口コミ人気検証！おすすめオーガニックコスメ 比較ランキング

ここ数年、化粧品だけでなく食品や衣料品などでも「オーガニック」が注目されてきています。なかでもオーガニックコスメは海外製品だけでなく国内製品も多く出てきており、ナチュラル志向の人々の間でブームになっています。オーガニックと聞くとなんだか肌にやさしそうなイメージがありますが、そもそもオーガニックコスメとはどういうものなのでしょうか。

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オーガニックコスメとは 日本にはオーガニックの基準がない

「オーガニック」とは直訳すると「有機の」という意味です。日本では有機栽培でつくられた植物をひとつでも使った製品を「オーガニック〇〇」とよぶことができます。有機栽培とは化学肥料や農薬など化学合成成分を使わず、遺伝子操作をせずにつくる農法で、認定基準は各国さまざまです。日本では食品については農林水産省のＪＡＳ認定でオーガニックについての基準が定められていますが、化粧品においてのオーガニックの基準はありません。日本製のオーガニックコスメは、どれも各メーカーやブランド独自の基準によるものです。

日本で認知度が高まる以前から世界的にオーガニックコスメは広まってきています。では世界的にはどのような化粧品のことをオーガニックコスメと呼んでいるのでしょうか。オーガニックコスメとは以下のような基準を満たしているものです。


この３つは海外の主なオーガニックコスメの認証団体であるエコサート（仏）ネイトゥルー（仏）ＢＤＩＨ（独）ＵＳＤＡ（米）などにおおよそ共通している基準です。

オーガニックコスメは長期的に肌力を高めるもので即効性は期待しづらい

オーガニックコスメの一番の特徴は「植物など自然由来の成分がもつ効能により肌本来の力を引き出し、自然治癒力を高めていく」ことを目的としているところです。また化学合成成分が使われていないため肌への刺激が少ないとされています。

ここ数年で注目されてきているオーガニックコスメですが、植物の力は世界最古の医学であるアーユルヴェーダやハーブの民間療法、漢方などでも古くから伝えられてきています。

一般的な化学合成成分を使用した化粧品は肌トラブルなどを対処するため作られているので、ピンポイントに症状を抑えることを得意としていますが、オーガニックコスメは肌の自然治癒力を高めていく目的でつくられているため、長く使い続けることで効果を実感できるものが多いようです。そのため肌の症状や悩みによっては物足りないと感じることもあるかもしれません。

また比較的刺激が少ないとされているオーガニックコスメですが、人によってアレルギーなどがあるように、自然由来成分でも体質によっては合わないものもあります。実際に使用してみてご自分の肌に合うものか確認してみましょう。

本物のオーガニックコスメはどう見分ける？

オーガニックコスメブームによって現在日本では多くの商品が出てきてきますが、日本にはオーガニックコスメの基準が定められていないため、ムードだけの「なんちゃってオーガニックコスメ」もたくさんあることは事実です。せっかくオーガニックコスメでお肌のケアをしようと思っていたのに中身は化学化粧品と変わらなかった！ということも。本物のオーガニックコスメを見分けるポイントを以下で説明いたします。

オーガニックコスメを選ぶ前に知っておくべきポイントは次の３つです。

先に述べたとおり、現在日本にはオーガニックコスメの基準がありません。よって原材料の１％でもオーガニック原料を使用していれば「オーガニックコスメ」と謳うことができるのです。これでは本物のオーガニックコスメを見分けるのはなかなか難しいですね。

なのでオーガニックコスメを選ぶ際にはエコサート（仏）ネイトゥルー（仏）ＢＤＩＨ（独）ＵＳＤＡ（米）などの国際的な認証を受けているもの、またはそれに準ずる基準を自社で設けているものを選びましょう。国際的な認証を受けているものはパッケージに必ず認証マークが入っています。

しかし、国産のオーガニックコスメは海外の認証を得るのに多大なコストがかかるため、あえて認証を取っていないという場合があります。認証を取っていなくても自社で厳しい基準を設けているものも多くありますので、各メーカー、ブランドのホームページなどで石油由来成分を排除しているか、オーガニック原材料の配合比率など確認するといいでしょう。

質の高い本物のオーガニックコスメといえるかどうかは配合されている成分がカギになってきます。せっかく肌にやさしいオーガニックコスメを選んでも石油由来成分が入っていると肌への負担になりかねません。防腐剤、洗浄成分、乳化成分、色素、香料など自然由来成分のものでできているか確認するといいでしょう。

また認証を取っているオーガニックコスメでも特例のような形で保存料などの一部に石油由来成分を認めています。その認められている成分には日本では肌への刺激が強く使う人の体質によってはアレルギーなどの症状を引き起こす可能性があると特定された表示指定成分も含まれていることがあるので注意が必要です。

なかでも日本では最近できるかぎり配合を避けてきている合成防腐剤の「パラベン」「安息香酸」「フェノキシエタノール」はよく使用されていますので注意してください。

オーガニックコスメの原材料の原産地や栽培方法・圧搾方法によってクオリティは変わってきます。原材料の植物はできるかぎり原産国や原産国に近い条件で育てられたもので産地が明確になっているもの、植物エキスの抽出の際に石油系化学溶剤を使用していないこと、など確認するといいでしょう。

また、化学肥料や農薬を使わず手間ひまをかけて育てられた原材料で作られたオーガニックコスメは、一般的な化学化粧品と違い大量生産もできず価格も一般的なものよりは高めのものが多いです。各メーカーやブランドの情報を確認し、ご自身で納得できるオーガニックコスメを選びましょう。

クチコミ人気検証！おすすめオーガニックコスメ 比較ランキング

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