洗顔石鹸を選ぶ4つのポイント!人気ランキングや口コミのおすすめで選んでいませんか?
[公開日]2014/08/22[更新日]2017/01/03
人気の洗顔石けんの情報を探されている方は、肌へのやさしさを考えて洗顔フォームでなく固形石鹸を探されている人が多いかと思います。これは、ある側面では正しいのですが、洗顔料の選択肢には大きく3つあることを認識し自身の肌に合ったものを選ぶことが大切になります。
化学添加物等による肌への負担を考えて、洗顔フォームを除外したとしても、洗顔料選びには大きく3つの方向性があります。
毛穴の奥の汚れまでしっかりと洗い落としたい方は、さっぱり洗顔タイプが選択肢になります。このタイプは、洗顔前に油性のメイクはクレンジングで落とし、洗顔後にはローションやクリームで保湿する必要があります。
保湿洗顔料は「しっとり」するだけでなく「しっかり」洗えるかがポイントになります。現状、候補となりうるのはアルファピニです。自然は化粧品で肌にやさしく、角質をしっかり吸着して洗い上げます。
クレンジングゲルは、肌への負担となる成分を極力配合せず、洗浄能力と保湿のバランスが取れていることが選ぶ基準となります。以下、候補となりうるクレンジングジェルを比較し一覧化しました。
肌に負担の掛かる成分を「7つの無添加」として極力配合しておらず、美容液成分が高濃度で配合されており、W洗顔不要でやさしくクレンジングから洗顔まで行うことができます。
肌へのやさしい設計と、キャンペーン中でコストパフォーマンスが高いことから選択候補になります。気になる方は以下よりチェックしてみてください。
肌の表面を温かく潤すことで、角質を柔らかくし毛穴を開いて汚れを取ります。また、美白成分や抗酸化成分配合で汚れの掃除から有効成分の浸透まで幅広くケアできます。
目立つ毛穴に悩まれる方は、毛穴の汚れを吸着し美容成分により、コラーゲンサポートまで可能なマナラホットクレンジングゲルをチェックしてみてください。
以下、洗顔石けんについて詳しく知りたい方に、選ぶ上での4つのポイントを解説します。
美容大国の我が国日本では、さまざまなタイプの洗顔料が販売されています。フォームタイプ、泡タイプ、石鹸タイプなど大まかに分けては3種類。ほかにも、粉末タイプの洗顔料や、液状の洗顔料、中にはクレイタイプなど泡立たない洗顔料などもあります。その中でも、日本で最も多く使用されているのはフォームタイプの洗顔料。クリーム状になっていて水分が含まれているので泡立ちやすく取り扱いが便利で、幅広い年齢層の人に愛用されてきました。
フォームタイプの洗顔料の次にシェアされているのは洗顔石鹸ではないでしょうか。より自然派にこだわるメーカーやブランドから発売されていることが多く、敏感肌に悩む人にも人気が高いのが洗顔石鹸です。泡タイプの洗顔料は、もともと泡になって出てくるという特性から、洗顔時の面倒な泡だての手間を省けることや、弾力のある泡でお肌に直接手が擦れて刺激になるのを防ぐ利便性が注目されています。
現在では、肌へのやさしさを考えて「石けんタイプ」「保湿洗顔」「クレンジング洗顔」から選ぶようにしましょう。
フォームタイプの洗顔料は、いまでも非常に多くの方が使用しています。さまざまな種類のものが各メーカーから発売されていて、1000円以下から購入でき、幅広い世代に人気です。メリットとしては、どこにでも持ち歩けるチューブ状のパッケージで販売されていることが多く、手のひらで簡単に泡立てることができる手軽さが人気の理由です。
ですが、洗顔フォームなどの洗浄力が強くすっきり洗い上げる洗顔料には、その爽快感とは裏腹に肌表面の大切な成分まで落としすぎるというデメリットもあります。たとえば、洗顔フォームには美容成分と一緒に水分や油分が含まれていますが、この混ざり合わない成分を融和させるために「乳化剤」が含まれています。
この乳化剤のおかげで、本来固まってしまったり分離してしまったりする洗顔フォームを滑らかなクリーム状に保っていられるのですが、この乳化剤の成分は石油由来の「合成界面活性剤」を使用していることがほとんどです。合成界面活性剤は泡立ちも良く洗浄力も高いのですが、油を溶かす力が強いのでお肌表面に必要なものまで溶かして洗い流してしまうというデメリットがあります。
また、化学物質である合成界面活性剤が、洗い流せずお肌の奥に残ってしまった場合は、そこからトラブルを引き起こすことも覚えておかなければなりません。また、泡タイプやリキッドタイプなど、クリーム状や液状などの固まらない洗顔料も洗浄成分が高く、合成界面活性剤が使用されている場合があります。美容成分をお肌にしっかりと入れ込むための成分であることは間違いないのですが、同時にお肌に良くない成分であることも確か。使い続けるうちにどんどん肌トラブルが悪化するということも少なくありません。
洗顔石鹸のメリットは、何といっても肌にやさしいこと。汚れを落とすために必要な界面活性剤には植物から採れる自然成分を使用し、科学的な物質は使用しないので、トラブルが起こりにくいことが特徴です。その反面、泡立てるまでに多少手間がかかったり、高温になると溶けてしまうなど保管が面倒だったりと、固形であることに不便を感じる洗顔石鹸ですが、肌にやさしく自然成分が多いためトラブルが起こりにくく、肌に大切な栄養成分をしっかりと肌に与えることのできる非常にやさしいコスメなのです。
洗顔石鹸のデメリットとしては洗浄力が弱いことが挙げられますが、本来洗顔はクレンジングを洗い流す程度で十分なのです。お肌の乾燥を防ぐため、角質層の中にあるお肌の水分を保つためのセラミドや、バリア機能によってお肌表面に分泌されている油膜など、お肌表面には洗い流してはいけない大切な成分があります。
洗浄力が強い洗顔料を使用すると、これらの洗い流してはいけない成分まで洗い流してしまい、角質層が壊れてしまう恐れもありますので、一概に洗浄力が弱いことはデメリットと考えなくてもよいのです。また、バリア機能が正常に働いていると、美容成分の浸透もしやすくなります。せっかく高い美容成分を含んでいるにもかかわらず、浸透性が高まる化学物質を使用していて、さらに洗浄力が高いので角質層を壊す・・・といった負のスパイラルからサヨナラできるのも、洗顔石鹸のメリットと言えますね。
洗顔石鹸での洗顔は、ほかの洗顔料に比べ泡立てる手間が少しだけかかることと、洗浄力が弱いことがデメリットではあります。しかし、正しい洗顔方法で洗顔石鹸の美容成分を十分にお肌に与え、そのデメリットをカバーすることができるのです。
洗顔に大切なことは、まずその水の温度です。洗顔時はお湯で・・・という人も多いと思います。ですが、温度の高いお湯で洗ってしまうと、洗い上がりに肌表面の水分が蒸発してしまい、乾燥を招く結果になります。また、お肌表面に必要な油分もお湯と一緒に流れてしまうことも考えられます。かといって、毛穴が収縮してしまうような冷たいお水もNG。
毛穴の汚れが浮きでず洗浄できなくなってしまいます。人肌や、それより少しだけ暖かい人の体温に近い温度が、肌にやさしく適度に洗浄できるので一番ベストな温度だといえます。2つめは、きめ細やかな泡に泡立てること。洗顔ネットなどを使って、こんもりとした泡を作りましょう。洗顔石鹸は、初めから水分を含んだ洗顔料とは違い、泡立ちの良さという点では弱いものです。
洗顔は、スキンケアの工程の中では「汚れをとる」という工程。しっかりと泡立てた細かい泡を毛穴の奥深くまで届かせて汚れを吸着させると、お肌に必要な成分はそのままに保ちながら、汚れをしっかり落とすことができるのです。3つめは、洗顔石鹸の保管方法です。いくら洗顔料とはいえ、石鹸には殺菌作用があるわけではありません。
いつも水滴がついていたり、換気のできない不衛生な場所に置いておけば、カビや雑菌がついてしまいます。それをお肌に直接つけるなんて・・・考えただけでもトラブルになりそうですね。毎回使用後は乾かしておけるような場所に置いたり、お風呂のキャビネットの一番上段で水滴が上から落ちてこない場所などに、ソープラックに乗せて水切りができる保管方法が必須です。
古来から世界中で使用されてきた石鹸。石鹸が生まれたのは、古代ローマ時代までさかのぼりますが、洗浄料として使用されたのは8世紀の地中海近郊のスペインやイタリアだと言われています。私たちが使っているような化学物質とは無縁の時代から、世界中の女性たちが美肌を保っているのは、そんな大地の恵みを感じ自然由来のものを使っているからなのです。
洗顔は、「与える」という工程の多いスキンケアの中で、唯一「落とす」という原点ともいえる工程。その大切な洗顔は、よりお肌にやさしく自然に近いもので行いたいですよね。
化学添加物等による肌への負担を考えて、洗顔フォームを除外したとしても、洗顔料選びには大きく3つの方向性があります。
「さっぱり洗顔」石けんタイプ
洗顔フォームに使われる乳化剤(合成界面活性剤)は肌に害を及ぼす可能性があるため、さっぱり洗い上げたいのであれば「固形石けん」が選択肢になります。ただし、洗顔後の乾燥が気になる方は「②しっとり洗顔」が候補になります。石けんタイプの商品比較へ(ページ下部)
「しっとり洗顔」保湿洗顔料
洗顔後の肌の乾燥やつっぱりが気になる場合は、保湿洗顔料が候補になります。ただし、保湿だけでなく洗浄力のバランスの取れた洗顔料を選ぶ必要があります。自然派 保湿洗顔料の商品比較へ(ページ下部)
クレンジング洗顔
W洗顔しなくても肌に不快感がない場合は、やさしくクレンジングと洗顔を1本で完結できる、W洗顔不要のクレンジングゲルが候補になります。「肌にやさしい」がポイントで化学添加物ができるだけ含まれていないものを選びましょう。クレンジング洗顔の商品比較へ(ページ下部)
「さっぱり洗顔」石けん洗顔 比較ランキング
毛穴の奥の汚れまでしっかりと洗い落としたい方は、さっぱり洗顔タイプが選択肢になります。このタイプは、洗顔前に油性のメイクはクレンジングで落とし、洗顔後にはローションやクリームで保湿する必要があります。
点数 | 内容 | 特徴 | |
---|---|---|---|
91点 | どろあわわ (健康コーポ) | 1,490円(税抜) ※定期1回以上 ⇒1回購入可 クレイ石けん110g 泡立てネット | Wの泥パワー 毛穴よごれシミ対策 大豆保湿成分 >>公式ページへ |
90点 | Dソープ (ポーラ) | 2,700円(税込) 固形石けん100g | 吸着ねっとり泡 植物由来エキス コラーゲン分解酵素対策 >>公式ページへ |
美容泥として親しまれてきたマリンシルトを利用した石けんで、付属のネットで泡立てると非常に弾力性のある泡が出来上がります。肌表面を擦らず、吸着力高い泡で毛穴を洗うことができます。
泥の泡立ちと吸着力で毛穴汚れを洗浄豆乳発酵液がしっとり洗いあげる
お勧め度 価格 容量 ジャンル 備考 ★★★★★ 1,490円
定期:1回購入可110g クレイ石けん 本商品
やさしい「弾力のある泡」は試す価値あると思います。以下から詳細を確認してみてください。最安値1,490円で購入するには定期にする必要がありますが、1回で解約することが可能です。情報が更新される可能性もありますので、詳しくは以下よりご確認ください。
非常に泡立ちがよく、肌を優しくいたわりながら毛穴の奥の汚れ・角質を絡めとります。使ってみると濃密な泡に包まれ、毛穴までさっぱりとした洗いあがりです。また、泡立ちが良いので石けんひとつで長期間使用することができます。ねっとり泡が毛穴の汚れを吸着して洗浄肌を柔軟にさっぱり洗い上げる植物エキス配合コラーゲン分解を阻止するゴールデンニーム配合
お勧め度 価格 容量 ジャンル 備考 固形石鹸で
注目!2,700円 100g 石けん 本商品
詰まり毛穴に悩まれる方は、毛穴に吸着するクリームのようなDソープを以下よりチェックしてみてください。
「しっとり洗顔」保湿洗顔料 比較ランキング
保湿洗顔料は「しっとり」するだけでなく「しっかり」洗えるかがポイントになります。現状、候補となりうるのはアルファピニです。自然は化粧品で肌にやさしく、角質をしっかり吸着して洗い上げます。
酵素洗顔で毛穴よごれ・くすみクリアにコーラルクリア パウダーウォッシュ / アルファピニ28酵素洗顔:
洗顔:
毛穴汚れや古い角質を肌に優しく落とす酵素洗顔
サンゴ微粒子とパパインの酵素が、余分な皮脂を吸着除去
肌に優しい無添加、低刺激処方で、敏感肌にも
価格 種類 内容 2,400円(税抜)
定期便価格本商品
酵素洗顔料
W洗顔不要のクレンジング洗顔 比較ランキング
クレンジングゲルは、肌への負担となる成分を極力配合せず、洗浄能力と保湿のバランスが取れていることが選ぶ基準となります。以下、候補となりうるクレンジングジェルを比較し一覧化しました。
94点 | モイストゲル クレンジング (リ・ダーマラボ) | 2,848円(税抜) 150g×2本 美容クレンジング | 美容液成分99.3% ナノセラミド ビタミンC W洗顔不要 >>詳細<< |
92点 | ホットクレンジングゲル (マナラ) | 2,990円(税込) 200g 美容クレンジング | 6種コラーゲン ハイドロキノン ビタミンC アスタキサンチン W洗顔不要 >>詳細<< |
肌に負担の掛かる成分を「7つの無添加」として極力配合しておらず、美容液成分が高濃度で配合されており、W洗顔不要でやさしくクレンジングから洗顔まで行うことができます。
美容液成分99.3%
7つの無添加&弱酸性
1個買うともう1個プレゼントキャンペーン中
お勧め度 | 価格 | 容量 | ジャンル | 備考 |
---|---|---|---|---|
★★★★★ | 2,848円(税抜) | 150g×2本 | クレンジングゲル | 本商品 |
肌へのやさしい設計と、キャンペーン中でコストパフォーマンスが高いことから選択候補になります。気になる方は以下よりチェックしてみてください。
肌の表面を温かく潤すことで、角質を柔らかくし毛穴を開いて汚れを取ります。また、美白成分や抗酸化成分配合で汚れの掃除から有効成分の浸透まで幅広くケアできます。
角質を保湿してから毛穴汚れをとる新発想
ビタミンC誘導体、ハイドロキノン配合で美白対策
アスタキサンチン等の抗酸化成分を配合
お勧め度 | 価格 | 容量 | ジャンル | 備考 |
---|---|---|---|---|
★★★★ | 4,104円 ⇒ 2,990円(税込) | 200g | クレンジングゲル | 本商品 |
目立つ毛穴に悩まれる方は、毛穴の汚れを吸着し美容成分により、コラーゲンサポートまで可能なマナラホットクレンジングゲルをチェックしてみてください。
上記2つのクレンジングゲルは、どれも非常にバランスが取れており試す価値があります。特に「リ・ダーマラボのモイストゲルクレンジング」は、キャンペーン中につき1本分の価格で2本購入することができるので、気になる方はチェックしてみてください。
モイストゲルクレンジング(リ・ダーマラボ)公式ページへ
以下、洗顔石けんについて詳しく知りたい方に、選ぶ上での4つのポイントを解説します。
ポイント① 洗顔料の種類を知る
美容大国の我が国日本では、さまざまなタイプの洗顔料が販売されています。フォームタイプ、泡タイプ、石鹸タイプなど大まかに分けては3種類。ほかにも、粉末タイプの洗顔料や、液状の洗顔料、中にはクレイタイプなど泡立たない洗顔料などもあります。その中でも、日本で最も多く使用されているのはフォームタイプの洗顔料。クリーム状になっていて水分が含まれているので泡立ちやすく取り扱いが便利で、幅広い年齢層の人に愛用されてきました。
フォームタイプの洗顔料の次にシェアされているのは洗顔石鹸ではないでしょうか。より自然派にこだわるメーカーやブランドから発売されていることが多く、敏感肌に悩む人にも人気が高いのが洗顔石鹸です。泡タイプの洗顔料は、もともと泡になって出てくるという特性から、洗顔時の面倒な泡だての手間を省けることや、弾力のある泡でお肌に直接手が擦れて刺激になるのを防ぐ利便性が注目されています。
現在では、肌へのやさしさを考えて「石けんタイプ」「保湿洗顔」「クレンジング洗顔」から選ぶようにしましょう。
ポイント② 洗顔料に含まれる洗浄成分に注意!
フォームタイプの洗顔料は、いまでも非常に多くの方が使用しています。さまざまな種類のものが各メーカーから発売されていて、1000円以下から購入でき、幅広い世代に人気です。メリットとしては、どこにでも持ち歩けるチューブ状のパッケージで販売されていることが多く、手のひらで簡単に泡立てることができる手軽さが人気の理由です。
ですが、洗顔フォームなどの洗浄力が強くすっきり洗い上げる洗顔料には、その爽快感とは裏腹に肌表面の大切な成分まで落としすぎるというデメリットもあります。たとえば、洗顔フォームには美容成分と一緒に水分や油分が含まれていますが、この混ざり合わない成分を融和させるために「乳化剤」が含まれています。
この乳化剤のおかげで、本来固まってしまったり分離してしまったりする洗顔フォームを滑らかなクリーム状に保っていられるのですが、この乳化剤の成分は石油由来の「合成界面活性剤」を使用していることがほとんどです。合成界面活性剤は泡立ちも良く洗浄力も高いのですが、油を溶かす力が強いのでお肌表面に必要なものまで溶かして洗い流してしまうというデメリットがあります。
また、化学物質である合成界面活性剤が、洗い流せずお肌の奥に残ってしまった場合は、そこからトラブルを引き起こすことも覚えておかなければなりません。また、泡タイプやリキッドタイプなど、クリーム状や液状などの固まらない洗顔料も洗浄成分が高く、合成界面活性剤が使用されている場合があります。美容成分をお肌にしっかりと入れ込むための成分であることは間違いないのですが、同時にお肌に良くない成分であることも確か。使い続けるうちにどんどん肌トラブルが悪化するということも少なくありません。
ポイント③ 洗顔石鹸のメリットデメリット
洗顔石鹸のメリットは、何といっても肌にやさしいこと。汚れを落とすために必要な界面活性剤には植物から採れる自然成分を使用し、科学的な物質は使用しないので、トラブルが起こりにくいことが特徴です。その反面、泡立てるまでに多少手間がかかったり、高温になると溶けてしまうなど保管が面倒だったりと、固形であることに不便を感じる洗顔石鹸ですが、肌にやさしく自然成分が多いためトラブルが起こりにくく、肌に大切な栄養成分をしっかりと肌に与えることのできる非常にやさしいコスメなのです。
洗顔石鹸のデメリットとしては洗浄力が弱いことが挙げられますが、本来洗顔はクレンジングを洗い流す程度で十分なのです。お肌の乾燥を防ぐため、角質層の中にあるお肌の水分を保つためのセラミドや、バリア機能によってお肌表面に分泌されている油膜など、お肌表面には洗い流してはいけない大切な成分があります。
洗浄力が強い洗顔料を使用すると、これらの洗い流してはいけない成分まで洗い流してしまい、角質層が壊れてしまう恐れもありますので、一概に洗浄力が弱いことはデメリットと考えなくてもよいのです。また、バリア機能が正常に働いていると、美容成分の浸透もしやすくなります。せっかく高い美容成分を含んでいるにもかかわらず、浸透性が高まる化学物質を使用していて、さらに洗浄力が高いので角質層を壊す・・・といった負のスパイラルからサヨナラできるのも、洗顔石鹸のメリットと言えますね。
ポイント④ 洗顔石鹸を使った正しい洗顔方法
洗顔石鹸での洗顔は、ほかの洗顔料に比べ泡立てる手間が少しだけかかることと、洗浄力が弱いことがデメリットではあります。しかし、正しい洗顔方法で洗顔石鹸の美容成分を十分にお肌に与え、そのデメリットをカバーすることができるのです。
洗顔に大切なことは、まずその水の温度です。洗顔時はお湯で・・・という人も多いと思います。ですが、温度の高いお湯で洗ってしまうと、洗い上がりに肌表面の水分が蒸発してしまい、乾燥を招く結果になります。また、お肌表面に必要な油分もお湯と一緒に流れてしまうことも考えられます。かといって、毛穴が収縮してしまうような冷たいお水もNG。
毛穴の汚れが浮きでず洗浄できなくなってしまいます。人肌や、それより少しだけ暖かい人の体温に近い温度が、肌にやさしく適度に洗浄できるので一番ベストな温度だといえます。2つめは、きめ細やかな泡に泡立てること。洗顔ネットなどを使って、こんもりとした泡を作りましょう。洗顔石鹸は、初めから水分を含んだ洗顔料とは違い、泡立ちの良さという点では弱いものです。
洗顔は、スキンケアの工程の中では「汚れをとる」という工程。しっかりと泡立てた細かい泡を毛穴の奥深くまで届かせて汚れを吸着させると、お肌に必要な成分はそのままに保ちながら、汚れをしっかり落とすことができるのです。3つめは、洗顔石鹸の保管方法です。いくら洗顔料とはいえ、石鹸には殺菌作用があるわけではありません。
いつも水滴がついていたり、換気のできない不衛生な場所に置いておけば、カビや雑菌がついてしまいます。それをお肌に直接つけるなんて・・・考えただけでもトラブルになりそうですね。毎回使用後は乾かしておけるような場所に置いたり、お風呂のキャビネットの一番上段で水滴が上から落ちてこない場所などに、ソープラックに乗せて水切りができる保管方法が必須です。
洗顔石けんを選ぶ4つのポイント まとめ
古来から世界中で使用されてきた石鹸。石鹸が生まれたのは、古代ローマ時代までさかのぼりますが、洗浄料として使用されたのは8世紀の地中海近郊のスペインやイタリアだと言われています。私たちが使っているような化学物質とは無縁の時代から、世界中の女性たちが美肌を保っているのは、そんな大地の恵みを感じ自然由来のものを使っているからなのです。
洗顔は、「与える」という工程の多いスキンケアの中で、唯一「落とす」という原点ともいえる工程。その大切な洗顔は、よりお肌にやさしく自然に近いもので行いたいですよね。