開いて目立つ毛穴にお悩みの方、コンシーラーで隠そうとしたり冷水洗顔したり、根本的に効果のない対策をしていませんか？

「毛穴対策」で大切なことは、自分の毛穴のタイプを把握し適切な処置を行うことです。スキンケア化粧品で改善※1できる場合も多くありますが、遺伝的要因が強い場合もあります。４つの対策を紹介しますので、自分にあった解決策を見つけてください。

目立つ毛穴のタイプを判断する

毛穴の黒ずみや目立ってしまう原因は「詰まり毛穴」「たるみ毛穴」「開き毛穴」の３種類に分類されます。原因はどれかひとつでなく複合的な場合も多いので、各自の毛穴トラブルの主要因を見極めるのが第一歩です。

皮脂の過剰分泌、角質によって毛穴が詰まった状態

詰まり毛穴対策と洗顔料へ（ページ下部）

真皮※のコラーゲンが弱体化し肌のたるみと同時に起こる

（たるみ）毛穴引き締めケア化粧品へ（ページ下部）

※化粧品の作用は角質層まで

生まれつき皮脂腺が大きく遺伝的要素が強い

開き毛穴対策と化粧品へ（ページ下部）

肌のターンオーバーの乱れや、乾燥などによって古い角質が滞り、外に出られない皮脂に汚れなどが混ざり角栓として毛穴内部につまってしまっている状態を「詰まり毛穴」と呼びます。皮脂分泌量の多い額から鼻・小鼻にかけてのＴゾーンや顎に多いのが特徴です。

皮脂・角質は通常の肌サイクルの中で排出されるものなので、分泌された皮脂や角質を普段からケアすることが最も大切になります。この場合の「普段のケア」とは、すなわち洗顔で毛穴ケアの基本になるものです。以下、詰まり毛穴対策４つのポイントです。

毛穴奥の汚れや角質を落とすには、洗顔料の泡の質が重要になります。吸着力に優れ、泡立ちの良い洗顔料は肌の摩擦も軽減しやさしく洗いあげることができます。

洗顔料の「洗浄能力の高さ」と「肌への負担の大きさ」は相関する場合が多く、選ぶ際に気になるところかと思います。洗顔はそもそも皮脂を奪う作業なので、界面活性剤の有無など拘っても多少の負担は仕方のないところがあります。

大切なのは余分な成分（泡をつくる発泡剤）などが含まれていないかのチェックです。これは、洗顔料の種類でもある程度把握することができ、固形石けんはシンプルで、余分な成分が含まれていないことが多いです。

詰まり毛穴対策化粧品比較（ページ下部）

洗顔料にも保湿成分や美容成分を含んでいるものが多くあります。これはもちろん良い側面もあるのですが、まずは上記の「洗顔」を重視して選ぶようにしましょう。極端な話、保湿や美容は他のスキンケア化粧品で補えば良いからです。自身が特に意識したい効能がある場合は、選択肢になるでしょう。

たるみ毛穴対策でも紹介したピーリングによって、古くなった表皮・角質を落としながら、ターンオーバーをサポートすることができます。角質除去ができるので、詰まり毛穴にも効果があります。
「きらりのつくりかた」は肌にやさしく角質を取り除くピーリングゲルです。

きらりのつくりかた公式ページへ

洗顔をメインのケアとして行い、どうしても皮脂の詰まりが気になるときは「毛穴パック」や「クレイマスク」を試してください。ただし、これらは刺激が強いので頻繁に使うと肌を傷めてしまいます。デイリーでなくスペシャルケアとして、数週間に１度くらいの頻度で検討してください。

※毛穴パックは効果よりも取れ具合を強調したような広告と、実際の取れた快感がやみつきとなって頻繁に何度も使い過ぎる人がいます。場合によっては、肌を刺激し続けることで毛穴が広がってしまうこともあることに注意してください。あくまで、「たまに」行うのが効果的です。


上記の洗顔料のポイントを基準に、詰まり毛穴対策の洗顔料をいくつか紹介します。一覧の化粧品画像をクリックすると、ページ下部の詳細解説へ移動します。

※化粧品の作用は角質層まで

年齢を重ねると肌の弾力が失われていきます。これは肌の弾力を維持するコラーゲンが減少し毛穴を周辺から支える力がなくなった事による衰えです。この加齢や水分不足による肌のたるみが原因で毛穴が縦長(楕円形)に広がってしまった状態を「たるみ毛穴」と呼んでいます。

たるみ毛穴は、肌のシワ・たるみと同じで予防が重要になります。たるみはコラーゲンの減少が主因なので、コラーゲンを増やすためのケアが重要になります。これは、２０代などはやくから対策するほうが望ましいですが遅すぎることはありません。今日から正しいスキンケアを取り入れましょう。

以下、たるみ毛穴対策４つのポイントです。

ビタミンCはエイジングケア化粧品には欠かせない成分で、肌にハリを与え肌荒れを防ぐだけでなく、皮膚の保護や、コラーゲンをサポートする働きも期待できます。たるみ毛穴はもちろん開き毛穴にも使いやすい成分です。ビタミンCは本来不安定な物質なので、多くの化粧品ではビタミンC誘導体の形で配合されています。

なかでもオススメなのが、リン酸型やAPPSと呼ばれるタイプです。コスメを選ぶ際、表記としてはリン酸型は「リン酸アスコルビル」、APPSは「パルミチン酸アスコルビルリン酸３Na」と書かれていますので参考にしてください。

レチノールは「たるみ毛穴ケア」おすすめ化粧品に配合されるコラーゲンをサポートする成分です。ビタミンAの一種で安全なものですが、人によっては肌がカサつく場合があります。続けることによってカサつきも落ち着くことが多いですが、気になる場合は肌への刺激の少なく同様の効果が期待できるビタミンC誘導体配合化粧品を考えてください。

また、最近ではナールスゲンなどコラーゲンをサポートする新成分が注目されています。

（たるみ）毛穴引き締めケア化粧品比較（ページ下部）

【皮膚の構造】

コラーゲンの減少は肌のターンオーバーの衰えが原因なので、ピーリングによって肌表面の古い角質をふき取ることで、化粧水などを角質層のすみずみへ浸透させることができます。結果、コラーゲンを増やすことができるので、肌に張りを与えキメを整え毛穴を目立たなくすることができます。また、古い角質も取ることで角栓を防ぐことにもつながり「詰まり毛穴」対策にもなります。ピーリングは強すぎる薬剤だと、肌を傷めてしまう可能性があるので洗い流すタイプを使用してください。
「きらりのつくりかた」は肌にやさしく角質を取り除くピーリングゲルです。

きらりのつくりかた公式ページへ

皮脂を放置すると、肌の上で酸化して肌の老化を加速させてしまします。たるみ毛穴は肌の老化現象のひとつなので、皮脂を拭き取るのもひとつの対策になります。


上述のとおり「たるみ毛穴」対策は、コラーゲンサポートが核心です。保湿だけでなくコラーゲンをサポートする美容化粧品を選んでください。一覧の化粧品画像をクリックすると、ページ下部の詳細解説へ移動します。

皮脂線の働きが活発になり皮脂の過剰分泌が起こり毛穴が押し広げられて、毛穴が大きく開いて目立ってしまったものが「開き毛穴」です。不規則な生活や糖分、脂肪分、アルコール分の過剰摂取や男性ホルモンの影響が原因です。また、ニキビ跡や吹き出物の跡が陥没して目立っている場合もあります。

「開き毛穴」タイプは生活習慣、遺伝の要素が少なからずあるのでスキンケアで改善できる対策は限定的です。

遠回りのようですが、皮脂腺の機能を正常に戻すためには生活習慣の見直しが重要です。夜更かしや、アルコール・糖分のとり過ぎに注意し生活を見直しましょう。

生まれつき皮脂腺が大きい場合、それよりも小さくすることはスキンケアでは困難です。しかし、毛穴が目立つ原因は「たるみ毛穴」「詰まり毛穴」と複合的に絡んでいる場合も多いため、コラーゲンのケアや洗顔の見直しは同じように実施する価値はあります。

開き毛穴にもコラーゲンケア化粧品（ページ下部へ）

毛穴を目立たなくする化粧品の詳細解説

上記、一覧でも示したように目立つ毛穴対策に効果が期待できる化粧品２０ブランドを、上記の基準を元に比較調査しました。中には、毛穴引き締め効果を謳っていても、配合成分の根拠が薄い化粧品もあります。

以下、「たるみ毛穴」「詰まり毛穴」(「開き毛穴」)それぞれに対しておすすめの化粧品を紹介します。毛穴全般的にトラブルを抱えている場合は、まず毛穴の角質・汚れ（詰まり）を取り除き、ビタミンC誘導体等でコラーゲンをケアし保湿を心がけてください。

上記で紹介した、毛穴対策のベースである毛穴の汚れ・角質を除去できる洗顔料をおすすめ度順に詳しく紹介します。

肌に負担の掛かる成分を「６つの無添加」として極力配合しておらず、美容液成分が高濃度で配合されており、W洗顔不要でやさしくクレンジングから毛穴洗顔まで行うことができます。

お勧め度	価格	容量	ジャンル	備考
★★★★★	2,848円（税抜）	150g×2本	クレンジングゲル	本商品

肌へのやさしい設計と、キャンペーン中でコストパフォーマンスが高いことから選択候補になります。気になる方は以下よりチェックしてみてください。

美容泥として親しまれてきたマリンシルトを利用した石けんで、付属のネットで泡立てると非常に弾力性のある泡が出来上がります。肌表面を擦らず、吸着力高い泡で毛穴を洗うことができます。

お勧め度	価格	容量	ジャンル	備考
★★★★★	1,490円 定期:1回購入可	110g	クレイ石けん	本商品

やさしい「弾力のある泡」は試す価値あると思います。以下から詳細を確認してみてください。最安値1,490円で購入するには定期にする必要がありますが、1回で解約することが可能です。情報が更新される可能性もありますので、詳しくは以下よりご確認ください。

毛穴ケアに特化した、「クレンジング・洗顔・ローション・ミルク」のフルラインナップ。毛穴を丁寧に洗い上げ、しっかり保湿し毛穴を引き締める商品は、１品１品が日常使いとしてオススメできる優れた仕上がりです。

お勧め度	価格	容量	ジャンル	備考
★★★★	13,500円 → 5,500円（税抜）	２ヶ月分	クレンジング、石けん、ローション、ミルク	限定本商品

定期購入で、さらに半額以下になります。詳しくは以下よりご確認ください。

非常に泡立ちがよく、肌を優しくいたわりながら毛穴の奥の汚れ・角質を絡めとります。使ってみると濃密な泡に包まれ、毛穴までさっぱりとした洗いあがりです。また、泡立ちが良いので石けんひとつで長期間使用することができます。

お勧め度	価格	容量	ジャンル	備考
固形石鹸で 注目！	2,700円	100g	石けん	本商品

詰まり毛穴に悩まれる方は、毛穴に吸着するクリームのようなDソープを以下よりチェックしてみてください。

肌の表面を温かく潤すことで、角質を柔らかくし毛穴を開いて汚れを取ります。また、※美白成分による美白力のサポートや、ダメージケア成分配合で汚れの掃除から有効成分の浸透まで幅広くケアできます。

お勧め度	価格	容量	ジャンル	備考
★★★★★	4,104円 ⇒ 2,990円（税込）	200g	ゲル	本商品

目立つ毛穴に悩まれる方は、毛穴の汚れを吸着し美容成分により、コラーゲンサポートまで可能なマナラホットクレンジングゲルをチェックしてみてください。

※美白：メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ



上記で紹介した、コラーゲンケア・保湿に優れた、毛穴引き締めケア化粧品をおすすめ度順に詳しくご紹介します。肌質によっておすすめできる商品が変わるので、自分にあった製品を選んでいきましょう。

「ナールスゲン」という京都大学開発のエイジングケア注目の成分を主配合し、肌深層（角質層まで）のコラーゲンとプロテインをサポートします。また、ビタミンC・ビタミンEのエイジングケア成分により、毛穴引き締めにアプローチします。
ビタミンCのテカリ防止作用は、詰まり毛穴・たるみ毛穴ともに有効で、特にオイリー肌の人にはおすすめしたい成分です。コラーゲンサポートの化粧水として、試してみる価値のある商品です。

お勧め度	価格	容量	ジャンル	備考
★★★★★	6,048円 →　3,888円	150ml（約２ヶ月分）	ローション	本商品

興味のある方は、期間限定のモニターキャンペーン中に以下からご確認ください。

厚労省はじめての認可「水分保持成分」ライスパワーNo.11を配合した化粧品セットです。泡立ちの良い石けんがさっぱりと洗い上げ、ローション、クリームはセラミドやライスパワーエキスNo.11配合で保湿に力の入ったシリーズです。

乾燥肌・混合肌の人で、乾燥が原因で毛穴の目立ち具合が気になる人はトライアルセットがあるので試してみてください。

お勧め度	価格	容量	ジャンル	備考
★★★★	1,500円（税込）	14日分	石けん、ローション、クリーム、ほか	潤い体感セット

米肌セットは、特に乾燥が原因で肌表面にトラブルを抱えている方にオススメします。

すべてのタイプの毛穴に皮脂を抑える食べ物を
〜ビタミンB1・B2〜

毛穴のタイプに限らず皮脂の多さが詰まりの原因に発展し、毛穴を目立たせてしまいます。皮脂分泌を抑える栄養素を知って、食事にも気を使ってください。

ビタミンB1は炭水化物の代謝を助ける栄養素で、炭水化物の代謝不足で分泌される皮脂を予防します。
よく含まれる食べ物　：　豚肉、のり、うなぎ、たらこ、ごま、グリンピース、玄米

ビタミンB2は皮脂の分泌をコントロールします。
よく含まれる食べ物　：　豚レバー、納豆、まいたけ、たらこ、卵、いわし、生シイタケ、もろへいや

毛穴を目立たなくする４つの方法 まとめ

毛穴に関する肌トラブルは、季節を問わず常に上位に位置する肌の悩みです。隠すことは簡単ですが、悪化させてしまう原因にもなり得るので、自分が「たるみ毛穴」「詰まり毛穴」「開き毛穴」のどのタイプか把握し、正しいケアを行ってください。

多くの毛穴トラブルがスキンケアで対策できることを認識しましょう。

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※1「毛穴の改善」とは皮膚を清浄し引き締めること