールする働きが少し弱い結果です。
「ルナメアAC」は、皮脂をコントロールしながら肌荒れやニキビ予防ができるので大人ニキビに悩む方にもおすすめできます。
「ビーグレン」は、独自の技術による浸透力の高さに定評があり、皮脂ケア成分・保湿成分ともに豊富に配合されているので、脂性肌の化粧水として高く評価できます。
脂性肌の悩みを解消する化粧水おすすめ3選
人気の化粧水を比較した結果をランキング形式でご紹介します。
VCエチルで過剰な皮脂をコントロール
ビーグレン(毛穴ケアライン)の化粧水に配合されている「VCエチル」とは、ビタミンC誘導体をさらに進化させた成分です。肌に浸透した後じっくり働くビタミンC誘導体と違って、VCエチルは肌に浸透した後すぐに効果を発揮するため、即効性が期待できるのです。
化粧水を塗ってすぐに皮脂をコントロールしてくれるので、朝に使えば日中のメイク崩れも防ぐことができ、脂性肌を効果的にケアできます。
うるおいを17時間キープする
ビーグレン(毛穴ライン)の化粧水は、独自の浸透技術「Qusomeカプセル」でうるおい成分を肌に17時間とどめます。肌に浸透する化粧水はたくさんありますが、美容成分をしっかり肌にとどめられるのはビーグレンの強みです。
1週間分が1,944円(税込)で試せる
ビーグレンは通常4,524円(税込)のセットを1,944円(税込)でお試し購入できます。洗顔をしたあとの肌に最初に触れるアイテムが「化粧水」ですので、化粧水は肌との相性が重要です。
手頃な価格で肌との相性が試せるのは、高評価です。
365日返金保証サービスもあるので、万が一肌に合わなかった時でも安心ですね。
良い口コミ
・しっとりしているがベタつきは感じないため気に入っている
・毛穴が目立つのがコンプレックスでしたが、最近は気にならない
・皮脂も鼻のザラザラも最近は全く気にならなくなりました
悪い口コミ
・トライアルセットにしては価格が高い
・私の肌に合わず…残念です
・しっとりしているがベタつきは感じないため気に入っている
・毛穴が目立つのがコンプレックスでしたが、最近は気にならない
・皮脂も鼻のザラザラも最近は全く気にならなくなりました
悪い口コミ
・トライアルセットにしては価格が高い
・私の肌に合わず…残念です
ビーグレンは脂性肌の根本ケアにオススメ
ビーグレンの化粧水は肌のテカリや毛穴が目立たなくなったという口コミがほとんどです。一方の悪い口コミでは、「トライアルセットの価格が少々高い」という内容が多く見られました。しかし、ビーグレンは商品1つひとつが高めの価格設定であるため、それを考えるとお試しセット1,944円(税込)は妥当でしょう。
肌のベタつきやニキビができやすい方におすすめの化粧水ですが、肌に合わないこともあるのでまずはトライアルセットから使うことをおすすめします。
最安値情報
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ビーグレンのお試しセットは公式ページのみの取り扱いです。
公式ページでの購入だと、365日返金保証や送料無料、代引き手数料無料などのサービスも受けられます。
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4つの植物エキスが脂性肌をコントロール
大人ニキビブランド「ルナメアAC」の化粧水は4つの植物エキスが配合されており、皮脂ケア・ニキビ・肌荒れ・うるおいケアがひとつでできます。肌がうるおうようになると、水分と油分のバランスが整い、過剰に皮脂を分泌する必要がなくなるので、結果としてベタつきが気にならない肌ができるのです。
保湿力は抜群ですが浸透力が高いので、肌表面はサラッとしています。そのため、ベタつきが苦手な脂性肌でも心地よく使えるさっぱり系の化粧水です。
ニキビ、毛穴つまりも防ぐ
ルナメアACは脂性肌におすすめの化粧水ですが、元々は大人ニキビをケアする化粧水です。そのため、抗炎症効果のある「グリチルレチン酸ステアリル」や、肌のめぐりをサポートする「天然ビタミンE」などがたっぷり配合されています。
脂性肌は過剰な皮脂が原因で肌表面に小さなポツポツができたり、皮脂が毛穴に詰まって小鼻やアゴがざらついたりしがちですが、そういった肌荒れまでケアできるのは嬉しいポイントです。
5点セットが1,080円(税込)
ルナメアACは初回に限り、クレンジング・洗顔・化粧水・ジェルクリーム・泡立てネットの5点セットが1,080円(税込)です。7日間たっぷり使える量なので、じっくり肌との相性を確かめられます。
良い口コミ
・化粧水はとてもさっぱりしていますが、肌が乾燥を感じることはありません
・肌にすーっとなじむため気に入っています
・皮脂が気にならなくなりました
・肌荒れがキレイになり、とても嬉しい
悪い口コミ
・さっぱりしすぎている
・保湿力が低い気がする
・化粧水はとてもさっぱりしていますが、肌が乾燥を感じることはありません
・肌にすーっとなじむため気に入っています
・皮脂が気にならなくなりました
・肌荒れがキレイになり、とても嬉しい
悪い口コミ
・さっぱりしすぎている
・保湿力が低い気がする
ルナメアACはベタつく化粧水が苦手な人にオススメ
ルナメアACはベタつきを感じにくい化粧水です。良い口コミでは、「さっぱりした使用感ながら肌が保湿されているのを実感している」という内容が多く見かけられました。
肌がベタつきやすい人にはつけ心地もぴったりですが、さっぱり系の化粧水よりもしっとり系を好む方には物足りなさを感じるかもしれません。
はじめはサッパリしすぎて、物足りなさを感じましたね。私はもう少し肌をしっとりさせたかったので、乾燥を感じた時は化粧水を2度塗りしていました。
最安値情報
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皮脂バランスが過剰な肌を潤いで満たす
「サエル」は美白化粧品ですが、水分と皮脂バランスを整えやすくするため、根本からテカリや毛穴の開きケアをしてくれます。また、美白ケア成分もしっかり配合されているので、皮脂ケアと同時に透明感のある肌を目指すことができます。
浸透性保湿成分で皮脂に負けずに肌へ浸透する
化粧水は「水」をベースにつくられるため、「油」が多い脂性肌には浸透しづらい傾向があります。しかし、サエルは「水」にも「油」にもなじみやすいウォータリーモイスチャーという保湿成分を配合しています。
「油」の多い脂性肌にもスーッと浸透するため、肌の表面だけではなくて肌の内側までしっかりとうるおいを補給できるのです。
肌がうるおうとバリア機能が正常に働くため、肌を刺激から守るために分泌されていた不要な皮脂を抑えられます。
10日間のトライアルが1,480円(税込)
サエルはもともと敏感肌向けの化粧品ブランドで、肌との相性をしっかり確かめられるようトライアルセットの内容量が10日分と他ブランドよりも多めに設定されています。たっぷり10日間試したうえで、本商品を検討できるのは良心的で高く評価できます。
良い口コミ
・肌がうるおったのを実感しています
・くすみが抜けて肌が明るくなりました
・肌が弱いのですが、刺激に感じることはありませんでした
悪い口コミ
・もう少しだけしっとり感が欲しい
・化粧水を塗ると顔が痒くなって残念です
・肌がうるおったのを実感しています
・くすみが抜けて肌が明るくなりました
・肌が弱いのですが、刺激に感じることはありませんでした
悪い口コミ
・もう少しだけしっとり感が欲しい
・化粧水を塗ると顔が痒くなって残念です
サエルは脂性肌をケアしながら肌を明るくしたい人にオススメ
サエルはもともと美白化粧水なので、脂性肌のケアはもちろんのこと、シミ・くすみケアまでできます。そのため、口コミでは「肌が明るくなったのを感じている」といった内容が多く見かけられました。
脂性肌は過剰な皮脂の影響で肌がくすみがちなので、美白ケアまでできるのは嬉しいポイントです。
一方の悪い口コミでは、「肌との相性が悪かった」との内容がありましたが、人の肌はそれぞれ違うので万人の肌に合う化粧水はありません。
脂性肌をケアしながら美白ケアをしたい人にとってサエルはぴったりの化粧水です。
最安値情報
公式ページ:1,480円(税込)楽天市場:取り扱いなし
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市販のプチプラ化粧水は脂性肌をケアできる?
プチプラ化粧水で使える化粧水はないのか気になる方も多いかと思います。
そこで、市販のプチプラ化粧水は脂性肌に効果があるか調査した結果をご紹介します。
脂性肌の人から人気のある4つの化粧水を成分分析しました。
ハトムギ化粧水 701円(税込)
脂性肌との相性 | 総合評価 | 皮脂ケア成分 |
---|---|---|
脂性肌のケアはできない成分配合 | なし |
キュレル 1,944円(税込)
脂性肌との相性 | 総合評価 | 皮脂ケア成分 |
---|---|---|
コハク酸が配合されているが微量。保湿成分はなし。 | コハク酸 |
無印良品 さっぱりタイプ 580円(税込)
脂性肌との相性 | 総合評価 | 皮脂ケア成分 |
---|---|---|
皮脂ケア成分の配合がない。DPG配合で肌への刺激あり。 | なし |
アクアレーベル ホワイトアップローション 1,512円(税込)
脂性肌との相性 | 総合評価 | 皮脂ケア成分 |
---|---|---|
美白ケア用で皮脂のケアはできない。 | なし |
結論:プチプラ化粧水では脂性肌をケアできない
成分を調べると、プチプラ化粧水には皮脂をコントロールする成分が配合されていないことが多く、脂性肌には向かないものばかりでした。プチプラの化粧水だからダメということではなく、やはり商品を安く売るためには配合できる成分も、その量も限られてきます。
上記でまとめているように、プチプラの化粧水は配合されている成分が脂性肌をケアできるとは言えない内容でした。
値段や人気ではなく、どの成分が配合されているかを見極めることが大切です。
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脂性肌の皮脂を抑える化粧水の使い方と注意点
脂性肌にぴったりの化粧水を選んだ後は、正しく使ってその効果を最大限に引き出しましょう。
間違った使い方をすると、脂性肌が悪化することがあるので要注意です。
正しい化粧水の使い方
顔がひんやりしたら化粧水はOK
肌のベタつきが気になるので、パパっとつけて済ませがちですが、化粧水は肌の内部にしっかり浸透させないとすぐに蒸発してしまいます。肌を触ってひんやりしたら、保湿成分も皮脂ケア成分も十分に浸透できたというサインです。
ハンドプレスで化粧水の浸透を高める
最後は顔全体を両手でつつみこみ、ハンドプレスで浸透を高めてください。手のぬくもりと程よい圧で、化粧水が肌の奥までしっかり浸透しますよ。化粧水を塗るときの注意点
コットンパッティングしない
コットンパッティングはコットンの繊維やパッティング時の叩く行為で、肌の表面を傷つける可能性があります。手で化粧水をつけても十分な効果は得られるので、コットンは使用せずに手で優しく浸透を促しましょう。
化粧水を冷やさない
化粧水は温度の変化が激しいと品質が劣化することがあります。化粧水を冷やすと毛穴がキュッとするイメージがありますが冷蔵庫での保管はおすすめしません。正しい保管方法はパッケージに記載があり、ほとんどの化粧水には「直射日光が当たらない冷暗所」と書かれています。
化粧水の保管場所は直射日光が当たらない室内であれば問題ありません。
化粧水だけはNG!スキンケアは乳液や美容液もセット
皮脂が多い肌(脂性肌、オイリー肌)の場合、テカリやベタつきが気になってしまい、乳液やクリームを使わない人が多くいます。
しかし、化粧水のみでは「肌内部の水分を守るフタ」の役割を果たせません。
化粧水で与えた皮脂コントロール成分や保湿成分を肌に長時間キープするには、化粧水の後に美容液や乳液を使う必要があります。
こってりとした保湿クリームは油分が多いため、サラッとした乳液やみずみずしいジェル・美容液をセットで使うようにしましょう。
ベタつきが気になるときは、乳液や美容液を顔全体に塗ったあと、ティッシュで軽く押さえると皮膚表面の油分がなくなるので、ベタつきにくくなりますよ。
脂性肌の原因と化粧水が欠かせない理由は?
ここからは脂性肌の原因と化粧水で脂性肌をケアできる仕組みについて解説をしていきます。
ここからは肌構造に詳しい安藤さんに解説をしてもらいます。安藤さんよろしくお願いします。
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。脂性肌について解説しますね。
脂性肌の原因は大きく以下の2つに分けることができます。
①体の内側からの要因(内的要因)
②体の外側からの要因(外的要因)
②体の外側からの要因(外的要因)
内的要因
まずは体の内側にある、脂性肌になる原因についての解説です。脂性肌を引き起こす内的要因は
①男性ホルモンの増加/女性ホルモンの減少
②ストレス
③生まれつき皮脂線が大きい
などです。
男性ホルモンが増加すると、皮脂線が増えて皮脂が過剰につくられ、肌がベタつくようになります。
女性であるにもかかわらず男性ホルモンが増加してしまう原因はストレスや年齢によるものがほとんどで、思春期や30〜40代のホルモンバランスが崩れやすい時期は脂性肌になりやすい傾向があります。
また、生まれつき皮脂線が大きい人は脂性肌になる可能性が高くなると考えられます。
脂性肌に効果的な化粧水でも、内的要因を根本ケアできないため、生活習慣の改善が重要です。(生活のポイントを見る→ページ下部へ)
外的要因
次は、体の外側で起こる脂性肌の原因についてです。主な外的要因は「間違ったスキンケア」です。
・さっぱり系のスキンケアが好き
・ベタつきは苦手
・化粧水のみでスキンケアしている
・洗顔料を泡立てずに使っている
などが当てはまる人は一度スキンケアそのものを見直しましょう。中でも、化粧水は洗顔後のキレイになった肌に最初に使う大切なアイテムです。
なんとなくで選ぶのではなくて「脂性肌に効果的な化粧水」を選びましょう。
上記でも解説したように、3つのポイント
①皮脂を抑える成分が配合されている
②肌の内側をうるおす成分が配合されている
③肌への刺激が強い成分を避ける
を押さえた化粧水を使えば脂性肌のテカテカやベタつきをケアできます。
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脂性肌が選ぶべき化粧水以外の基礎化粧品
脂性肌の人は、乳液やクリーム以外のスキンケアアイテムも「さっぱりするもの」を選びがちです。
しかし、さっぱり感ばかりを求めていては脂性肌の根本ケアにはなりません。化粧水の見直しと合わせて他の基礎化粧品もご確認ください。
クレンジング剤
オススメ:ミルクタイプ、クリームタイプ脂性肌は空気中の汚れが顔に付着しがちなのでクレンジングはとても大切です。
オイルタイプは皮脂とのなじみが良いイメージですが、肌に必要な油分まで洗い流すため要注意です。
クレンジング剤は、肌に必要なうるおいを残しながらメイクを落としてくれる、ミルクタイプかクリームタイプのクレンジングを選びましょう。
使うときは規定量の2倍ほどの量を使って、肌に負担をかけずにしっかり汚れを浮かせてください。
洗顔料
オススメ:クレイ洗顔クレイ(泥)洗顔は毛穴に詰まった皮脂汚れを吸着してくれるため脂性肌にぴったりです。
洗顔料をしっかりと泡立てて、泡で毛穴を洗うように下から上へクルクルと螺旋(らせん)状に洗顔すると毛穴がすっきりします。
「朝は水洗顔」という人もいますが、寝ている間に分泌された皮脂が毛穴に詰まるとニキビや角栓、ザラつきの原因になるので、朝も夜も丁寧な洗顔を心がけましょう。
ただし、1日に何度も洗顔するのは、肌を乾燥させる原因になり脂性肌が悪化するので、1日2回以上の洗顔はやめてください。
「脂性肌には水洗顔がいい」という意見もありますが、過剰な皮脂は水だけでは十分に取り除くことはできません。肌に皮脂が残ったままになると、ニキビや肌荒れの原因になるので、脂性肌の人は洗顔料を使うようにしましょう。
美容液
オススメ:セラミド配合の高保湿タイプ美容液は肌の内側にうるおいを補給できる高保湿タイプがオススメです。
セラミド配合の美容液だと、肌を内側からうるおすため、肌を守るために出てくる過剰な皮脂を抑えることができて、脂性肌の根本対策に向いています。
脂性肌におすすめのメイク崩れしにくいベースメイクのコツ
脂性肌は皮脂がたくさん出てしまうため、「ベースメイクが崩れる」とお悩みの方が多くいます。
そこで、ベースメイクを崩さないためのポイントと化粧直しのコツをご紹介します。
ベースメイクのポイント
メイク前はしっかり保湿をする
メイク前のスキンケアはとても重要です。メイク前に肌全体にうるおいを補給するだけで化粧持ちがよくなります。ただし、化粧水や乳液、保湿クリームでしっかり保湿をした直後は、肌が濡れているのでファンデーションがヨレてしまいます。
保湿をしっかりしたあとは、肌表面に水分がなくなるまで待ってからメイクしましょう。
皮脂くずれ防止タイプの下地は必須アイテム
化粧下地にはさまざまな種類がありますが、脂性肌には皮脂くずれ防止タイプがオススメです。皮脂くずれ防止タイプの下地には、下地の中に「余分な皮脂を吸着する成分」が含まれており、皮脂による化粧くずれを防いでくれます。
有名どころだと、プリマヴィスタなどはメイクのくずれにくさはもちろん、肌への刺激を最小限抑えてメイクができるので脂性肌にぴったりです。
プチプラだと、セザンヌの皮脂くずれ防止下地も肌に優しくて皮脂をしっかり抑られる化粧下地でおすすめできます。
ただし、皮脂くずれ防止下地は肌との密着が良いため、クレンジングを丁寧におこないましょう。
化粧直しのワンポイントアドバイス
化粧直しには乳液を活用する
乳液は化粧直しをするときに大活躍する化粧品です。使い方はとても簡単で、コットンに乳液をなじませ、化粧がくずれた部分を軽く拭き取ります。
乳液で拭き取ることでによって、ヨレた部分は拭き取ることができ同時に水分と油分を適度に補うことができるのです
その上から化粧をすると、化粧直し後の化粧持ちがグッとよくなるので試してみてください。
脂性肌にはあぶらとり紙が必須アイテム
皮脂で化粧が浮いてきたら、「あぶらとり紙」が活躍します。あぶらとり紙は肌に必要な油分も取り去ってしまうイメージがありますが、実はそんなことありません。
脂性肌の余分な皮脂を適度に取り去ってくれるため、皮脂でメイクがヨレるのを防いでくれます。
ティッシュだと線維が肌を刺激する可能性もあるので、皮脂だけを吸着するあぶらとり紙がおすすめですよ
ちょっとしコツでメイクの持ちは変わります。皮脂を肌に放置すると肌荒れの原因にもなるので、3~4時間に一度は皮脂を抑えるついでにメイクをなおすのがオススメです。
脂性肌を内側から改善するには?皮脂を増やすNG食べ物と生活習慣
皮脂を増やすNG食事
甘い食べ物(ケーキ、ドーナッツ、クッキーなど)
血糖値を急激にあげる甘い食べ物は過剰な皮脂の原因です。血糖値が急激に上昇すると、インスリンがたくさん分泌され、このインスリンが皮脂線を刺激して、皮脂の分泌を活発にしてしまいます。
中性脂肪になりやすい食べ物(バター・生クリームなど)
実は、皮脂の原料は「中性脂肪」です。そのため、中性脂肪になりやすい食事ばかりしていると、皮脂がたくさん作られて脂性肌になります。
脂性肌の原因となる上記の甘い食べ物などは控えましょう。
脂性肌を食事で改善するには?
脂性肌を食事で改善するには「ビタミン」をたっぷり摂取するのがオススメです。ビタミンB2
皮脂の過剰分泌を抑えてくれる
食材:レバー・うなぎ・たまご・うになど
ビタミンB6
ビタミンB2と一緒に摂取するとより効果的に皮脂をコントロールする
食材:にんにく・マグロ・イワシ・サバなど
ビタミンC
過剰な皮脂を抑えるだけでなく、皮脂が原因の肌荒れを予防する
食材:ピーマン・パセリ・レモン・ケールなど
スキンケアだけではなく、普段の生活を見直すことでより効果的に脂性肌を改善することができます。
脂性肌は生活を見直すことで体の内側から効果的に解消できます。
皮脂が増える!NG生活習慣
ストレスを溜め込む
脂性肌を作り出す「男性ホルモン」はストレスが原因で増えることが多々あります。ストレスは溜め込まずに、こまめに吐き出す癖をつけましょう。
■オススメのストレス解消方法
・カラオケで大声を出す
・適度な運動
・アロマテラピーなど
・カラオケで大声を出す
・適度な運動
・アロマテラピーなど
他にも、ゲームや読書・友人とのランチなど、自分にあったストレス解消方法を見つけておくと良いでしょう。
喫煙
タバコを吸うと、体に必要なビタミンCがどんどん消費されるのはご存知の方が多いと思いますが、ビタミンCは美肌には欠かせない栄養素です。ビタミンCが体から減ってしまうと、気な肌細胞が育ちづらくなったり、必要な細胞が壊されたりします。
そうなると、肌がうるおいを保てなくなり、皮脂で肌にうるおいを与えようとするため、結果として脂性肌になってしまうのです。
■禁煙できない人は…
・電子タバコにする
・禁煙外来に通ってみる
・電子タバコにする
・禁煙外来に通ってみる
女性は脂性肌のためだけではなく、出産や10年・20年後の肌のためにも禁煙をオススメします。
脂性肌には皮脂と保湿ケア両方できる化粧水がおすすめ
脂性肌は化粧水を見直すことで効果的にケアすることができます。
今回ご紹介した脂性肌に効果的な化粧水選びの3つのポイント
脂性肌に効果的な化粧水の選び方
①皮脂を抑える成分が配合されている
②肌の内側をうるおす成分が配合されている
③刺激が強い成分を避ける
を満たしている化粧水がオイリー肌のベタベタ・テカテカなどの悩みを解消してくれます。①皮脂を抑える成分が配合されている
②肌の内側をうるおす成分が配合されている
③刺激が強い成分を避ける
逆に、間違った化粧水選びをしてしまうと脂性肌を悪化させることもあります。
スキンケアの最初に使うアイテムだからこそ、化粧水にはとことんこだわってくださいね。
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※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐこと
※浸透とは角層まで
※エイジングケアとは年齢に合わせたスキンケアのこと
◇参考文献・WEBサイト一覧
厚生労働省 統合医療情報発信サイト
日本化粧品技術者会
日本抗加齢学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
吉木伸子・岡部美代治・小野真規子『正しいスキンケア事典』
朝田康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
鈴木 一成『化粧品成分用語事典2012』