知らないと危険!もしかするとあなたも「ビニール肌」かも…!?見分け方と正しい対策
[公開日]2018/07/30
ビニール肌は、見た目はツルツルしているので、健康的な肌と勘違いされることがあります。
しかし、ビニール肌は「肌表面の角質がはがれてバリア機能が極度に低下した不健康な肌状態」です。
顔だけではなくて、足や手がツルツルつっぱるのもビニール肌の特徴ですが、部位に関係なく普段のスキンケアを見直すだけでケアできます。
今回は「ビニール肌」の原因から具体的な対策方法についてご紹介します。
ビニール肌とは、「バリア機能の役割がある肌表面の角質層がはがれてしまうことでキメがなくなり、ビニールのようにツルツル、テカテカになってしまった肌」のことです。
▼ビニール肌の見た目はツルツル・テカテカしている
ビニール肌は一見するとツヤのあるキレイな肌に見えますが、実際はバリア機能が失われているため「どんな些細な刺激にも敏感に反応」してします。そのため、ビニール肌になると肌トラブルが起きやすくなっています。
例えるならば、火傷した時のように「少し触れるだけでも痛みを感じる」状態です。
適切な対策を知るために、まずは「ビニール肌の原因」を理解しましょう。
つまり、過剰なスキンケアで角質層に刺激を与えすぎると、肌はどんどん薄くなってビニール肌になってしまうのです。
「ツルツルしているけど、これってビニール肌?」
「ツヤツヤしてるけど肌は敏感だからビニール肌なのかな?」
と気になっても、自分がビニール肌なのか見極めるのは難しいものです。
しかし、以下の特徴に当てはまるかどうか確認するだけで、簡単に自分がビニール肌かどうか確認することができます。
上記に3つ以上当てはまる人はビニール肌です。
肌がもろくなって肌トラブルが起きやすい状態なので、一刻も早いケアを始めてください。
一方で、ビニール肌と見た目が似ている「健康的なツヤ肌」の特徴は以下の通りです。
「ビニール肌」と「健康的なツヤ肌」は見た目は同じようでも、肌内部はまったく違う状態です。
ビニール肌をケアために最も重要なのは「保湿」です。
肌のバリア機能は保湿によって高めることができるため、ビニール肌の人が1番力を入れるべきスキンケアは保湿なのです。
そのため、まず見直すべきアイテムが「保湿クリーム」となります。
というのも、「肌をうるおして、肌のバリア機能を高める」役割を果たしているのは「保湿クリーム」だからです。
では、ビニール肌を効果的にケアする保湿クリームの選び方をご紹介します。
ビニール肌が必要とする肌のバリア機能は「肌内部がうるおいで満たされてこそ発揮される機能」だからです。
そして保湿クリーム選びの最大のポイントは、効果的な保湿成分を見抜くことです。
保湿成分には大きく3種類あり、中でも保湿力が一番高いのが「セラミド」を選びましょう。
セラミドは水分を一度挟み込むと、「湿度が0%になってもうるおいを離さない」と言われるほど高い保湿力があります。
そんなセラミドには大きく4種類あり、「ヒト型セラミド」がビニール肌のケアに向いています。
ヒト型セラミドなら手頃な価格で、高い保湿力が期待できるのです。
そのため、クリームに「刺激が強い成分が配合されていないか」を必ず確かめてください。
他にも、合成香料や着色料も刺激になりうるので注意しましょう。
保湿クリームのテクスチャーが硬いと、肌に伸ばすときにどうしても摩擦が発生してしまいます。
「やわらかくてスーッと伸びるがベタつきの少ないテクスチャー」であれば摩擦が少ないので、肌を刺激せずにしっかりと保湿することができます。
本商品の購入前にどのようなテクスチャーかどうかトライアルセットなどで必ず確かめておきましょう。
ここからは、ビニール肌のスキンケアで人気の化粧品を比較していきます。
比較した結果を図に表すと以下のようになります。
「ヒフミド」は成分がシンプルで敏感肌には使えますが、ビニール肌の人にとっては保湿力が不十分なうえ、価格も高いのでオススメできません。
「アヤナス」は他と比べると保湿力が低めですが、ビニール肌をケアしながらエイジングケアができるため30代以上の人に向いています。
「アスタリフト」は保湿成分がバランス良く配合されているだけではなく、美肌をサポートする成分が豊富に配合されている点が高評価できます。
ただし、美肌成分がたくさん配合されているぶん、刺激に感じる成分と出会う可能性も高くなるので、敏感なビニール肌に使う前には必ずパッチテストをしましょう。
「エトヴォス」はヒト型セラミドを6種類も配合しており、肌内部を水分で満たしながらバリア機能を高めてくれるので、ビニール肌のケアにぴったりのクリームです。低刺激処方なので、安心して使うことができます。
ここではビニール肌にオススメの高保湿クリームの詳細と、最安値情報をご紹介します。
一般的な保湿クリームに配合されるヒト型セラミドの種類は1〜3種類ほどであるのに対し、6種類ものヒト型セラミドを配合したエトヴォスのクリームには高い保湿力が期待できます。
ビニール肌に足りないうるおいをしっかりと与え、長時間キープしてくれるでしょう。
ビニール肌は些細な刺激にも敏感に反応してしまうため、低刺激である点は高く評価できるポイントです。
一方、エトヴォスのクリームはお試しセット1,900円(税別)、本商品3,800円(税別)と、本商品も継続しやすい価格です。
さらに、お試しセットを購入すると本商品を購入するときに使える500円の割引券がもらえるので、ビニール肌をしっかりケアしていきたい人にはぴったりでしょう。
エトヴォスのクリームの口コミを調査したところ、悪い口コミはあまり見られませんでした。
一部でクリームのノビの悪さを訴える人がいましたが、使用前に手の平で温めるとクリームがとろけてノビがよくなるので、使い方を改善することで解消できる問題です。
エトヴォスのクリームはさっぱりとしたフレッシュグリーンの香りです。香りはお試しセットで確かめるしか方法はありませんが、万が一苦手だった場合は体に使うなどして活用すると良いでしょう。
多く口コミは評価が高く、特に肌が弱い人や乾燥肌に長年悩んでいた人からの満足度が高い傾向にありました。
価格は手頃なのにもかかわらず、他ブランドのクリームと比べて保湿力が高いので、ビニール肌を本気でケアしたい人は一度試す価値があるといえます。
最安値情報
定価:2,400円(税抜)
公式ページ:1,900円(税抜)
楽天市場:2,592円(税抜)
アマゾン:取り扱いなし
最安値は公式ページからの購入です。店舗での取り扱いもありますが(ロフトなど)、定価での販売なので公式ページよりも割高です。
また、楽天市場やアマゾンでの購入は第三者の転売で割高なだけではなく、品質の保証もありませんのでお気をつけください。
エトヴォス公式ページへ
ビニール肌をケアするためには、まず角質にうるおいを与えることでバリア機能を高め、肌のキメを取り戻すことが大切です。
アスタリフトのクリームは角質層のすみずみまでしっかりと浸透してうるおいを与えるため、効果的にビニール肌をケアできるでしょう。
肌のサビはバリア機能を破壊し、「シミ・シワ・肌荒れ」など、様々な肌トラブルを引き起こす原因になります。
そのサビを防いでくれるのがアスタキサンチンです。
アスタキサンチンは赤い色をした成分で、アスタリフトはそんなアスタキサンチンをたっぷり配合しているからこそ赤い色をしています。
アスタキサンチンがしっかり働くことでバリア機能が守られ、ビニール肌をケアしながら美肌へと導くことができます。
肌との相性がよければ5,000円(税抜)出す価値のあるクリームですが、肌に合わなければお金が無駄になってしまいます。そのため、まずは1,000円(税抜)のお試しセットから使うことをおすすめします。
公式webサイト限定の価格なので、購入は公式ページからがオススメです。(アマゾンや楽天市場は対象外)
口コミは「お試しセットから使い始めてずっと継続している」という人が目立ち、満足度が高いものばかりでした。
「肌のキメが整った」「肌が強くなった」という口コミと共に、ハリが出てきたという口コミもありました。
ビニール肌をケアしたいけど、ハリケアもしたいという人にはぴったりの保湿クリームでしょう。
☑︎最安値情報
定価:1,580円(税抜)
公式ページ:1,000円(税抜)
楽天市場:1,512円(税抜)
アマゾン:1,580円(税抜)
ドラッグストアで購入するよりも公式ページからの方が安く購入できます。
楽天市場やアマゾンは第三者の転売のため、品質が劣化している可能性があるためご注意ください。
アスタリフト公式ページへ
ビニール肌の原因は「間違ったスキンケア」なので、スキンケアを見直すことでケアすることができます。
まずは今使っている化粧品とその使い方を見直しましょう。ここでは、
・クレンジング
・洗顔料
・化粧水
・美容液
・保湿クリーム
の選び方と正しい使い方をご紹介します。
ビニール肌はバリア機能が低下しているので、洗浄力が強いオイルタイプのクレンジングだと肌に刺激を与える恐れがあります。
もっとも肌に優しいクレンジングは「ミルクタイプ」です。メイクを落とす力は弱くなりますが、肌への刺激を最小限に抑えることができます。
洗浄力が弱いといっても、ファンデーションやチークはキレイに落とすことはできるので、「メイクを落としきれない!」と困ることはありません。
ただし、濃いアイメイクは落としきれないためポイントメイク用クレンジングを併用してください。
クレンジングはすべりが良いため、肌に負担をかけていると思わないかもしれませんが、クレンジングの量が少ないと肌をこすって刺激を与えてしまいます。
ビニール肌は摩擦の刺激に弱い状態なので、クレンジングを2倍使うことと肌への負担を最小限に抑えることができます。
石けんタイプはもっともシンプルな作りで、洗顔フォームや泡タイプと違って、合成界面活性剤や発泡剤など、余計な成分が含まれていなことがほとんどです。
石けんタイプが肌に一番やさしい洗顔料なので、肌が敏感になっているビニール肌にぴったりです。
肌に直接手が触れないように洗顔料をモコモコに泡立てて、泡をクッションにして洗うことがポイントです。
「洗顔時に顔の皮膚が動くことがない」ように注意しましょう。
なお、美白ケア用は配合されている「美白成分」が肌刺激になったり、保湿成分が少なかったりするのでビニール肌には不向きです。
オススメは、精製水で耳たぶほどの柔らかさにしたコットンを使って化粧水をなじませる方法です。
その際、コットンを肌に置くように化粧水をなじませると、刺激を抑えながら化粧水を肌の奥まで浸透させることができます。
乾いたコットンは繊維が肌に引っかかって刺激になるので、コットンは必ず濡らしてから使いましょう。
「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などの保湿成分の種類がバランスよく配合されているものを選びましょう。
特に乾燥が気になる部分には美容液を重ねて塗るとより保湿効果を実感できます。
美容液を塗る時は肌が動かないくらい優しく塗るようにしてください。
保湿成分は「セラミド」が理想的です。
セラミドは数ある保湿成分の中でも最も保湿力が高く、バリア機能を高めてくれるのでビニール肌を効果的にケアしてくれます。
ただし、何を塗っても顔がヒリヒリする場合は、オイルのみで作られている純オイルで一時的にしのいでも構いません。
クリームを手の平で温めて柔らかくした後、顔の内側から外側へ優しく伸ばしましょう。
ビニール肌の原因は「スキンケア時の過度な摩擦」です。
ビニール肌を効果的にケアする保湿クリームを選んだ後は、摩擦による刺激が起きないように正しいスキンケア方法でお手入れをしましょう。
点おきせずに肌に塗ると、クリームを塗り忘れたり、ムラが出たりする可能性があります。塗り漏れや塗りムラを防ぐために、クリームを全体に塗る前に両頬とおでこに点おきしてください。
肌なじみをよくして浸透を高めるために、手に残ったクリームを手のひらで温めて柔らかくします。
クリームは顔の内側から外側へなじませると、ムラなく均一に塗り広げることができます。
外側から内側に伸ばすと、皮脂の多い鼻の周辺にクリームが溜まってしまいニキビの原因にもなるので注意してください。
内側から外側に伸ばした次は、クリームを下から上に伸ばしましょう。これも、クリームを均一に伸ばすことと、油分が多い部分に皮脂がたまるのを防ぐことが目的です。
摩擦による刺激を与えないように、優しくなじませてください。
顔全体に薄く均一に伸ばした後は、両手で顔を包み込みクリームをしっかり浸透させましょう。
「ビニール肌のケアにはワセリンが良い」との情報を見かけますが、ワセリンを使ってもビニール肌を改善することはできません。
ビニール肌は、肌表面の角質が剥がれ落ちて、バリア機能が低下している状態です。
バリア機能が低下しているビニール肌は、紫外線などのダメージを受けやすい状態であると同時に、肌内部に水分をキープできない状態でもあります。
そのため、ビニール肌をケアするためには肌内部にうるおいを与えることが大切です。
ところが、ワセリンには「肌表面に油膜を作って刺激から守る」効果はありますが、「内部にうるおいを与える」効果はありません。
また、ワセリンは油分がたっぷりなので、塗りすぎると肌表面の油分の割合が多すぎる状態となり、肌が荒れる原因につながるので注意しましょう。
ビニール肌の人にもっとも効果的なケアは、化粧水、美容液、保湿クリームを使った正しいスキンケアです。
スキンケアの中でも、上記で解説したように保湿クリームにこだわることで、肌内部の水分を与えながらバリア機能を高めることができるので、より効果的にビニール肌をケアできますよ。
ビニール肌改善のためには保湿が最も大切ですが、ドラッグストアのプチプラ保湿化粧品でも効果があるのでしょうか。
今回は、ビニール肌がもっともこだわるべきアイテムである保湿クリームの成分を確認しました。
無印良品の保湿クリームには、ミツロウやグリセリンなど肌表面を保護する保湿成分は多く配合されていましたが、セラミドのような肌内部をうるおいで満たす成分は配合されていませんでした。
さらに、肌に刺激を与える可能性がある「DPG」が配合されているので、ビニール肌にはオススメできません。
キュレルの保湿クリームはアットコスメで上位にランクインするほど人気がある敏感肌用化粧品です。
商品紹介文を読むと、セラミドが配合されているかと思ってしまいますが、実際にはセラミドは配合されていませんでした。
また、保湿力が高い成分も配合されていなかったので、ビニール肌を本気でケアしたい人には不向きなクリームです。あくまでも「敏感肌用」の保湿クリームでしょう。
ミノンは肌に優しい化粧品をコンセプトとしていることもあり、クリームも肌にやさしい成分で作られていました。
しかし、肌表面に膜をはるワセリンのようなクリームで、「肌内部をうるおす成分」そのものは配合されていません。ミノンの保湿クリームでビニール肌をケアするのは難しいでしょう。
特にビニール肌に効果的な「ヒト型セラミド」は比較的高価な成分なので、プチプラ化粧品には配合できない成分です。
ビニール肌をしっかりケアしたい人は、安くても3,000円を目安に、セラミドが配合された保湿クリームを使用すると良いでしょう。
ビニール肌の効果的なスキンケアについて解説してきましたが、ビニール肌の原因を知っておくと、より適切なケアが分かったり、再発防止につながったりするので、しっかり理解しておきましょう。
過度なクレンジングや洗顔は汚れだけではなく、肌表面の必要な角質まで剥がしてしまいます。また、化粧水や美容液、クリームを塗る時に肌をこすってしまうことも、角質が剥がれる原因です。
保湿クリームなら、肌の表面だけではなくて、肌内部もうるおいで満たすことができるので、角質の乱れを整えてバリア機能を高めることができるのです。
つまり、正しいスキンケアをすれば、理論上は約28日間で健康的な肌をつくることができます。
しかし、肌はミルフィーユのように何層にも分かれています。
約28日かけて作られる新しい肌細胞は、何層もある肌のうちの「一層」にすぎないので、ターンオーバーを何回も繰り返すことでビニール肌を改善していくことができます。
ビニール肌の人は角質が「過剰にはがれ落ちている」ため、健康的な肌を取り戻すには約3ヶ月〜1年ほど必要でしょう。
1つの細胞を元気な肌に育てるには平均28日の期間必要です。
つまり、単純に考えると、14層×28日=392日必要となり、約1年1ヶ月も必要になります。(個人差があります)
ビニール肌は「バリア機能が低下すること」で引き起こされますが、その「バリア機能の低下」は肌荒れやニキビ、吹き出物の原因にもなります。
うるおった角質層はバリア機能が働き、紫外線やホコリなど、肌の刺激となる原因をブロックしてくれます。
しかし、ビニール肌は「角質層そのもの」がはがれ落ちてしまっているため、バリア機能が低下しており、外からの刺激をブロックできないため肌が荒れやすいのです。
さらに、肌を刺激から守るために皮脂が過剰に出てしまい、その過剰な皮脂が毛穴をつまらせたりしてニキビや吹き出物ができてしまいます。
中でも、保湿力が高い「セラミド」が配合された保湿クリームであれば、ビニール肌をケアしながら肌荒れやニキビ、吹き出物もケアすることができます。
ここでは、角質が剥がれてツルツルになったビニール肌をケアする新しい方法として話題になっている「角質培養」について解説します。
クレンジングや洗顔といった「肌をこすってしまいがちなスキンケア」を極力減らすことで角質を増やし、ビニール肌をケアするという方法です。
しかし、角質培養はクレンジングや洗顔を極力行なわないため、肌の汚れを落としきれず「角栓」が増え、毛穴に詰まって毛穴の黒ずみやニキビができてしまう危険性があります。
確かに過度なクレンジングや洗顔はビニール肌の原因ですが、適切なクレンジングや洗顔は美肌を保つスキンケアに欠かせないものでもあります。
つまり、クレンジングや洗顔を一切しないことが必ずしも良いとは言えないのです。
それよりも、肌に優しいクレンジングや洗顔料を使い、汚れを適度に洗い流したうえで、角質が増えるように保湿重視のスキンケアをすることが重要です。
上記で解説してきたように、スキンケアアイテムの中でも"保湿クリーム"にこだわると効果的に保湿ケアできますよ。
最近エステ業界では「フォトフェイシャル」が流行っていますが、ビニール肌には効果があるのでしょうか?
IPLという特殊な光が肌の奥深くに届いて、肌細胞を刺激し、活性化させることでターンオーバーを促して美肌へと導く方法です。
なぜならば、ビニール肌の人のターンオーバーは早すぎるために、未熟な細胞が肌の表に出ている状態だからです。
ターンオーバーは約28日周期で行なわれますが、このサイクルが早すぎても、遅すぎても肌に悪影響を及ぼします。
ビニール肌の人は「ターンオーバーのペースが28日より早い」ことがほとんどなので、さらにターンオーバーを早めてしまうフォトフェイシャルはビニール肌を悪化させる原因になります。
ビニール肌は正しいスキンケア方法でターンオーバーを正常にすることが先決なのです。
ビニール肌はベースメイクが崩れやすいのも大きな悩みです。
ビニール肌を改善しないことには、メイクのノリが良くなることはありません。しかし、メイクがキレイな状態を保つコツはあるのでチェックして、ぜひ実践してみましょう。
肌状態が悪いまま化粧をするとベースメイクがヨレやすいので、化粧前のスキンケアは丁寧におこないましょう。化粧水でたっぷりと水分を与えてから保湿クリームで蓋をしてください。
また、ビニール肌は刺激に弱いので、メイク用品も低刺激なものを選ぶと良いでしょう。
例えば、ミネラルファンデーションは、合成界面活性剤などの肌刺激成分がカットされているためビニール肌にオススメです。
また、濃いメイクは「崩れやすい」「メイク直しをするたびに摩擦刺激が起きる」「重ね塗りすることで着色料が肌を刺激する」とビニール肌には悪影響ばかりです。
ここからは体のビニール肌の解消方法について解説していきます。
ビニール肌になりやすい体の部位は、スネ、手の甲、腕ですが、その原因は顔と同様に、「過度な刺激によって角質がはがれ落ち、キメがなくなる」ことにあります。
上記は全て「皮膚の刺激になる」行為です。些細な行動もありますが、「塵も積もれば山となる」という言葉があるように、小さな刺激が積み重なることでビニール肌になってしまうのです
また、顔は負担がかかるとすぐにスキンケアする人がほとんどですが、体のケアはおざなりにしがちなのも原因の1つです。
体の保湿は、ボディクリームよりもボディオイルがオススメです。ボディオイルは濡れた肌との相性がよく、高い保湿力を発揮してくれます。
ボディオイルは、オリーブオイルやアルガンオイルなど、天然成分から作られたボディオイルであれば肌への刺激を最小限に抑えて保湿できます。
また、お風呂上がりは乾燥しやすいので、浴室で体を拭いて水分を残すようにするとより効果的です。
自宅でのビニール肌対策を紹介してきましたが、肌が炎症を起こすほど「ビニール肌が重症化している時」は適切なスキンケアでもビニール肌が悪化する場合があります。
ビニール肌があまりにもひどい場合は皮膚科で治療をするほうが安全です。
皮膚科には「一般皮膚科」と「美容皮膚科」がありますが、ビニール肌の治療は「一般皮膚科」がオススメです。
美容皮膚科だと保険適用外の治療を提案されることが多く、費用が高額になりがちです。一方、一般皮膚科は保険適用範囲での治療なので、費用を抑えてビニール肌を治療できます。
皮膚科での治療は「今の状態を鎮静させること」で、ビニール肌の予防はできないのです。
ビニール肌を根本的に解決するには、肌そのものを健康にする必要があります。そのためには普段のスキンケアを正しく、そして丁寧にする必要があるのです。
もし皮膚科でビニール肌が改善されたとしても、日々のスキンケアはしっかりと行いましょう。
ビニール肌は一見するとツルツルしてキレイな肌のように感じますが、実際は極度に肌がダメージを受けている状態です。
肌はスキンケアはすればするほどキレイになれるわけではありません。
過度なスキンケアはやめて、保湿を重視した正しいスキンケアをしていきましょう。
しかし、ビニール肌は「肌表面の角質がはがれてバリア機能が極度に低下した不健康な肌状態」です。
顔だけではなくて、足や手がツルツルつっぱるのもビニール肌の特徴ですが、部位に関係なく普段のスキンケアを見直すだけでケアできます。
今回は「ビニール肌」の原因から具体的な対策方法についてご紹介します。
ビニール肌におすすめの化粧品を見る(ページ下部)
目次
- ビニール肌とは?
- 自分がビニール肌かどうか見極める方法
- ビニール肌を効果的にケアする化粧品の選び方
- ビニール肌に人気の保湿クリームの価格・成分・効果を比較
- ビニール肌にオススメの高保湿クリームランキング
- ビニール肌の正しいスキンケア方法
- ビニール肌に摩擦刺激は厳禁!正しいお手入れ方法
- ワセリンはビニール肌をケアできる?
- プチプラの保湿化粧品でビニール肌をケアできる?
- ビニール肌の原因は角質層の乱れ!悩み解消に必要な期間は?
- ビニール肌のニキビ・吹き出物・肌荒れの原因はバリア機能の低下
- ビニール肌を改善する話題の「角質培養」って何?
- ビニール肌にフォトフェイシャルエステは効果的か?
- ビニール肌はメイクが崩れやすい!化粧を長持ちさせるコツは?
- 足(スネ)や腕のビニール肌をケアする方法
- ビニール肌がひどい時は皮膚科の「保険適用」で治療できる
- ビニール肌の悩みはスキンケアで「解消&予防」できる!
《ガイド:川上麻里佳》
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。
ビニール肌とは?
ビニール肌とは、「バリア機能の役割がある肌表面の角質層がはがれてしまうことでキメがなくなり、ビニールのようにツルツル、テカテカになってしまった肌」のことです。
▼ビニール肌の見た目はツルツル・テカテカしている
ビニール肌は一見するとツヤのあるキレイな肌に見えますが、実際はバリア機能が失われているため「どんな些細な刺激にも敏感に反応」してします。そのため、ビニール肌になると肌トラブルが起きやすくなっています。
例えるならば、火傷した時のように「少し触れるだけでも痛みを感じる」状態です。
間違ったスキンケアが「ビニール肌」を引き起こす
ビニール肌はバリア機能が著しく低下しているため、一刻も早いケアが必要です。適切な対策を知るために、まずは「ビニール肌の原因」を理解しましょう。
ビニール肌の原因
ビニール肌は間違ったスキンケアを続けることで引き起こされます。☑︎ビニール肌をつくるNGスキンケア
- 過度なクレンジング
- 過度な洗顔
- 肌に合わない化粧品の使用
- 保湿不足
- 必要以上のピーリング
つまり、過剰なスキンケアで角質層に刺激を与えすぎると、肌はどんどん薄くなってビニール肌になってしまうのです。
自分がビニール肌かどうか見極める方法
「ツルツルしているけど、これってビニール肌?」
「ツヤツヤしてるけど肌は敏感だからビニール肌なのかな?」
と気になっても、自分がビニール肌なのか見極めるのは難しいものです。
しかし、以下の特徴に当てはまるかどうか確認するだけで、簡単に自分がビニール肌かどうか確認することができます。
ビニール肌の特徴
- 肌がツルツルしている
- キメがない
- 化粧品がしみる
- 赤ら顔になりやすい
- 洗顔後に肌がつっぱる
- ニキビ・吹き出物が多い、またはできやすい
- 肌に光が当たると脂っぽくテカテカする
上記に3つ以上当てはまる人はビニール肌です。
肌がもろくなって肌トラブルが起きやすい状態なので、一刻も早いケアを始めてください。
一方で、ビニール肌と見た目が似ている「健康的なツヤ肌」の特徴は以下の通りです。
健康的なツヤ肌の特徴
- 肌に触れるともっちり吸い付く
- キメが整っている
- 化粧ノリが良い
- 光に当たると透明感があり、明るい肌に見える
- ニキビや吹き出物がない、またはできにくい
「ビニール肌」と「健康的なツヤ肌」は見た目は同じようでも、肌内部はまったく違う状態です。
ちなみに「乾燥肌」の場合、肌表面がツルツルすることはなくゴワッとしているのが特徴です。
ビニール肌を効果的にケアする化粧品の選び方
ビニール肌をケアために最も重要なのは「保湿」です。
肌のバリア機能は保湿によって高めることができるため、ビニール肌の人が1番力を入れるべきスキンケアは保湿なのです。
そのため、まず見直すべきアイテムが「保湿クリーム」となります。
というのも、「肌をうるおして、肌のバリア機能を高める」役割を果たしているのは「保湿クリーム」だからです。
スキンケアアイテムの役割
化粧水:肌を健やかに保ち、次に使用するアイテムの通り道をつくる
美容液:特定の肌悩みをピンポイントでケアする有用成分を肌に補う
クリーム:肌にうるおいを与え、肌表面を守るバリア機能を高める
化粧水:肌を健やかに保ち、次に使用するアイテムの通り道をつくる
美容液:特定の肌悩みをピンポイントでケアする有用成分を肌に補う
クリーム:肌にうるおいを与え、肌表面を守るバリア機能を高める
では、ビニール肌を効果的にケアする保湿クリームの選び方をご紹介します。
ビニール肌をケアする保湿クリームの選び方
1 ヒト型セラミド配合を選ぶ
2 刺激成分がカットされているものを選ぶ
3 伸びが良いテクスチャーを選ぶ
1 ヒト型セラミド配合を選ぶ
2 刺激成分がカットされているものを選ぶ
3 伸びが良いテクスチャーを選ぶ
ヒト型セラミド配合を選ぶ
ビニール肌は「肌表面にうるおいの膜を張る保湿」ではなく「肌内部をうるおす保湿」が必要です。ビニール肌が必要とする肌のバリア機能は「肌内部がうるおいで満たされてこそ発揮される機能」だからです。
そして保湿クリーム選びの最大のポイントは、効果的な保湿成分を見抜くことです。
保湿成分には大きく3種類あり、中でも保湿力が一番高いのが「セラミド」を選びましょう。
セラミドは水分を一度挟み込むと、「湿度が0%になってもうるおいを離さない」と言われるほど高い保湿力があります。
そんなセラミドには大きく4種類あり、「ヒト型セラミド」がビニール肌のケアに向いています。
☑︎4種類のセラミドとは?
- 天然セラミド 保湿力は高いが高価格で継続したケアが難しい
- ヒト型セラミド 保湿力が高いうえにお手頃価格で日頃のスキンケアに向いている
- 植物セラミド 保湿力はヒト型セラミドより低いにもかかわらず高価格
- 合成セラミド 低価格で保湿力が弱い
ヒト型セラミドなら手頃な価格で、高い保湿力が期待できるのです。
刺激成分がカットされているものを選ぶ
ビニール肌は外からの刺激をカットするバリア機能が低下しているため、化粧品に配合されている成分の刺激が強いと肌荒れを引き起こします。そのため、クリームに「刺激が強い成分が配合されていないか」を必ず確かめてください。
☑︎ビニール肌に刺激を与える成分
- エタノール 品質安定や清涼感を出すために配合されるが、揮発性があり、肌内部の水分を蒸発させる
- DPG クリームの滑りを良くする成分だが、肌が敏感なビニール肌の人が使うと高確率で肌に刺激を感じる
- PG アルコールの一種で抗菌作用がある反面、肌への刺激が強い。最近ではあまり使われない傾向にあるが、いまだに使用しているメーカーもあるので注意が必要
他にも、合成香料や着色料も刺激になりうるので注意しましょう。
ノビが良いテクスチャーを選ぶ
「摩擦」はビニール肌の原因になったり、悪化させたりする大きな原因です。保湿クリームのテクスチャーが硬いと、肌に伸ばすときにどうしても摩擦が発生してしまいます。
「やわらかくてスーッと伸びるがベタつきの少ないテクスチャー」であれば摩擦が少ないので、肌を刺激せずにしっかりと保湿することができます。
本商品の購入前にどのようなテクスチャーかどうかトライアルセットなどで必ず確かめておきましょう。
ビニール肌に人気の保湿クリームの価格・成分・効果を比較
ここからは、ビニール肌のスキンケアで人気の化粧品を比較していきます。
商品 | 保湿成分 | ビニール肌との相性 | 使用感 |
---|---|---|---|
セラミド、ヒアルロン酸、天然保湿因子(NMF)、マカデミアナッツ油、スクワラン | 低刺激・高保湿でビニール肌を優しくケアしながら美肌へ導く | 硬めのテクスチャー/肌の温度でジュワッと溶ける |
|
アスタキサンチン、スクワラン、コラーゲン、ローヤルゼリー、リコピン | 肌刺激を感じる人が一部にいる可能性があるが、保湿ケアと美肌ケアが同時にできる | 柔らかめのテクスチャー/少しぬるっとする |
|
セラミドナノスフィア、パルマリン、ジンセンX、ビルベリー葉エキス、CVアルギネート、ローズマリーエキス | 保湿力が少々乏しいが、低刺激にエイジングケアが可能 | ジェルのようなテクスチャー/すーっと馴染む |
|
セラミド、ダイズステロール、ホホバ種子油、スクワラン、マカデミア種子油 | 保湿にプラスのケアができないが、配合成分がシンプルで保湿重視のクリーム | 重めのテクスチャー |
比較した結果を図に表すと以下のようになります。
「ヒフミド」は成分がシンプルで敏感肌には使えますが、ビニール肌の人にとっては保湿力が不十分なうえ、価格も高いのでオススメできません。
「アヤナス」は他と比べると保湿力が低めですが、ビニール肌をケアしながらエイジングケアができるため30代以上の人に向いています。
「アスタリフト」は保湿成分がバランス良く配合されているだけではなく、美肌をサポートする成分が豊富に配合されている点が高評価できます。
ただし、美肌成分がたくさん配合されているぶん、刺激に感じる成分と出会う可能性も高くなるので、敏感なビニール肌に使う前には必ずパッチテストをしましょう。
「エトヴォス」はヒト型セラミドを6種類も配合しており、肌内部を水分で満たしながらバリア機能を高めてくれるので、ビニール肌のケアにぴったりのクリームです。低刺激処方なので、安心して使うことができます。
ビニール肌にオススメの高保湿クリームランキング
ここではビニール肌にオススメの高保湿クリームの詳細と、最安値情報をご紹介します。
6種類のヒト型セラミド配合で保湿力が高い
エトヴォスのクリームには、ビニール肌のケアに重要な「ヒト型セラミド」が6種類も配合されています。一般的な保湿クリームに配合されるヒト型セラミドの種類は1〜3種類ほどであるのに対し、6種類ものヒト型セラミドを配合したエトヴォスのクリームには高い保湿力が期待できます。
ビニール肌に足りないうるおいをしっかりと与え、長時間キープしてくれるでしょう。
敏感肌でも使えるほど低刺激
エトヴォスのクリームは、石油由来系の成分やパラベンなど、肌の刺激となる成分が極力カットされており、敏感肌でも安心して使える配合成分になっています。ビニール肌は些細な刺激にも敏感に反応してしまうため、低刺激である点は高く評価できるポイントです。
本商品がリーズナブルで継続しやすい
最近では多くの化粧品ブランドが手軽な価格で「お試しセット」を販売していますが、お試しセットで気に入っても本商品が高いと継続できません。一方、エトヴォスのクリームはお試しセット1,900円(税別)、本商品3,800円(税別)と、本商品も継続しやすい価格です。
さらに、お試しセットを購入すると本商品を購入するときに使える500円の割引券がもらえるので、ビニール肌をしっかりケアしていきたい人にはぴったりでしょう。
エトヴォスの公式ページへ
☑︎エトヴォスクリームの口コミ
良い口コミ
・初めて使った日から肌が保湿されているのを感じられました
・乾燥しきった肌でしたが、今ではみずみずしい肌です
・化粧品で肌荒れを起こすことが多いのですが、問題なく使えました
悪い口コミ
・クリームが硬くて伸びが悪く感じました
・香りが苦手でした
良い口コミ
・初めて使った日から肌が保湿されているのを感じられました
・乾燥しきった肌でしたが、今ではみずみずしい肌です
・化粧品で肌荒れを起こすことが多いのですが、問題なく使えました
悪い口コミ
・クリームが硬くて伸びが悪く感じました
・香りが苦手でした
エトヴォスクリームの口コミ分析結果
エトヴォスクリームは、敏感なビニール肌を本気でケアしたい人にオススメエトヴォスのクリームの口コミを調査したところ、悪い口コミはあまり見られませんでした。
一部でクリームのノビの悪さを訴える人がいましたが、使用前に手の平で温めるとクリームがとろけてノビがよくなるので、使い方を改善することで解消できる問題です。
エトヴォスのクリームはさっぱりとしたフレッシュグリーンの香りです。香りはお試しセットで確かめるしか方法はありませんが、万が一苦手だった場合は体に使うなどして活用すると良いでしょう。
多く口コミは評価が高く、特に肌が弱い人や乾燥肌に長年悩んでいた人からの満足度が高い傾向にありました。
価格は手頃なのにもかかわらず、他ブランドのクリームと比べて保湿力が高いので、ビニール肌を本気でケアしたい人は一度試す価値があるといえます。
最安値情報
定価:2,400円(税抜)
公式ページ:1,900円(税抜)
楽天市場:2,592円(税抜)
アマゾン:取り扱いなし
最安値は公式ページからの購入です。店舗での取り扱いもありますが(ロフトなど)、定価での販売なので公式ページよりも割高です。
また、楽天市場やアマゾンでの購入は第三者の転売で割高なだけではなく、品質の保証もありませんのでお気をつけください。
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ナノ化された保湿成分が肌の奥まで浸透する
アスタリフトのクリームに配合されている保湿成分はナノ化されており、肌の奥までグングン浸透します。ビニール肌をケアするためには、まず角質にうるおいを与えることでバリア機能を高め、肌のキメを取り戻すことが大切です。
アスタリフトのクリームは角質層のすみずみまでしっかりと浸透してうるおいを与えるため、効果的にビニール肌をケアできるでしょう。
アスタキサンチン配合で美肌ケアまで可能
アスタキサンチンは肌のサビを防ぐことのできる成分です。肌のサビはバリア機能を破壊し、「シミ・シワ・肌荒れ」など、様々な肌トラブルを引き起こす原因になります。
そのサビを防いでくれるのがアスタキサンチンです。
アスタキサンチンは赤い色をした成分で、アスタリフトはそんなアスタキサンチンをたっぷり配合しているからこそ赤い色をしています。
アスタキサンチンがしっかり働くことでバリア機能が守られ、ビニール肌をケアしながら美肌へと導くことができます。
1,000円で試せるWeb限定価格
アスタリフトクリームの本商品は5,000円(税抜)と少々高額です。肌との相性がよければ5,000円(税抜)出す価値のあるクリームですが、肌に合わなければお金が無駄になってしまいます。そのため、まずは1,000円(税抜)のお試しセットから使うことをおすすめします。
公式webサイト限定の価格なので、購入は公式ページからがオススメです。(アマゾンや楽天市場は対象外)
アスタリフトの公式ページへ
アスタリフトクリームの口コミ分析結果
アスタリフトのクリームはビニール肌をケアしながらハリケアもしたい人にオススメ口コミは「お試しセットから使い始めてずっと継続している」という人が目立ち、満足度が高いものばかりでした。
「肌のキメが整った」「肌が強くなった」という口コミと共に、ハリが出てきたという口コミもありました。
ビニール肌をケアしたいけど、ハリケアもしたいという人にはぴったりの保湿クリームでしょう。
☑︎最安値情報
定価:1,580円(税抜)
公式ページ:1,000円(税抜)
楽天市場:1,512円(税抜)
アマゾン:1,580円(税抜)
ドラッグストアで購入するよりも公式ページからの方が安く購入できます。
楽天市場やアマゾンは第三者の転売のため、品質が劣化している可能性があるためご注意ください。
アスタリフト公式ページへ
ビニール肌の正しいスキンケア方法
ビニール肌の原因は「間違ったスキンケア」なので、スキンケアを見直すことでケアすることができます。
まずは今使っている化粧品とその使い方を見直しましょう。ここでは、
・クレンジング
・洗顔料
・化粧水
・美容液
・保湿クリーム
の選び方と正しい使い方をご紹介します。
クレンジングオイルはダメ!オススメはミルクタイプ
オイルタイプのクレンジングは洗浄力が強いので、肌に必要なうるおいまで奪ってしまう可能性があります。ビニール肌はバリア機能が低下しているので、洗浄力が強いオイルタイプのクレンジングだと肌に刺激を与える恐れがあります。
もっとも肌に優しいクレンジングは「ミルクタイプ」です。メイクを落とす力は弱くなりますが、肌への刺激を最小限に抑えることができます。
洗浄力が弱いといっても、ファンデーションやチークはキレイに落とすことはできるので、「メイクを落としきれない!」と困ることはありません。
ただし、濃いアイメイクは落としきれないためポイントメイク用クレンジングを併用してください。
ビニール肌のクレンジング方法
クレンジング料は適量の2倍の量を使いましょう。クレンジングはすべりが良いため、肌に負担をかけていると思わないかもしれませんが、クレンジングの量が少ないと肌をこすって刺激を与えてしまいます。
ビニール肌は摩擦の刺激に弱い状態なので、クレンジングを2倍使うことと肌への負担を最小限に抑えることができます。
洗顔料は石けんタイプがオススメ!泡立ちの良さも大切
洗顔料には「洗顔フォーム」「パウダータイプ」「泡タイプ」「石けんタイプ」など様々なタイプがありますが、ビニール肌の人は石けんを選びましょう。石けんタイプはもっともシンプルな作りで、洗顔フォームや泡タイプと違って、合成界面活性剤や発泡剤など、余計な成分が含まれていなことがほとんどです。
石けんタイプが肌に一番やさしい洗顔料なので、肌が敏感になっているビニール肌にぴったりです。
ビニール肌の洗顔方法
ゴシゴシと指が触れるような洗顔は絶対にやってはいけません。肌に直接手が触れないように洗顔料をモコモコに泡立てて、泡をクッションにして洗うことがポイントです。
「洗顔時に顔の皮膚が動くことがない」ように注意しましょう。
化粧水は「保湿重視の低刺激タイプ」美白用は避ける
ビニール肌の弱ったバリア機能を高めるために、化粧水は保湿タイプを選びましょう。なお、美白ケア用は配合されている「美白成分」が肌刺激になったり、保湿成分が少なかったりするのでビニール肌には不向きです。
ビニール肌の化粧水での保湿方法
とにかく「優しくなじませる」ことを意識してください。激しいパッティングは肌の刺激になるので絶対にやめましょう。オススメは、精製水で耳たぶほどの柔らかさにしたコットンを使って化粧水をなじませる方法です。
その際、コットンを肌に置くように化粧水をなじませると、刺激を抑えながら化粧水を肌の奥まで浸透させることができます。
乾いたコットンは繊維が肌に引っかかって刺激になるので、コットンは必ず濡らしてから使いましょう。
美容液は「セラミド配合」でバリア機能を取り戻す
美容液には水の配合量が多い化粧水と異なり、「保湿成分」をたっぷりと配合できるアイテムです。「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などの保湿成分の種類がバランスよく配合されているものを選びましょう。
ビニール肌の美容液の使い方
ビニール肌の人はピンポイントではなく、顔全体に美容液を塗りましょう。そうすることで、肌全体に保湿成分が行き渡り、バリア機能を高めることができます。特に乾燥が気になる部分には美容液を重ねて塗るとより保湿効果を実感できます。
美容液を塗る時は肌が動かないくらい優しく塗るようにしてください。
保湿クリームはノビが良いものを
保湿クリームは肌に摩擦の刺激を与えないためにも、ノビが良いものを選びましょう。保湿成分は「セラミド」が理想的です。
セラミドは数ある保湿成分の中でも最も保湿力が高く、バリア機能を高めてくれるのでビニール肌を効果的にケアしてくれます。
ただし、何を塗っても顔がヒリヒリする場合は、オイルのみで作られている純オイルで一時的にしのいでも構いません。
ビニール肌さんの保湿剤の使い方
保湿クリームのような保湿剤をマッサージクリーム代わりに使う人もいますが、この行為はビニール肌にとって摩擦を生むだけで刺激にしかなりません。クリームを手の平で温めて柔らかくした後、顔の内側から外側へ優しく伸ばしましょう。
手持ちの化粧品の選び方や使い方が間違っていた人は、そのスキンケアこそがビニール肌をつくる原因です。
以下でより詳しく化粧品選びについての解説をしていきますね。
以下でより詳しく化粧品選びについての解説をしていきますね。
ビニール肌に摩擦刺激は厳禁!正しいお手入れ方法
ビニール肌の原因は「スキンケア時の過度な摩擦」です。
ビニール肌を効果的にケアする保湿クリームを選んだ後は、摩擦による刺激が起きないように正しいスキンケア方法でお手入れをしましょう。
メーカー規定の量を手に取る
クリームの量が少ないと肌への刺激が大きくなります。逆に、クリームの量が多いと肌の油分量が多くなり過ぎてしまい、ベタつきや肌トラブルの原因です。必ずメーカー規定の量を守りましょう。両頬・おでこに点おきする
点おきせずに肌に塗ると、クリームを塗り忘れたり、ムラが出たりする可能性があります。塗り漏れや塗りムラを防ぐために、クリームを全体に塗る前に両頬とおでこに点おきしてください。
手に残ったクリームを手のひらでなじませる
肌なじみをよくして浸透を高めるために、手に残ったクリームを手のひらで温めて柔らかくします。
内側から外側へ伸ばす
クリームは顔の内側から外側へなじませると、ムラなく均一に塗り広げることができます。
外側から内側に伸ばすと、皮脂の多い鼻の周辺にクリームが溜まってしまいニキビの原因にもなるので注意してください。
下から上へ伸ばす
内側から外側に伸ばした次は、クリームを下から上に伸ばしましょう。これも、クリームを均一に伸ばすことと、油分が多い部分に皮脂がたまるのを防ぐことが目的です。
摩擦による刺激を与えないように、優しくなじませてください。
優しくハンドプレスをする
顔全体に薄く均一に伸ばした後は、両手で顔を包み込みクリームをしっかり浸透させましょう。
正しいスキンケア方法を実践することで、ビニール肌をいち早くケアすることができますよ。
ワセリンはビニール肌をケアできる?
「ビニール肌のケアにはワセリンが良い」との情報を見かけますが、ワセリンを使ってもビニール肌を改善することはできません。
ビニール肌は、肌表面の角質が剥がれ落ちて、バリア機能が低下している状態です。
バリア機能が低下しているビニール肌は、紫外線などのダメージを受けやすい状態であると同時に、肌内部に水分をキープできない状態でもあります。
そのため、ビニール肌をケアするためには肌内部にうるおいを与えることが大切です。
ところが、ワセリンには「肌表面に油膜を作って刺激から守る」効果はありますが、「内部にうるおいを与える」効果はありません。
また、ワセリンは油分がたっぷりなので、塗りすぎると肌表面の油分の割合が多すぎる状態となり、肌が荒れる原因につながるので注意しましょう。
ビニール肌の人の中でニキビや吹き出物ができやすい人は、ワセリンの使用を避けたほうが良いでしょう。
ビニール肌の人にもっとも効果的なケアは、化粧水、美容液、保湿クリームを使った正しいスキンケアです。
スキンケアの中でも、上記で解説したように保湿クリームにこだわることで、肌内部の水分を与えながらバリア機能を高めることができるので、より効果的にビニール肌をケアできますよ。
プチプラの保湿化粧品でビニール肌をケアできる?
ビニール肌改善のためには保湿が最も大切ですが、ドラッグストアのプチプラ保湿化粧品でも効果があるのでしょうか。
今回は、ビニール肌がもっともこだわるべきアイテムである保湿クリームの成分を確認しました。
無印良品 保湿クリーム(敏感肌用) 904円(税別)
☑︎ビニール肌との相性:無印良品の保湿クリームには、ミツロウやグリセリンなど肌表面を保護する保湿成分は多く配合されていましたが、セラミドのような肌内部をうるおいで満たす成分は配合されていませんでした。
さらに、肌に刺激を与える可能性がある「DPG」が配合されているので、ビニール肌にはオススメできません。
キュレル フェイスクリーム 2,300円(税別)
☑︎ビニール肌との相性:キュレルの保湿クリームはアットコスメで上位にランクインするほど人気がある敏感肌用化粧品です。
商品紹介文を読むと、セラミドが配合されているかと思ってしまいますが、実際にはセラミドは配合されていませんでした。
また、保湿力が高い成分も配合されていなかったので、ビニール肌を本気でケアしたい人には不向きなクリームです。あくまでも「敏感肌用」の保湿クリームでしょう。
ミノン アミノモイスト モイストバリア クリーム 2,300円
☑︎ビニール肌との相性:ミノンは肌に優しい化粧品をコンセプトとしていることもあり、クリームも肌にやさしい成分で作られていました。
しかし、肌表面に膜をはるワセリンのようなクリームで、「肌内部をうるおす成分」そのものは配合されていません。ミノンの保湿クリームでビニール肌をケアするのは難しいでしょう。
プチプラ保湿クリームはうるおいが圧倒的に不足している
プチプラのアイテムが100%悪いわけではありませんが、安いアイテムには安い成分しか配合できないのが現実です。特にビニール肌に効果的な「ヒト型セラミド」は比較的高価な成分なので、プチプラ化粧品には配合できない成分です。
ビニール肌をしっかりケアしたい人は、安くても3,000円を目安に、セラミドが配合された保湿クリームを使用すると良いでしょう。
ビニール肌をケアする保湿クリームランキング(ページ上部へ)
ビニール肌の原因は角質層の乱れ!悩み解消に必要な期間は?
ビニール肌の効果的なスキンケアについて解説してきましたが、ビニール肌の原因を知っておくと、より適切なケアが分かったり、再発防止につながったりするので、しっかり理解しておきましょう。
ビニール肌の原因については管理人の安藤さんから解説させてもらいます。
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。原因を正しく知って、ビニール肌を効率的にケアしていきましょう!
ビニール肌の原因は「角質の剥がれ」
ビニール肌の原因は「過度なスキンケアにより、肌表面の角質が剥がれ落ちること」です。過度なクレンジングや洗顔は汚れだけではなく、肌表面の必要な角質まで剥がしてしまいます。また、化粧水や美容液、クリームを塗る時に肌をこすってしまうことも、角質が剥がれる原因です。
ビニール肌をいち早くケアするなら「保湿クリーム」が効果的な理由
過度なスキンケアが原因であるビニール肌をいち早くケアするなら、保湿クリームが効果的です。保湿クリームの役割
- 角質が剥がれてバリア機能が弱った肌を保護する
- 角質層にうるおいを与えて肌本来の機能を取り戻す
保湿クリームなら、肌の表面だけではなくて、肌内部もうるおいで満たすことができるので、角質の乱れを整えてバリア機能を高めることができるのです。
ビニール肌はケアするには最低でも3ヵ月以上はかかる
肌は日々生まれ変わっており、新しい肌細胞が肌の表に出てくるまでには約28日かかると言われています。つまり、正しいスキンケアをすれば、理論上は約28日間で健康的な肌をつくることができます。
しかし、肌はミルフィーユのように何層にも分かれています。
約28日かけて作られる新しい肌細胞は、何層もある肌のうちの「一層」にすぎないので、ターンオーバーを何回も繰り返すことでビニール肌を改善していくことができます。
ビニール肌の人は角質が「過剰にはがれ落ちている」ため、健康的な肌を取り戻すには約3ヶ月〜1年ほど必要でしょう。
ビニール肌のケアに約3ヶ月〜1年1ヶ月も必要な理由
人の角質層は平均14層です。(部位により異なるので平均の数で解説します)1つの細胞を元気な肌に育てるには平均28日の期間必要です。
つまり、単純に考えると、14層×28日=392日必要となり、約1年1ヶ月も必要になります。(個人差があります)
"スキンケアは継続が大切"と言われるのは、ターンオーバーを繰り返す必要があるからなの。ビニール肌もターンオーバーを繰り返すことが大切ですよ。
ビニール肌のニキビ・吹き出物・肌荒れの原因はバリア機能の低下
ビニール肌は「バリア機能が低下すること」で引き起こされますが、その「バリア機能の低下」は肌荒れやニキビ、吹き出物の原因にもなります。
うるおった角質層はバリア機能が働き、紫外線やホコリなど、肌の刺激となる原因をブロックしてくれます。
しかし、ビニール肌は「角質層そのもの」がはがれ落ちてしまっているため、バリア機能が低下しており、外からの刺激をブロックできないため肌が荒れやすいのです。
さらに、肌を刺激から守るために皮脂が過剰に出てしまい、その過剰な皮脂が毛穴をつまらせたりしてニキビや吹き出物ができてしまいます。
ビニール肌のニキビ・吹き出物・肌荒れ対策は保湿クリーム
ビニール肌をいち早くケアするのであれば、肌内部に水分を与え、さらに肌表面を保護する「保湿クリーム」が欠かせません。中でも、保湿力が高い「セラミド」が配合された保湿クリームであれば、ビニール肌をケアしながら肌荒れやニキビ、吹き出物もケアすることができます。
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ビニール肌を改善する話題の「角質培養」って何?
ここでは、角質が剥がれてツルツルになったビニール肌をケアする新しい方法として話題になっている「角質培養」について解説します。
角質培養とは?
角質培養とは、「オフスキンケア」「肌断食」などに似た美容方法のひとつです。クレンジングや洗顔といった「肌をこすってしまいがちなスキンケア」を極力減らすことで角質を増やし、ビニール肌をケアするという方法です。
ビニール肌改善に角質培養は効果的!ただし、注意点がある
過度なスキンケアが原因でビニール肌は角質がはがれ落ちているため、肌をこすらないような優しいスキンケアは効果的です。しかし、角質培養はクレンジングや洗顔を極力行なわないため、肌の汚れを落としきれず「角栓」が増え、毛穴に詰まって毛穴の黒ずみやニキビができてしまう危険性があります。
角栓とは
皮脂や角質が混ざり合ってできたもの。増えすぎると毛穴につまり、毛穴の黒ずみやニキビなどの原因になる確かに過度なクレンジングや洗顔はビニール肌の原因ですが、適切なクレンジングや洗顔は美肌を保つスキンケアに欠かせないものでもあります。
つまり、クレンジングや洗顔を一切しないことが必ずしも良いとは言えないのです。
それよりも、肌に優しいクレンジングや洗顔料を使い、汚れを適度に洗い流したうえで、角質が増えるように保湿重視のスキンケアをすることが重要です。
上記で解説してきたように、スキンケアアイテムの中でも"保湿クリーム"にこだわると効果的に保湿ケアできますよ。
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ビニール肌にフォトフェイシャルエステは効果的か?
最近エステ業界では「フォトフェイシャル」が流行っていますが、ビニール肌には効果があるのでしょうか?
フォトフェイシャルとは?
フォトフェイシャルとは、特殊な光を使ったフェイシャルエステのことです。IPLという特殊な光が肌の奥深くに届いて、肌細胞を刺激し、活性化させることでターンオーバーを促して美肌へと導く方法です。
フォトフェイシャルはビニール肌に不向き
フォトフェイシャルは「ターンオーバーを促すことで美肌へと導く」美容方法です。一見、ビニール肌にも効果的のように感じますが、実は逆効果なので絶対にしてはいけません。なぜならば、ビニール肌の人のターンオーバーは早すぎるために、未熟な細胞が肌の表に出ている状態だからです。
ターンオーバーは約28日周期で行なわれますが、このサイクルが早すぎても、遅すぎても肌に悪影響を及ぼします。
ターンオーバーの周期が28日より短いと起こる肌トラブル
- 未熟な細胞が肌になるので肌トラブルが増える
- 細胞が未熟なのでバリア機能が弱くなる
- 肌がうるおいを保つ力が低いため乾燥肌になる
ターンオーバーの周期が28日より長いと起こる肌トラブル
- シミが肌に定着する
- 角質が厚くなって肌がゴワゴワする
- 毛穴がつまる
ビニール肌の人は「ターンオーバーのペースが28日より早い」ことがほとんどなので、さらにターンオーバーを早めてしまうフォトフェイシャルはビニール肌を悪化させる原因になります。
ビニール肌は正しいスキンケア方法でターンオーバーを正常にすることが先決なのです。
ビニール肌に必要なスキンケアへ(ページ上部へ)
ビニール肌はメイクが崩れやすい!化粧を長持ちさせるコツは?
ビニール肌はベースメイクが崩れやすいのも大きな悩みです。
ビニール肌はベースメイクが崩れやすい理由
- 角質がはがれ落ちているため、乾燥しがちで肌が粉をふきやすい
- 肌が乾燥して皮脂が過剰にでるためメイクがヨレやすい
- 肌表面がツルツルしており、メイクが肌に密着しづらい
ビニール肌を改善しないことには、メイクのノリが良くなることはありません。しかし、メイクがキレイな状態を保つコツはあるのでチェックして、ぜひ実践してみましょう。
ビニール肌でもキレイを保つメイク方法
- 化粧前のスキンケアでうるおいを与える
- 肌刺激の少ないベースメイク用品を選ぶ
- ベースメイクは薄塗りをし、こまめに化粧をなおしやすい状態にしておく
肌状態が悪いまま化粧をするとベースメイクがヨレやすいので、化粧前のスキンケアは丁寧におこないましょう。化粧水でたっぷりと水分を与えてから保湿クリームで蓋をしてください。
また、ビニール肌は刺激に弱いので、メイク用品も低刺激なものを選ぶと良いでしょう。
例えば、ミネラルファンデーションは、合成界面活性剤などの肌刺激成分がカットされているためビニール肌にオススメです。
ビニール肌は濃いメイク禁止!
濃いメイクは洗浄力の高いクレンジング剤を使う必要があり、ビニール肌を悪化させる原因となってしまいます。ビニール肌がケアされるまでは濃いメイクは避けましょう。また、濃いメイクは「崩れやすい」「メイク直しをするたびに摩擦刺激が起きる」「重ね塗りすることで着色料が肌を刺激する」とビニール肌には悪影響ばかりです。
ビニール肌が良くなるまでは、薄塗りを心がけましょう。
足(スネ)や腕のビニール肌をケアする方法
ここからは体のビニール肌の解消方法について解説していきます。
ビニール肌になりやすい体の部位は、スネ、手の甲、腕ですが、その原因は顔と同様に、「過度な刺激によって角質がはがれ落ち、キメがなくなる」ことにあります。
体がビニール肌になるきっかけ
- 体を洗うときにビニール製のタオルでゴシゴシ洗っている
- 体の保湿ケアをしていない
- ストッキングをはくことが多い(摩擦刺激になる)
- 乾燥して痒みが出たときに掻いてしまう
- 運転する時に腕の紫外線対策をしない
上記は全て「皮膚の刺激になる」行為です。些細な行動もありますが、「塵も積もれば山となる」という言葉があるように、小さな刺激が積み重なることでビニール肌になってしまうのです
また、顔は負担がかかるとすぐにスキンケアする人がほとんどですが、体のケアはおざなりにしがちなのも原因の1つです。
体のビニール肌をケアする方法
体のビニール肌をケアする方法は顔と同じように「保湿」が大切です。オススメの保湿方法
- 肌刺激が少ないタオルで体を洗う(コットンやリネンなど)
- 体が濡れた状態でボディオイルを塗布
- お風呂上りは浴室で体をふく
体の保湿は、ボディクリームよりもボディオイルがオススメです。ボディオイルは濡れた肌との相性がよく、高い保湿力を発揮してくれます。
ボディオイルは、オリーブオイルやアルガンオイルなど、天然成分から作られたボディオイルであれば肌への刺激を最小限に抑えて保湿できます。
また、お風呂上がりは乾燥しやすいので、浴室で体を拭いて水分を残すようにするとより効果的です。
保湿ケアと合わせて実践したいこと
- 締め付ける服のような肌に刺激を与えるような衣類の着用を避ける
- 日焼け止めを塗る
- 痒くても掻きむしらない
保湿ケアと合わせて上記を実践すると、効果的に体のビニール肌をケアできますよ。
ビニール肌がひどい時は皮膚科の「保険適用」で治療できる
自宅でのビニール肌対策を紹介してきましたが、肌が炎症を起こすほど「ビニール肌が重症化している時」は適切なスキンケアでもビニール肌が悪化する場合があります。
ビニール肌があまりにもひどい場合は皮膚科で治療をするほうが安全です。
皮膚科での治療内容
- 外用薬の処方 「ヒルドイド(保湿剤)」が処方されることがほとんどです。チューブタイプやローションタイプなどがあります。
- 内服薬の処方 ビタミンや漢方薬を肌状態に合わせて処方してもらえます。体の外側だけではなくて内側からもビニール肌へアプローチすることで改善します。
皮膚科には「一般皮膚科」と「美容皮膚科」がありますが、ビニール肌の治療は「一般皮膚科」がオススメです。
美容皮膚科だと保険適用外の治療を提案されることが多く、費用が高額になりがちです。一方、一般皮膚科は保険適用範囲での治療なので、費用を抑えてビニール肌を治療できます。
皮膚科に行ってもビニール肌は再発することも
肌が炎症を起こしている時は皮膚科に行くべきですが、皮膚科に行けば「ビニール肌が完治する」わけではありません。皮膚科での治療は「今の状態を鎮静させること」で、ビニール肌の予防はできないのです。
ビニール肌を根本的に解決するには、肌そのものを健康にする必要があります。そのためには普段のスキンケアを正しく、そして丁寧にする必要があるのです。
もし皮膚科でビニール肌が改善されたとしても、日々のスキンケアはしっかりと行いましょう。
もう一度ビニール肌にオススメの化粧品選びについて見る(ページ上部へ)
ビニール肌の悩みはスキンケアで「解消&予防」できる!
ビニール肌は一見するとツルツルしてキレイな肌のように感じますが、実際は極度に肌がダメージを受けている状態です。
肌はスキンケアはすればするほどキレイになれるわけではありません。
過度なスキンケアはやめて、保湿を重視した正しいスキンケアをしていきましょう。
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☑︎参考文献
吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
朝田 康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』