シリコンは悪者?ノンシリコンシャンプー信者におすすめしたいシャンプーの選び方
[公開日]2016/06/24[更新日]2016/06/27

ノンアルコール・ノンカフェイン・ノンオイル・ノンシュガー・・・ノン!ノン!ノン!なんだか「ノン」がつけば良いものに聞こえる時代になりました。「ノンシリコンシャンプー」もその中の一つです。ノンシリコンシャンプーが人気になると同時に、シリコンシャンプーは完全に悪者扱いになったなぁと感じます。
しかし、アルコールもカフェインもオイルもシュガーも、本当は悪者じゃないと気づいているのではないでしょうか。
それと同様、シャンプーも「ノン」だから良い「ノン」じゃないからダメということではないのです。今回は、「ノン」だから、そうじゃないからは抜きにして、あなたにあったシャンプー選びをサポートしていきます。



ノンシリコンシャンプーは本当にあなたの救世主?

老若男女問わず「髪」で悩んでいる方は多いです。そして、抜け毛、パサつき、フケなどの原因は「シャンプーに含まれるシリコンだ!」と、信じている方も多いのではないでしょうか。しかし、その常識は間違っていたのです!シリコンは完全なる悪者ではありませんでした。むしろ、パサつきや、まとまりが気になる方にとってシリコンは救世主なんです。

しかし、ノンシリコンシャンプーを購入して、髪の悩みが増えた方が居るのも現状です。それは、シリコンを悪者だと決めつけてしまったことに原因があります。そもそもシリコンはそんな悪者ではないのです。

ノンシリコンシャンプーが合わない人の悩み

ノンシリコンシャンプーに変えた方によく出る悩みが以下になります。
きしむ
ごわつく
もつれる
油っぽくなる
泡立ちが悪い



しかし、最近はカラー・パーマが当たり前になってきました。このこともあり、シリコン配合だと髪に浸透して液剤が入りにくくなったり、持ちが悪くなる!という意見も増え、シリコンシャンプーが瞬く間に悪者になりました。ですが、シリコン剤が髪にそれほどの影響を本当に与えるのでしょうか。答えはNOです。
毛穴に詰まるは嘘!シリコンの間違った認識

悪者にされてきた「シリコン」ですが、本当に全部の噂は正しいのでしょうか?毛穴に詰まる・薄毛になるなど、こんな噂が大々的に流れてしまうと、シリコン嫌いになるのに無理はありません。しかし、それらはデマだったのです。
頭皮は毎日皮脂を分泌しているので詰まることはありません。
薄毛になる
シリコンに原因があるのではなく、地肌を洗えていない、シャンプーの流し残りの方が問題です。
皮膚呼吸を止める
シリコンはメッシュ形状なので、水も空気も通します。
効果成分の髪への浸透を妨げる
シリコンが毛髪全体を隙間なく覆うことはできないので、パーマ・カラーにも影響は出ません。

驚きなことに上記は間違った認識だったのです。ダメ!と思っていた「シリコン」がここまでくつ返されると、じゃあ結局何がいいのかわからなくなりますよね。
つまり、シリコンが入っているからダメ、入っていないから良いということではないのです。何が1番の問題かというと、その他の配合成分です。ラウリル硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸ナトリウム・高級アルコール系など、洗浄成分の高すぎるものは必要な皮脂までも取り去ってしまい危険といえます。

ノンシリコンに踊らせるな!本当に求めたいのはノン硫酸!

シリコンに溺れてその恐ろしさがあまり知られていない硫酸系や高級アルコール系ですが、その怖さを理解することが重要です!高級という言葉に騙されてはいけません。高い洗浄成分で必要なものまで洗い場がしてしまいます。
強い洗浄成分
安価に製造できる
刺激性がある
分子量が小さいため肌に浸透する場合がある
必要以上に皮脂を奪う
皮膚常在菌が死ぬため抜けがやかゆみが出る場合がある
ラウレス硫酸ナトリウムはラウリル硫酸ナトリウムの刺激を緩和し、分子を大きくしたものです。洗浄力はラウリル硫酸ナトリウムと同様に高いのが特徴。

この経皮吸収を利用した医薬品の商品もあるのですが、化学添加物や有害化学成分が経皮吸収されることを「経皮毒」といいます。肌の一番外側の保護膜である皮脂膜を失うと水分が蒸発して潤いが保てなくなるのです。結果、肌荒れなどになります。

良いシャンプーかの判断は界面活性剤の成分を確認するべし!

シャンプーは水と洗浄成分が90%をしめてめます。つまり、界面活性剤の成分にこだわることが、肌に優しいシャンプーを選ぶためのポイントになるのです。
ベタイン系
硫酸系
脂肪酸系
高級アルコール系
自然由来
・アミノ酸系・ベタイン系・脂肪酸系
石油系
・硫酸系・高級アルコール系
- アミノ酸系
- (表記)
ココイルダルタミン酸
ココイルアラニン
ココイル:ヤシ油から抽出した脂肪酸を原料にした界面活性剤
グルタミン酸:髪のダメージ部分に吸着し、コンディショニング効果を高める
アラニン酸:キューティクルが開かないように、頭皮のバリア機能を高める
- ペタイン系
- (表記)
ラウラミドプロピルペタイン
コカミドプロピルペタイン
(両イオン性界面活性剤とも呼ばれる)
・水に溶けると陰イオンにも陽イオンにもなる性質
・ほかの界面活性剤の洗浄力を低下させないようにする働き
・刺激が弱いため、皮膚の弱い方にもおすすめできる成分
あなたにあった選び方

ここまで来ても、なお、じゃあ何がいいの?と思われている方も多いですよね。それもそのはずです。十人十色、一人一人に合ったものを選ぶことが大切だからです。あなたはこれ!と、断言できませんので、選ぶ目安として紹介します。

・量が多い
・極度に傷んでいる
・まとまりがない
・ロングヘア
・オイリー
上記の方はシリコンシャンプーがオススメです。しかし「硫酸」「スルホン酸」の表記には注意して選びましょう。シリコンシャンプーは、キューティクルを摩擦から守ったり、ドライヤーの熱から守ったりしてくれます。指通りも滑らかにしてくれますが、表面的な美しさに過ぎないということは理解しましょう。

・しっとりよりサラサラさせたい
・短めのヘアスタイル
・シリコンが嫌い
上記の方はノンシリコンシャンプーがオススメです。ノンシリコンの場合はシリコン以外の上質なコーティング剤が入っているものを選びましょう。また、シャンプーはノンシリコンでも、トリートメントやヘアワックスにはシリコンが含まれていることがほとんどです。そこまでシリコンに拘る必要はないですよ。

・洗いあがりも比較的マイルドなものがいい
・髪に優しいものがいい
上記の方にはアミノ酸系のシャンプーをオススメします。髪と同じアミノ酸の成分なので髪に優しいのはもちろん、肌にも優しく洗い上げてくれます。しかし、アミノ酸配合という表記でも他の界面活性剤が配合されている場合があるので注意しましょう。
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洗い方も大切ですよ
合うシャンプーを見つけたとしても、洗い方が間違っているともったいないです!正しい手順で正しく洗いましょう!
知らずにやってた!NG行為
濡れた髪で寝る朝シャン
髪をきつく縛る
紫外線
濡れた髪をブラッシング
上記の行為も髪を傷める原因になるので避けるようにしましょう。
髪が綺麗な日は1日ご機嫌♪

髪が綺麗だとなんだか1日ハッピーな気分でいれますよ!自宅のケアでも美容室帰りのような気分を味わって、自分にあったシャンプー選びであなたも羨ましがられる「美髪」をゲットしてください♪
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