冷水洗顔で毛穴は縮まない!
[公開日]2012/12/02[更新日]2015/04/02
美容関係の仕事をしていたときに、肌の悩みとして意外と多かったものに「毛穴」に関するものがあります。毛穴の黒ずみをキレイにしたい、というものから目立たなくさせたいというものまで様々です。そして、タイトルにも書いていますが冷水洗顔など効果がほとんど無いケアをしている方が多くいます。
まず毛穴に対して知識を身につけていきましょう。顔の毛穴の役割は、「毛の穴」というよりは「皮脂腺の出口」です。このあたりは"毛穴の黒ずみの原因を知る"に詳しく書いています。
毛穴の大小には生まれつきの個人差があり、皮脂腺の大きい人(オイリー気味の肌の人)は毛穴も大きく、目立ちやすくなります。これは遺伝的なものが大きく左右しています。
ただし「以前に比べて毛穴が広がってきた」と感じるなら、それは「たるみ毛穴」かもしれません。たるみ毛穴とは、加齢によってコラーゲンが減ったために、毛穴がゆるんで開いたもの。コラーゲンを増やすスキンケアに加えて、脂とり紙でこまめに皮脂を取り除く習慣をつけましょう。
毛穴の周りにたまった皮脂は、参加すると過酸化脂質にかわり、肌の老化をすすめる原因になるからです。
また、「毛穴になにか詰まって黒ずんでいる」と訴える人の多くが、実際には何もつまっていません。毛穴は「穴」なので、肌に影ができ汚れていなくても黒っぽくみえるものです。
ただし、皮脂が多い人では、「角栓」が毛穴につまることもあります。毛穴がザラザラするような場合は、余分な皮脂と角質を取り除くケアを行います。ただ、毛穴のつまりをとることに熱心になりすぎて肌を傷めてしまう人も多いので、注意が必要です。以下に毛穴の種類をまとめます。
くわしいケアの方法は、"毛穴を目立たなくする5つの方法"を参考にしてください。ここでは、誤情報による間違ったケアを紹介します。
《おすすめ記事》
まず毛穴に対して知識を身につけていきましょう。顔の毛穴の役割は、「毛の穴」というよりは「皮脂腺の出口」です。このあたりは"毛穴の黒ずみの原因を知る"に詳しく書いています。
毛穴の大小には生まれつきの個人差があり、皮脂腺の大きい人(オイリー気味の肌の人)は毛穴も大きく、目立ちやすくなります。これは遺伝的なものが大きく左右しています。
ただし「以前に比べて毛穴が広がってきた」と感じるなら、それは「たるみ毛穴」かもしれません。たるみ毛穴とは、加齢によってコラーゲンが減ったために、毛穴がゆるんで開いたもの。コラーゲンを増やすスキンケアに加えて、脂とり紙でこまめに皮脂を取り除く習慣をつけましょう。
毛穴の周りにたまった皮脂は、参加すると過酸化脂質にかわり、肌の老化をすすめる原因になるからです。
また、「毛穴になにか詰まって黒ずんでいる」と訴える人の多くが、実際には何もつまっていません。毛穴は「穴」なので、肌に影ができ汚れていなくても黒っぽくみえるものです。
ただし、皮脂が多い人では、「角栓」が毛穴につまることもあります。毛穴がザラザラするような場合は、余分な皮脂と角質を取り除くケアを行います。ただ、毛穴のつまりをとることに熱心になりすぎて肌を傷めてしまう人も多いので、注意が必要です。以下に毛穴の種類をまとめます。
毛穴の種類
たるみ毛穴
加齢に伴うコラーゲンの減少によって肌が弾力を失い、毛穴がだらんとひらいたもの。たるみのケアで改善できる。詰まり毛穴
古い角質と皮脂が混ざって「角栓」となり、毛穴をふさいだもの。ブラックヘッド、イチゴ毛穴などとも呼ばれている。普段からの洗顔をメインとしたスキンケアで改善できる。開き毛穴
生まれつき毛穴が開いているタイプでスキンケアでの改善は難しい。くわしいケアの方法は、"毛穴を目立たなくする5つの方法"を参考にしてください。ここでは、誤情報による間違ったケアを紹介します。
間違った毛穴ケア
冷水洗顔で毛穴を引き締める
冷水などで冷やすと肌が引き締まる感じがするが、毛穴を小さくする効果はありません。急な温度変化は赤ら顔の原因にもなるので注意が必要です。オイルクレンジングで毛穴の大掃除
油性の汚れを落とす力が強いオイルタイプのクレンジング料を使うのは効果的とは言い難いケアです。油脂は毎日分泌されるので、日々の洗顔でケアするべきで極端に強いクレンジング料は肌を傷めてしまいます。また、古い角質が「詰まり毛穴」の原因になる場合もあるので角質ケアも重要です。正しい知識で効果的なケアを行なってください。《おすすめ記事》