エステ員解説！ほうれい線を消すのはエステか化粧品か、効果の比較レポート

「ほうれい線・・・エステに行けばどうにかなるかな・・・？」

と、お悩みの方へ。

結論から申し上げるとエステに行くだけでほうれい線が消えるなんてことはありえません。

「どうしてそんなことが言えるの？」

という声が聞こえてきそうですので、まずは自己紹介をしておきますね。



ということで、今回は元エステティシャンの筆者が、エステでは実際にどのようなお手入れを行われているのか、赤裸々にお話しさせていただこうと思います。

間違ったケア方法では悩みの解決はできません。正しいケア方法で"脱！ほうれい線"をサポートしていきますので、参考にご覧ください。

エステの施術行程はどこのサロンもほぼ同じ

基本的な施術内容

肌の悩みを聞いて施術コースを決めていきます。ベースにプラしたほうが良いケアがあればオプションでカスタマイズしていきます。あとは、使用する化粧品をカウンセリングで聞いた悩みに合わせて選ぶサロンもあります。化粧品にこだわりのあるサロンのほうが肌のことを考えてくれているので、筆者的にはおすすめです。

自宅でのスキンケア同様まずはクレンジングをしていきます。初めてエステを体験される方はクレンジングされるだけでもマッサージされているような気分になり驚くかもしれません。その後、洗顔ではなくホットタオルでの拭き取りを行います。

殆どのサロンではベースになるマッサージが決まっています。まずはリラックスしていただきながら、肌に優しい振動を与えることで巡りを良くする効果があります。ベースマッサージではハリケアや小顔ケアやリンパをケアするものはない場合が多いです。

ベースに課金することでつけられるのがオプションメニューです。悩みのケアはここの過程で行います。ほうれい線のケアがしたい場合はハリ・たるみケアで引き上げのお手入れをプラスするのがオススメです。機械が導入されているサロンであれば超音波やEMSを選択するのがオススメです。

パックは美白ケアor保湿ケアから選ぶことが多いです。ほうれい線が気になる方は保湿ケアを選択しましょう。

ラストは肌の鎮静を行います。仕上げに日焼け止めを塗ってくれるサロンもあります。綺麗な肌に化粧したくない！という方もUV対策は忘れずにして帰りましょう。メイクでの仕上げをしてくれるサロンは少なく、大手だとポーラくらいではないでしょうか。メイク用品を取り扱っているサロンでも施術後のメイクはセルフのところがほとんでです。

施術は上記の流れで進んでいきます。機械を使用するサロンの場合はベースマッサージ後のオプション部分で機械が入ります。ヘッドメニューがある場合はフェイスパック中に同時進行でヘッドマッサージが行われる場合が多いです。


トータルの施術時間は60分〜90分前後です。

エステのメリット・デメリット！さらに詳しくエステを知ろう

流れはなんとなく掴んでいただけましたか？


エステサロンは頻繁に行く場所ではないので分からないことが多いですよね。更に詳しく見ていきましょう。

ほうれい線ケアの場合はオプションが1〜2個提案されると思います。その場合は、体験が5,000〜15,000円が相場です。サロンによって金額には大きな差があります。契約に踏み切るとなると、60分〜90分のほうれい線ケアコースが1回20,000円程度です。コースの回数を増やすことで1回あたりの単価が安くなったりもします。が、総費用は膨らむので慎重に判断しましょうね。

・回数消化に期間が定められている場合はその期間
1か月に1回以上通う必要がある場合は回数を減らしましょう。2週間隔が理想ですよと説明されることが多いと思いますが、2週間隔で通うのは想像以上に難しいです。余裕を持ったプラン立てをするのが後悔しないコツです。



肌のケアで重要なのはお手入れを継続することです。1日だけスペシャルケアをおこなえば肌がキレイになるという事は120％ありません。

しかし、エステに毎日通うことは現実的に不可能です。お金もかかるし、サロンに出向く手間もかかります。実際、大手会社の社長婦人が通われていたのですが、その方でさえ週に1度以上来店されることはありませんでした。

また、サロンによってお手入れ技術にムラがあるのもデメリットです。女性社会のため、結婚出産で入れ替わりが激しいことにプラスして、エステ業界は想像以上に体育会系で、そのギャップからか離職率が非常に高いです。

実際、筆者の専門学生時代の友人でエステを続けている人はいません。ということもあり、大手サロンほど新人に溢れています。上司は長年のお客様や高いプランを組んでくれている方以外のお手入れに入ることはほとんどありません。驚きですよね。でも、それが現実です。そのため、繊細な方にとってはお手入れが物足りなく感じる場合も多いのです。

エステサロンを選ぶときのポイント3つ

そこで重要なのがサロンの選び方です。

サロンを選ぶときのポイント

決められた化粧品しか置いていないサロンは悩みのカバー範囲が狭いです。悩みによって対策方法は異なりますので、化粧品の取り扱い種類は多いほうがオススメです。自社で化粧品を開発しているサロンの場合は化粧品の数が多いのにプラスして、時代にあった悩みや最新技術を取り入れたものを次から次に作っているので、今できる一番良いお手入れ方法を提案してくれます。
指名制のサロンは多いですが、担当制のサロンは非常に少ないです。デメリットにもあげた、技術のムラの原因はここにもあるように感じます。お気に入りのスタッフに担当してもらえば技術のムラを心配する必要もないので安心して通えます。
以外と盲点なのがここです。サロンはコースの料金を一括で支払うのが普通です。10万円を超える金額をボンッと払うのは結構しんどいですよね。そこでオススメなのが都度払いのサロンです。回数に縛られることもなく、行きたい時に行けるのは嬉しいですね。

実際何件かのエステサロンに行ったことがある方ならお分かりのように、上記の条件を満たすサロンはあまりありません。ということで、参考程度にピックアップしたエステサロンを紹介しておきますね。


ポーラの化粧品が実績あるものということは多くの方がご存知だと思います。エステサロンはあまり知られていないですが、都度払いができ、担当制の数少ないサロンです。

自宅でのケアが8割！エステは特別な日の癒しに取り入れよう

自宅スキンケアが重要な理由

上記のことから、1日のケアでは悩みケアにはならないことがわかります。つまり、スペシャルケアよりも自宅でのケアが重要ということです。

自分のほうれい線タイプを知るのが大切

あなたのほうれい線の原因は何？

ほうれい線には若いうちから目立つ"乾燥"が原因のものと、コラーゲンの減少や筋力低下などにより土台が緩むことでおこる"加齢"が原因のもがあります。

それぞれ対策が異なるので確認していきましょう。

10代から悩む人が多い「乾燥」が原因のほうれい線対策

肌が乾燥しないようにするには表皮の中の"角質層"に着目する必要があります。

外部の刺激から肌を守り、内部の水分蒸発を防ぐ

肌にとって非常に重要な役割を担っている角質層ですが、厚さは0．02mmほどしかありません。これはラップやティッシュと同じ厚みです。

乾燥対策のポイント

セラミドが重要な理由は角質層の作りにあります。角質層ができる過程で作り出されるのが"細胞間脂質"です。この細胞間脂質の約40％がセラミドでできています。

細胞間脂質は角質と角質を支えるセメントのような役割を果たしているので、セラミドが不足することで細胞間脂質は弱まり、角質層全体のバランスが崩れてしまいます。


セラミドは水分との相性が悪いので化粧水で取り入れるのはオススメできません。美容液やクリームに配合されているものを使用しましょう。また、合成セラミドは安価な化粧品に使われる保湿効果の低いセラミドです。保湿力の高いのは人型セラミドと呼ばれるものなので参考にしてみてください。

若い方に多い乾燥が原因のほうれい線ですが、スキンケア自体が足りてない場合が多いです。「若いからこの程度でいいや」と、化粧水＋乳液程度のお手入れで終了していませんか？

確かに、肌内部は元気かもしれません。しかし、0.02mmの角質層はどうでしょうか。肌の一番外側にあるため刺激を受けやすいのです。大人と変わらないメイクや生活を行っているのであれば、それ相応のスキンケアは必要不可欠です。

また、若いうちから正しいケアを始めることで、加齢が原因のほうれい線になるのを予防することもできますよ。美容成分が凝縮された美容液や保湿効果の高いクリームをプラスするのがオススメです。

セラミド/ヒアルロン酸/コラーゲン/プラセンタなど

エステのパートでも解説がありましたが、スキンケア・悩みの解決にもっとも重要なのは継続です。

無理に高価なスキンケア用品を揃えても続けることができなければ意味がありません。お財布と相談して、無理のない範囲で揃えるようにするのがオススメです。

上記のポイントを押さえたスキンケア用品

アスタリフトの保湿力を検証してみた

配合成分は申し分ないですが、結果が出なければ意味がありません。検証していきます。

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想像以上の赤さに驚きました。本物のゼリーのようなぷるぷる感で、これ肌につけて大丈夫？と思いましたが、つけてみると不快感はありませんでした。

とろっとした使用感です。ベタベタ嫌いの筆者ですが、スーッと馴染んでくれました。これはポイント高いですね。

こちらもとろみがあります。ステップが3つ目になるので化粧品を重ねた時特有のベタつきはありますが、馴染みはいいほうです。

こっくりとした使用感ですが、伸びは◎です。つけすぎるとベタつくので使用量に注意したほうがよさそうです。少量を全体に薄く伸ばすのがオススメです。



結果は文句なしでしたが、気になることがちらほら・・・調べてみました。

赤色の正体はなんですか？

赤色は着色料ではなく、アスタキチンサンの色です。天然の色なので肌への心配は不要です。

花の香り？が、するような気が・・・

バラの香りを使用しています。キツく香るものではないので「無香料じゃないと嫌だ」という方以外は安心してお使いいただけるかと思います。

どこで買えるの？

市販購入もできますが、トライアルセットが購入できるのは通販のみです。化粧品は肌に合わないとどんなに良い成分配合のものでも意味がありません。まずはトライアルセットで肌相性を確認してからの購入がオススメです。

執筆時点の価格情報ですが、最安値は公式ページです。また、楽天やアマゾンは第三者の転売品です。品質なども含め安心して購入できるのは公式ページからの購入です。公式ページ限定でおまけのアクアクリスタもゲットできますよ。

アスタリフト公式ページへ

30代以上は土台劣化？加齢が原因のほうれい線対策

年齢を重ねることで肌に蓄積されるダメージ。それにより肌を支える土台は弱ってきます。そうすることで、徐々に深いほうれい線が刻まれていきます。

肌の構造をざっくり説明すると
肌の弾力を保っている＝真皮
肌の潤いを保っている＝表皮
にわかれます。


加齢によりコラーゲンが減少することで、肌が弾力を失い、真皮が表皮を支えられなくなり、下に下に下がっていくのです。つまり、この土台を強くするケアを行うことが"加齢ほうれい線"には有用なのです。

加齢ほうれい線対策のポイント

肌の弾力とコラーゲンが密接な関係にあることは多くの方が知っていると思いますが、ハリケアにコラーゲンが有効ではないことをご存知ですか？驚かれる方も多いのですが、コラーゲンは粒子が大きいため肌内部のコラーゲンを必要としている部分まで届けることができません。

そこでオススメしたいのがレチノールです。

レチノールはビタミンAに分類される成分で、コラーゲンを作り出す線維芽細胞の活性をサポートする効果があります。レチノールでコラーゲン生成をサポートしてあげることが強い土台作りには有効な手段といえます。

若者のほうれい線対策で乾燥が重要とお伝えしてきましたが、加齢ほうれい線でも保湿は重要です。

加齢が原因のほうれい線だから、若者のほうれい線の原因である乾燥は無関係ということにはなりません。


継続していると思いましょう。また、土台ケアと保湿ケアの相乗効果でほうれい線の定着を予防することができます。保湿は上記でも説明をしているように、セラミドがオススメです。

レチノール配合の化粧品はピンポイントケアのものが多いのですが、肌は1枚の皮で繋がっています。

骨盤が傾けば体全体のバランスが崩れると言われているように、肌も一箇所が崩れれば全体が崩れてしまいます。スキンケアは顔全体に行うことを意識して取り組みましょう。

上記のポイントを押さえたケア用品

アンプルール ラグジュアリー・デ・エイジを調査！

こちらも成分が良いというだけではオススメできません。実際に使用して、実力を検証していきましょう。

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しっとりとした使用感で無臭です。さっと浸透してくれるのでベタつきは無く扱いやすいです。

結構とろっとしています。香りがゴムっぽい？気がします。独特の香りです。伸びは良く、最初ベタっとしますがすぐに肌に馴染みます。

こっくりしているクリームです。伸びはいいですが、量をつけすぎるとベタつきが気になります。大人の化粧品らしいバラのような香りがほのかに香ります。



こちらも満足のいく結果でした。ボトルデザインがオシャレなのも嬉しいですね。ただ、美容液の香りが少々独特なので香り重視！という方には不向きかもしれません。

しかし、この美容液は口コミでも満足度の高いものです。（筆者が使った感想としても香り以外は満足でした。）本気でほうれい線対策に取り組みたい方にはオススメなので、一度トライアルセットで香りも含めて確認してから本商品の使用を検討してみてください。

最安値購入先は公式ページです。

販売サイト	最安値相場	条件
公式ページ ラグジュアリー・デ・エイジ/アンプルール	1,945円（税別）	送料無料 支払い手数料無料 初回限定 次回1,000円割引
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それ以外での販売は、第三者の転売になります。高価格な上に保存状態も適切か怪しいところです。定期の割引などの優遇も公式サイトのみになるので、公式サイトからの購入が最もお得になります。

プラスαで効果的に！筋力トレーニング方法の紹介

化粧品でのケアは上記で紹介してように、原因に合わせて行うことが重要です。

更にケアに力を入れたいという方は顔の筋力トレーニングも効果的です。

実は、ほうれい線は普段の生活が招いている可能性もあるのです。

よくやっているNG動作をチェックしていきましょう。

下を向いた時の顔は約6歳も更けて見えるのはご存知ですか？この老け顔を作り出すのが下向きスマホです。

画像を見て頂くとわかるように、ほうれい線・二重アゴと顔が下に下に下がっていますね。これが癖つくことでほうれい線を定着させてしまいます。スマホは目の高さに合わせて、顔を下げて使わないように注意しましょう。

猫背が癖付いている方は、背筋をどう伸ばしたらいいかも忘れているのではないでしょうか。そんな方は要注意です。

顔が前に突き出ることで、重力で顔が下に引っ張られます。この状態が続くことでほうれい線が癖付いてしまいます。普段から正しい姿勢を心がけましょう。正しい姿勢のキープが難しい方は、背伸びや首回しの習慣をつけ顔が前に出ていることで凝り固まっている筋肉をほぐしてあげましょう。

座っている時、考え事をする時、無意識に頬杖をついていませんか？筆者も頬杖をつく癖があります。無意識なので言われないと気づかないのが恐ろしいですね。

実は、頬杖をつくことで頭の重みが全て頬に集中するのです。そうすることで顔全体の皮膚が引っ張られます。引っ張られた皮膚が戻りきれずにほうれい線が定着していくので注意が必要です。たかが頬杖ですが、頬杖をつくことで体全体が歪むとも言われているので注意しましょう。

下向きスマホ、猫背、頬杖の共通点は筋肉を正しく使っていないところにあります。無意識の行動がほうれい線を誘発していると思うと恐ろしいですね。

対策は使ってこなかった筋肉を鍛えることになります。筋肉を強化することで重力に負けない表情筋を作りましょう。

トレーニング内容は案外楽ちん

「重力に負けない」なんて言葉を使うとしんどいトレーニングを想像しますが、表情筋は少しの動作で鍛えることができます。

大きく口を動かしながら「あ」「い」「う」「え」「お」を言っていきましょう。これだけでほうれい線と密接な位置にある口輪筋を刺激することができます。

実践頂くと分かるのですが、大きく口を開けるのって結構きついです。普段楽をしてるのが身にしみます。


ポイントは大きく動かすことです。どこでも実践できるので1日10回どこかで取り入れてみてください。筆者はトイレに行くたび口を動かすと決めています。ルーティーンがあると癖付けしやすいのでオススメですよ。

名前の通りほうれい線をめがけて口の内側からベロを使ってシワを伸ばしていきます。

左右10回ずつ行えばオッケーです。それだけ？と思うかもしれませんが、ベロを動かすのが想像以上にきついです。頭や首の後ろがカーッとしてくるのでトライしてみてください。

ポイントは、ほうれい線を伸ばせるくらいベロをしっかり突き動かすことです。当てる程度では効果的でないので強くを意識して行いましょう。

筋力トレーニングが面倒臭い方には美顔器がオススメ

筋力トレーニングが面倒臭い・・・という方には美顔器の使用もオススメです。

オススメはリファカラットです。

「リファカラットはマッサージ型美顔器No.1」と、言ったところでしょうか。筋肉は外からのアプローチでも刺激することが可能なのです。

リファカラットの特徴

リファカラット公式ページへ

リファカラッとの詳しい情報はリファカラットの効果は本当か？検証してみたを参考にご覧ください。

価格は24,900円と高価にも聞こえますが、エステサロンでの施術は60分20,000円が相場だということを思い出してみてください。毎日好きな時間にエステさながらのマッサージケアができると考えるとコスパは良いと言えます。

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ほうれい線ケアは自宅ケアを見直すのがオススメ

エステサロンの実態や自宅ケアの重要性をお話しさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。

エステはリラクゼーションとして使用するのは有効ですし、働いていた立場からしてもオススメできます。非日常な空間でリラックスできますし、スタッフも"最高のおもてなし"を心がけて働いています。

しかし、悩みケアに重点を置いて考えると、やはり自宅のケアを正しく行う方が有効です。

エステサロンは自分へのご褒美として、スペシャルケアで活用しながら、今回ご紹介した自宅ケアを実践いただければ嬉しいです。一人でも多くの方のお悩みが解消されますように・・・