【完全まとめ】肌に優しいオーガニック化粧品を選ぶ!人気やブランドに騙されない方法

[公開日]2017/09/15[更新日]2018/02/20

hanaおーがにっく
最近はオーガニック化粧品が人気ですが、ブランドのイメージや容器のデザインで化粧品を選ぶと失敗するので注意が必要です。

実は、人気オーガニックブランドの中には肌への刺激が強すぎるものや、オーガニック成分をほとんど配合していないことがあるのです。

ということで、今回は肌への刺激を抑えて作られている「本物のオーガニック化粧品」をご紹介いたします。

先におすすめのオーガニック化粧品を見る


《ガイド:川上麻里佳》
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。


オーガニック基礎化粧品について


オーガニック化粧品とは?


オーガニック化粧品とは、自然由来の植物成分を中心に配合し、化学成分をほとんど使わずに作られる化粧品です。

オーガニック化粧品に配合される植物成分は、「肌本来のキレイになろうとする働き」をサポートするため、肌を根本からスキンケアしたい人にぴったりです。

オーガニックって何?
オーガニックは、有機栽培をさします。有機栽培とは、農薬や化学肥料を使わずに、できるだけ自然に近い状態で植物を育てる栽培方法のことです。

有機野菜が流行して、「化粧品もできるだけ自然のものに近い原料のほうが肌に良い」というイメージを持つ人が増えました。今では国内外問わずたくさんの種類が販売されています。
確かにオーガニックって聞くと肌に優しい感じがするね!…でも、オーガニックだから肌に優しいって本当に言えるの?


オーガニック化粧品の何が良いの?
オーガニック化粧品を使う、いちばんのメリットは「肌への優しさ」でしょう。

オーガニック化粧品は、化学成分(石油由来成分・防腐剤など)を配合していないため、化学成分にアレルギーがある人でも安心して使えます。

また、化学成分の多くは肌への刺激となるため、敏感肌の人が使うと肌荒れを引き起こすことがあります。

一方、オーガニック化粧品は、肌への刺激となる化学成分を含まず、肌への刺激を最小限にとどめられるので、敏感肌の人でも安心して使えるのがメリットです。

オーガニック化粧品が向いている人・不向きな人


オーガニック化粧品
どんな化粧品でも肌との相性がありますが、オーガニック化粧品にも「肌に合う人」「肌が荒れる人」がいます。

オーガニック化粧品が肌に合う人

・お風呂上がりはすぐに肌が乾燥する
・スキンケアをサボるとすぐに肌が荒れる
・化粧をしてもお昼には崩れている
・顔がいつもテカる
・化学成分にアレルギーがある


上の項目に多く当てはまる人ほど「肌本来の働き」が低下している可能性があります。

オーガニック化粧品を使うと、低下した肌の働きをサポートできるため、効果的にスキンケアできます。

オーガニック化粧品で肌が荒れる人

・植物由来の成分にアレルギーがある
・肌が敏感になっており赤みや痛みがある


これらの条件に当てはまる人は、オーガニック化粧品が向いていません。

植物由来の成分にアレルギーがある人は、ケミカルコスメを使ったほうが肌にとって安全です。

また、肌が敏感になっており赤みや痛みがある人がオーガニック化粧品を使うと保湿力が足りなくなってしまい、肌トラブルを悪化させることがあります。

肌が赤みや痛みを伴うほど敏感なときは、化学成分の中でも肌に優しい「セラミド」を配合した化粧品がオススメです。

セラミドは保湿成分の中でもっとも保湿力がある成分なので、効果的に肌をうるおすことができます。

セラミド配合の化粧品の詳しい内容については「エステ員おすすめのセラミド化粧水5選!偽セラミドに注意 」で解説しています。

肌に優しいオーガニック化粧品の選び方


オーガニック化粧品が肌に合わない人がいるのは事実ではありますが、肌に合う人にとっては「低刺激で効果的なスキンケア」が可能です。

ただし、オーガニック化粧品の流行にともない、化学成分をたっぷり配合されている"偽物"のオーガニック化粧品も多く販売されているので、慎重に選ぶ必要があります。

偽物のオーガニック化粧品って…何!?!?

実は、オーガニック化粧品は、化学成分がたっぷり使われていたとしても、オーガニック成分がたったの0.1%しか配合されるだけで、オーガニック化粧品として販売できるのです。


オーガニック化粧品の落とし穴
・A社で販売しているオーガニック化粧水には少量のオーガニック成分しか使われていない
・B社で販売しているオーガニック化粧水にはたくさんのオーガニック成分が使われている
オーガニック化粧品
A社もB社もオーガニック成分を使っているので、どちらもオーガニック化粧品として販売されていますが、A社のようにオーガニック成分が微量しか配合されているだけでは肌の悩みを根本から解決するスキンケアはできません。

<オーガニック化粧品の正しい選び方>
①国産のオーガニックブランドから選ぶ
②本当にオーガニック化粧品かを確認する
③サンプルやトライアルセットで試す

正しい選び方のポイントを一つずつ解説していきます。

国産のオーガニックブランドから選ぶ
日本で人気のオーガニック化粧品は海外ブランドが大半を占めています。

しかし、海外ブランドのオーガニック化粧品は少量のオーガニック成分しか配合されていない「偽物」である場合が多いので注意が必要です。

例えば、人気ブランドの「ロクシタン」や「キールズ」はそもそもオーガニック化粧品ではありません。
ロクシタンやキールズが悪いわけではなく、日本で「オーガニック化粧品」として認識されていることに問題があります!


「ロクシタン」は、オーガニックではなく自然派と分類される化粧品なので植物成分と同じくらい化学成分を配合しています。

「キールズ」は植物成分を多く配合するケミカルコスメのブランドなので、オーガニック化粧品とはまったくの別物です。

海外ブランドの化粧品でナチュラルなイメージを抱くものは全てひっくるめて「オーガニック化粧品」と呼ばれる風潮がありますが、当然のことながらオーガニックではない化粧品に「肌の根本に働きかけるスキンケア」は期待できないのでご注意ください。

もちろん海外ブランドの中にも本物のオーガニック化粧品はあります。例えば「ジョンマスターオーガニック」などは、全てのアイテムにオーガニック成分が50〜90%以上使われている高品質なオーガニック化粧品を扱う海外ブランドです。

ただ、もう一つ知っておいていただきたいのは、どれだけオーガニック化粧品としての品質が高かったとしても、日本人の肌に合う成分配合かは別の話だということです。

「外国人の肌質」と「日本人の肌質」はまったく違います。

例えば、オーガニック化粧品の文化が進んでいるヨーロッパは白人の人が多いため、白人の肌に合わせた化粧品が作られます。

オーガニック化粧品
これらの観点から、国産のオーガニック化粧品を選んだほうがより効果的なスキンケアができるのです。
国産のオーガニックブランドはあまり注目されていませんが、品質が良くて日本人の肌に向いているオーガニック化粧品がたくさんあります。


本当にオーガニック化粧品かを確認する
国産のオーガニックブランドから選んだほうが良いと解説しましたが、国産のオーガニック化粧品が全て本物か?と聞かれれば、それは違います。

国産のオーガニック化粧品の中にも「オーガニック化粧品とは呼べないもの」がたくさん販売されています。

そこで、本当にオーガニック化粧品かを見抜くポイントは「化粧品に配合されている成分の内訳を公開しているか」です。

「オーガニック成分として配合しているのは〜〜〜」
「殺菌を目的に〜〜〜という化学成分を使っている」

といったように、誠実に配合成分を公表しているメーカーは信頼できます。

また、こだわりのあるメーカーは配合成分の全てをどのような目的で配合しているか細かく公表しています。

偽オーガニック化粧品を購入するリスクを軽減するためにも、メーカーの公式ページを事前に確認しておきましょう。

サンプルやトライアルセットで試す
「オーガニック化粧品のメリット・デメリット」のパートでも解説しましたが、オーガニック化粧品はケミカル化粧品と比べて使用感が劣ります。

そのため、まずはサンプルやトライアルセットで「ストレスなく使えるか」を確かめるのがオススメです。

また、オーガニック化粧品に配合される「植物由来の成分」は、肌に初めて触れる成分であることが多いものです。

使ったことのない成分と肌の相性は使ってみなければ良し悪しを判断できません。

肌が弱い人は、本商品を購入する前に必ずサンプルやトライアルセットでパッチテストをおこなってください。
オーガニック化粧品は天然の香りなので、好みがハッキリ分かれます。その点でもサンプルの使用は大切です。

確かに。苦手な香りを顔に塗るのは嫌かも…


オーガニック化粧品ランキング|口コミや使用感も紹介


ランキング
商・価格品
総合評価
オーガニック比率・公開情報

天然100%で使うたびに透明感を引き出す肌質を問わないオーガニック化粧品

▼オーガニック比率
全商品97%以上
▼公開情報
オーガニック比率,原材料,由来,配合目的,原産国
2位
琉白
琉白

990円(税込)

世界基準で作られているがやや保湿力に欠けるので普通肌〜脂性肌向き

▼オーガニック比率
19%〜97%と商品によってバラツキがある
▼公開情報
全成分,オーガニッ比率
3位
オラクル
オラクル

1,728円(税込)

オーガニック比率が不明瞭なのでオーガニック化粧品と言えるか曖昧

▼オーガニック比率
記載なし
▼公開情報
全成分のみ
※詳しい成分の解説は下部へ

ハナオーガニック
「水」不使用で美容成分をたっぷり配合
HANAオーガニックは全てのアイテムに「水」を使用せず、代わりにダマスクローズウォーターをつかっています。

このダマスクローズウォーターの美容効果をたっぷり感じられるのが化粧水(フラワードロップ)です。
フローラルドロップ
ダマスクローズウォーターの美容効果
ダマスクローズウォーターには「保湿」「抗菌作用」「抗アレルギー作用」などの働きが期待できます。

そのため、夏なら日焼け後の肌にぴったり、冬なら乾燥が原因の肌内部の炎症を抑えるなど…さまざまな美容効果が期待できます。

また、ダマスクローズウォーターのローズの香りに期待できるのは「女性らしさを高めたり、自律神経を整えたりする働き」です。

一般的な化粧水は約80%以上が「水」から作られていますが、HANAオーガニックの化粧水はその約80%の水の代わりに、美容成分が含まれるダマスクローズウォーターを配合されており、高い美容効果が期待できます。

バイオエコリア配合で肌の調子を整える
HANAオーガニックの化粧品に配合されている「バイオエコリア」は肌の常在菌バランスを整える成分です。

肌の常在菌とは?
腸内環境が悪玉菌や善玉菌に左右されるように、お肌のコンディションにも悪玉菌や善玉菌が大きく関わっています。

この悪玉菌や善玉菌を肌の常在菌と呼ぶのですが、これらのバランスを整えるのが「バイオエコリア」です。

肌の常在菌バランスが整うことで、肌の免疫が正常に整いシミ・シワ・たるみのできにくい肌をつくることができます。

▼HANAオーガニックを使用した15分後の肌
HANAオーガニックうるおう
お試しが1,480円(税込)
オーガニック化粧品は本商品を購入する前にお試しセットを試すのがオススメと解説しましたが、HANAオーガニックのお試しセットは7日分で1,480円(税込)です。

お試しセットの内容
ハナオーガニック

クレイ洗顔(20g)/化粧水(15ml)/美容液(3.5ml)/美容乳液(8ml)/UV乳液(3.5ml)と、7日間たっぷり使える量です。

HANAオーガニックの良い口コミ
・HANAオーガニックに物足りなさは感じません
・肌がもっちりしてきてうるおいを感じます
・肌のキメが整い明るさを取り戻してきました

HANAオーガニックの悪い口コミ
・使い始めは乾燥を感じました
・もともとローズの香りが苦手なので好きになれませんでした

HANAオーガニックは「効果的なオーガニック化粧品を使いたい人」にオススメ
HANAオーガニックの口コミはスキンケアの結果に満足している内容が多く見られました。

オーガニック化粧品は効果が低いのかな?と不安な人でも満足できるでしょう。

また、悪い口コミでは「使いはじめに乾燥を感じる」という内容もありましたが、「1〜2週間で肌がうるおうようになった」と最終的に満足している人が多い傾向でした。

使い始めに感じる肌の乾燥は、各アイテムを二度塗りすることである程度防げるので試してみてください。

口コミの中には、「ローズの香りがもともと苦手で、HANAオーガニックのローズの香りもやっぱり苦手だった」という人もいたので、まずはお試しセットで香りや使用感・肌との相性を確かめるのがオススメです。

最安値情報
公式ページ:1,480円(税込)
楽天市場:取り扱いなし
アマゾン:取り扱いなし

HANAオーガニックのトライアルセットは公式ページのみでの取り扱いでした。オーガニック化粧品は品質を保つための防腐剤などを使用していないため、開封後は3ヶ月以内で使い切らないといけないほどデリケートな化粧品です。

デリケートなオーガニック化粧品は開封前の品質管理も大切なので、公式ページからの購入が安心ですね。

HANAオーガニック公式ページへ※今後、アマゾンでの販売があったとしても第三者の転売なので公式ページからの購入をオススメします。

琉白
月桃(ゲットウ)配合で肌がサビるのを防ぐ
肌を作っている細胞は「紫外線」「加齢」「喫煙」「排気ガス」などが原因でどんどんサビます。

肌がサビると起きるのが「シミ」「シワ」「ハリ不足」などの肌トラブルです。

そこで活躍するのが月桃です。

月桃は、肌をサビから守る働きがあるため、肌トラブルに負けない強い肌を内側からつくります。

▼月桃
月桃
月桃はニキビや肌荒れも防ぐ
美容効果の高い月桃は「ニキビ」や「肌荒れ」の予防にも効果的です。

月桃×ニキビ予防
月桃には「殺菌作用」「抗炎症作用」があります。

殺菌作用でアクネ菌に働きかけて、抗炎症作用で今あるニキビの炎症がひどくなるのを抑制します。

月桃×肌荒れ
月桃には「抗炎症作用」があると解説しましたが、抗炎症作用は肌荒れのケアにも有用です。

また、月桃にはオレイン酸が含まれています。オレイン酸は、肌をうるおす働きのある皮脂にも含まれる成分で、自然と肌をうるおわせます。

肌はうるおいを保つことで外からの刺激に強くなります。

オレイン酸はもともと肌にある成分なので、琉白は肌馴じみが良いのも特徴です。スーッと肌に馴じむ使用感の良さも高評価の要因です。

お試しが990円(税込)ではじめやすい
琉白のお試しセットは約1週間使える内容量で990円(税込)です。

990円(税込)はオーガニック化粧品の中でも破格の安さで、初めての人でも手を出しやすいのが嬉しいポイントですね。

お試しセットの内容
琉白

クリアソープ(13g)/バランスローション(20ml)/デイモイストクリーム(6g)/ナイトリペアオイル(3ml)といった化粧品だけではなく、泡立てネットが特典でついてきます。公式ページでは、通常2,500円相当のセット内容が990円(税込)で試すことができます。

琉白の良い口コミ
・これまで乾燥肌に悩んでいましたが、琉白を使い初めてモチモチ肌になりました
・トライアルセットが気に入り、今では現品をリピートしています
・すっぴんに自信が持てるようになりました

琉白の悪い口コミ
・香りが苦手でした
・化粧水のみではうるおいが物足りない

琉珀は「初めてオーガニック化粧品を使う人」にオススメ
琉白の口コミは「990円だからという理由で試してみたらとてもよかった」との内容が多く見かけられました。

オーガニック化粧品を1,000円以下で試せるのはオーガニック初心者には嬉しいポイントです。

また、実際に琉白のお試しセットを購入した人の多くは、お試し終了後に本商品を購入しており、琉白でのスキンケアの満足度は高いと言えるでしょう。

「いろいろなオーガニック化粧品を試してきたけど肌に合うものが見つけられていない…」という人でも試してみる価値があります。

一方の悪い口コミでは「香りが苦手」「化粧水のうるおいが物足りない」との内容がちらほら見かけられました。

香りの好みには個人差があるので、お試しセットで確かめてみると良いでしょう。化粧水の保湿力に関しては、化粧水後の美容オイルと乳液で十分カバーできます。それほど心配しなくても大丈夫です。

何より990円(税込)で試すことができるコスパの良さが魅力なので、オーガニック化粧品を使ってみたい人は手軽に試すことができます。

最安値情報
公式ページ:990円(税込)
楽天市場:取り扱いなし
アマゾン:取り扱いなし

琉白は公式ページのみでの取り扱いです。楽天市場やアマゾンでは販売されていませんでした。

公式ページでしか販売されていないのは、オーガニック化粧品は品質管理が大切なためでしょう。今後、楽天市場やアマゾンで販売されていたとしたら、それは第三者の転売で品質が保証されていませんのでご注意ください。

琉白の公式ページへ

オーガニック化粧品を使うメリットとデメリット


肌に優しいのが魅力的なオーガニック化粧品ですが、デメリットもあります。

オーガニック化粧品のデメリット

・植物由来の成分が肌に合わない人もいる
・ケミカルコスメと比べて使用感が劣る
・肌本来の力を取り戻すまでには時間がかかる


多くの人にとって「植物由来の成分」は肌に優しいのですが、一部で肌に合わない人もいます。

肌に合う・合わないがあるのは化粧品である以上さけられないことですが、肌に合わない人にとっては「植物由来の成分」が配合されているのはデメリットになるでしょう。
卵を問題なく食べられる人がいる一方で、卵アレルギーの人がいるように、自然界の成分と人との相性には個人差があるのです。


また、オーガニック化粧品は肌への優しさを優先して作られるため「使用感をよくするための化学成分」を配合されていません。

そのため、ケミカルコスメと比べるとオーガニック化粧品は使用感が劣ります。

化粧品を選ぶ時にテクスチャー(肌なじみの良さなど)を重視する人にとってはデメリットになるでしょう。

他にも、オーガニック化粧品は肌にゆっくり働きかけるため「肌本来の力を取り戻すまでには時間がかかる」のもデメリットに感じる人がいるかもしれません。
ただし、急激に肌に働きかけないことで肌への刺激をおさえられるのはメリットでもあります。


オーガニック化粧品のメリット

・肌への刺激となる成分が極力カットされている
・肌本来の力を取り戻すことができる
・アロマの香りによりリラックスした時間を過ごせる


オーガニック化粧品には、肌に本来そなわっている「キレイになろうとする力」を高める働きがあります。

保湿クリームが手放せないほど肌が乾燥している人や、スキンケアをサボるとすぐに肌が荒れてしまう人にとって「肌本来の力を取り戻すスキンケア」は欠かせません。

また、アロマの香りに包まれながらリラックスしてスキンケアできるのも、オーガニック化粧品の魅力です。

海外のオーガニック化粧品ブランドに要注意


海外コスメ
上記で国産のオーガニックブランドがオススメと解説しましたが、人気のオーガニック化粧品のほとんどは海外ブランドです。
人気があるブランドは…やっぱり気になるっ。

という方も多いかと思います。

そこで、人気の海外産オーガニックブランドを調査しました。

オススメできるかできないかの判断基準は、「オーガニック化粧品を選ぶ3つのポイント」でも紹介した"本物のオーガニック化粧品か"を軸に評価します。

また、オーガニック化粧品でのスキンケアは継続が大切であるため、続けられる価格か?もあわせて確認しています。

人気海外ブランド!8種類を検証

オーガニック化粧品
比較表がこちら

販売国
本物の
オーガニック?
化粧水の価格
(税抜)
ヴェレダ オーガニック
ヴェレダ
スイス

商品ごとのオーガニック成分が不明確

3,800円/100ml
ウェリナ オーガニック
ウェリナ
ハワイ

商品ごとのオーガニック成分が不明確

2,600円/100ml
ニールズヤード
ニールズヤード
ロンドン

オーガニック成分の表示が明確+高品質

3,400円/200ml
ジュリーク オーガニック
ジュリーク
オーストラリア

オーガニック成分の表示なし

4,500円/100ml
キールズ オーガニック化粧品
キールズ
アメリカ

薬学化粧品

4,900円/200ml
メルヴィータ
メルヴィータ
フランス

オーガニック成分の表示あり+高品質

2,700円/200ml
ロクシタン 表
ロクシタン
フランス

化学成分とオーガニック成分のどちらも使用

4,000円/200ml
ジョンマスターオーガニック化粧ヒスイ
ジョンマスターオーガニック
アメリカ

オーガニック成分の表示あり+高品質

4,900円/150ml

オーガニックでないものもオーガニック化粧品と思われており価格が高い
オーガニック化粧品の海外ブランドは価格が高いため継続して使うのは難しそうです。

また、各ブランドの化粧水の全成分を確認したところ、「オーガニック成分がほとんど使われていない」ことが判明しました。

ある一つの成分のみオーガニック原料で、他のものは化学成分や天然由来の成分であるようなケースが大半でした。

だから肌に悪い!というわけではないのですが、「オーガニック化粧品」と販売されているにもかかわらず、オーガニック成分が使われてていないことは、本来目的としている「肌本来のキレイになる力を高めるケア」ができずにマイナス評価です。

この検証からも、日本製のオーガニック化粧品のほうが高品質である場合が多いと判断できます。

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市販のプチプラオーガニック化粧品は化学成分がたっぷり


海外のオーガニック化粧品に気をつけましょうと解説しましたが、国産のオーガニック化粧品を選ぶときに注意が必要なのが「プチプラ化粧品」です。

ドラッグストアなどで気軽に買えるオーガニック化粧品が増えていますが、多くが「本来のオーガニック化粧品とは程遠いもの」なので気をつけましょう。

人気のプチプラオーガニック化粧品の成分分析

ママバター フェイスローション 1,620円(税込み)
ママバターはシアバターを使って作られる化粧品で安いのに高品質と人気です。

ただ、全成分を調べると「オーガニック化粧品」とは呼べない内容でした。化粧水では、界面活性剤などの化学成分が多く使われています。

価格の割には良い商品ですが、オーガニック化粧品ではありません。

無印良品 オーガニック保湿化粧液 2,262円(税込み)
無印良品は肌に優しいイメージがありますが、全ての化粧水に「DPG」など肌への刺激がある成分を配合しています。

オーガニック保湿化粧液に関しても「DPG」をはじめ、界面活性剤や香料まで使われていました。

オーガニック風なだけで、オーガニック化粧品とは程遠い配合成分です。敏感肌の人が使うと肌荒れを起こす可能性もあるためご注意ください。

マークスアンドウェブ ハーバルウォーター 1,188円(税込み)
マークスアンドウェブの全成分はとてもシンプルです。

肌への刺激がある成分は使われていませんが、オーガニック成分も使われておらず、スキンケア効果は低いでしょう。

その他、日本で人気のブランド・メーカーにも注意

THREE バランシングローション 5,940円(税込み)
THREEは「自然派」「オーガニック」「無添加」といった言葉を連想する人が多いかもしれませんが、ケミカルコスメです。

たしかに、他の化粧品メーカーと比較すると植物成分を多く配合しています。ですが、配合されている植物成分はオーガニック成分ではありません。

オーガニック化粧品を使いたい人には不向きな化粧品です。
オーガニック化粧品と思っていたものがオーガニック化粧品じゃなかったなんて…驚きっ!
オーガニック化粧品じゃないから効果がないということではありませんが、肌本来の働きをサポートするスキンケアがしたい人は成分がオーガニックかを必ず確かめましょう。


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…なるほど!わたしも刺激が強い化粧品を使うと肌が荒れるから、肌に優しいのはうれしい。でも、どうして化学成分は肌への刺激になるの?


化学成分が肌への刺激になるのはなぜ?


化学成分から作られた一般的な化粧品は「ケミカルコスメ」と呼ばれます。以下、ケミカルコスメとして解説を続けますね。

ケミカルコスメには「アルコール」「界面活性剤」「防腐剤」などが配合されていますが、これらの成分は肌にとって刺激です。

・アルコール
アルコールが持つ揮発性は肌に清涼感を与えたり、揮発する時に皮膚の温度を奪う働きで毛穴を引き締めたりする目的で配合されます。

しかし、揮発性は肌の水分を一緒に蒸発させてしまうため肌の乾燥をもたらします。また、皮膚の温度が下がると肌の巡りは低下して、美肌のために必要な栄養が肌に届きにくくなるのです。

オーガニック化粧品では、植物エキスの抽出に「アルコール」が使わますが、その際に使うアルコールも、トウモロコシから抽出した低刺激なアルコールが使用されています。


・界面活性剤

合成界面活性剤とは、洗顔料には汚れを落とす「洗浄剤」として配合されており、保湿アイテムには水分と油分をなじませる「乳化剤」として配合されています。

界面活性剤には「分離しやすい水と油を混ぜ合わせる働き」があります。

化粧品作りにおいて必要不可欠なはたらきを持つ成分ですが、中には肌への刺激が強い合成界面活性剤もあります。

肌が弱い人は比較的刺激が少ない、以下にご紹介する非イオン系の合成界面活性剤が使われている化粧品を選びましょう。

☑︎非イオン系の界面活性剤
・水添レチシン
・ステリン酸グリセリル
・PEG-水添ヒマシ油類
・ポリソルベート類
など


・防腐剤や殺菌剤
防腐剤は菌の繁殖を防ぐ成分で、殺菌剤は一定の菌を殺すために配合される成分です。

化粧品を清潔に保つためにどちらも大切な成分ですが、菌を抑制する働きは肌への刺激になるので避けたい成分です。

オーガニック化粧品であれば、植物由来の成分が肌に優しく化粧品を菌から守ります。多くの場合、ローズマリーエキス、ヒノキチオール、ティトリー油などが防腐剤の役割で配合されます。


上記で紹介した刺激的な成分以外にも、ケミカルコスメは使用感をよくするために化学成分をたくさん配合されています。

使用感が良い化粧品は心地よく使えますが、だからといってスキンケア効果があるとはいえません。

むしろ、スキンケア効果があるように感じさせるだけで、スキンケア効果を実感しにくい化粧品が多く販売されています。
だから肌に優しい化粧品を探すならオーガニック化粧品がいいんだね。


オーガニック・無添加・自然派化粧品の違いとは


オーガニック化粧品を検討するときに「無添加」「自然派」などの言葉を目にすることがあるかと思いますが、これらは全くの別物です。

オーガニック化粧品
  • 有機栽培で作られた植物の成分を使用
  • 化学成分を使用していない(品質安定のあために少量のみ使うことはある)

  • 無添加化粧品
  • 添加物を配合していない(一つでも配合していなければok)
  • 化学成分でつくられている

  • 自然派化粧品
  • 自然由来の成分を配合している(有機栽培ではない植物を含む)
  • 化学成分も配合している

  • 肌に優しく、植物の力のみでスキンケアができるのはオーガニック化粧品だけです。

    オーガニック化粧品はケミカルコスメと併用OK?よくある質問


    ここからはオーガニック化粧品を使う方によくある質問を、これまでエステティシャンとして勤務していた筆者(川上)が調査して回答していきます。

    一般的な化粧品(ケミカル化粧品)と併用しても問題ありませんか?

    オーガニック化粧品とケミカル化粧品は併用しても問題ありません。

    ただし、オーガニック化粧品のメリットである「化学成分を使っていない」「植物のパワーでスキンケア」などの効果を十分に感じたい人はオーガニック化粧品でそろえるのがオススメです。

    「クレンジングや洗顔はケミカル化粧品で、それ以降の基礎化粧品はオーガニック化粧品を使っている」という人もいますが、クレンジングや洗顔もオーガニック化粧品でそろえたほうがオーガニック化粧品のメリットをより感じることができます。

    オーガニック化粧品を使うときの注意点はありますか?

    オーガニック化粧品に使われる植物成分はさまざまです。

    そのため、これまで化粧品で肌が荒れたことがない人でも肌に合わないことがあります。

    初めて使うオーガニック化粧品は必ずパッチテストをしてから使ってください。

    パッチテストの方法
  • 二の腕の内側に化粧品を塗る
  • 24時間後、肌に変化がなければ問題なく使える

  • オーガニック化粧品を使って肌が乾燥しました。肌に合わなかったのですか?

    どのオーガニック化粧品でも、使い始めには肌の乾燥を感じることがあります。

    ケミカルコスメには肌を瞬時にうるおす成分がたっぷり配合されているため、使った瞬間から肌がうるおったのを感じます。

    しかし、オーガニック化粧品は肌が自らうるおう力を引き出すことを目的としてつくられているため、瞬間的なうるおいを実感しにくいつくりです。

    1〜2週間は継続して使ってください。ある程度オーガニック化粧品でのスキンケアに慣れてくると、肌が自らうるおっているのを実感できます。

    基礎化粧品はオーガニックで、メイク用品はこれまで通りでも意味ありますか?

    肌への優しさを追求するなら、メイク用品もオーガニックにするのがオススメです。

    全てのアイテムを買い換えるのが難しい人は、下地やファンデーションだけでもオーガニックなものに変えると、化学成分による肌への刺激を軽減できます。

    オーガニック基礎化粧品の相場はいくらですか?

    オーガニック基礎化粧品の相場はアイテムにより異なります。

    ・クレンジング:3,000〜4,000円
    ・洗顔料:3,000〜4,000円
    ・化粧水:3,000〜4,000円
    ・美容液:5,000〜6,000円
    ・乳液・保湿クリーム:4,000〜5,000円

    海外ブランドは商品価格に輸入費などが加わり、相場より高いものが多いので要注意です。

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    オーガニック化粧品の効果を上げる使い方


    スキンケア
    安全性が高く、効果的にスキンケアできるオーガニック化粧品をご紹介しましたが、正しく使うことでより効果を感じられます。

    一般的な化粧品とは特徴が少し異なるため、初めてオーガニック化粧品を使う人は「正しい使い方」をチェックしておきましょう。

    オーガニック化粧品を使用する順番

    オーガニック化粧品を使う順番は、一般的なスキンケアアイテムと同じです。

    クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液→保湿クリーム

    の順番で使いましょう。

    オーガニック化粧品のアイテム別の使い方

    オーガニック化粧品は一般的な化粧品と比べると、伸びにくかったり浸透しにくかったりします。

    そのため正しく使うことがとても大切です。アイテム別に使い方のポイントをご紹介いたします。

    クレンジング
    クレンジングは普段より多めの量を使うのがポイントです。(規定量の2倍がオススメ)
    クレンジングでは肌に負担をかけずにメイクを落とすことが重要。クレンジング料をたっぷり使うことで、肌への摩擦を減らしてメイクをスムーズに落とせます。

    洗顔
    オーガニック化粧品の洗顔料は泡立ちにくいデメリットがあります。
    そのため洗顔ネットを使うのがオススメです。洗顔ネットがあれば簡単にモコモコの泡が立てられるので活用しましょう。

    化粧水
    化粧水は必ず二度塗りしましょう。
    最後は顔に手を密着させてぎゅーっと化粧水を浸透させると、肌のうるおいをがアップします。

    美容液
    美容液も化粧水と同じように二度塗りがオススメです。
    特に、乾燥が気になる箇所へはたっぷり塗りましょう。最後はハンドプレスで浸透をサポートするとより効果的です。

    乳液・保湿クリーム
    乳液の場合は適量を顔全体にムラなく伸ばせば良いのですが、保湿クリームの場合は使う量に注意しましょう。

    オーガニック化粧品の保湿クリームは、テクスチャーがこっくりしていることが多いため塗りすぎには要注意です。
    顔がベタベタしない程度に、顔の乾燥具合に合わせて調節してください。万が一、保湿クリームを塗りすぎたときはティッシュを顔に乗せて軽く押さえると、不要な油分を取ることができます。
    一手間は必要ですが、各アイテムを正しく使うとより効果的にスキンケアできます。


    オーガニックコスメ(メイク用品)について


    ここからは、オーガニック化粧品と同じように植物からつくられた「オーガニックコスメ(メイク用品)」についての解説です。

    オーガニックコスメとは、肌への刺激となる「着色料」「香料」「紫外線吸収剤」を配合せずに、自然界の成分で作られた肌に優しいメイク用品をさします。

    オーガニックコスメ(メイク用品)を使うメリット・デメリット


    まずは、オーガニックコスメでメイクするメリット・デメリットをご紹介します。

     オーガニックコスメを使うメリット
    ・肌への負担を最小限に抑えられる
    ・メイクしながらスキンケアできる

     オーガニックコスメを使うデメリット
    ・一般的なメイク用品より発色が悪い
    ・キープ力が弱い
    ・価格が高い

    オーガニックコスメは植物からつくられているので、肌への負担が少ないメイクをしたい人にオススメです。一方、発色やキープ力が弱いため、発色重視の人や崩れにくさを望む人には不向きです。

    オーガニックファンデーションの選び方とオススメ


    オーガニックファンデーションを選ぶ時は以下のポイントで選びましょう。

    オーガニックファンデーションの選び方

    オーガニックな植物成分を配合
    オーガニック化粧品を選ぶときと同じように、オーガニックファンデーションを選ぶ時も配合している植物成分がオーガニックかどうかを公式ページで確認して選びましょう。

    配合している植物成分のオーガニック比率を公開しているメーカーは信頼できます。

    紫外線吸収剤を使っていない
    紫外線吸収剤・石油系成分は肌への負担です。これらを配合していないファンデーションを選ぶと肌への刺激を減らせます。

    紫外線吸収剤の成分表示
    4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン・パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル・2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン

    石油系成分の成分表示
    パラベン・ジメチコン・シクロメチコンなど

    酸化チタン・酸化亜鉛がコーティング済み
    ファンデーションに使われる顔料の「酸化チタン」「酸化亜鉛」ですが、直接肌につくと刺激になってしまいます。そのため、「酸化チタン」「酸化亜鉛」を肌に優しい成分でコーティングしているファンデーションを選んでください。

    コーティング剤として使われる成分
    水酸化アルミニウム・アルミナ・シリカ

    これらが一緒に配合しているファンデーションを選びましょう。

    人気のファンデ比較ランキング

    商品名
    総合評価
    成分
    紫外線吸収剤/酸化チタン&亜鉛

    オーガニック比率が高く植物成分も豊富で高品質

    オーガニック比率99.7%/ダマスクローズ/イザヨイバラ/椿油/ラベンダー油/オウゴン根エキス

    不使用/
    コーティング済み
    2位
    MiMC ファンデ
    MiMC
    6,500(税別)

    美容成分がたっぷり使われているがオーガニックではない

    オーガニック比率不明/ミツロウ/ハスエキス/ザクロ種子エキス


    不使用/
    コーティング済み
    3位
    エトヴォス ファンデ
    エトヴォス
    3,000円(税別)

    天然ミネラル100%だがミネラル=オーガニックではない

    オーガニック比率0%/マイカ/シリカ/ステアリン酸/水酸化Al

    不使用/
    コーティング済み
    4位
    24h osme
    24h cosme
    5,200円(税別

    天然ミネラルと美容成分が豊富だが肌の刺激になるエタノール入り

    オーガニック比率不明/オリーブ果実油/アボカド油//ザクロ種子油/エタノール

    不使用/
    コーティング済み

    オーガニックファンデーションはクレンジング不要といわれていますが、毛穴に汚れを残さないためにクレンジングの使用をオススメします。


    オーガニック口紅の選び方とランキング


    口紅は「色を出すための配合成分」の見極めと、「唇の保湿力」を重視して選びましょう。

    オーガニック口紅の選び方

    保湿力が高い成分が配合されている
    唇は粘膜がむき出しになっている部位なので、肌以上に乾燥しやすいのが特徴的です。そのため、保湿力が高いスクワランやミツロウなどオイル系の保湿成分が配合されている口紅を選びましょう。

    タール色素が使われていない
    口紅の色を出すためにタール色素が使われているものは選ばないのがオススメです。タール色素は肌への刺激が強く、唇が荒れる原因となります。

    メンソールが使われていない
    メンソールはスースーとした清涼感を出すために配合されますが、口紅に配合されると唇の乾燥を誘発するため注意が必要です。唇への刺激を避けたいならメンソールは不使用のものを選択しましょう。

    人気の口紅比較ランキング

    商品名
    総合評価
    保湿成分
    タール色素/メンソール
    1位
    オーガニック口紅
    24h cosme
    2,300円(税別)

    保湿力が高く、唇へ優しい口紅

    オリーブ果実油,ミツロウ,キブドウ種子油,アボカド油,ツバキ種子油

    不使用/
    不使用
    2位
    オーガニック口紅
    生活の木
    2,500円(税別)

    唇への刺激は少ないがカラーバリエーションがイマイチ

    ホホバ種子油,ヒマシ油,オリーブ油,カミツレ花エキス

    不使用/
    不使用
    3位
    オーガニック口紅
    ラヴェーラ
    1,500円(税別

    エタノールが乾燥を招くので唇が乾燥する人には不向き、発色は良い

    ウルシ果皮ロウ,カカオ脂、アーモンド油,エタノール

    不使用/
    不使用
    4位
    オーガニック口紅
    THREE
    3,500円(税別)

    保湿力は高いがタール色素をたくさん配合している

    ホホバ種子油,ミツロウ,ローズヒップ油,月見草油/div>

    赤201,赤202,黄4,青1 /不使用

    唇はうるおうと血色がよくなるため、オーガニック口紅でのメイクで内側から自然な血色感を目指しましょう。


    オーガニックアイシャドウなら敏感肌でも使える


    目元の皮膚は薄いため、肌に合わないアイシャドウで目元が荒れてしまう人が少なくありません。オーガニックアイシャドウなら、肌への刺激を最小限に目元のメイクを楽しめますよ。

    オーガニックアイシャドウの選び方

    パウダータイプを選ぶ
    アイシャドウにはクリームタイプやスティックタイプがありますが、パウダータイプがもっとも肌に優しくてオススメです。

    保湿成分がたっぷり配合されている
    目元は皮膚が薄くて乾燥しやすいため、アイシャドウのベースに保湿成分がたっぷり配合されたものを選びましょう。

    タール色素が不使用
    口紅と同じように、アイシャドウもタール色素が使われているものは避けてください。タール色素は肌への刺激です。

    人気のアイシャドウ比較ランキング

    商品名
    総合評価
    保湿成分
    タール色素
    1位
    オーガニックアイシャドウ
    エトヴォス
    3,800円(税別)

    保湿力が高く、まぶたに優しい成分配合。カラーも豊富

    ホホバ油やオリーブ油を配合

    不使用
    2位
    オーガニックアイシャドウ
    Zuiiオーガニック
    2,600円(税別

    カラーが豊富だが、まぶたのケアはできない

    特になし

    不使用
    3位
    オーガニックアイシャドウ
    アリマピュア
    2,200円(税別)

    肌への刺激が少ないが保湿力が低い。カラーが豊富

    特になし

    不使用
    4位
    オーガニックアイシャドウ
    トゥベール
    1,219円(税別)

    まぶたへの刺激は低いが、保湿力なし

    特になし

    不使用


    オーガニック日焼け止めは機能性を重視


    日焼け止めはスキンケア後のメイク前に使うアイテムなので肌に優しいものがオススメです。「日焼け止めとしての機能を果たすか」だけではなくて、肌への刺激も考慮しましょう。

    オーガニック日焼け止めの選び方

    十分な紫外線対策ができるか
    日中の日焼けを防ぐには「SPF15」「PA++」は必要です。

    紫外線吸収剤が不使用か
    一般的な日焼け止めには「紫外線吸収剤」が使われますが、肌への優しさを考えると不使用がオススメです。代わりに「紫外線散乱剤」が使われているものを選びましょう。

    避けるべき「紫外線吸収剤」の成分表示
  • 4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン
  • パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル
  • 2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン

  • 非ナノ化かどうか
    「紫外線散乱剤」には酸化チタンや酸化亜鉛が使われます。これらの成分をナノ化してしまうと肌が刺激を受けてしまうため、成分がナノ化されていないか確認しましょう。

    成分をナノ化している場合は、商品紹介ページに記載されています。

    人気の日焼け止め比較ランキング

    商品名
    総合評価
    美容成分
    UV効果/ナノ化の有無

    美容成分が豊富で美容液のような日焼け止め

    ダマスクローズ/イザヨイバラ/椿油/ラベンダー油/オウゴン根エキス

    SPF30・PA++
    非ナノ化
    2位
    オーガニック日焼け止め
    エルバビーバ
    3,000円(税別)

    赤ちゃんでも使えるほど肌に優しい

    アロエベラ液汁,ヒマワリ種子油,ホホバ種子油

    SPF30・PA+
    非ナノ化
    3位
    オーガニック日焼け止め
    ママバター
    1,200円(税別)

    価格は安いが化学成分たっぷりで保湿力も弱い

    スクワラン

    SPF25・PA++
    非ナノ化


    オーガニックコスメの人気ブランドは安全?


    各メイク用品について解説してきましたが、調査していく中で「ブランド・メーカーごとに肌への優しさにこだわっているか」に大きな差があることが明らかになりました。

    低刺激なオーガニックコスメブランド・メーカーランキング

     HANAオーガニック
    HANAオーガニックはオーガニック化粧品でも高い評価ですが、メイク用品も肌に優しい成分が配合されています。ポイントメイク用の商品は取り扱いがありませんが、基礎化粧品と合わせてベースメイクをHANAオーガニックに揃えるのはオススメです。

    HANAオーガニック公式ページへ

     エトヴォス
    エトヴォスはミネラルファンデーションが有名なメーカーですが、アイシャドウや口紅などカラーメイクの商品も高品質でした。また、カラーバリエーションが豊富なのもエトヴォスの魅力です。

    エトヴォス公式ページへ

    まとめ:オーガニック化粧品で肌を根本からキレイにしよう!


    オーガニック化粧品は肌を優しくスキンケアできてオススメです。

    しかし、選び方を一歩間違えると肌が荒れる原因になりかねません。

    今回ご紹介した「オーガニック化粧品を選ぶ3つのポイント」で、肌にぴったりのオーガニック化粧品を選んでいただければ幸いです。

    <オーガニック化粧品の正しい選び方>
    ①国産のオーガニックブランドから選ぶ
    ②本当にオーガニック化粧品かを確認する
    ③サンプルやトライアルセットで試す


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    参考:化粧品会社の多くが「オーガニック」を取り入れており販売される商品が増えている


    最近では、「ドラッグストア・デパートコスメ・通販化粧品」の全てがオーガニック志向を取り入れています。

    人にも環境にも優しいオーガニック化粧品の歴史


    オーガニック志向が広がり始めたのは1970年ごろからだと言われています。

    オーガニック食材のブームが発端となり、それから生活に使うものに含まれる「化学成分」に目を向けられるようになり、今では化粧品もオーガニックであることへの関心が高まっています。

    「オーガニック」であることの何よりもの特徴は「人」にも「環境」にも優しいことでしょう。

    化粧品でオーガニックを名乗るには

    ・石油由来成分を使わないこと
    ・動物由来原料を使わないこと(生きているものから採集する場合を除く)
    ・植物原料のうち50~90%以上をオーガニック栽培のものを使うこと


    など、さまざまな規定をクリアしなければなりません。

    他にも

    ・動物実験をしないこと

    などが求められます。

    「人」だけではなく「環境」にまで目を向けてつくられるオーガニック化粧品は、安全性が高いことや自然との共存が大切と考える人々の心に響いて、多くの人に求められるようになりました。

    オーガニック化粧品・コスメの市場が伸びており、選べる商品が増えた


    現代は「オーガニック」と言われれば「肌に優しそう」というイメージを抱く人が多く、化粧品会社の多くが「オーガニック」に目を向けています。

    有名な化粧品メーカー・ブランドもオーガニック化粧品やオーガニックコスメの販売を始めています。

    「ちふれ」が販売する「ドゥーオーガニック」

    「資生堂」は「草花木果」「dプログラム」などのオーガニック志向を取り入れた化粧品を販売

    「ポーラ」は植物成分にこだわった「THREE」を手がけている

    「アルビオン」は「IGNIS」などのナチュラルテイストな化粧品を手がけている

    など、大手メーカーが「オーガニック」を連想させる化粧品を手がけています。

    「オーガニック」と名乗るだけで、なんだか肌に優しいような気持ちになる人が多いのも事実で、オーガニック化粧品の売り上げは右肩上がりです。引用:矢野経済研究所

    ただし注意していただきたいのは、ここまで繰り返し警告しているように「純粋なオーガニック化粧品」でなければ、肌本来の力に働きかけるスキンケアはできません。

    化学成分がたっぷりで、オーガニック成分をほんの少ししか配合していない「オーガニックっぽい化粧品」は、純粋なオーガニック化粧品とは全くの別物ですので、オーガニックな雰囲気に騙されないようにご注意ください。

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    ※一部画像を@コスメより引用しています

    ◇参考文献
    吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
    朝田康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
    鈴木一成『化粧品成分用語辞典2012』


    参考:人気のオーガニック化粧品を比較!オススメできるのはどれ?


    最後に、人気の国産オーガニック化粧品の比較し、検証した結果をご紹介していきます。

    今回は国産のオーガニック化粧品のみをピックアップしたため、オーガニック化粧品を選ぶポイントの2つを押えているか?を軸に調査しました。

    チェックポイント
    ・本物のオーガニック化粧品か?
    ・サンプルやトライアルセットで試せるか?


    この2つのポイントをクリアしているか、以下の人気の国産オーガニック化粧品3つを検証しました。

    人気の国産オーガニック化粧品を比較した結果

    商・価格品
    総合評価
    オーガニック比率・公開情報

    天然100%で使うたびに透明感を引き出す肌質を問わないオーガニック化粧品

    ▼オーガニック比率
    全商品97%以上
    ▼公開情報
    オーガニック比率,原材料,由来,配合目的,原産国
    2位
    琉白
    琉白

    990円(税込)

    世界基準で作られているがやや保湿力に欠けるので普通肌〜脂性肌向き

    ▼オーガニック比率
    19%〜97%と商品によってバラツキがある
    ▼公開情報
    全成分,オーガニッ比率
    3位
    オラクル
    オラクル

    1,728円(税込)

    オーガニック比率が不明瞭なのでオーガニック化粧品と言えるか曖昧

    ▼オーガニック比率
    記載なし
    ▼公開情報
    全成分のみ

    「オラクル」の公式ページを確認すると、全成分を見ることはできても「どの成分がオーガニックなのか」「どの程度の割合オーガニック成分を配合しているのか」の情報はありませんでした。

    本物のオーガニック化粧品を使いたい人にとって、情報公開が物足りないでしょう。

    一方で「琉白」は、全成分中のオーガニック比率を誠実に公表しており好感が持てます。化粧水や保湿クリームのオーガニック比率を確かめたところ、化粧水は29.7%、保湿クリームは19.5%のオーガニック比率でした。

    成分についてここまで明確に記載があると信頼できますね。また、お試しセットは990円と良心的な価格設定なので、初めてオーガニック化粧品にチャレンジする人にもオススメです。

    「HANAオーガニック」は全成分の「原材料・由来・配合目的・原産国」まで公開しています。

    そして、HANAオーガニックでは「全てのスキンケアアイテムは植物原料の85%以上オーガニックのものを使用します」と宣言しています。

    ここまできっちりと情報を公開しているメーカーはほとんどありません。ここまで情報を公開できるほど品質の良い化粧品を製造していると言えます。

    また、HANAオーガニックは肌に透明感を出すケアや、肌を明るくするケアもできますが、これらのケアまで対応できるオーガニック化粧品は珍しいため高く評価できます。

    ※おすすめのオーガニック化粧品ランキングへ

    ※記事中の商品「アヤナストライアルセット」は販売終了し、「ディセンシア」にリニューアルされています。


    ◇参考文献・WEBサイト一覧
    厚生労働省 統合医療情報発信サイト
    日本化粧品技術者会
    日本抗加齢学会
    公益社団法人 日本皮膚科学会
    ※本サイトの薬事法に対する考え方、商品ランキング・点数付けの根拠は「アンチエイジングの神様とは」をご確認ください。


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