クチコミ人気検証!オーガニック美容液 比較ランキング
[公開日]2017/07/24
オーガニック化粧品は植物成分がたっぷり含まれているので、敏感肌や乾燥肌をやさしくケアしてくれる化粧品です。
オーガニック化粧品の中でも美容液は、他のアイテムよりも有効成分を多く配合できるので、効率的に「刺激に強い肌」へと導いてくれます。
ここでは、オーガニック美容液の特徴と期待できる働きを解説し、オススメ比較ランキングをご紹介します。
「オーガニック美容液」と「ケミカル美容液」の違い
オーガニック化粧品の美容液は、ゆるやかに肌本来の美しさを引き出していくということが特長です。その一方でケミカルコスメ(=化学的な成分を生かした化粧品)の美容液は、肌へのアプローチを実感しやすいという特長があります。
美容液の肌へのアプローチが実感しやすいということは一見するとメリットに感じてしまいますが、実は「ケミカル美容液」を安易に使い続けると肌本来の働きが弱くなりかねません。
ケミカル美容液には様々な有用成分が含まれている反面、肌のバリア機能を低下させる成分も配合されていることがあります。
あえてバリア機能を低下させることによって、有用成分をより肌の奥まで浸透させているのです。
ただ、肌のバリア機能が低下すると敏感肌やアレルギー肌になりやすくなってしまうという大きなデメリットがあります。
ケミカルコスメの美容液には、美容成分の「分子を小さくして浸透をよくする加工」がされがちです。
たしかに、この加工のおかげで成分が肌によく浸透するので、ケミカル美容液の使い始めは効果的に感じやすいでしょう。
しかし、人によっては刺激になる美容成分がバリア機能を壊したうえで肌の奥まで浸透してしまうので、肌が弱い人はケミカル美容液には細心の注意が必要です。
一方、オーガニック美容液は、天然成分を主に配合しています。
ケミカルコスメのようにトラブルを素早くケアする力はありませんが、オーガニックコスメの美容液を使い続けることで、肌本来の力やバリア機能を高めることができる製法になっているのです。
使い始めは効果の実感を得にくいオーガニック美容液ですが、使い続けることで肌本来の美しさを引き出すことができるのが何よりのメリットです。
オーガニック美容液の「天然アロマ」が美肌に効果的な理由
オーガニック美容液には必ずと言ってよいほど「天然アロマ」が配合されています。
天然アロマの香りは精神面だけでなく身体面にも良い影響を与えてくれます。
天然アロマで「心地よさ」を感じると精神的に癒されるうえに、身体にかかるストレスや疲れを和らげることができるのです。
ストレスや疲れは肌荒れの原因です。オーガニック美容液の天然アロマの香りで、日々の疲れを癒すことは、顔色をパッと明るくし、美肌へとつながるでしょう。
他にも、睡眠不足解消や体の血行を良くする効果も期待できます。
オーガニック美容液は商品によって香りがそれぞれ異なるので、お気に入りの天然アロマの香りを探してみましょう。
「オーガニック」と「無添加」「天然由来」の違い
実は「オーガニック美容液」と書かれた商品でも、厳密に言うと「オーガニックではない」商品が多く存在します。
そもそも「オーガニック美容液」とは、有機栽培された植物の成分・エキスを使用した美容液という意味です。
農薬や化学成分を使わずにできた植物エキスが使われていることが特徴なのです。
他にもよく聞くフレーズとして、「無添加美容液」と「天然由来美容液」があります。
これらはオーガニック美容液とは全くの別物なので、それぞれの違いには要注意です。
無添加美容液とは、言葉の通り添加物が使われていない美容液です。ただし、すべての添加物が配合されていないわけでなく、肌に刺激があると言われている(パラベンなど)特定の成分をカットしただけのものです。
天然由来美容液とは、植物を含めた成分の一部に天然素材が配合された美容液です。天然由来成分100%でできているわけではなく、天然成分と化学成分が合わさってできた美容液の事を指します。
「オーガニック化粧品の定義」はメーカーによって異なる
日本ではオーガニックそのものの定義が曖昧で、同じ成分配合でもA社ではオーガニック化粧品・B社では無添加化粧品として販売されることがあります。同様に、オーガニック化粧品の定義も曖昧で、99%が肌に悪い成分だったとしても1%がオーガニック成分であれば「オーガニック化粧品」として販売することができるのです。
効果的なオーガニック美容液の選び方
必ず認定表記の確認をする
オーガニックの定義があいまいな日本では、オーガニック認定表記のある美容液は数が少なくとても貴重です。認定表記とは、オーガニックに関する公的な機関が「これはオーガニック化粧品である」と認めた商品にのみ表示が許されている表記です。
安全性の保証はもちろん、品質に関する厳しい検査を受けた証明なのでチェックしておきましょう。
<オーガニック認定機関>
「BDIH」(ドイツ)
「COSMEBIO」と「ECOCERT」(フランス)
「ICEA」(イタリア)
「英国土壌協会」(英国)
「COSMEBIO」と「ECOCERT」(フランス)
「ICEA」(イタリア)
「英国土壌協会」(英国)
また、日本ではメーカー独自の基準で「オーガニック規定」を定めている場合がありますが、この規定を見る際には世界基準と比較を行うべきです。
世界のオーガニック認定機関をチェックすると、ほとんどの機関では「最低95%の材料がオーガニックである」というルールを設けているので、このレベルの厳しい基準を設けているメーカーの商品を選ぶようにしましょう。
製造方法や原料を知っておく
製造方法や原料は、美容液を選ぶ際に必ずチェックしておきたいポイントです。特に、製造方法は商品には書かれていないので自分で調べる必要があります。商品について細かく調べることは、効果的で安全な美容液を選びには欠かせません。
<信頼できる製造方法>
日本オーガニックコスメ協会では以下のように定めらています。
完成品が、天然成分100%で製造されていること。 乳化方法について合成界面活性剤を使わずに天然成分で実現していること。 洗浄成分について合成界面活性剤を使わずに天然成分で実現していること。 防腐および保存性を高める方法について、合成防腐剤成分を使わずに天然成分で実現していること。 植物エキスの抽出、加工、漂白などにおいて、合成溶剤を使っていないこと。 完成品の殺菌方法として、放射線などの照射をしていないこと。 製造現場より、環境に負担をかける合成成分や有害物質を排出していないこと。
これらの基準を自社の製造過程に取り入れているメーカーは信頼できます。この基準を採用しているメーカーは、日本オーガニックコスメ協会の公式ページに記載があるので確認しましょう。
オーガニック美容液は使用感も大切
使い続けることで高い効果が得られるオーガニック美容液だからこそ、使用感はこだわりたいポイントの1つです。テクスチャーや香り、肌へのなじみやすさなど、様々なタイプがあります。
そのため、まずはトライアルセットで試してから本商品を購入するのがオススメです。
また、オーガニック美容液を検討する人は肌が弱い場合が多いため、トライアルセットを用意しているメーカーは消費者思いの信頼できるメーカーと言えるでしょう。
自分が毎日使いたいと思える美容液を選ぶことで、毎日のスキンケアが楽しくなりますよ。
オーガニック美容液のオススメ比較ランキング
上記の選び方を踏まえて、有用と判断できるオーガニック美容液をランキングにしました。
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◆参考文献
吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
朝田 康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』