乾燥肌の大人ニキビに適した洗顔料とスキンケア方法を教えて下さい

セラミディアル バランシングライン（エトヴォス）

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エトヴォスの「セラミディアルバランシングライン」キットは1,300円という安価ながら、石けん・ピーリングジェル・化粧水・美容液をセットとしており、大人ニキビで抑えるべき配合成分を確実にカバーしています。

化粧品の大人ニキビへの効果は、当然個人差があるので万人に保障できるものではありません。しかし「保湿成分セラミド」「ビタミンC誘導体」「AHAピーリング成分」をすべてセットにしたセラミディアルバランシングライン（エトヴォス）は「大人ニキビ」対策として主要成分をひと通り試せるので、自分に合ったケアを見つけることができます。

点数	価格	容量	ジャンル	備考
９２点	1,890円 → 1,300円/税抜	14日分	石けん ピーリングジェル ローション 美容液	モニターキット

ビーグレン ニキビケアセット

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b.glen（ビーグレン）は海外での実績のもと、近年日本で展開している化粧品メーカーですが、その高い効果と即効性に定評があります。このニキビケアセットも例外ではなく、肌の補修から予防までしっかりと設計された商品です。
その分、高価なイメージが強いですがここでご紹介するキットは、1,890円と試しやすい価格になっています。

キット中で特に注目したいのが「Cセラム」に含まれる、高濃度ビタミンCです。ビタミンCの浸透力を大きく高めることで、肌の炎症修復とニキビ予防に効果を発揮します。
ビーグレン ニキビケアセットはニキビの改善から予防まで、トータルでケアすることができます。

点数	価格	容量	ジャンル	備考
９１点	1,890円（税込）	７日分	洗顔料 化粧水 美容液	モニターキット

化粧水だけのケアは乾燥対策にならない

大人ニキビの原因の１つは乾燥ですが、ホルモンバランスなど複雑な要因も絡んでいます。
そのため、人によっては洗顔改善だけでは、ニキビができにくい肌状態にはたどり着かない可能性もあることを理解することも大切です。

より満足できる結果を得るために、上記の基礎化粧品のセットなど試しながら普段のその他のケアについても是非見直してください。ニキビに悩むと洗顔後のスキンケアでなるべく油分を避ける方がいますが、これも悪化の原因です。理由は先述の通り、乾燥です。

乾燥した肌に水分を与える、そこまではいいのですが、その水分がすぐに蒸発してしまうことが問題です。

与えた水分が飛んでいかないようセラミド等の保湿成分を与え、適度な油分を保つことが乾燥しない秘訣です。 乳液、もしくはクリームの使用が肌トラブル解消につながる場合も多いのです。

ニキビトラブルはスキンケア変更の合図

もし今まで乳液等を使用されていない場合は、ケアに加えるのに抵抗があるかもしれません。ただ、30代になってニキビで悩まされたのは、これから乾燥が招く肌トラブルのほんの序章という可能性があります。本当に乾燥が深刻になる40代に向けて、スキンケアケアのシフトチェンジをするための知識を入れておくことをおすすめします。

水分と油分が混ざっているのが乳液、より油分が多くなっているのがクリームです。べたつきが気になる場合は乳液から始めるといいでしょう。更に冬にはクリームに切り替えるなど、季節の乾燥度に合わせて蓋となる油分量を調整すると良いです。特に、ニキビに悩みつつも乾燥肌ということであれば、普段からクリームでしっかり蓋をするべき状態かもしれません。

先述の通り、ニキビができるのは足りない油分を過剰に自前で出そうとする皮脂のアンバランスと、乾燥で免疫が落ちた状態の掛け合わせかもしれないからです。そうであれば、洗顔だけでなくその後のスキンケアの改善でだいぶ変わるはずですよ。

その他の候補コスメ　プチプラでもOK

プチプラ商品で大人ニキビに使えるスキンケア商品をご紹介します。

保湿ケア商品

「ちふれ」の「乳液(150mlで600円)」

とりあえずお試し候補になるのは、「ちふれ」の「乳液(150mlで600円)」です。お手軽価格なので化粧水の後に蓋をすると肌がどう変わるかお試しとして使ってみてください。低価格でありながら良品質でおなじみの「ちふれ」は、年代を問わず愛用者が多くあまりトラブルを聞きません。

「無印良品」の「乳液(肌タイプ別の展開)」

もう一つお手軽価格で意外に良い、というのが「無印良品」の「乳液(肌タイプ別の展開)」です。敏感肌用もあり、小ロットの50mlが247円と試しやすい商品です。200mlサイズも552円で使い続けやすい価格です。特に評判が良い、「無印良品」の化粧水とのセット使いもお勧めです。「肌水」はかなりさっぱりした化粧水なので、化粧水ももう少し保湿力があるものでもいいかもしれません。

「ニベア」青缶

クリームもお手頃価格から始めてみてください。青色の缶がおなじみの「ニベア」のクリームはワンコインで買えるプチプラクリームながら、フェイスクリームとしても優秀なことが話題になりました。ハンドクリームでしかもテクスチャーが重めのものを顔につけるのは抵抗があるかもしれませんが、乾燥が激しい季節はクリームの使用がおすすめです。試しに夜クリームを塗って、朝の肌の質感の違いを感じてみてください。

ニキビに悩むと顔がべたつくような油分は嫌煙したくなりますが、クリームの塗布そのものはニキビの原因にはなりません。日中の肌のべたつきと、ケアとして塗布したクリームが直結しているわけではないのです。むしろスキンケアで肌を保護する膜を適切に整えていないことが、日中の過剰な皮脂分泌や、ニキビの原因になる細菌から肌を守れないことにつながります。

感覚的にべたつきが嫌だと感じる場合は、クリームを塗布した後、ティッシュを顔に乗せ、軽く手で包み込んでください。それだけで余分な油をオフできます。これをティッシュでふき取るようにやってしまうとやりすぎになりますし、何よりこすることはニキビにも肌にもよくありません。

ニベア以外にも、セラミドなどの肌を外的刺激から守る成分が入ったクリームならば蓋としての役目をしっかり果たせます。クリームの中でもべたつきにくい特徴的なテクスチャーのものもあります。「カラノームスキンクリーム」はこれもボディクリームとしての使用もあるものですが、顔にも使用でき、ふわっとしたクリームらしくない軽いテクスチャーです。一見地味な商品ですが、長年愛用されているクリームで、73gで1000円弱とお手頃です。

洗顔料

「NOV」の「A アクネソープ」

「NOV」の「A アクネソープ」は70gで800円とお手頃です。「NOV」は歴史ある化粧品ブランドで、皮膚科医と共同開発された低刺激の安心できる商品作りに力を入れており、乾燥とニキビ両方をケアする商品を販売しています。Aシリーズは思春期ニキビ、ACシリーズは大人ニキビに、のラインなのですが、Aシリーズでもこれまでお使いの洗顔よりはかなり肌に優しいですし、ACシリーズのウォッシングソープの2000円に比べAシリーズの固形タイプはお手頃価格が魅力です。

資生堂の「ｄプログラム」

資生堂のブランド、「ｄプログラム」の「コンディショニングソープ(100gで1500円)」もニキビのある乾燥肌に適した洗顔です。アトピー肌にも使えるもので、炎症に刺激を与えません。もちろん洗顔後のつっぱり感なく汚れをしっかり落とせます。お値段は上がりますが、乾燥やニキビへの低刺激という点では安心感のある商品です。もし泡立てが面倒でさぼってしまいがちであったり、いきなり優しい洗い上げの洗顔に切り替えるのが不安であったりする場合は、少し値段はしますが高機能な以下の洗顔もおすすめです。

ニキビケアの正しい洗顔方法

ここでは洗顔方法をご紹介します。
改めてスキンケアを見直すならば、使用する商品だけでなくその使用方法も正しく抑えていないと、ニキビに刺激になることがあります。

どんなに高い商品でも、あるいは、ドラッグストアなどで手に入るプチプラ商品には優秀なものでも、そもそもケアの方法が間違っていると、効果が半減するどころか害になることさえあるので注意してくださいね！

もし基本的なケアの手順に正しい知識が備わっていなければ、是非この機に覚えてください。初めは面倒に感じますが、毎日の事なので流れ作業にしてしまえば苦になるようなものではありませんよ。

肌をこすらない

まず洗顔の基本ですが、泡立てネットで濃厚な泡を作って、直接肌で手を触れないようにすると、ニキビの炎症に障りません。また、泡立てをしっかり行うことで洗顔料の洗い残しが減ります。泡立ちが不足したクリーム状のままの洗顔料は洗い流すのにより手間がかかり、洗い残しになりやすくなってしまいます。

ニキビのために気を付けるべきポイントは、額や顎まわりといった洗いにくい場所までしっかり洗浄することです。これらの箇所は洗顔料が残ってしまうことが多く、ニキビの原因を作ります。

しっかりすすぐ

何度もすすぎをすることは手間ですが、洗い残しやすい場所を中心にしっかり流すことで、効率的かつ効果的に洗うことができます。もう一つ、お湯の温度が高いほど油分がよく落ちますが、通常のシャワーの温度40度程度では少し熱すぎます。洗顔料だけでなく、お湯の温度も油分の取りすぎの原因になってしまうので、お湯の温度設定を10度ほど下げて、32度くらいで洗えれば理想的です。

基礎化粧品をなじませる時間の確保

また、化粧水、乳液、クリーム、全てのポイントになるのが肌になじませる時間をとることも使用のポイントです。肌水はスプレータイプなので、無駄にこすらずつける事ができるのは良いポイントかもしれません。プラスひと手間、スプレーしたあと顔全体を手で優しく抑えて、なじませてください。

ポイントは先に塗ったものが肌の上で浮いた状態で次のものを塗っても効果が半減してしまうということです。更にそうやって次々と重ねていくと、べたべた感も出てしまいます。塗る、手で押さえる、なじんだと感じるまで待ってから次を塗る、この手順で行えば、無駄にこすって肌に刺激を与えることもなく、それぞれのアイテムの効果をきちんと発揮させることができます。

一見面倒ですが、馴染む間に化粧水を塗ったら髪を乾かして、乳液を塗る、といった具合に手順を習慣にしてしまえばそんなに手間ではありませんよ。

これまでシンプルなケアを行ってきた方にとっては、洗顔からその他のケアまで、ここでご紹介した内容は少し負担に感じるかもしれません。しかし、ニキビの多発から洗顔と乾燥に着目されたように、肌の変化への柔軟な対応を大事にされると、この先のトラブル回避に非常に役立つと思います。さっそく今日から実践されてくださいね！

コラム：少しの工夫でプチプラの価値が変わることを知る
残念ながら、肌も年をとります。トラブルが無かったのは若さのおかげ、歳と共に良くなることはないのが現実です。

しかし、ご紹介したようなプチプラコスメでも、ポイントを押さえて使えば経済的、時間的な負担を軽くしながら対処していくことができます。これからも自身の肌へのフィーリングを大切に、無理なく効果的に肌ケアできるといいですね。

まとめ：洗顔で美肌の土台づくりを！

これまで「大人ニキビケア＝皮脂をとる」ではなく、「大人ニキビケア＝肌をうるおす」ことが大事と解説してきました。

そこで大切になるのは、化粧水やクリームでの保湿もですが、まずは「洗顔」です。
洗顔は保湿ケアのような「与えるケア」ではなく「落とすケア」です。だからこそ、１歩間違えば肌に大きなダメージを与えてしまいます。

洗顔こそ、肌の土台を作るのです。

大人ニキビは繰り返しできる厄介なものですが、毎日丁寧に正しいスキンケアを続けていくことで美肌へ導かれますよ。