元開発者おすすめの敏感肌化粧品3選!プチプラの"低刺激"に注意
[公開日]2016/01/27[更新日]2017/06/26
ドラッグストアでも低刺激と書かれた敏感肌用化粧品が数多く売られていますが、敏感肌の化粧品を低刺激だけで選んでいけません。
敏感肌は、常に肌内部に爆弾を抱えていて、何が原因で着火するかわからないような状態です。
では、敏感肌の化粧品選びで重要視すべき点は何か?敏感肌に必要な対策は、「角層のバリア機能が正常に稼働させる」ことだけです。
敏感肌のスキンケア選びは、肌荒れ要素を排除していくことも大切ですが、それよりもバリア機能を高めるために本当に必要な成分を補給することが重要です。
今回は、敏感な肌を刺激からただ守るのではなく、守りつつ健やかな肌に近づけるための方法をお伝えしていきます。
敏感肌は肌内部で炎症が起きているため、抗炎症成分が配合されているものを選びましょう。
抗炎症成分に加え、低刺激で保湿効果の高いセラミドが配合された化粧品選びがポイントです。
詳しく解説していきますね。
3,000円以下でセラミド配合とかいてあるものは、まず配合成分を確認してみてください。キュレルやミノンなど敏感肌用化粧品と謳う多くがヒト型セラミド以外の擬似セラミド配合化粧品です。保湿力を高めたいのであれば、肌の中にあるセラミドと同じ構造をしたヒト型セラミドを選んだほうが、結果的に効果的です。
ヒト型セラミドは、現在11種類あります。その中でも特に意識すべきヒト型セラミドは、年齢とともに減少していくヒト型セラミド3と6Ⅱ、ヒト型セラミドの中でも保湿力に優れたヒト型セラミド2です。
ヒト型セラミドの場合、セラミド1,2,3,とセラミドの後ろに数字が書いてあります。
※医薬部外品に配合されていると、セラミド3はN-ステアロイルフィトスフィンゴシンという正式表記やセラミドNP、セラミド6ⅡはセラミドAPと表記名が変わります。
それにより、角層の保水力を高めていくことを期待されています。内側からの保水力を実感するには、2〜3ヶ月かかりますが、根本的な肌の水分保持力改善に期待できる保湿成分です。
ライスパワーについての詳細は、以下の記事で解説しています。
確かに刺激に弱い肌ですが、守ることばかりに注力していると、肌は現状維持かそれ以下のままです。基本はバリア機能を高めるための保湿対策ですが、配合成分を見極めることで保湿+αのスキンケア(エイジングや美白対策)も可能になります。
ホームページで確認すべきこと
今回は、数ある敏感肌化粧品の中でも、敏感肌対応で保湿力に定評のある3つの商品を比較しました。
この順位結果は、トライアルセットに含まれる洗顔やクレンジングから保湿クリームまでを総合的に評価したものです。具体的に見ていきましょう。
その中でも低刺激×抗炎症作用に実績のあるグリチルリチン酸2Kやコウキエキスを配合したアヤナスのコスメは、使い続けても肌への負担が少ないグリチルリチン酸2Kとコウキエキス、ニオイテンジクアオイ水を配合していることが評価できます。
その中でも、ヒフミドには、洗顔からクリームまですべてにヒト型セラミドが配合されています。
ヒト型セラミドを配合しているだけであれば他にもありますが、ヒフミドの化粧品に配合されている成分は、余分なものがほとんど入っていません。
保湿に特化しているので、+αの対策は期待できませんが、敏感肌対策に最も必要な保湿力はヒフミドで十分対応できるでしょう。
しかし、年齢を感じさせやすい肌だからこそ、早めのエイジング対策が必要です。攻めのスキンケアで敏感肌対策するのであれば、抗炎症、保湿、エイジングケアの全てに対応したアヤナスが適しています。
アヤナスの体験レポートと口コミに関する内容は、以下の記事で解説しています。
アヤナスの公式サイトはこちら
敏感肌の具体的な5つの原因については下部で解説します。
▼普通肌と敏感肌の違い▼
▼バリア機能の構成比▼
ターンオーバーサイクルが早く、細胞がしっかり育たないまま角層にやってきたのが敏感肌の角質細胞です。きちんと成熟できなかった細胞は、刺激に極端に弱くなっており、いつ爆発するかわからない、もしくは常に小さな爆弾が爆発しているような状態です。一方、古い角質細胞が皮膚表面に溜まりすぎて、新し細胞が登場しにくくなっているのが乾燥肌です。
1.と2.の生まれつき敏感肌を除いて、そのほかのタイプは、スキンケアと生活習慣の見直しで改善が期待できます。
化粧品やダニ、花粉症など何らかの刺激をきっかけに肌荒れを起こす肌質です。
どんな化粧品を使っても肌に合わない、なかなか思うような結果が出ないときは、口に入れる食べものを見なおしてみてください。毎日の食事で対策が食事管理が難しい場合は、サプリメントで足りない栄養素を補うことをおすすめします。
乳酸菌サプリヘルスエイドについて、以下の記事で詳細解説しています。
自分の肌質を敏感肌と認識している人の割合は、年々増えています。
肌が弱くなっている場合もありますが、その原因が食事や寝不足、ストレスにあることはあまり知られていないのか、化粧品でなんとかなると思っているのかのどちらかです。
食事や寝不足、ストレスによる敏感肌の場合、化粧品だけでは対応が間に合いません。肌にあった化粧品と生活習慣の見直し、この両方に取り組むことが最も早く改善できる方法です。
《おすすめ関連記事》
◆参考文献
スキンケア美容医学事典 / 吉木伸子 著
化粧品成分用語事典2012 / 鈴木一成 監修
記事を執筆するにあたって、敏感肌対策化粧品3社を比較しております。選ぶときの参考にしてみてください。
*ポリクオタニウム—51、61はヒアルロン酸の2倍の保湿力を持ち、水分保持能力もヒアルロン酸を上回るリピジュアという低刺激成分
敏感肌は、常に肌内部に爆弾を抱えていて、何が原因で着火するかわからないような状態です。
では、敏感肌の化粧品選びで重要視すべき点は何か?敏感肌に必要な対策は、「角層のバリア機能が正常に稼働させる」ことだけです。
敏感肌のスキンケア選びは、肌荒れ要素を排除していくことも大切ですが、それよりもバリア機能を高めるために本当に必要な成分を補給することが重要です。
今回は、敏感な肌を刺激からただ守るのではなく、守りつつ健やかな肌に近づけるための方法をお伝えしていきます。
目次
《管理人:安藤美和子》
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
低刺激のセラミド配合がおすすめ!敏感肌化粧品の選び方
敏感肌は肌内部で炎症が起きているため、抗炎症成分が配合されているものを選びましょう。
抗炎症成分に加え、低刺激で保湿効果の高いセラミドが配合された化粧品選びがポイントです。
詳しく解説していきますね。
肌荒れ原因の炎症を抑える成分が入っているか
敏感肌は、刺激に対してどの肌よりも過敏になっています。そのため、いつも炎症が起きているか、炎症が起きやすい状態が常です。以下は、抗炎症作用をもつ成分です。敏感肌には保湿成分と並ぶ必須成分です。・グリチルリチン酸、グリチルレチン酸
・カミツレエキス
・コウキエキス
・オウバクエキス
・アラントイン
・カミツレエキス
・コウキエキス
・オウバクエキス
・アラントイン
グリチルリチン酸とグリチルレチン酸っていう2つの抗炎症成分があるんだけど、どちらかと言うと、グリチルリチン酸の方がゆるやかな働きをするわ。ただ、ほとんど効果の差には違いがなく、どちらも副作用のリスクが少ない成分ね。
低刺激×うるおいを長時間保つことができる成分が入っているか
▼美容成分の保湿力の高さ▼保湿力を高めるにはヒト型セラミドが最適
保湿成分として有名なセラミドですが、水分を挟み込むため、高い保湿力を持ちます。最も保湿力・浸透力が高く、刺激が低いのはヒト型セラミドです。セラミドには植物由来、動物由来、合成、酵母由来のヒト型セラミドといった種類があります。3,000円以下でセラミド配合とかいてあるものは、まず配合成分を確認してみてください。キュレルやミノンなど敏感肌用化粧品と謳う多くがヒト型セラミド以外の擬似セラミド配合化粧品です。保湿力を高めたいのであれば、肌の中にあるセラミドと同じ構造をしたヒト型セラミドを選んだほうが、結果的に効果的です。
ヒト型セラミドは、現在11種類あります。その中でも特に意識すべきヒト型セラミドは、年齢とともに減少していくヒト型セラミド3と6Ⅱ、ヒト型セラミドの中でも保湿力に優れたヒト型セラミド2です。
ヒト型セラミドの場合、セラミド1,2,3,とセラミドの後ろに数字が書いてあります。
※医薬部外品に配合されていると、セラミド3はN-ステアロイルフィトスフィンゴシンという正式表記やセラミドNP、セラミド6ⅡはセラミドAPと表記名が変わります。
セラミド1・・・水分保持機能、外部からの刺激や異物から肌を守るバリア力が強い、高価
セラミド2・・・水分を保持する力が強く、水分のバランスを保つ、肌にも多く含まれ、化粧品によく配合される
セラミド3・・・水分保持機能、シワを浅くする
セラミド4・・・角質層のバリア機能を構築・維持
セラミド5・・・水分保持機能、ターンオーバー促進、シワを浅くする
セラミド6・6Ⅱ:セラミド3と同じ働き+ターンオーバーをサポートする
保湿力が高い成分を配合していると、その分化粧品の値段が高くなるの。化粧水や美容液など、値段の目安はひとつ3,000円〜ね。
なるほど。安さと効果は比例するってことだね。
有効成分「ライスパワーNo.11」という選択
角質層にうるおいを与えるには、セラミドによる外からの保湿補給は効果的です。セラミド以外には、「水分保持能の改善」効果をもつライスパワーNo.11という成分があります。これは、加齢とともに減少していく体内のセラミドをサポートする成分です。それにより、角層の保水力を高めていくことを期待されています。内側からの保水力を実感するには、2〜3ヶ月かかりますが、根本的な肌の水分保持力改善に期待できる保湿成分です。
ライスパワーについての詳細は、以下の記事で解説しています。
ライスパワーエキス化粧品の効果口コミに関するよくあるQ&A
肌を守りつつも、攻めのスキンケアができるか
敏感肌のスキンケアは、ついつい守りのスキンケアに落ち着いてしまいます。しかし、敏感肌の人こそ肌ダメージを直接受けているため、エイジングケアや美白ケアが必要になります。エイジング・美白ケア=攻めの対策=刺激が強いから、敏感肌には不向きと決めつけていませんか?確かに刺激に弱い肌ですが、守ることばかりに注力していると、肌は現状維持かそれ以下のままです。基本はバリア機能を高めるための保湿対策ですが、配合成分を見極めることで保湿+αのスキンケア(エイジングや美白対策)も可能になります。
攻めのスキンケア・コスメはどこから買うべきか?
基本は、保湿対策ですが、エイジング・美白ケアをする場合、商品のホームページを見てみましょう。以下の内容が書いてあるかどうか、チェックしてみるといよいでしょう。敏感肌の攻めのスキンケア選びは、賭けにも近いくらい勇気がいります。その際、チェック基準がわかっていれば、安心して購入できます。ホームページで確認すべきこと
・肌のバリア機能の仕組みが明確になっているか
・どこで、どうやってつくられているか明確か
・全成分表示されているか
・アレルギーテスト済みや敏感肌でも使える検証がおこなわれているか
・何を添加していないのかが明確になっているか
・どこで、どうやってつくられているか明確か
・全成分表示されているか
・アレルギーテスト済みや敏感肌でも使える検証がおこなわれているか
・何を添加していないのかが明確になっているか
敏感肌こそエイジングケアが必要
バリア機能が弱い敏感肌は、肌内のうるおいを維持することが難しい、外からの刺激から肌を守り切れないため、ダメージ直接肌に及びます。そのダメージは、表皮だけでなく、真皮層にまで及び乾燥・シミ・シワ・たるみといった肌力低下が進行しやすくなります。つまり、敏感肌こそ早めのエイジングケアが必要になってくるのです。バリア機能が低下してるかどうかってどうやったらわかるの?
肌の乾燥が気になるっていうときや、肌のキメを見てみて。ふっくらとしたキレイな三角形が普通肌とすると、敏感肌は、肌がしぼんでて、キメも荒くなってて細長いひし形のようになってるわ。
元開発者が選ぶセラミド高配合の敏感肌化粧品おすすめ3選
敏感肌化粧品を選ぶポイント
抗炎症成分が配合されているか?
高保湿成分が配合されているか?
攻めのスキンケアも可能か?
ここでは、低刺激化粧品であることは前提として、上記で挙げた3つの選ぶポイントを基準に敏感肌対策化粧品を比較しています。高保湿成分が配合されているか?
攻めのスキンケアも可能か?
総合評価 価格 1位
アヤナス
低刺激&高保湿力で乾燥敏感肌に◎
[トライアル]
1,370円 / 10日分
化粧水・美容液など
2位
ヒフミド
保湿力をキープできる厳選成分配合
[トライアル]
907円 / 7日分
クレンジングミルク・化粧水など
ライスパワー配合だが、保湿力は△
[トライアル]
1,400円 / 10日分
化粧水・美容液など
より詳しいデータ比較表は下部へ
敏感肌対策化粧品は、抗炎症・保湿力・攻めのスキンケア3つの総合力で選ぶ
セラミド保湿&低刺激 敏感肌用化粧品アヤナス / ディセンシア保湿/乾燥:
敏感肌:
この順位結果は、トライアルセットに含まれる洗顔やクレンジングから保湿クリームまでを総合的に評価したものです。具体的に見ていきましょう。
抗炎症成分が配合されているか?
すべて、抗炎症成分は配合されていました。どれも植物由来で副作用のリスクが少ない低刺激でありながら、肌のトラブルを未然に防ぐ力をもっています。その中でも低刺激×抗炎症作用に実績のあるグリチルリチン酸2Kやコウキエキスを配合したアヤナスのコスメは、使い続けても肌への負担が少ないグリチルリチン酸2Kとコウキエキス、ニオイテンジクアオイ水を配合していることが評価できます。
高保湿成分が配合されているか?
アヤナス、ヒフミド、ライスパワーそれぞれ肌のバリア機能対策にヒト型セラミドとライスパワーNo.11を配合しています。その中でも、ヒフミドには、洗顔からクリームまですべてにヒト型セラミドが配合されています。
ヒト型セラミドを配合しているだけであれば他にもありますが、ヒフミドの化粧品に配合されている成分は、余分なものがほとんど入っていません。
保湿に特化しているので、+αの対策は期待できませんが、敏感肌対策に最も必要な保湿力はヒフミドで十分対応できるでしょう。
攻めのスキンケアも可能か?
保湿力と配合成分だけで比較するのであれば、ヒフミドですをおすすめします。しかし、年齢を感じさせやすい肌だからこそ、早めのエイジング対策が必要です。攻めのスキンケアで敏感肌対策するのであれば、抗炎症、保湿、エイジングケアの全てに対応したアヤナスが適しています。
アヤナスの体験レポートと口コミに関する内容は、以下の記事で解説しています。
ディセンシア「アヤナス」を試してわかった5つの事実/口コミではわからない真実
肌は、生活やストレスとかささいな変化にも過敏に反応するの。だから、まずはトライアルセットからはじめるように。トライアルセットでは、効果を確認するっていうよりも、肌に刺激を感じないかどうか確認すること。
パッチテストもしたほうがいい?
とにかくどれをつかってみても肌に合わなかったというのであれば、やってみたほうがいいわ。ただ、腕でやっても腕と顔では反応が違うこともあるから、頬の一部分でためしてみるといいわね。
アヤナスの公式サイトはこちら
敏感肌は常に炎症状態!高い保湿力と抗炎症成分が必須
敏感肌とは
敏感肌という定義付けは化粧品メーカーによって多少異なりますが、ここでは以下にある「刺激に対して弱い肌」を敏感肌とします。特に、目・口・頬の肌荒れが起きた場合は、使っている化粧品の何らかの成分が原因と考えられます。
一般の人が肌に塗布したりしても、なんの障害を起こすことのない物質にもカブレを起こしやすく、かゆみ、ほてり、痛み、発疹などの症状が現れる、刺激に対して弱い肌のこと
出典:美容皮膚科学事典 / 朝田康夫著
5つの敏感肌タイプ
敏感な肌の内側はどうなっているか?
もともと皮脂を分泌する力が弱い敏感肌ですが、基底層で分裂する細胞が未熟なまま角質層に押し上げられるため、以下のような肌状態になっています。未熟な角質細胞は中に核を持ったまま皮膚表面に押し上げられます。▼普通肌と敏感肌の違い▼
細胞内の保湿成分が極端に少ない
細胞間脂質(セラミドなど)の量が少ない
細胞と細胞の隙間が広い
細胞間脂質(セラミドなど)の量が少ない
細胞と細胞の隙間が広い
細胞が未熟ってことは、ターンオーバーが早過ぎるってことだよね?
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。そう!ターンオーバーは遅すぎると乾燥肌に、早すぎると敏感肌になるの。
敏感肌はどうすれば抜け出せるか?
根本的な敏感肌の改善には、第一〜第三までのバリア機能を再構築していく必要があります。以下は、そのために必要なスキンケアです。炎症を抑える
保湿成分を保湿性の高いものに変える、
細胞の質を高め、内側からの保水力を高める
保湿成分を保湿性の高いものに変える、
細胞の質を高め、内側からの保水力を高める
なるほど!敏感肌にはバリア機能を高めるスキンケア対策が必要なんだね。そのためには、この3つが必要ってことだね。
そう。ただ、抗炎症作用・高保湿成分・潤いを長時間保つっていう3つがすべて揃った化粧品ってあんまりないの。だから、抗炎症成分と高保湿成分か抗炎症成分と潤いを長時間保つことができるもの、どっちかを選ぶといいわ。
▼バリア機能の構成比▼
そう。バリア機能を高めるなら、まず割合が高い細胞間脂質(主にセラミド)に注目することね。そして、トラブル原因の炎症を抑えること。あとは、食事やストレス対策とか生活習慣の見直しが必要になってくるわ。それでも良くならないのであれば、皮膚科を受診するって順番ね。
敏感肌と乾燥肌の違いはあるが、するべき対策はほぼ同じ
ターンオーバーが早過ぎる、炎症が起きやすい⇒敏感肌
ターンオーバーが遅すぎる⇒乾燥肌
敏感肌と乾燥肌は、どちらも、角質層の潤い力が低いため、バリア機能が低下しているという共通点があります。違いは、肌に爆弾を抱えているどうかです。ターンオーバーが遅すぎる⇒乾燥肌
ターンオーバーサイクルが早く、細胞がしっかり育たないまま角層にやってきたのが敏感肌の角質細胞です。きちんと成熟できなかった細胞は、刺激に極端に弱くなっており、いつ爆発するかわからない、もしくは常に小さな爆弾が爆発しているような状態です。一方、古い角質細胞が皮膚表面に溜まりすぎて、新し細胞が登場しにくくなっているのが乾燥肌です。
敏感肌、乾燥肌どちらもスキンケアでできる対策は、角層の保水維持力を高めることよ。そして、ターンオーバーを早すぎず、遅すぎないサイクルに導くこと。ただ、敏感肌は、特に刺激に弱くなっているから肌に合わない化粧品が多くなるの。
敏感肌と思い込んでる可能性も!敏感肌5つのタイプ
刺激に対して肌が敏感になる原因
敏感肌、超敏感肌、乾燥性敏感肌など、さまざまな言葉がありますが、敏感肌は大きく以下の5つのタイプにわけられます。1.と2.の生まれつき敏感肌を除いて、そのほかのタイプは、スキンケアと生活習慣の見直しで改善が期待できます。
敏感肌体質
炎症が起きやすいアレルギー、アトピー体質で、生まれつき肌にトラブルとなる要因を持っていたと考えられます。化粧品やダニ、花粉症など何らかの刺激をきっかけに肌荒れを起こす肌質です。
対策
低刺激コスメを使うことが前提になるが、その前に何に対してアレルギー症状が起こるか皮膚科で検査をする
*敏感肌にも使える化粧品であっても、肌に合わない場合があります。乾燥性敏感肌
角層内のセラミドを作り出す力が少ない肌質で、乾燥しやすい肌質です。うまれつき肌の保水維持力が低い場合と、環境や生活習慣などによって、乾燥しやすい肌質になってしまったという2つのタイプがあります。対策
・ヒト型セラミドでセラミドを外から補う
・ライスパワーNo.11でセラミドの産生をサポートする
・ライスパワーNo.11でセラミドの産生をサポートする
脂漏性皮膚炎
皮脂の多い・少ないにかかわらず鼻を中心に頬・額に赤み、かゆみ、かさつきが広がります。根本的な原因はわかっていませんが、皮脂の成分や皮脂分泌の働きになんらかの支障が出ていると考えられています。対策
・オメガ6脂肪酸を控え、オメガ3脂肪酸を意識してとる(サラダ油、惣菜に使われている油、マーガリン、お菓子や洋菓子に使われている脂質など)
・敏感肌用の基礎化粧品を使う
・紫外線対策を万全にする
オメガ3・6脂肪酸の詳細については、以下の記事で解説しています。・敏感肌用の基礎化粧品を使う
・紫外線対策を万全にする
カラダに足りてないオメガ3脂肪酸の摂取に 人気DHA・EPAサプリ成分比較ランキング
ときどき敏感肌、ゆらぎ肌
・季節の変わり目
・生理前や妊娠、更年期による女性ホルモンのバランスが保ちにくいとき
・睡眠不足
・偏食
・生活環境・習慣の変化
によって、一時的に肌の水分と油分のバランスが保ちにくくなり、肌荒れしやすくなります。・生理前や妊娠、更年期による女性ホルモンのバランスが保ちにくいとき
・睡眠不足
・偏食
・生活環境・習慣の変化
対策
・化粧品の使用を一時的に控える
・美白化粧品など刺激が高いものを控え、保湿ケアに特化する
・今使っているものよりワセリンやスクワランオイルなど刺激が少ないものに変える
・十分な睡眠をとる
・美白化粧品など刺激が高いものを控え、保湿ケアに特化する
・今使っているものよりワセリンやスクワランオイルなど刺激が少ないものに変える
・十分な睡眠をとる
自称敏感肌
過去化粧品でカブレたことがある、日焼けで顔が赤くなった、カサつきがある、ニキビができたなど、肌の変化を敏感に感じ取れる人は、自分で自分の肌を敏感肌と思い込んでいる可能性があります。肌荒れは、敏感肌でなくとも誰にでも起きうるトラブルです。対策
・敏感肌用化粧品から保湿化粧品に切り替えてみる
・使用している化粧品を一旦使わないようにする(化粧水で肌がしみるようであれば、ワセリンを肌に塗るだけで済ませましょう)
・肌荒れが起きるたびに、あれこれ化粧品を変えない(余計に肌荒れをひどくする原因になります)
・使用している化粧品を一旦使わないようにする(化粧水で肌がしみるようであれば、ワセリンを肌に塗るだけで済ませましょう)
・肌荒れが起きるたびに、あれこれ化粧品を変えない(余計に肌荒れをひどくする原因になります)
敏感肌の洗顔は冷たい水!化粧品効果を高める6つのポイント
洗顔時の水温に注意
敏感肌にとって、皮脂はとても貴重なバリア機能の一端です。皮脂は、体温以上のお湯で洗顔すると、必要以上に流れ出てしまうため、乾燥肌同様32〜34℃ほどの水温ですすぎをおこないましょう。32〜34℃は、冬なら冷たいと感じる温度、夏ならややぬるいと感じる温度です。パッティングするより、コットンパックを
肌が刺激に弱い時、コットンのパッティングや化粧水や美容液の重ねづけは、肌に刺激を与えやすい行為です。浸透・保湿力を高めるのであれば、パッティングや手での重ねづけよりもコットンパックをしましょう。肌に触れる回数は減り、ひたひたのコットンパックであれば、5分程度放置しても肌を乾燥させることはありません。ごわつく敏感肌に角質ケアは不要
美肌の基本は、肌が軟らかいことです。乾燥肌の場合、古い角質が肌を固くしているため、角質ケアとして行うピーリングや酵素洗顔は有効です。敏感肌の場合、古い角質は溜まっておらず剥がすべき角質はないため、特別な角質ケアをする必要はありません。紫外線が肌ダメージを加速させている
皮脂や角質細胞、細胞間脂質が少ない敏感肌にとって、紫外線のみならず、PM2.5やタバコ、大気汚染、排気ガスは刺激物であり、大敵です。一年を通して、肌を守る対策を行いましょう。ただし、日焼け止めも選び方を間違えると日焼け止めが肌ダメージを加速させる可能性もあります。肌の負担を軽減しつつも紫外線や外的要因から守る日焼け止めを選びましょう。対策
・紫外線吸収剤を含んでいないものを選ぶ
・液体やジェルよりも、振ってカチカチ音がなるタイプ
・ミネラル成分でつくられたパウダータイプ
・液体やジェルよりも、振ってカチカチ音がなるタイプ
・ミネラル成分でつくられたパウダータイプ
食生活の改善必須!食べるもので肌はつくられている
肌は腸の様子を表していると言われます。体の中の調子が良いか悪いか、目で見ることはできませんが、肌が敏感になっているときや肌荒れが起こりやすい状態のときは、腸の働きが低下している可能性があります。直接的に敏感肌を改善するわけではありませんが、体のバランスをとることは、結果的に肌の状態にもつながっていきます。どんな化粧品を使っても肌に合わない、なかなか思うような結果が出ないときは、口に入れる食べものを見なおしてみてください。毎日の食事で対策が食事管理が難しい場合は、サプリメントで足りない栄養素を補うことをおすすめします。
敏感肌が改善しない理由
・肉や脂っこい食事、添加物が多い食事
・ミネラル、ビタミン不足
・夜遅くの食事
・野菜や食物繊維不足
・ミネラル、ビタミン不足
・夜遅くの食事
・野菜や食物繊維不足
サプリで取り入れるなら、まずは栄養のベースになるマルチビタミン・ミネラルだね。それからビタミンB群や乳酸菌サプリや足りないと思う栄養素をプラスするといいんだよね。
乳酸菌サプリヘルスエイドについて、以下の記事で詳細解説しています。
ヘルスエイド ビフィーナs / 森下仁丹の口コミ効果を7商品比較・検証
最初の3時間だけ睡眠の質を高める
美肌のための睡眠は、眠りについてから3時間が特に重要です。最初の3時間の間に最も成長ホルモンの分泌が活発になります。午後10時〜午前2時までがゴールデンタイムと言われていますが、時間に縛られるよりも最初の3時間をいかに熟睡できるかを意識しましょう。夜寝る前の食事は、血液を内臓に集中させます。スマホやテレビは、交感神経を刺激するため、脳に血液を集中させます。対策
・寝る3時間前には何も食べないようにする
・寝る1時間前くらいに湯船につかって体をあたためる
・寝る部屋の明かりを落とす
・夕方以降、カフェインを控える
・アロマオイルなどリラックス効果のある香りにつつまれるようにする
・寝る1時間前くらいに湯船につかって体をあたためる
・寝る部屋の明かりを落とす
・夕方以降、カフェインを控える
・アロマオイルなどリラックス効果のある香りにつつまれるようにする
敏感肌・乾燥肌にはヒト型セラミド化粧品でスキンケア
自分の肌質を敏感肌と認識している人の割合は、年々増えています。
肌が弱くなっている場合もありますが、その原因が食事や寝不足、ストレスにあることはあまり知られていないのか、化粧品でなんとかなると思っているのかのどちらかです。
食事や寝不足、ストレスによる敏感肌の場合、化粧品だけでは対応が間に合いません。肌にあった化粧品と生活習慣の見直し、この両方に取り組むことが最も早く改善できる方法です。
《おすすめ関連記事》
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◆参考文献
スキンケア美容医学事典 / 吉木伸子 著
化粧品成分用語事典2012 / 鈴木一成 監修
《参考》 敏感肌対策化粧品3社比較表
記事を執筆するにあたって、敏感肌対策化粧品3社を比較しております。選ぶときの参考にしてみてください。
1位 アヤナス | 2位 ヒフミド | ||
---|---|---|---|
総合評価 | 独自のバリア対策と厳選成分で守りと攻めの対策ができる | 低刺激×高保湿力が魅力的だが、抗炎症成分少なめが気になる | 水分保持機能の改善効果をもつライスパワーNo.11配合 / 保湿力に物足りなさ |
価格(税別) /内容 | [トライアルセット] 1,370円 / 10日分 化粧水・美容液・クリーム+アイクリーム・BBクリーム | [トライアルセット] 907円 / 7日分 クレンジングミルク・石鹸・化粧水・クリーム・UV下地、ポーチ | [トライアルセット] 1,400円 / 10日分 化粧水・美容液・クリーム・美白美容液・日焼け止め |
高保湿成分 | ヒト型ナノセラミド(セラミド2)、ベントナイト、CVアルギネート | ヒト型セラミド(セラミド1,2,3)、ポリクオタニウム-51、61(*)、PCA-Na、 | ライスパワーNO.11エキス、ヒアルロン酸、PCA-Na |
抗炎症成分 | コウキエキス、ニオイテンジクアオイ水、グリチルリチン酸2K | カンゾウ葉エキス、オウバクエキス、 | グリチルリチン酸2K、カミツレ油-2 |
安心度 | アルコール、香料、紫外線吸収剤不使用、皮膚科医立会テスト済み | 香料、着色料、パラベン、エタノール不使用、アレルギーテスト済み | 香料、着色料、動物性原料、石油系界面活性剤不使用、アレルギーパッチテスト済み |