ライスパワーエキス化粧品の効果口コミに関するよくあるQ&A
[公開日]2014/01/06[更新日]2017/03/22
化粧品の成分で「ライスパワーエキス」という文字を見かけます。「ライスパワーエキス」とは何なのか、どんな効果が期待できるのか、配合されたおすすめの化粧品はなにか、よくあるご質問に回答します。
まず、実際にライスパワーエキス配合化粧品にはどのようなものがあるか紹介いたします。以下、アンチエイジングの神様チームで評価した上位のコスメです。
ライスパワーエキスは、お米を発酵させる事で得られます。その開発は、お米の発酵に携わるエキスパート、酒造から始まりました。しかし既存の発酵方法だけで生まれたものではありません。古来より磨かれた発酵技術に科学技術を加えることによって、これまでにないお米の力を抽出することに成功したのです。
科学技術といっても、ライスパワーエキスを作るのに使用されるのは、お米とそれを発酵させる麹菌、酵母、乳酸菌といった微生物。その点は私達が親しんできたお米の発酵食品と変わらないように見えます。ポイントは発酵の組み合わせを変えたことです。様々な発酵方法を試すことによって得られたエキスに、新しい効果が発見したのです。
日本酒がお好きな方は、その発酵技術が如何に高度なものかをご存知だと思います。同じ方法で作っても、毎年同じ品質の日本酒ができるわけではありません。長年培われた経験と技術によって様々な要因に柔軟に対応しながら、初めて美味しい日本酒ができるのです。このノウハウがライスパワーエキスの開発にも活かされました。
あくまで、お米からエキスを創り出すのは微生物の働きです。作り手はそのありのままの働きをサポートします。どの微生物の組み合わせで、どうやって発酵させるか、そこが開発者の腕の見せ所です。生み出された様々なエキスの効果の測定や証明には科学の力が利用されました。
ライスパワーエキスはその製法の違いによって番号が付けられています。現在36種類のエキスに、科学的な有効性の証明が成されました。その中の数種類には、特に優れたスキンケア効果がある事がわかっています。
様々なライスパワーエキスの効果の一例をご紹介します。ライスパワーの種類、つまり「No.」によって以下のような効果の違いがあります。
「No.11」水分保持能を改善する
「No.1」健やかさを保つ
「No.2」保護と清浄化
「No.3」潤いを保ちながら汚れを落とす
「No.7」油分を保持し乾燥をケアする
「No.10」皮脂バランスを保つ
「No.23」保護しながら透明感を高める
「No.1-D」温浴効果とスキンケア効果
同じお米から生まれたエキスが、実に様々な効果を持っています。ライスパワー全体に共通する特徴は、身体が健康になろうとする力をサポートする効果があること。洗浄成分として効果が期待できるのが「No.2」と「No.3」です。また「No.1-D」は入浴剤の有効成分として、その効果に医薬部外品の認可を得ています。またスキンケア効果が認められたエキスにも、それぞれ違う働きがあります。
特に注目すべきが「No.11」「No.1」「No.23」など肌内部に作用して健やかにすることができるエキスです。最も注目されているのが「ライスパワーエキスNo.11」。「水分保持能の改善」という効果を持つ有効成分として、厚生労働省から医薬部外品の認可を受けています。
ところで、それぞれに魅力的な効果があるライスパワーエキス、医薬部外品の認可を受けたものとそれ以外のものとは、どう違うのでしょうか。私たちが普段何気なく使っている、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」というカテゴリーの持つ意味を知ることで、その違いが明らかになります。
これらのカテゴリーは薬事法で区分されたものです。区分を基に、消費者は各商品や有効成分にどういった効果を期待できるのかがわかるようになっています。効果の高さは「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の順に規定されています。「医薬品」は、高い効果を持ち、万人に効きます。一方「医薬部外品」は穏やかで予防的な効果が望めますが、万人に効くとは限りません。
また「化粧品」には効果や効能を謳う事自体が許されていません。例えばシミに関する商品でいうと、「医薬部外品」に認可されない限り「メラニンの生成を抑える」など特定の具体的な効果を謳う事ができないのです。しかし、「医薬部外品」「化粧品」どちらも「医薬品」のような劇的な効果を謳えない事は共通しています。例えば「シミが消える」といった医薬品に該当する劇的効果を、許可なく謳うことはできないのです。
基本的な「医薬部外品」の立ち位置がわかったところで、ライスパワーエキスの話に戻りましょう。「ライスパワーエキスNo.11」は、「水分保持能の改善」という効果を認可されています。この医薬部外品としての認可は、化粧品とカテゴライズされるよりもその効果の確度が高いと捉える事ができます。
ところで、医薬部外品として謳える効果には決まりがあります。この「水分保持能の改善」という効果は「ライスパワーNo.11」が始めて創り出した効果の種類です。これまで、「皮膚の乾燥を防ぐ」「皮膚の潤いを保つ」といった効果を持つ成分はありました。
しかし「水分保持能の改善」という肌の潤い機能そのものにアプローチする効果はなかったのです。しかも、医薬部外品レベルの確度で効果効能を発揮できる成分が「ライスパワーエキスNo.11」です。では「水分保持の能力を改善」するという効果、具体的に肌にどう作用するものなのでしょうか。
「ライスパワーエキスNo.11」には、一時的な「保湿」ではなく、肌そのものの「水分保持機能」を「改善」できる効果があります。例えば、肌の表面に水分をしばらく留めておける成分を「保湿」成分と呼びます。一時的な「保湿」では「角質層」内分の水分量増加までは望めません。しかし、角質層が水分で満たされていない肌は、キメが乱れ、より水分が蒸発しやすい悪循環に陥っています。
角質層には本来水分保持機能が備わっています。この機能が健全で初めて肌の潤いが維持できます。その役割を担っているのが、角質層の細胞の隙間をセメントのように埋める「細胞間脂質」という成分です。中でも「セラミド」は、この水分保持能の約8割を担っています。そこで、セラミドに近い成分を補う化粧品が、乾燥対策に効果的なケアとして注目されています。
一方、「ライスパワーエキスNo.11」は、セラミドそのものを補うのではなく、その「生成量を増やす」ケアをします。セラミドの生成量を増やすことで肌の「水分保持能を改善する」成分はこれまでにないものでした。外から何かを補うケアではなく、角質層の奥へと浸透しセラミドそのものを増やすことで、水分を蓄えられる肌に改善するケアなのです。
セラミドの生成量を増やす「ライスパワーエキスNo.11」は、特にアトピーや加齢などでセラミドが減少した乾燥肌の方にお勧めの成分です。セラミドは加齢によって減少します。その理由は2つ。1つはターンオーバーが遅くなる事。そしてもう1つは生成力そのものが衰えることです。またアトピー肌など生まれつきセラミドの生成量が少ない人もいます。
このようなセラミド不足の肌には、一時的な保湿ではケアが追いつかない事が多々あります。そこで角質層の水分保持機能そのものにアプローチする事が、効果的なケアとなります。角質層のセメントとなる細胞間脂質が少ない肌は、細胞の隙間がスカスカな状態です。水分が逃げやすいだけでなく、外からの刺激にも弱く、角質層の下にある内部層にダメージが加わりやすくなっています。
そのためケアそのものも低刺激である事が望ましくなります。「ライスパワーエキスNo.11」はセラミドの生成量を増やすとともに、成分自体の刺激が少なく、また浸透性にも優れています。成分そのものの浸透性が高ければ、浸透を助ける界面活性剤など他成分の力も少なくて済みます。商品毎の配合によるところはあるものの、刺激の少ない配合を作りやすく、成分としての利点が多いと言えます。
「ライスパワーエキスNo.11」以外にも注目したいライスパワーエキスはあります。まず「ライスパワーエキスNo.1」には水分保持のサポート効果があり、肌の健康を維持します。また「ライスパワーエキスNo.23」には、肌の防御力や自ら活性化する力をサポートする効果があると言われています。
また、「ライスパワーエキスNo.1-D」は直接塗るケアではなく、入浴剤としての温浴効果とスキンケア効果が医薬部外品として認められています。セラミド不足に悩む方は是非血行促進にも力を入れてください。先述の通り、セラミド減少の一因はターンオーバーの遅れです。ターンオーバー促進には血の巡りを良くすることが欠かせません。
セラミドが生まれるのは「表皮」と呼ばれる肌の層の一番下「基底層」です。セラミドは基底層で生まれる表皮細胞に含まれています。古い表皮細胞は、新しい細胞が生まれるにつれ、だんだんと上の層へ上がっていきます。そして一番上の角質層で死んだ細胞となる時に、細胞内のセラミドが放出されて、水分保持の役目を果たします。ライスパワーの恩恵を受けるならば、是非温浴効果による血行促進も美肌作りに活かしたいものです。
現在様々なライスパワーエキス配合商品が販売されています。ライスパワーエキスを開発した酒造による商品から、大手化粧品メーカー「コーセー」が手掛けるラインナップなど、成分としての有効性が認められたライスパワーエキスが様々な形で世に出ています。少々お値段の張る傾向ではありますが、サンプルサイズでの販売も盛んですので、まずは気になるものを試してみるのも良いかもしれません。
ここでは「ライスパワーエキスNo.11」を使用した商品を中心に一例をご紹介します。商品毎の刺激については、肌状態に併せて選び分けるよう気を付けてください。低刺激のものが多いですが、アルコールなどが含まれているものもあります。自身の肌に合った成分選びはどの種類の化粧品でも同様です。心配な場合は敏感肌専用のものを選んでください。
日本人が古来より恩恵を受けてきたお米。現代ではその消費傾向が減っています。しかし今でも、お米を大切にし、その恵みを余すところなく活かす技術と精神は脈々と受け継がれています。ご飯として頂くだけでなく、おせんべい、日本酒、みりん、米酢など、様々な形で、お米は私たちの生活に欠かせない存在です。
そんな日本人のお米との付き合い方に新たな形が生まれています。昔からお米が肌に良い事は良く知られていました。米ぬかや酒粕がその代表格です。お米やのとぎ汁や発酵によって生まれる成分を、美肌作りに活かすという発想はすでに実現されています。しかし、そこに新たな一手を投じたのが「ライスパワーエキス」です。
ここで紹介した知識を元に、みなさんのスキンケアにライスパワーエキスを活用してみてください。
《おすすめ人気記事》
ライスパワーエキス配合化粧品にはどのようなものがあるか
まず、実際にライスパワーエキス配合化粧品にはどのようなものがあるか紹介いたします。以下、アンチエイジングの神様チームで評価した上位のコスメです。
水分保持成分ライスパワーNo.11を全アイテムに配合米肌 / コーセーライスパワー:
ライスパワーNo.11を配合し、水分保持能を改善する
肌になじむようなとろみのあるローション
泡立ちのよい石けんでさっぱり
価格 種類 内容 1,389円(税抜) モニター
14日分ローション・美容液・クリームなど ライスパワーNo.11でしっかり保湿ライスフォース米肌美人 / ライスフォースライスパワー:
肌の水分保持力改善が認められたライスパワーNo.11配合
微細分子が角質層の奥へ浸透
税抜900円のトライアル価格
価格 種類 内容 900円(税抜) モニター
10日間ローション・美容液・クリーム ライスパワーNo1で保湿ニキビケアアクポレス スターターキット / ライスフォースライスパワー:
皮脂ケア、保湿ケア、消炎殺菌でニキビを予防するセット
水分保持能改善効果のある極潤保湿化粧水
毛穴&ニキビ対策book、コットン、ポーチのプレゼントあり
価格 種類 内容 1,400円(税抜) モニター
約7日分石けん、ふきとり化粧水、乳液、化粧水、アクネゲル
ライスパワーエキスとは?
ライスパワーエキスは、お米を発酵させる事で得られます。その開発は、お米の発酵に携わるエキスパート、酒造から始まりました。しかし既存の発酵方法だけで生まれたものではありません。古来より磨かれた発酵技術に科学技術を加えることによって、これまでにないお米の力を抽出することに成功したのです。
科学技術といっても、ライスパワーエキスを作るのに使用されるのは、お米とそれを発酵させる麹菌、酵母、乳酸菌といった微生物。その点は私達が親しんできたお米の発酵食品と変わらないように見えます。ポイントは発酵の組み合わせを変えたことです。様々な発酵方法を試すことによって得られたエキスに、新しい効果が発見したのです。
ライスパワーエキスは効果が証明されている?
日本酒がお好きな方は、その発酵技術が如何に高度なものかをご存知だと思います。同じ方法で作っても、毎年同じ品質の日本酒ができるわけではありません。長年培われた経験と技術によって様々な要因に柔軟に対応しながら、初めて美味しい日本酒ができるのです。このノウハウがライスパワーエキスの開発にも活かされました。
あくまで、お米からエキスを創り出すのは微生物の働きです。作り手はそのありのままの働きをサポートします。どの微生物の組み合わせで、どうやって発酵させるか、そこが開発者の腕の見せ所です。生み出された様々なエキスの効果の測定や証明には科学の力が利用されました。
ライスパワーエキスはその製法の違いによって番号が付けられています。現在36種類のエキスに、科学的な有効性の証明が成されました。その中の数種類には、特に優れたスキンケア効果がある事がわかっています。
ライスパワーエキスの効果は様々
様々なライスパワーエキスの効果の一例をご紹介します。ライスパワーの種類、つまり「No.」によって以下のような効果の違いがあります。
「No.11」水分保持能を改善する
「No.1」健やかさを保つ
「No.2」保護と清浄化
「No.3」潤いを保ちながら汚れを落とす
「No.7」油分を保持し乾燥をケアする
「No.10」皮脂バランスを保つ
「No.23」保護しながら透明感を高める
「No.1-D」温浴効果とスキンケア効果
同じお米から生まれたエキスが、実に様々な効果を持っています。ライスパワー全体に共通する特徴は、身体が健康になろうとする力をサポートする効果があること。洗浄成分として効果が期待できるのが「No.2」と「No.3」です。また「No.1-D」は入浴剤の有効成分として、その効果に医薬部外品の認可を得ています。またスキンケア効果が認められたエキスにも、それぞれ違う働きがあります。
特に注目すべきが「No.11」「No.1」「No.23」など肌内部に作用して健やかにすることができるエキスです。最も注目されているのが「ライスパワーエキスNo.11」。「水分保持能の改善」という効果を持つ有効成分として、厚生労働省から医薬部外品の認可を受けています。
医薬部外品エキスとそれ以外何が違うの?
ところで、それぞれに魅力的な効果があるライスパワーエキス、医薬部外品の認可を受けたものとそれ以外のものとは、どう違うのでしょうか。私たちが普段何気なく使っている、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」というカテゴリーの持つ意味を知ることで、その違いが明らかになります。
これらのカテゴリーは薬事法で区分されたものです。区分を基に、消費者は各商品や有効成分にどういった効果を期待できるのかがわかるようになっています。効果の高さは「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の順に規定されています。「医薬品」は、高い効果を持ち、万人に効きます。一方「医薬部外品」は穏やかで予防的な効果が望めますが、万人に効くとは限りません。
また「化粧品」には効果や効能を謳う事自体が許されていません。例えばシミに関する商品でいうと、「医薬部外品」に認可されない限り「メラニンの生成を抑える」など特定の具体的な効果を謳う事ができないのです。しかし、「医薬部外品」「化粧品」どちらも「医薬品」のような劇的な効果を謳えない事は共通しています。例えば「シミが消える」といった医薬品に該当する劇的効果を、許可なく謳うことはできないのです。
「ライスパワーエキスNo.11」が持つ医薬部外品としての効果とは?
基本的な「医薬部外品」の立ち位置がわかったところで、ライスパワーエキスの話に戻りましょう。「ライスパワーエキスNo.11」は、「水分保持能の改善」という効果を認可されています。この医薬部外品としての認可は、化粧品とカテゴライズされるよりもその効果の確度が高いと捉える事ができます。
ところで、医薬部外品として謳える効果には決まりがあります。この「水分保持能の改善」という効果は「ライスパワーNo.11」が始めて創り出した効果の種類です。これまで、「皮膚の乾燥を防ぐ」「皮膚の潤いを保つ」といった効果を持つ成分はありました。
しかし「水分保持能の改善」という肌の潤い機能そのものにアプローチする効果はなかったのです。しかも、医薬部外品レベルの確度で効果効能を発揮できる成分が「ライスパワーエキスNo.11」です。では「水分保持の能力を改善」するという効果、具体的に肌にどう作用するものなのでしょうか。
「ライスパワーエキスNo.11」の持つ効果「水分保持能の改善」とは?
「ライスパワーエキスNo.11」には、一時的な「保湿」ではなく、肌そのものの「水分保持機能」を「改善」できる効果があります。例えば、肌の表面に水分をしばらく留めておける成分を「保湿」成分と呼びます。一時的な「保湿」では「角質層」内分の水分量増加までは望めません。しかし、角質層が水分で満たされていない肌は、キメが乱れ、より水分が蒸発しやすい悪循環に陥っています。
角質層には本来水分保持機能が備わっています。この機能が健全で初めて肌の潤いが維持できます。その役割を担っているのが、角質層の細胞の隙間をセメントのように埋める「細胞間脂質」という成分です。中でも「セラミド」は、この水分保持能の約8割を担っています。そこで、セラミドに近い成分を補う化粧品が、乾燥対策に効果的なケアとして注目されています。
一方、「ライスパワーエキスNo.11」は、セラミドそのものを補うのではなく、その「生成量を増やす」ケアをします。セラミドの生成量を増やすことで肌の「水分保持能を改善する」成分はこれまでにないものでした。外から何かを補うケアではなく、角質層の奥へと浸透しセラミドそのものを増やすことで、水分を蓄えられる肌に改善するケアなのです。
「ライスパワーエキスNo.11」はアトピーにも推奨?
セラミドの生成量を増やす「ライスパワーエキスNo.11」は、特にアトピーや加齢などでセラミドが減少した乾燥肌の方にお勧めの成分です。セラミドは加齢によって減少します。その理由は2つ。1つはターンオーバーが遅くなる事。そしてもう1つは生成力そのものが衰えることです。またアトピー肌など生まれつきセラミドの生成量が少ない人もいます。
このようなセラミド不足の肌には、一時的な保湿ではケアが追いつかない事が多々あります。そこで角質層の水分保持機能そのものにアプローチする事が、効果的なケアとなります。角質層のセメントとなる細胞間脂質が少ない肌は、細胞の隙間がスカスカな状態です。水分が逃げやすいだけでなく、外からの刺激にも弱く、角質層の下にある内部層にダメージが加わりやすくなっています。
そのためケアそのものも低刺激である事が望ましくなります。「ライスパワーエキスNo.11」はセラミドの生成量を増やすとともに、成分自体の刺激が少なく、また浸透性にも優れています。成分そのものの浸透性が高ければ、浸透を助ける界面活性剤など他成分の力も少なくて済みます。商品毎の配合によるところはあるものの、刺激の少ない配合を作りやすく、成分としての利点が多いと言えます。
No.11以外のエキスにも注目したい!その効果とは?
「ライスパワーエキスNo.11」以外にも注目したいライスパワーエキスはあります。まず「ライスパワーエキスNo.1」には水分保持のサポート効果があり、肌の健康を維持します。また「ライスパワーエキスNo.23」には、肌の防御力や自ら活性化する力をサポートする効果があると言われています。
また、「ライスパワーエキスNo.1-D」は直接塗るケアではなく、入浴剤としての温浴効果とスキンケア効果が医薬部外品として認められています。セラミド不足に悩む方は是非血行促進にも力を入れてください。先述の通り、セラミド減少の一因はターンオーバーの遅れです。ターンオーバー促進には血の巡りを良くすることが欠かせません。
セラミドが生まれるのは「表皮」と呼ばれる肌の層の一番下「基底層」です。セラミドは基底層で生まれる表皮細胞に含まれています。古い表皮細胞は、新しい細胞が生まれるにつれ、だんだんと上の層へ上がっていきます。そして一番上の角質層で死んだ細胞となる時に、細胞内のセラミドが放出されて、水分保持の役目を果たします。ライスパワーの恩恵を受けるならば、是非温浴効果による血行促進も美肌作りに活かしたいものです。
ライスパワーエキス化粧品の比較ランキング
現在様々なライスパワーエキス配合商品が販売されています。ライスパワーエキスを開発した酒造による商品から、大手化粧品メーカー「コーセー」が手掛けるラインナップなど、成分としての有効性が認められたライスパワーエキスが様々な形で世に出ています。少々お値段の張る傾向ではありますが、サンプルサイズでの販売も盛んですので、まずは気になるものを試してみるのも良いかもしれません。
ここでは「ライスパワーエキスNo.11」を使用した商品を中心に一例をご紹介します。商品毎の刺激については、肌状態に併せて選び分けるよう気を付けてください。低刺激のものが多いですが、アルコールなどが含まれているものもあります。自身の肌に合った成分選びはどの種類の化粧品でも同様です。心配な場合は敏感肌専用のものを選んでください。
水分保持成分ライスパワーNo.11を全アイテムに配合米肌 / コーセーライスパワー:
ライスパワーNo.11を配合し、水分保持能を改善する
肌になじむようなとろみのあるローション
泡立ちのよい石けんでさっぱり
価格 種類 内容 1,389円(税抜) モニター
14日分ローション・美容液・クリームなど ライスパワーNo.11でしっかり保湿ライスフォース米肌美人 / ライスフォースライスパワー:
肌の水分保持力改善が認められたライスパワーNo.11配合
微細分子が角質層の奥へ浸透
税抜900円のトライアル価格
価格 種類 内容 900円(税抜) モニター
10日間ローション・美容液・クリーム ライスパワーNo1で保湿ニキビケアアクポレス スターターキット / ライスフォースライスパワー:
皮脂ケア、保湿ケア、消炎殺菌でニキビを予防するセット
水分保持能改善効果のある極潤保湿化粧水
毛穴&ニキビ対策book、コットン、ポーチのプレゼントあり
価格 種類 内容 1,400円(税抜) モニター
約7日分石けん、ふきとり化粧水、乳液、化粧水、アクネゲル
その他のライスパワー配合化粧品
「コンセントレーションW/RAIZ repair(ライースリペア)」30ml/13000円
ライスパワーエキスを開発した「勇心酒造」の化粧品ブランド「RAIZ」。その中でも「ライスパワーエキスNo.11」を全てのケア製品にたっぷりと配合し、年齢と共に増す悩みに応えようとしたエイジングケアラインが「RAIZ repair」です。「コンセントレーションW」はライスパワーエキスを高配合した美容液。使用しているライスパワーエキスは「ライスパワーエキスNo.11」だけでなく「ライスパワーエキスNo.23」の2種類です。集中的かつ迅速な肌改善を目指した美容液です。「RAIZ repair」は他に化粧水、美容液、クリームのラインナップがあり、この美容液も含めて全てが医薬部外品です。また「RAIZ」は様々な肌のニーズに応えたラインを展開しています。「クリーム/アトピスマイル」 25g/2500円
同じく「勇心酒造」が展開するアトピー肌の為のブランド「アトピスマイル」の薬用クリームです。因みに、「薬用」と「医薬部外品」は同じカテゴリーを意味します。刺激に弱いアトピー肌の為に、赤ちゃんから使える安心の処方にこだわっている事が特徴です。「ライスパワーエキスNo.11」を配合し、全身に使用する事ができます。「薬用入浴剤/アトピスマイル」 600ml/2000円
温浴効果とスキンケア効果のある「ライスパワーエキスNo.1-D」を配合した薬用入浴剤です。身体の芯まで温めながら、キメを整えて潤いの持続する肌へと導きます。天然香料のみ使用しています。アトピー肌の為に作られているので、入浴による肌の乾燥などに悩む方も安心して湯船で温まる事ができます。また、冬場の冷え解消や、かさつく季節のボディケアとしても。「肌潤改善エッセンス/米肌(MAIHADA)」 30ml/7000円
コーセーが独自の技術で「ライスパワーエキスNo.11」を使用した化粧品を展開するブランド「米肌(MAIHADA)」。そのラインナップの中で「肌潤改善エッセンス」は医薬部外品の美容液です。因みに、医薬部外品の有効成分となり得る「ライスパワーエキスNo.11」を含んでいても、処方によって商品としての医薬部外品カテゴリーには当てはまらないものがあります。両者の効果の違いに対する考え方は、上述の通りです。「米肌(MAIHADA)」のこだわりは、モイストインジェクションという浸透型リン脂質を利用した処方で、成分を角質の奥へと集中的に届ける技術です。また、「ライスパワーエキスNo.11」の他に、ビフィズス菌発酵エキスや大豆発酵エキスを保湿成分として使用。この「発酵コンプレックス」と呼ばれる処方により、セラミドへのアプローチと共に、「NMF」という角質層の他の保湿成分も補うことを特徴としています。「ディープ モイスチュア コンセントレート/インフィニティ」 50ml/8000円
様々なライスパワーエキス商品を展開しているコーセー。無限の美しさという意味を持つブランド「インフィニティ」の中で、スペシャルケアとして「ライスパワーエキスNo.11」を使用した医薬部外品美容液を展開しています。年齢による乾燥ケアを軸に、コラーゲンや紅ウーロンエキスなどを配合したハリのある肌を目指します。また次のケアの浸透性を高める配合になっています。「ディープモイスチュアローション/ライスフォース」120ml/8000円
お米の化粧品と言えば、「ライスフォース」のイメージがある方も多いと思います。ライスパワーを開発した「勇心酒造」と同じく香川県の会社「アイム」が手掛ける「ライスフォース」は「ライスパワーエキスNo.11」を主としたライスパワーエキス商品を展開しています。この薬用化粧水はとろみがある使用感が好みの方に合っているかもしれません。「ディープモイスチュア」ラインでは化粧水、美容液、クリームの3ステップ。化粧水と美容液で「ライスパワーエキスNo.11」を浸透させ、角質層を潤します。ライスパワーエキス化粧品の効果口コミに関するよくある質問 まとめ
日本人が古来より恩恵を受けてきたお米。現代ではその消費傾向が減っています。しかし今でも、お米を大切にし、その恵みを余すところなく活かす技術と精神は脈々と受け継がれています。ご飯として頂くだけでなく、おせんべい、日本酒、みりん、米酢など、様々な形で、お米は私たちの生活に欠かせない存在です。
そんな日本人のお米との付き合い方に新たな形が生まれています。昔からお米が肌に良い事は良く知られていました。米ぬかや酒粕がその代表格です。お米やのとぎ汁や発酵によって生まれる成分を、美肌作りに活かすという発想はすでに実現されています。しかし、そこに新たな一手を投じたのが「ライスパワーエキス」です。
ここで紹介した知識を元に、みなさんのスキンケアにライスパワーエキスを活用してみてください。
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