プロペシアやザガーロは一時しのぎ!AGA治療で根本から薄毛脱却へ
[公開日]2016/07/05[更新日]2018/08/02
「あれ、お前また薄くなってない?」
プロペシアの服用を始め、頭頂部は順調な兆しを見せていたのに…またハゲた。実は、AGA治療ではよくある光景なんです。
男性型脱毛症(AGA)に有効な内服薬や外用薬の使用をやめると、恐ろしいことにAGAは再び距離を詰めてくるのです。これでは下克上は完了できません!
ということで今回は、そんなAGAの治療法と継続可能な発毛についてを紐解いていきたいと思います。
ポイントは治療・副作用、クリニック、原因、育毛剤の4つです。
AGA(androgenetic alopecia)とは「男性ホルモン性脱毛症」のことで、男性ホルモンが原因で起こる薄毛を指しています。
そしてAGA治療は、マイナスをゼロに近づける方法とゼロをプラスにしていく方法の二つに分けられています。
その二つを掛け合わせることで効果的な薄毛改善に取り組んでいる、というわけです。
それでは、現状で行われているAGAの治療法や効果・価格などを見ていきましょう。
自分の頭皮にある健康な毛(毛包)を移植する治療法ですが、かなりの効果を誇る上、一度定着してしまうと健康な毛と同程度の期間にわたって発毛する状態が続きます。
その一方、手術に当たるので費用が高額になりがちなのがネックです。
また、プロペシアやザガーロといった内服薬は、AGAの原因であるジヒドロテストステロン(男性ホルモンの一種)の生成を阻害することで通常の健康な毛(毛包)へと導くものです。
マイナスの状態をゼロに近づけていく治療法なので、発毛を促すミノキシジルを併用し、ゼロからプラス(増毛)への治療とセットにしてあげることでより一層の効果が期待できます。
価格は、プロペシア・ザガーロ・ミノキシジルのどれも7,000円〜10,000円程度の安さで購入できるので、AGA治療の導入には最適と言えます。
これは、ジヒドロテストステロンの生成を阻害するものが無くなってしまうためです。つまり、プロペシアやザガーロは一時的な効果に過ぎない、ということなのです。
また、ミノキシジルも同様で、細胞因子を活性化させることで発毛を促進させている状態が、服用をやめることで元の状態へと戻ってしまい、結局のところ毛(毛包)の元気を維持できなくなってしまうのです。
その他にも、一般的なメソセラピーはプロペシアやミノキシジルの成分を頭皮に注射する治療なので、持続性はないと言えます。
一方、HARG療法・自毛植毛・一部のメソセラピー(細胞成長因子を含むもの)では、毛(毛包)を根本から健康にする方法のため、内服薬や外用薬とは違って発毛が持続します。
またAGA治療に共通することですが、治療開始2,3日ほどでは目に見えて効果が実感できるワケではありません。
効果実感に多少の差はありますが、発毛・育毛を実感するためには数ヶ月単位を見込む必要があります。
ということで、価格や持続性といった評価軸でAGAの治療を見てきました。改めて治療法を整理しておきます。
ここに挙げた治療法は、AGA専門外来と呼ばれるクリニック(病院)で受けることができます。
クリニックによってはいくつかの治療法を組み合わして展開していることも多く、各院オリジナルの名称で呼んでいる場合もあります。
おすすめのクリニック「AGAヘアクリニック」の公式サイトはこちら
そしてつい最近では、新たにAGA内服薬が発売されることになりました。
しかしここにきて新しい風が舞い込もうとしています。それが2016年の6月に発売された「ザガーロ」です。
プロペシアに代表される有効成分「フィナステリド」は、AGAの諸悪の根源であるジヒドロテストステロンへ変換させる酵素「5αリダクターゼⅡ型」と、変換元であるテストステロンとが結びつこうとするのを防ぐ働きがありました。
一方、新薬ザガーロに含まれる「デュタステリド」は、「5αリダクターゼⅠ・Ⅱ型」の両方ともを阻害する性質を備えています。
つまり、ザガーロはプロペシアよりも治療効果が高いということなのです。
2015年、プロペシアに次ぐ国内で2番目のAGA治療薬として認可されたザガーロ。販売日未定の状態が長らく続いていましたが、ここにきてようやくのお目見えとなりました。
おそらく、AGA内服薬の主流はプロペシアからザガーロへと流れていきそうな予感です。
薬には副作用が付き物です。
どんな症状が出るのかを確認しておくことはもちろんの事、健康にも大きく関わることなので、治療開始前に医師としっかり確認しあう必要があります。
AGA症状の毛は、健康な毛がたどるサイクルとは違った形で抜け落ちることが判明していて、健康な毛の場合は2〜6年かけて成長していきますが、AGAの場合、数ヶ月〜1年に短縮されてしまうことで太くて丈夫な毛になりづらくなってしまっているのです。
そんな不健康サイクルに陥ってしまっているAGA毛を一旦リセットするという体の反応が、脱毛という症状で現れてきます。
初期脱毛が起こると、治療し始めたのに逆に抜けるなんて…とびっくりしてしまう人も多く、この段階で治療をやめてしまう人もいます。
この脱毛は治療による好転反応だということをしっかり頭に入れておきたいところですね。
よく聞かれるといっても、「勃起不全を心配する声」の方が圧倒的に多く、実際にEDにかかった人は1〜2%ほどしかいないとも言われています。
それでも気になるようであれば、自毛植毛や再生医療であるHARG療法をチョイスしていきたいところです。
しかし一方で、AGA治療薬として日本では認可はされていない服用タイプのミノキシジルを使用している人がいます。
医師が血圧降下剤として処方されたものを使用したり、個人で輸入したりしているのですが、安易に内服タイプを使用することはオススメできません。
これは、内服をやめることでAGAの原因であるジヒドロテストロンの生成が再開されるためです。
つまり、内服薬での治療はその場しのぎでしかない、ということなのです。
AGAの根本解決には、内服薬で症状を緩和させている間に、食事・生活習慣・ストレス・頭皮環境などを改善することによって治療していく必要があるのです。
また、毛の細胞成長因子を与えるHARG療法や健康な毛髪に植え替える自毛植毛をすることで、持続した発毛を促す方法もあります。
胎児(男児)の男性器発育です。なので、妊婦の服用や男児の誤飲には十分に警戒する必要があるのです。
また、ジヒドロテストロンの生成を阻害するフィナステリドやデュタステリドは、経皮吸収されるという特性を持っています。
つまり、妊婦や男児が薬に触れるだけでもNGというワケです。注意してください。
服薬終了後でも血中に成分が残留していることがあるので、最低6ヶ月間の期間を空ける必要があります。
これまで取り上げてきたAGAの治療はAGAクリニックで行っています。
市販薬の利用など個人で行うことも可能ですが、そもそも脱毛の種類がAGAであることを突き止めなければならないこと、薬の使用法をきちんと説明してくれる存在がいること、そして薬だけにとどまらない発毛へのアドバイスや指導を得ることが大切なAGA治療。
それらをクリアできるクリニックでの治療が、現状でのベストだと考えています。
強引な医療ローンを勧めてこない
治療内容が分かりやすい
ここでは、上記のポイントをクリアしているクリニックを紹介します。
AGAヘアクリニックでは、治療費は最大でも月に31,000円と上限が決められており、ムダな治療費を払うことがありません。
治療は処方された薬を飲むだけの簡単なものです。忙しくても薄毛と向き合うことができ、価格が抑えられたシンプルな治療なので、長続きしやすいのがメリットです。
無料のテレビ電話診察が便利なので、受診してみることをオススメします。
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ここからは、AGAの原因について改めてフォーカスしていきたいと思います。AGAへの正しい知識を身につけることで、確実に治療していきましょう。
つまりは、男性ホルモンから生じる脱毛症のことをAGAと呼んでいるのです。
男性ホルモンにはいくつかの種類が存在しているのですが、AGAでキーワードになるのが、「テストステロン」と「ジヒドロテストロン」です。
男性としての気力に必要不可欠なテストステロンですが、これが毛根に存在する「5α-リダクターゼ」という酵素と結びつくことで、「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンを生成してしまいます。
このジヒドロテストステロン(DHT)は、男児期の男性器を作り上げる元になったり体毛を濃くしたりするなど、男性ホルモンの中でも強力に作用してきます。
しかし、こと頭髪に関しては、脱毛を加速させる悪い奴になってしまうのです。
髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれるものがあり、健康な髪は上図のような周期で生え変わりを繰り返していきます。
しかし、ジヒドロテストステロンには"成長期"にあたるヘアサイクルを短くしてしまう作用があり、その結果、貧弱な毛にしか育たず、そしてAGAへと繋がってしまうのです。
ということで、AGAを引き起こす原因は、男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)だったのです。
このレセプターは毛乳頭と呼ばれる部分に存在しており、そこにたどり着いたジヒドロテストステロンが反応してしまうことで脱毛が促されてしまいます。
「身内にハゲがいると遺伝する」という言葉は誰しも聞いたことがあるかもしれませんが、このレセプターの感受性は遺伝すると考えられています。
つまり、薄毛は本当に遺伝的伝染をしてしまうのです。
AGAの直接の原因は男性ホルモンのジヒドロテストステロンであることが分かりましたが、それを知らずに間違った方法で対策をしようとしている人が見受けられます。
それらについて、ここで少し取り上げてみたいと思います。
そもそも、スカルプシャンプーを使用されている人の大半は「頭皮のアブラ」が薄毛の原因と考えているのではないでしょうか。しかし、脱毛の主たる原因は皮脂ではなく、ジヒドロテストステロンなのです。
薄毛の人は、きっと上図のような思考回路を一度は辿ったことがあるのではないでしょうか。
薄毛の人はなんとなく脂っぽそう。脂が薄毛の原因?自分も薄毛だから脂っぽいに違いない。脂落とさなきゃ。
で、行き着く先がスカルプシャンプー、というわけです。
でも散々言うようですが、AGAの原因は脂ではなくジヒドロテストステロンであり、シャンプーを一方的に頑張っても生えてはこないのです。
AGAの治療にはクリニックが現状ではベストであり、スカルプシャンプー等では解決には至らないことを説明してきました。
とはいえ、まず初めは自分でできる範囲内で薄毛対策をしたい!と考えている人もいると思います。
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今回はAGAの治療法にまつわる内容を紐解いていきました。改めてまとめておきましょう。
【おすすめ関連記事】
プロペシアの服用を始め、頭頂部は順調な兆しを見せていたのに…またハゲた。実は、AGA治療ではよくある光景なんです。
男性型脱毛症(AGA)に有効な内服薬や外用薬の使用をやめると、恐ろしいことにAGAは再び距離を詰めてくるのです。これでは下克上は完了できません!
ということで今回は、そんなAGAの治療法と継続可能な発毛についてを紐解いていきたいと思います。
ポイントは治療・副作用、クリニック、原因、育毛剤の4つです。
目次
せっかく毛が生えたと思ったのにまた抜けるなんて、なんでカミサマはそんな残酷なことをするの?
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。そうよね、残酷よね。でもね、それはカミサマのせいじゃないの。治療法をよく知らずに個人で勝手に判断しちゃうから招く事態なのよ。だから、一緒に正しい知識を学んでいこうね。
髪様ホト毛様〜!!
AGAの治療法には対処療法と根本治療がある
AGA(androgenetic alopecia)とは「男性ホルモン性脱毛症」のことで、男性ホルモンが原因で起こる薄毛を指しています。
そしてAGA治療は、マイナスをゼロに近づける方法とゼロをプラスにしていく方法の二つに分けられています。
その二つを掛け合わせることで効果的な薄毛改善に取り組んでいる、というわけです。
それでは、現状で行われているAGAの治療法や効果・価格などを見ていきましょう。
発毛効果×価格
発毛効果が一番高いのは「自毛植毛」です。自分の頭皮にある健康な毛(毛包)を移植する治療法ですが、かなりの効果を誇る上、一度定着してしまうと健康な毛と同程度の期間にわたって発毛する状態が続きます。
その一方、手術に当たるので費用が高額になりがちなのがネックです。
また、プロペシアやザガーロといった内服薬は、AGAの原因であるジヒドロテストステロン(男性ホルモンの一種)の生成を阻害することで通常の健康な毛(毛包)へと導くものです。
マイナスの状態をゼロに近づけていく治療法なので、発毛を促すミノキシジルを併用し、ゼロからプラス(増毛)への治療とセットにしてあげることでより一層の効果が期待できます。
価格は、プロペシア・ザガーロ・ミノキシジルのどれも7,000円〜10,000円程度の安さで購入できるので、AGA治療の導入には最適と言えます。
効果の持続性×即効性
実のところ、プロペシア・ザガーロの使用を中断するとAGAが再び進行してしまう、という事実があります。これは、ジヒドロテストステロンの生成を阻害するものが無くなってしまうためです。つまり、プロペシアやザガーロは一時的な効果に過ぎない、ということなのです。
また、ミノキシジルも同様で、細胞因子を活性化させることで発毛を促進させている状態が、服用をやめることで元の状態へと戻ってしまい、結局のところ毛(毛包)の元気を維持できなくなってしまうのです。
その他にも、一般的なメソセラピーはプロペシアやミノキシジルの成分を頭皮に注射する治療なので、持続性はないと言えます。
一方、HARG療法・自毛植毛・一部のメソセラピー(細胞成長因子を含むもの)では、毛(毛包)を根本から健康にする方法のため、内服薬や外用薬とは違って発毛が持続します。
またAGA治療に共通することですが、治療開始2,3日ほどでは目に見えて効果が実感できるワケではありません。
効果実感に多少の差はありますが、発毛・育毛を実感するためには数ヶ月単位を見込む必要があります。
やっぱりすぐには生えてこないんだね…髪様〜!
ということで、価格や持続性といった評価軸でAGAの治療を見てきました。改めて治療法を整理しておきます。
方法 | 名称 | 内容 |
|
---|---|---|---|
マイナスからゼロ | 内服薬 | プロペシア | フィナステリドがジヒドロテストステロンの生成を阻害する |
ザガーロ | 新内服薬。デュタステリドがジヒドロテストステロンの生成を阻害する | ||
注射 | メソセラピー | フィナステリドなど頭皮に直接注射する | |
ゼロからプラス | HARG療法 | 細胞成長因子を頭皮に直接注射。メソセラピーよりも発毛持続 | |
手術 | 自毛植毛 | 健康な自毛を植毛する手術。定着すると発毛持続率は高い | |
塗薬 | ミノキシジル | 細胞分裂因子活性化で発毛促進。 |
ここに挙げた治療法は、AGA専門外来と呼ばれるクリニック(病院)で受けることができます。
クリニックによってはいくつかの治療法を組み合わして展開していることも多く、各院オリジナルの名称で呼んでいる場合もあります。
おすすめのクリニック「AGAヘアクリニック」の公式サイトはこちら
そしてつい最近では、新たにAGA内服薬が発売されることになりました。
新薬「ザガーロ」について
2005年の発売からAGA治療薬の王道として利用されてきたプロペシア。しかしここにきて新しい風が舞い込もうとしています。それが2016年の6月に発売された「ザガーロ」です。
プロペシアに代表される有効成分「フィナステリド」は、AGAの諸悪の根源であるジヒドロテストステロンへ変換させる酵素「5αリダクターゼⅡ型」と、変換元であるテストステロンとが結びつこうとするのを防ぐ働きがありました。
一方、新薬ザガーロに含まれる「デュタステリド」は、「5αリダクターゼⅠ・Ⅱ型」の両方ともを阻害する性質を備えています。
つまり、ザガーロはプロペシアよりも治療効果が高いということなのです。
2015年、プロペシアに次ぐ国内で2番目のAGA治療薬として認可されたザガーロ。販売日未定の状態が長らく続いていましたが、ここにきてようやくのお目見えとなりました。
おそらく、AGA内服薬の主流はプロペシアからザガーロへと流れていきそうな予感です。
大事な我が子が大変なことに!治療薬の副作用や使用上の注意
薬には副作用が付き物です。
どんな症状が出るのかを確認しておくことはもちろんの事、健康にも大きく関わることなので、治療開始前に医師としっかり確認しあう必要があります。
初期脱毛
初期脱毛とは、AGA治療の初期段階に発生する脱毛のことです。AGA症状の毛は、健康な毛がたどるサイクルとは違った形で抜け落ちることが判明していて、健康な毛の場合は2〜6年かけて成長していきますが、AGAの場合、数ヶ月〜1年に短縮されてしまうことで太くて丈夫な毛になりづらくなってしまっているのです。
そんな不健康サイクルに陥ってしまっているAGA毛を一旦リセットするという体の反応が、脱毛という症状で現れてきます。
初期脱毛が起こると、治療し始めたのに逆に抜けるなんて…とびっくりしてしまう人も多く、この段階で治療をやめてしまう人もいます。
この脱毛は治療による好転反応だということをしっかり頭に入れておきたいところですね。
男性機能の低下
プロペシアなど内服薬の副作用としてよく聞かれるのが性欲減退や勃起不全といった男性機能の低下です。よく聞かれるといっても、「勃起不全を心配する声」の方が圧倒的に多く、実際にEDにかかった人は1〜2%ほどしかいないとも言われています。
それでも気になるようであれば、自毛植毛や再生医療であるHARG療法をチョイスしていきたいところです。
血圧の低下
ミノキシジルは、もともと高血圧の患者に対する治療薬です。なので、血圧に関わる治療を受けている人は医師への確認がとても大切になってきます。しかし一方で、AGA治療薬として日本では認可はされていない服用タイプのミノキシジルを使用している人がいます。
医師が血圧降下剤として処方されたものを使用したり、個人で輸入したりしているのですが、安易に内服タイプを使用することはオススメできません。
治療中止で抜け毛再発
プロペシア・ザガーロなどの内服薬は使用を中止すると抜け毛が再開してしまう性質があります。これは、内服をやめることでAGAの原因であるジヒドロテストロンの生成が再開されるためです。
つまり、内服薬での治療はその場しのぎでしかない、ということなのです。
AGAの根本解決には、内服薬で症状を緩和させている間に、食事・生活習慣・ストレス・頭皮環境などを改善することによって治療していく必要があるのです。
また、毛の細胞成長因子を与えるHARG療法や健康な毛髪に植え替える自毛植毛をすることで、持続した発毛を促す方法もあります。
男児の生殖器成長へ悪影響を与える
AGA治療におけるジヒドロテストロンはまさに諸悪の根源なのですが、そんなジヒドロテストステロンにも大切な役割があります。胎児(男児)の男性器発育です。なので、妊婦の服用や男児の誤飲には十分に警戒する必要があるのです。
また、ジヒドロテストロンの生成を阻害するフィナステリドやデュタステリドは、経皮吸収されるという特性を持っています。
つまり、妊婦や男児が薬に触れるだけでもNGというワケです。注意してください。
献血できない
ポイント5と関連してきますが、フィナステリドやデュタステリドの成分は血中に含まれてしまうために、妊婦や男児への輸血を考慮すると献血は行えない、ということです。服薬終了後でも血中に成分が残留していることがあるので、最低6ヶ月間の期間を空ける必要があります。
自己流は事故の元!AGA専門クリニックとは
これまで取り上げてきたAGAの治療はAGAクリニックで行っています。
市販薬の利用など個人で行うことも可能ですが、そもそも脱毛の種類がAGAであることを突き止めなければならないこと、薬の使用法をきちんと説明してくれる存在がいること、そして薬だけにとどまらない発毛へのアドバイスや指導を得ることが大切なAGA治療。
それらをクリアできるクリニックでの治療が、現状でのベストだと考えています。
クリニックのチェックポイント
無料相談ができる強引な医療ローンを勧めてこない
治療内容が分かりやすい
おすすめはシンプル治療でわかりやすい「AGAヘアクリニック」
クリニックの中には高額な医療ローンを組ませようと躍起になり「高すぎて続けられない治療」をすすめてくるところもあります。AGAヘアクリニックでは、治療費は最大でも月に31,000円と上限が決められており、ムダな治療費を払うことがありません。
治療は処方された薬を飲むだけの簡単なものです。忙しくても薄毛と向き合うことができ、価格が抑えられたシンプルな治療なので、長続きしやすいのがメリットです。
無料のテレビ電話診察が便利なので、受診してみることをオススメします。
AGAヘアクリニック公式サイトへ
引き金はアブラでなはくDHT!AGAの原因
ここからは、AGAの原因について改めてフォーカスしていきたいと思います。AGAへの正しい知識を身につけることで、確実に治療していきましょう。
AGAの原因はジヒドロテストロン
AGAを直訳すると「男性型脱毛症」。この男性型というのは、男性ホルモンのことを指しています。つまりは、男性ホルモンから生じる脱毛症のことをAGAと呼んでいるのです。
男性ホルモンにはいくつかの種類が存在しているのですが、AGAでキーワードになるのが、「テストステロン」と「ジヒドロテストロン」です。
男性としての気力に必要不可欠なテストステロンですが、これが毛根に存在する「5α-リダクターゼ」という酵素と結びつくことで、「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンを生成してしまいます。
このジヒドロテストステロン(DHT)は、男児期の男性器を作り上げる元になったり体毛を濃くしたりするなど、男性ホルモンの中でも強力に作用してきます。
しかし、こと頭髪に関しては、脱毛を加速させる悪い奴になってしまうのです。
髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれるものがあり、健康な髪は上図のような周期で生え変わりを繰り返していきます。
しかし、ジヒドロテストステロンには"成長期"にあたるヘアサイクルを短くしてしまう作用があり、その結果、貧弱な毛にしか育たず、そしてAGAへと繋がってしまうのです。
ということで、AGAを引き起こす原因は、男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)だったのです。
身内にハゲがいるとハゲるの根拠
男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が毛に作用するのは、それを受け入れるレセプター(受容体)の働きが関与しています。このレセプターは毛乳頭と呼ばれる部分に存在しており、そこにたどり着いたジヒドロテストステロンが反応してしまうことで脱毛が促されてしまいます。
「身内にハゲがいると遺伝する」という言葉は誰しも聞いたことがあるかもしれませんが、このレセプターの感受性は遺伝すると考えられています。
つまり、薄毛は本当に遺伝的伝染をしてしまうのです。
身内にハゲがいるとハゲるってただの脅しかと思ってたのに…髪様〜!
シャンプーで改善されるほどヤワじゃない。AGAの誤った対策
AGAの直接の原因は男性ホルモンのジヒドロテストステロンであることが分かりましたが、それを知らずに間違った方法で対策をしようとしている人が見受けられます。
それらについて、ここで少し取り上げてみたいと思います。
スカルプシャンプーは育毛ではない
脱毛対策で一番手に上がりそうなスカルプシャンプー。実際に使用されている方もいるとは思いますが…実のところ、育毛効果は期待できないのです。そもそも、スカルプシャンプーを使用されている人の大半は「頭皮のアブラ」が薄毛の原因と考えているのではないでしょうか。しかし、脱毛の主たる原因は皮脂ではなく、ジヒドロテストステロンなのです。
薄毛の人は、きっと上図のような思考回路を一度は辿ったことがあるのではないでしょうか。
薄毛の人はなんとなく脂っぽそう。脂が薄毛の原因?自分も薄毛だから脂っぽいに違いない。脂落とさなきゃ。
で、行き着く先がスカルプシャンプー、というわけです。
でも散々言うようですが、AGAの原因は脂ではなくジヒドロテストステロンであり、シャンプーを一方的に頑張っても生えてはこないのです。
「バレずに安く」は育毛剤で
AGAの治療にはクリニックが現状ではベストであり、スカルプシャンプー等では解決には至らないことを説明してきました。
とはいえ、まず初めは自分でできる範囲内で薄毛対策をしたい!と考えている人もいると思います。
そんな人へ、アンチエイジングの神様内で評価の高いものをピックアップして紹介します。
育毛剤なら「BUBKA」がおすすめ
AGA治療薬の外用剤として使用されるミノキシジルですが、中には激しいかゆみなどを伴う場合があります。そんな人におすすめしたいのがBUBKAです。
ミノキシジル以外の血行を促進させる成分を配合させることで、肌への刺激を抑える仕様になっています。
BUBKAの公式サイトはこちら
AGA治療のまとめ
今回はAGAの治療法にまつわる内容を紐解いていきました。改めてまとめておきましょう。
毛についてしっかり理解して、毛克上を果たしちゃおう!髪様〜!
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