青汁比較ランキングの落とし穴 / 口コミ効果で分からない６つのポイント

健康ブームにより青汁は多くのメーカーから販売され、いまや100を超える種類があります。人気ランキングで安易に選ぶ前に、健康のために飲むものですから選ぶ基準を知っておきましょう。

「比較ランキングの落とし穴」と題した理由は、巷に溢れる青汁ランキングの選定基準が曖昧であることが多い、もしくは細かな栄養価に触れていないため、万人に推奨するには情報量が少なすぎるためです。ここでは、具体的に選ぶ基準を明確にし主要な10商品について比較を行います。

青汁に求める効果はなにか？

青汁を飲む目的は「健康のため」と漠然と考えている方もいるかもしれません。しかし、より具体的な目的があるのであれば明確にして選択するほうが良いでしょう。商品によって、原料と紐づく栄養素がちがうため、期待できる効果も異なるからです。

青汁に関わる主な健康維持の目的の詳細と、紐づく栄養素は以下のようになります。

目的	青汁に関わる栄養素
ダイエットを 頑張る人に	カルコン、カリウム、食物繊維、ビタミン、酵素
美容や若々しさの 維持に	ビタミン、食物繊維、βカロテン、カリウム、メラトニン
負けない体の 維持に	カルシウム
毎日の元気に	バランスの良い栄養素
臭いの エチケットに	葉緑素、食物繊維
毎朝のスッキリに	食物繊維、ビタミン、乳酸菌、酵素
体の循環が 気になる方に	食物繊維、プラジン、ポリフェノール
冷えが 気になる方に	ビタミンE、鉄分

「青汁の主成分」と「求める目的」の対応で考える

青汁の商品数は100を超えますが、青汁の主原料となる葉野菜はそれほど多くありません。シンプルに選ぶ方法としては、求める効果をもつ野菜を主原料とした商品を選ぶことです。

青汁の主原料として広く用いられる緑黄色野菜ケールは、多くの栄養素を含んでおり青汁選択の基本と考えることができます。漠然と「健康維持」を考えるのであれば、まずはケールの青汁を飲んでみてください。苦さが弱点ですが、下表では「錠剤」で飲みやすいケール青汁を紹介しています。

ケールは苦いため味が苦手な人が多いのも事実です。そんな方は「大麦若葉」や「桑の葉」が主原料の青汁も選択肢になります。

青汁を選ぶ基準は「栄養価」＋「味or形状」

上記で青汁の味について言及したとおり、その独特の味から青汁を選ぶ際に「味」を考えられる方も多いでしょう。もちろん「味」は続ける上で大切なポイントですが、青汁を飲む目的は「高い栄養価の摂取」にあるので、最重視したいのは「栄養価」になります。

最近では様々な形状の青汁が販売されるようになりましたので、「味」が気になる方は、サントリーの「極の青汁」のようにそもそもおいしい青汁を選ぶか、ステラの「贅沢青汁」のように錠剤タイプを選ぶのも手になります。

あくまで栄養価と目的で主成分を選択し、飲みやすさを補助的に選ぶことで目的を達成しながら継続できるスタイルを確立することができます。

青汁比較ランキング

上記を踏まえた上で、青汁の比較ランキングを作成しました。目的が「健康維持」の方は参考にしてみてください。ただし、上述のとおり万人に最適なものはあり得ませんので、自身の目的が明確な方は配合成分を詳しく比べてみてください。
※ページ下部に、主要商品の配合成分を一覧化しています。


贅沢青汁の特徴は何と言っても、苦く摂取しづらかった豊富な栄養野菜を錠剤として摂取できる点にあります。また、このアンチエイジングの神様ページからは、1袋4,743円を980円(税込)のモニター価格で購入して頂くことができます。

従来の青汁は、栄養価の高さと続けられる味のバランスを見極めるのが主流の選び方でした。しかし、贅沢青汁のように錠剤として摂取することで、栄養価だけを考えて選ぶことができるようになりました。

九州産の栄養価の高い野菜が主原料となっています。ビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維、葉緑素が豊富に含まれています。

通常は4,743円での購入のところを、ここではモニター紹介の機会を頂きましたので980円(税込)で購入可能です。

お勧め度	価格	容量	ジャンル	備考
★★★★★	4,743円 ⇒980円(税込)	1袋90粒 約1ヶ月分	青汁錠剤	本商品

錠剤で飲みやすく、栄養価の高い「贅沢青汁」の詳細は、以下よりチェックしてみてください。モニター価格980円(税込)で購入可能です。公式ページが最安で定期コースとなりますが、いつでも解約可能です。

「贅沢青汁」の公式ページへ

酵素青汁111選の特徴は、酵素とケールをはじめとした青汁野菜を配合した錠剤であるという点です。

口から摂取した酵素が、体内酵素に変換されることはありませんが、間接的に体内酵素を節約することができると言われています。

酵素・青汁野菜といった大量摂取しずらい高栄養価の食物を、錠剤で飲みやすく加工しています。

お勧め度	価格	容量	ジャンル	備考
★★★★	500円(税抜) 定期4回縛り	1袋60粒 約1ヶ月分	錠剤青汁	本商品

青汁野菜だけでなく酵素を同時に摂取したい方、また苦味が苦手な方は錠剤の酵素青汁をチェックしてみてください。以下の公式ページが最安値になります。

「酵素青汁111選」公式ページへ

粉末青汁の特徴は、国産のケール・大麦若葉・明日葉・モロヘイヤ・ブロッコリーといった主要野菜を網羅的に配合している点です。栄養素・安全性の面では申し分のない青汁と言えます。

ほぼ１種の野菜でつくられる青汁がある中で、５種の国産野菜をブレンドしているのが非常にユニークです。

５種の野菜をブランドしたことで、栄養価のバランスが良くしかも高い水準にあります。

お勧め度	価格	容量	ジャンル	備考
★★★★★	4,500円(税抜)	10g×30包 約1ヶ月分	粉末青汁	本商品

主要な青汁原料を網羅的にブレンドしたことで、栄養価が高くバランスの良い「粉末青汁」の詳細は、以下よりチェックしてみてください。公式ページが最安になります。

「粉末青汁」公式ページへ

PickUp！大麦若葉、明日葉、桑の葉、ケールに酵素エキスを加えた青汁

「ホコニコのこだわり酵素青汁」は青汁の４大原料を配合し、酵素エキスまで加えた栄養豊富な青汁です。詳細は以下よりご確認ください。

主要な青汁13商品の比較一覧

たくさんの青汁の中から主要なものを絞り、一覧化しました。ここで記している価格は、すべて単品買いした場合の通常価格ですが、定期購入でおトクに購入できるものも多くあります。気になる商品は画像をクリックして、公式ページで詳細を確認してください。

商品名 （販売元）	価格 内容量	主原料 特徴
極の青汁 （サントリー）	《粉末》 3240円(＋税) 定期一回解約可 30袋 1ヶ月分	国産大麦若葉 明日葉 ケルセチンプラス
		・サントリー開発のおいしさ ・野菜のちからの吸収力をアップ ・国産野菜厳選
贅沢青汁 （ステラ漢方）	《錠剤》 4743円 ⇒980円(税込) 90粒×1袋1ヶ月分	返金保証有り 九州産ケール 八女クロレラ 与那国産長命草
		・青汁栄養素を3粒で補える ・錠剤だから飲みやすい ・九州産野菜が原材料 ・賦形剤不使用
酵素青汁111選 （ミーロード）	《錠剤》 2980円(税込) 60粒1ヶ月分	モリンガ、酵素エキス ケール、スピルリナ 長命草、明日葉 日本山人参
		・錠剤で飲みやすい ・豊富な栄養素 ・酵素配合
ふるさと青汁 （マイケア）	《粉末》 3800円(税別) 送料無料 3g×44包 1.5ヶ月分	返金保証有り 明日葉 カルコン、オリゴ糖
		・カルコンが栄養素の巡り改善 ・カリウムが余分な水分を排出 ・食物繊維が腸を整える
神仙桑抹茶 ゴールド （お茶村）	《粉末》 5700円(税抜) 3g×60包 1ヶ月分	返金保証有り 桑の葉、緑茶 シモン
		・糖の吸収をブロック ・カリウムが代謝サポート ・カテキンが老廃物排出
レモンの青汁 （グリーンハウス）	《粉末》 7344円(税込)	ケール、レモン果汁
		・レモン果汁で飲みやすい ・豊富なビタミンC
粉末青汁 （サンスター）	《粉末》 4500円(税抜) 10g×30袋 1ヶ月分	国産ブロッコリー ケール、大麦若葉 明日葉、モロヘイヤ
		・１００％国産野菜使用 ・５種類の野菜粉末を使用 ・一日分の野菜使用量 ・つなぎ等一切無添加
おいしい青汁 （サンスター）	《缶》	９種の青野菜 りんご、レモン
		・９種類の青野菜を使用 ・リンゴとレモン配合の美味しさ ・一日分の野菜使用量 ・２５％が野菜ピューレと濃厚な飲み口 ・特許技術でおいしく高栄養価
大正ヘルスマネージ大麦若葉青汁 （大正製薬）	《粉末》 3800円(税抜) 6.8g×30袋 1ヶ月分	有機大麦若葉 難消化性デキストリン 抹茶 緑茶抽出物
		・特定保健用食品(トクホ)認定成分「難消化性デキストリン」配合 ・糖の吸収を穏やかにするので血糖値が気になる人に ・有機JAS認定食品の国産有機栽培大麦若葉使用

以下、青汁にまつわるコラムです。

ダイエットと青汁の理由

ダイエットサポートに青汁を検討している人が増えていますが、その理由として二つが考えられます。

青汁には食物繊維が豊富に含まれています。そのため、たまりをスッキリさせることでダイエットサポートにつながります。中には乳酸菌を配合してある製品もあり、腸内環境を整えることでさらにサポートしやすくしているものもあります。

酵素は、あらゆる栄養素を分解して体の各部位に送り届ける働きのある、体にとってとても大切な働きを担うものです。

そんな酵素には


の2種類の働きがあります。

生野菜などのナマモノの中には、消化酵素を助ける食物酵素が多く含まれていることから、消化酵素をサポートし、その余力を代謝酵素の合成に活かせるようになります。その結果、体内の老廃物を適切に排泄できることでダイエットサポートにつながります。

酵素はタンパク質を核としているため、熱に非常に弱い性質を持ちます。そのため、熱処理をする粉末タイプの青汁には酵素がほとんど存在しなくなってしまいます。

つまり、酵素にこだわりたい方はスプレードライ製法などの非熱処理のものをチョイスする必要があります。

美と青汁の理由

ダイエットの他にも美容を意識して青汁を飲み始める人もいると思います。その理由は何なのでしょうか？

青汁にはたくさんの野菜が含まれていることは分かりますが、その中に、女性ホルモンの一種「エストロゲン」に似た構造を持つ成分が存在します。これを「植物性エストロゲン」と呼びます。大豆製品に多く含まれているものでもあります。

青汁ではアブラナ科のケールに多く含まれており、この植物性エストロゲン作用によって肌や髪などの美しさをサポートすることができるのです。

もちろん、美容に必須と言われるビタミン類が豊富に摂れるのも人気の理由です。

妊婦と青汁の副作用について

妊娠中に青汁を飲むことで胎児に何か影響があるのかどうか、気になっている人は意外といるようです。
中でも特にビタミンAの取りすぎを心配している声がよく聞かれるので、それについて考えていきたと思います。

モロヘイヤや明日葉などの緑黄色野菜に含まれるβカロテンは、体内に取り込むことでビタミンAに変換されます。

そのビタミンAですが、皮膚や粘膜を守ることでウイルスの侵入を防ぐ働きの一方、過剰摂取で胎児の奇形が増えることが報告されています。

しかしβカロテンの特筆すべき点は、体の必要に応じてビタミンAに変換できるところです。つまり、余剰分はビタミンAに変換されないため、過剰摂取する危険がありません。

また、余ったβカロテンは抗酸化物質に変わることで、体を酸化から防いでくれることも期待できます。

ビタミンAで注意しておきたいのは、レバーや肝といったレチノールと呼ばれるビタミンAの過剰摂取です。βカロテンとしてビタミンAを摂取する青汁は、妊婦も問題なく飲むことができるものです。

それよりも農薬不使用や保存料などの添加物に注意して製品を選ぶ必要がありそうです。

青汁比較ランキングの落とし穴 まとめ

健康食品全般に言えることですが、大切なのは継続することと、それのみに頼らないことです。青汁は高い栄養価がありますので、うまく活用することで貴方の健康維持に寄与してくれることでしょう。

青汁を選ぶ際には、目的・主成分・形状・価格の順でチェックして選んでみてください。きっと続けやすく、目的に合った商品に出会えるでしょう。

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