知ってた?ほうれい線は3タイプ!美容液でケアできるのは?
[公開日]2018/11/01[更新日]2019/01/23

そこで活躍するのが美容液です。美容液は化粧水やクリーム以上に美容成分を多く配合できるため、悩みが深いほうれい線でもしっかりケアできます。
ところが、実はほうれい線は「3種類」あり、美容液でケアできるほうれい線は1種類のみです。
美容液を使う前に、まずは自分のほうれい線が美容液でケアできるのか確認をしましょう。
ここでは3つのほうれい線タイプと、効果的な美容液のランキングをご紹介します。
先にほうれい線におすすめの美容液ランキングを見る
目次 [非表示]
ほうれい線は3タイプ!美容液でケアできない種類もある
実は、ほうれい線は大きく3つのタイプに分けられ、美容液など「化粧品でケアできるもの」と「ケアできないもの」があります。
皮膚たるみ型のほうれい線

・年齢とともにほうれい線が濃くなった
・頬のボリューム(ハリ)が減り、たるんできた
・仰向けになるとほうれい線が目立たなくなる
美容液ケアが効果的なタイプ。
加齢などで肌のコラーゲンなどが減少して、弾力がなくなることでできるほうれい線。頬の脂肪が減って肌がたるんだことも原因。
40代以上の人は、ほとんどがこのタイプ。
骨くぼみ型のほうれい線

・ほうれい線の上の方が特に濃く、くぼんでいる
・仰向けになってもほうれい線は消えない、または少し浅くなる
美容液ケアが向かないタイプ。
小鼻周りの骨のでっぱりが少ないことが原因。もともとの骨格が原因なので化粧品のスキンケアによる改善は難しい。骨を強くするカルシウムを摂取すると予防できる。
筋肉型のほうれい線

・頬のたるみなどは目立たず、ほうれい線は短め
・仰向けになってもほうれい線は変わらない
・笑うと歯ぐきが見える
美容液ケアが向かないタイプ。
ほうれい線付近の筋肉が発達しており、皮膚とのひっつきが強いためにできるほうれい線。ボトックス注射など、筋肉の緊張をほぐす皮膚科治療が必要。表情筋エクササイズは逆効果になるので注意。
ほうれい線ケア美容液が効果的なのは、弾力の減少が原因である「皮膚たるみ型」です。
「皮膚たるみ型」は年齢とともにほうれい線が濃くなったタイプで、多くの人がこのタイプに当てはまります。
美容液を使って毎日丁寧にスキンケアすることで、少しずつほうれい線を目立たなくなります。
では、次にほうれい線に効果的な美容液の選び方をご紹介します。
ハリとツヤを与える!ほうれい線をケアする美容液の選び方
ここでは、年齢とともに濃くなったほうれい線をケアできる美容液の選び方をご紹介します。
◆ほうれい線に効果的な美容液を選ぶポイント
①ハリを与えるエイジングケア成分配合
②一定の保湿効果がある
③続けられる価格のもの
①ハリを与えるエイジングケア成分配合
②一定の保湿効果がある
③続けられる価格のもの
ハリを与えエイジングケア成分配合
ほうれい線は頬のハリがなくなり、肌がたるむことで現れるシワです。肌の土台からふっくらとハリを与えるエイジングケア成分が配合されているかチェックしましょう。
◆おすすめエイジングケア成分
ビタミンC誘導体・レチノール・EGF
ビタミンC誘導体・レチノール・EGF
上記の成分は、ターンオーバーを整えながら、肌が持つ「ハリを生み出す力」をサポートしてくれる成分です。
深いほうれい線をしっかりケアしてくれるので、特におすすめできます。
ハリに良い成分と聞くと「コラーゲン」を想像しがちですが、コラーゲンは基礎化粧品で補っても保湿効果しかないありません。ご注意ください。
一定の保湿効果がある
肌は乾燥するとターンオーバーが乱れたり、紫外線などの刺激を受けやすくなったりします。ほうれい線を悪化させないためにも、保湿効果が高い美容液を選びましょう。
ただし、ほうれい線は根深い肌悩みなので、基礎化粧品でケアしようとするとそれなりに時間がかかります。
そのため、美容液では「ハリケア成分」を重視し、化粧水やクリームで保湿成分を補うと効果的なほうれい線ケアができますよ。
セラミド配合が必須だとも言われていますが、ほうれい線美容液ではビタミンCやレチノールなどのハリケア成分が配合されていれば、保湿成分は「ヒアルロン酸・コラーゲン・リピジュア」程度で十分だとお考え下さい。
使い続けられる価格のもの
ほうれい線は肌がたるみ始めている証拠で、肌の奥深くまでダメージを受けている状態です。つまり、ほうれい線は簡単にケアできず、長期間継続したスキンケアが必要になります。
そのため、どんなに効果的な美容液だとしても、高額で使い続けられない美容液では意味がありません。
まずは目安として「3ヵ月継続して使える価格」の美容液を選びましょう。
ほうれい線を目立たなくする!おすすめ美容液ランキング
ここでは、ほうれい線を効果的にケアできるおすすめの美容液をご紹介します。
今回はほうれい線ケアができると評判の美容液を集め、ほうれい線美容液を選ぶ時のポイントである以下3つの観点から比較しました。
・ハリを与える成分配合
・一定の保湿効果が有る
・続けられる価格
上記を元に点数付けをしたランキングは以下の通りです。
※価格は税抜価格
ランキングの中でも特に上位3商品は、エイジングケア成分と保湿成分がバランスよく配合されているため効果的なほうれい線ケアが期待できる商品です。

純粋レチノールがシワを改善する
資生堂のリンクルクリームは、シワ改善効果のある成分「純粋レチノール」を日本で初めて配合した医薬部外品の美容液です。臨床試験では9週間でシワが改善できた結果が出ており、深いシワへの効果も認められています。
ほうれい線の部分に沿って塗ることで肌の土台にしっかり働き、気になる悩みを目立たなくしてくれますよ。
肌のヒアルロン酸を増やしてくれる
ほうれい線は、肌にもともとあるヒアルロン酸が減ることでも引き起こります。シワ改善成分「純粋レチノール」は肌のヒアルロン酸を増やす効果もあるので、肌にうるおいと弾力をもたらし、若々しい肌へ導いてくれます。
公式サイトなら30日以内返品可能
初めて使うスキンケア商品は肌に合うかどうか心配ですが、公式サイトから注文すると30日以内の返品が可能です。万が一肌に合わない場合でも、お金や商品が無駄にならなくて済みますよ。
薬局では返品できない場合がほとんどなので、初めて購入する人は公式サイトから購入することをおすすめします。
■リンクルクリームの口コミ
良い口コミ
・シワやほうれい線が目立たなくなった
・ほうれい線にも目元にも使えるので便利
・伸びが良く潤う
悪い口コミ
・ピリピリ刺激を感じる
・皮膚が赤くなった
良い口コミ
・シワやほうれい線が目立たなくなった
・ほうれい線にも目元にも使えるので便利
・伸びが良く潤う
悪い口コミ
・ピリピリ刺激を感じる
・皮膚が赤くなった
結論:ほうれい線だけでなく様々なシワもケアしたい人向けの美容液
悪い口コミでは刺激を感じたという声がありました。
確かにレチノールはやや刺激的な成分なので、敏感肌の人は先にパッチテストをした方が安心できます。
ただし、ほとんどの口コミは「シワが目立たなくなった」「ほうれい線ケアができた」と言う意見ばかりでした。
純粋レチノールは厚生労働省から「シワを改善する」と認められている成分なので、ほうれい線はもちろん、目尻のシワや乾燥小ジワなど様々なシワに効果的な美容液と言えます。
✔︎最安値情報
リンクルクリームは楽天・Amazonで購入すると送料がかかってしまいます。また、ドラッグストアでの購入だと返品はできませんが、以下の公式ぺージからだと返品が可能です。商品到着後30日以内なら開封後でも返品できます。
リンクルクリームの公式ページへ
※リンクルクリームにはSサイズ5,800円(税抜)/75回分とLサイズ7,800円(税抜)/110回分があります。Lサイズを買うと約700円(約10回分)お得になる計算です。

ビタミンC誘導体×アスタキサンチンでハリケア
肌の土台まで働く成分「ビタミンC誘導体」や「アスタキサンチン」が配合された美容液です。肌の奥からふっくらとしたハリを生み出し、できたほうれい線をしっかりケアしてくれます。
また、アスタキサンチンには紫外線ダメージをケアしてコラーゲンを守る効果もあるため、ほうれい線予防にも効果的です。
豊富な保湿成分で乾燥肌もケア
リコピンやエラスチン、3種のコラーゲンなど高保湿成分が凝縮されています。しかも、肌の奥まで浸透するようにナノ化されているので、肌のすみずみまでうるおいで満たしてくれます。
深いほうれい線に悩んでいる人はもちろん、
・乾燥によってできた浅いほうれい線に悩んでいる人
・乾燥肌もほうれい線もケアしたい人
にもぴったりの美容液でしょう。
5日間トライアルセットなら1,000円で試せる
アスタリフトの美容液は、美容雑誌が選ぶベストコスメ「エイジングケア化粧品部門」で1位に輝いた実力ある商品です。そんな実力派の美容液は、5日間トライアルセットならわずか1,000円で試せます。
美容液の他にも化粧水、クリーム、先行美容液が入ったお得なセットなので、初めての方は肌に合うかどうか確認する意味も含めて、まずはトライアルセットから試すことをおすすめします。
■アスタリフトの口コミ
良い口コミ
・肌にハリとツヤが出てきた
・ほうれい線が気にならなくなって肌がうるおった
・とろみがあるのにベタつかず、浸透が良い
悪い口コミ
・トライアルで効果が感じられなかった
・保湿力が物足りない
良い口コミ
・肌にハリとツヤが出てきた
・ほうれい線が気にならなくなって肌がうるおった
・とろみがあるのにベタつかず、浸透が良い
悪い口コミ
・トライアルで効果が感じられなかった
・保湿力が物足りない
結論:保湿もほうれい線ケアもしたい人向けの美容液
保湿力に物足りなさを感じる人もいる一方で、「乾燥肌でも保湿効果を感じました」と言う口コミも見られました。
乾燥肌の中でも粉を吹くほどひどい乾燥の場合は、セラミドなどの高保湿成分が必要です。
粉ふき肌の人は美容液にアスタリフトを使用し、化粧水やクリームは保湿にセラミド配合のものを使うと効果的です。
ただし全体的には「ハリが出てほうれい線ケアができた」「肌がうるおった」という人が多かったので、乾燥肌もほうれい線ケアもしたい人におすすめです。
アスタリフトの公式ページへ

ビタミンC生命体が効果的にシワをケア
ビタミンCは化粧品にそのまま配合することが難しいため、一般的には「ビタミンC誘導体」と形を変えて配合されています。しかし、リペアジェルは加工していない生のビタミンC「ビタミンC生命体」を配合しています。
ビタミンCが本来持つ効果が十分に発揮されている美容液なので、徹底的にほうれい線ケアできるでしょう。
さらに、保湿効果のある米エキスが肌の奥まで浸透し、翌朝まで肌をしっとりと保湿してくれます。
水は一切不使用!美容成分100%の化粧品
一般的に化粧品は水をベースにして、あらゆる美容成分を混ぜてつくられています。しかしリペアジェルは、水を一切使用せず「植物由来の天然成分のみ」で作られた美容液です。
水を使っていない分、ハリケア成分がギュッと凝縮されているので、効果的なほうれい線ケアができるのです。
初回特典のミニサイズがお得
リペアジェルの通常サイズは60日分で15,000円ですが、初めて購入する人は約20日のミニサイズを1,980円で購入することができます。他の化粧品メーカーでは20日間も試せるようなトライアルセットはなく、本当に自分の肌に合うかじっくり試せる点は高く評価できます。
また、化粧水としても使えるリペアウォーターがついてくるので、価格面でもお得です。
■リペアジェルの口コミ
良い口コミ
・目元のシワが気にならなくなった
・オールインワンでほうれい線ケアが1つでできて楽
・肌なじみが良くベタつかない
悪い口コミ
・伸びが悪い
・価格が高い
良い口コミ
・目元のシワが気にならなくなった
・オールインワンでほうれい線ケアが1つでできて楽
・肌なじみが良くベタつかない
悪い口コミ
・伸びが悪い
・価格が高い
結論:手軽にほうれい線ケアをしたい人向けの美容液
伸びが悪いという口コミがありましたが、リペアジェルは水を使っていないため濃厚な使用感です。
ゆっくり伸ばしていくとしっかりと伸びますが、素早く肌に伸ばしたい場合は手持ちの化粧水やプレゼントでもらえるリペアウォーターと一緒に使う伸びが良くなります。
価格が高いと感じる人もいましたが、オールインワンであること、生のビタミンCによるほうれい線ケア効果が高いことを考えると妥当な価格でしょう。
良い口コミの中でも、シワやほうれい線への効果に関する意見が多かったため、時短スキンケアでほうれい線をケアしたい人におすすめです。
リペアジェルの公式サイトへ
より効果を重視するなら!本気のほうれい線ケアにおすすめの美容液
これまでは価格も重視した美容液ランキングをご紹介してきましたが、「より効果的な美容液でほうれい線をケアしたい!」という方におすすめの美容液をご紹介します。

自浄サイクルとは、肌のコラーゲンやヒアルロン酸が劣化と再生を繰り返すサイクルのことです。
この自浄サイクルが乱れると、肌のハリが失われ、ほうれい線ができてしまうのです。
そんな自浄サイクルに着目して作られたセラムレブアップは、独自成分のSBフレッシュ-RやB.A.コアリキッドが配合されています。
これらの独自成分が肌のサイクルをサポートし、肌にふっくらとしたハリを与えて、若々しい肌へ導いてくれます。
■ポーラの口コミ
良い口コミ
・肌が潤いハリが出た
・ほうれい線が目立たなくなった
・肌のキメが整った
・浸透力が高い
悪い口コミ
・価格が高い
・かゆみが出た
・敏感肌だからか私には合わなかった
良い口コミ
・肌が潤いハリが出た
・ほうれい線が目立たなくなった
・肌のキメが整った
・浸透力が高い
悪い口コミ
・価格が高い
・かゆみが出た
・敏感肌だからか私には合わなかった
結論:肌にハリと潤いを与え、本気のほうれい線ケアをしたい人向けの美容液
かゆみが出たという口コミがありましたが、セラムレブアップはヨモギエキスやシラカバエキスなど、植物エキスが豊富な美容液です。
植物エキスはあらゆる成分が複雑に絡み合っているため、肌に合わない成分が出る可能性の高いエキスです。
敏感肌の人は使用前にパッチテストをしてから使うようにしましょう。
価格は高めですが、ポーラは国際的な研究会で優秀賞を受賞するほど高い開発力があるメーカーです。
ほうれい線への効果が高いことを考えると頷ける価格です。ハリが出たという口コミも多いので、お金をかけてでも本気でほうれい線ケアをしたい人にはぴったりでしょう。
ポーラの公式サイトへ
プチプラ美容液でほうれい線ケアはできる?
ほうれい線は悩みが深い肌トラブルですが、プチプラ美容液でもケアできるのでしょうか?
ドラッグストアや@コスメで人気のエイジングケア美容液は、ほうれい線に効果的なのか成分を分析しました。
ホワイトラベル 金のプラセンタもっちり白肌濃美容水 / ミックコスモ

プラセンタ、ヒアルロン酸、コラーゲンを配合した、保湿力の高い美容液です。
プラセンタは肌の土台に働きかけてハリを与える成分なので、ほうれい線ケアにも使える成分です。
とはいえ、ビタミンC誘導体やレチノールと比べるとほうれい線への効果は低い成分なので、根深いほうれい線のケアは難しいでしょう。
エイジングケアプレミアム美容液 / 無印良品

商品名には「エイジングケア」とありますが、配合されているのは、ざくろや木苺など肌をなめらかにする成分や、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分です。
肌の土台に働きかけてハリを生み出す成分は配合されていないため、たるみやほうれい線のスキンケアとしては効果がないでしょう。
どちらかというと乾燥肌向けの美容液です。
濃厚 美容液 / ちふれ

シャクヤク根エキスやヒアルロン酸、スクワラン、ミネラルオイルが配合されており、翌朝までしっとりとした肌をキープできます。
乾燥による浅い小シワには効果が期待できるでしょう。
しかし、肌がたるみ、くっきりと現れたほうれい線ケアができる成分は配合されていません。
肌ラボ 極潤αスペシャルリンクルクリーム / ロート製薬

低分子エラスチンやヒアルロン酸といった保湿成分が配合されており、翌朝まで肌をうるおしてくれるので、乾燥による浅いシワには効果的です。
しかし、ほうれい線をケアしたり、肌にハリを与えるエイジングケア成分は入っていないため、ほうれい線への効果は期待できません。
結論!プチプラ美容液は乾燥小ジワ向き。ほうれい線ケアは難しい
プチプラ美容液は保湿成分が中心に配合されているので、乾燥によってできる浅いシワ(乾燥小ジワ)のケアには向いています。しかし、ほうれい線ケアに必要なのは「肌の土台に働きかけ、ハリを与える成分」です。
保湿成分が中心のプチプラ美容液では、たるみによるほうれい線のケアは難しいでしょう。
根深いほうれい線をケアするためには、価格の安さで選ぶのではなく、ハリケア成分がしっかりと配合されている美容液を選ぶようにしてください。
ほうれい線を目立たなくする美容液おすすめランキングへ(上部へ)
ほうれい線が悪化するNGスキンケアと正しい美容液の使い方
どんなに効果的なほうれい線美容液を使ったとしても、スキンケアの方法が間違っていては十分な効果は発揮されません。
ここではほうれい線が悪化する間違ったスキンケア方法と、正しい美容液の使い方をご紹介します。
ほうれい線が悪化するNGスキンケア
過剰なクレンジングや洗顔
1日に何度も洗顔をしたり、クレンジングに時間をかけ過ぎたりしていると、肌に必要な潤いまで洗い流してしまいます。肌が乾燥してしまうとほうれい線がより深くなるため、洗顔は1日2回まで、クレンジングは1分以内で行いましょう。
皮膚を上に引っ張りながらスキンケアをする
化粧水やクリーム、美容液を使用する際、ほうれい線を伸ばそうと皮膚を上に引っ張りながら塗る人がいます。しかし、皮膚を強い力で引っ張ることると皮膚が伸びてしまい、重力で下にたるみ、ほうれい線が悪化してしまいます。
スキンケアをする時は皮膚を上に引っ張るのではなく、優しくなじませるようにしましょう。
パッティングする
化粧水や美容液をパチパチと手を叩きつける「パッティング」でつけていませんか?パッティングは肌のコラーゲンを傷つける原因です。肌の弾力をなくしてほうれい線を作ってしまうので、絶対にやってはいけません。
化粧水や美容液は顔全体に「優しく」なじませ、最後に両手で頬を包み込むとしっかり浸透しますよ。
ほうれい線ケア美容液の正しい使い方
例えば、クリームの後に美容液を使ってしまうと、クリームの油分が肌にフタをしているせいで美容液が浸透しづらくなります。化粧品は正しいタイミングで使ってこそ効果を発揮できます。ほうれい線をしっかりケアするためにも正しい美容液の使い方をマスターしましょう!
◆使うタイミング
◆使用方法
- 先行美容液、導入美容液、プレ美容液
⇒化粧水の前 - その他の美容液
⇒化粧水の後 - 美容液を併用する場合
化粧水の後に使うが、水っぽいテクスチャー(油分が少ないもの)から使う - 乳液を使っている場合
⇒水っぽいテクスチャーのものから使う
◆使用方法
- メーカー規定量を手のひらに出す
- 両手で温め、顔の内側から外側へ優しく伸ばしていく
- 10~20秒ハンドプレスする
- 手に残ったクリームを首から鎖骨にかけてリンパを流すように伸ばしていく
◆化粧水・クリームも美容液と同じブランドにした方が効果的?
美容液とは違う化粧水やクリームを使ったからといって、それぞれの化粧品の効果が低くなることはありません。
ただし、各メーカーは同じブランドでスキンケアすることを想定して開発しています。
できれば同じブランドで揃えるとより効果的でしょう。
美容液とは違う化粧水やクリームを使ったからといって、それぞれの化粧品の効果が低くなることはありません。
ただし、各メーカーは同じブランドでスキンケアすることを想定して開発しています。
できれば同じブランドで揃えるとより効果的でしょう。
ほうれい線を改善!表情筋エクササイズ&マッサージ
皮膚たるみ型のほうれい線は、肌の筋力である表情筋の衰えも原因です。
また、リンパの流れが悪くなると、肌に栄養が行かなくなり肌にハリがなくなってしまいます。
表情筋を鍛える顔面エクササイズやリンパマッサージを行い、化粧品以外でもほうれい線をケアしていきましょう。
表情筋を鍛える「あいうえお」体操

「あ」から「お」を言い切るまでを1セットとし、合計10セット行うことで表情筋がほぐれ、ほうれい線などのシワに効果的です。
簡単なので空いた時間に毎日継続して行ってみてくださいね。
ほうれい線の効果的なマッサージ方法
顔のマッサージは自己流で行うと肌を傷つけることになり、ほうれい線やシワが悪化してしまいます。以下のマッサージ方法は、テレビ番組「主治医が見つかる診療所」でリンパ浮腫研究所の佐藤佳代子所長が紹介したほうれい線マッサージです。
専門家指導のマッサージ方法なので安心して取り組んでみてください。
ほうれい線マッサージのやり方

- 人差し指、中指、薬指の3本を同じ高さで揃える
- 中指がほうれい線にあたるよう頬指先を当て、内側から外側に向かって小さな円を描くように優しく回す ※指で肌をこするのではなく、「中指を固定したまま」肌をぐりぐりと刺激する
- 指でほうれい線を消すイメージで回しながら徐々に位置を下へずらしていく
気をつける点
- 力を入れ過ぎると肌の組織を傷つけてしまうため優しく行う
- 指で肌を擦ると色素沈着してしまうため、指の位置はずらさずに回す
ほうれい線の原因は?何歳からエイジングケアを始めるべき?
ここからはほうれい線の原因について、より深く解説します。

こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。ほうれい線は肌の奥深くにある「真皮層」がダメージを受けることが主な原因です。
ほうれい線の原因
加齢によるコラーゲンの減少

年齢と共にコラーゲンが減少すると、肌のハリを作っている「真皮層」が衰えて深い溝が作られ、ほうれい線が刻まれてしまうのです。
紫外線ダメージ

コラーゲンを破壊するだけでなく、肌の乾燥も引き起こしてしまうため、肌がたるみ、ほうれい線が作られてしまいます。
表情筋の衰え

つまり、顔の筋肉である表情筋を使わなくなると、その上にある皮膚を支えきれなくなり、顔全体がたるみ、ほうれい線ができてしまうのです。
美容液でほうれい線をケアできるメカニズム
ほうれい線美容液は肌のハリを保つ土台部分に働きかけ、肌自らがハリと弾力を保てるように導くエイジングケア化粧品です。また、保湿効果によって肌表面の潤いも保ち、バリア機能を整えてほうれい線を予防する役割もあります。
ただし、ほうれい線は肌がひどくダメージを受けている状態であるため、長期的なスキンケアが必要です。
ほうれい線に効果的な成分が配合されている美容液の中でも、使い続けられるものでじっくりスキンケアをしていきましょう。
ほうれい線を目立たなくするおすすめ美容液へ(上部へ)
ほうれい線ケアは何歳から始めるべき?
ほうれい線の原因は加齢だけではなく、紫外線や乾燥、表情筋の衰えなども関係しています。そのため、早い人では10代でもほうれい線ができる場合もあります。
しかもほうれい線は、1度できるとなかなかケアしきれないため、ほうれい線が少しでも気になる始めたらすぐに対策をとりましょう。
美容液以外の化粧品でもほうれい線対策をしたい方は「エイジングケア化粧品ランキング|5つの選ぶ基準」をご参照ください。
ほうれい線に効く!肌が若返る生活習慣
毎日の生活や食べ物もほうれい線に大きな影響を与えています。ここでは、日常生活内でできるほうれい線に効果的な方法をご紹介します。
温活でむくみを防止する
顔がむくむと真皮の下にある皮下組織に水分が溜まり、肌の土台である真皮層を下に引っ張ってしまうため、たるみが生じてほうれい線が深まります。足湯などで足元を温めたり、冷たい飲み物は避けたりする「温活」によって、むくみを防止しするとほうれい線もケアできます。
コラーゲンを増やす食品を食べる
ほうれい線は肌のコラーゲンが破壊されて引き起こります。コラーゲンを増やす栄養素である「ビタミン類」を積極的に取り、若々しいハリ肌を作っていきましょう。
また、ポリフェノールはほうれい線の原因となる「活性酸素」を取り除く効果があります。
◆ビタミンA
鶏・豚レバー・うなぎ・にんじんなど
◆ビタミンE
ナッツ類・いくら・かぼちゃなど
◆ビタミンC
赤ピーマン・ブロッコリー・キウイなど
◆ポリフェノール
カカオチョコレート・ブルーベリーなど
鶏・豚レバー・うなぎ・にんじんなど
◆ビタミンE
ナッツ類・いくら・かぼちゃなど
◆ビタミンC
赤ピーマン・ブロッコリー・キウイなど
◆ポリフェノール
カカオチョコレート・ブルーベリーなど
まとめ:ほうれい線に効果的な美容液で若々しいハリ肌を手に入れよう
ほうれい線は簡単にケアできない根深い悩みです。
だからこそ、ほうれい線に効果的な成分がしっかりと配合されている美容液を見極め、根気よく継続して使うことが大切です。
その結果、今あるほうれい線のケアだけでなく将来のほうれい線予防にも繋がるでしょう。
ほうれい線が目立たなくなるだけで、見た目年齢がぐっと若返りますよ。
ほうれい線美容液おすすめランキングへ(上部へ)

《ガイド:弓削田典子》
化粧品メーカーにて商品企画からスキンケア指導まで経験。プチプラ商品から高級コスメまで試してきた。
化粧品メーカーにて商品企画からスキンケア指導まで経験。プチプラ商品から高級コスメまで試してきた。
◇参考文献
吉木伸子・岡部美代治・小野真規子『正しいスキンケア事典』
高瀬聡子・細川モモ『いちばんわかるスキンケアの教科書』
鈴木一成『化粧品成分用語事典2012』
ガルデルマの美容医療情報サイト