おすすめ乾燥肌対策の基礎化粧品 比較ランキング

健康な肌の場合、角質層に約３０％の水分を含んでいます。

しかし何らかの原因からこれが３０％以下になった状態が「乾燥肌」です。

そもそも人間の肌には水分を守る「保湿成分」が備わっています。

そして、その「保湿成分」の約８０％を担っているのがセラミドから成る角質細胞間脂質です。

「肌の保湿成分」の生産量は年齢とともに低下

しかし加齢により「保湿成分」の生産量は少なくなっていくので肌の水分量は減っていきます。


赤ちゃんの肌がプルプルしているのはこの「保湿成分」が多いからです。

また空気中の湿度が３０％以下になると角質層が影響を受けて肌が乾燥しやすくなります。

乾燥肌は「肌の水分量」が少ない状態！化粧品で「保湿成分」を補うことが重要

よく肌の油分が少ないので乾燥肌と思っている方もいますが、肌の水分量が少ない状態が「乾燥肌」なのです。

では、乾燥肌にはどのような対策が必要でしょうか。

乾燥にはなんといっても「保湿成分」を肌から塗布するのが最も重要です。

よく勘違いされるスキンケアで「化粧水で肌に水分を与える」というものがありますが、これは肌の表面に水分を与えただけなのですぐに蒸発してしまいます。

「保湿成分」とは肌の内側から水分を保持する成分のことです。


乾燥肌対策の基礎化粧品を選ぶ前に知っておくべきポイントは次の３つです。

肌の保湿には「セラミド」が効果的！保湿化粧品を選ぶポイント

化粧品に使われている保湿成分は様々ありますが、保湿力が最も高いものが「セラミド」です。

乾燥肌にはセラミド配合の化粧品を、まず検討しましょう。

ただし、セラミドが配合されているからといってすべての化粧品に一定の効果があるとはいえません。

セラミドにもさまざまな種類がありそれによって効果が異なるからです。

セラミドは原料によって大きく４つに分類できます。


この４種類で保湿力に優れているといわれているのは人間の肌の組成に近い「ヒト型セラミド」と「天然セラミド」です。

化粧品を選ぶ際には配合されているセラミドの種類を確認しましょう。

また「ヒト型セラミド」と「天然セラミド」は比較的原価の高い原料です。

そのため価格は３，０００円以上になるものが多いので目安にしてください。

最強の保湿成分はセラミドですが、それ以外にも乾燥肌に有効な保湿成分はあります。

肌の表皮のさらに内側の「真皮」にもともとある成分であるヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、ヘパリン疑似物質などです。

これらは肌に使った場合真皮まで届くことはありませんが、肌の角質層で水分を抱え込んで保湿する高い水分維持能力をもっています。

ただし、セラミドと違い肌表面の角質層には存在しない成分のため、たくさん使用した場合に肌なじみが悪くペタペタと感じることもあるでしょう。

乾燥肌の場合肌のバリア機能が低下しているため、ちょっとした成分が刺激になることがあります。


それによってかゆみや赤みなどが生じたり、敏感肌に移行してしまう場合もあります。

アルコール、香料、着色料など肌の刺激となる成分が含まれていないものを選ぶと安心でしょう。

乾燥肌対策におすすめの基礎化粧品ランキング！

以下、上記を基準にアンチエイジングの神様で評価した「乾燥肌対策の基礎化粧品」比較ランキングです。

乾燥肌対策は365日が基本

乾燥肌といえば寒い季節の悩みと思いがちですが、最近では夏でもエアコンが効いているため室内の湿度は低く、一年中乾燥肌に悩まされているという方が増えているようです。


できればなるべくエアコンは使用せずに、肌を乾燥から守りましょう。

また、夏は皮脂が出るのため肌内部が乾燥していても、「自分はオイリー肌だ」と勘違いしてしまう方も多くいらっしゃいます。

・肌が痒い
・触ると肌がゴワゴワしている
・皮脂が必要以上に出る

などの実感がある方は、肌が乾燥しています。

乾燥肌対策化粧品でしっかり保湿ケアしましょう。

隠れ乾燥肌「インナードライ」に要注意

夏だけでなく、２０~３０代には一見皮脂が多いようにみえて肌の内側は乾燥している「隠れ乾燥肌」の方が多いといわれています。


上記の基礎化粧品を参考に、乾燥肌対策してみてください。