オーガニック乳液はどれも同じ?元化粧品メーカー社員が人気ブランドと成分を比較!

[公開日]2017/09/08[更新日]2018/12/07

オーガニック乳液

オーガニック乳液は、肌の刺激となる石油由来系の成分などが含まれていないので「敏感肌や肌荒れで悩んでいる人」にはぴったりの化粧品です。

また、乳液はクリームと違ってほどよく水分を含んでいるので、肌の内側からうるおいを与えたい人にもおすすめできます。

しかし、オーガニックブームによって今ではありとあらゆるオーガニック乳液が販売されており、どれを買えば良いのか分からない方がほとんどだと思います。

そこで、元化粧品メーカー社員だった筆者が人気ブランドのオーガニック乳液を比較し、おすすめできるオーガニック乳液を調査しました。

先におすすめのオーガニック乳液を見る


《ガイド:弓削田典子》
化粧品メーカーにて商品企画からプロモーションまで経験。プチプラから高級コスメまで試してきた。


オーガニック乳液って本当に肌にやさしいの?


肌が敏感だからオーガニック乳液が使いたい!と思う方が多いと思いますが、オーガニック乳液にはどのような作用があるのでしょうか?

オーガニック乳液に期待できること
・肌をうるおす
・肌が自分でうるおいを生み出せるようサポートする
・低刺激で肌にやさしいケア
・肌をなめらかに整える

オーガニック乳液に期待できないこと
・即効性のあるケア
・絶対に荒れない、敏感にならない肌を作る
・たるみを改善する

オーガニック乳液とは、肌にじっくり働きかけることで肌悩みの根本解決を目指す化粧品です。

肌の基礎に作用するので効果を感じられるまでに時間がかかる弱点がありますが、継続的に使うことで肌そのものを健やかにしてダメージに強い肌を育んでくれます。

そのため、長年敏感肌で悩んでいる人や、肌荒れを繰り返してしまう人にとってはぴったりのアイテムでしょう。
現代はPM2.5やスマホのブルーライトなど、昔に比べると肌のダメージになる原因が増えています。オーガニック乳液はそんな現代人にとってもぴったりですね。


プチプラやコスメキッチンで人気のオーガニック乳液の効果は?


肌力を高めてくれるオーガニック乳液ですが、コスメキッチンなどの化粧品ショップに行くと様々な種類が売られています。

一体どの商品が効果的なのでしょうか?調査してみました。

無印良品 オーガニック保湿乳液(1,667円/150ml)
無印オーガニック乳液

◆評価:✕
配合量が多い順番に書かれている全成分表をチェックすると、1化粧品に1%以下しか配合できないDPGが5番目に表記されていました。
つまり、DPG以下に書かれいる8種のオーガニックエキスはごくわずかしか配合されていないので、植物エキスの効果はほとんどないでしょう。

また、肌の乾燥を招くエタノールが多く配合されているので、乾燥肌や敏感肌には不向きです。

ヴェレダ アイリスモイスチャークリーム(2,808円/30mL)
ヴェレダ乳液

◆評価:✕
保湿力の高いホホバ種子油が配合されていますが、肌の乾燥を招く刺激的な成分「エタノール」が3番目に多く配合されているので、アルコールにアレルギーがある人が使うと肌が荒れる可能性があります。

さっぱり使えるので脂性肌の人には向いていますが、敏感肌や乾燥肌には向いていない乳液です。

アルジェラン モイストミルク(1,450円/120ml)
アルジェラン乳液

◆評価:△
使用されている植物成分の95%以上がオーガニック原料から作られている商品で、値段の割に値段の割に品質が良い商品です。
しかし、@コスメの口コミにもあるように、使用してみると保湿力が物足りない乳液でしたので、最低限のケアしかできないでしょう。

ジュリーク ローズモイスチャープラス モイスチャライジングローション(4,500円/200ml)
ジュリーク乳液

◆評価:△
アボカド油やローズヒップ油、チャ葉エキスなど豊富な植物成分で肌をしっとりうるおす効果が高い乳液です。
しかし、アルコールが配合されているので、肌に刺激を与えかねない商品でもあります。

F organics モイスチャーミルク(800円/25ml) 25m
エッフェオーガニック乳液

◆評価:✕
プロパンジオールという抗菌剤や、アルコールが多く配合されているので、肌に刺激を感じる場合があります。
また、保湿成分はホホバオイル以外に際立ったものがなく、うるおい力も乏しい乳液です。

人気だけで選ぶのはNG!刺激成分や保湿力をチェックしよう!

人気のオーガニック乳液を調査したところ、刺激的な成分が配合されていたり、保湿力に欠けていたり、そもそもオーガニック製品とは言えなかったりと、あまり良くない結果でした。

人気重視で選ぶと、自分の肌に合わずに肌が荒れたり、乾燥したりする危険性があります。

もちろんこれらの商品が悪いわけではなく、大切なのは「敏感肌や乾燥肌にとって刺激になる成分が配合されていないかチェックすること」です。

では、オーガニック乳液を使いたい場合、どのような成分に気をつける必要があるのでしょうか?

そこで次に、効果的なオーガニック乳液の選び方についてご紹介します。

オーガニック乳液の選び方


オーガニック乳液を選ぶポイントは大きく3つあります。

◆オーガニック乳液の選び方
①肌の刺激になる成分が配合されていないか
②高い保湿力があるか
③肌に合うか確かめてから購入する

肌の刺激になる成分が配合されていないか
実は、必ずしも「オーガニック乳液=肌に優しい」というわけではありません。

オーガニック乳液として売られていたとしても、肌の刺激になる「アルコール」や「石油由来成分」が配合されているものもあるのです。

オーガニック乳液を選ぶ際には、以下のような刺激が強い成分が配合されていないか確認しましょう。

◆避けるべき刺激成分
タール系色素・イソプロピルアルコール・プロピレングリコール・メチルパラベン

高い保湿力があるか
肌は乾燥すると刺激に弱くなり、敏感肌になってしまいます。

さらに、乾燥は、シミ、肌荒れ、ハリ不足などの原因にもつながるので、保湿力が高いものを選ぶようにしましょう。

ただし、オーガニック成分はセラミドやヒアルロン酸などの化学成分と比べるとやや保湿力が劣ります。
そのため、油分(オイル)もしっかり補うことが大切です。

そこで、〇〇エキスといった「エキス系成分」だけではなく、「〇〇油」「〇〇オイル」と書かれている「オイル系成分」も配合された乳液を選びましょう。

◆保湿力のあるオーガニック成分
エキス系:ローズエキス・ハトムギ種子エキス・ローヤルゼリーエキスなど
オイル系:ホホバオイル・マカデミアナッツオイル・ツバキオイルなど

肌に合うか確かめてから購入する
実は、「刺激的な成分が配合されていないから安心!」というわけではありません。

人の肌は千差万別です。オーガニック栽培された植物エキスで作られた乳液だとしても、配合されている植物エキスのどれか1つが肌に合わない場合があるのです。

特に、敏感肌の人や、過去に化粧品負けしたことがある人は注意してください。

そのため、まずはミニサイズやトライアルセットなどで、自分の肌に合うかどうか試せる乳液を選ぶようにしましょう。

ミニサイズやトライアルセットは価格も安いので、気軽に試すことができますよ。


敏感肌にぴったりのオーガニック乳液ランキング


肌への刺激成分が配合されていないオーガニック乳液の中から最もおすすめできる乳液をご紹介します。

オーガニック乳液


順位・価格
総合評価
価格
成分

肌に浸透する成分と肌表面に留まる成分のバランスが良くどんな肌でも使えて肌荒れをケア

▼お試し
1,371円
▼本商品
4,286円

オーガニック比率97.1%:
ローズエキス,ビルベリー葉エキス,椿油,ヒマワリ種子エキス

ややオイル系の成分が多いので肌内部からうるおいで満たす力に欠けるが、うるおいの膜で肌を守る

▼お試し
908円円
▼本商品
3,960円

オーガニック比率19.5%:ゲットウ葉水,ホホバ種子油,シア油,スクワラン
3位
ウェリナ
ウェリナ

品質は良いが植物成分の中でもオイル系の成分が多く脂性肌には不向きなど使える肌質が限られる

▼お試し
なし
▼本商品
3,200円

オーガニック比率不明:ククイナッツ油,マカデミアナッツ油,グリセリン
※税抜価格

どの商品も刺激的な成分が含まれておらず、敏感肌にぴったりの乳液です。

しかし、ウェリナや琉白はオイル系の植物成分が多いので、脂性肌やニキビ肌には向いていません。

HANAオーガニックは、オイル系の植物成分とエキス系の植物成分のバランスが良いので、エキス系の成分が肌の内部をうるおしながら、オイル系の成分が肌表面を守ってくれます。

肌質を問わず使えるうえ、3商品の中でもオーガニック成分の含有率が高いこともあり、HANAオーガニックがもっともおすすめできるオーガニック乳液と言えます。

HANAオーガニック

天然100%で低刺激!植物エキス&オイル配合
HANAオーガニックの乳液はローズエキスを中心に作られた、天然100%の低刺激な乳液です。

保湿力の高い植物由来のエキスとオイルが配合されています。

特にツバキオイルは、肌表面にうるおいをとどめてくれるので、化粧水や美容液のうるおいを閉じ込めつつも、外からの刺激から肌を守るバリアを作ってくれます。

肌が敏感な時や荒れている時でも使え、肌を優しくケアしながらも、肌悩みの悪化を予防もできるのです。

バイオエコリアが刺激に強い肌を作る
ムーンナイトミルクには、バイオエコリアという成分が配合されています。

バイオエコリアは別名「美肌菌」と呼ばれている注目の成分で、サトウダイコンを原料としたオリゴ糖の1種を指し、フランスで研究開発されたものです。

このバイオエコリア(美肌菌)が肌のすみずみまで浸透することで、肌を健やかな状態へ導き、キメが整った美しい肌へと導いてくれます。

ビルベリー葉エキスとローズエキスが紫外線ケア
ビルベリー葉エキスは、ブルーベリーの約5倍ものアントシアニンが含まれており、また、ローズエキスにはポリフェノールやプラセンタなど、様々な美容成分が含まれています。

これらの成分は紫外線ダメージに働きかける作用があるので、透明感が欲しい人や、くすみに悩んでいる人にぴったりです。

過去にビタミンCなどの美白化粧品で肌が荒れた経験がある人にもおすすめできます。

◆HANAオーガニックの口コミをチェック!
良い口コミ
・少量でしっかりうるおう
・敏感だった肌が少しずつよくなってきた
・思ったより保湿力はなかったけど、今では乾燥も気にならない
・ローズ系の香りが癒やされる

悪い口コミ
・重ね塗りしないと保湿力が物足りない
・美白効果を期待したが、まだ実感はない
・ローズの香りが苦手

HANAオーガニックはどんな人に向いている?
総評:乾燥肌・敏感肌で透明感も欲しい人向け!
保湿力が物足りないという悪い口コミがありましたが、オーガニック乳液は肌本来の力を引き出すものです。

最初はうるおいが足りないと感じてしまうこともありますが、それは「肌自体がうるおいを生み出す力」をサポートしている段階と言えます。

実際、「最初は保湿力がなかったが、使っていくうちに乾燥肌がケアできた」という口コミがありました。
それでも不安な方は、はじめは少し多めに使って様子をみてください。

また、肌に透明感が出たとの声もあったので、くすみに悩んでいる人にもおすすめできます。

✔️最安値情報:トライアルセットの最安値は公式サイトです。楽天やAmazonはトライアルセットの販売がありません。公式サイトはメーカー直販なので一番安く買えます。
HANAオーガニックの公式ページへ

オーガニック乳液の効果的な使い方


いくら肌にやさしいオーガニック乳液を選べたとしても、使い方を間違うと乳液の効果が十分に発揮されません。

肌に化粧水をよくなじませる
畑の土を耕してほぐすと、水や栄養が行き渡りやすくなるのと同様に、肌も柔軟性があると美容成分がしっかりと行き渡ります。

化粧水には肌を柔らかくほぐして次に使う化粧品の効果を高める役割があるので、乳液を使う前に化粧水を適量、正しい方法で使ってあげると、乳液の美容成分が浸透しやすくなり、いち早い美肌作りを叶えてくれます。

適量を守って使う
乳液はたくさんの量を塗った方が高い効果が得られるというイメージがありますが、実はそれでは逆効果になりかねません。

というのも、乳液は化粧水と違って油分も含んでいるため、塗り過ぎるとベタつきやニキビの原因になります。

商品の使用方法をよく読み、適量を守りましょう。
適量の記載がない場合は、10円玉ほどの大きさを目安に使ってくださいね。


ハンドプレスで浸透力アップ
乳液を塗った後に、両手で肌全体を包み込み、ハンドプレスをしましょう。

このひと手間を加えることで、乳液が肌に押し込まれて浸透力がアップします。

ただし、おさえる力が強いと肌に負担がかかるので、優しく包み込むことがポイントです。
乳液だけに限らず、化粧水の時にも効果的なのでぜひ試してみてください。


オーガニック乳液の前に使うと効果的な化粧水には特徴がある!


化粧水は次に使う化粧品の浸透を高めてくれるので、オーガニック乳液の効果を引き出すためにも、化粧水はこだわりたいアイテムです。

オーガニック乳液と相性抜群が良いのは化粧水って?

オーガニック乳液を使うなら、化粧水もオーガニックにこだわりましょう。

オーガニックではない化粧水は、石油油性系成分が含まれていたり、合成界面活性剤が含まれていたり、刺激的なものも少なくありません。

敏感肌のように「肌の基礎からじっくり整えるケア」が必要な人は、オーガニックな化粧水で肌を土台から立て直していくことが大切なのです。

1番のおすすめは同じブランドの化粧水

各メーカーはライン使いを想定してそれぞれのアイテムを作っています。同じブランドなら相乗効果も期待できるのです。

また、成分には相性があります。「A社の化粧水」と「B社の乳液」を一緒に使った場合、それぞれ単体では効果があったとしても、お互いに相性の悪い成分が配合されている可能性があります。

すると、どちらのアイテムも効果が半減してしまうのです。

しかし、成分同士の相性は配合量などにも左右されるので、素人で「どのメーカーとの組み合わせなら大丈夫か?」を判断するのは難しいものです。

同じブランドなら相性の心配もなく、かつ、相乗効果も期待できるので、化粧水も同じオーガニックブランドのものを使用することをおすすめします。

HANAオーガニックのトライアルセットは化粧水も試せる
ランキング1位のHANAオーガニックのトライアルセットには化粧水「フローラルドロップ」も含まれています。

フローラルドロップは水の代わりにローズウォーターが使用されており、100%美容成分でできていると言っても過言ではない化粧水です。

また、浸透力が高いので次に使う乳液を肌の奥まで届けてくれ、敏感肌を徹底的にケアしてくれます。
HANAオーガニックの公式ページへ

敏感肌・肌荒れの原因って何?


なぜ肌が敏感になるのか?なぜ荒れるのか?を理解しておくと、敏感肌の悪化を防ぐことができます。

ここからは肌理論に詳しい管理人の安藤さんから説明させていただきます。

こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。何をやってもケアできない敏感肌や肌荒れの原因は1つだけではありません。


◆敏感肌・肌荒れの原因
①肌の乾燥
②ストレス
③化粧品の成分が反応していることもある

肌の乾燥
肌が乾燥すると、肌のバリア機能が低下して刺激を受けやすい肌になります。

敏感肌の原因


すると、これまでは何も感じなかった刺激にも敏感に反応してしまい、結果的に肌が荒れてしまうのです。

オーガニック乳液は乾燥をどれだけケアできる?
オーガニック乳液は「肌そのものがうるおいを生み出す力」をサポートしてくれるような化粧品です。
即効性はありませんが、使い続けることで肌力が上がって乾燥しない肌を作ってくれます。

また、乳液は水分と油分をバンランスよく含んでいるので、肌内部に保湿成分を届けながらも、肌表面にうるおいのバリアを作って刺激に強い肌へ導いてくれます。

ストレス
ストレスを感じると、血液の循環を調整する自律神経が乱れるので、血行不良になってしまいます。

肌を作る栄養は血液が届けてくれるので、血行不良になると肌に栄養が行き渡らず、肌荒れやくすみの原因になるのです。

オーガニック乳液は「香り」でリラックスできる
「アロマテラピー」と言う効果があるように、良い香りをかぐとリラックス神経にスイッチが入るので、自然とストレス解消につながります。

オーガニック乳液は植物エキスで作られているからこそ、自然のフローラルな香りやスパイシーなハーブの香りを楽しむことができ、その香りでリラックスすることができる化粧品です。

香りの効果でリラックしながらスキンケアを楽しみむことで、肌荒れケアにもつながります。

化粧品の成分が反応していることもある
女性は年齢や体調などによって肌質が変わりやすいため、今まで大丈夫だった化粧品の成分が急に合わなくなることがあります。

特に、化学成分は肌への刺激が強いので、アレルギーが出る女性も多い傾向にあります。

肌荒れが続く場合は、今使っている化粧品を見直してみましょう。

オーガニック乳液の成分は安心できるか?
オーガニック乳液は肌の刺激になるアルコールや合成界面活性剤、石油由来系成分が使われていないので、一般的な化粧品と比べて比較的安心できるでしょう。

ただし、植物エキスを刺激に感じる人もいるので、まずはお試しセットから使用したり、購入後はパッチテストをしたりして、自分の肌に合うかどうか確かめるようにしてください。

オーガニックな食べ物は栄養価が高い!?


どんなに一生懸命スキンケアをしても、食生活が乱れていると肌に必要な栄養が不足するので、敏感肌や肌荒れが悪化することがあります。

食事面ではなるべく栄養価の高い食べ物を取ることが大切になるのですが、ここでも「オーガニック」にこだわることをおすすめします。

というのも、実はイギリスのニューキャッスル大学で行われた研究によると、オーガニック食品と非オーガニック食品とでは、栄養価が最大で7割も高いという研究データが出たのです。

そこで、特にオーガニックにこだわりたい食品をご紹介します。

セロリ
セロリには、ビタミンA、C、K、カリウム、マンガン、食物繊維、葉酸など美肌に良い栄養素がが豊富に含まれています。

また、セロリは皮が薄いので農薬が浸透しやすく、スジに入った農薬は洗っても取れないと言われているので、安全面から考えてもオーガニックなセロリはおすすめです。

しかも、セロリはオーガニックなものでも値段はあまり変わらないので、積極的に摂っていきたい食材です。

トマト
トマトに含まれるリコピンは美白効果だけでなく、肌を強くする効果もあります。

しかも、トマトは害虫病に弱いので大量の農薬を使って栽培されがちで、健康面でもオーガニックなトマトは効果的でしょう。

ちなみに、カットトマトなどの缶詰め商品には、防腐剤などが入っているので避けてください。
体の外と内から肌を整えてあげることも忘れてはいけいポイントなのです。


オーガニック乳液と一般的な乳液は何が違うの?


「オーガニック乳液は肌に優しそう!」となんとなく思っている方も多いと思いますが、一般的な乳液と比べると他に何がどう違うのでしょうか?そして、本当に肌に優しいのでしょうか?

比較しながら解説します。

オーガニック乳液の特徴
  • オーガニック栽培された素材から作られている
  • 石油系成分や動物由来の成分が使われていない
  • 即効性はないが肌本来の力をじっくり引き出す
▼向いている人
  • 肌がよく荒れる人
  • 今まで何をやってもダメだった人
  • 化学成分にアレルギーがある人
  • 肌を基礎から強く育てたい人

一般的な乳液の特徴
  • 化学的な成分を中心に作られている
  • 保湿力が高く、使った直後からうるおいを感じやすい
  • シミ、シワなどの1つの肌悩みに特化したものが多い
  • 防腐剤や乳化剤など肌の刺激になる成分が配合されがち
▼向いている人
  • 年齢とともに出てくる肌悩みをケアしたい人
  • 今使っている乳液があっている
  • 肌荒れしにくい肌質
オーガニック乳液は即効性はないものの、じっくり肌の基礎から整えてくれるので、今まで何をダメだった人や、肌を根本から見直したい人に向いています。

一方で、一般的な乳液は、美白ケアやエイジグケアなど1つの悩みに特化したものが多いので、年齢とともにシミやシワなどに悩まされるようになった人におすすめです。
必ずしも「オーガニックだから肌に優しい!」というわけではないので、自分がケアしたい肌悩みに合ったものを選ぶことが何よりも大切なのです。


おすすめのオーガニック乳液ランキングを見る(ページ上部へ)

まとめ:オーガニック乳液は刺激や肌荒れに強い肌を作る!


オーガニック乳液は肌にじっくりじっくり働くからこそ、根本的な肌ケアが期待できる化粧品です。

ただし、人気ランキングや口コミだけで選ぶと、刺激的な成分が入ったオーガニック乳液を買ってしまう可能性があるので、

選ぶポイントである
①肌の刺激になる成分が配合されていないか
②高い保湿力があるか
③肌に合うか確かめてから購入する
を押さえたものを使うようにしましょう。

オーガニック乳液で継続的なスキンケアをすれば、刺激や肌荒れに強い肌を手に入れることができますよ。

おすすめのオーガニック乳液ランキングを見る(ページ上部へ)

◇参考文献
吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
吉木伸子・岡部美代治・小野真規子『正しいスキンケア事典』
朝田康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
鈴木 一成『化粧品成分用語事典2012』


※一部画像をアットコスメより引用しています。

※記事中の商品「アヤナストライアルセット」は販売終了し、「ディセンシア」にリニューアルされています。


◇参考文献・WEBサイト一覧
厚生労働省 統合医療情報発信サイト
日本化粧品技術者会
日本抗加齢学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
※本サイトの薬事法に対する考え方、商品ランキング・点数付けの根拠は「アンチエイジングの神様とは」をご確認ください。


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