【WELQ問題】肩こりの原因は幽霊じゃないの?霊能者10人に聞いて除霊してみた
[公開日]2016/12/22
《ガイド:高島麻呂》
アンチエイジングの神様にて企画編集を担当。最近、なんだか急に肩こりがひどい。
アンチエイジングの神様にて企画編集を担当。最近、なんだか急に肩こりがひどい。
こんにちは。高島麻呂です。
個人的な話で恐縮なのですが、最近肩こりがひどいんですよ。でも、筆者はこれまで肩こりなんて全然なかったんです。なのに急にです。もう3カ月以上も続いています。どうしちゃったんでしょうか。ある友人に言われました。
「幽霊が原因のこともあるみたいだよ」
思わず「なにワケわかんないこと言ってんだよ」とツッコミました。彼がLINEで送ってきた肩こりは「幽霊が原因のことも?」と書かれたWELQの記事にもろくに目を通さず、月日が経過しました。しかし、まだ肩こりは治っていません。
「幽霊が原因のこともあるみたいだよ」という彼の言葉がだんだん気になってきました。そこで、筆者の肩こりは幽霊が原因なのかどうなのか、霊能者に聞いて確認することにしました。
霊能力者の方々にメールを送ってみた
「この疑問に真剣に向き合ってくれるのは霊能力者しかいない」
そう確信した筆者は、ネットで調べた霊能力者の方々にメールを送りました。
筆者の肩こりの状況をお伝えした上で、「幽霊が原因で肩こりになることがあるのか」という質問を投げかけました。すると、霊能者の間で幽霊と肩こりの関係についてどう考えられているか、予想以上に詳細の解説をして頂いたのでレポートします。
最初に申し上げておきますが、これから申し上げることは全て霊能者の方から実際に伺った内容です。医学的な根拠は全く無い、単なる個人の思想です。また、肩こり全体の話ではなく、筆者自身の肩こりについての見解であることをご理解ください。まあ、言わなくても医学的で無いことは読めばお分かりかと思いますが…
霊能力者10人に聞きました!肩こりと幽霊の関係は?
幽霊が原因で肩こりが起きる可能性はありますか?
調査期間:2016年12月20日〜2016年12月22日
調査対象:回答してくださった霊能力者(11名)
やはり、というべきか霊能力者の方々からしたら、幽霊が肩こりの原因の可能性になることは十分にあり得るんですね。ただ、霊能者の方も無条件に幽霊と肩こりの因果関係を認めているわけではなく、思ったより冷静な判断をされていました。調査対象:回答してくださった霊能力者(11名)
ちょっと、基礎知識踏まえて解説しますね。
幽霊が原因で起きた肩こりなどの症状を「霊障」と呼ぶ
幽霊が原因で起きたとされる症状のことを「霊障」と呼ぶそうで、霊について詳しい方ならどなたでもご存知の言葉です。筆者は今回の調査で初めてこの言葉を知りました。同時に、こうした意見も伺いました。
今までの相談者様の例からしますと、なんでも霊障に結び付けるのはどうでしょうか?ちなみに私も小学生の頃から肩こりは酷いです。ずっとスポーツをしていたのにかかわらずです。でもそれが霊障であるとは思っていません。
また、中には「霊が原因で病気のような症状が起こることはない」というご意見の霊能者の方もいらっしゃいました。
幽霊が肩こりを引き起こすのではなく、幽霊が憑いて結果的に「肩こり」になる
ここで筆者は大きな勘違いをしていたことに気づきます。幽霊が憑いて、幽霊が自分の意思で「肩こりを起こしてやろう」と思って、肩こりを引き起こすのではなく、幽霊が憑いた重みや冷気によって肩がこるということでした。(霊能者の方によって、微妙にお考えが違うようではあります)
霊が「肩こり」を引き起こすわけではありません。霊は得てして冷気を伴います。霊が憑いている状態が続くと、その冷気によって冷えが起き、血流が滞るため「肩こり」のような症状を感じたりします。また、霊的感覚において触覚が優れている方だと、霊が憑いている重みを感じることがあり、それが「肩こり」と感じたりもします。
しかし、幽霊自身に「肩こりを起こしてやろう」と悪意があるケースもあるとのことで、一概には言えないというお考えの霊能者の方もいらっしゃいました。
そして、もう一つのWELQの炎上問題について集計してみました。
WELQで肩こりが「幽霊が原因のことも?」と書かれて話題になったことをご存知ですか?
調査期間:2016年12月20日〜2016年12月22日
調査対象:回答してくださった霊能力者(8名)
ヒマさえあればネット記事を眺めてる筆者は、イヤになるほど目にした「幽霊と肩こり」のWELQの話題ですが、思ったより認知されていないんですね。調査対象:回答してくださった霊能力者(8名)
また、個別のメッセージでこのようなご意見もいただきました。
医学は科学の一分野なので、霊は認めません。医者も基本的に科学者です。なので、医療のサイトで霊を肯定することを書いてはいけません。で、肩こりは程度の差は在りますが、憑霊です。
また、WELQ問題について以下のようなご意見もいただきました。
私の感覚ではいろいろな考え方をむりやりまとめたな、と思っております。一般的に霊に関することを扱っている職業は高島さまの想像されるより多いと思います。それぞれの方が専門的に学ばれたり技術を得た際に、「肩こりは幽霊が原因」ということについての考え方は一致しません。だからといって全部が間違っていると否定もできません。記事を拝見しましたが、あまりにもカンタンに書いているのでのちのち問題になるだろうなと思っておりました。
このニュースをご存じない方でも「医療サイトで『霊』という非科学的な問題を扱うことはあってはならない」という意見が一般的で、霊能者の方でも「医学と霊は別」という認識があることを確認できました。
実際に霊能力者の方に相談してみた
調べたところ、除霊マッサージをできる方が、福岡にいらっしゃるとわかったので、この問題にはうってつけと思い、有限会社officeYOSHIDA様のオフィスを目指しました。
福岡県古賀市です。
ただですね、やっぱり「霊能力者」って得体が知れなくて怖いので、緊張するんですよね…。
勇気を出して呼び鈴を押しました。
しかし、緊張はここがピーク。なぜなら…
霊能力者の吉田萃香先生はとても気さくで明るく楽しい方だったからです!
吉田萃香(すいこう)先生
前世鑑定心理カウンセラー。ヒプノセラピスト。知的障害養護教師を2001年まで続けていたが、大分県宇佐神宮奥院御許山奥院の八坂神社で瞑想中霊力を授かり、この道へ。教員免許・調理師・着付師・インテリアコーディネーターなど、数多くの資格を持つ。日本催眠療法協会会員。有限会社officeYOSHIDA代表
前世鑑定心理カウンセラー。ヒプノセラピスト。知的障害養護教師を2001年まで続けていたが、大分県宇佐神宮奥院御許山奥院の八坂神社で瞑想中霊力を授かり、この道へ。教員免許・調理師・着付師・インテリアコーディネーターなど、数多くの資格を持つ。日本催眠療法協会会員。有限会社officeYOSHIDA代表
いざ、カウンセリング開始
和やかなムードでカウンセリングが始まりました。筆者の肩こりの原因を探るために、吉田先生より様々な質問を投げかけられました。
肩こりは右肩と左肩、どちらでしょうか?
右肩の方が強いですね。肩から肩甲骨の方です。
すると、吉田先生はこんなデータを見せてくれました。
痛みの場所によって意味合いが異なる
肩甲骨には人からの嫉妬や妬み、肩には重い責任を負わされることで痛みが現れます。
画像提供:有限会社officeYOSHIDA
このように各部位の痛みによって意味合いは細かく異なっているのです。この図には驚きました。
へえ、こんなに細かく意味合いが分かれているんですね!びっくり。
ちなみに右側は男性から、左側は女性からの影響を受けますよ。
筆者は右側の肩から肩甲骨に痛み、こりを感じるので、男性からの重責、嫉妬などの想いの影響を受けていることが考えられる、とのことでした。
記事に出来ないレベルで質問はセクシャルになっていく
その後、どんな男性から重責、嫉妬の影響が出ているのかの特定作業が始まりました。笑っちゃうほど、突っ込んだ話になってきました。
そして、、、ついにその人物を特定してしまいました。仕事関係の人でした、、あの人か!当然ですが、プロってすごい。
この方やこの方の周囲からの嫉妬や重責の影響ですね。生き霊が憑いています。
なるほどなぁ…。確かにこの人の影響なら腑に落ちますね…。生き霊ですか。霊は亡くなった方からのものだけではないんですね。
特定した人物との前世での因果をたどる
特定してからが吉田先生の本当の得意分野です。ここから先はかなり突っ込んだ個人情報となりますので、全部は見せられません!
その方と筆者の前世での関係性を辿ります。これが前世因果因縁鑑定です。
前世は江戸時代ですね。この方とは隠れキリシタン同士として縁があったようです。
か…隠れキリシタンですか。
我々は断ち切られない限り、状況は違えど、前世で縁があった方と同じ運命を辿り、輪廻転生を繰り返しているのだそうです。前世からのメッセージを吉田先生を通して知ることで、今世の状況をより深く知ることができるということです。
詳しくは私的な話すぎて全く語れませんが(笑)、現状のカラクリを理解することができました。
それにしても、まさか前世が「隠れキリシタン」だったとは。
霊がいると分かれば除霊してもらおう
さて、いるなら除霊をしてもらいましょう。ここから別の先生に代わります。15分で除霊をしてもらえるのだそうです。
これもエラく緊張します。何故かわからないですけど、得体が知れなくて怖いですよね。初除霊。
あの、先に謝っておきます。痛い人は結構痛がりますので。先に謝ります。
はい、わかりました。(そんな感じのヤツか…)
ぅおおおおおおおお…
霊を探すかのように、肩甲骨の方をコリコリさせて、指を素早く外へ撥ねて霊を外に出していきます。少し痛かったですが、筆者には痛気持ちいい感じでした。
この時に除霊した霊を不意に受けてしまって、思わぬ人に霊が憑いてしまうことがあるそうです。そのため、吉田先生は席を立ち、避難していました。
喧嘩していると、喧嘩の当事者でない周囲にいた人が急に怒り出して「なんで!?」って、ことありませんか?
ありますあります。同じ空間にいたけど関係ない人が急に「何なのよもう!」とか言って凄く怒り出して、びっくり!みたいな。怖い怖い。
なんとこれも霊が憑いて起こる現象なのだそうです。喧嘩で飛び出た霊が不意に関係ない人に憑いて怒り出すのだそうです。同じ空間で喧嘩している人がいたら、霊をもらわないように要注意ですね。
鑑定と除霊のおかげで気持ちも肩も軽くなった
終わる頃には気持ちもスッキリして、肩も軽くなっていました。
吉田先生は筆者が帰りに緊張が取れた笑顔を見せていることに喜んでくれました。
笑顔になってくれて良かった!これまで重かったでしょう。重荷が取れて良かったね。
お礼を言って、筆者はオフィスを後にしました。
有限会社officeYOSHIDAさん、快く撮影協力と掲載許可をいただきまして、心より感謝を申し上げます。とても楽しい時間をありがとうございました。
一軒だけじゃわからないのでもう一軒
自撮りで失礼します。福岡県の西鉄大橋駅の近くにあるビルにやって来ました。
この階段を登った先に、霊感・霊視占いに特化したサロン「古事庵」さんがあります。こちらでも霊によって肩こりが起こるのか、相談したいと思います。
修験者でいらっしゃる先生に肩こりの事情を相談し、鑑定していただくことになりました。先生、写真NGだったので雰囲気が似てるイラストを写真ACで見つけましたので、以下イラストの先生でお楽しみください。
左手に石を握って、目を瞑って中心に意識を集中させてください。中で寄り目にしてください。
はい…
この「寄り目にして目を瞑る」というのがなかなか難しいんですよ。目がピクピクしましたが、頑張りました。しばらく集中していると、鐘の音が聞こえました。鑑定中のようです。
今回の鑑定で霊は見つからなかった
今回の鑑定を行うと、目立った霊は見受けられず、肩こりはストレスが原因だろうと教えてもらいました。
「霊がつくには必ず理由がある」ということで、肩こりが始まった時期に「心霊スポット」と呼ばれる場所に肝試しに行ったことがあるか?お墓参りに行ったか?などの質問を受けました。しかし、そういったことはありませんでした。
ちなみに霊が憑くとそのタイミングから酷く落ち込むようになったり、マイナス思考になったりするそうです。また、この鑑定場所に入った途端に気分が悪くなったりすることもあるのだとか…。筆者にはそうしたことも、全くありませんでした。
先生が除霊した霊の痕跡に気づいた?
「除霊してもらったから霊がいないんだろうか」と考えていたところ、こんな一幕がありました。…最近、人に妬まれたりしませんでしたか?
え…多分、無いと思うんですけど…。
いや、無いなら良いんです。無いなら。ちょっと今、何か飛んでいたように見えたので…
妬まれていたので除霊したばかりということをお伝えすべきだったのですが、あまりにもピンポイントに言い当てられてビックリしたのと、怖いのとで、戸惑ってしまい、伝えることができませんでした。
違う人に同じ「妬まれる」というフレーズを言われるとは…。分かるんですね…。
店頭のパワーストーンは必要だという方にしかオススメしていないとおっしゃっていました。筆者にはとりたてて、霊がいませんでしたので必要ないのだそうです。
先生をはじめ、スタッフの方も親切でとても楽しく、有意義な素晴らしい時間でした。古事庵の皆様、快く撮影・掲載許可をいただきましてありがとうございました。
霊は奥が深い世界で簡単には語れない
筆者は「霊」や「霊能者」に関して、何か得体の知れない怖いものという認識しかありませんでしたが、実際に接した霊能者の方々は極めて人間的で接しやすく、暖かい良い方ばかりでイメージがかなり変わりました。
筆者は知識、学問に優劣はないと思います。たとえ、それが「医学」と「霊」であってもです。医療情報を簡単に取り扱ってはいけないのと同様に、霊についても簡単に取り扱ってはいけないことがよくわかりました。
今回の記事の制作にあたり、掲載を許可してくださった霊能力者の方、筆者の質問メールに大変ご丁寧な回答をくださったり、その上に記事への引用の許可をしてくださった霊能者の方、心より感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。