エステ員直伝!ざらつくデコルテ30秒簡単マッサージと正しいお手入れ方法
[公開日]2016/03/06[更新日]2017/10/31
肌の透明感があり、鎖骨が立体的で鎖骨下はふっくらと肉感が感じられるデコルテは年齢問わず憧れます。
しかし、実際はデコルテのくすみやザラザラなどに悩んでいる人が多く、胸元の空いた洋服を着たくても着れない人が増えています。
そこで、元エステティシャンである筆者が小手先の対策ではなく、本格的な首・デコルテケアについて解説します。
デコルテのお手入れの必要性がわかったところで、実際にどうしたらいいのかという解決方法をみていきましょう。
ハリ・ツヤ・なめらかさのあるデコルテを取り戻すには、どうしたらいいか。ポイントは3つあります。この3つの対策によって、「7つのやっかいごと」に対してしっかりアプローチできます。
ただし、こすり過ぎると、かえって肌にダメージを与えることになるので、素手でおこなうときは力加減を意識し、できればジェルやクリームを使って行うようにしてください。
ただ、角質層にしっかりと潤いが補給され維持できれば、紫外線から受けるダメージも跳ね返せるようになります。そのために、デコルテケア化粧品には浸透力に優れたアイテムを選ぶことを意識しましょう。
浸透力に優れていると、ジェルやクリームであっても、ベタつきがありません。また、デコルテのお手入れ化粧品を選ぶときは、保湿と同じくらいに美白成分が配合されていることが重要です。
美白成分はシミやそばかすを予防するだけでなく、肌代謝をサポートする働きが期待されます。
日焼け止めは、洋服を切る前に、顔〜胸元、耳・首の後ろまで塗るようにしましょう。塗り直しの理想は2〜3時間おきです。
「顔に化粧水をつけるついでにデコルテまで」「顔につけるクリームが余ったら、デコルテまでつける」しないより、した方が良いことに間違いはありません。
しかし、上記「7つのやっかいごと」にあるように、顔とデコルテの皮膚構造は違うことから考えると、本格的にデコルテケアをするのであれば、顔の「ついで」ケアだけでは不十分であることを認識してください。
デコルテを顔のついでにケアするのが、「予防」であればまだいいかもしれませんが、実際にデコルテが汚く見える場合は、デコルテ専用の化粧品を使うことをおすすめします。
では、なぜ「顔のスキンケアのついで」では不十分なのか。デコルテと顔は、皮膚の特徴が違います。
もともとデコルテのほうが黄色味が強く、色味が暗いとなると、顔と同じ化粧品を使っていても、顔より肌コンディションが高まるという期待は薄くなります。
デコルテ周辺はリンパ管、血管、筋肉が密集しており流れが停滞しやすいため、老廃物が蓄積し、肌の悩みも起きやすいパーツです。
とりわけ首は、体重の8~13%ほどある頭を支えており、筋肉が凝りやすく、リンパや血液の流れに支障をきたします。流れを停滞させないために、1分できるマッサージ方法を習得しましょう。
押さえるポイントは図中にある4つのリンパ節です。リンパ節というのは、全身にあるリンパ液が集まるところで、中でも鎖骨下リンパ節と腋窩(えきか)リンパ節は特に重要です。
デコルテマッサージにクリームを使うと肌を傷つけずに保湿ケアまでできます。
デコルテケアをするときは、首・デコルテ用の化粧品を使うことおすすめしましたが、「首・デコルテ用」と書いてあればなんでも良いわけではありません。
首やデコルテは顔の皮膚と構造が異なりデリケートで、ダメージに弱いため、乾燥・ざらつき・くすみ・シワができやすい部分です。
そのため、デコルテ対策のクリーム選びは保湿成分と美白成分の両方が配合してあるもの、なおかつ浸透力があるものを選ぶようにしましょう。
また、一年中お手入れが必要なので、ベタつきや乾燥が気にならないことも大切な選ぶポイントですね。デコルテ対策に数千円も使えないと感じるかもしれません。
しかし、顔用の化粧品よりもデコルテ用に作られていること、ワンステップでお手入れができることを考慮すると、デコルテ用の化粧品を選んだほうが結果的に良いのではないでしょうか。
デコルテ専用クリームの目安としては、1日2回 / 1ヶ月分で4000〜6000円です。
以下は、首・デコルテの悩み別におすすめするデコルテケア方法です。
もともとデコルテと顔の肌色は違いますが、それでも統一した肌色を目指すには、保湿・美白に加えて、肌トーンを高めるピーリングも定期的(1〜2週間に一度)に行っていきましょう。
デコルテは角質がたまりやすいので、角質ケアをするだけでくすみがとれます。加えて、紫外線対策は万全にしましょう。
デコルテにも使える肌に優しいピーリング
血行が悪くなるとシワが目立つので、デコルテのマッサージも習慣化していきましょう。
ニキビは毛穴の中で炎症が起きているため、保湿成分に加え、グリチルリチン酸二カリウムなどを配合したものを使って保湿します。デコルテ部分は皮脂腺が少ないため、刺激や角質が毛穴を塞ぐことでニキビや吹き出物ができると考えられます。
ただし、胸元に近くなると皮脂腺が多くなるためにできるニキビと考えられます。
この場合は、顔用のニキビ対策化粧品やボディ用のニキビケア化粧品を使いましょう。どちらにしても、肌を清潔に保つことと、紫外線対策をしっかり行うことは大前提です。
体質的なものもありますが、脇の下などにもでき、摩擦や加齢が原因で、30歳ごろから現れます。
老人性イボを取るには、セルフケアではなく皮膚科を受診する必要があります。方法としては、ハサミや炭酸ガスレーザーでイボを取り除きます。治療方法によっては保険適用できるものもあります。
この記事で紹介するデコルテケア方法は、ポイント1〜3までに対しての対策方法です。
デコルテケアのためのコスメはとても少なく、これまで対策は顔に使う化粧品を使うくらいしかありませんでした。
しかし、デコルテリアのようなデコルテに適した専用コスメで対策をすることで、より実感しやすいお手入れが可能になっています。
特に、これまで普通の化粧品でデコルテ対策をしてきたけど、デコルテに自信が持てない方におすすめです。
デコルテ専用ということで、デコルテの悩みや解決のために何が必要かはしっかり把握してあるので、効果は実感しやすいようですが、それは1〜2本使ってからということが多いため、数日間だけの使用やそれまで続けられなかった場合は、効果がわかりづらいようです。
配合成分を分析すると、デコルテだけに使うのがもったいない保湿・美白・エイジング対策として優秀です。実際、口コミにもデコルテだけでなく、ボディや顔にも使っているという声も見受けられました。
ほとんど肌に刺激となる成分は含まれていませんが、メチルパラベンという防腐剤が配合されています。
敏感肌でも使えますが、まずは使う前に二の腕の内側でパッチテストをしてから、本格的に使うことをおすすめします。
人工香料ではなく、ラベンダー油を配合しているので、ほんのりやさしい香りがリラックス効果をもたらします。高品質ではあるものの、120g税抜8500円という価格は正直、安いとは言えません。
それでも効果が期待できる美白成分や保湿成分を豊富に配合しており、ベタつかず使い心地に優れていることからすると、本格的にデコルテケアをするには投資する価値はあるでしょう。
1日2回使うと考えると、ケチらずに使っても1〜2ヶ月はもつでしょう。デコルテリアを正規にかつ、最安値で購入するには公式サイトからになります。
デコルテのお手入れは1日してみたところで何かが劇的に変わることはありません。早く効果を感じたいからといって、大量に塗っても肌に浸透できる量は限界があります。
それでも結婚式やデコルテの開いた洋服を着る予定が迫っているときは、プロの手に託しましょう。普段なかなかできないデコルテの徹底洗浄からエステティシャンによるハンドマッサージまで55分間 / 3000円(税抜)で施術を受けられます。
肌がしっとりとするだけでなく、自分の肌がここまでキレイだったのかと実感できます。一度プロの手で、しっかり汚れを落とし、肌がキレイになることがわかれば、自分でもしっかりお手入れをしようという意識改革にもなります。
それにより、くすみ、ニキビ、乾燥、シワ、むくみといったデコルテの悩みを解決することができます。
▼顔とデコルテの皮膚の違い▼
顔の皮膚は、表皮・真皮・皮下組織という頑丈な骨組み構造でできています。しかし、顔のすぐ下にあるデコルテは、肌土台である真皮層が薄く、角層が分厚い角質肥厚のようになっており、顔のようなしっかりとした骨組みがありません。
もっというと、皮脂が少なく肌の色味が顔よりも暗めで、脂肪が少ないため、お手入れしないと顔よりもあっという間に老けを感じさせます。
また、デコルテは顔のレフ板とも言われ、デコルテの透明感や肌の美しさは顔をよりキレイにみせることできますが、レフ板がないと顔の印象までマイナスになってしまいます。
私たちのスキンケアは、つい顔のお手入ればかりになりがちですが、顔を美しく見せるためにも注力すべきはデコルテといっても過言ではないのです。
デコルテには、顔に塗る1.5〜2倍の日焼け止め量を使用し、首、首の後、デコルテまでしっかり塗りましょう。
塗り忘れがないように、スキンケアした後に日焼け止めまで塗ってしまうとデコルテまでしっかり紫外線対策できます。
紫外線対策は、美肌を目指す人にとってもう聞き飽きたというくらい耳にしているかもしれません。それでもデコルテの悩みを持つということは、老化の最大の原因と言われる紫外線対策が万全ではないからです。
顔に日焼け止めを塗るのは習慣づいてきたけれど、デコルテまではついついおろそかになっていませんか。
髪の毛や洋服につかないようにと考えるとつい、デコルテまでしっかり日焼け止めを塗るのはおろそかになります。そのため、顔よりも紫外線の影響を受け気づいた時には肌がボロボロだったということも珍しくありません。
紫外線は肌ダメージの原因No.1で、全体の8割を占めます。肌のカサカサ・ゴワゴワ・ブツブツ・シワシワ・ヒリヒリ・チクチク、くすみ、ニキビ、たるみは、乾燥が原因で生じる肌トラブルであり、乾燥をもたらす最も大きな要因は、紫外線です。
紫外線をうっかり浴びてしまった場合は、いきなり美白化粧品を使うのではなく、しっかり冷やして肌のやけどを落ち着かせることが最優先です。
美白化粧品を使うのはそれからです。詳細については以下の記事で解説しています。
本格的なデコルテケアには、デコルテ専用のコスメを使い、マッサージと紫外線対策が必要です。そして、ある程度デコルテの美しさが実感できたら、それを長く維持していきましょう。そこで意識したいのが、日頃の姿勢です。
姿勢が正しくなると、血流の滞りが解消され、肩こりしにくくなります。肩こりしにくいというのは、血液の流れが良くなり、老廃物が溜まりにくくなるということです。
デコルテマッサージとともに、姿勢を意識することで、首にかかる負担を軽減でき、見た目美しい鎖骨美人になります。
肩甲骨が開いているかどうかは、立って手のひらを前に向けてみるとわかります。胸を開き、手のひらを前に向けると、腕が外側に回り、肩甲骨が自然と寄り、下がります。
姿勢は肩甲骨を寄せることを意識するだけでも改善が期待できます。日頃から手のひらを前に向けることを習慣づけましょう。
デコルテケアが必要だと感じて、実際に行動に起こす人は残念ながらほとんどいません。なぜなら、トライしてほんとうに効果があるかわからない、面倒だと感じるからです。
効果の程は、個人差もあるので保証することはできません。しかし、やらなければ改善の余地はありません。改善しないどころか現状維持も難しいでしょう。なので、
◆参考文献
スキンケア美容医学事典 / 吉木伸子 著
化粧品成分用語事典2012 / 鈴木一成 監修
しかし、実際はデコルテのくすみやザラザラなどに悩んでいる人が多く、胸元の空いた洋服を着たくても着れない人が増えています。
そこで、元エステティシャンである筆者が小手先の対策ではなく、本格的な首・デコルテケアについて解説します。
目次
《管理人:安藤美和子》
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
エステ員が実践するデコルテケアおすすめ3選
デコルテのお手入れの必要性がわかったところで、実際にどうしたらいいのかという解決方法をみていきましょう。
ハリ・ツヤ・なめらかさのあるデコルテを取り戻すには、どうしたらいいか。ポイントは3つあります。この3つの対策によって、「7つのやっかいごと」に対してしっかりアプローチできます。
デコルテのマッサージをする
マッサージをすることで、老廃物の排出を促し、鎖骨付近に停滞しやすい流れをスムーズにしていくことができます。ただし、こすり過ぎると、かえって肌にダメージを与えることになるので、素手でおこなうときは力加減を意識し、できればジェルやクリームを使って行うようにしてください。
デコルテマッサージをスキンケアの一部にする
角質層を潤すデコルテ化粧品を選ぶ
角層が満たされているとハリ・透明感にあふれた肌になりますが、角質層が分厚いデコルテは、乾燥しやすいため、くすみやすいというデメリットがあります。ただ、角質層にしっかりと潤いが補給され維持できれば、紫外線から受けるダメージも跳ね返せるようになります。そのために、デコルテケア化粧品には浸透力に優れたアイテムを選ぶことを意識しましょう。
浸透力に優れていると、ジェルやクリームであっても、ベタつきがありません。また、デコルテのお手入れ化粧品を選ぶときは、保湿と同じくらいに美白成分が配合されていることが重要です。
美白成分はシミやそばかすを予防するだけでなく、肌代謝をサポートする働きが期待されます。
デコルテケアコスメの選び方のコツ
首・デコルテまで紫外線対策をする
デコルテは、顔よりも暗い色をしているだけでなく、紫外線対策がおろそかになるパーツです。日焼け止めは、洋服を切る前に、顔〜胸元、耳・首の後ろまで塗るようにしましょう。塗り直しの理想は2〜3時間おきです。
紫外線対策でデコルテの老化は8割防げる
本格デコルテ対策が必要なとき、「顔のついで」だけでは不十分
おそらく、デコルテの劣化が気になった方はすでに顔の一部として顔と同じようなスキンケアをしてきたかと思います。「顔に化粧水をつけるついでにデコルテまで」「顔につけるクリームが余ったら、デコルテまでつける」しないより、した方が良いことに間違いはありません。
しかし、上記「7つのやっかいごと」にあるように、顔とデコルテの皮膚構造は違うことから考えると、本格的にデコルテケアをするのであれば、顔の「ついで」ケアだけでは不十分であることを認識してください。
デコルテを顔のついでにケアするのが、「予防」であればまだいいかもしれませんが、実際にデコルテが汚く見える場合は、デコルテ専用の化粧品を使うことをおすすめします。
では、なぜ「顔のスキンケアのついで」では不十分なのか。デコルテと顔は、皮膚の特徴が違います。
もともとデコルテのほうが黄色味が強く、色味が暗いとなると、顔と同じ化粧品を使っていても、顔より肌コンディションが高まるという期待は薄くなります。
1日30秒!元エステ員おすすめ簡単デコルテマッサージ
デコルテにハリをもたらすマッサージ方法
デコルテ周辺はリンパ管、血管、筋肉が密集しており流れが停滞しやすいため、老廃物が蓄積し、肌の悩みも起きやすいパーツです。
とりわけ首は、体重の8~13%ほどある頭を支えており、筋肉が凝りやすく、リンパや血液の流れに支障をきたします。流れを停滞させないために、1分できるマッサージ方法を習得しましょう。
押さえるポイントは図中にある4つのリンパ節です。リンパ節というのは、全身にあるリンパ液が集まるところで、中でも鎖骨下リンパ節と腋窩(えきか)リンパ節は特に重要です。
デコルテマッサージ方法
1. 鎖骨下リンパ節を3本の指でさする
2. 耳の下にある耳下腺リンパ節→頚部リンパ節を通って鎖骨下リンパ節まで3本の指でほぐしながら流す
3. 脇下にある腋窩リンパ節をやや強めにもみほぐす
4. 鎖骨下リンパ節をそのまま下に下り、デコルテ全体をもみほぐし、脇下の腋窩リンパ節に流す
2. 耳の下にある耳下腺リンパ節→頚部リンパ節を通って鎖骨下リンパ節まで3本の指でほぐしながら流す
3. 脇下にある腋窩リンパ節をやや強めにもみほぐす
4. 鎖骨下リンパ節をそのまま下に下り、デコルテ全体をもみほぐし、脇下の腋窩リンパ節に流す
これは、デコルテだけじゃなくて顔のむくみ対策としてもおすすめ。こするんじゃなくて、もみほぐす・さするイメージで力を入れ過ぎないように、自分が心地よいと感じる強さでやってみて。毎日ね!
デコルテマッサージにクリームを使うと肌を傷つけずに保湿ケアまでできます。
マッサージクリーム「デコルテリア」の公式サイト
デコルテケアのマッサージクリームは保湿と美白成分配合を選ぶ
デコルテケアをするときは、首・デコルテ用の化粧品を使うことおすすめしましたが、「首・デコルテ用」と書いてあればなんでも良いわけではありません。
首やデコルテは顔の皮膚と構造が異なりデリケートで、ダメージに弱いため、乾燥・ざらつき・くすみ・シワができやすい部分です。
そのため、デコルテ対策のクリーム選びは保湿成分と美白成分の両方が配合してあるもの、なおかつ浸透力があるものを選ぶようにしましょう。
また、一年中お手入れが必要なので、ベタつきや乾燥が気にならないことも大切な選ぶポイントですね。デコルテ対策に数千円も使えないと感じるかもしれません。
しかし、顔用の化粧品よりもデコルテ用に作られていること、ワンステップでお手入れができることを考慮すると、デコルテ用の化粧品を選んだほうが結果的に良いのではないでしょうか。
デコルテ専用クリームの目安としては、1日2回 / 1ヶ月分で4000〜6000円です。
以下は、首・デコルテの悩み別におすすめするデコルテケア方法です。
くすみが気になるとき
デコルテで最も気になるのはくすみ、顔色との違いです。顔にはファンデーションを塗っても、首やデコルテは無防備なので、その差はよりくっきりとしてきます。もともとデコルテと顔の肌色は違いますが、それでも統一した肌色を目指すには、保湿・美白に加えて、肌トーンを高めるピーリングも定期的(1〜2週間に一度)に行っていきましょう。
デコルテは角質がたまりやすいので、角質ケアをするだけでくすみがとれます。加えて、紫外線対策は万全にしましょう。
デコルテにも使える肌に優しいピーリング
「きらりのつくりかた」の公式サイトへ
シワが気になるとき
デコルテのシワが気になるときは、シワを埋めるようにシワに沿って塗りこみます。ただし、ネック部分は横にシワが出来やすいので、縦ではなく横につけましょう。血行が悪くなるとシワが目立つので、デコルテのマッサージも習慣化していきましょう。
ニキビが気になるとき
デコルテは、ボディの一部ではなく、顔の一部として扱うので、顔につかう洗顔料で肌を清潔にします。ニキビは毛穴の中で炎症が起きているため、保湿成分に加え、グリチルリチン酸二カリウムなどを配合したものを使って保湿します。デコルテ部分は皮脂腺が少ないため、刺激や角質が毛穴を塞ぐことでニキビや吹き出物ができると考えられます。
ただし、胸元に近くなると皮脂腺が多くなるためにできるニキビと考えられます。
この場合は、顔用のニキビ対策化粧品やボディ用のニキビケア化粧品を使いましょう。どちらにしても、肌を清潔に保つことと、紫外線対策をしっかり行うことは大前提です。
イボが気になるとき
首やデコルテにかけて、触るとポツポツした肌色より少し濃いイボができることがあります。これは、アクロコルドンといい、いわゆる老人性イボと呼ばれるものです。体質的なものもありますが、脇の下などにもでき、摩擦や加齢が原因で、30歳ごろから現れます。
老人性イボを取るには、セルフケアではなく皮膚科を受診する必要があります。方法としては、ハサミや炭酸ガスレーザーでイボを取り除きます。治療方法によっては保険適用できるものもあります。
この記事で紹介するデコルテケア方法は、ポイント1〜3までに対しての対策方法です。
デコルテ専用クリーム「デコルテリア」の口コミ効果を検証
デコルテケアのためのコスメはとても少なく、これまで対策は顔に使う化粧品を使うくらいしかありませんでした。
しかし、デコルテリアのようなデコルテに適した専用コスメで対策をすることで、より実感しやすいお手入れが可能になっています。
特に、これまで普通の化粧品でデコルテ対策をしてきたけど、デコルテに自信が持てない方におすすめです。
アルブチン、ビタミンC誘導体配合のデコルテ専用クリームデコルテリア / フロンティア美白/シミ予防:
デコルテリアの口コミ評判検証
良い口コミの傾向
・ボディ用クリームや顔用のコスメだと髪の毛にくっつくなどベタつきが気になっていたが、デコルテリアは肌なじみがよく、ベタつかない
・乾燥やニキビ、金属アレルギーだが、デコルテリアを使って肌荒れしにくくなった
・1本使いきって、最初よりデコルテの肌トーンが明るく感じる
・マッサージしながらつかえて、鎖骨がくっきりしてきた
・乾燥やニキビ、金属アレルギーだが、デコルテリアを使って肌荒れしにくくなった
・1本使いきって、最初よりデコルテの肌トーンが明るく感じる
・マッサージしながらつかえて、鎖骨がくっきりしてきた
悪い口コミの傾向
・シワが目立たなくなって嬉しいが、高くて続けるのは難しい
・保湿効果は感じたが、実際どれくらい効果があったのかよくわからない
・もう少しこってりした感じのクリームが良かった
・保湿効果は感じたが、実際どれくらい効果があったのかよくわからない
・もう少しこってりした感じのクリームが良かった
口コミ評価の分かれ目は、継続と値段 まずは1本使い続けてみる
肌トーンが上がった、肌トラブルが気にならなくなった、ベタつかない、という使い心地や効果に対する口コミが多いデコルテリアですが、値段の高さが継続しにくい理由につながっています。デコルテ専用ということで、デコルテの悩みや解決のために何が必要かはしっかり把握してあるので、効果は実感しやすいようですが、それは1〜2本使ってからということが多いため、数日間だけの使用やそれまで続けられなかった場合は、効果がわかりづらいようです。
デコルテリアの配合成分はどんな肌でも使えるか?
アセチルヘキサペプチドー8(アルジレリン):塗るボトックスとも言われるアミノ酸成分で、エイジング化粧品にも配合される
アルブチン:美白成分
アスコルビルグルコシド:持続性の高いビタミンC誘導体で美白効果がある
プラセンタエキス:保湿・肌代謝・美白効果をもつマルチな成分
サクシノイルアテロコラーゲン:肌にあるコラーゲンと同じ成分で浸透性が良く、ハリ・潤いに効果的な成分
カンゾウ根エキス、グリチルリチン酸2K:肌を刺激から守る
セイヨウミザクラ果実エキス:引き締め効果
大豆種子エキス:保湿・美白効果
メチルパラベン:防腐剤、肌の刺激になる可能性がある成分
アルブチン:美白成分
アスコルビルグルコシド:持続性の高いビタミンC誘導体で美白効果がある
プラセンタエキス:保湿・肌代謝・美白効果をもつマルチな成分
サクシノイルアテロコラーゲン:肌にあるコラーゲンと同じ成分で浸透性が良く、ハリ・潤いに効果的な成分
カンゾウ根エキス、グリチルリチン酸2K:肌を刺激から守る
セイヨウミザクラ果実エキス:引き締め効果
大豆種子エキス:保湿・美白効果
メチルパラベン:防腐剤、肌の刺激になる可能性がある成分
デコルテ専用クリームでコツコツとキレイを取り戻す
デコルテリアは、顔用のスキンケア化粧品並に徹底した成分選び皮膚科医によって行われています。その分、肌に対する優しさ、安心度が高まります。配合成分を分析すると、デコルテだけに使うのがもったいない保湿・美白・エイジング対策として優秀です。実際、口コミにもデコルテだけでなく、ボディや顔にも使っているという声も見受けられました。
ほとんど肌に刺激となる成分は含まれていませんが、メチルパラベンという防腐剤が配合されています。
敏感肌でも使えますが、まずは使う前に二の腕の内側でパッチテストをしてから、本格的に使うことをおすすめします。
デコルテリアは高いか、妥当な金額か
こってりとしたクリームではなく、ジェルと乳液の中間くらいのテクスチャーで伸びが良いのが特徴です。人工香料ではなく、ラベンダー油を配合しているので、ほんのりやさしい香りがリラックス効果をもたらします。高品質ではあるものの、120g税抜8500円という価格は正直、安いとは言えません。
それでも効果が期待できる美白成分や保湿成分を豊富に配合しており、ベタつかず使い心地に優れていることからすると、本格的にデコルテケアをするには投資する価値はあるでしょう。
1日2回使うと考えると、ケチらずに使っても1〜2ヶ月はもつでしょう。デコルテリアを正規にかつ、最安値で購入するには公式サイトからになります。
デコルテリアの公式サイトはこちら
緊急デコルテケアはエステという選択肢もあり
デコルテのお手入れは1日してみたところで何かが劇的に変わることはありません。早く効果を感じたいからといって、大量に塗っても肌に浸透できる量は限界があります。
それでも結婚式やデコルテの開いた洋服を着る予定が迫っているときは、プロの手に託しましょう。普段なかなかできないデコルテの徹底洗浄からエステティシャンによるハンドマッサージまで55分間 / 3000円(税抜)で施術を受けられます。
肌がしっとりとするだけでなく、自分の肌がここまでキレイだったのかと実感できます。一度プロの手で、しっかり汚れを落とし、肌がキレイになることがわかれば、自分でもしっかりお手入れをしようという意識改革にもなります。
肌のうるおいと透明感がアップする顔エステ顔エステ ベーシックケアコース / ポーラ
ポーラ エイジングケアエステ公式サイト
デコルテのざらつき・くすみが目立つ7つの原因
デコルテが抱える7つのやっかいごと
1. 顔よりも角質層が分厚い⇒くすみ、ニキビ
2. 顔よりも皮脂量が少ない⇒肌の乾燥
3. 顔よりも黄色味が強く、色味が暗い⇒顔とデコルテの色の差がはっきりでる
4. 顔のようにしっかりとした肌の骨組みがない⇒ハリ不足、シワ
5. アクセサリーや洋服との摩擦がある⇒くすみ、老人性イボ
6. 体重の10%もある頭を支えている⇒筋肉のコリ、血流が滞りやすい
7. 血流・リンパの重要関所がある⇒むくみ、あらゆる肌トラブルをもたらす
この7つは変わりようのない事実であり、変えることはできません。対策としては、デコルテの皮膚にあったスキンケアを行います。2. 顔よりも皮脂量が少ない⇒肌の乾燥
3. 顔よりも黄色味が強く、色味が暗い⇒顔とデコルテの色の差がはっきりでる
4. 顔のようにしっかりとした肌の骨組みがない⇒ハリ不足、シワ
5. アクセサリーや洋服との摩擦がある⇒くすみ、老人性イボ
6. 体重の10%もある頭を支えている⇒筋肉のコリ、血流が滞りやすい
7. 血流・リンパの重要関所がある⇒むくみ、あらゆる肌トラブルをもたらす
それにより、くすみ、ニキビ、乾燥、シワ、むくみといったデコルテの悩みを解決することができます。
▼顔とデコルテの皮膚の違い▼
首・デコルテは顔よりもデリケート
全身は一枚の皮膚でつながっていますが、部位ごとに皮膚構造が少しずつ異なります。顔とデコルテも同じようで違っています。顔の皮膚は、表皮・真皮・皮下組織という頑丈な骨組み構造でできています。しかし、顔のすぐ下にあるデコルテは、肌土台である真皮層が薄く、角層が分厚い角質肥厚のようになっており、顔のようなしっかりとした骨組みがありません。
もっというと、皮脂が少なく肌の色味が顔よりも暗めで、脂肪が少ないため、お手入れしないと顔よりもあっという間に老けを感じさせます。
デコルテケアをしないと顔の印象も悪くなる
繰り返しになりますが、デコルテは、女性の美しさを表す象徴であると同時に年齢を感じさせるパーツでもあります。また、デコルテは顔のレフ板とも言われ、デコルテの透明感や肌の美しさは顔をよりキレイにみせることできますが、レフ板がないと顔の印象までマイナスになってしまいます。
私たちのスキンケアは、つい顔のお手入ればかりになりがちですが、顔を美しく見せるためにも注力すべきはデコルテといっても過言ではないのです。
デコルテって、こんなに大変な事情を抱えていたんだね。それなのに、私ったらお手入れどころか意識すらしてこなかったよ、安藤さん。
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。そう、多くの人がデコルテの重要性をまだ知らないの。デコルテよりも顔のスキンケアに意識が行っちゃうからね。顔のスキンケアは大事だけど、「顔の美しさをより際立たせるにはデコルテのお手入れも必要」ってわかってくれたらなによりだわ。
紫外線対策でデコルテのざらつき・くすみは8割対策できる
デコルテには、顔に塗る1.5〜2倍の日焼け止め量を使用し、首、首の後、デコルテまでしっかり塗りましょう。
塗り忘れがないように、スキンケアした後に日焼け止めまで塗ってしまうとデコルテまでしっかり紫外線対策できます。
紫外線対策は、美肌を目指す人にとってもう聞き飽きたというくらい耳にしているかもしれません。それでもデコルテの悩みを持つということは、老化の最大の原因と言われる紫外線対策が万全ではないからです。
顔に日焼け止めを塗るのは習慣づいてきたけれど、デコルテまではついついおろそかになっていませんか。
髪の毛や洋服につかないようにと考えるとつい、デコルテまでしっかり日焼け止めを塗るのはおろそかになります。そのため、顔よりも紫外線の影響を受け気づいた時には肌がボロボロだったということも珍しくありません。
紫外線は肌ダメージの原因No.1で、全体の8割を占めます。肌のカサカサ・ゴワゴワ・ブツブツ・シワシワ・ヒリヒリ・チクチク、くすみ、ニキビ、たるみは、乾燥が原因で生じる肌トラブルであり、乾燥をもたらす最も大きな要因は、紫外線です。
紫外線をうっかり浴びてしまった場合は、いきなり美白化粧品を使うのではなく、しっかり冷やして肌のやけどを落ち着かせることが最優先です。
美白化粧品を使うのはそれからです。詳細については以下の記事で解説しています。
日焼けダメージは放置厳禁!アフターケアで後悔しない美白・美肌対策
キレイなデコルテをキープするには姿勢を意識して
本格的なデコルテケアには、デコルテ専用のコスメを使い、マッサージと紫外線対策が必要です。そして、ある程度デコルテの美しさが実感できたら、それを長く維持していきましょう。そこで意識したいのが、日頃の姿勢です。
姿勢が正しくなると、血流の滞りが解消され、肩こりしにくくなります。肩こりしにくいというのは、血液の流れが良くなり、老廃物が溜まりにくくなるということです。
デコルテマッサージとともに、姿勢を意識することで、首にかかる負担を軽減でき、見た目美しい鎖骨美人になります。
手のひらを前に向けて、肩甲骨を寄せると姿勢がシャキッとなる
姿勢で特に意識すべき点は、肩甲骨です。肩甲骨が開いて上がっている状態から、肩甲骨を寄っていて、下がっている状態を目指しましょう。肩甲骨が開いているかどうかは、立って手のひらを前に向けてみるとわかります。胸を開き、手のひらを前に向けると、腕が外側に回り、肩甲骨が自然と寄り、下がります。
姿勢は肩甲骨を寄せることを意識するだけでも改善が期待できます。日頃から手のひらを前に向けることを習慣づけましょう。
きれいなデコルテはマッサージとスキンケア次第
デコルテケアが必要だと感じて、実際に行動に起こす人は残念ながらほとんどいません。なぜなら、トライしてほんとうに効果があるかわからない、面倒だと感じるからです。
効果の程は、個人差もあるので保証することはできません。しかし、やらなければ改善の余地はありません。改善しないどころか現状維持も難しいでしょう。なので、
デコルテマッサージをする
デコルテの保湿・美白ケアをする
紫外線対策をする
まずは、どれかひとつでも1週間続けてみてください。全部できれば本格デコルテケアですが、ひとつ続けるだけでもデコルテケアになります。デコルテの保湿・美白ケアをする
紫外線対策をする
◆参考文献
スキンケア美容医学事典 / 吉木伸子 著
化粧品成分用語事典2012 / 鈴木一成 監修