歯並びが悪いと起きる7つの症状とは?歯列矯正の費用と対策まとめ

歯並び 悪い 便秘

「歯並びがガタガタだと育ちが悪いと思われる」「不清潔な印象を与えてしまう」

歯医者さんに来る方は、当然ですが歯並びの悪さを改善するためにやってきます。

歯並びが悪いと見た目の印象だけでなく、便秘やイビキの原因にもなるので早めの対策が必要です。

この記事では、歯科医である筆者が歯並びが悪くなる原因と予防方法から歯医者さんでの治療とその費用について解説します。



この記事は、歯科医師の方に執筆していただき、アンチエイジングの神様チームで編集しております。

歯並び矯正にはいくらかかる?タイプ別歯列矯正方法


歯並び 悪い 歯列矯正

まず、歯並びを矯正する方法を解説します。歯並びを改善する方法はいくつかありますが、筆者のおすすめは矯正治療です。

今は矯正治療の種類も増え、歯を抜かずに行う方法や、マウスピースによる矯正方法もあります。

被せ物で歯並びを改善する補綴(ほてつ)矯正も含め、それぞれのメリットとデメリットを知って自分にあう矯正方法をみつけましょう。

矯正治療はどんな歯並びでも治療可能、ただし見栄えが悪い

矯正治療は、歯に装置を付けて歯を動かすことで歯並びを改善する治療方法です。

矯正治療のメリット:誰でも矯正できる
・どのような歯並びでも治療が可能
・歯を削らないのでダメージが少ない
・子供から大人まで対応可能

矯正治療のデメリット:見栄えが悪い
・成人の場合、多くは抜歯を必要とする
・矯正装置を装着している間は見栄えが悪い
・時間がかかる
・治療が高額になるケースがある

主な矯正治療の方法は3種類

歯並び 悪い 歯列矯正

矯正治療はどんな歯並びでもキレイにできるというメリットがあります。もう少し具体的にどのような矯正方法があるのか解説していきますね。

ブラケット矯正:どんな歯並びにも対応できる
ブラケット矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれるボタンのようなものを貼り付け、そこにワイヤーを通して行う治療法です。

1本1本の歯に装置に装着するため、細かいところまで調整が可能です。現在行われる矯正治療で最も多く選択される治療法で、どのような歯並びにでも対応できます。

ブラケット矯正はいくらかかる?
ただ歯の表面に装置があるので、見栄えの悪いことがデメリットになります。価格は本数や歯並びの度合いで異なり、自費治療のため30~100万円ほど必要となります。

舌側ブラケット矯正:矯正中だとわからない
通常のブラケット装置を歯の裏側に装着する矯正方法です。舌側ブラケット矯正のメリットはやはり見栄えの良さにあり、長期間にわたる矯正治療におけるデメリットの1つを解消できる点にあります。

ただ歯の裏側に装置が来ることで、舌が動かしにくく、会話や食事がしづらくなるのがデメリットです。

舌側ブラケット矯正はいくらかかる?
通常のブラケット矯正よりも治療費が高くなり50~150万円ほどかかります。

マウスピース矯正:取り外しができる矯正
透明のマウスピースを装着して行う矯正方法です。マウスピースは装着していても見た目にはわからず、取り外しができるので、食事や歯磨きがしやすい点がメリットです。

ただマウスピース矯正はどの歯並びでも行えるわけではなく、比較的軽度な症例しか対応できません。また1日に15時間以上の装着が必要なうえ、自己管理が必要な点がデメリットと言えます。

マウスピース矯正はいくらかかる?
マウスピース矯正にかかる費用は歯並びの度合いで異なりますが、50~120万円が相場です。

補綴(ほてつ)矯正は短期間で済むが歯へのダメージが大きい

歯並び 悪い 補綴矯正

補綴矯正とは被せ物をして歯の形や向きを変え、歯並びをきれいにする方法です。補綴(ほてつ)矯正と呼ばれていますが、歯の位置は変わらないため、厳密な意味で矯正治療と異なります。

補綴(ほてつ)矯正のメリット:短期間で済む
・矯正治療よりも短期間ですむ
・歯並びのみならず、歯の形や色も変えられる
・治療によっては矯正よりも費用が安くなる

補綴(ほてつ)矯正のデメリット:虫歯リスクが高まる
・歯を削るため、歯に対するダメージが大きい
・治療後のメンテナンスを怠ると虫歯などになりやすい
・すべての歯並びに対応できるわけではない

補綴矯正の種類

補綴矯正にもいくつか種類があります。
ラミネートべニア:歯へのダメージが少ない
前歯の表面を薄く削って、その上に貝状のセラミック板(べニア)を張り付ける方法で、例えるならつけ爪に似ています。歯を削る量が少なく、また歯の色も選べる点がメリットです。

ただラミネートべニアは前歯のみに限ります。また基本的に歯の位置は変わらないため、治療が適用できない歯並びもあります。

ラミネートベニアはいくらかかる?
ラミネートベニアにかかる費用は、1本あたり5~15万円が相場です。

クラウン・ブリッジ:短期間で歯並びを改善できる
クラウン(被せ物)やブリッジ(被せ物同士がつながったもの)で歯並びを改善します。クラウン・ブリッジは歯並びを一気に短期間で改善できるメリットがあります。

ただその分多くの歯を削らなければならず、また場合によっては歯の神経を抜かなければならないため、歯へのダメージが大きいことが最大のデメリットです。

クラウン・ブリッジはいくらかかる?
クラウン・ブリッジにかかる費用は選ぶ材質で異なりますが、1本5~10万円が相場です。

自力で歯並びを治そうとするのは危険!
ネットで見かける「割り箸を噛む」「歯を押す」など、自力で歯並びを治す方法や市販のマウスピースなどは、かえって歯並びを悪くする危険があるので、自己判断で行わないようにしましょう。

口呼吸や頬杖をつかないようにする、頬や唇の筋肉を鍛えることは、歯並びを悪くしないための予防対策として有効です。

虫歯が影響することも!歯並びが悪くなる3つの原因


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まずはじめに、なぜ歯並びが悪くなるのか解説します。ハッとした方は今からでも改善するよう意識してみましょう。

「口呼吸」「頬杖」「爪噛み」「横向き寝」などの悪習慣
歯はその1本に対し、隣接する歯、噛み合わせる歯、頬や唇、舌などから一定の力を受けています。この力のバランスによって、歯は所定の位置に立っているのです。

この力のバランスが少しでも崩れると、歯はその位置から動こうとします。例えば、口呼吸は唇からの力が弱まることで「出っ歯」になる傾向があります。ほかにも頬杖や爪噛み、横向き寝などは、本来はないはずの力が歯に加わってしまい、歯が動いてしまう原因になるのです。

虫歯や歯周病も歯並びを悪くする
先にも述べましたが、歯はあらゆる部位から受ける圧力によって維持されています。そのため、大きな虫歯によって歯の形が変形したり小さくなると、隣接する歯や噛み合わせの歯が受ける力のバランスが崩れ、歯が少しずつ動きはじめます。

また、歯周病の原因菌は歯を支える骨を溶かしていくため、歯周病が重度になると歯が動きはじめます。このように虫歯や歯周病も、長く放っておくと歯並びを悪くする原因になるため、早めに治療しておくほうが良いでしょう。

あまり噛まない・柔らかい食べ物を好む
骨や筋肉は、常に動かす部分が発達し、あまり使わない部分は退化していきます。そのため普段あまり噛まない、もしくはパンなど柔らかい物ばかり食べるという習慣は、顎やその周りの筋肉が不十分になります。

その結果、顎が小さくなり歯がうまく並びきれなかったり、筋肉の力が緩んで歯が動き出すなどして歯並びが悪くなってしまいます。毎日の食事はよく噛むことを意識し、顎の成長を促すためにも硬い物を良く噛む習慣を身につけましょう。

歯並びの悪さは遺伝?
「親の歯並びが悪いと子供の歯並びも悪くなるのか?」と問われると、確率的には「YES」となります。

しかし歯や骨の成長に影響する要素は、遺伝だけではありません。普段何気なく行っている習慣やクセが顎の成長を妨げたり、形をゆがませる原因になっています。そのため、毎日の習慣を気をつけることが歯並びを良くするための秘訣と言えます。

歯並びの悪さは便秘や頭痛を引き起こすので注意


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歯並びが悪いと口元が気になってしまうものですが、歯は口内やあごだけでなく体のバランスを整える役割も担っています。ここでは、歯並びの悪さが原因で起こる症状を解説します。

胃腸障害や便秘になりやすい
噛み合わせが悪いと食べ物を細かく噛み砕く働きが鈍くなり、胃や腸に大きな負担をかけてしまいます。その結果、慢性的な胃腸障害になりやすい傾向があります。

「いつも胃の調子が悪い」「便秘がちだ」という人で、特にその原因が思い当たらない人は、もしかしたら噛み合わせが悪いからかもしれません。

原因不明の頭痛や肩こりに悩まされる
歯科においては、噛み合わせが原因で生じる頭痛や肩こりはめずらしくありません。なぜなら、噛み合わせにズレが生じるとその周囲の筋肉のバランスも崩れ、一部の筋肉に大きな負担がかかるからです。

その負担はいずれ首や肩の筋肉まで影響が出ます。首や肩の筋肉が常に緊張した状態が続くと、コリが生じて血行不良となり、頭痛や肩こりに悩まされるのです。

不眠などの睡眠障害の原因になる
歯並びによる噛み合わせの悪さが、その周囲の筋肉に大きな負担をかけてしまうことは先にも述べましたが、この筋肉の緊張状態は、体を興奮させる交感神経を常に刺激してしまいます。

そのため自律神経のバランスが崩れ、不眠など睡眠障害の原因になる場合があります。「よく眠れない」「疲れがとれない」などの原因が歯並びだったということも考えられるのです。

歯並びが悪いと虫歯リスクも高まる

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歯並びの悪さを気にしている方はすでに実感しているかと思いますが、あらためて歯並びの悪さがもたらす3つの悪影響をお伝えします。

いつも同じ場所に物がつまりやすい
歯並びが悪いと、食べ物がつまりやすくなります。それだけでもストレスになりますが、つまる場所が他人の目に触れる部位だと、人と食事をするたびに意識が口元に向くので、せっかくの食事も楽しむどころか疲れてしまいます。

そのため他人と食事をするのが嫌になったり、食事をするにしてもスープなど流動性の高いものしか食べられないといった人もいます。

虫歯や歯周病、口臭の原因になる
歯並びが悪いと、どうしてもうまく歯ブラシが当たらない場所ができます。そのため常に同じ場所に磨き残しができ、その部位の虫歯や歯周病のリスクがあがってしまうのです。

また汚れをうまく落とせない場所は食べかすが溜まりやすく、口臭の原因にもなります。

そのイビキ、実は歯並びが原因してるかも
イビキは、寝ている間に舌によって気道(空気が通る道)が狭まり、そこに勢いよく空気が送り込まれることで起こります。疲れている時にイビキが大きくなるのは、疲れによって筋肉がゆるみ、舌が喉の方へ下がりやすいからです。

実のところ、イビキの中には歯並びに原因があるケースがあります。例えば顎が小さかったり、顎が後ろに下がっている人は舌のスペースが小さいため、寝ている間に舌が気道を狭めやすく、イビキが大きくなることがあります。

人と接するのが億劫になる
歯並びが悪いとコンプレックスに感じ、口をあけて笑えないといった悩みを抱えます。顔のシミやしわは化粧で隠せますが、歯並びだけはどうやっても隠すことができません。

歯並びの悪さによる見た目の自信喪失は、人と会話をする、楽しく笑うなどの何気ない行為さえも億劫にさせます。

人とうまく話せない、接することができないというネガティブな感情は、日常生活のあらゆる行動を後ろ向きにさせ、やがて自分の殻に閉じこもりがちにもなりかねません。

子どものガタガタ歯並びは大人になる前に治療させる


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「両親の歯並びが悪いと、子供の歯並びも悪くなりそう」「うちの子、もう歯並びが悪いけど、矯正させたほうがいいのかな」とわが子の歯並びに関する悩みは尽きないと思います。

歯科医として1つ言えることは、子供の歯並びは矯正治療などを含め、早めに対処しておいた方がメリットが大きいということです。

具体的に早期の矯正治療にはどのようなメリットがあるのかに加え、子供の歯並びに関してどのような点に気を付けるべきか、詳しく解説していきますね。

子供の矯正治療は早く始めるほどメリットがある

子どもの歯列矯正を早い段階でおこなうメリットは4つあります。

・受け口などの骨格異常を改善できる
・通常の矯正よりも痛みが少ない
・抜歯の可能性を少なくできる
・大人の矯正よりも後戻りが少ない

子供の矯正が大人の矯正と大きく異なるのは、発育成長の力を利用できる点です。特に乳歯と永久歯が混ざっている時期(5歳~12歳頃)に矯正治療を始めると、同時に顎の成長をコントロールすることができます。

歯並びが悪くなる原因を早めにやめさせる

「指しゃぶり」は3歳頃からやめさせるようにする
指しゃぶりは子供の歯並びが悪くなる原因のひとつです。指しゃぶりが長く続くと、出っ歯や開咬(上と下の前歯が噛まない)の原因になります。

ただ指しゃぶりは心の安定と深く関わっている場合が多いため、無理矢理やめさせようとするとかえってストレスの元になります。歯並びへの影響も気になると思いますが、まずは3歳ごろから優しく諭し、指しゃぶりの時間を減らしていくようにしましょう。

口呼吸や唇を噛むクセ、舌を突き出すクセなどがないか観察する
子供の指しゃぶりを気にする方が多い一方、口呼吸や唇を噛むクセ、舌を突き出すクセなどは盲点になりがちです。これらのクセも早い時期に改善しておかないと、歯並びが悪くなる原因になります。

指しゃぶり同様、あまり厳しく注意するとかえってクセを増長させることもあります。無意識に行っている場合もあるので、口をポカンと開けてたり、唇を噛むしぐさを見かけたら、「やめようね」と優しく注意するように心がけましょう。

歯並びが悪いと人に会うのもおっくうに まずは習慣の見直しを


歯並びの悪さは同時に噛み合わせにも影響を及ぼします。噛み合わせのズレはそのまま体のズレの原因となり、その結果、心身に様々な不快症状を引き起こします。

例えば原因不明の頭痛や肩こり、不眠などは、実は歯並びが原因かもしれません。歯並びはそれほど、私たちにとって重要な要素なのです。

歯並びの多くは遺伝によりますが、口呼吸や爪噛み、指しゃぶりなどのクセも歯並びを悪くする原因になります。このような悪習癖は早いうちに改善することが、歯並びを悪くしないための予防になります。

《管編集:安藤美和子》
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。

◆参考文献
・噛み合わせと顎関節症の治療と予防法 / 志賀泰昭 著
・歯科矯正学 第5版  / 医師薬出版株式会社 編
歯・口腔の健康 / 歯並び / e-ヘルスネット(厚生労働省)


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