青汁27種飲んでわかった本当に飲みやすい青汁ランキング
[公開日]2017/04/25[更新日]2017/05/22
青汁にはおいしくないイメージがありますよね。
ケール100%使用と書かれている青汁や無添加青汁となればなるほど、葉野菜の苦味やえぐみがダイレクトになり、まずいと感じてしまいます。
筆者は、これまでドラッグストアで30包298円の青汁から通販で5000円以上するものまで、数えると27種類の青汁を飲んできました。
これまで飲んできた青汁の中から1杯120円以下で買えるおいしく飲める青汁を紹介します。
《ガイド:広沢蝶子》
アンチエイジングの神様にて美容・健康分野の企画編集を担当。青汁を飲みはじめて3年、これまで27種類以上の青汁を飲んできた。
アンチエイジングの神様にて美容・健康分野の企画編集を担当。青汁を飲みはじめて3年、これまで27種類以上の青汁を飲んできた。
原料で飲みやすさは変わる!自分にあう飲みやすい青汁の選び方
「飲みやすい青汁」は好みによって大きく変わってきます。まずは自分にぴったりの「飲みやすい」を見つけることから始めましょう。
あなたはどのタイプ? | おすすめ | 不向き |
---|---|---|
青汁初心者 野菜嫌い | 大麦若葉 | ケール |
サッパリ味を好む 青汁経験者 | 大麦若葉 明日葉 | 砂糖 フレーバー入り |
子どもでも飲みやすい 甘党派 | 大麦若葉 | ケール 明日葉 |
大麦若葉・ケール・明日葉・桑の葉の中で、青臭さや苦味・クセがないのは大麦若葉です。4つの中では、大麦若葉⇒桑の葉、明日葉⇒ケールの順に飲みにくさを感じます。
大麦若葉は口当たりがまろやかなため、よりスッキリした味を好む方は明日葉のほうが向いているでしょう。普段から野菜をよく食べる方であれば、明日葉でも苦味を感じずにおいしく飲めます。
青汁を飲んでマズイと思った方やはじめて青汁を飲む方、子どもにも飲ませたい方は大麦若葉が主原料の青汁を選んでみてください。
選んではいけない青汁3つのポイント
飲みやすい青汁を選ぶときに、注意すべき点が3つあります。以下にあてはまる青汁は、飲みやすくても品質や栄養価が低い場合があるので、選ばないようにしましょう。安すぎる(1杯50円以下)青汁
値段が安すぎるものは、中国や海外で栽培されている可能性が高くなります。海外の場合、コストは安くなりますが農薬の基準や栽培方法も異なるため安全とは言えません。人工甘味料が多い
原材料欄で主原料よりも多く甘味料(還元麦芽糖水飴など)が配合されているものは、飲みやすくてもカロリーや栄養価の面からおすすめできません。粉末ではなく、エキス末が使われている
製造方法によって値段や栄養価が変わります。選ぶときは◯◯エキス末ではなく◯◯粉末と書かれているものを選びましょう。エキス末は栄養が少ない
たとえば大麦若葉の場合、大麦若葉粉末と大麦若葉エキス末の2種類があります。大麦若葉エキス末は絞り汁を粉末にするため、添加物が必要となり、栄養価もまるごと粉砕した大麦若葉粉末より低くなります。
これまで数々の青汁を飲んできましたが、この3つに当てはまる青汁は実感力もあまり期待できなかったので、参考にしてみてください。
以上のことから、飲みやすい青汁を選びは以下の3つがポイントになります。
飲みやすい青汁を選びのコツ
①自分の飲みやすいに合った主原料を選ぶ
⇒クセのない大麦若葉がおすすめ
②国産原材料の青汁を選ぶ
⇒栄養豊富な無農薬栽培、有機栽培のもの
③安すぎず高すぎない値段の青汁を選ぶ
⇒青汁1杯あたり100円前後が目安
①自分の飲みやすいに合った主原料を選ぶ
⇒クセのない大麦若葉がおすすめ
②国産原材料の青汁を選ぶ
⇒栄養豊富な無農薬栽培、有機栽培のもの
③安すぎず高すぎない値段の青汁を選ぶ
⇒青汁1杯あたり100円前後が目安
全部で27種類!青汁歴3年が選ぶ飲みやすい青汁ランキング
では、これまでに飲んだ青汁27種類の中から3回以上リピートした青汁を紹介します。
総合評価 | 定期価格 | 主原料 |
|
---|---|---|---|
1位 1杯12gの大麦若葉が使われているがお茶のように飲める | 3,240円 /3.3g×30包 | 大麦若葉、明日葉 |
|
2位 青臭さがなく、ほんのり甘みもあり飲みやすい | 3,200円 /3g×30袋 | 明日葉,大麦若葉 |
|
3位 サッパリとした味で後味がほんのり苦い | 3,420円 /3.3g×30包 | 明日葉、桑の葉、大麦若葉 |
リピートしたくなるほど飲みやすい青汁の共通点は何か、と考えたところ3つの青汁に共通点がありました。この3つをクリアしていれば「飲みやすい青汁」と言えます。
飲みやすい青汁の共通点
・サッパリとした味
・粉っぽさがない
・野菜の青臭さを感じない
・粉っぽさがない
・野菜の青臭さを感じない
味の特徴をさらに細かくわけると以下のようになります。
3商品の中でも「極の青汁」は緑茶より少し濃い味なので、老若男女問わず飲みやすい青汁です。
ひとつずつ飲みやすい理由を解説していきますね。
極の青汁 / サントリー
国産の無農薬栽培にこだわった大麦若葉が1杯あたり12g使用
極の青汁は食物繊維が多い大麦若葉を主原料としており、栄養価は1杯あたりサラダ40g分に相当します。熊本県の阿蘇で無農薬栽培された大麦若葉をまるごと粉砕してしているため、ビタミンやミネラル、食物繊維まで大麦若葉の栄養素をムダなく補えます。
飲料メーカーがつくるお茶感覚の青汁
極の青汁が飲みやすい理由は、わたしたちに馴染みの深い抹茶と煎茶が使われているからです。青汁の青臭さを感じることなく、ゴクゴク飲めます。冷たい水でもサッと溶け粉っぽさがないので、青汁の中でも万人受けする味です。
通販限定1杯108円で飲める
極の青汁は30包入りで通常価格3,600円ですが、定期購入で申込むと3,240円です。ほとんどが1杯100円前後ですが、国産+無農薬栽培で1杯108円はお得な青汁と考えられます。《おすすめの飲み方》
・水に溶かす(そのままでもおいしい)
・ヨーグルトに混ぜる(腹持ち◎)
・水に溶かす(そのままでもおいしい)
・ヨーグルトに混ぜる(腹持ち◎)
極の青汁は1杯108円が口コミ評価の分かれ目
良い口コミの傾向・・・サッパリとした飲み口が高評価
・これまでいくつも青汁を飲んできたが、青臭さがなく飲みやすい
・食事と一緒に飲める
・飲料水を販売するサントリーがつくっているのでおいしい
・無農薬栽培なので子どもにも飲ませられる
・食事と一緒に飲める
・飲料水を販売するサントリーがつくっているのでおいしい
・無農薬栽培なので子どもにも飲ませられる
悪い口コミの傾向・・・飲みやすいので青汁を飲んでいる感じがしないという声も
・抹茶の味が強いので、青汁を飲んでいる感じがしない
・子どもや夫も飲むようになったのでもう少し安いとうれしい
・子どもや夫も飲むようになったのでもう少し安いとうれしい
おいしい青汁を探す方がまず飲んでみるべき青汁
極の青汁は子ども・男女問わず、飲みやすさについては高評価です。厳選された素材の持つ栄養や口コミ傾向からも、飲みやすい青汁を探している方にとって第一候補になります。極の青汁公式サイトへ
※定期購入の解約は自由
ホコニコのこだわり酵素青汁 / グレイトフル
国産の大麦若葉をメインとしたクセのない青汁
ホコニコのこだわり酵素青汁は、国産の大麦若葉やケール、桑の葉、明日葉を配合しています。その中でも味にクセがない大麦若葉が最も多く使われているため、葉野菜の青臭さを感じずサッパリとした味です。黒糖とハチミツが飲みにくさをカバー
ホコニコのこだわり酵素青汁には、人工甘味料ではなく加工黒糖やハチミツが使われています。甘すぎずほんのりと優しい甘みがあるため、野菜嫌いの方や子どもでも飲みやすいでしょう。1杯107円、初回980円でお試し購入あり
ホコニコのこだわり酵素青汁は、通販限定で1杯あたり107円です。返金保証サービスはありませんが、はじめての方は30杯分を初回お試し価格980円で購入できます。《おすすめの飲み方》
・オレンジジュースに混ぜる
・水に溶かして飲む
・オレンジジュースに混ぜる
・水に溶かして飲む
ホコニコのこだわり酵素青汁は粉っぽさが口コミ評価の分かれ目
良い口コミの傾向・・・野菜嫌いでも飲みやすい
・青汁のマズイというイメージが変わった
・野菜が苦手な子どもでも飲んでいる
・ヨーグルトやジュースにいれてもおいしい
・野菜が苦手な子どもでも飲んでいる
・ヨーグルトやジュースにいれてもおいしい
悪い口コミの傾向・・・粉っぽさが気になるという声も
・飲めないことはないが、粉っぽさを感じる
・甘さが気になる
・甘さが気になる
青汁初心者でも飲みやすいサッパリとした味
ホコニコのこだわり酵素青汁は、青汁の苦さやニオイがほとんどしません。さっぱりした味の中にほんのり甘みがあるので、子どもと一緒に飲んでいる方やはじめて青汁を買った方から飲みやすいと評価されています。ホコニコのこだわり酵素青汁公式サイトへ
※定期購入の解約は自由
ふるさと青汁 / マイケア
明日葉をまるごと使ったスッキリとした青汁
ふるさと青汁は、明日葉の葉だけでなく栄養価が詰まった茎や根までまるごと使っているため、明日葉特有のスッキリさが際立っています。明日葉だけだと苦味が強く出ますが、クセのない大麦若葉や桑の葉も配合されているので口当たりが柔らかな味です。
人工甘味料を使っていない
スッキリとした味のふるさと青汁には、オリゴ糖しか添加物は使われていません。ほぼ天然素材でつくられているため、大麦若葉をメインとした青汁よりも苦味を感じますが、青臭さはなくスッキリ、鼻にスーッと抜ける飲みごたえです。子どもや野菜嫌いの方にとっては飲みにくいかもしれませんが、スッキリとした味を好む方や野菜を普段から食べる方には飲みやすさを感じるでしょう。
1杯114円、全額返金保証あり
ふるさと青汁は定期購入で1杯114円です。青汁の中では少し値段が高い分類に入りますが、ふるさと青汁には全額返金保証サービスがあります。一度、飲んでみて続けるかを決められるのは嬉しいポイントです。《おすすめの飲み方》
・牛乳に混ぜて抹茶オレ
・コーンスープに混ぜる
・牛乳に混ぜて抹茶オレ
・コーンスープに混ぜる
ふるさと青汁は明日葉独特の苦味が口コミ評価の分かれ目
良い口コミの傾向・・・スッキリとした味が高評価
・スッキリしていて飲みやすい
・人工甘味料を使っていないので安心して飲める
・大麦若葉メインの青汁より好きな味
・人工甘味料を使っていないので安心して飲める
・大麦若葉メインの青汁より好きな味
悪い口コミの傾向・・・粉っぽさと値段がネック
・苦味があり、慣れるまで時間がかかった
・青臭さはないが粉っぽさがある
・他の青汁よりもやや高いところが気になる
・青臭さはないが粉っぽさがある
・他の青汁よりもやや高いところが気になる
後味に苦さ感じる少し大人な青汁
ふるさと青汁はややクセのある明日葉を使っているため、好き嫌いが分かれやすい味です。特に子どもや野菜嫌いの方には、明日葉の苦味が強く感じられます。大麦若葉よりも少し苦味を感じるので、甘いものが好きな人よりもコーヒーなど苦味を好む人が飲みやすいと感じるでしょう。
ふるさと青汁の公式サイトへ
※定期購入の解約は自由
飲みやすい青汁は粉末か青汁サプリの2択!
青汁には、粉末タイプのほかにもサプリ、ゼリー、液体、冷凍タイプの青汁があります。
すべてのタイプを飲んできましたが、一度に多くの栄養をとれるのは冷凍タイプです。
しかし、冷凍タイプの青汁は値段が高く(1杯200円〜)葉野菜の味がダイレクトにするため、飲みやすい青汁とは言えません。
値段や飲みやすさを考えると、粉末タイプかサプリタイプの青汁がベストです。ここでは青汁サプリの中でも国産・無添加の青汁サプリを紹介します。
《PICK UP》無添加青汁サプリ「ステラの贅沢青汁」
青汁といえば粉末タイプが一般的ですが、粉末を錠剤サプリにした「ステラの贅沢青汁」もあります。錠剤サプリは持ち運びに便利で青汁をつくる手間がかからないので、時間が無い方に向いているでしょう。数ある青汁サプリの中でもステラの贅沢青汁は、土の栄養が豊富な九州産のクロレラ、ケール、長命草のみで作られており、添加物は一切使われていません。
ステラの贅沢青汁は、初回限定で本商品90粒分(約1ヶ月)が税抜き907円で購入できます。30日間の返金保証もあるので、青汁サプリがどんなものか実感したい方は飲みやすい青汁の候補になるでしょう。
ステラの贅沢青汁公式サイトへ
青汁をもっとおいしく飲むには?おすすめの組み合わせレシピ
飲みやすい青汁はクセがないので色んな飲み物との相性も良く、アレンジがしやすいという特徴があります。
そこで、オレンジジュース、リンゴジュース、コーンスープ、味噌汁、ヨーグルト、コーヒー、豆乳、牛乳の9種類の中から特に相性の良い組み合わせを紹介しますね。
朝食にもなる 青汁+ヨーグルト
ヨーグルトに青汁を加えると一気に緑色になりますが、食べてみると抹茶風味のヨーグルトなので青汁っぽさはほとんどなく、まろやかな味がします。相性の良い乳酸菌と食物繊維をまとめて摂ることもでき、栄養面でもバランスの良い組み合わせです。
野菜嫌いの子どもにも 青汁+オレンジジュース
オレンジジュースのビタミンCも摂れるので、子どもだけでなく女性にもおすすめです。
小腹が空いた時にぴったり 青汁+牛乳
より青汁の風味をカバーしたいときは牛乳よりも豆乳で割ってみてください。豆乳のまろやかさでゴクゴク飲めます。
さまざまな飲み物と組み合わせてみましたが、もともと味の濃い(コクがある)飲み物と組み合わせると、青汁の青臭さはほぼカバーされます。また、乳製品(牛乳やヨーグルト)にまぜるとコクのある抹茶味に変わるのでアレンジを楽しんでみてください。
ヨーグルトや牛乳は時間がないときの朝食代わりやダイエット中の栄養補給としてもおすすめです。
買って後悔する前に飲みやすい青汁の選ぶコツを知っておこう
買って飲んでみるまで青汁の味がわからないので、買ったあとに失敗した方も多いのではないでしょうか。
確実に飲みやすい青汁を選ぶには、以下の3つのポイントをもとに選んでみてください。子どもから大人まで毎日続けやすい青汁が見つかります。
飲みやすい青汁を選ぶポイント
・大麦若葉がメインの青汁
・国産(できれば無農薬栽培、有機栽培が◯)
・飲みやすさと栄養価の高さを考えると1杯100円前後が目安
・大麦若葉がメインの青汁
・国産(できれば無農薬栽培、有機栽培が◯)
・飲みやすさと栄養価の高さを考えると1杯100円前後が目安
もう一度飲みやすい青汁ランキングを見る(ページ上部へ)
◆参考文献
明日葉で奇跡が置きた / 監修 山ノ内愼一
日経ヘルス サプリメント事典 第4版 / 編日経ヘルス
大麦若葉の大活躍!! / 著 外山利通
もっと緑を!青汁博士大いに語る / 著 遠藤仁郎