30代は肌の転換期!今すぐ始めるべき美白ケアを元開発員が解説!
[公開日]2018/10/04[更新日]2018/10/05
20代の頃はお手入れをサボっても問題なかった肌。ところが、30代になった途端にシミ・くすみが気になってきた…という方も多いと思います。
30代は肌の初期老化が始まる年代。そのため、美白効果も感じにくく、スキンケアを根本的に見直す必要があります。
そこで今回は、元化粧品メーカー社員だった筆者が、30代が今すべき美白スキンケアについて解説していきます。
30代におすすめの美白化粧品ランキングへ
※美白とはメラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐことです。
「30代はお肌の曲がり角でシミ・くすみができやすい」と聞きますが、その理由をしっかり理解しておくと、「30代ではどんな美白ケアをすべきか?」の答えが見えてきます。
ですが、30代は肌の「皮脂量・水分量」がグンと減少するため、ターンオーバーがどんどん遅くなっており、メラニンが排出されにくくなっています。
そんな肌状況にも関わらず、これまで浴びてきた紫外線によるシミがどんどん現れるので、今までのような美白ケアではケアしきれないことに…。
また、30代の肌は乾燥しやすくなっています。乾燥した肌は皮膚が分厚くなり、どんどんくすんでしまいます。
そのため、肌のターンオーバーを促して透明感を引き出すためには「水分」が欠かせません。
美白成分だけでなく、保湿成分もしっかり補ってあげましょう。
「美容液と化粧水って何が違うの?」と疑問に思う方もいるかと思いますが、美容液は化粧水よりも水の量が少ないので、美白に効果的な成分を多く配合できます。
化粧水と比べると値段が高いのも、それだけ多くの美容成分が凝縮されているからなのです。
化粧水は安い物を使ってでも、30代の美白ケアに美容液を取り入れるべきです。その理由は、美容液が果たす役割にあります。
・これからのシミや今ある悩みもしっかりケアする
・保湿効果で肌のターンオーバーを整えるサポーをする
・肌をうるおして紫外線に強い肌へ導く
どれも30代の肌に足りていないものを補ってくれる役割ばかりです。
でも、「美容液=高い」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。ところが、昔と比べて技術が進んでいる近年では、手頃な値段でも効果的な美容液がたくさん開発されています。
そもそも、高すぎる化粧品は「莫大な広告費を回収するための値段設定」がされているケースが多いのです。
では、手頃な値段で効果も実感できる美白美容液とは一体どのようなものなのでしょうか?
美容液は1歩間違えば、「ただ値段が高いだけで意味のないアイテム」になりかねません。
美白に有用で、30代の肌にぴったりの美白美容液を見極めるには、3つのポイントがあります。
見極め方はとても簡単で、商品の箱に「薬用」あるいは「医薬部外品」と書いてあるものは全て、厚生労働省によって認められた成分が配合されているものです。
「認められた成分=絶対に効果がある」とは言えませんが、あらゆる研究結果のもと、国が「肌に何かしらの効果がある」と認めた成分なので、着実なケアが期待できます。
他には和漢由来の美白成分がオススメです。
和漢は肌本来の力を引き出してくれるので、医薬部外品のように即効性はありませんが、肌のターンオーバーを促して、根本的な美白ケアをすることができます。
30代の肌は水分が減少して乾燥気味です。今のうちから保湿力の高い美白美容液を使うこと、シミ・くすみをケアしながら、紫外線に強い肌を作ってくれます。
口コミや企業の広告ではなく、美白美容液の成分や処方、実際に30代の肌で使った結果に基づいて、30代の美白ケアにおすすめできる美白美容液を選んでみました。
選ぶポイントである
・厚生労働省認可のの美白成分配合
・保湿力が高い成分配合
を満たした物から厳選し、ランキングをつけた結果が以下です。
※税抜価格
サエルは美白力よりも保湿力が高い美容液です。30代の美白ケアでは、保湿効果より美白効果を重視すべきではありますが、価格が手頃なので今回はホワイトショットより上位の3位と判断しました。
「HAKU」は美白効果は高いのですが、夏専用なので常用の美白美容液としては向きません。
さらに、炎症しているシミの部分をケアする抗炎症成分「ナノAMA」も配合されています。美白成分+抗炎症成分が肌の奥にぐんぐん浸透するので、悩みの根本に働きかけ、しっかり美白をしてくれるのです。
「素早く浸透して肌をうるおすもの」「肌の奥をじっくり保湿するもの」「肌表面に留まりうるおいのフタをするもの」に分かれているので、肌をうるおいで満たしながら、水分をキープしてくれるのです。
通販だと卸し手数料や店舗家賃などの費用がかからない分、安く販売できるためです。購入の際は公式ページからだと、気軽に自分の肌に合うかどうかを気軽に確認することができます。
どんな美白美容液でも嬉しい変化を感じるまでに最低でも1ヵ月はかかるので、継続して使うことを念頭にしましょう。
継続使用した人は美白効果を評価している人が多く、くすみにもシミケアにも使えたという声が多い傾向でした。
また、保湿への良い口コミも多く、乾燥肌の人でも使える美白美容液です。
最安値を調査したところ、公式ページが最も安い値段でした。楽天やAmazonは割高になっていたので注意してください。
さらに、「朝鮮アザミエキス」や「ハトムギエキス」などの和漢由来成分が、肌の奥まで浸透して、肌の透明感を引き出してくれます。
また、成分の100%が天然由来成分なので、敏感肌でも安心して使うことができます。
中身の100%が天然由来の成分からできているので、長時間かけてじっくり肌ケアしてくれます。
肌そのものの力を高めてくれるので、その場しのぎの美白ではなく、40代になってもずっと透明感のある肌でいられるような「根本ケア」をしてくれます。
1週間使える内容量で、美白スキンケアライン一式が試せるので、オーガニック化粧品が初めての方でもチャレンジしやすい価格です。
※美白とはうるおい効果で透明感を引き出すケアのこと
化学成分ではなく天然由来成分100%で作られており、じっくりと肌に働きかける美白美容液です。
肌のターンオーバーをサポートすることでシミ・くすみの悩みを排出してくれるので、時間をかけてでも着実に美白ケアしたい人におすすめできます。
肌機能そのものの力を高める作用があるので、美白ケアしたい人だけでなく、肌質が変わりやすい人や肌荒れしやすい人にもぴったりです。
店頭販売はなく、楽天・Amazonは価格が上がっていました。最安値は公式ページとなっています。
保湿成分は水分保持力が高い「セラミド」を始めとした天然由来成分配合で、肌を優しくうるおすので、紫外線の刺激に強い肌へと導いてくれるのです。
肌は紫外線を浴びるとダメージを受け、炎症を引き起こしてしまいますが、その炎症をやさしくケアし、メラニンの生成を予防してくれます。
1,890円(税込)で2つも美白美容液が試せ、全体のトーンアップと、ピンポイントのシミの両方をケアできるのは嬉しいポイントです。
美白成分と保湿成分がバランスよく配合されており、また、抗炎症成分もしっかり配合された美容液です。
口コミでは、シミよりもくすみに対する高評価な意見が多く、透明感が欲しい方におすすめできます。
中には「肌に合わなかった」と方もいましたが、人の肌はそれぞれ違うため万人に合う化粧品はありません。試したい人はまずはトライアルセットから始めると良いでしょう。
店頭販売はなく、楽天・Amazonは価格が上がっていました。最安値は公式ページとなっています。
さらに、アルブチンと相性の良いデイリリー花発酵エキスも配合されているので、効率的に美白ケアすることができる美容液です。
化粧品は試さないと分からないことが多いので、初めて購入する人にとってはありがたい制度ですね。
低刺激処方で、肌のバリア機能を高める保湿力も高いので、敏感肌の人におすすめできる美容液です。
口コミも「肌が明るくなった」「シミケアできた」と言う敏感肌の人が多くいました。
また、美白よりも保湿に力が入った成分なので、乾燥肌の人にもおすすめできます。
楽天やAmazonでは取り扱いがなく、販売は公式ページのとなっています。
他の美白美容液と比べると価格高いので、今回はベスト3には選びませんでしたが、本気でシミケアしたい人にはポーラのホワイトショットSXがおすすめです。
美白成分はビタミンC誘導体のほか、大手ならではの研究力で開発された「クリアノール」「ルシノール」が配合されており、このうちルシノールは特許取得の成分です。
ホワイトショットSXは各種雑誌のベストコスメグランプリに何度も選ばれており、その人気の高さから美白効果の大きさも期待できます。
しかしポーラのホワイトショットは、メラニンを排出する肌機能「セルフクリア機能」に着目し、肌が自らシミを排出できる力をサポートする処方になっています。
もちろん、従来通りメラニンにも働きかけるので、シミ・くすみを予防しながら、今の肌悩みも徹底的にケアしてくれるのです。
無駄がなく効率的にシミ・くすみケアができるので、いち早い悩みケアが期待できます。
さらに詳しく知りたい方は「ホワイトショットを試した結果レポート」をご参照ください。
美白美容液の効果を引き出すためには、正しい使い方をすることが大切です。
自己流で使っては逆効果なので、まずは基本的な使い方をチェックして、それにならってスキンケアをしていきましょう。
そのうえで、プラスαの活用方法をしていくと、さらに効果が高まります。
使う順番は、「①化粧水②美容液③乳液④クリーム」の順番です。ただし、メーカーによっては化粧水の前に使う美容液(先行美容液・導入美容液)があるので、使う前に使用方法をチェックしましょう。
また、シミがある部分だけ塗る人も多くいますが、シミを追い出すには肌全体のターンオーバーを整える必要があります。
部分的に使っても肌全体を健やかにすることはできません。一部、部分用の美容液もありますが、そうではない美容液は顔全体になじせましょう。
美容液が肌によく馴染むので、美白成分が肌の奥にしっかりと浸透します。
普段ケアを疎かにしがちな首にも美容液をなじませることで、首も美白ができ、顔全体の印象も明るくなりますよ。
ただし、紫外線に弱いハイドロキノンが配合されたものは、夜のみの使用であることが多いので、ハイドロキノン美容液の場合は夜に適量をしっかり使ってください。
1年中を通して美白ケアをしていくことで、徐々にシミ・くすみを目立たなくしてくれますよ。
また、保湿効果の高い美白美容液を使っていれば乾燥ケアもできて、一石二鳥です。
「美容液=高価」な時代は終わり、今ではドラッグストアでも手軽に購入することができます。そこで、
・ ドラッグストアコスメの比較
・ プチプラ化粧品に効果はあるのか?
の観点で解説していきます。
美白成分として、ビタミンC誘導体とアルブチンを配合されていますが、保湿成分や抗炎症成分は不足している状態です。
「美容液」と呼ぶには効果は乏しく、これならビタミンC誘導体配合の化粧水を使ったほうが効果的です。
美白成分のアルブチン、ビタミンC誘導体が配合されていますが、白潤のビタミンC誘導体は「エチルアスコルビン酸」という種類。
一般的なビタミンC誘導体「リン酸アスコルビルMg」と比べると効果は劣ります。保湿効果も低いので30代の肌には不向きです。
調査したところ、どれもあまり美白効果が期待できない商品でした。
気軽に美白する分には多少なりの効果があるかもしれませんが、肌機能が低下し始めている30代の肌には不向きでしょう。
総合的に見れば美白効果は乏しく、30代でしっかり美白したい人には不向きでしょう。
もちろん、「値段が高い=美白効果が高い」とは一概に言えません。しかし、より美白効果の高い成分を凝縮しようとすると、それなりに値段も高くなってしまうのも事実なのです。
② 配合量(配合比率)
③ 精製度
これらの要素が高まるほど値段も高くなります。
例えば、野菜は産地や育て方で糖度や美味しさが変わります。それと同じなのです。
繰り返しになりますが、「値段の高さ=効果の高さ」というわけではありません。ですが、化粧品の価格は美白効果を見極める1つの目安になる、と覚えていただければと思います。
30代になるとシミ・くすみがこれまで以上に気になるものです。それは一体なぜなのでしょうか?その原因を探っていきたいと思います。
肌は紫外線を浴びるとメラノサイトが刺激され、シミの原因である黒い色素「メラニン色素」を生み出します。
健康な肌であれば、できたメラニン色素は肌の生まれ変わり(ターンオーバー)とともに、垢となって剥がれ落ちます。
しかし、以下のグラフを見ると分かるように、30代になると「水分量」「皮脂量」が減少しているので、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。
すると、メラニン色素をスムーズに排出することができなくなってしまうのです。そして、徐々にメラニン色素が蓄積し、それが定着してシミになってしまいます。
また、保湿力の高い美白美容液であれば、肌のターンオーバーを整えるサポートをすることもできます。
さらに、美容液は他のアイテムよりも美容成分が多いアイテムなので、効率的に美白ケアすることができるのです。
30代の美白ケアで最も大切なのは、美白美容液によるスキンケアですが、生活週間が乱れてはその効果も感じにくくなります。
ここれは、白くて美しい肌を作る生活習慣をご紹介していきます。
眠った後は肌細胞の生まれ変わりが活発になりますが、その活動のピークは睡眠直後の3時間です。この時間に質の良い睡眠が出来ていると、新しい肌細胞が積極的に作られるのです。
その情報は正しい情報で、ビタミンCは食べ方にコツが必要です。
②ただしスープ料理はお湯にビタミンCが溶け込むので◎
★体内で摂り溜めできないので、数回に分けてこまめに摂ることがポイント!
30代の美白ケアでは美白美容液の1点投入+生活習慣の改善がポイントですが、さらにしっかり美白ケアをしたい方や、お金に余裕がある方は、全アイテムを30代の肌に合った美白化粧品に変えると、より効果的です。
もちろん、美白美容液同様に選び方を間違っては効果を感じづらくなるので、以下の選び方を参考にしてください。
①医薬部外品の化粧水
②何を美白したいか?の目的で選ぶ
ことがポイントになります。
ただし、美容液と違って、化粧水はほとんどが「水」です。そのため選ぶべき成分も少しずつ変わってきます。
さらに詳しい選び方を知りたい方は「元メーカー員が解説:美白化粧水の効果&選び方とおすすめ5選」を参考にご覧いください。
①医薬部外品のもの
②保湿効果の高いもの
を選ぶことがポイントです。
ただし、くすみケアとシミケアで抑えるべき成分が異なるので、成分はしっかりチェックする必要があります。
美白クリームの選び方について詳細を知りたい方は、「エステティシャンが解説!美白クリームの正しい選び方とおすすめ商品」の記事をご参照ください。
美白ケアは時間がかかるものですが、メイクなら簡単に色白肌を演出することができます。
ただし、単純にファンデーションをワントーン明るくしてしまっては、顔が白浮きして不自然です。
自然に色白肌に見せるためには、「白くする」「くすみを隠す」のではなく「透明感を引き出す」という意識が大事になります。
塗る時は手で塗るのではなく、リキッドを両頬・額に乗せ、スポンでぽんぽんと広げます。
鼻や目の周りはスポンジ残ったファンデーションで薄く塗るだけで十分です。
スティックタイプであればファンデーションの前に、リキッドタイプであればファンデーションの後に使います。
30代は少しずつ肌機能が低下してくる年代ですが、美白美容液を取り入れることでしっかり美白ケアすることができます。
今のうちから美白美容液で丁寧にケアしてあげることで、これから先の40代、50代も美肌で過ごすことができますよ。
「あの時もっと美白ケアしていればよかった・・・」なんて後悔しないためにも、自分にぴったりの美白美容液を見つけ、ケアを継続してくださいね。
※美白とはメラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐことです。
30代は肌の初期老化が始まる年代。そのため、美白効果も感じにくく、スキンケアを根本的に見直す必要があります。
そこで今回は、元化粧品メーカー社員だった筆者が、30代が今すべき美白スキンケアについて解説していきます。
◆30代におすすめの美白化粧品TOP3◆
1位 アスタリフトホワイト
浸透力の高い美白有効成分とエイジングケア成分配合
2位 HANAオーガニック
肌の根本から透明感を引き出すオーガニック美白
3位 アンプルール
ハイドロキノン配合の美白クリーム
\注目/ ホワイトショットSXS
何を使ってもダメだった方に、ポーラの最新美白美容液
※クリックすると下部の詳細ランキングへジャンプします1位 アスタリフトホワイト
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2位 HANAオーガニック
肌の根本から透明感を引き出すオーガニック美白
3位 アンプルール
ハイドロキノン配合の美白クリーム
\注目/ ホワイトショットSXS
何を使ってもダメだった方に、ポーラの最新美白美容液
30代におすすめの美白化粧品ランキングへ
目次
《ガイド:弓削田典子》
化粧品メーカーにて商品企画からプロモーションまで経験。30代で地黒なので美白ケアに余念がない。
化粧品メーカーにて商品企画からプロモーションまで経験。30代で地黒なので美白ケアに余念がない。
※美白とはメラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐことです。
30代の肌の特徴と美白ケアとポイント
「30代はお肌の曲がり角でシミ・くすみができやすい」と聞きますが、その理由をしっかり理解しておくと、「30代ではどんな美白ケアをすべきか?」の答えが見えてきます。
30代の美白ケアは20代と一緒ではダメ!
シミやくすみの原因は、紫外線を浴びると増える「メラニン色素」です。20代であれば、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)がスムーズので、メラニンを排出することができます。ですが、30代は肌の「皮脂量・水分量」がグンと減少するため、ターンオーバーがどんどん遅くなっており、メラニンが排出されにくくなっています。
そんな肌状況にも関わらず、これまで浴びてきた紫外線によるシミがどんどん現れるので、今までのような美白ケアではケアしきれないことに…。
また、30代の肌は乾燥しやすくなっています。乾燥した肌は皮膚が分厚くなり、どんどんくすんでしまいます。
そのため、肌のターンオーバーを促して透明感を引き出すためには「水分」が欠かせません。
美白成分だけでなく、保湿成分もしっかり補ってあげましょう。
30代に1番効果的な美白ケアは「美白美容液」!
30代の美白スキンケアで最も必要なものは、何よりも「美白美容液」です!「美容液と化粧水って何が違うの?」と疑問に思う方もいるかと思いますが、美容液は化粧水よりも水の量が少ないので、美白に効果的な成分を多く配合できます。
化粧水と比べると値段が高いのも、それだけ多くの美容成分が凝縮されているからなのです。
化粧水は安い物を使ってでも、30代の美白ケアに美容液を取り入れるべきです。その理由は、美容液が果たす役割にあります。
美白美容液が果たす役割
・他のアイテムよりも多くの美白成分を肌に届ける・これからのシミや今ある悩みもしっかりケアする
・保湿効果で肌のターンオーバーを整えるサポーをする
・肌をうるおして紫外線に強い肌へ導く
どれも30代の肌に足りていないものを補ってくれる役割ばかりです。
でも、「美容液=高い」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。ところが、昔と比べて技術が進んでいる近年では、手頃な値段でも効果的な美容液がたくさん開発されています。
そもそも、高すぎる化粧品は「莫大な広告費を回収するための値段設定」がされているケースが多いのです。
では、手頃な値段で効果も実感できる美白美容液とは一体どのようなものなのでしょうか?
効果的な美白美容液の選び方
美容液は1歩間違えば、「ただ値段が高いだけで意味のないアイテム」になりかねません。
美白に有用で、30代の肌にぴったりの美白美容液を見極めるには、3つのポイントがあります。
30代にぴったりの美白美容液の選び方
①厚生労働省認可の美白成分を選ぶ
②保湿力が高い成分かチェックする
①厚生労働省認可の美白成分を選ぶ
②保湿力が高い成分かチェックする
美白成分は厚生労働省認可のものを優先に選ぶ
美白成分には様々な種類がありますが、確実に美白をするのであれば厚生労働省によって認められている美白成分を選びましょう。見極め方はとても簡単で、商品の箱に「薬用」あるいは「医薬部外品」と書いてあるものは全て、厚生労働省によって認められた成分が配合されているものです。
「認められた成分=絶対に効果がある」とは言えませんが、あらゆる研究結果のもと、国が「肌に何かしらの効果がある」と認めた成分なので、着実なケアが期待できます。
他には和漢由来の美白成分がオススメです。
和漢は肌本来の力を引き出してくれるので、医薬部外品のように即効性はありませんが、肌のターンオーバーを促して、根本的な美白ケアをすることができます。
◇厚生労働省が許可した美白成分の例
ビタミンC誘導体◆アルブチン◆コウジ酸◆カモミラET◆トラネキサム酸 ◆4MSK
◇和漢由来の美白成分の例
ヨクイニン◆朝鮮人参エキス◆朝鮮アザミエキス◆アケビエキス◆オウゴン根エキス
ビタミンC誘導体◆アルブチン◆コウジ酸◆カモミラET◆トラネキサム酸 ◆4MSK
◇和漢由来の美白成分の例
ヨクイニン◆朝鮮人参エキス◆朝鮮アザミエキス◆アケビエキス◆オウゴン根エキス
私がおすすめするのはビタミンC誘導体とアルブチンです。しっかり美白できることに加え、肌への刺激が少ないので、万人に合いやすい成分です。
保湿力が高い成分かチェック
保湿成分はたくさんありますが、その水分キープ力はそれぞれ異なります。以下の保湿力が高い成分が配合されているかチェックしましょう。◇保湿力が低い成分
・NMF(天然保湿因子)
・PG、グリセリン
◇保湿力が高い成分
・セラミド
・レシチン
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・NMF(天然保湿因子)
・PG、グリセリン
◇保湿力が高い成分
・セラミド
・レシチン
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
30代の肌は水分が減少して乾燥気味です。今のうちから保湿力の高い美白美容液を使うこと、シミ・くすみをケアしながら、紫外線に強い肌を作ってくれます。
30代におすすめ!美白美容液ランキング
口コミや企業の広告ではなく、美白美容液の成分や処方、実際に30代の肌で使った結果に基づいて、30代の美白ケアにおすすめできる美白美容液を選んでみました。
選ぶポイントである
・厚生労働省認可のの美白成分配合
・保湿力が高い成分配合
を満たした物から厳選し、ランキングをつけた結果が以下です。
総合評価 | 価格 | 美白成分 | 保湿成分 |
|
---|---|---|---|---|
美白力も保湿力も高くシミに効果的 | 1,000円(5日分) | ビタミンC誘導体/アルブチン/アスタキサンチン | 3種のコラーゲン/ツボクサエキ/酵母エキス |
|
ピンポイントでシミの根っこから美白ケア | 本商品 12,000円(20g) ※約100日分 | ビタミンC誘導体/ルシノール | SCリキッド/m-シューター/クリアノール |
|
肌機能を高めて悩みを根本解決し、透明肌を引き出す | 1,371円(7日分) | ローズプラセンタ/朝鮮人参エキス/ヨクイニン | シロキクラゲ多糖体/キハダ樹皮エキス/ラベンダー油 |
|
美白力が高く30代のエイジングケアも可能 | 1,667円(10日分) | ビタミンC誘導体/ハイドロキノン/甘草フラボノイド | セラミド/ヒアルロン酸/コラーゲン |
|
美白以上に保湿効果に期待でき敏感肌でも◎ | 1,370円(10日分) | アルブチン/セイヨウノコギリ草エキス | セラミド2 |
|
美白力はあるが保湿力が弱い | 1,800円(7日分) | ピュアビタミンC | ペプチド、ハイビスカス発酵液 |
|
美白できるが夏専用なので常用としては△ | 2,300円(10g) | 4MSK/トラネキサム酸 | 高麗人参エキス/トウキエキス/ヒアルロン酸/濃グリセリン |
ランキング商品の詳細を見る(ページ下部へ)
分析結果をまとめると
美白力も保湿力もあるのはアスタリフトホワイト、HANAオーガニック、アンプルール、ホワイトショットですが、値段とのバランスを考えるとアスタリフトとHANAオーガニックがおすすめできる美白美容液です。サエルは美白力よりも保湿力が高い美容液です。30代の美白ケアでは、保湿効果より美白効果を重視すべきではありますが、価格が手頃なので今回はホワイトショットより上位の3位と判断しました。
「HAKU」は美白効果は高いのですが、夏専用なので常用の美白美容液としては向きません。
ビタミンC誘導体とアスタキサンチンで美白ケア
厚生労働省認可のビタミンC誘導体はもちろん、アスタキサンチンが配合されているので、朝晩使うだけでシミ・くすみを徹底的にケアしてくれます。さらに、炎症しているシミの部分をケアする抗炎症成分「ナノAMA」も配合されています。美白成分+抗炎症成分が肌の奥にぐんぐん浸透するので、悩みの根本に働きかけ、しっかり美白をしてくれるのです。
3種のコラーゲンは肌の奥も表面も保湿
浸透度の違う3種のコラーゲン「浸透性コラーゲン」「ナノコラーゲン」「ピココラーゲン」が配合されています。「素早く浸透して肌をうるおすもの」「肌の奥をじっくり保湿するもの」「肌表面に留まりうるおいのフタをするもの」に分かれているので、肌をうるおいで満たしながら、水分をキープしてくれるのです。
webのトライアルセットなら1,000円で試せる
店頭れ売られているトライアルセットは割引価格ではありません。割引価格の1,000円購入できるのは公式ページの通販のみです。通販だと卸し手数料や店舗家賃などの費用がかからない分、安く販売できるためです。購入の際は公式ページからだと、気軽に自分の肌に合うかどうかを気軽に確認することができます。
◆アスタリフトホワイトの口コミをチェック!
良い口コミ
・シミが目立たなくなってきた
・肌が明るくなって透明感が出てきた
・肌の乾燥がなく化粧ノリがよくなった
悪い口コミ
・赤い色をしているので服が汚れた
・思ったより美白効果が遅い
良い口コミ
・シミが目立たなくなってきた
・肌が明るくなって透明感が出てきた
・肌の乾燥がなく化粧ノリがよくなった
悪い口コミ
・赤い色をしているので服が汚れた
・思ったより美白効果が遅い
アスタリフトホワイトはどんな人に向いている?
「くすみ」も「シミ」もケアしたい人向け!どんな美白美容液でも嬉しい変化を感じるまでに最低でも1ヵ月はかかるので、継続して使うことを念頭にしましょう。
継続使用した人は美白効果を評価している人が多く、くすみにもシミケアにも使えたという声が多い傾向でした。
また、保湿への良い口コミも多く、乾燥肌の人でも使える美白美容液です。
最安値を調査したところ、公式ページが最も安い値段でした。楽天やAmazonは割高になっていたので注意してください。
アスタリフトホワイトの公式ページへ
ローズと和漢由来成分が透明感を引き出す
植物プラセンタや美容オイルが豊富に含まれたローズエキスがたっぷり配合されています。さらに、「朝鮮アザミエキス」や「ハトムギエキス」などの和漢由来成分が、肌の奥まで浸透して、肌の透明感を引き出してくれます。
また、成分の100%が天然由来成分なので、敏感肌でも安心して使うことができます。
ターンオーバー促進をサポートしてくすみをケア
日本には「オーガニック化粧品」と売るためのルールがありませんが、HANAオーガニックは国際オーガニック基準と同じレベルで作られたオーガニック化粧品です。中身の100%が天然由来の成分からできているので、長時間かけてじっくり肌ケアしてくれます。
肌そのものの力を高めてくれるので、その場しのぎの美白ではなく、40代になってもずっと透明感のある肌でいられるような「根本ケア」をしてくれます。
トライアルは美白ライン一式が半額以下
初回のトライアルセットは、通常価格から56%割引の1,480円で試すことができます。1週間使える内容量で、美白スキンケアライン一式が試せるので、オーガニック化粧品が初めての方でもチャレンジしやすい価格です。
※美白とはうるおい効果で透明感を引き出すケアのこと
HANAオーガニックはどんな人に向いている?
じっくりだけどシミ・くすみを根本解決したい人向け!化学成分ではなく天然由来成分100%で作られており、じっくりと肌に働きかける美白美容液です。
肌のターンオーバーをサポートすることでシミ・くすみの悩みを排出してくれるので、時間をかけてでも着実に美白ケアしたい人におすすめできます。
肌機能そのものの力を高める作用があるので、美白ケアしたい人だけでなく、肌質が変わりやすい人や肌荒れしやすい人にもぴったりです。
店頭販売はなく、楽天・Amazonは価格が上がっていました。最安値は公式ページとなっています。
HANAオーガニックの公式ページへ
ハイドロキノン誘導体とビタミンC誘導体
美白成分として、ハイドロキノン誘導体とビタミンC誘導体が配合されており、シミ・くすみの原因に働きかけます。保湿成分は水分保持力が高い「セラミド」を始めとした天然由来成分配合で、肌を優しくうるおすので、紫外線の刺激に強い肌へと導いてくれるのです。
紫外線ダメージを鎮静しメラニン生成を予防
抗炎症成分もこだわって配合されており、グリチルリチン酸2Kをはじめ、アロエベラ葉エキス、ゲンチアナエキスも凝縮された美容液です。肌は紫外線を浴びるとダメージを受け、炎症を引き起こしてしまいますが、その炎症をやさしくケアし、メラニンの生成を予防してくれます。
2つの美容液が試せるトライアルキット
トライアルキットでは、朝夜使えるこちらの美容液と、夜専用で部分的に使う美容液の2種類が試せます。1,890円(税込)で2つも美白美容液が試せ、全体のトーンアップと、ピンポイントのシミの両方をケアできるのは嬉しいポイントです。
アンプルールはどんな人に向いている?
シミよりもくすみに悩んでいる人向け!美白成分と保湿成分がバランスよく配合されており、また、抗炎症成分もしっかり配合された美容液です。
口コミでは、シミよりもくすみに対する高評価な意見が多く、透明感が欲しい方におすすめできます。
中には「肌に合わなかった」と方もいましたが、人の肌はそれぞれ違うため万人に合う化粧品はありません。試したい人はまずはトライアルセットから始めると良いでしょう。
店頭販売はなく、楽天・Amazonは価格が上がっていました。最安値は公式ページとなっています。
アンプルールの公式ページへ
アルブチン+デイリリー花発酵液で美白
肌にやさしくて美白力の高いアルブチンが配合されており、敏感肌でもしっかりシミ・くすみケアができます。さらに、アルブチンと相性の良いデイリリー花発酵エキスも配合されているので、効率的に美白ケアすることができる美容液です。
ナノ化セラミドでしっかり保湿
最強の保湿成分と言われるセラミドを小さくし、肌への浸透度を高めたセライドナノスフィアが、肌の奥からしっかりと保湿をしてくれます。30日の返金保障付き
敏感肌専門ブランドで、万が一肌に合わなかったことを考えているメーカーだからこそ、商品到着後30日以内なら返品できるサービスがあります。化粧品は試さないと分からないことが多いので、初めて購入する人にとってはありがたい制度ですね。
サエルはどんな人に向いている?
敏感肌だけどシミもくすみもケアしたい人向け!低刺激処方で、肌のバリア機能を高める保湿力も高いので、敏感肌の人におすすめできる美容液です。
口コミも「肌が明るくなった」「シミケアできた」と言う敏感肌の人が多くいました。
また、美白よりも保湿に力が入った成分なので、乾燥肌の人にもおすすめできます。
楽天やAmazonでは取り扱いがなく、販売は公式ページのとなっています。
サエルの公式ページへ
Pick Up!本気でシミケアしたいなら「ホワイトショットSXS」
◇価格(税抜)
通常サイズ:12,000円(20g)約3ヵ月分
通常サイズ:12,000円(20g)約3ヵ月分
他の美白美容液と比べると価格高いので、今回はベスト3には選びませんでしたが、本気でシミケアしたい人にはポーラのホワイトショットSXがおすすめです。
美白成分はビタミンC誘導体のほか、大手ならではの研究力で開発された「クリアノール」「ルシノール」が配合されており、このうちルシノールは特許取得の成分です。
ホワイトショットSXは各種雑誌のベストコスメグランプリに何度も選ばれており、その人気の高さから美白効果の大きさも期待できます。
メラニンを排出する肌機能をサポート
これまでの美白美容液はメラニンにアプローチするものがメインでした。しかしポーラのホワイトショットは、メラニンを排出する肌機能「セルフクリア機能」に着目し、肌が自らシミを排出できる力をサポートする処方になっています。
もちろん、従来通りメラニンにも働きかけるので、シミ・くすみを予防しながら、今の肌悩みも徹底的にケアしてくれるのです。
シミ・くすみをダイレクトにケアする「ショットデリバリー処方」
ポーラの研究開発力は世界でも注目されているほどの高さ。その技術力を駆使し、悩みのある部分をめがけて美白成分が浸透する「ショットデリバリー処方」で作られているのがホワイトショットです。無駄がなく効率的にシミ・くすみケアができるので、いち早い悩みケアが期待できます。
さらに詳しく知りたい方は「ホワイトショットを試した結果レポート」をご参照ください。
ポーラ ホワイトショットの公式ページへ
美白美容液の効果を上げる使い方
美白美容液の効果を引き出すためには、正しい使い方をすることが大切です。
自己流で使っては逆効果なので、まずは基本的な使い方をチェックして、それにならってスキンケアをしていきましょう。
そのうえで、プラスαの活用方法をしていくと、さらに効果が高まります。
美白美容液|基本の使い方
使う順番を守る
基本的に化粧品は、「水っぽいもの」から使います。最初に油分を与えると肌に膜ができて、他のアイテムが浸透しなくなるためです。使う順番は、「①化粧水②美容液③乳液④クリーム」の順番です。ただし、メーカーによっては化粧水の前に使う美容液(先行美容液・導入美容液)があるので、使う前に使用方法をチェックしましょう。
メーカー規定量を使用する
メーカーが決めている量より少ないと、効果を最大限感じることができません。商品によって使用量は異なるので、新しい化粧品を使うたびに必ず確認しましょう。手の平に広げて顔全体に馴染ませる
手の平に広げて使うことで塗りムラを防ぐことができます。また、シミがある部分だけ塗る人も多くいますが、シミを追い出すには肌全体のターンオーバーを整える必要があります。
部分的に使っても肌全体を健やかにすることはできません。一部、部分用の美容液もありますが、そうではない美容液は顔全体になじせましょう。
ハンドプレスをする
馴染ませた後は、量てで頬を包み込み、手でパックするようにハンドプレスをしましょう。美容液が肌によく馴染むので、美白成分が肌の奥にしっかりと浸透します。
美白美容液|+αの活用方法
気になる部分に重ね付けをする
シミなどの悩みが気になる部分には、美容液を重ねて塗ると濃厚な美容液が浸透して、悩みをしっかりケアできます。手に余った美容液は首まで塗る
顔が美白されても、首との色が違っては顔が浮いて見え、不自然です。普段ケアを疎かにしがちな首にも美容液をなじませることで、首も美白ができ、顔全体の印象も明るくなりますよ。
美白美容液を使用する時の注意点
朝も夜も使う
「高いから夜だけ使う」という使い方では不十分。効果を実感するのに時間がかかってしまいます。必ず朝・夜の2回使っていきましょう。ただし、紫外線に弱いハイドロキノンが配合されたものは、夜のみの使用であることが多いので、ハイドロキノン美容液の場合は夜に適量をしっかり使ってください。
冬も美白美容液を使う
冬は紫外線量が減って、シミ・くすみの原因ができにくいるので、むしろ美白ケアのチャンス。美白効果を実感しやすい季節です。1年中を通して美白ケアをしていくことで、徐々にシミ・くすみを目立たなくしてくれますよ。
また、保湿効果の高い美白美容液を使っていれば乾燥ケアもできて、一石二鳥です。
他のアイテムより値段が高いからこそ、正しく使ってしっかり効果を引き出しましょう!
人気のプチプラ美白美容液、効果はあるの?
「美容液=高価」な時代は終わり、今ではドラッグストアでも手軽に購入することができます。そこで、
・ ドラッグストアコスメの比較
・ プチプラ化粧品に効果はあるのか?
の観点で解説していきます。
人気のプチプラ美白美容液を調査!
ドラッグストアの美白美容液は気軽に試せるメリットがありますが、お肌の曲がり角である30代の肌に効果はあるのでしょうか?成分をチェックしてみました。ちふれ 美白美容液W
◆美白評価: 美白成分として、ビタミンC誘導体とアルブチンを配合されていますが、保湿成分や抗炎症成分は不足している状態です。
「美容液」と呼ぶには効果は乏しく、これならビタミンC誘導体配合の化粧水を使ったほうが効果的です。
肌ラボ 白潤プレミアムW美白美容液
◆美白評価: 美白成分のアルブチン、ビタミンC誘導体が配合されていますが、白潤のビタミンC誘導体は「エチルアスコルビン酸」という種類。
一般的なビタミンC誘導体「リン酸アスコルビルMg」と比べると効果は劣ります。保湿効果も低いので30代の肌には不向きです。
調査したところ、どれもあまり美白効果が期待できない商品でした。
気軽に美白する分には多少なりの効果があるかもしれませんが、肌機能が低下し始めている30代の肌には不向きでしょう。
プチプラ化粧品の過大評価に注意
プチプラ化粧品は「安いのに効果がある!」と人気ですが、あくまでも「この値段にしては」という口コミが主だと思ってください。総合的に見れば美白効果は乏しく、30代でしっかり美白したい人には不向きでしょう。
もちろん、「値段が高い=美白効果が高い」とは一概に言えません。しかし、より美白効果の高い成分を凝縮しようとすると、それなりに値段も高くなってしまうのも事実なのです。
化粧品の価格を左右するもの
① 美容成分の濃度② 配合量(配合比率)
③ 精製度
これらの要素が高まるほど値段も高くなります。
例えば、野菜は産地や育て方で糖度や美味しさが変わります。それと同じなのです。
繰り返しになりますが、「値段の高さ=効果の高さ」というわけではありません。ですが、化粧品の価格は美白効果を見極める1つの目安になる、と覚えていただければと思います。
30代の美白ケアに効果的な美白美容液のランキングを見る(ページ上部へ)
30代からシミ・くすみが気になりだす2つの原因と対策
30代になるとシミ・くすみがこれまで以上に気になるものです。それは一体なぜなのでしょうか?その原因を探っていきたいと思います。
詳しい原因のメカニズムは管理人の安藤さんから解説してもらいます!
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。30代になると20代と違った肌変化が起きていきているので、今の肌状態にあったスキンケアが大切になりますよ。
30代になると「メラニン」が蓄積されやすい!
シミ・くすみの原因の8割は紫外線です。肌は紫外線を浴びるとメラノサイトが刺激され、シミの原因である黒い色素「メラニン色素」を生み出します。
健康な肌であれば、できたメラニン色素は肌の生まれ変わり(ターンオーバー)とともに、垢となって剥がれ落ちます。
しかし、以下のグラフを見ると分かるように、30代になると「水分量」「皮脂量」が減少しているので、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。
すると、メラニン色素をスムーズに排出することができなくなってしまうのです。そして、徐々にメラニン色素が蓄積し、それが定着してシミになってしまいます。
美白美容液はメラニンに働きかけ、ターンオーバーを整える!
美白成分はメラニンにアプローチする成分です。美白成分配合の美容液を使うことで、シミ・くすみの原因であるメラニンに働きかけることができ、悩み解消へと導いてくれるのです。また、保湿力の高い美白美容液であれば、肌のターンオーバーを整えるサポートをすることもできます。
さらに、美容液は他のアイテムよりも美容成分が多いアイテムなので、効率的に美白ケアすることができるのです。
ただし、美容液をしっかり浸透させるには、事前に化粧水で肌をほぐす必要があります。経済的に余裕がある場合は、美白化粧水の併用もおすすめです。
美白になれる生活習慣のポイント
30代の美白ケアで最も大切なのは、美白美容液によるスキンケアですが、生活週間が乱れてはその効果も感じにくくなります。
ここれは、白くて美しい肌を作る生活習慣をご紹介していきます。
質の良い睡眠をとる
仕事や家事に育児と、忙しい30代はたっぷり睡眠時間をとるのも難しいですよね。そこでポイントとなるのが、眠りの「質」です。眠った後は肌細胞の生まれ変わりが活発になりますが、その活動のピークは睡眠直後の3時間です。この時間に質の良い睡眠が出来ていると、新しい肌細胞が積極的に作られるのです。
眠りの質を高める方法
就寝2時間前には食事を終える
睡眠中の消化活動は眠りの質を悪くします。夜遅く食べる時は、野菜スープや油を使わない料理など、消化の良いものを食べましょう。
寝る直前にテレビやスマホを見ない
画面が発するブルーライトは睡眠の質を妨げます。どうしてもやめられない場合は、ブルーライトをカットするアプリや画面シールを使いながら、使用時間を減らすと◎。
美白に効く食品を食べる
「ビタミンC=美白効果がある」というイメージがありますよね。でも同時に、「ビタミンCは熱に弱い」ということを聞いたこともあるのではないでしょうか。その情報は正しい情報で、ビタミンCは食べ方にコツが必要です。
ビタミンCを多く含む食品
ブロッコリー、赤パプリカ、黄パプリカ、カリフラワー、ゴーヤ、ピーマン、いちご、キウイなど
調理の注意点
①加熱するとビタミンCが流れるので、「生」「蒸す」が理想的②ただしスープ料理はお湯にビタミンCが溶け込むので◎
★体内で摂り溜めできないので、数回に分けてこまめに摂ることがポイント!
ただ食べれば良いというわけではないので、ポイントを抑えて摂り入れてくださいね。
美容液以外の美白化粧品の選び方
30代の美白ケアでは美白美容液の1点投入+生活習慣の改善がポイントですが、さらにしっかり美白ケアをしたい方や、お金に余裕がある方は、全アイテムを30代の肌に合った美白化粧品に変えると、より効果的です。
もちろん、美白美容液同様に選び方を間違っては効果を感じづらくなるので、以下の選び方を参考にしてください。
美白化粧水の選び方
美白化粧水の場合は、①医薬部外品の化粧水
②何を美白したいか?の目的で選ぶ
ことがポイントになります。
ただし、美容液と違って、化粧水はほとんどが「水」です。そのため選ぶべき成分も少しずつ変わってきます。
さらに詳しい選び方を知りたい方は「元メーカー員が解説:美白化粧水の効果&選び方とおすすめ5選」を参考にご覧いください。
美白クリーム
美白クリームの場合は美容液同様に、①医薬部外品のもの
②保湿効果の高いもの
を選ぶことがポイントです。
ただし、くすみケアとシミケアで抑えるべき成分が異なるので、成分はしっかりチェックする必要があります。
美白クリームの選び方について詳細を知りたい方は、「エステティシャンが解説!美白クリームの正しい選び方とおすすめ商品」の記事をご参照ください。
肌を自然に白く見せるメイク方法
美白ケアは時間がかかるものですが、メイクなら簡単に色白肌を演出することができます。
ただし、単純にファンデーションをワントーン明るくしてしまっては、顔が白浮きして不自然です。
自然に色白肌に見せるためには、「白くする」「くすみを隠す」のではなく「透明感を引き出す」という意識が大事になります。
下地はピンク色を選ぶ
ピンク色は肌のくすみを「隠す」ことはできませんが、肌に血色を与えて明るい印象にしてくれます。ファンデーションはリキッドタイプをスポンジで塗る
色白に見せるいは「ツヤ」が大切です。パウダータイプはマットになりがちなので、リキッドタイプを選びましょう。塗る時は手で塗るのではなく、リキッドを両頬・額に乗せ、スポンでぽんぽんと広げます。
鼻や目の周りはスポンジ残ったファンデーションで薄く塗るだけで十分です。
シミ隠しにはコンシーラーを!
シミを隠したい場合は、自分の肌よりワントーン暗いコンシーラーを重ねて隠します。スティックタイプであればファンデーションの前に、リキッドタイプであればファンデーションの後に使います。
厚塗りすると化粧が崩れやすくな理、その結果くすんで見えるので、ベースメイクは薄く重ねることが基本です。
30代の肌にあった美白美容液でシミ・くすみに悩まない肌に
30代は少しずつ肌機能が低下してくる年代ですが、美白美容液を取り入れることでしっかり美白ケアすることができます。
今のうちから美白美容液で丁寧にケアしてあげることで、これから先の40代、50代も美肌で過ごすことができますよ。
「あの時もっと美白ケアしていればよかった・・・」なんて後悔しないためにも、自分にぴったりの美白美容液を見つけ、ケアを継続してくださいね。
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※美白とはメラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐことです。
◇参考文献
吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
朝田 康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
鈴木 一成『化粧品成分用語事典2012』