化粧品で肌が荒れた時の緊急対処法と肌荒れ中でも使えるおすすめ化粧品
[公開日]2018/07/12[更新日]2018/07/13
「化粧品を使ったら肌が荒れた…」「自分に合う化粧品が見つからない」
その悩みが改善されないのは、実は化粧品の成分だけではなく、化粧品以外にも様々な原因があります。
筆者は今まで何度も化粧品で肌が荒れましたが、その経験から分かったのは「肌に優しいだけの化粧品」使ってケアを行うのみでは不十分だということです。
「肌が荒れやすい」という根本的な悩みまでケアできる化粧品でなければ、化粧品負けしない強い肌を作ることはできません。
今回は化粧品を使って肌が荒れてしまった人へ向けて、原因と対策方法、そして刺激に強い肌にしてくれるオススメの化粧品をご紹介します。
先に肌荒れ中でも使えるおすすめ化粧品を見る
まず、今まさに使っている化粧品で肌が荒れて赤みが出たり、ピリピリしたりしている方へ「今すぐやるべき対処方法」をお伝えします。
放置すると痒みが出てくるなど、さらに悪化するので、まずは以下の対策をとってください。
その後の対応は「化粧品を使ってどのように荒れたか」「肌が荒れた原因は何だったのか」によって変わるので、これから解説していきます。
化粧品で肌が荒れてしまった原因は、「使った化粧品が合わなかったから」だけではありません。
「自分がなぜ化粧品で肌が荒れたのか」をしっかり理解し、正しい対処方法を行いましょう!
体調不良でおこる肌荒れ
・肌が痒くなる
・ヒリヒリとした痛みを感じる
・肌が赤くなる、腫れる
・ニキビやポツポツと吹き出物ができる
化粧品やスキンケア方法を変えていないのに、体調不良のタイミングで肌トラブルがあらわれた場合は、肌自体の免疫力が低下していることが肌荒れの原因でしょう。
十分な睡眠と、栄養バランスのとれた食事が大切です。
いつも通りのスキンケアだけだと、その季節ならではのダメージを十分にケアできず、肌が荒れる場合があります。
また、季節の変わり目は体調を崩しやすく、免疫力低下による肌荒れも起きやすい時期です。
季節の変化でおこる肌荒れ
◆春・秋
花粉やホコリなどの飛散物による毛穴の詰まり、寒暖差による肌のカサつきやゴワつき
◆夏
紫外線やエアコンによる乾燥、皮脂量の増加によるベタつき
◆冬
気温の低下によるくすみ、空気の乾燥によるインナードライ
季節の変わり目に化粧品を使うと肌が荒れがちな人は、化粧品そのものに問題があるというよりも季節に応じたケアが不足しています。
特に、産後や閉経後は女性ホルモンが急激に減るため、肌トラブルを起こしやすい状態です。
この場合、化粧品が原因で肌が荒れているのではなく、「体の中の女性ホルモン」の問題で肌が荒れていると考えられるため、化粧品を変える必要はありません。
スキンケア不足はもちろんですが、過度なスキンケアも肌荒れの原因です。
化粧品の使い方を間違うとおこる肌トラブル
・スキンケアをしても肌がうるおわない
・肌がベタつく
・肌悩みが解消されない
スキンケアは「すればするほど」効果が発揮されるものではありません。
例えば、洗顔をしすぎると必要なうるおいまで奪われますし、脂性肌の人がクリームを塗りすぎるとニキビの原因になります。
一つ一つのアイテムを正しく使うことも、肌荒れしない肌づくりには欠かせないのです。
大抵の化粧品の場合、化粧品の箱に書いてあるので、それに沿った方法でスキンケアをすることが大切です。
アレルギー反応による肌トラブル
・肌が痒くなる
・肌が赤くなる、腫れる
・ヒリヒリとした痛みを感じる
「自分にアレルギーはない」と思っていても、去年まで花粉症ではなかった人が今年から突然花粉症になるように、化粧品のアレルギーも突然起きます。
「化粧水にだけ刺激を感じる」「美容液を使うと痒くなる」などの場合は、特定の成分にアレルギーを持っている可能性が高いと思ってください。
該当する化粧品を皮膚科に持って行き、医師に相談しましょう。
肌が弱い人がこれらの成分の含まれた化粧品を使うと、肌荒れが生じる可能性があります。
刺激成分が引き起こす肌トラブル
・肌が痒くなる
・肌が赤くなる、腫れる
・ヒリヒリとした痛みを感じる
特に、肌が乾燥している時は肌のバリア機能が低下しているので、刺激成分をより強く感じることがあります。
それでも肌荒れする場合は、特定の成分に対してアレルギーを持っている可能性があります。その際は、該当の化粧品を持って皮膚科で相談をしてください。
また、乾燥した肌は些細な刺激にも敏感に反応してしまうため、乾燥肌に美白化粧品を使うことも肌が荒れてしまう原因です。
美白化粧品が引き起こす肌トラブル
・ヒリヒリとした痛みを感じる
・肌が赤くなる、腫れる
・肌が痒くなる
・肌のカサつきやゴワつき
・シミやそばかす、くすみ
美白化粧品の中でも、美容効果が高いイメージのある「ビタミンC」は、肌の水分を奪う作用もあるので乾燥肌の人は要注意です。
また、美白化粧品はシミやくすみを予防するために作られているので、保湿力が弱いものが多いことも、美白ケアが肌荒れにつながる原因の1つです。
そのうえで、保湿力が高い成分がたっぷり配合された美白化粧品かどうか見極めることが大切です。
また、指で化粧品をすくい取るジャー容器では、化粧品の中身に直接手が触れることで雑菌が入り込み、菌が繁殖する場合もあります。
酸化して劣化していたり、菌が繁殖したりしている化粧品は、当然ながら肌への刺激を与えるため、肌が荒れてしまうのです。
化粧品の劣化が原因の肌トラブル
・肌のくすみ
・シミやそばかす
・ニキビや吹き出物
・肌が痒くなる
肌に優しい化粧品を使っているはずなのに肌が荒れるという方は、古い化粧品を使っていないかチェックしてみてくださいね。
肌荒れ中でも使えるおすすめ化粧品を見る
一口に「化粧品で肌が荒れた」といっても、原因は様々であることをお伝えしましたが、やはり1番多いのは「刺激的な成分で肌が荒れる」ことです。
そこで、「肌に刺激を与えやすい化粧品の成分・特徴」について詳しく解説していきます。
しかし、高い効果が得られる反面、肌への刺激が強い成分でもあるため肌に合わない人もたくさんいます。
さらに、ハイドロキノンよりも安価で簡単に配合できるため、多くの美白化粧品に配合されています。
ただ、ハイドロキノンほどではありませんが、敏感肌の人に取っては刺激を感じやすい成分です。
さらに、ビタミンCには肌を乾燥させる特徴があります。肌は乾燥すると刺激を受けやすくなるので、乾燥肌・敏感肌の人は避けた方がよい成分です。
赤色〇〇や青色〇〇と成分表に表示されているタール色素は、数ある色素成分の中でも特に刺激が強いので注意してください。
そもそも着色料はスキンケアには一切必要ない成分なので、化粧品で肌荒れした経験がある方は着色料が配合されていない商品を選ぶことをオススメします。
そもそも、界面活性剤には「分離しやすい水と油を混ぜ合わせる働き」があります。
化粧品作りにおいて必要不可欠な成分ですが、中には肌への刺激が強い合成界面活性剤もあります。
肌が弱い人は比較的刺激が少ない、以下にご紹介する非イオン系の合成界面活性剤が使われている化粧品を選びましょう。
☑︎非イオン系の界面活性剤
水添レチシン
ステリン酸グリセリル
PEG-水添ヒマシ油類
ポリソルベート類
など
化粧品負けしやすい人は、洗顔後にさっぱりするような、洗浄力の強すぎる洗顔料は避けましょう。
フォームタイプの洗顔料は洗浄力が高すぎる傾向にあるため、固形石けんタイプの洗顔料をオススメします。
フェノキシエタノールは防腐剤として使われています。日本では「化粧品の全成分のうち1%以下しか配合してはいけない」と使用を厳しく制限されているので、日本製の化粧品でフェノキシエタノールが配合されていても問題ありません。
もちろん、全ての人に問題がないと言いきることはできませんが、「防腐剤だからダメ」というわけではないのです。
たしかに、防腐剤や殺菌剤は多く配合されると肌に刺激を与えてしまいかねません。
しかし、化粧品の品質を保ち、安全に使うにはある程度の防腐剤や殺菌剤はどうしても必要です。そのことを理解しておきましょう。
肌荒れ中でも使えるおすすめ化粧品を見る
化粧品負けをしやすい人、化粧品で肌荒れしてしまった経験がある人に向けて、「肌荒れを引き起こす可能性が高い成分を避けた化粧品」をご紹介します。
「低刺激で安心な化粧品」の判断基準は以下の3つのポイントです。
※表内は税抜価格
オラクルは肌に優しくニキビや毛穴をケアできる化粧品ですが、保湿力が少々低いため乾燥肌・敏感肌の人には不向きです。
ファンケルは肌への刺激となる、防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤不使用で肌に優しい化粧品です。
美容成分には、セラミドやコラーゲンをたっぷり配合しているので、エイジングケアしたい方にお勧めできる化粧品と評価できます。
エトヴォスは全てのアイテムに高保湿成分であるセラミドが配合されており、一般的な保湿化粧品よりも高い保湿効果が期待できます。
合成香料・着色料・合成界面活性剤・パラベン・シリコンなど、肌への刺激になる成分が配当されていないので、化粧品負けしやすい人にはぴったりの化粧品です。
アヤナスは、肌のバリア機能をサポートすることで肌荒れしにくい状態を目指す敏感肌用の化粧品です。
敏感肌用ときくと、低刺激なだけという印象ですが、アヤナスは本格エイジングケアまでできるので、30代以上の方に特におすすめします。
HANAオーガニックは、天然100%のオーガニック化粧品です。
また、ローズポリフェノールやローズプラセンタが配合されているので、くすみケアにも効果的です。
ビタミンC誘導体やハイドロキノンなど、肌を刺激する美白成分を配合せずに透明感を引き出すことができるので、荒れた肌でも安心して使うことができます。
防腐剤もサトウキビ由来のものを使用しているので、安心して使える化粧品です。
また、植物成分は化学的な成分と異なり「肌そのものの機能」を高められるため、継続して使うことで刺激に強い肌を育むことができます。化粧品で肌が荒れがちな人にとってはぴったりと言えるでしょう。
これら6つの花精油がうるおいを与えてくれるので、肌に透明感やハリツヤが出てきます。
また、香りのアロマテラピー効果によって女性ホルモンを整えてくれたり、リラックス効果による血行促進作用も期待できるので、体の中からも肌の調子を整えてくれるのです。
また、外国のオーガニック化粧品は輸入コストがかかるため高額なものが多いですが、HANAオーガニックは国産なので、低価格で気軽に試せるのも嬉しいポイントです。
一方で、保湿力が足りないとの意見もありましたが、オーガニックコスメは時間をかけて肌本来の力を引き出すことが特徴です。一時的に保湿感を与えるためのような過度な保湿成分は配合されていません。
オーガニックコスメの使い始めは肌の乾燥を感じることありますが、慣れないうちは美容液と乳液を二度づけすることをオススメします。
総合的に見ると「化粧ノリが良くなった」「肌が荒れにくくなった」などの口コミが目立ったので、HANAオーガニックは肌の調子を整える効果への満足度が高い化粧品と言えます。
最安値情報
HANAオーガニックのトライアルセットは、公式サイトでしか購入できません。他サイトでは、本商品のみの取り扱いです。
また、公式サイトから購入すると、送料無料や返品保証などのサービスを受けることができます。
HANAオーガニック公式ページへ
アヤナスの化粧水は、ストレスは睡眠不足などによるバリア機能が低下するのをセラミドを含む独自成分でケアできるようになっています。
肌にたっぷりのうるおいを与える高保湿効果はもちろん、肌のバリア機能をも高めてくれるので、敏感肌を徹底的にケアしてくれます。
通常価格5,000円が定期購入であれば4,500円(税抜)です。
エトヴォスやHANAオーガニックと比較すると価格は高めですが、送料や手数料が無料なのは嬉しいですね。
トライアルセットは1,370円(税抜)で10日間試すことができます。
口コミではうるおい効果への実感力に合わせて、理想的な肌に近づいているという満足している意見が目立ちました。
一方、若い世代は本商品が高いことをネック感じています。敏感肌だけど、肌に優しい低刺激エイジングケアしたいという大人世代の方へはおすすめです。
アヤナスを最安値で試すなら?
アヤナスは通販限定の化粧品で、お得なお試しセットや定期購入は公式サイトだけの取扱いになっています。
楽天やAmazonなどの大手通販サイトでは第三者が販売している「転売商品」になるので注意しましょう。
万が一肌に合わなかったときのアフターフォローもないので、公式ページからの購入がおすすめです。
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専門家との共同開発で、肌への優しさ・保湿力の高さにこだわって作られているため、化粧品で肌荒れをした経験がある人に向いている化粧品です。
セラミドとはもともと人間が持っている保湿成分で、このセラミドが減少すると、乾燥肌や敏感肌になってしまいます。
エトヴォスには数十種類あるセラミドの中でも「ヒト型セラミド」といって、保湿力と浸透力が高い種類のセラミドがたっぷりと配合されています。
長時間うるおいを保津ことで肌のバリア機能を高めてくれるので、化粧品に負けなはい強い肌へと導くのです。
また、セラミドはもともと人の皮膚にある成分であり刺激も少なく、化粧品負けによる肌荒れにも適しています。
長い期間じっくりと試せるのは、肌荒れ解消にとって嬉しいポイントですよね。
使用感や肌に合うかだけでなく、肌荒れの変化もじっくりと見極めることができます。
エトヴォスの保湿力を評価する口コミの中には「ヒビ割れまでケアできた」との口コミもあるほどです。
一方の悪い口コミでは、ベタつきが感じられるという内容が多くありました。もしベタつき感が気になる場合には、クリームの量を少なくするとほどよいしっとり感になるので使用量を調整してみてください。
最安値情報
エトヴォスのトライアルセットの最安値は公式ページからの購入です。楽天・アマゾンでも購入できますが、第三者の転売で割高になっています。
公式ページは、500円割引をはじめ、送料無料や返品保証があったりと様々な特典があります。さらに、公式サイトに会員登録しておくと、1ポイント1円で使えるポイントも溜まるのでオススメです。
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化粧品負けによって肌が荒れる原因の1つには、間違ったスキンケア方法があります。
どんなに美肌効果が高い化粧品でも、間違った使い方をすると「肌荒れの原因」になってしまうのです。
化粧品の使い方の基礎をしっかりと押さえ、毎日丁寧にスキンケアをしましょう。
たっぷりのクレンジング剤を使うことで肌への摩擦や刺激を抑えることができます。
クレンジング際によってメイクをしっかり落とすことができるので、メイク残りによる肌への刺激もありません。
ゴシゴシと擦ってしまうと、肌荒れの原因となるので注意しましょう。
洗顔では、顔に残った汚れをしっかりと洗い流すことが重要です。
キメが細かい泡であれば、毛穴の奥まで入り込みしっかりと汚れを吸着してくれます。洗顔ネットを使って十分に泡立てましょう。
また、顔の毛穴は下向きなので、下から上に向かって洗うことで、毛穴の奥に溜まった汚れをさらにしっかりと落とすことができます。
化粧水は次に使うアイテムの効果や美容成分の浸透を高める役割があるので、「肌のすみずみまで行き渡らせること」がとても重要です。
化粧水を水のようにバシャバシャつける人もいますが、それは間違いです。
1度にたくさん塗ってしまうと肌なじみが悪くなってしまいます。少量の化粧水を2~3回にわけて塗りましょう。
また、肌をパチパチと叩く「パッティング」で化粧水を塗ってしまうと、叩くたびに肌が刺激を感じてしまうため、必ず手で優しくなじませてください。
美容液も化粧水と同様に、肌全体に行き渡るようにやさしくなじませましょう。
また、悩みが出やすい目元、鼻、口元に重ね塗りをすると、効果的に悩みをケアすることができます。
乳液やクリームの役割は、化粧水や美容液で与えたうるおいが逃げないよう、肌にフタをすることです。
また、クリームで油分を与えることで、肌の油分と水分のバランスを整え、しっとりとうるおった肌を作る役割もあります。
そのため、脂性肌の人はクリームを塗りすぎると肌の水分と油分のバランスが乱れ、ベタつきの原因になるので注意してください。
一方、乾燥肌の人は肌表面をしっかり保護してくれる、濃厚でこっくりしたクリームがオススメです。
肌の皮脂量が少ない30代以上の人は乳液だけではうるおいが物足りないため、基本的にはクリームをオススメします。
肌に合わない化粧品の使用や、肌に必要なスキンケアができていない時は肌荒れをおこします。
肌に異変を感じた時はそのまま放置せずに、正しいアフターケアをしましょう。
その場合は炎症を抑える効果のある成分が配合されている化粧品を選ぶことで、痛みを抑えることができます。
そして肌の機能を正常に戻すために、保湿力の高い化粧品でしっかりと肌に潤いを与えましょう。
メイク時にヒリヒリと痛くなった場合は、すぐにメイクを落とし、メイクをしない期間を設けましょう。
また、クレンジングや洗顔、メイク時に肌をこすりすぎると、肌にかかる摩擦の負担が大きくなり赤くなってしまうことがあります。
この場合はしっかりと保湿をして、肌に刺激を与えないためにもなるべく肌を触らないようにしましょう。
この肌荒れの対策としては、洗顔や保湿を丁寧に行うことに加えて、適度にピーリングを行うことも有用です。ピーリングをすることで、余分な汚れを取り除くことができます。
必要以上に肌をこすったり、吹き出物を潰したりしないようにしましょう。悪化の原因になってしまいます。
乾燥肌の人はしっかりと保湿をすること、脂性肌の人は保湿プラス丁寧な洗顔で、肌に余分な皮脂を残さないように気をつけましょう。
白ニキビの場合は保湿力の高い化粧品を、赤ニキビの場合は抗炎症作用のある化粧品を選ぶこともポイントです。
肌を保湿することはもちろん、クレンジングや洗顔時にはぬるめのお湯を使うことも、肌への刺激を抑えるためのポイントです。
肌荒れを悪化させないためにも、肌荒れの症状に合った正しい対策を行いましょう。
オールインワンゲルは、全てのスキンケアを1ステップで済ませられる、手軽で便利な保湿化粧品ですが、コストを抑えるために、安く手にはいる「質の良くない成分」が多く使われていることが一般的です。
そのため、オールインワンゲルを使うと、単品使いのアイテムでスキンケアするよりも高い確率で肌荒れを引き起こすことがあります。
安ければ安いほど、オールインワンゲルに使われている化学成分は多いと考えて良いでしょう。
オールインワンゲルの手軽さは魅力的ではありますが、肌荒れしやすい人にはオススメできません。
肌が荒れやすい人、化粧品負けしやすい人、敏感肌・乾燥肌の人は、上記で紹介した3つのポイントを押さえた化粧品が候補になるでしょう。
オーガニック化粧品はほぼ全ての成分が植物由来の成分なので、化学成分を使う量が格段に少なく、防腐剤までもが植物由来という特徴があります。
合成界面活性剤や合成アルコールなど、肌への刺激となる化学成分が使われていないため肌に優しい化粧品なのです。
しかし、上記で説明したように、植物成分が中心でできているので「植物アレルギー」を持つ方は注意が必要です。
植物成分にアレルギーがないかどうか、オーガニックコスメを使う前にパッチテストで確認しておきましょう。
大切なのは、「肌に刺激を与える成分は配合されていないか」「自分の肌に合わない成分は入っていないか」といった点をしっかりと見極めることです。
ドラッグストアでも「無添加」「低刺激」「敏感肌用」などの、肌に優しい化粧品が多く販売されています。
しかし、本当に肌に優しいと言えるのでしょうか?調査しました。
パラベンやアルコールなど、肌に刺激を与える成分は使われていません。
保湿成分を見る限り「高保湿」と呼べるほどのうるおい力はありませんが、ヒアルロン酸の2倍の保湿力がある「リピジュア」が配合されているので乾燥肌以外の人なら問題なく使えるでしょう。
普通肌・脂性肌の人にはオススメできる、低刺激で優秀なアイテムです。
抗炎症作用のある「グリチルリチン酸2」や保湿力の高い「ヒアルロン酸」が配合されていてますが、肌の水分を奪うアルコール「エタノール」「BG」が配合されていました。
さらに、肌に刺激を与える防腐剤である「メチルパラベン」が使われているので、肌荒れ中の人にはおすすめできません。
抗炎症作用の高い「アラントイン」という成分が配合されているので、肌の炎症を鎮静する効果が期待できます。
しかし、肌に刺激を与えてしまう「パラベン」が配合されているので。肌荒れした肌には向いていません。
肌荒れがケアされた後、刺激に強い肌を作るための化粧品と考えましょう。
コスパと使用感の良さから人気を博した酒しずくには、コメ発酵液という成分に加え、ビタミンCやビタミンB6が配合されているので、美白効果が期待できます。
価格的にもビタミンCは少量だと推測できるので、ビタミンCによる刺激の心配はないでしょう。
ですが、アルコールやメチルパラベンといった刺激的な成分を含んでいるので、肌荒れをケアしたい方は避けるべき化粧品でしょう。
プチプラ化粧品は、安く販売するために、安い成分を中心に配合されています。
「安い成分はダメ」というわけではありませんが、プチプラ化粧品の場合は、肌に刺激を与える成分が多い一方で、有効成分が少ない傾向にあります。
どんなに安くて使用感が良かったとしても、肌荒れに繋がってしまっては意味がありません。
プチプラ化粧品の中から基礎化粧品を選ぶ場合は、成分に何が配合されているかをきちんと確認しましょう。
見た目が可愛い外資系ブランドの化粧品は持っているだけで気分が高まりますが、日本人の肌との相性は果たして良いのでしょうか?
どのスキンケアアイテムにも「エタノール」配合されているほか、肌荒れに向いた有効成分の数も少ないので肌荒れしやすい方には向いていません。
使用感を良くするための成分が多いので、使い心地重視のブランドでしょう。
化粧水を見てみると、肌への刺激が強いDPGや香料が多く配合されていたので、使用すると逆に肌荒れが悪化してしまう恐れがあります。
また、「保湿化粧水」という売り出し方でしたが、セラミドのような肌内部のうるおいをサポートする成分は配合されていないので、肌荒れケアには不向きです。
どのアイテムにも防腐剤であるパラベン類が2種類以上使われていることや、分子が大きくて毛穴に詰まりやすい合成ポリマー(増粘剤)の配合量が多いので、肌荒れ時使うと刺激を強く感じやすいでしょう。
また、ハイブランドの化粧品には莫大な広告費がかかっていたり、フルオーダーの凝った容器にするための料金が発生しているので、中身の成分にそぐわない価格設定になっていることも多いものです。
配合はプチプラ化粧品と変わらなくても、化粧品の価格が数倍以上になることだって珍しくありません。
荒れた肌はとても敏感で、肌荒れは悪化すればするほどケアするのは難しくなります。
ツヤやかで美しい肌を手に入れたいのであれば、ブランドではなくて成分表示を見て選ぶことが大切です。
女性は年齢とともにスキンケアも変えていかなくてはなりません。特に更年期は女性の肌にとても深く関係しているのです。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンがあります。
エストロゲンには、水分保持やコラーゲンの合成、シワやたるみの予防といった働きがあります。そしてプロゲステロンには、皮脂の分泌を促す働きがあるのです。
どちらも肌にとって欠かせないホルモンでので、女性ホルモンが減少してバランスが崩れてしまうと、肌が乾燥しやすくなったり、肌のバリア機能が低下して肌が荒れたりします。
閉経は50歳頃にくるケースが平均的ですが、早い場合だと40歳前半、遅い場合では50歳後半と個人差があるため、「自分は更年期だ」と判断が難しいのも事実です。
以下の項目に多く当てはまる方は更年期の可能性が高いので、更年期が原因で肌が荒れていると考えられます。
更年期が原因の場合は、リラックスする時間をもうけたり、体を冷やさないようにしたりして、体の中からケアするのが大切です。
化粧品負けを経験したり、どんな化粧品を使っても肌荒れがケアされない場合、「むしろスキンケアをしないほうがいいのかも…?」と考えてしまうかと思います。
実際、「水洗顔」や「肌断食」という肌本来の機能を生かしたシンプルスキンケアが流行っていますよね。
しかし、肌荒れ時は肌の機能が衰えている状態です。
そんな時に化粧品でのスキンケアを怠ると、かえって肌荒れが悪化してしまいます。
自分で判断するのが難しい場合は、皮膚科で診断してもらうことをおすすめします。皮膚科の利用については以下を参考にしてみてください。
皮膚科では肌荒れの原因を正確に診断してくれます。そして、その原因に対して正しいケア方法を指導してくれますし、「治療」をしてもらえます。
皮膚科で処方される薬には、保湿剤やステロイド剤、抗生剤などがあります。どれも即効性が高いため、悩みが改善しないときには皮膚科の受診を検討しましょう。
ただし、皮膚科で処方されるのは、あくまでも肌荒れを治す薬です。
「マイナスをゼロ」にしてくれたとしても、「ゼロをプラス」にしてくれる美肌効果はありません。
化粧品に負けない強い肌を作るためには、皮膚科で治療したあとに低刺激な化粧品で毎日スキンケアすることが大切になることは覚えておきましょう。
ここまで「化粧品と肌荒れ」について解説してきましたが、肌荒れは生活習慣も大きく関与しています。
「生活が乱れると肌が荒れる」というのは何となく理解しているとは思いますが、それぞれどのような影響を与えるのか解説します。
そのため睡眠不足になると、ホルモンが不足して新しい細胞が生まれないため、肌機能がうまく働かなくなってしまうのです。
睡眠不足を解消するためには
ちなみにホルモンの分泌は、眠り始めてから2~3時間後に最も活発になるので、最低3時間は睡眠時間を確保しましょう。
血行が良くなると、顔色が明るくなりトーンアップして見えたり、栄養が血液に乗って肌の隅々まで運ばれて美肌を育んでくれます。
運動は健康にだけでなく肌の美しさに対してもメリットがたくさんあるのです。
さらに、肌に届けられる栄養は、体の各器官に届けられた後に残った分だけなので、しっかり栄養を摂らなければ、肌にまで栄養分が行き渡りません。
特にタンパク質は肌をつくるもととなる栄養なので、しっかり摂って下さいね。
化粧品で荒れてしまった肌は、「適切な化粧品で正しいスキンケア」をすることでケアすることができます。
使った化粧品が合わなかった場合は、まずは使用を中止し、低刺激で肌荒れに効果的な化粧品に切り替えていきましょう。
それと同時に、日々の生活習慣も見直して、強くて健康な肌を育んでいくことが大切です。
「こんなに肌が荒れた姿見られたくない」「化粧もできないし最悪だ…」と諦める必要はありません。スキンケアをすればしっかり肌は応えてくれるので、ぜひあなたにぴったりの化粧品を見つけてくださいね。
◇参考文献
吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
朝田 康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
鈴木 一成『化粧品成分用語事典2012』
その悩みが改善されないのは、実は化粧品の成分だけではなく、化粧品以外にも様々な原因があります。
筆者は今まで何度も化粧品で肌が荒れましたが、その経験から分かったのは「肌に優しいだけの化粧品」使ってケアを行うのみでは不十分だということです。
「肌が荒れやすい」という根本的な悩みまでケアできる化粧品でなければ、化粧品負けしない強い肌を作ることはできません。
今回は化粧品を使って肌が荒れてしまった人へ向けて、原因と対策方法、そして刺激に強い肌にしてくれるオススメの化粧品をご紹介します。
◆低刺激で肌に優しいおすすめ化粧品5選◆
1位 HANAオーガニック
95%以上オーガニック、肌への優しさにこだわりあり
2位 アヤナス
敏感肌専門ブランド、高保湿・エイジングケアもできる
3位 エトヴォス
全商品にヒト型セラミド配合、パラベン不使用
※クリックすると下部の詳細情報へジャンプします1位 HANAオーガニック
95%以上オーガニック、肌への優しさにこだわりあり
2位 アヤナス
敏感肌専門ブランド、高保湿・エイジングケアもできる
3位 エトヴォス
全商品にヒト型セラミド配合、パラベン不使用
先に肌荒れ中でも使えるおすすめ化粧品を見る
目次
- 化粧品を使って肌荒れした時、すぐやるべき緊急対処法
- 化粧品を使うと肌が荒れる8つの原因と対処方法
- 要注意!肌荒れを起こしやすい化粧品成分・特徴
- 肌にやさしくて肌荒れしにくい!低刺激で安心な化粧品の選び方
- 化粧品で肌が荒れやすい人にオススメの化粧品ランキング
- 低刺激で肌に優しいおすすめ化粧品3選
- 間違った化粧品の使い方は肌荒れにつながる!正しいスキンケア法
- 肌荒れした時の正しい対処方法
- オールインワン化粧品は便利だが肌が荒れるリスクがある
- オーガニック化粧品は肌に優しいが注意点がある
- ドラッグストアのプチプラ化粧品は肌荒れのリスクが高い?
- 外資系ブランド(デパコス)は肌荒れしやすい化粧品ばかり?
- 肌が荒れるのは「年齢」も関係あり!更年期世代は要注意
- 肌荒れを起こしたら化粧品を使わない!は絶対にダメ
- 化粧品を変えても肌荒れが治らない時は皮膚科へ
- 生活習慣を見直して、肌荒れを改善&予防!
《ガイド:川上麻里佳》
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。
化粧品による肌荒れの緊急処置と肌荒れの原因・対策
化粧品を使って肌荒れした時、すぐやるべき緊急対処法
まず、今まさに使っている化粧品で肌が荒れて赤みが出たり、ピリピリしたりしている方へ「今すぐやるべき対処方法」をお伝えします。
放置すると痒みが出てくるなど、さらに悪化するので、まずは以下の対策をとってください。
顔をすぐに水ですすぐ
ワセリンやホホバオイルなど「油分」だけでできた化粧品で取り急ぎの保湿をする
その後の対応は「化粧品を使ってどのように荒れたか」「肌が荒れた原因は何だったのか」によって変わるので、これから解説していきます。
化粧品を使うと肌が荒れる8つの原因と対処方法
化粧品で肌が荒れてしまった原因は、「使った化粧品が合わなかったから」だけではありません。
「自分がなぜ化粧品で肌が荒れたのか」をしっかり理解し、正しい対処方法を行いましょう!
原因1:疲労やストレスなどで体調が悪かった
体調が悪い時は肌の免疫力も低下しており、化粧品の成分に過剰反応してしまった結果、肌が荒れることがあります。体調不良でおこる肌荒れ
・肌が痒くなる
・ヒリヒリとした痛みを感じる
・肌が赤くなる、腫れる
・ニキビやポツポツと吹き出物ができる
化粧品やスキンケア方法を変えていないのに、体調不良のタイミングで肌トラブルがあらわれた場合は、肌自体の免疫力が低下していることが肌荒れの原因でしょう。
対処方法
この場合は化粧品が原因ではないため、化粧品を買い換えるよりも、ゆっくりと体を休めて健康面(体の内側)から肌を整えましょう。十分な睡眠と、栄養バランスのとれた食事が大切です。
原因2:季節の変わり目
季節の変わり目は、気温や紫外線量も変化します。いつも通りのスキンケアだけだと、その季節ならではのダメージを十分にケアできず、肌が荒れる場合があります。
また、季節の変わり目は体調を崩しやすく、免疫力低下による肌荒れも起きやすい時期です。
季節の変化でおこる肌荒れ
◆春・秋
花粉やホコリなどの飛散物による毛穴の詰まり、寒暖差による肌のカサつきやゴワつき
◆夏
紫外線やエアコンによる乾燥、皮脂量の増加によるベタつき
◆冬
気温の低下によるくすみ、空気の乾燥によるインナードライ
季節の変わり目に化粧品を使うと肌が荒れがちな人は、化粧品そのものに問題があるというよりも季節に応じたケアが不足しています。
対処方法
十分にうるおった肌は「バリア機能」が高くなります。季節に左右されず、常に外からの刺激に強い肌を作るためにも、高保湿成分であるセラミドが配合された保湿クリームなどを使ってスキンケアを続けると効果的です。原因3:生理前や妊娠中、産後などで女性ホルモンのバランスが崩れていた
生理前後や妊娠中などに女性ホルモンの分泌が不安定になると、肌は大きな影響を受けます。特に、産後や閉経後は女性ホルモンが急激に減るため、肌トラブルを起こしやすい状態です。
この場合、化粧品が原因で肌が荒れているのではなく、「体の中の女性ホルモン」の問題で肌が荒れていると考えられるため、化粧品を変える必要はありません。
対処方法
大豆製品を積極的に食べたり、体を温めたりして少しでも女性ホルモンが安定する生活を送ることで肌荒れを防ぐことができます。原因4:アイテムを正しく使えておらず肌に刺激を与えていた
肌に合う化粧品を使っていたとしても、アイテムの使い方や使う順番を間違えてしまうと、肌に負担がかかり肌荒れを起こすことがあります。スキンケア不足はもちろんですが、過度なスキンケアも肌荒れの原因です。
化粧品の使い方を間違うとおこる肌トラブル
・スキンケアをしても肌がうるおわない
・肌がベタつく
・肌悩みが解消されない
スキンケアは「すればするほど」効果が発揮されるものではありません。
例えば、洗顔をしすぎると必要なうるおいまで奪われますし、脂性肌の人がクリームを塗りすぎるとニキビの原因になります。
一つ一つのアイテムを正しく使うことも、肌荒れしない肌づくりには欠かせないのです。
対処方法
化粧品を使う前に、アイテムを使用する順番、正しい使用方法を必ず確認しましょう。大抵の化粧品の場合、化粧品の箱に書いてあるので、それに沿った方法でスキンケアをすることが大切です。
原因5:化粧品に含まれる成分にアレルギーを持っていた
敏感肌や乾燥肌ではないのに化粧品で肌トラブルが起きた人は、化粧品に含まれる成分にアレルギーをもっている可能性があります。アレルギー反応による肌トラブル
・肌が痒くなる
・肌が赤くなる、腫れる
・ヒリヒリとした痛みを感じる
「自分にアレルギーはない」と思っていても、去年まで花粉症ではなかった人が今年から突然花粉症になるように、化粧品のアレルギーも突然起きます。
「化粧水にだけ刺激を感じる」「美容液を使うと痒くなる」などの場合は、特定の成分にアレルギーを持っている可能性が高いと思ってください。
対処方法
どの成分でアレルギー反応が起きたのか素人で判断することはできません。該当する化粧品を皮膚科に持って行き、医師に相談しましょう。
原因6:肌の刺激となる成分が配合された化粧品を使っていた
肌への刺激が強い成分の代表例は、香料・着色料・界面活性剤です。肌が弱い人がこれらの成分の含まれた化粧品を使うと、肌荒れが生じる可能性があります。
刺激成分が引き起こす肌トラブル
・肌が痒くなる
・肌が赤くなる、腫れる
・ヒリヒリとした痛みを感じる
特に、肌が乾燥している時は肌のバリア機能が低下しているので、刺激成分をより強く感じることがあります。
対処方法
刺激的な成分が少ない、肌に優しい化粧品に切り替えましょう。それでも肌荒れする場合は、特定の成分に対してアレルギーを持っている可能性があります。その際は、該当の化粧品を持って皮膚科で相談をしてください。
原因7:肌が乾燥しているのに美白ケアに力を入れていた
美白成分の中には刺激が強いものが多く、肌に負担がかかることがあります。また、乾燥した肌は些細な刺激にも敏感に反応してしまうため、乾燥肌に美白化粧品を使うことも肌が荒れてしまう原因です。
美白化粧品が引き起こす肌トラブル
・ヒリヒリとした痛みを感じる
・肌が赤くなる、腫れる
・肌が痒くなる
・肌のカサつきやゴワつき
・シミやそばかす、くすみ
美白化粧品の中でも、美容効果が高いイメージのある「ビタミンC」は、肌の水分を奪う作用もあるので乾燥肌の人は要注意です。
また、美白化粧品はシミやくすみを予防するために作られているので、保湿力が弱いものが多いことも、美白ケアが肌荒れにつながる原因の1つです。
対処方法
乾燥肌の人は、まずは美白ケアよりも保湿ケアを徹底しましょう。そのうえで、保湿力が高い成分がたっぷり配合された美白化粧品かどうか見極めることが大切です。
原因8:化粧品が劣化していた
化粧品は空気中の酸素に触れることで、どんどん酸化して劣化してしまいます。また、指で化粧品をすくい取るジャー容器では、化粧品の中身に直接手が触れることで雑菌が入り込み、菌が繁殖する場合もあります。
酸化して劣化していたり、菌が繁殖したりしている化粧品は、当然ながら肌への刺激を与えるため、肌が荒れてしまうのです。
化粧品の劣化が原因の肌トラブル
・肌のくすみ
・シミやそばかす
・ニキビや吹き出物
・肌が痒くなる
対処方法
1度開封した化粧品は半年以内に使い切るのが理想的です。肌に優しい化粧品を使っているはずなのに肌が荒れるという方は、古い化粧品を使っていないかチェックしてみてくださいね。
肌荒れ中でも使えるおすすめ化粧品を見る
肌荒れをケア&予防する化粧品とスキンケア方法
要注意!肌荒れを起こしやすい化粧品成分・特徴
一口に「化粧品で肌が荒れた」といっても、原因は様々であることをお伝えしましたが、やはり1番多いのは「刺激的な成分で肌が荒れる」ことです。
そこで、「肌に刺激を与えやすい化粧品の成分・特徴」について詳しく解説していきます。
使うと肌荒れしやすい化粧品5つの特徴
効果が高い成分や化粧品だとしても、人によっては肌荒れを起こす可能性が高い化粧品もあります。ハイドロキノン配合の化粧品
ハイドロキノンは、高い美白効果があり、シミ予防や既にできてしまったシミへの効果が期待できる成分です。しかし、高い効果が得られる反面、肌への刺激が強い成分でもあるため肌に合わない人もたくさんいます。
◆ハイドロキノンによる肌トラブル
・肌の赤みや炎症
・ヒリヒリ、ピリピリとした痛み
・かゆみ
・紫外線にあたるとシミが濃くなる
・肌の赤みや炎症
・ヒリヒリ、ピリピリとした痛み
・かゆみ
・紫外線にあたるとシミが濃くなる
ビタミンCたっぷりの化粧品
ビタミンCもハイドロキノンと同じく美白効果の高い成分です。さらに、ハイドロキノンよりも安価で簡単に配合できるため、多くの美白化粧品に配合されています。
ただ、ハイドロキノンほどではありませんが、敏感肌の人に取っては刺激を感じやすい成分です。
さらに、ビタミンCには肌を乾燥させる特徴があります。肌は乾燥すると刺激を受けやすくなるので、乾燥肌・敏感肌の人は避けた方がよい成分です。
◆ビタミンC配合成分による肌トラブル
・肌のカサつき
・ヒリヒリ、ピリピリとした痛み
・肌の赤み
・肌のカサつき
・ヒリヒリ、ピリピリとした痛み
・肌の赤み
合成着色料配合の化粧品
着色料の中でも特に気をつけたいのがタール色素です。赤色〇〇や青色〇〇と成分表に表示されているタール色素は、数ある色素成分の中でも特に刺激が強いので注意してください。
そもそも着色料はスキンケアには一切必要ない成分なので、化粧品で肌荒れした経験がある方は着色料が配合されていない商品を選ぶことをオススメします。
◆合成着色料による肌トラブル
・皮膚への色素沈着
・肌が痒くなる
・皮膚への色素沈着
・肌が痒くなる
合成界面活性剤配合の化粧品
合成界面活性剤とは、洗浄剤や乳化剤として配合される成分で、洗顔料には「洗浄剤」として配合されており、保湿アイテムには水分と油分をなじませる「乳化剤」として配合されています。そもそも、界面活性剤には「分離しやすい水と油を混ぜ合わせる働き」があります。
化粧品作りにおいて必要不可欠な成分ですが、中には肌への刺激が強い合成界面活性剤もあります。
肌が弱い人は比較的刺激が少ない、以下にご紹介する非イオン系の合成界面活性剤が使われている化粧品を選びましょう。
☑︎非イオン系の界面活性剤
◆界面活性剤によって出る肌トラブル
・肌が痒くなる
・ヒリヒリ、ピリピリとした痛み
・吹き出物
・肌が痒くなる
・ヒリヒリ、ピリピリとした痛み
・吹き出物
洗浄力が高すぎる洗顔料
洗顔料の洗浄力が高すぎると、肌に必要な油分や常在菌まで洗い流してしまいます。洗いすぎによって乾燥肌や敏感肌を作ってしまい、結果的に刺激を受けやすい肌になってしまうのです。化粧品負けしやすい人は、洗顔後にさっぱりするような、洗浄力の強すぎる洗顔料は避けましょう。
フォームタイプの洗顔料は洗浄力が高すぎる傾向にあるため、固形石けんタイプの洗顔料をオススメします。
◆高い洗浄力の洗顔によって出る肌トラブル
・ヒリヒリとした痛み
・肌が痒くなる
・肌のカサつきやゴワつき
・肌のつっぱり
・ヒリヒリとした痛み
・肌が痒くなる
・肌のカサつきやゴワつき
・肌のつっぱり
フェノキシエタノールは実は肌に優しい防腐剤
刺激があると勘違いされやすい成分の1つに「フェノキシエタノール」があります。フェノキシエタノールは防腐剤として使われています。日本では「化粧品の全成分のうち1%以下しか配合してはいけない」と使用を厳しく制限されているので、日本製の化粧品でフェノキシエタノールが配合されていても問題ありません。
もちろん、全ての人に問題がないと言いきることはできませんが、「防腐剤だからダメ」というわけではないのです。
防腐剤・殺菌剤を不使用のほうが危険な場合がある!
防腐剤や殺菌剤が一切配合されていないと、化粧品はすぐに劣化し、菌が繁殖してしまいます。たしかに、防腐剤や殺菌剤は多く配合されると肌に刺激を与えてしまいかねません。
しかし、化粧品の品質を保ち、安全に使うにはある程度の防腐剤や殺菌剤はどうしても必要です。そのことを理解しておきましょう。
ちなみに
「エタノール」と「フェノキシエタノール」は全くの別物です。エタノールはアルコールの1種で、肌への刺激が強いので注意してください。
「エタノール」と「フェノキシエタノール」は全くの別物です。エタノールはアルコールの1種で、肌への刺激が強いので注意してください。
肌荒れ中でも使えるおすすめ化粧品を見る
肌にやさしくて肌荒れしにくい!低刺激で安心な化粧品の選び方
化粧品負けをしやすい人、化粧品で肌荒れしてしまった経験がある人に向けて、「肌荒れを引き起こす可能性が高い成分を避けた化粧品」をご紹介します。
「低刺激で安心な化粧品」の判断基準は以下の3つのポイントです。
肌刺激成分を配合していないか
アルコールや合成着色料など、肌への刺激になる成分は化粧品で肌荒れする原因なので必ず避けましょう。
保湿成分が配合されているか
乾燥はあらゆる肌トラブルの原因です。
保湿成分がたっぷり配合された化粧品で肌をうるおすと、「肌のバリア機能」が高くなって刺激に強くなるだけでなく、シミ・ハリ不足・目の下のクマ・ニキビなどの肌トラブルを防ぐこともできます。
トライアルセットで一定期間お試しできるか
どんなに肌に優しい化粧品を選んでも、人の肌はそれぞれ違うので「その化粧品が合う・合わない」という問題は必ず出てきます。
トライアルセットがあれば、数日間にわたって試すことで肌との相性をチェックできるので、1週間以上試せる化粧品を選びましょう。
アルコールや合成着色料など、肌への刺激になる成分は化粧品で肌荒れする原因なので必ず避けましょう。
保湿成分が配合されているか
乾燥はあらゆる肌トラブルの原因です。
保湿成分がたっぷり配合された化粧品で肌をうるおすと、「肌のバリア機能」が高くなって刺激に強くなるだけでなく、シミ・ハリ不足・目の下のクマ・ニキビなどの肌トラブルを防ぐこともできます。
トライアルセットで一定期間お試しできるか
どんなに肌に優しい化粧品を選んでも、人の肌はそれぞれ違うので「その化粧品が合う・合わない」という問題は必ず出てきます。
トライアルセットがあれば、数日間にわたって試すことで肌との相性をチェックできるので、1週間以上試せる化粧品を選びましょう。
化粧品で肌が荒れやすい人にオススメの化粧品ランキング
商品名 | 総合評価 | 肌への優しさ | ケアできる肌悩み |
---|---|---|---|
肌に優しく美容成分が豊富。100%オーガニック成分なので安心。 | 着色料・香料・石油系界面活性剤など不使用 | ・肌本来の力を高める ・肌を明るくケアする |
|
敏感肌用に作られているので肌荒れしにくい+エイジングケアまでできる | 着色料・香料・アレルギーテスト済 | ・乾燥によるくすみ、ハリ不足 ・しわ、たるみ毛穴、黄くすみ |
|
保湿成分が豊富で敏感肌にも適応している。他商品にはない保湿成分の組合せ。 | 着色料・香料・石油系界面活性剤など不使用 | ・極度な乾燥 |
|
無添加なので肌が弱い人も使える。コスパが良いので手軽に試すことができる。 | 着色料・香料・石油系界面活性剤など不使用 | ・エイジングケア |
|
オーガニック植物を使用。みずみずしい使用感でさらっとした仕上がり。 | 全てのアイテムに香料配合 | ・毛穴トラブル ・ニキビ |
オラクルは肌に優しくニキビや毛穴をケアできる化粧品ですが、保湿力が少々低いため乾燥肌・敏感肌の人には不向きです。
ファンケルは肌への刺激となる、防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤不使用で肌に優しい化粧品です。
美容成分には、セラミドやコラーゲンをたっぷり配合しているので、エイジングケアしたい方にお勧めできる化粧品と評価できます。
エトヴォスは全てのアイテムに高保湿成分であるセラミドが配合されており、一般的な保湿化粧品よりも高い保湿効果が期待できます。
合成香料・着色料・合成界面活性剤・パラベン・シリコンなど、肌への刺激になる成分が配当されていないので、化粧品負けしやすい人にはぴったりの化粧品です。
アヤナスは、肌のバリア機能をサポートすることで肌荒れしにくい状態を目指す敏感肌用の化粧品です。
敏感肌用ときくと、低刺激なだけという印象ですが、アヤナスは本格エイジングケアまでできるので、30代以上の方に特におすすめします。
HANAオーガニックは、天然100%のオーガニック化粧品です。
また、ローズポリフェノールやローズプラセンタが配合されているので、くすみケアにも効果的です。
ビタミンC誘導体やハイドロキノンなど、肌を刺激する美白成分を配合せずに透明感を引き出すことができるので、荒れた肌でも安心して使うことができます。
低刺激で肌に優しいおすすめ化粧品3選
100%天然成分で肌に優しい
HANAオーガニックの製品は配合成分の100%が天然由来成分なので、肌への刺激がほとんどありません。防腐剤もサトウキビ由来のものを使用しているので、安心して使える化粧品です。
また、植物成分は化学的な成分と異なり「肌そのものの機能」を高められるため、継続して使うことで刺激に強い肌を育むことができます。化粧品で肌が荒れがちな人にとってはぴったりと言えるでしょう。
6種の花精油でうるおいを長時間キープ
花精油(オイル)には高い保湿力があるだけでなく、アロマテラピー効果もあります。・ダマスクローズ:抗酸化作用、美白作用
・イランイラン:リラックス効果
・ネロリ:アンチエイジング効果
・ラベンダー:リラックス効果
・ゼラニウム:皮脂分泌の調整、血行を良くする
・クラリセージ:抗炎症作用
・イランイラン:リラックス効果
・ネロリ:アンチエイジング効果
・ラベンダー:リラックス効果
・ゼラニウム:皮脂分泌の調整、血行を良くする
・クラリセージ:抗炎症作用
これら6つの花精油がうるおいを与えてくれるので、肌に透明感やハリツヤが出てきます。
また、香りのアロマテラピー効果によって女性ホルモンを整えてくれたり、リラックス効果による血行促進作用も期待できるので、体の中からも肌の調子を整えてくれるのです。
7日間たっぷりと試せる
化粧品で肌荒れをした経験があるからこそ、「新しい化粧品を試すのは怖い…」「次の化粧品はちゃんと肌に合うかな…」と不安になると思いますが、HANAオーガニックのトライアルセットは、1週間たっぷり使える容量です。また、外国のオーガニック化粧品は輸入コストがかかるため高額なものが多いですが、HANAオーガニックは国産なので、低価格で気軽に試せるのも嬉しいポイントです。
HANAオーガニック公式サイトへ
◆HANAオーガニックの口コミをチェック
良い口コミ
悪い口コミ
良い口コミ
- HANAオーガニックを使い始めてから化粧ノリがよくなりました
- 肌がうるおって、トーンも明るくなって肌がキレイと褒められました
- ローズの香りでとてもリラックスできます
悪い口コミ
- 乾燥肌なので保湿力が少し物足りなかったです
- クレンジングが少しベタつくように感じました
- 使い続けたいけど現品は高くてそろえられません
透明感のある肌を目指す人にオススメ!
口コミを分析すると、「肌のくすみがなくなった」「肌がトーンアップした」などの内容が多く見られました。一方で、保湿力が足りないとの意見もありましたが、オーガニックコスメは時間をかけて肌本来の力を引き出すことが特徴です。一時的に保湿感を与えるためのような過度な保湿成分は配合されていません。
オーガニックコスメの使い始めは肌の乾燥を感じることありますが、慣れないうちは美容液と乳液を二度づけすることをオススメします。
総合的に見ると「化粧ノリが良くなった」「肌が荒れにくくなった」などの口コミが目立ったので、HANAオーガニックは肌の調子を整える効果への満足度が高い化粧品と言えます。
最安値情報
HANAオーガニックのトライアルセットは、公式サイトでしか購入できません。他サイトでは、本商品のみの取り扱いです。
また、公式サイトから購入すると、送料無料や返品保証などのサービスを受けることができます。
HANAオーガニック公式ページへ
ストレスによる肌荒れもケア
ストレスや睡眠不足は、皮膚温度の低下を引き起こして、バリア機能を弱めてしまいます。アヤナスの化粧水は、ストレスは睡眠不足などによるバリア機能が低下するのをセラミドを含む独自成分でケアできるようになっています。
肌にたっぷりのうるおいを与える高保湿効果はもちろん、肌のバリア機能をも高めてくれるので、敏感肌を徹底的にケアしてくれます。
定期購入は通常価格より10%オフ
トライアルセットで気に入った後も定期コースであればいつでも10%オフで購入することができます。通常価格5,000円が定期購入であれば4,500円(税抜)です。
エトヴォスやHANAオーガニックと比較すると価格は高めですが、送料や手数料が無料なのは嬉しいですね。
トライアルセットは1,370円(税抜)で10日間試すことができます。
アヤナスは敏感肌だけどエイジングケアも頑張りたい人におすすめ!
アヤナスは敏感肌×エイジングケアができる化粧水です。口コミではうるおい効果への実感力に合わせて、理想的な肌に近づいているという満足している意見が目立ちました。
一方、若い世代は本商品が高いことをネック感じています。敏感肌だけど、肌に優しい低刺激エイジングケアしたいという大人世代の方へはおすすめです。
アヤナスを最安値で試すなら?
アヤナスは通販限定の化粧品で、お得なお試しセットや定期購入は公式サイトだけの取扱いになっています。
楽天やAmazonなどの大手通販サイトでは第三者が販売している「転売商品」になるので注意しましょう。
万が一肌に合わなかったときのアフターフォローもないので、公式ページからの購入がおすすめです。
アヤナス公式ページへ
※定期ルール・割引は変更になる可能性がありますので、上記の公式ページより最新情報をご確認ください。
皮膚科学に基づいた低刺激処方
エトヴォスの最も大きな特徴は、皮膚科学に基づいて研究開発されているという点です。専門家との共同開発で、肌への優しさ・保湿力の高さにこだわって作られているため、化粧品で肌荒れをした経験がある人に向いている化粧品です。
高保湿成分ヒト型セラミドを高配合
エトヴォスにはヒト型セラミドが5種類も配合されています。セラミドとはもともと人間が持っている保湿成分で、このセラミドが減少すると、乾燥肌や敏感肌になってしまいます。
エトヴォスには数十種類あるセラミドの中でも「ヒト型セラミド」といって、保湿力と浸透力が高い種類のセラミドがたっぷりと配合されています。
長時間うるおいを保津ことで肌のバリア機能を高めてくれるので、化粧品に負けなはい強い肌へと導くのです。
また、セラミドはもともと人の皮膚にある成分であり刺激も少なく、化粧品負けによる肌荒れにも適しています。
2週間じっくり試せる
エトヴォスのトライアルセットは、他のメーカーと比べても長い期間である「2週間分」の容量です。長い期間じっくりと試せるのは、肌荒れ解消にとって嬉しいポイントですよね。
使用感や肌に合うかだけでなく、肌荒れの変化もじっくりと見極めることができます。
良い口コミ
悪い口コミ
- 敏感肌だったけど、エトヴォスは使うほど肌が落ち着いていくので試して良かったです。
- 伸びがよく、しっかり保湿されるので使っていて気持ちいい。
- 人に褒められるほど肌の調子が良くなりました!
悪い口コミ
- 夏に使うとベタつきが残ります。
- 思っていたよりも量が少なくてびっくりしました。伸びが良いからまだしも、開けて見た時残念でした。
- 使っていると吹き出物ができてしまいました。
乾燥肌、肌に潤いを与えたい人にオススメ!
「乾燥肌が解消した」「肌のカサつきがなくなった」など、保湿効果に満足したとの口コミがエトヴォスでは多く見られました。セラミドをはじめ、たっぷりの保湿成分が配合された化粧品だからこそでしょう。エトヴォスの保湿力を評価する口コミの中には「ヒビ割れまでケアできた」との口コミもあるほどです。
一方の悪い口コミでは、ベタつきが感じられるという内容が多くありました。もしベタつき感が気になる場合には、クリームの量を少なくするとほどよいしっとり感になるので使用量を調整してみてください。
最安値情報
エトヴォスのトライアルセットの最安値は公式ページからの購入です。楽天・アマゾンでも購入できますが、第三者の転売で割高になっています。
公式ページは、500円割引をはじめ、送料無料や返品保証があったりと様々な特典があります。さらに、公式サイトに会員登録しておくと、1ポイント1円で使えるポイントも溜まるのでオススメです。
エトヴォス公式ページへ
間違った化粧品の使い方は肌荒れにつながる!正しいスキンケア法
化粧品負けによって肌が荒れる原因の1つには、間違ったスキンケア方法があります。
どんなに美肌効果が高い化粧品でも、間違った使い方をすると「肌荒れの原因」になってしまうのです。
化粧品の使い方の基礎をしっかりと押さえ、毎日丁寧にスキンケアをしましょう。
クレンジングの正しい使い方
- クレンジングは規定の倍以上の量を使う
- ティッシュの上をクレンジングしているイメージで優しく手を動かす
- すすぎ残しがないように、ぬるま湯をなんどもかけ流す
クレンジング際によってメイクをしっかり落とすことができるので、メイク残りによる肌への刺激もありません。
ゴシゴシと擦ってしまうと、肌荒れの原因となるので注意しましょう。
洗顔料の正しい使い方
- 念入りに泡立て、顔と手が直接触れないくらいの量・弾力の泡で洗う
- 下から上に円を描くように手を動かして毛穴汚れもしっかり落とす
洗顔では、顔に残った汚れをしっかりと洗い流すことが重要です。
キメが細かい泡であれば、毛穴の奥まで入り込みしっかりと汚れを吸着してくれます。洗顔ネットを使って十分に泡立てましょう。
また、顔の毛穴は下向きなので、下から上に向かって洗うことで、毛穴の奥に溜まった汚れをさらにしっかりと落とすことができます。
化粧水の正しい使い方
- コットンではなく手で優しくなじませる(パッティングはNG)
- 重ね付けは2〜3回で十分
化粧水は次に使うアイテムの効果や美容成分の浸透を高める役割があるので、「肌のすみずみまで行き渡らせること」がとても重要です。
化粧水を水のようにバシャバシャつける人もいますが、それは間違いです。
1度にたくさん塗ってしまうと肌なじみが悪くなってしまいます。少量の化粧水を2~3回にわけて塗りましょう。
化粧水は1度にたくさんなじませると肌に浸透せず、肌の上に乗っただけの状態になり、肌全体に行き渡らなくなるので少量を分けて使った方が良いのです。
また、肌をパチパチと叩く「パッティング」で化粧水を塗ってしまうと、叩くたびに肌が刺激を感じてしまうため、必ず手で優しくなじませてください。
美容液の正しい使い方
- 適量を手に取り、手のひら全体に広げる
- 気になる部分には重ね付けする
美容液も化粧水と同様に、肌全体に行き渡るようにやさしくなじませましょう。
また、悩みが出やすい目元、鼻、口元に重ね塗りをすると、効果的に悩みをケアすることができます。
乳液・クリームの正しい使い方
- 乾燥が気になる時はクリームの方がオススメ
- つけすぎに注意!べたつかない程度に薄く伸ばす
乳液やクリームの役割は、化粧水や美容液で与えたうるおいが逃げないよう、肌にフタをすることです。
また、クリームで油分を与えることで、肌の油分と水分のバランスを整え、しっとりとうるおった肌を作る役割もあります。
そのため、脂性肌の人はクリームを塗りすぎると肌の水分と油分のバランスが乱れ、ベタつきの原因になるので注意してください。
一方、乾燥肌の人は肌表面をしっかり保護してくれる、濃厚でこっくりしたクリームがオススメです。
乳液とクリームはどっちを選べばいい?
乳液はクリームと比べると油分が少ないアイテムです。肌の皮脂量が少ない30代以上の人は乳液だけではうるおいが物足りないため、基本的にはクリームをオススメします。
化粧品は正しく使用することで、本来の効果が発揮されます。さっそく今日から「正しいスキンケア方法」を意識して、実践してくださいね。
肌荒れした時の正しい対処方法
肌に合わない化粧品の使用や、肌に必要なスキンケアができていない時は肌荒れをおこします。
肌に異変を感じた時はそのまま放置せずに、正しいアフターケアをしましょう。
症状① ヒリヒリ肌荒れ
原因…乾燥肌、敏感肌、化粧かぶれなど対策方法
ヒリヒリとした痛みを感じる場合は肌が炎症を起こしています。その場合は炎症を抑える効果のある成分が配合されている化粧品を選ぶことで、痛みを抑えることができます。
そして肌の機能を正常に戻すために、保湿力の高い化粧品でしっかりと肌に潤いを与えましょう。
メイク時にヒリヒリと痛くなった場合は、すぐにメイクを落とし、メイクをしない期間を設けましょう。
症状② 真っ赤に肌荒れ
原因…乾燥肌、敏感肌、化粧かぶれ、摩擦対策方法
肌が赤くなり腫れる場合も、炎症の部類に含まれます。この場合も、抗炎症作用のある成分を重視して化粧品を選びましょう。また、クレンジングや洗顔、メイク時に肌をこすりすぎると、肌にかかる摩擦の負担が大きくなり赤くなってしまうことがあります。
この場合はしっかりと保湿をして、肌に刺激を与えないためにもなるべく肌を触らないようにしましょう。
症状③ ポツポツ肌荒れ
原因…敏感肌、毛穴の汚れ、摩擦、肌の老化対策方法
肌が敏感であるほど、ポツポツ肌荒れは起こりやすい傾向にあります。また、肌の老化によりターンオーバーが乱れることで、肌に汚れや角質が溜まりやすくなり毛穴に詰まってしまうこともポツポツ肌荒れの原因です。この肌荒れの対策としては、洗顔や保湿を丁寧に行うことに加えて、適度にピーリングを行うことも有用です。ピーリングをすることで、余分な汚れを取り除くことができます。
必要以上に肌をこすったり、吹き出物を潰したりしないようにしましょう。悪化の原因になってしまいます。
症状④ ニキビ
原因…乾燥肌、毛穴の汚れ、生活習慣の乱れ対策方法
大人ニキビは跡が残りやすいので、決して潰さないようにしましょう。乾燥肌の人はしっかりと保湿をすること、脂性肌の人は保湿プラス丁寧な洗顔で、肌に余分な皮脂を残さないように気をつけましょう。
白ニキビの場合は保湿力の高い化粧品を、赤ニキビの場合は抗炎症作用のある化粧品を選ぶこともポイントです。
症状⑤ かゆみを伴う肌荒れ
原因…乾燥肌、敏感肌、アレルギー、ストレス対策方法
痒みを感じた場合は掻いてしまわないために、すぐに冷やしましょう。冷やすことで痒みを一時的に抑えることができます。肌を保湿することはもちろん、クレンジングや洗顔時にはぬるめのお湯を使うことも、肌への刺激を抑えるためのポイントです。
肌荒れを悪化させないためにも、肌荒れの症状に合った正しい対策を行いましょう。
肌荒れする危険性が高い化粧品を見分ける
オールインワン化粧品は便利だが肌が荒れるリスクがある
オールインワンゲルは、全てのスキンケアを1ステップで済ませられる、手軽で便利な保湿化粧品ですが、コストを抑えるために、安く手にはいる「質の良くない成分」が多く使われていることが一般的です。
そのため、オールインワンゲルを使うと、単品使いのアイテムでスキンケアするよりも高い確率で肌荒れを引き起こすことがあります。
安ければ安いほど、オールインワンゲルに使われている化学成分は多いと考えて良いでしょう。
オールインワンゲルの手軽さは魅力的ではありますが、肌荒れしやすい人にはオススメできません。
肌が荒れやすい人、化粧品負けしやすい人、敏感肌・乾燥肌の人は、上記で紹介した3つのポイントを押さえた化粧品が候補になるでしょう。
肌に優しい化粧品ランキングをもう一度見る(ページ上部へ)
オーガニック化粧品は肌に優しいが注意点がある
オーガニック化粧品はほぼ全ての成分が植物由来の成分なので、化学成分を使う量が格段に少なく、防腐剤までもが植物由来という特徴があります。
合成界面活性剤や合成アルコールなど、肌への刺激となる化学成分が使われていないため肌に優しい化粧品なのです。
しかし、上記で説明したように、植物成分が中心でできているので「植物アレルギー」を持つ方は注意が必要です。
植物成分にアレルギーがないかどうか、オーガニックコスメを使う前にパッチテストで確認しておきましょう。
パッチテストの方法
パッチテストは、化粧品を二の腕の内側に塗って1日放置するだけで完了です。
肌が赤くなったり、かゆみが出たりしていなければ、顔に使っても問題ないと判断できます。
肌が赤くなったり、かゆみが出たりしていなければ、顔に使っても問題ないと判断できます。
「化学成分=刺激がある」ではない
ランキングで紹介したエトヴォスのように、化学成分を使用した化粧品でも、低刺激で、荒れた肌をしっかりケアしてくれる化粧品はたくさんあります。大切なのは、「肌に刺激を与える成分は配合されていないか」「自分の肌に合わない成分は入っていないか」といった点をしっかりと見極めることです。
特に、化粧品で肌が荒れたことがある人は、特定の配合成分によって肌が荒れた可能性があります。「オーガニックだから良い」と決めつけず、トライアルセットなどで自分の肌に合うか試すようにしましょう。
ドラッグストアのプチプラ化粧品は肌荒れのリスクが高い?
ドラッグストアでも「無添加」「低刺激」「敏感肌用」などの、肌に優しい化粧品が多く販売されています。
しかし、本当に肌に優しいと言えるのでしょうか?調査しました。
無印良品(化粧水 敏感肌用 高保湿タイプ:価格1,200円/400ml)
肌への優しさ:パラベンやアルコールなど、肌に刺激を与える成分は使われていません。
保湿成分を見る限り「高保湿」と呼べるほどのうるおい力はありませんが、ヒアルロン酸の2倍の保湿力がある「リピジュア」が配合されているので乾燥肌以外の人なら問題なく使えるでしょう。
普通肌・脂性肌の人にはオススメできる、低刺激で優秀なアイテムです。
ちふれ(化粧水 しっとりタイプ:594円)
肌への優しさ:抗炎症作用のある「グリチルリチン酸2」や保湿力の高い「ヒアルロン酸」が配合されていてますが、肌の水分を奪うアルコール「エタノール」「BG」が配合されていました。
さらに、肌に刺激を与える防腐剤である「メチルパラベン」が使われているので、肌荒れ中の人にはおすすめできません。
キュレル(化粧水Ⅱしっとり:1,890円/150ml)
肌への優しさ:抗炎症作用の高い「アラントイン」という成分が配合されているので、肌の炎症を鎮静する効果が期待できます。
しかし、肌に刺激を与えてしまう「パラベン」が配合されているので。肌荒れした肌には向いていません。
肌荒れがケアされた後、刺激に強い肌を作るための化粧品と考えましょう。
100均化粧品(酒しずく:108円)
肌への優しさ:コスパと使用感の良さから人気を博した酒しずくには、コメ発酵液という成分に加え、ビタミンCやビタミンB6が配合されているので、美白効果が期待できます。
価格的にもビタミンCは少量だと推測できるので、ビタミンCによる刺激の心配はないでしょう。
ですが、アルコールやメチルパラベンといった刺激的な成分を含んでいるので、肌荒れをケアしたい方は避けるべき化粧品でしょう。
結論:ドラッグストアのプチプラ化粧品の肌への刺激が強め!
分析の結果、ほとんどのプチプラ化粧品に刺激的な成分が配合されていました。プチプラ化粧品は、安く販売するために、安い成分を中心に配合されています。
「安い成分はダメ」というわけではありませんが、プチプラ化粧品の場合は、肌に刺激を与える成分が多い一方で、有効成分が少ない傾向にあります。
どんなに安くて使用感が良かったとしても、肌荒れに繋がってしまっては意味がありません。
プチプラ化粧品の中から基礎化粧品を選ぶ場合は、成分に何が配合されているかをきちんと確認しましょう。
外資系ブランド(デパコス)は肌荒れしやすい化粧品ばかり?
見た目が可愛い外資系ブランドの化粧品は持っているだけで気分が高まりますが、日本人の肌との相性は果たして良いのでしょうか?
シャネル
肌への優しさ:どのスキンケアアイテムにも「エタノール」配合されているほか、肌荒れに向いた有効成分の数も少ないので肌荒れしやすい方には向いていません。
使用感を良くするための成分が多いので、使い心地重視のブランドでしょう。
イブサンローラン
肌への優しさ:化粧水を見てみると、肌への刺激が強いDPGや香料が多く配合されていたので、使用すると逆に肌荒れが悪化してしまう恐れがあります。
また、「保湿化粧水」という売り出し方でしたが、セラミドのような肌内部のうるおいをサポートする成分は配合されていないので、肌荒れケアには不向きです。
ディオール
肌への優しさ:どのアイテムにも防腐剤であるパラベン類が2種類以上使われていることや、分子が大きくて毛穴に詰まりやすい合成ポリマー(増粘剤)の配合量が多いので、肌荒れ時使うと刺激を強く感じやすいでしょう。
結論:外資系ブランドの化粧品は刺激が強く、コスパも悪い!
外資系ブランドの化粧品は、現地の人の肌に合わせて作られています。日本人の肌は「皮膚が薄い」という特徴があるので、外資系ブランドの化粧品は刺激を感じやすい作りになっていました。また、ハイブランドの化粧品には莫大な広告費がかかっていたり、フルオーダーの凝った容器にするための料金が発生しているので、中身の成分にそぐわない価格設定になっていることも多いものです。
配合はプチプラ化粧品と変わらなくても、化粧品の価格が数倍以上になることだって珍しくありません。
荒れた肌はとても敏感で、肌荒れは悪化すればするほどケアするのは難しくなります。
ツヤやかで美しい肌を手に入れたいのであれば、ブランドではなくて成分表示を見て選ぶことが大切です。
肌が荒れる内的要因と対策方法
肌が荒れるのは「年齢」も関係あり!更年期世代は要注意
女性は年齢とともにスキンケアも変えていかなくてはなりません。特に更年期は女性の肌にとても深く関係しているのです。
ここからは管理人の安藤さんが、体内のメカニズムと肌の関係について詳しく解説していきます。
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。更年期になると肌は急激に変化していくので、しっかり理解して化粧品負けをしないような肌を作っていきましょう。
更年期と肌荒れ
更年期に肌荒れが起こるのは、更年期になると女性ホルモンの分泌が急激に減少するからです。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンがあります。
エストロゲンには、水分保持やコラーゲンの合成、シワやたるみの予防といった働きがあります。そしてプロゲステロンには、皮脂の分泌を促す働きがあるのです。
どちらも肌にとって欠かせないホルモンでので、女性ホルモンが減少してバランスが崩れてしまうと、肌が乾燥しやすくなったり、肌のバリア機能が低下して肌が荒れたりします。
更年期は何歳から?
更年期は閉経前後の5年間を指します。閉経は50歳頃にくるケースが平均的ですが、早い場合だと40歳前半、遅い場合では50歳後半と個人差があるため、「自分は更年期だ」と判断が難しいのも事実です。
そのため、気づかないうちに更年期になっている女性もたくさんいます。
以下の項目に多く当てはまる方は更年期の可能性が高いので、更年期が原因で肌が荒れていると考えられます。
・「のぼせ」や「ほてること」が増えた
・イライラしやすい
・すぐに憂鬱な気持ちになる
・動機、息切れ
・トイレが近い
・抜け毛が増える
・記憶力が衰える
・イライラしやすい
・すぐに憂鬱な気持ちになる
・動機、息切れ
・トイレが近い
・抜け毛が増える
・記憶力が衰える
更年期が原因の場合は、リラックスする時間をもうけたり、体を冷やさないようにしたりして、体の中からケアするのが大切です。
肌荒れを起こしたら化粧品を使わない!は絶対にダメ
化粧品負けを経験したり、どんな化粧品を使っても肌荒れがケアされない場合、「むしろスキンケアをしないほうがいいのかも…?」と考えてしまうかと思います。
実際、「水洗顔」や「肌断食」という肌本来の機能を生かしたシンプルスキンケアが流行っていますよね。
しかし、肌荒れ時は肌の機能が衰えている状態です。
そんな時に化粧品でのスキンケアを怠ると、かえって肌荒れが悪化してしまいます。
化粧品を使用しないケアは、肌の機能が正常である場合に効果を発揮するので、水洗顔や肌断食は、肌が健康状態の時に行ってください。
化粧品で肌荒れが起きたら、症状に合ったケアをするのが正解!
化粧品で肌が荒れてしまった場合は、肌荒れの状態に応じて、スキンケアアイテムやケア方法を柔軟に変えていくことが大切です。◆肌の荒れ方別の対処方法
・肌の赤み、赤ニキビ
→抗炎症作用のある化粧品を選ぶ
・乾燥、白ニキビ
→保湿力の高い化粧品を選ぶ
・ベタつき、テカり
→保湿力の高い化粧水で丁寧に保湿
・肌の赤み、赤ニキビ
→抗炎症作用のある化粧品を選ぶ
・乾燥、白ニキビ
→保湿力の高い化粧品を選ぶ
・ベタつき、テカり
→保湿力の高い化粧水で丁寧に保湿
自分で判断するのが難しい場合は、皮膚科で診断してもらうことをおすすめします。皮膚科の利用については以下を参考にしてみてください。
化粧品を変えても肌荒れが治らない時は皮膚科へ
皮膚科では肌荒れの原因を正確に診断してくれます。そして、その原因に対して正しいケア方法を指導してくれますし、「治療」をしてもらえます。
皮膚科で処方される薬には、保湿剤やステロイド剤、抗生剤などがあります。どれも即効性が高いため、悩みが改善しないときには皮膚科の受診を検討しましょう。
ただし、皮膚科で処方されるのは、あくまでも肌荒れを治す薬です。
「マイナスをゼロ」にしてくれたとしても、「ゼロをプラス」にしてくれる美肌効果はありません。
化粧品に負けない強い肌を作るためには、皮膚科で治療したあとに低刺激な化粧品で毎日スキンケアすることが大切になることは覚えておきましょう。
生活習慣を見直して、肌荒れを改善&予防!
ここまで「化粧品と肌荒れ」について解説してきましたが、肌荒れは生活習慣も大きく関与しています。
「生活が乱れると肌が荒れる」というのは何となく理解しているとは思いますが、それぞれどのような影響を与えるのか解説します。
睡眠
睡眠中は肌の細胞を活性化させるホルモンが作られています。そのため睡眠不足になると、ホルモンが不足して新しい細胞が生まれないため、肌機能がうまく働かなくなってしまうのです。
睡眠不足を解消するためには
・こまめに仮眠をとる
・リラックスできる環境をつくる
・体をあたためる
などがおすすめです。・リラックスできる環境をつくる
・体をあたためる
ちなみにホルモンの分泌は、眠り始めてから2~3時間後に最も活発になるので、最低3時間は睡眠時間を確保しましょう。
運動
運動には、体の血行を良くする効果やリラックス効果があります。血行が良くなると、顔色が明るくなりトーンアップして見えたり、栄養が血液に乗って肌の隅々まで運ばれて美肌を育んでくれます。
運動は健康にだけでなく肌の美しさに対してもメリットがたくさんあるのです。
食事
偏った食生活が続くと、美肌に必要な栄養が足りずに肌が荒れてしまいます。さらに、肌に届けられる栄養は、体の各器官に届けられた後に残った分だけなので、しっかり栄養を摂らなければ、肌にまで栄養分が行き渡りません。
バランスのとれた食事を摂るために、外食やファストフードを食べた日には、それ以外の食事をヘルシーなものにするなどして、栄養が偏らないように心がけましょう。
特にタンパク質は肌をつくるもととなる栄養なので、しっかり摂って下さいね。
正しいスキンケアで肌荒れを対策しよう!
化粧品で荒れてしまった肌は、「適切な化粧品で正しいスキンケア」をすることでケアすることができます。
使った化粧品が合わなかった場合は、まずは使用を中止し、低刺激で肌荒れに効果的な化粧品に切り替えていきましょう。
それと同時に、日々の生活習慣も見直して、強くて健康な肌を育んでいくことが大切です。
「こんなに肌が荒れた姿見られたくない」「化粧もできないし最悪だ…」と諦める必要はありません。スキンケアをすればしっかり肌は応えてくれるので、ぜひあなたにぴったりの化粧品を見つけてくださいね。
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◇参考文献
吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
朝田 康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
鈴木 一成『化粧品成分用語事典2012』