目立つ顔イボに!治療方法・セルフケア術を丸ごと解説!
[公開日]2017/12/01
知らない間にできている顔イボ…目立つところにあると憂鬱な気分になったり、人からの目線が気になったりしますよね。
そんな顔イボを一刻も早くなくしたい人のために、顔イボの改善方法についてまとめました。
顔イボの原因から皮膚科での治療方法や料金、自宅でのセルフケア方法をご紹介します。
※イボとは古い角質が溜まってできたもの
※イボケアとは肌にうるおいを与えて肌を滑らかにすること
一口に顔イボといっても、その種類は大きく8つに分けられます。
それぞれの顔イボで原因や対策方法が異なるので、自分がどの種類の顔イボなのか理解した上で、顔イボの対策をとりましょう。
ウイルス性のイボで、傷口から顔イボの原因となる「ヒトパピローマウイルス」が入り込むことが原因です。
産毛処理やひげ処理など、カミソリで肌を切ってしまった時などにウイルスに感染すると言われています。
対策方法
市販薬やセルフケアで完治することは難しく、皮膚科での専門的な治療が必要です。
原因
扁平疣贅と同じく、傷口からウイルスが入り、肌細胞に感染して盛り上がることが原因です。
尋常性疣贅は手足にできやすいイボですが、カミソリなどで顔に傷ができると、傷口から感染する場合もあります。(扁平疣贅とはヒトパピローマウイルスの種類が違うだけであり、感染原因は同じです)
対策方法
人にうつるウイルス性の顔イボなので、セルフケアで改善はできません。皮膚科での専門的な治療でイボを切除する必要があります。
原因
非ウイルス性のイボで、人にうつらない顔イボです。加齢と遺伝が主な原因を言われていますが、放置したシミが老人性イボになるケースも報告されています。また、紫外線に当たると大きくなることがあります。
対策方法
セルフケアでの完治は難しいため、皮膚科での治療必要です。治療方法は、液体窒素による凍結治療、電気メスや炭酸ガスレーザーでの切除が一般的です。
原因
非ウイルス性で人にうつらない顔イボです。加齢や加齢によるターンオーバーの乱れが原因だと言われています。
対策方法
セルフケアで改善できる顔イボです。保湿ケアで肌のターンオーバーが整うようにサポートしたり、イボの原因となる古い角質を取り除くヨクイニンを配合したクリームや化粧品で対策できます。
皮膚科でも治療はできますが、繰り返しできやすいイボなので、保湿ケアでいぼが繰り返しできない肌環境を作ることが大切です。
原因
スキンタッグ同様、加齢やターンオーバーの乱れが原因だと言われています。ウイルスが原因ではないので、人にうつることはありません。
対策方法
スキンタッグと同じく、自宅でケアできる顔イボです。肌のターンオーバーを整えるサポートをしたり、古い角質を取り除くヨクインを配合したクリームでケアできます。
原因
詳しい原因は分かっていませんが、古い角質が溜まることが原因だと言われています。
こうした古い角質は「年齢とともにターンオーバーが遅くなること」や「肌の乾燥」によって溜まってしまいます。
対策方法
皮膚科で押し出してもらうことも可能ですが、保湿スキンケアで「肌のターンオーバーを整えるサポート」をすることも効果的です。
稗粒種は繰り返しできやすいので、予防の意味でもイボケア化粧品で対策がおすすめです。
原因
「脂腺」と呼ばれる「皮脂を分泌する線」が、加齢と共に異常に増えて大きくなったことが原因です。若い人だと、脂腺を増大する特定の男性ホルモンが異常分泌することで発症することもあります。
対策方法
自宅でのケアはできないため、皮膚科でのレーザー治療や液体窒素を用いた治療が必要です。
ただし、肌の深いところからできているイボなので、治療が困難なケースもあります。
原因
高脂血症(コレステロールや中性脂肪の血中濃度が高い病気)の合併症としてできる顔イボです。
対策方法
メスでの切除やレーザー治療で取り除けますが、黄色種は高脂血症の合併症なので、高脂血症を治さなければ再発してしまいます。そのため、コレステロールや中性脂肪の血中濃度を下げる内服薬での治療が有効です。
ここからは、顔イボをとるための具体的な対策についてご紹介します。最も一般的な対策方法は、皮膚科での治療です。
また、顔イボの種類によって適切ないぼ治療法が違うため、自己判断せずに皮膚科で診断してもらい、治療方針を主治医と固めましょう。
ただし、高脂血症の合併症である「黄色種」は高脂血症の治療も行わなければ再発するのでご注意ください。
液体窒素で綿棒を凍らせ、イボに押しつけることで低温火傷を起こし、イボを焼き切る方法です。
保険適用の治療なので、費用を抑えて治療できるメリットがあります。
ただしウイルス性のイボの場合、ウイルスが肌の深くまで到達している場合には繰り返し治療が必要になることがあります。
小さなイボでもピンポイントで取り除くことができ、再発が少ない治療方法です。
レーザー照射は一瞬なので、複数個のイボがあっても短時間で治療を終えることができます。
メリットは再発しにくいことや治療期間の短さで、デメリットは保険適用外で金額が高いところです。
突起したイボの場合、ハサミによる切除することがあります。局部麻酔をするので痛みはありません。
治療時間は短く、傷跡も残りにくい治療方法ですが、取り除くのは突起した部分のみなので、再発しやすいというデメリットがあります。
電気メスを使ってイボを取り除く方法です。液体窒素やレーザー治療と比べると傷跡が大きくなりやすい治療方法でもあります。
1回で治療が完了するメリットはありますが、まれに傷跡が盛り上がってミミズ腫れのようになることもあります。
主にヨクイニンを処方されます。
基本的に長期に渡って服用することはなく、2週間〜1ヵ月ごとに通院して経過を見ていき、改善が見られない場合は液体窒素やレーザー治療など別の治療方法にうつることがあります。
そのため、イボの治療が終わった後は、肌のお手入れや飲み薬でイボができにくい肌に整えることも大切です。
薬局では顔イボに効く内服薬や塗り薬を購入することができます。
ただし市販薬は、
・顔には使えないもの
・ウイルス性のイボだけに効くもの
・非ウイルス性のイボだけに効くもの
など、様々な種類があるので、商品パッケージに記載されている使用上の注意や使用方法を確認しましょう。
ヨクイニンは「コイクセノリド」という「できもの」に働く成分が含まれています。この「コイクセノリド」は抗腫瘍作用があり、肌のできものに働きかける効果があります。
漢方薬にも用いられており、安全性が認められているため、誰でも安心して使うことができます。
ヨクイニン(ハトムギ種子エキス)が配合された内服薬です。
イボケア効果はもちろん、肌荒れ、ターンオーバーの乱れにも効果が期待できます。1日15錠飲む必要はありますが、イボケアやイボ予防に役立つでしょう。
ヨクイニン配合の薬とイボケア化粧品で「内側」と「外側」から顔イボのケアをすることで、より徹底した顔イボのケアができるためです。
イボケア化粧品であればヨクニンを避けるべき妊娠中の人でも安心して使えますよ。
「イボに化粧品?」と疑問に思うかもしれませんが、最近ではスキンケアとイボケアが同時にできる「イボケア化粧品(主にクリーム)」が販売されています。
ケアできるのは、顔にできる小さなイボ「スキンタッグ・アクロコルドン」や、目の周りにできる白くてプツプツした「稗粒種」です。
1個で顔イボのケアもスキンケアもできるのでコスパが良く、手軽さもあるのでセルフケアにはぴったりですよ。
また、ヨクイニンはイボケア成分である「コイクセノリド」を含んでいるため、イボケアには必要不可欠な成分です。
肌は潤うとバリア機能が高まって刺激に強くなるため、肌を保湿することは顔イボの予防につながります。
特に高保湿成分セラミド配合のものがおすすめです。
また、保湿効果が高いと顔イボのケア同時に顔のスキンケアもできるので節約にもなり、経済的な負担も軽くなります。
通常であれば、こうした古い角質(顔イボ)は肌のターンオーバーとともに排出されますが、ターンオーバーが乱れると古い角質が溜まって顔イボとなってしまうのです。
乱れたターンオーバーを整えるには時間がかかってしまうため、まずは最低でも3ヵ月続けられる価格のものを目安に選びましょう。
上記の商品の特徴を踏まえると、それぞれ以下のように位置付けることができます。
イボケア効果・うるおい効果が高くても価格が高い商品は使い続けることができないため、効果と価格のバランスが取れた「理想ゾーン」に位置するイボケア化粧品がおすすめです。
また、顔イボケア化粧品なら、今の保湿スキンケア化粧品に置き換えるだけで簡単にイボケアできるので、顔イボに悩んでいる方は1度試してみてください。
以下、ランキング上位の商品をご紹介します。
Wヨクイニンを直接顔イボに塗ることで、プツプツしたイボ肌をなめらかにしてくれるのです。
ヨクイニンの他にもイボケア成分として有名なあんずエキスも配合されているので、徹底的なイボケアが可能です。
高いうるおい効果によって肌のバリア機能を高めたり、肌のターンオーバーを整えるサポートをしたりすることで、今あるイボもこれからできるイボの対策までできるのです。
また、保湿効果に定評のあるコラーゲンがプロテオグリカン、ヒアルロン酸も配合されているので、プツプツした肌をなめらかに整えてくれます。
保湿効果が高いため、クリアポロン1つでイボケアだけでなく、保湿スキンケアもできるところも嬉しいポイントです。
長期間の保証サービスがあるので、イボケア化粧品が初めての人でも安心して試すことができますよ。
結論:即効性はないが使い続けることで顔イボケアができるクリーム
クリアポロンは、1個で顔イボへの効果を実感する人は少ない傾向でしたが、どのイボケア化粧品を使っても短期間でのイボケアはできません。
クリアポロンは、ヨクイニンやセラミドが徐々に顔イボや肌のターンオーバーを整える化粧品です。
実際にクリアポロンで顔イボへの効果を実感している人は、継続使用している人がほとんどでしたので、もし購入するのであれば継続使用を視野に入れておきましょう。
また、クリアポロンは保湿成分が豊富なので、「肌がしっとりした」という口コミも多く見られました。
1つで顔イボのケアもスキンケアもできるので、時短で顔イボケアもスキンケアもしたい人にとってはおすすめのイボケア化粧品です。
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クリアポロンは通販限定なので、薬局で購入はできません。Amazonでは定価より高い価格で販売されていたためご注意ください。
最安値は公式サイトの初回1,800円です。初回の特別価格は毎月500名限定なので、検討している人は早めに購入することをおすすめします。
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また、肌を柔らかくするあんずエキスも配合されているため、肌代謝をサポートしてスムーズなイボ排出ができるよう手助けしてくれます。
肌は潤うとイボの原因である外的刺激に強くなるので、艶つや習慣+を使うことでイボ予防をすることも可能です。
定期購入といっても、最低○回以上の継続が必要などの条件や縛りはなく、1個商品が手元に届けばすぐに解約することもできるので、気軽に試せますよ。
総評:乾燥肌以外の人におすすめの顔イボクリーム
艶つや習慣+の保湿成分「プラセンタエキス」や「アロエベラエキス」に強力な保湿効果はないため、乾燥肌の人はうるおいが足りないようです。
乾燥肌の人で、顔イボケアと一緒に洗顔後のスキンケアも行いたい人は1位のクリアポロンが候補になるでしょう。
ただし、イボケア効果としては概ね満足している人が多く、特に長期継続している人は顔イボへの効果を実感していました。
クリアポロンと違って定期コースに縛りがないので、まずはとりあえず1つだけ使ってみたい人におすすめできます。
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艶つや+習慣は楽天、Amazonでの取り扱いはなく、公式ページでのみ販売されています。単品購入も可能ですが、定期コースだと初回価格が50%オフになり、最安値で購入できます。
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イボの中でも、外的刺激やターンオーバーの乱れによってできる顔イボ(目の周りの白いポツポツや、1〜3mmの小さいイボ)は食事によっても改善できます。
顔イボに良い食事を取り、内側から顔イボ対策を行いましょう。
ビタミンAにはターンオーバーを整える効果があるので、顔イボ排出をサポートしてくれますよ。
血行不良になると肌代謝が悪くなって顔イボができやすくなるので、冷たい食べ物はなるべく避け、温かい食事で血行促進をしましょう。
顔イボは再発しやすいため、改善された後も予防することが大切です。
ここでは、顔イボの再発を防ぐための予防方法をご紹介します。
肌は乾燥するとターンオーバーが乱れたり、刺激に弱くなってしまうため、保湿ケアを丁寧行うと顔イボを予防することができます。
すると、古い角質が肌表面に留まって硬くなり、顔イボとなってしまいます。
普段から日焼け止めを塗り、紫外線カットをすることでイボができないように対策しましょう。
栄養不足になった肌は、ターンオーバーが乱れてしまうため、タバコを控えることも予防策になります。
男性であればヒゲ処理、女性であれば産毛処理で使うカミソリで肌が傷つくと、その傷口からウイルスに感染することがあるので注意しましょう。
モノを介してウイルスが付着する感染してしまうので、家族にウイルス性イボを発症した人がいる場合は、同じタオルを使わないようにしましょう。
顔イボには様々な種類があり、それぞれ原因と対策が異なります。
まずは自分のイボの種類を見極めましょう。
特に老人性のイボは誰もができる可能性が高いイボなので、普段から保湿スキンケアを丁寧にするなどの予防することも大切です。
顔イボがなくなると見た目年齢もグッと若くなりますよ。
そんな顔イボを一刻も早くなくしたい人のために、顔イボの改善方法についてまとめました。
顔イボの原因から皮膚科での治療方法や料金、自宅でのセルフケア方法をご紹介します。
目次
※イボとは古い角質が溜まってできたもの
※イボケアとは肌にうるおいを与えて肌を滑らかにすること
顔イボは大きく8種類!それぞれの原因・対策は?
一口に顔イボといっても、その種類は大きく8つに分けられます。
それぞれの顔イボで原因や対策方法が異なるので、自分がどの種類の顔イボなのか理解した上で、顔イボの対策をとりましょう。
扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
数mm盛り上がった平べったいイボ。薄い褐色。
原因ウイルス性のイボで、傷口から顔イボの原因となる「ヒトパピローマウイルス」が入り込むことが原因です。
産毛処理やひげ処理など、カミソリで肌を切ってしまった時などにウイルスに感染すると言われています。
対策方法
市販薬やセルフケアで完治することは難しく、皮膚科での専門的な治療が必要です。
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
扁平疣贅よりも盛り上がったいぼ。硬く、表面がザラザラしている。
原因
扁平疣贅と同じく、傷口からウイルスが入り、肌細胞に感染して盛り上がることが原因です。
尋常性疣贅は手足にできやすいイボですが、カミソリなどで顔に傷ができると、傷口から感染する場合もあります。(扁平疣贅とはヒトパピローマウイルスの種類が違うだけであり、感染原因は同じです)
対策方法
人にうつるウイルス性の顔イボなので、セルフケアで改善はできません。皮膚科での専門的な治療でイボを切除する必要があります。
脂漏性角化症(老人性いぼ)
発生した時は1〜2mmほどだが次第に大きくなる。色は濃い肌色から黒色まで様々。
原因
非ウイルス性のイボで、人にうつらない顔イボです。加齢と遺伝が主な原因を言われていますが、放置したシミが老人性イボになるケースも報告されています。また、紫外線に当たると大きくなることがあります。
対策方法
セルフケアでの完治は難しいため、皮膚科での治療必要です。治療方法は、液体窒素による凍結治療、電気メスや炭酸ガスレーザーでの切除が一般的です。
スキンタッグ(老人性いぼ)
1〜3mmくらい突起しているいぼ。柔らかく、色は肌色〜茶色。
原因
非ウイルス性で人にうつらない顔イボです。加齢や加齢によるターンオーバーの乱れが原因だと言われています。
対策方法
セルフケアで改善できる顔イボです。保湿ケアで肌のターンオーバーが整うようにサポートしたり、イボの原因となる古い角質を取り除くヨクイニンを配合したクリームや化粧品で対策できます。
皮膚科でも治療はできますが、繰り返しできやすいイボなので、保湿ケアでいぼが繰り返しできない肌環境を作ることが大切です。
おすすめのイボケア化粧品はこちら(ページ下部へ)
アクロコルドン(老人性いぼ)
突起しておらず、平べったい形をしている。1〜3mm位の大きさ。
原因
スキンタッグ同様、加齢やターンオーバーの乱れが原因だと言われています。ウイルスが原因ではないので、人にうつることはありません。
対策方法
スキンタッグと同じく、自宅でケアできる顔イボです。肌のターンオーバーを整えるサポートをしたり、古い角質を取り除くヨクインを配合したクリームでケアできます。
おすすめのイボケアクリームはこちら(ページ下部へ)
稗粒種(はいりゅうしゅ)
目の周りにできる白いポツポツ。同じ場所に繰り返しできやすい。
原因
詳しい原因は分かっていませんが、古い角質が溜まることが原因だと言われています。
こうした古い角質は「年齢とともにターンオーバーが遅くなること」や「肌の乾燥」によって溜まってしまいます。
対策方法
皮膚科で押し出してもらうことも可能ですが、保湿スキンケアで「肌のターンオーバーを整えるサポート」をすることも効果的です。
稗粒種は繰り返しできやすいので、予防の意味でもイボケア化粧品で対策がおすすめです。
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脂腺腫(しせんしゅ)
顔のTゾーン部分や頬にできるイボ。ニキビのような黄色で、大きさは2〜6mm。中央が少し凹んでいる。
原因
「脂腺」と呼ばれる「皮脂を分泌する線」が、加齢と共に異常に増えて大きくなったことが原因です。若い人だと、脂腺を増大する特定の男性ホルモンが異常分泌することで発症することもあります。
対策方法
自宅でのケアはできないため、皮膚科でのレーザー治療や液体窒素を用いた治療が必要です。
ただし、肌の深いところからできているイボなので、治療が困難なケースもあります。
黄色腫(おうしょくしゅ)
左右の目頭の上にできる黄色い楕円形のイボ。皮膚よりも1ミリくらい盛り上がっている。
原因
高脂血症(コレステロールや中性脂肪の血中濃度が高い病気)の合併症としてできる顔イボです。
対策方法
メスでの切除やレーザー治療で取り除けますが、黄色種は高脂血症の合併症なので、高脂血症を治さなければ再発してしまいます。そのため、コレステロールや中性脂肪の血中濃度を下げる内服薬での治療が有効です。
治療方法①皮膚科治療で顔イボを除去する
ここからは、顔イボをとるための具体的な対策についてご紹介します。最も一般的な対策方法は、皮膚科での治療です。
皮膚科での治療できる顔イボの種類は?
顔イボの状態によっては治療が困難なケースもありますが、基本的にどのような種類の顔イボでも皮膚科で治療できます。また、顔イボの種類によって適切ないぼ治療法が違うため、自己判断せずに皮膚科で診断してもらい、治療方針を主治医と固めましょう。
ただし、高脂血症の合併症である「黄色種」は高脂血症の治療も行わなければ再発するのでご注意ください。
顔イボの治療内容は?
皮膚科での顔イボ治療は、上記の図のように様々な方法があり、それぞれ料金や痛みなどが異なります。液体窒素による凍結治療
◆治療概要
費用:1,000〜1,500円(保険適用の場合)
治療期間:3ヵ月〜1年程度
対象:ウイルス性の顔イボ・非ウイルス性の中でも小さい顔イボ
傷跡:シミのような跡が残る
費用:1,000〜1,500円(保険適用の場合)
治療期間:3ヵ月〜1年程度
対象:ウイルス性の顔イボ・非ウイルス性の中でも小さい顔イボ
傷跡:シミのような跡が残る
液体窒素で綿棒を凍らせ、イボに押しつけることで低温火傷を起こし、イボを焼き切る方法です。
保険適用の治療なので、費用を抑えて治療できるメリットがあります。
ただしウイルス性のイボの場合、ウイルスが肌の深くまで到達している場合には繰り返し治療が必要になることがあります。
レーザー治療
◆治療概要
費用:2,000〜5,000円(保険適用外なので病院によって差が激しい)
治療期間:1回で終えることが多い
対象:全ての顔イボ
傷跡:かさぶたができる
費用:2,000〜5,000円(保険適用外なので病院によって差が激しい)
治療期間:1回で終えることが多い
対象:全ての顔イボ
傷跡:かさぶたができる
小さなイボでもピンポイントで取り除くことができ、再発が少ない治療方法です。
レーザー照射は一瞬なので、複数個のイボがあっても短時間で治療を終えることができます。
メリットは再発しにくいことや治療期間の短さで、デメリットは保険適用外で金額が高いところです。
ハサミによる切除
◆治療概要
費用:1,000〜5,000円(保険適用)
治療期間:1回だが再発しやすい
対象:アクロコルドン・スキンタッグ
傷跡:残りにくい
費用:1,000〜5,000円(保険適用)
治療期間:1回だが再発しやすい
対象:アクロコルドン・スキンタッグ
傷跡:残りにくい
突起したイボの場合、ハサミによる切除することがあります。局部麻酔をするので痛みはありません。
治療時間は短く、傷跡も残りにくい治療方法ですが、取り除くのは突起した部分のみなので、再発しやすいというデメリットがあります。
電気メスで切除
◆治療概要
費用:1,500〜8,000円(保険適用)
治療期間:1回で終えることが多い
対象:全ての顔イボ
傷跡:かさぶたができる
費用:1,500〜8,000円(保険適用)
治療期間:1回で終えることが多い
対象:全ての顔イボ
傷跡:かさぶたができる
電気メスを使ってイボを取り除く方法です。液体窒素やレーザー治療と比べると傷跡が大きくなりやすい治療方法でもあります。
1回で治療が完了するメリットはありますが、まれに傷跡が盛り上がってミミズ腫れのようになることもあります。
内服薬(飲み薬)での治療
◆治療概要
費用:1,000〜2,000円(保険適用)
治療期間:2週間〜1ヵ月ごとに通院
対象:黄色種以外の顔イボ
傷跡:なし
費用:1,000〜2,000円(保険適用)
治療期間:2週間〜1ヵ月ごとに通院
対象:黄色種以外の顔イボ
傷跡:なし
主にヨクイニンを処方されます。
基本的に長期に渡って服用することはなく、2週間〜1ヵ月ごとに通院して経過を見ていき、改善が見られない場合は液体窒素やレーザー治療など別の治療方法にうつることがあります。
ただし、皮膚科で治療しても再発の可能性はある
イボはまだまだ原因が解明されていない部分が多く、皮膚科で顔イボを切除しても再発する可能性があります。そのため、イボの治療が終わった後は、肌のお手入れや飲み薬でイボができにくい肌に整えることも大切です。
治療方法②市販のヨクイニン薬で顔イボをなくしていく
薬局では顔イボに効く内服薬や塗り薬を購入することができます。
ただし市販薬は、
・顔には使えないもの
・ウイルス性のイボだけに効くもの
・非ウイルス性のイボだけに効くもの
など、様々な種類があるので、商品パッケージに記載されている使用上の注意や使用方法を確認しましょう。
おすすめの市販薬はヨクイニン配合のもの
市販薬の中でも特におすすめなのが「ヨクイニン」を配合したものです。ヨクイニンは「コイクセノリド」という「できもの」に働く成分が含まれています。この「コイクセノリド」は抗腫瘍作用があり、肌のできものに働きかける効果があります。
漢方薬にも用いられており、安全性が認められているため、誰でも安心して使うことができます。
顔イボにおすすめの市販薬
ヨクイニンS コタロー(第三医薬品) / 小太郎漢方製薬価格:1200円(税抜)
容量:240錠(1日15錠、16日分)
容量:240錠(1日15錠、16日分)
ヨクイニン(ハトムギ種子エキス)が配合された内服薬です。
イボケア効果はもちろん、肌荒れ、ターンオーバーの乱れにも効果が期待できます。1日15錠飲む必要はありますが、イボケアやイボ予防に役立つでしょう。
注意点:ただし妊娠中のヨクイニンはNG
ヨクイニンには子宮を収縮させる働きがあり、妊娠中は避け方が良いとされています。妊娠中にイボケアをする場合は、内服薬以外の方法で改善していきましょう。非ウイルス性イボは、イボケア化粧品も併用するとさらに効果的
非ウイルス性イボの場合は、直接イボに塗りこむことができる「イボケア化粧品」の併用がおすすめです。ヨクイニン配合の薬とイボケア化粧品で「内側」と「外側」から顔イボのケアをすることで、より徹底した顔イボのケアができるためです。
イボケア化粧品であればヨクニンを避けるべき妊娠中の人でも安心して使えますよ。
対策方法③顔イボ用の化粧品でセルフケアを行う
「イボに化粧品?」と疑問に思うかもしれませんが、最近ではスキンケアとイボケアが同時にできる「イボケア化粧品(主にクリーム)」が販売されています。
イボケア化粧品はどんなイボにも効果がある?
イボケア化粧品は、ウイルス性のイボに効き目はありません。ケアできるのは、顔にできる小さなイボ「スキンタッグ・アクロコルドン」や、目の周りにできる白くてプツプツした「稗粒種」です。
1個で顔イボのケアもスキンケアもできるのでコスパが良く、手軽さもあるのでセルフケアにはぴったりですよ。
顔イボに効果的な化粧品の選び方
イボケア化粧品は以下のポイントが押さえられているものが効果的です。ヨクイニンエキス配合
ヨクイニンは肌のターンオーバーをサポートし、イボを含む古い角質を排出する後押しをしてくれます。また、ヨクイニンはイボケア成分である「コイクセノリド」を含んでいるため、イボケアには必要不可欠な成分です。
保湿効果が高い
イボケア化粧品でケアできるイボ(スキンタッグ・アクロコルドン・稗粒種)の原因の1つは「外的刺激」です。肌は潤うとバリア機能が高まって刺激に強くなるため、肌を保湿することは顔イボの予防につながります。
特に高保湿成分セラミド配合のものがおすすめです。
また、保湿効果が高いと顔イボのケア同時に顔のスキンケアもできるので節約にもなり、経済的な負担も軽くなります。
続けやすい価格
イボケア化粧品でケアできる「スキンタッグ・アクロコルドン・稗粒種」といった顔イボは、古い角質が溜まって硬く盛り上がっている状態です。通常であれば、こうした古い角質(顔イボ)は肌のターンオーバーとともに排出されますが、ターンオーバーが乱れると古い角質が溜まって顔イボとなってしまうのです。
乱れたターンオーバーを整えるには時間がかかってしまうため、まずは最低でも3ヵ月続けられる価格のものを目安に選びましょう。
顔イボにおすすめのイボケア化粧品
上記の選ぶポイントを押さえたイボケア化粧品を比較しました。順位 | 総合評価 | 価格(税抜) | イボケア 保湿成分 |
---|---|---|---|
1位 クリアポロン | ヨクイニン2種、保湿成分豊富で肌をなめらかに / 返金保証あり | 初回限定 1,800円 / 60g 180日返金保証あり | ヨクイニンエキス、ヨクイニン種子オイル、杏仁エキスなど |
2位 艶つや習慣 | 大容量で首・顔・全身のポツポツに使える | 初回限定 1,900円 / 120g 2回目以降3,040円 | あんずエキス、ヨクイニンエキス、アロエベラなど |
3位 シルキースワン | ヨクイニン配合・少量でよく伸びるが、保湿力があと一歩 | 初回限定 2,980円 / 20g×2個 2回目以降5,400円 | ヨクイニンエキス、ハトムギ種子エキス、オウバクエキスなど |
4位 アンミオイル | 保湿力◯、ほぼ杏仁オイルでヨクイニンの配合量が少ないため△ | 初回限定 907円 / 30ml | 杏仁オイル、ヨクイニンエキスなど |
5位 アプリアージュオイル | ヨクイニン配合だが、価格と肌内部への保湿力の低さがネック | 初回限定 7,020円 / 40ml | ヨクイニンエキス、ヨクイニン種子オイル、スクワランなど |
イボケア効果・うるおい効果が高くても価格が高い商品は使い続けることができないため、効果と価格のバランスが取れた「理想ゾーン」に位置するイボケア化粧品がおすすめです。
また、顔イボケア化粧品なら、今の保湿スキンケア化粧品に置き換えるだけで簡単にイボケアできるので、顔イボに悩んでいる方は1度試してみてください。
以下、ランキング上位の商品をご紹介します。
Wヨクイニンが顔イボを徹底ケア
クリアポロンにはハトムギオイルとハトムギ種子エキスの「Wヨクイニン」が配合されています。Wヨクイニンを直接顔イボに塗ることで、プツプツしたイボ肌をなめらかにしてくれるのです。
ヨクイニンの他にもイボケア成分として有名なあんずエキスも配合されているので、徹底的なイボケアが可能です。
セラミド配合でしっとり高保湿
セラミドの中でも特に保湿効果が高いヒト型セラミドが配合されています。高いうるおい効果によって肌のバリア機能を高めたり、肌のターンオーバーを整えるサポートをしたりすることで、今あるイボもこれからできるイボの対策までできるのです。
また、保湿効果に定評のあるコラーゲンがプロテオグリカン、ヒアルロン酸も配合されているので、プツプツした肌をなめらかに整えてくれます。
保湿効果が高いため、クリアポロン1つでイボケアだけでなく、保湿スキンケアもできるところも嬉しいポイントです。
180日間の全額返金保証
クリアポロンには180日間(約半年間)の全額返金保証制度があります。長期間の保証サービスがあるので、イボケア化粧品が初めての人でも安心して試すことができますよ。
クリアポロンの公式サイトへ
良い口コミ
・顔にあったプツプツしたイボが目立たなくなってきた
・保湿ケアもこれ1つでできるので経済的
・肌がしっとりしてなめらかになってきた
・顔イボだけでなく首イボにも使える
悪い口コミ
・1個使ってみたが顔イボに変化がない
・定期コースは3回続けないといけないのがネック
・初回は安く買えても2個目から高くなる
・顔にあったプツプツしたイボが目立たなくなってきた
・保湿ケアもこれ1つでできるので経済的
・肌がしっとりしてなめらかになってきた
・顔イボだけでなく首イボにも使える
悪い口コミ
・1個使ってみたが顔イボに変化がない
・定期コースは3回続けないといけないのがネック
・初回は安く買えても2個目から高くなる
結論:即効性はないが使い続けることで顔イボケアができるクリーム
クリアポロンは、1個で顔イボへの効果を実感する人は少ない傾向でしたが、どのイボケア化粧品を使っても短期間でのイボケアはできません。
クリアポロンは、ヨクイニンやセラミドが徐々に顔イボや肌のターンオーバーを整える化粧品です。
実際にクリアポロンで顔イボへの効果を実感している人は、継続使用している人がほとんどでしたので、もし購入するのであれば継続使用を視野に入れておきましょう。
また、クリアポロンは保湿成分が豊富なので、「肌がしっとりした」という口コミも多く見られました。
1つで顔イボのケアもスキンケアもできるので、時短で顔イボケアもスキンケアもしたい人にとってはおすすめのイボケア化粧品です。
✔︎最安値情報
クリアポロンは通販限定なので、薬局で購入はできません。Amazonでは定価より高い価格で販売されていたためご注意ください。
最安値は公式サイトの初回1,800円です。初回の特別価格は毎月500名限定なので、検討している人は早めに購入することをおすすめします。
クリアポロンの公式ページへ
ヨクイニンエキスが顔イボにアプローチ
艶つや習慣+にはイボケア成分のヨクイニンエキスが配合されており、イボでプツプツした肌をなめらかに整えてくれます。また、肌を柔らかくするあんずエキスも配合されているため、肌代謝をサポートしてスムーズなイボ排出ができるよう手助けしてくれます。
プラセンタエキスやアロエベラエキスが肌の潤いを保つ
プラセンタエキスやアロエベラエキスといった保湿成分が肌に潤いを与えてくれます。肌は潤うとイボの原因である外的刺激に強くなるので、艶つや習慣+を使うことでイボ予防をすることも可能です。
初回は50%オフ
艶つや習慣+を定期コースで申し込むと、初回は50%オフで購入できます。定期購入といっても、最低○回以上の継続が必要などの条件や縛りはなく、1個商品が手元に届けばすぐに解約することもできるので、気軽に試せますよ。
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良い口コミ
・顔イボや腕のザラザラに使えた
・肌がなめらかになって悩みがなくなった
・定期が簡単に解約できたので良かった
悪い口コミ
・乾燥肌だからか保湿スキンケアとしては物足りない
・1個使ったがイボに効果がなくてリピートしなかった
・顔イボや腕のザラザラに使えた
・肌がなめらかになって悩みがなくなった
・定期が簡単に解約できたので良かった
悪い口コミ
・乾燥肌だからか保湿スキンケアとしては物足りない
・1個使ったがイボに効果がなくてリピートしなかった
総評:乾燥肌以外の人におすすめの顔イボクリーム
艶つや習慣+の保湿成分「プラセンタエキス」や「アロエベラエキス」に強力な保湿効果はないため、乾燥肌の人はうるおいが足りないようです。
乾燥肌の人で、顔イボケアと一緒に洗顔後のスキンケアも行いたい人は1位のクリアポロンが候補になるでしょう。
ただし、イボケア効果としては概ね満足している人が多く、特に長期継続している人は顔イボへの効果を実感していました。
クリアポロンと違って定期コースに縛りがないので、まずはとりあえず1つだけ使ってみたい人におすすめできます。
✔︎最安値情報
艶つや+習慣は楽天、Amazonでの取り扱いはなく、公式ページでのみ販売されています。単品購入も可能ですが、定期コースだと初回価格が50%オフになり、最安値で購入できます。
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改善方法④食生活で顔イボを排出する
イボの中でも、外的刺激やターンオーバーの乱れによってできる顔イボ(目の周りの白いポツポツや、1〜3mmの小さいイボ)は食事によっても改善できます。
顔イボに良い食事を取り、内側から顔イボ対策を行いましょう。
ビタミンAで肌のターンオーバーを促進する
肌のターンオーバーが乱れると古い角質がたまり、硬くなって顔イボとなるため、顔イボにはターンオーバーを促す栄養素が効果的です。ビタミンAにはターンオーバーを整える効果があるので、顔イボ排出をサポートしてくれますよ。
ビタミンAを多く含む食材:レバー・人参・かぼちゃ・うなぎ・モロヘイヤなど
冷たいものを取りすぎない
冷たいものを食べ過ぎると体が冷え、血行が悪くなります。血行不良になると肌代謝が悪くなって顔イボができやすくなるので、冷たい食べ物はなるべく避け、温かい食事で血行促進をしましょう。
顔イボは再発しやすい!予防もしてイボのない肌を保とう
顔イボは再発しやすいため、改善された後も予防することが大切です。
ここでは、顔イボの再発を防ぐための予防方法をご紹介します。
老人性イボの予防方法
保湿ケアを丁寧に行う
老人性疣贅(イボ)は、ターンオーバーの乱れや外的刺激が原因だと言われています。肌は乾燥するとターンオーバーが乱れたり、刺激に弱くなってしまうため、保湿ケアを丁寧行うと顔イボを予防することができます。
日焼け止めで紫外線をカットする
肌は紫外線を浴びると、乾燥したり、ターンオーバーが乱れたりします。すると、古い角質が肌表面に留まって硬くなり、顔イボとなってしまいます。
普段から日焼け止めを塗り、紫外線カットをすることでイボができないように対策しましょう。
喫煙者はタバコを控える
タバコを吸うと、体内のビタミンCが大量に消費され、肌に必要なビタミンCが行き渡らなくなってしまいます。栄養不足になった肌は、ターンオーバーが乱れてしまうため、タバコを控えることも予防策になります。
ウイルス性の顔イボの予防策
ヒゲ処理や産毛処理で肌を切らないように注意する
ウイルス性のイボは、傷口からイボウイルス「人パピローマウイルス」が入りこむことが原因です。男性であればヒゲ処理、女性であれば産毛処理で使うカミソリで肌が傷つくと、その傷口からウイルスに感染することがあるので注意しましょう。
家族にウイルス性イボの人がいる場合は同じタオルを避ける
ウイルス性の顔イボは人にうつるイボです。モノを介してウイルスが付着する感染してしまうので、家族にウイルス性イボを発症した人がいる場合は、同じタオルを使わないようにしましょう。
まとめ 顔イボは種類を見極めて適切に取り除こう
顔イボには様々な種類があり、それぞれ原因と対策が異なります。
まずは自分のイボの種類を見極めましょう。
特に老人性のイボは誰もができる可能性が高いイボなので、普段から保湿スキンケアを丁寧にするなどの予防することも大切です。
顔イボがなくなると見た目年齢もグッと若くなりますよ。
※イボとは古い角質が溜まってできたもの
※イボケアとは肌にうるおいを与えて肌を滑らかにすること
※画像の一部を@コスメ、公式サイトから引用しています。
◇参考文献
吉木伸子・岡部美代治・小野真規子『正しいスキンケア事典』
朝田康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』