思春期のおでこニキビを治すための対策化粧品 比較ランキング / 化粧水から洗顔まで

１０代の思春期には多くの人がニキビに悩まされています。思春期ニキビの主な原因は成長期にホルモンバランスが乱れることで過剰に皮脂が分泌され、その過剰な皮脂によって毛穴周辺が詰まりやすくなりアクネ菌が繁殖してしまうためです。

そのためどうしても皮脂の多いおでこや鼻の周りのＴゾーンにニキビができやすくなります。なかでも思春期ニキビの大半はおでこにできるといってもいいぐらい、おでこはニキビができやすい箇所です。

では、思春期ニキビを治すにはどのようなケアが必要でしょうか。実は思春期ニキビのケアは思っているよりも単純なものです。思春期ニキビの主な原因である過剰な皮脂を洗顔で取り除き、油分と潤いのバランスのとれた肌状態をキープすることで、ニキビを予防することができます。

また、外的刺激を取り除くことによっておでこニキビが悪化するのを防ぐことができます。ニキビを気にするあまり前髪でニキビを隠そうとすることがあるかもしれませんが、これでは逆にニキビを悪化させてしまいます。

前髪には細かいホコリや細菌が付着していますし、髪につけた整髪料などもニキビを刺激する要因です。出来るだけ前髪はピンでとめるなどしておでこに触れないようにしましょう。他にもシャンプー・リンスのすすぎ残し、帽子などもおでこニキビを悪化させる原因と考えられます。

思春期のおでこニキビを治すための対策化粧品を選ぶ前に知っておくべきポイントは次の３つです。

思春期ニキビを治すためには、まず洗顔を見直すことです。上述のとおり、思春期ニキビの原因は過剰に分泌される皮脂。正しい洗顔で過剰な皮脂を取り除き清潔な状態を保ちましょう。ただし皮脂を取り除くためといって１日に何度も洗顔するのはＮＧです。

また市販の安価なニキビ用洗顔では皮脂を取り除き過ぎることで、かえって皮脂を過剰分泌させてしまうこともありますので注意が必要です。ニキビに刺激を与えないためにも、合成界面活性剤やアルコールが入った商品は避けた方がいいでしょう。ニキビに有効な成分が入ったもので、泡立ちがよくやさしく洗えるタイプのものがおススメです。

ニキビに有効な成分は大きく分けて３種類に分けられます。ニキビの出来始めの段階や、白ニキビには角質溶解作用のある成分、さらに炎症が進んでしまった赤ニキビには殺菌成分、抗炎症成分がおすすめです。いずれも効果が高い成分は逆に肌への刺激も強くなりますので、痛みやかゆみを感じた時には使用を中止したほうがいいでしょう。


ニキビの原因であるアクネ菌は皮脂を餌にして繁殖していきますが、思春期は皮脂の分泌が最も多い時期であるためアクネ菌が増えやすくなっています。そのため、思春期ニキビのケア用品の多くには殺菌成分が配合されています。ただし、アクネ菌はすべての人の肌に存在している常在菌で肌表面のバランスを保つ働きを持っているため肌にとって必要なものでもありますので、取り除きすぎないことが重要です。

イオウは殺菌成分だけでなく、皮脂を抑える作用や角質溶解作用があるため昔からニキビ対策に使われてきましたが、肌表面を乾燥させる効果もあるので肌荒れを起こしてしまう可能性もあります。


皮脂を栄養源としたアクネ菌が過剰に繁殖し、炎症を起こした状態が赤ニキビの正体です。赤ニキビの炎症が悪化すると膿を持った状態になります。抗炎症成分で早めのケアをすることで、炎症を起こしたニキビが跡になりにくいといった働きが期待できます。グリチルリチン酸は甘草由来の成分で赤ニキビの炎症を緩和させる効果があります。アラントインは炎症を抑える作用だけでなく肌の再生を促進させる作用があります。


角質をやわらかくして、毛穴の詰まりを防ぐピーリング効果がある成分。サリチル酸は角質を溶かす作用だけでなく、アクネ菌の繁殖を防ぐ作用もあるので多くのニキビケア用品に使われています。しかし効果が高い反面肌への刺激も強いので乾燥肌・敏感肌の方は注意が必要です。グリコール酸はサリチル酸よりも肌への刺激は少なめとされています。

洗顔で余分な皮脂を取り除いた後には必ず化粧水などで保湿をおこないましょう。ただし、油分の多い化粧品はアクネ菌の栄養源となりニキビを悪化させてしまうため、油分少なめのものやオイルフリーのものを選ぶといいでしょう。最近ではニキビになりにくい成分でできたノンコメド化粧品もあります。

またビタミンＣ誘導体は皮脂を抑える効果だけでなく、ニキビ跡の赤みを薄くする作用もありますのでビタミンＣ誘導体配合の化粧水もおすすめです。

思春期のおでこニキビを治すための対策化粧品 比較ランキング

以下、上記を基準にアンチエイジングの神様で評価した「思春期のおでこニキビを治すための対策化粧品」比較ランキングです。