ザガーロ副作用を徹底調査!正しい使用でAGA進行を食い止める!
[公開日]2018/08/03
男を取るか、毛を取るか…
AGA治療薬を服用するときに誰しもがぶつかり、思い悩む壁。ザガーロも例外ではありません。一体どれほどの確率で男性機能が低下してしまうのだろうか…
今回は、AGA新薬であるザガーロの副作用や使用上の注意点を探ることで、男を取るか、はたまた毛を取るかの選択をしっかり後押しできればと思います。
ザガーロは、プロペシアよりも脱毛防止効果が高いとされていますが、その分副作用も強く出てしまうことが懸念されています。
実際にどんな可能性が考えられるのか、まずはじめにハッキリさせておきたいと思います。
全体の副作用発現率は、0.1mgのもので13%、0.5%のもので15%でした。
双方とも10%を超えてきており、この数値が高か低いは個人の判断によるところが大きいとは思いますが、副作用がほとんどないとは言えなさそうです。
副作用の具体的な内容について、もう少し踏み込んで見てみましょう。
いわゆるEDのこと。
性欲があって興奮していても勃起しなかったり、長続きしない状態のことを指します。
ザガーロの成分デュタステリドは男性ホルモンの生成を阻害する作用があるため、それが影響することで男性機能の低下を促してしまう、と考えられています。
勃起不全は性生活に不具合を生じさせることはもちろんの事、それが原因で新たなストレスを抱えてしまう可能性があります。
ザガーロ0.5mgでは10人に1人の割合で発現しているので、慎重に検討する必要があると言えます。
射精障害には複数の種類があるのですが、中でも
▶︎無射精症
▶︎遅漏
が関係してきそうです。
無射精症とはオーガズム(絶頂感)を感じることもなく、また、射精液もない状態のことを指します。
射精には交感神経が大きく作用しており、ザガーロの副作用によって交感神経の活性が抑えられてしまうことが一因とみられます。
また、遅漏は射精までのタイミングが長引いてしまう状態を指しますが、これも交感神経の活発化が遅れてしまう影響のためだと考えられます。
乳腺が一時的に肥大し、乳頭部(乳首)にしこりができる症状のこと。
女性ホルモンは肝臓で分解されるのですが、同じくザガーロなどのAGA治療薬も肝臓分解されます。
そのため、薬を服用することで肝臓に負荷がかかり、女性ホルモンの分解が遅れることで体内の女性ホルモン割合が高くなることが原因とされています。
また、ザガーロ自体が男性ホルモンを抑制するため、同じく女性ホルモンを優位にさせてしまっていることも乳房腫大の一因と言えそうです。
上に挙げた勃起不全や遅漏も含め、性に関する障害が単発・複合的に起きることで、性交がうまくできないこと全般を指しています。
その状況によっては精神的なダメージを負うことになったり、不妊の原因にもなり得ます。
妊活中の場合、薬の使用を一時休止するか、もしくは減薬することが望ましいと言えます。
ここでいう精神障害とは、鬱っぽい症状のことを指す場合が多いようです。
男性ホルモンには、男性機能を保つ他にも、気力や活力を維持するために必要なものです。
その中でも、AGAの原因となるジヒドロテストロンと呼ばれる男性ホルモンは、強力な作用をもちます。
ザガーロはこのジヒドロテストロンの生成を阻害してしまうため、時としてやる気・気力の低下を引き起こしてしまう、と考えられるのです。
また、プロペシアの報告ではありますが、AGA治療薬であるプロペシア配合成分フィナステリドには、神経活性ステロイドと呼ばれるホルモンの分泌を抑えることが判明しています。
この影響から、気分が乗らない等の精神的な負担へと繋がっていると思われます。
ザガーロの成分であるデュタステリドが全く同じ作用を引き起こす、とはいえませんが、フィナステリドと同じ作用を持ち合わせていることから、同一の症状が発生することは予想できます。
リビドーとは性欲のことを指します。つまり、リビドー減退とは性欲が湧きづらい状況である、ということです。
ザガーロの成分デュタステリドは、強力に働く男性ホルモン、ジヒドロテストロンの生成を阻害してしまうためにこのような副作用が発生するとみられています。
腹痛や便秘・下痢、食欲減退などのこと。
ザガーロを服用したからそうなった、というより、薬全般に言える副作用だと言えます。
副作用の報告が記載されているインタビューフォームでは、この血液・リンパ系の副作用が何を指しているのか読み取ることができなかったのですが、副作用の情報や口コミから判断するに、むくみなどの症状だと思われます。
ここからは、服用する場合の注意点を押さえていきたいと思います。
そもそもザガーロの服用がふさわしくない場合や人もいるので、重大な副作用を未然に防ぐためにもしっかり見ていきましょう。
ポイントは、以下の7つです。
毛髪には成長サイクルが存在するのですが、AGAの場合、その毛髪サイクルが狂ってしまている状態です。
薬を服用することでサイクルを再び正しい軌道に乗せようと、その狂った流れを意図的にリセットする際に初期脱毛が起こってしまうのです。
AGAの治療を開始したばかりなのに、毛が増えるどころか抜け落ちてしまうこの現象を目の当たりにして、治療を一時中断してしまう人もいます。
逆に言うと、初期脱毛が起こった=治療の効果が出ているという判断材料にもなるので、個人の判断で治療を止めないようにしたところです。
なので、服用を中止してしまうことで、脱毛原因であるジヒドロテストロンの生成が再開され、再びAGAが進行していくことになります。
AGAを根本的に治療していくためには、生活習慣・食事・ストレスなどのアドバイスや、HARG療法・自毛植毛の提案など、医師や専門家などの第三者の存在が必要不可欠です。
そのため、肝臓に何らしかの病気や不調を持っている人は、ザガーロの服用でさらなる負担を強いることになってしまいます。
ガザーロを飲むことで肝機能障害になる、というより肝機能障害を患っている方は要注意、と言えそうです。
医師などの専門家との相談は必須。
加えて、肝機能が低下している場合、サガーロの分解に時間がかかることが予想されます。
そうなると血中のデュタステリド濃度が高まり、副作用の発現にもつながりかねません。
これによる前立腺機能の影響はほとんどないのですが、前立腺がんの検査(腫ようマーカー)での数値が半分になってしまい、正確に検査することができません。
検査前に医師から尋ねられるとは思いますが、ザガーロの服用が前立腺がん検査の数値に影響を与えることは覚えておいたほうがよさそうです。
中でも、小児に関しては禁忌扱いとなっています。
なぜなら、ザガーロの影響で生成が阻害されてしまうジヒドロテストロンは、男性器の発育に影響を与えるものだからです。
第二次性徴を終えると、ジヒドロテストロンはどちらかというとマイナス面の要素(薄毛・体毛増加など)に傾きがちですが、胎児や小児にとっては大切な働きを担っているのです。
妊婦がザガーロを服用することによって胎児にも影響を与えてしまいますので、妊婦の服用は絶対に避けてください。
また、ザガーロの成分デュタステリドは、経皮吸収の性質があります。
つまり、薬剤が皮膚についても成分が体内に吸収されてしまう、ということなのです。薬に触れることも回避しなければいけません。
女性のAGAは、女性ホルモンが減少することによって男性ホルモンが優位に立つことで生じます。
それに、そもそも女性は男性よりも男性ホルモンが少ないため、ジヒドロテストロンの生成数が低く、それを抑えたところであまり影響がないと考えられています。
また、上の項ともつながりますが、妊娠する可能性があるところにジヒドロテストロンの生成を抑える行為は、男児へのリスクが高いため、女性が服用することを推奨されていません。
そのため、妊婦・女性・20歳未満の人に輸血されてしまうことを防ぐために、献血が受けられなくなってしまいます。
また、デュタステリドは、半減期が長い(血中濃度が下がるペースが遅い)ため、服用中断後6か月程度期間を空けなければ献血をすることができません。
ここまで、ザガーロの副作用発現率と副作用の詳細、そして服用の注意点を見てきました。
これらの話に共通して言えること、それは、ザガーロを個人の判断のもとに服用してしまうことは危険、ということです。
巷では、個人輸入代行業者からAGA薬を購入する方が安くつく!という情報が飛び交っています。
しかし、今一度考えてみてください。薬は口に入れるもの。
ましてや効果・副作用が強く出る医療用医薬品となれば、慎重を期す必要があります。
きちんと医師の診断を受けて、処方してもらうことが大切、です。
皮膚科などでもザガーロ等の処方薬はもらうことができますが、残念ながら、ザガーロだけでは薄毛の根本治療にはつながりません。
AGAを多角的に解決する手段を得ている専門外来で治療を開始するのが、一番の近道であると考えています。
ザガーロはプロペシアと同様、AGAの原因である男性ホルモン・ジヒドロテストロンの生成を阻害するための薬です。
それではなぜ、プロペシアよりも効果が高いと言われているのでしょうか。
その働きについて詳しく紐解いてみたいと思います。
そもそもジヒドロテストロンの元になっているのは、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンです。
テストステロンは、男性の気力や活力の元であり、とても大切なものです。
そんなテストステロンですが、毛の細胞に存在するα5-リダクターゼという酵素と結びつくことで還元され、ジヒドロテストロンが生成されるのです。
そしてこのα5-リダクターゼですが、全身の皮脂線に存在しているリダクターゼI型と、頭頂部に多く存在するリダクターゼⅡ型の2種類に分けられます。
プロペシアの成分であるフィナステリドはリダクターゼⅡ型だけを阻害するのに対し、ザガーロの成分デュタステリドはリダクターゼI型Ⅱ型の両方に働きかけます。
その結果、血中のジヒドロテストロン値が低くなり、脱毛をさらに抑止することができるのです。
また、ザガーロの販売元であるグラクソ・スミスクライン株式会社の調査では、ザガーロ服用による発毛数の実験を行っており、その結果からもプロペシアよりもAGA対策に有効であることが示されています。
フィナステリド(プロペシア)1mgの56.5本に対し、デュタステリド(ザガーロ)0.1mgでは63本、0.5mgでは89.6本と、デュタステリドの方が成分量が少ないにも関わらずAGAへの効果は高くなっています。
最後に、ザガーロの副作用・注意点についてまとめておきたいと思います。
《おすすめ関連記事》
AGA治療薬を服用するときに誰しもがぶつかり、思い悩む壁。ザガーロも例外ではありません。一体どれほどの確率で男性機能が低下してしまうのだろうか…
今回は、AGA新薬であるザガーロの副作用や使用上の注意点を探ることで、男を取るか、はたまた毛を取るかの選択をしっかり後押しできればと思います。
目次
ねーねー安藤さん、ザガーロの副作用って性欲にまつわることが多いんでしょう?
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。
性欲にまつわることだけではないけど、性欲減退につながるとも報告されているわね。
性欲にまつわることだけではないけど、性欲減退につながるとも報告されているわね。
ザガーロを飲むとうつになる?副作用について
ザガーロは、プロペシアよりも脱毛防止効果が高いとされていますが、その分副作用も強く出てしまうことが懸念されています。
実際にどんな可能性が考えられるのか、まずはじめにハッキリさせておきたいと思います。
《ザガーロ医薬品インタビューフォームより抜粋》
図中の0.1mgと0.5mgは、AGA治療に有効なザガーロの主成分、デュタステリドの配合量を示しています。全体の副作用発現率は、0.1mgのもので13%、0.5%のもので15%でした。
双方とも10%を超えてきており、この数値が高か低いは個人の判断によるところが大きいとは思いますが、副作用がほとんどないとは言えなさそうです。
副作用の傾向として「男性機能」に関わるものが多く発現しているけど、これは男性ホルモンの一種ジヒドロテストロンを抑制するために生じていると考えられているわ。
副作用の具体的な内容について、もう少し踏み込んで見てみましょう。
副作用の症状解説
勃起不全
性欲があって興奮していても勃起しなかったり、長続きしない状態のことを指します。
ザガーロの成分デュタステリドは男性ホルモンの生成を阻害する作用があるため、それが影響することで男性機能の低下を促してしまう、と考えられています。
勃起不全は性生活に不具合を生じさせることはもちろんの事、それが原因で新たなストレスを抱えてしまう可能性があります。
ザガーロ0.5mgでは10人に1人の割合で発現しているので、慎重に検討する必要があると言えます。
射精障害
▶︎無射精症
▶︎遅漏
が関係してきそうです。
無射精症とはオーガズム(絶頂感)を感じることもなく、また、射精液もない状態のことを指します。
射精には交感神経が大きく作用しており、ザガーロの副作用によって交感神経の活性が抑えられてしまうことが一因とみられます。
また、遅漏は射精までのタイミングが長引いてしまう状態を指しますが、これも交感神経の活発化が遅れてしまう影響のためだと考えられます。
乳房腫大
女性ホルモンは肝臓で分解されるのですが、同じくザガーロなどのAGA治療薬も肝臓分解されます。
そのため、薬を服用することで肝臓に負荷がかかり、女性ホルモンの分解が遅れることで体内の女性ホルモン割合が高くなることが原因とされています。
また、ザガーロ自体が男性ホルモンを抑制するため、同じく女性ホルモンを優位にさせてしまっていることも乳房腫大の一因と言えそうです。
性機能不全
その状況によっては精神的なダメージを負うことになったり、不妊の原因にもなり得ます。
妊活中の場合、薬の使用を一時休止するか、もしくは減薬することが望ましいと言えます。
精神障害
男性ホルモンには、男性機能を保つ他にも、気力や活力を維持するために必要なものです。
その中でも、AGAの原因となるジヒドロテストロンと呼ばれる男性ホルモンは、強力な作用をもちます。
ザガーロはこのジヒドロテストロンの生成を阻害してしまうため、時としてやる気・気力の低下を引き起こしてしまう、と考えられるのです。
また、プロペシアの報告ではありますが、AGA治療薬であるプロペシア配合成分フィナステリドには、神経活性ステロイドと呼ばれるホルモンの分泌を抑えることが判明しています。
この影響から、気分が乗らない等の精神的な負担へと繋がっていると思われます。
ザガーロの成分であるデュタステリドが全く同じ作用を引き起こす、とはいえませんが、フィナステリドと同じ作用を持ち合わせていることから、同一の症状が発生することは予想できます。
リビドー減退
ザガーロの成分デュタステリドは、強力に働く男性ホルモン、ジヒドロテストロンの生成を阻害してしまうためにこのような副作用が発生するとみられています。
胃腸障害・消化不良
ザガーロを服用したからそうなった、というより、薬全般に言える副作用だと言えます。
血液・リンパ系障害
男性機能低下の副作用だけではなく、精神的な副作用の発現率が意外と多いことも注目点ね。ホルモン量を調整するということは、それだけ体にも負担がかかってしまうということを表しているわ。個人の判断で服用するにはリスクが大きそうよね。
先生に相談だ、ね!
前立腺がんを見逃す!?ザガーロ服用の注意点
ここからは、服用する場合の注意点を押さえていきたいと思います。
そもそもザガーロの服用がふさわしくない場合や人もいるので、重大な副作用を未然に防ぐためにもしっかり見ていきましょう。
ポイントは、以下の7つです。
① 初期脱毛
② 中断による再脱毛
③ 肝機能障害
④ 前立腺がんの検査
⑤ 20歳未満の使用
⑥ 妊婦
⑦ 女性
⑧ 献血不可
② 中断による再脱毛
③ 肝機能障害
④ 前立腺がんの検査
⑤ 20歳未満の使用
⑥ 妊婦
⑦ 女性
⑧ 献血不可
初期脱毛
AGAの治療を開始し始めた段階で起こる脱毛のことを、初期脱毛と呼びます。毛髪には成長サイクルが存在するのですが、AGAの場合、その毛髪サイクルが狂ってしまている状態です。
薬を服用することでサイクルを再び正しい軌道に乗せようと、その狂った流れを意図的にリセットする際に初期脱毛が起こってしまうのです。
AGAの治療を開始したばかりなのに、毛が増えるどころか抜け落ちてしまうこの現象を目の当たりにして、治療を一時中断してしまう人もいます。
逆に言うと、初期脱毛が起こった=治療の効果が出ているという判断材料にもなるので、個人の判断で治療を止めないようにしたところです。
中断による再脱毛
ザガーロやミノキシジルなどのAGA治療薬には、脱毛を持続的に防ぐ力はありません。なので、服用を中止してしまうことで、脱毛原因であるジヒドロテストロンの生成が再開され、再びAGAが進行していくことになります。
AGAを根本的に治療していくためには、生活習慣・食事・ストレスなどのアドバイスや、HARG療法・自毛植毛の提案など、医師や専門家などの第三者の存在が必要不可欠です。
肝機能障害
ザガーロは肝臓で代謝が行われ、また、長期間(半年以上)に渡って服薬する必要があります。そのため、肝臓に何らしかの病気や不調を持っている人は、ザガーロの服用でさらなる負担を強いることになってしまいます。
ガザーロを飲むことで肝機能障害になる、というより肝機能障害を患っている方は要注意、と言えそうです。
医師などの専門家との相談は必須。
加えて、肝機能が低下している場合、サガーロの分解に時間がかかることが予想されます。
そうなると血中のデュタステリド濃度が高まり、副作用の発現にもつながりかねません。
前立腺がんの検査
ザガーロの服用で、前立腺が縮小することがあります。これによる前立腺機能の影響はほとんどないのですが、前立腺がんの検査(腫ようマーカー)での数値が半分になってしまい、正確に検査することができません。
検査前に医師から尋ねられるとは思いますが、ザガーロの服用が前立腺がん検査の数値に影響を与えることは覚えておいたほうがよさそうです。
20歳未満の使用
ザガーロは、20歳未満の安全性と効果性が確立されていない薬です。中でも、小児に関しては禁忌扱いとなっています。
なぜなら、ザガーロの影響で生成が阻害されてしまうジヒドロテストロンは、男性器の発育に影響を与えるものだからです。
第二次性徴を終えると、ジヒドロテストロンはどちらかというとマイナス面の要素(薄毛・体毛増加など)に傾きがちですが、胎児や小児にとっては大切な働きを担っているのです。
妊婦
上の項とも共通しますが、ジヒドロテストロンは胎児の男性器分化を促す役割があるとされています。妊婦がザガーロを服用することによって胎児にも影響を与えてしまいますので、妊婦の服用は絶対に避けてください。
また、ザガーロの成分デュタステリドは、経皮吸収の性質があります。
つまり、薬剤が皮膚についても成分が体内に吸収されてしまう、ということなのです。薬に触れることも回避しなければいけません。
女性
ザガーロは、女性のAGA治療には効果が薄いとされています。女性のAGAは、女性ホルモンが減少することによって男性ホルモンが優位に立つことで生じます。
それに、そもそも女性は男性よりも男性ホルモンが少ないため、ジヒドロテストロンの生成数が低く、それを抑えたところであまり影響がないと考えられています。
また、上の項ともつながりますが、妊娠する可能性があるところにジヒドロテストロンの生成を抑える行為は、男児へのリスクが高いため、女性が服用することを推奨されていません。
献血不可
ザガーロの成分デュタステリドは、血液中にも漂います。そのため、妊婦・女性・20歳未満の人に輸血されてしまうことを防ぐために、献血が受けられなくなってしまいます。
また、デュタステリドは、半減期が長い(血中濃度が下がるペースが遅い)ため、服用中断後6か月程度期間を空けなければ献血をすることができません。
薬の影響で一時的に抜けちゃうとか、知らないとビックリして余計抜けそうだね…
そうね、驚いちゃうわよね。あと、ザガーロだけでは持続的な発毛効果はないのよ。AGA治療にはザガーロなどの内服薬を導入として、根本的な治療を別に行っていく必要があるのよ。
詳しくは、ココをチェックだね!
ザガーロの安さよりも大切なこと!AGAクリニックについて
ここまで、ザガーロの副作用発現率と副作用の詳細、そして服用の注意点を見てきました。
これらの話に共通して言えること、それは、ザガーロを個人の判断のもとに服用してしまうことは危険、ということです。
巷では、個人輸入代行業者からAGA薬を購入する方が安くつく!という情報が飛び交っています。
しかし、今一度考えてみてください。薬は口に入れるもの。
ましてや効果・副作用が強く出る医療用医薬品となれば、慎重を期す必要があります。
きちんと医師の診断を受けて、処方してもらうことが大切、です。
クリニックを選ぶポイントって何かあるの?
強引に医療ローンを勧められないこと・治療内容が分かりやすいこと・育毛へのアドバイスや治療後の経過観察が丁寧なところ、は優良なクリニックと言えるわね。クリニックによっては無料相談をしているから、一度確かめに行ってみるのもアリだわね♪
皮膚科などでもザガーロ等の処方薬はもらうことができますが、残念ながら、ザガーロだけでは薄毛の根本治療にはつながりません。
AGAを多角的に解決する手段を得ている専門外来で治療を開始するのが、一番の近道であると考えています。
テレビ電話で受信できるAGAヘアクリニックAGAヘアクリニックは、診察をテレビ電話で受けることができます。通院すること無くザガーロを処方してもらうことができるのです。
テレビ電話による診察費は無料で、支払いはザガーロの薬代(9,259円:税抜)だけで治療できます。
また、ザガーロと同じ有効成分デュタステリドを配合している「DUTA」(7,407円:税抜)というオリジナルの薬もあり、安く治療したい人にはオススメです。AGAヘアクリニックの公式サイトへ
直接相談したい人はAGAスキンクリニックどうしても医師と直接相談したい、という人は全国に50以上のクリニックがあるAGAスキンクリニックがおすすめです。
ただし、薬代とは別に受診料もかかるので治療費は少し高くなります。
こちらも、治療にはメスや注射を使わず、飲み薬や塗り薬のみのシンプルな治療法で続けやすいでしょう。AGAスキンクリニックの公式サイトへ
ザガーロは働き者!プロペシアとザガーロの役割比較
ザガーロはプロペシアと同様、AGAの原因である男性ホルモン・ジヒドロテストロンの生成を阻害するための薬です。
それではなぜ、プロペシアよりも効果が高いと言われているのでしょうか。
その働きについて詳しく紐解いてみたいと思います。
そもそもジヒドロテストロンの元になっているのは、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンです。
テストステロンは、男性の気力や活力の元であり、とても大切なものです。
そんなテストステロンですが、毛の細胞に存在するα5-リダクターゼという酵素と結びつくことで還元され、ジヒドロテストロンが生成されるのです。
そしてこのα5-リダクターゼですが、全身の皮脂線に存在しているリダクターゼI型と、頭頂部に多く存在するリダクターゼⅡ型の2種類に分けられます。
プロペシアの成分であるフィナステリドはリダクターゼⅡ型だけを阻害するのに対し、ザガーロの成分デュタステリドはリダクターゼI型Ⅱ型の両方に働きかけます。
その結果、血中のジヒドロテストロン値が低くなり、脱毛をさらに抑止することができるのです。
リダクターゼⅡ型が頭に集中しているならⅠ型を弾いちゃう意味はないんじゃないの?
確かにⅡ型の方がAGAに大きく関わってくるのだけど、Ⅰ型を阻害することで血中のジヒドロテストロン量は抑えることができるわ。結果として頭皮付近のジヒドロテストロン量も減ることになって、より脱毛防止効果が強まるってわけね。
また、ザガーロの販売元であるグラクソ・スミスクライン株式会社の調査では、ザガーロ服用による発毛数の実験を行っており、その結果からもプロペシアよりもAGA対策に有効であることが示されています。
フィナステリド(プロペシア)1mgの56.5本に対し、デュタステリド(ザガーロ)0.1mgでは63本、0.5mgでは89.6本と、デュタステリドの方が成分量が少ないにも関わらずAGAへの効果は高くなっています。
ザガーロの副作用と注意点!5つのポイント
最後に、ザガーロの副作用・注意点についてまとめておきたいと思います。
ザガーロは男性ホルモンの量を調整しちゃうから体への負担も大きいみたい。お医者さんと相談しながら治療するのがいいみたいだね!
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