30代の基礎化粧品選びでチェックしたい6つのポイント ランキングおすすめは合っていますか?
[公開日]2013/12/10[更新日]2017/03/21
20代と30代の間で肌の変化は確実に起きています。しかし、化粧品は20代のままであったり、年齢に合わせた化粧品選びはまだ早いと思っていませんか?
30代にエイジングケア化粧品を正しく理解して使いはじめることが、その後の肌年齡を決定づけます。30代の化粧品選びでベースとなる美容成分は、ヒト型セラミドとビタミンC誘導体です。
30代の化粧品選びは何を意識すべきなのか?今回は、30代の肌変化に応じて本当に役立つ化粧品選びを解説していきます。長くなりますが、読むか読まないかで1年後の肌に大きな変化が出てきます。
30代になって起こる変化は7つあります。これらの変化によって、20代に比べて肌の不調が増えてきます。
肌の不調が出やすくなる30代は、上に挙げた7つの原因によって、肌力そのものが低下する年代です。肌の悩みが増える30代の化粧品選びで重点を置くポイントは、以下の3つです。
同じ「セラミド」という名前がついていますが、擬似セラミドとヒト型セラミドでは肌への浸透力・保湿力は大きく異なります。
美容成分はおなじ名前でも質が異なれば、効果も変わってきます。第二の肌の曲がり角である30代になったら、本物の美容成分にこだわって選ぶと、肌の反応も変わってきます。
▼セラミド種類別の保湿力の高さ▼
ヒト型セラミドについての詳細は、別記事で解説しています。
肌荒れリスクの軽減や肌力の低下を予防でき、エイジングケアにつながります。全く無いと、使う楽しみが損なわれるので、できるだけ控える・最低限にするようにしましょう。
そのため、2〜3日使った程度では実感しづらく、実際にはターンオーバーに合わせて約1ヶ月〜1ヶ月半ほどかかります。
化粧品を選ぶときに、ウェブサイトのランキングや口コミを参考に自分に合うものを探すことが当たり前になっています。しかし、根拠がないランキングや良すぎる・悪すぎる口コミを鵜呑みにしてはいけません。
化粧品はどこまでいっても、自分の肌に合うかどうかが大切なポイントです。そのためには、自分の肌状態を知り、どんな成分・対策が必要か見極められるようにしましょう。
「30代」とひとくくりにしていますが、実際にはひとそれぞれ肌質も、肌の悩みも異なります。ここでは、肌質×肌悩み別に必要な対策ができる化粧品をご紹介します。
対策:うるおいを長時間キープできる成分、高保湿成分で保水力を高めていく
ターンオーバーが停滞しがち(古い角質が溜まりやすい)
対策:肌をやわらかくして、保湿成分の浸透を高める
皮脂量が少ない
対策:油性成分・高保湿成分で肌の保水力を下げないようにする
▼乾燥肌の肌状態▼
では、具体的に肌悩み別に対策方法を解説していきます。
毛穴の引締め・たるみ対策、ターンオーバーのサポートに有効なビタミンCに加えて、保湿成分も同じくらい配合されているものを選びましょう。
バリア機能が低下しているので、できるだけ肌に刺激となる成分が入っていないもの、浸透力が高いものを選ぶようにしましょう。
すぐにでも消したいところですが、乾燥肌はバリア機能が低下しているので、美白効果が高すぎる化粧品を使うと刺激となり、乾燥を促進してしまうこともあります。
乾燥肌×美白対策で選ぶ美白化粧品は、美白成分がひとつだけのものではなく、複数配合されているものを選んでみてください。
ひとつひとつの効果は低くなりますが、さまざまな角度からアプローチできるので結果的に美白効果が低くなることはありません。
シミのタイプによって対策方法が違います。詳しくは、別記事で解説しています。
対策:角質細胞が未熟なので、炎症を抑える成分が必要
皮脂量が少ない(年齢とともに皮脂量が減るのに加えて、元から少ない)
対策:油性成分・高保湿成分で肌の保水力を下げないようにする
細胞間脂質量がもともと少ない(保湿力を維持する力が低い)
対策:うるおいを長時間キープできる成分、肌なじみのよい保湿成分で保水力を高める
▼敏感肌の特徴▼
毛穴のたるみは、タテに毛穴が垂れ下がっており影になって見えます。毛穴を根本的に支えているのは角層のある表皮ではなく、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などで構成される真皮層です。
真皮と表皮はつながっており、表皮が弱ると真皮層も相まって弱ります。まずは角層の保湿力を高める対策が最優です。
毛穴対策方法は、こちらの記事でも解説しています。
対策には、保湿成分×抗炎症成分×浸透力(肌なじみの良さ)のバランスがとれた化粧品選びをしましょう。敏感肌だからといって、とにかく肌に優しい物を選ぶ必要はありません。しかし、
特に意識する点は、今現在、肌の奥に潜むシミ予備軍をシミに昇格させないことです。美白成分にはさまざまなものがありますが、美白成分によってシミ予備軍へのアプローチ方法が異なります。ビタミンC誘導体は、下図のうち、2〜4までに作用する多様性を兼ね備えています。
▼美白成分の肌へのアプローチ方法▼
また、美白成分はひとつではなく、数種類配合されているものを選びましょう。
複数の美白成分が配合されていることでひとつひとつの濃度が下がるため、その分、刺激を感じやすいと言われる美白対策も肌荒れせずできるようになります。
季節によって、肌状態が変わりやすい
ただし、部分的に水分と油分のバランスが崩れていることは確かなので、バランスを整えることで毛穴の悩み(つまり、黒ずみ、開き、たるみ)も解決できる可能性が高くなります。
皮脂コントロール力に優れたビタミンCを高濃度に配合しているもの、同時に保湿対策もできるものを選びましょう。部分的に塗布する量を変えると、一つで対策できます。
肌のベタつく部分と乾燥する部分があるのは、うるおい力の決め手となるセラミドが少ないからです。
ヒト型セラミドには1〜7まで種類があり、その中でも2、3、6Ⅱは肌のうるおい力を高めるには効果的なのでできればそれらがすべて含まれているものを選ぶとよいでしょう。
基本的には、乾燥肌×美白対策化粧品をおすすめしますが、夏の季節や肌全体のベタつきが気になる場合は脂性肌×美白対策化粧品を使う良いでしょう。
対策:皮脂コントロール、毛穴引き締め効果を持つ化粧品を選ぶ
肌の水分と油分のバランスが取れてない
対策:クリームより、化粧水+美容液中心の皮脂量を抑え、水分量を高める保湿ケア
毛穴対策では、毛穴を引き締める・皮脂を抑える・油分と水分のバランスを整えるため保湿を行うという3つが重要です。この3つの対策に有効なのがビタミンC誘導体とセラミドです。
ビタミンC誘導体の種類については、以下の記事でくわしく解説しています。
また、アルコールが多すぎると、皮脂を奪いすぎる可能性があります。肌は皮脂が足りないと感じると、過剰に分泌するため、余計に皮脂がおおくなるので、質感よりも成分重視で選ぶようにしましょう。
30代になると皮脂量は徐々に減ってきますが、脂性肌の場合まだしっかり皮脂が分泌されているため、クリームよりも化粧水や美容液中心のお手入れをしましょう。
脂性肌だと思って、さっぱりタイプの化粧品を使っていたり、保湿力が不十分だと、肌が乾燥していると勘違いし、過剰に皮脂を出します。
この場合、洗顔(固形石鹸がおすすめ)で丁寧に余分な皮脂を洗い流したら、保湿力の高いセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸で肌のお手入れをしてください。
ビタミンC誘導体は、皮脂を抑えるだけでなくコントロールする働きがあるので、インナードライ肌にも対応できます。
そして、脂性肌×毛穴と保湿対策でも述べましたが、この肌タイプには、万能美容成分であるビタミンC誘導体とセラミドの組み合わせでほとんどカバーできます。
自分の肌が普通肌だということがわかっている=自分の肌に合ったスキンケアができている、化粧品選びができているということです。
ここでは、今以上の美肌を手に入れるための化粧品について解説していきます。
どの化粧品でも使える
肌荒れは2〜3ヶ月に一度する程度、回復が早い
それにより、毛穴が涙型に垂れ下がってきます。普通肌で毛穴対策をするのであれば、保湿力強化のための酵素洗顔もしくは、ビタミンC誘導体で毛穴の引き締めが効果的です。
酵素は、普段の洗顔では落としきれない皮脂・角質・角栓を分解する働きがあります。不要なものがなくなると、基礎化粧品の浸透力も高まるため、肌力を高めることができます。
また、それらが角層すみずみまで行き渡るための浸透力にもこだわりましょう。つまり、保湿力を高めるには、高保湿成分×抗酸化成分×浸透力が揃った化粧品選びが必要になります。
1000円台でつくれる化粧品と3000円台でつくれるコスメでは、成分の質が変わるため、得られる効果には違いが出ます。
敏感肌用基礎化粧品で有名なキュレルは、セラミド配合と謳ってあります。セラミドは、本来肌の細胞間脂質として角層内に存在している保湿力No.1の成分です。
ただし、それは「ヒト型セラミド」を指しているのであって、擬似セラミドとは別物です。セラミドと名前がつくものには、植物由来のセラミドや合成された擬似セラミドがあり、それぞれ保湿力にも差があります。
このうち、角層の潤いを高めるセラミドは、「ヒト型セラミド(=セラミドの後ろに数字やNPといったアルファベットがつく)」です。ヒト型セラミドは、肌にあるセラミドと同じ構造をしているため、肌への浸透が良いという特徴があります。
肌の不調にあれ?と思う回数が増える30代。20代に比べて、不摂生やお手入れのさぼりがてきめんに現れます。
不調にアプローチしようとしても、回復が遅い、以前はこんなことなかったのに、と思っているうちに、ともすれば不調が当たり前に変わっていきます。
女性ホルモンの影響を感じ始めるのもこの年代。男性的な働き方で仕事に追われる人の中には、早くも更年期障害や女性ホルモン低下による肌の変化が現れます。
肌の不調に抗うために、経済力でカバーしようという女性が増える年代でもあります。本格的な不調が訪れる40代前の対策で、その後の肌に大きくアドバンテージを作れます。
20代の頃は"へっちゃら"だった不摂生がしっかりダメージとなって現れるようになった原因の一つは、ターンオーバーの遅れです。
ターンオーバー、肌の代謝の速さとはすなわち、肌の細胞分裂のスピード、言い換えれば古い細胞が新しい細胞に生まれ変わるスピードです。このスピードが遅くなると、ダメージを受けた肌が生まれ変わるのが遅くなります。
ターンオーバーは加齢とともに遅くなっていきます。20代は約28日周期でしたが、30代は約40日周期。これが40代では約55日になるので、周期のカーブは年々急になります。
単純に言うと、20代のころは12日も早く不調が自然治癒で回復してくれたということ。これだけ代謝が遅くなると、化粧品の効きが悪く感じたり、一度できたシミやシワが消えないように感じます。
このターンオーバー、早めようと思って角質ケアを過剰に行うと逆に悪化することがあります。また夜更かしや運動不足も悪化原因に。
年齢と共に、安定した生活リズムを築けている人といない人、肌に差が出始める事に気づいていらっしゃる方も多いと思います。不調を化粧品のせいだけにせず、ターンオーバーをより遅くするような理由を自身で作っていないか、見直すことが今後の肌作りに不可欠です。
30代になると若さでカバーしきれなくなり、肌のトラブルが増えてきます。少しでも肌トラブルを未然に防ぐために、何よりも大切な対策は保湿です。肌が乾燥することが、あらゆる肌トラブルの引き金となってしまいます。
もし、保湿のための基礎化粧品に迷いがあるなら以下を参考にしてください。選ぶポイントは保湿力の高いセラミド配合であることです。
ターンオーバーが遅くなると、若いころと比べてシミを残しやすくなっています。紫外線を避けることはもちろんですが、シミをできにくくするための美白化粧品もしっかりと検討する必要があります。
美白化粧品を選ぶポイントは、広告のイメージでなく厚生労働省認可の「美白成分」を含んでいるかどうかです。このポイントについては、以下のページに詳細を記していますので参考にしてください。
上記のポイントで選ぶ、候補となる美白化粧品は以下となります。
ターンオーバーが遅くなる、乾燥しがちになる、そんな30代での日焼けは致命的です。実感として、シミやそばかすが増えた、消えなくなった、と感じる方も多いはずです。
できてしまったものへの対策は後述しますが、まずはこれ以上原因を作らない体制を今から作っておくことをおすすめします。
言われなくても日焼け対策はばっちりしている、という方が多いと思いますが、以下のような認識があれば、日々のケアの見直しをおすすめします。
一方で、PA値は、真皮層にダメージをもたらすしシワ・たるみの原因となるUVA波の防御効果を表したもの。UVA波は、波長が長く室内まで届くことと、一年中天候問わず降り注ぐため、常日頃からの対策が必要です。
これらのポイントから、SPF値をお守りがわりにするのではなく、肌に負担の少ないSPF値の日焼け止めを、こまめに塗りなおすことをおすすめします。そして塗布量に自信がなければ、普段より多めに塗るか、美容カウンターなどで確認してみましょう。
もし今のうちに誤った認識をチェンジできれば、40代50代で対策が難しくなるシミや、紫外線による細胞破壊でできるシワなどを予防できます。肌が変化する30代を、より良いケアに切り替えるチャンスにしましょう。
日焼け止めに迷われる方は以下を参考にしてください。
ちょっとの日焼けは気にしてこなかった若き日々、30代で現れたシミに後悔しても遅いのかといえば、そんなことはありません。シミにはレーザーしかなかったという時代は終わったのかもしれません。様々な美白商品の進化はとどまることを知りません。
一時期回収が続いた美白商品でしたが、販売者も、そして消費者も、自宅で叶う美白への願いは尽きないのが現状です。
シミ商品で難しいのが、効果が出る成分が人によって違うことです。美容クリニックでの治療もその人のシミの状態によって変わります。
以下、代表的なハイドロキノン配合の化粧品です。
美白への取り組み方は色々あります。美容液やクリームをオンすることでアプローチする方法もあれば、美白効果を浸透させつつ、毛穴の奥の黒ずみを取り除き、次のステップに使う美容成分を届きやすくするという肌調整力で効果を高める方法もあります。
美白ケア商品は保湿が足りないという一昔前の感覚は過去のものになってきています。保湿こそが美白に重要、土台を整えてこそ単なる美白ではなく、本当に美しい肌になれる、そんな次なるステップへ進んだ商品が増えてきていることに是非ご注目を。
色々な美白美容液を試して効果が出にくかった方にも良いかもしれません。
後々大きなダメージをもたらす紫外線対策と、今あるシミへの対処が身についたら一安心、とはいきません。なんとなく肌に年齢を感じ始める30代。
その一つのサインが、重力に従い失われていく肌の弾力です。30代になると、徐々に真皮層を構成するコラーゲンやエラスチン、繊維芽細胞の働きが鈍ってきます。
肌の弾力は、真皮層によってコントロールされています。毛穴のたるみは、真皮層で毛穴を支えきれなくなっているのが原因です。
20代までは毛穴の悩みと言えば、汚れや皮脂による角栓が気になりましたが、30代になると少し様相が変わってきます。
この二つが当てはまればたるみによる毛穴、肌の深部の老化が早くも始まっているサインです。毛穴対策で欠かせないびよ成分は、ビタミンC(誘導体)と保湿成分セラミドです。
20代までは、毛穴対策と言えば角栓除去や脂性の解消に目が行きましたが、30代になると、保湿不足による毛穴の悩みが発生します。
まずは保湿対策を十分にし、たるみの原因となる肌が老化しやすい状態を改善してください。そして、ビタミンCと保湿成分によって、過剰な皮脂を招く肌表面の水分と油分のバランスを正常に整えましょう。
▼たるみ・保湿不足による毛穴悩み解消化粧品▼
保湿効果に定評のあるアイテムの投入で毛穴が目立たなくなり、キメが整うというパターンも多いからです。お値段が手ごろで、毛穴対策の最初のステップとして取り入れやすいと思います。
こういったアプローチで効果が無かったら、次なるハリアップなどの高機能で高価な本格的エイジング商品へと進むという道順を踏んでみてはどうでしょうか。
具体的には、乾燥による小じわやハリの低下、血流悪化により目立ってくるクマ、先述のターンオーバーの遅れによるくすみ、といったものが目周りの印象を暗くします。
はっきりと印象の変化や老け感を感じ始めている場合は、一点集中ケアではなく、目周りの包括的なケアを必要としている状態です。
今や20代のように疲れなどみじんも感じさせない様子でいることは難しい、と感じるのではないでしょうか。そんなハードな生活を続けている方に、せめてよく働いてくれる目の周りに優しいケアを施してあげてください。
目を見て話すのは自信の現れといいますが、シワなどが気になりだす30代の方の中で、目の周りの老けサインが気になり人との近距離対峙がストレスになる場合さえあります。目の周りに疲れが出るのはある意味で頑張っている証拠。
そんな自分を恥じることなど無いよう、時には化粧品に頼って労わってあげてもいいのでは?何より鏡に映る自分の顔を好きでいられることが、一番の美容法です。時間が無い時にも力になってくれる化粧品が数多あります。
以下、アンチエイジングの神様チームで評価した高保湿化粧品上位のコスメです。
クマの悪化だけでなく目元周りのたるみも気になる、疲れ顔が定着しつつある、という方に。弾力をとり戻し、小じわにも瞼にも涙袋にもアプローチします。併せておすすめしたいのがマッサージ。
薄い皮膚に強いマッサージはくすみの原因になり厳禁ですが、付属のヘラの使用や重みのあるテクスチャーのクリームで優しくマッサージすれば、疲れのたまった目元をすっきりさせることができます。
この状態で様々な化粧品を使っても、浸透が悪く効果が出にくくなります。当然ながら化粧のりも悪い、ツルツル肌から遠ざかった状態です。
ピーリングを行っていない場合は、優しいピーリングを取り入れてみてください。適切に行えば、遅れるターンオーバーをリカバーするとともに、余分な角質を取り除き、その他のケアの効果アップと手触りの良いくすみの無い肌に近づけます。
ピーリングは、その効果を一度実感するとつい過剰になってしまうもの。ポロポロと角質を落とすタイプや、拭き取りタイプなどがあります。これらはつい力を入れてゴシゴシ行うと逆にくすみの原因に。
ピーリングを成功させるコツは、貪欲さではなく節度かもしれません。
以下、アンチエイジングの神様チームで評価したピーリング化粧品の上位コスメです。
乾燥や刺激を与えることなく、目元にも使える優しいピーリング剤です。こういったタイプだとピーリングがあだになってしまうリスクを抑えられるはず。それだけではなく、ビタミンCも配合で目元へのハリ効果も考慮されています。
化粧品の見直しでまず考えるのが、予算です。基礎化粧品にいくらお金をかけられるか?化粧品は、どれも同じだからドラッグストアやバラエティショップで売られているプチプラコスメでいいと思う人もいるかもしれません。
確かに、ドラッグストアやバラエティショップで売られている基礎化粧品は、肌質別×肌悩み別に1000円台というお手頃価格で購入できます。しかし、その化粧品の効果を30代になってからきちんと実感できていますか?
肌は、年齢が上がるにつれて、衰えるスピードは急速に速くなります。そこそこの化粧品でそこそこの満足は、その急激な下り坂を食い止めるどころか一緒に下がっていってしまうことを知っておきましょう。
30代にエイジングケア化粧品を正しく理解して使いはじめることが、その後の肌年齡を決定づけます。30代の化粧品選びでベースとなる美容成分は、ヒト型セラミドとビタミンC誘導体です。
30代の化粧品選びは何を意識すべきなのか?今回は、30代の肌変化に応じて本当に役立つ化粧品選びを解説していきます。長くなりますが、読むか読まないかで1年後の肌に大きな変化が出てきます。
20代のままのスキンケアをしていると後悔する!7つの理由
30代になって起こる変化は7つあります。これらの変化によって、20代に比べて肌の不調が増えてきます。
1、角質の水分・油分が減ってくる
2、新陳代謝が低下し、ターンオーバーが遅くなる
3、20代の食・生活習慣から変化していない
4、仕事・家庭・子育てに時間が割かれる
5、肌内のメラニン量が増える
6、真皮層の働きが鈍ってくる
7、ホルモンバランスが崩れやすい
気になる箇所をクリックするとその対策方法に飛びます2、新陳代謝が低下し、ターンオーバーが遅くなる
3、20代の食・生活習慣から変化していない
4、仕事・家庭・子育てに時間が割かれる
5、肌内のメラニン量が増える
6、真皮層の働きが鈍ってくる
7、ホルモンバランスが崩れやすい
肌にごまかしはきかない | 30代化粧品選びの考え方
肌の不調が出やすくなる30代は、上に挙げた7つの原因によって、肌力そのものが低下する年代です。肌の悩みが増える30代の化粧品選びで重点を置くポイントは、以下の3つです。
本物の美容成分をえらぶ
保湿力がすぐれたセラミド。擬似セラミドであれば、1,000円台で購入できますが、本物(=ヒト型セラミド)を配合している化粧品はひとつ3,000円〜になります。同じ「セラミド」という名前がついていますが、擬似セラミドとヒト型セラミドでは肌への浸透力・保湿力は大きく異なります。
美容成分はおなじ名前でも質が異なれば、効果も変わってきます。第二の肌の曲がり角である30代になったら、本物の美容成分にこだわって選ぶと、肌の反応も変わってきます。
▼セラミド種類別の保湿力の高さ▼
ヒト型セラミドについての詳細は、別記事で解説しています。
8つの保湿化粧品の実力を成分比較
肌に余分なものはつけない
肌のバリア機能の低下が著しくなる30代の肌にとって、効果とは別に商品をよく見せようとする+αはできるだけ控えましょう。肌荒れリスクの軽減や肌力の低下を予防でき、エイジングケアにつながります。全く無いと、使う楽しみが損なわれるので、できるだけ控える・最低限にするようにしましょう。
肌荒れリスクをともなう見た目・使用感を良くする+αの成分とは?
鉱物油
合成ポリマー、シリコン
アルコール
(石油系)合成界面活性剤
合成香料
着色料
パラベン
合成ポリマー、シリコン
アルコール
(石油系)合成界面活性剤
合成香料
着色料
パラベン
無添加化粧品は、上に挙げた成分や旧指定成分のいずれか、または全てを配合していないコスメを指すの。化粧品によって、何を「無添加」としているかは違うわ。
それとあとひとつ。余分なものは入れないようにしてるけど、品質安定のために最低限入れているっていう化粧品もあるから、それが入っているから即NGにするんじゃなくて、なぜ入れているのか?が明確になっているかチェックするといいわね。
2〜3日で効果を求めない
30代の肌は、ターンオーバーのサイクルも遅くなり、角層・真皮層両方にガタが出始めます。そのような肌は、浸透力が悪くなり、肌内部の保湿キープ力も低下しています。そのため、2〜3日使った程度では実感しづらく、実際にはターンオーバーに合わせて約1ヶ月〜1ヶ月半ほどかかります。
30代の化粧品選びは、肌質×肌悩みで自分にあったものを選ぶ
自覚していようと、そうでなくても、20代の頃より角質の水分と皮脂量は減少しています。肌力低下によって、回復力も落ちてくるので、肌トラブルが起きやすくなります。化粧品を選ぶときに、ウェブサイトのランキングや口コミを参考に自分に合うものを探すことが当たり前になっています。しかし、根拠がないランキングや良すぎる・悪すぎる口コミを鵜呑みにしてはいけません。
化粧品はどこまでいっても、自分の肌に合うかどうかが大切なポイントです。そのためには、自分の肌状態を知り、どんな成分・対策が必要か見極められるようにしましょう。
30代化粧品の選び方〜肌質×肌悩み別〜
「30代」とひとくくりにしていますが、実際にはひとそれぞれ肌質も、肌の悩みも異なります。ここでは、肌質×肌悩み別に必要な対策ができる化粧品をご紹介します。
毛穴 | 乾燥 | 美白 |
|
---|---|---|---|
ビタミンCと保湿成分 | セラミドと低刺激 | 美白成分と浸透力 |
|
マイルド高保湿力と抗炎症作用 | 攻めの保湿ケア | 美白成分と低刺激 |
|
毛穴引締めと皮脂コントロール | ベタつかない保湿力 | ビタミンC誘導体で美白 |
|
ビタミンCとアミノ酸で毛穴対策 | セラミドと低刺激 | 美白成分と浸透力 |
|
毛穴つまり&角質対策 | 保湿力と浸透力 | さらなる透明感を求める |
|
30代の乾燥肌にはセラミド入り化粧品をベースにする
乾燥肌3つの特徴
細胞間脂質が少なくなっている(スキンケアによる保湿効果も薄れる)対策:うるおいを長時間キープできる成分、高保湿成分で保水力を高めていく
ターンオーバーが停滞しがち(古い角質が溜まりやすい)
対策:肌をやわらかくして、保湿成分の浸透を高める
皮脂量が少ない
対策:油性成分・高保湿成分で肌の保水力を下げないようにする
▼乾燥肌の肌状態▼
では、具体的に肌悩み別に対策方法を解説していきます。
乾燥肌×毛穴
乾燥肌で毛穴の悩みを持つ場合、その原因は保湿不足が考えられます。毛穴の引締め・たるみ対策、ターンオーバーのサポートに有効なビタミンCに加えて、保湿成分も同じくらい配合されているものを選びましょう。
肌が乾燥してるから、無理に皮脂を出して角栓をつくっている場合もあるし、肌全体の乾燥によって、真皮の方までダメージを受け、毛穴がたるんでしまうってこともあるんだよね?
そうなの。だから、無理に毛穴の汚れを出そうとしたりこすったりするんじゃなくて、地道な毎日の保湿ケアが最も効果的な対策になるわ。
乾燥肌×毛穴対策に必要な成分=毛穴の引き締めと肌の保湿力を高める成分
ビタミンC(誘導体)
ターンオーバー、毛穴の引締め、美白、皮脂コントロールをサポートする効果がある万能美容成分
NMF(アミノ酸、ペプチド)
角質細胞内にある保湿成分 / セラミドほど保水力はないが、低刺激で浸透性に優れた保湿成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ターンオーバー、毛穴の引締め、美白、皮脂コントロールをサポートする効果がある万能美容成分
NMF(アミノ酸、ペプチド)
角質細胞内にある保湿成分 / セラミドほど保水力はないが、低刺激で浸透性に優れた保湿成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
医薬部外品の場合は配合成分の記載に決まりがないからわからないけど、それ以外の化粧品であれば、配合成分は成分の多い順に記載されているから見るようにしてみるといいわ。
乾燥肌×保湿
乾燥はあらゆる肌トラブルの原因になります。30代で乾燥に悩むのは、加齢に伴う水分と油分の減少に加え、肌に必要な保湿ケアができていない可能性があります。バリア機能が低下しているので、できるだけ肌に刺激となる成分が入っていないもの、浸透力が高いものを選ぶようにしましょう。
乾燥肌×保湿対策に必要な成分=角層のうるおい力を高める成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸1gで6リットルも水分を抱え込むことができる水分キープ力に優れた保湿成分
コラーゲン
スキンケアに配合されるコラーゲンは、真皮層まで届くことはないが、角層の保水力UPに有効
ライスパワーNo.11
「水分保持能」が認められた有効成分で、セラミド同様肌の保水力をキープする働きがある
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸1gで6リットルも水分を抱え込むことができる水分キープ力に優れた保湿成分
コラーゲン
スキンケアに配合されるコラーゲンは、真皮層まで届くことはないが、角層の保水力UPに有効
ライスパワーNo.11
「水分保持能」が認められた有効成分で、セラミド同様肌の保水力をキープする働きがある
乾燥肌×美白
30代の肌は、これまでの紫外線のダメージがシミやくすみとなって姿をあらわす頃です。もしくは、シミが濃くなったり、範囲が大きくなります。すぐにでも消したいところですが、乾燥肌はバリア機能が低下しているので、美白効果が高すぎる化粧品を使うと刺激となり、乾燥を促進してしまうこともあります。
乾燥肌×美白対策で選ぶ美白化粧品は、美白成分がひとつだけのものではなく、複数配合されているものを選んでみてください。
ひとつひとつの効果は低くなりますが、さまざまな角度からアプローチできるので結果的に美白効果が低くなることはありません。
シミのタイプによって対策方法が違います。詳しくは、別記事で解説しています。
6つのシミのタイプ別対策と美白化粧品ランキング
30代乾燥肌の目的別化粧品
乾燥×毛穴 | 乾燥×乾燥 | 乾燥×美白 |
---|---|---|
30代の敏感肌には抗炎症成分とヒト型セラミドが必須
敏感肌3つの特徴
ターンオーバーが早い(外からの刺激に弱く、潤い力も下がる)対策:角質細胞が未熟なので、炎症を抑える成分が必要
皮脂量が少ない(年齢とともに皮脂量が減るのに加えて、元から少ない)
対策:油性成分・高保湿成分で肌の保水力を下げないようにする
細胞間脂質量がもともと少ない(保湿力を維持する力が低い)
対策:うるおいを長時間キープできる成分、肌なじみのよい保湿成分で保水力を高める
▼敏感肌の特徴▼
敏感肌×毛穴
毛穴の悩みは、つまり(黒ずみ)・開き・たるみの3つに分けることができます。敏感肌の場合、皮脂は少なく乾燥しやすいため、毛穴のつまりや開きよりも、「毛穴のたるみ」が原因と考えられます。毛穴のたるみは、タテに毛穴が垂れ下がっており影になって見えます。毛穴を根本的に支えているのは角層のある表皮ではなく、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などで構成される真皮層です。
真皮と表皮はつながっており、表皮が弱ると真皮層も相まって弱ります。まずは角層の保湿力を高める対策が最優です。
敏感肌×毛穴対策に必要な成分=角層のうるおいを高める成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ビタミンC誘導体
ターンオーバー、毛穴の引締め、美白、皮脂コントロールをサポートする効果がある万能美容成分
コラーゲン
スキンケアに配合されるコラーゲンは、真皮層まで届くことはないが、角層の保水力UPに有効
ライスパワーNo.11
「水分保持能」が認められた有効成分で、セラミド同様肌の保水力をキープする働きがある
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ビタミンC誘導体
ターンオーバー、毛穴の引締め、美白、皮脂コントロールをサポートする効果がある万能美容成分
コラーゲン
スキンケアに配合されるコラーゲンは、真皮層まで届くことはないが、角層の保水力UPに有効
ライスパワーNo.11
「水分保持能」が認められた有効成分で、セラミド同様肌の保水力をキープする働きがある
毛穴対策方法は、こちらの記事でも解説しています。
毛穴消したいときはどうしたらいいですか?タイプ別原因と対策方法まとめ
敏感肌×保湿
敏感肌は、肌のバリア機能が著しく低下しているため、普通肌よりも11歳も年齢を感じさせると言われています。対策には、保湿成分×抗炎症成分×浸透力(肌なじみの良さ)のバランスがとれた化粧品選びをしましょう。敏感肌だからといって、とにかく肌に優しい物を選ぶ必要はありません。しかし、
敏感肌×保湿対策に必要な成分=角層のうるおいを高める成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
コラーゲン
スキンケアに配合されるコラーゲンは、真皮層まで届くことはないが、角層の保水力UPに有効
ライスパワーNo.11
「水分保持能」が認められた有効成分で、セラミド同様肌の保水力をキープする働きがある
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
コラーゲン
スキンケアに配合されるコラーゲンは、真皮層まで届くことはないが、角層の保水力UPに有効
ライスパワーNo.11
「水分保持能」が認められた有効成分で、セラミド同様肌の保水力をキープする働きがある
抗炎症成分
グリチルリチン酸2
コウキエキス
カミツレエキス
サポニン
コウキエキス
カミツレエキス
サポニン
これらの抗炎症成分はすべて植物由来よ。ただ、敏感肌の場合、植物由来であっても安心はできないから気をつけて。いきなり顔につけるんじゃなくて、二の腕の内側でパッチテストしてみるように。ヒリヒリしたり、肌に異常を感じなければ、顔につけてOK。
敏感肌×美白
敏感肌だから、美白対策は難しいと思っているかもしれません。しかし、他の肌質よりもシミができやすいのが敏感肌です。特に意識する点は、今現在、肌の奥に潜むシミ予備軍をシミに昇格させないことです。美白成分にはさまざまなものがありますが、美白成分によってシミ予備軍へのアプローチ方法が異なります。ビタミンC誘導体は、下図のうち、2〜4までに作用する多様性を兼ね備えています。
▼美白成分の肌へのアプローチ方法▼
また、美白成分はひとつではなく、数種類配合されているものを選びましょう。
複数の美白成分が配合されていることでひとつひとつの濃度が下がるため、その分、刺激を感じやすいと言われる美白対策も肌荒れせずできるようになります。
敏感肌×美白
ビタミンC誘導体
コウキエキス
アルブチン
プラセンタ
コウキエキス
アルブチン
プラセンタ
30代敏感肌の目的別化粧品
敏感×毛穴 | 敏感×乾燥 | 敏感×美白 |
---|---|---|
30代混合肌に必要なのは、うるおいバランス力
混合肌2つの特徴
洗顔後15分放置すると、Tゾーンはカサつくが皮膚が薄い部分は乾燥する季節によって、肌状態が変わりやすい
混合肌×毛穴
混合肌は、乾燥×脂性、乾燥×普通、脂性×普通などさまざまな組み合わせがあり、特定するのは簡単ではありません。ただし、部分的に水分と油分のバランスが崩れていることは確かなので、バランスを整えることで毛穴の悩み(つまり、黒ずみ、開き、たるみ)も解決できる可能性が高くなります。
皮脂コントロール力に優れたビタミンCを高濃度に配合しているもの、同時に保湿対策もできるものを選びましょう。部分的に塗布する量を変えると、一つで対策できます。
混合肌×毛穴対策に必要な成分=毛穴の引き締めと肌の保湿力を高める成分
ビタミンC(誘導体)
ターンオーバー、毛穴の引締め、美白、皮脂コントロールをサポートする効果がある万能美容成分
NMF(アミノ酸、ペプチド)
角質細胞内にある保湿成分 / セラミドほど保水力はないが、低刺激で浸透性に優れた保湿成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ターンオーバー、毛穴の引締め、美白、皮脂コントロールをサポートする効果がある万能美容成分
NMF(アミノ酸、ペプチド)
角質細胞内にある保湿成分 / セラミドほど保水力はないが、低刺激で浸透性に優れた保湿成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
混合肌×保湿
混合肌の保湿対策で最も重要になるのは、肌全体の水分と油分のバランスを整えることです。肌のバランスを整えるには、部分的に化粧品を使い分ける方法もありますが、費用が高くついてしまいます。肌のベタつく部分と乾燥する部分があるのは、うるおい力の決め手となるセラミドが少ないからです。
ヒト型セラミドには1〜7まで種類があり、その中でも2、3、6Ⅱは肌のうるおい力を高めるには効果的なのでできればそれらがすべて含まれているものを選ぶとよいでしょう。
混合肌×保湿対策に必要な成分=角層のうるおい力を高める成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸1gで6リットルも水分を抱え込むことができる水分キープ力に優れた保湿成分
コラーゲン
スキンケアに配合されるコラーゲンは、真皮層まで届くことはないが、角層の保水力UPに有効
ライスパワーNo.11
「水分保持能」が認められた有効成分で、セラミド同様肌の保水力をキープする働きがある
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸1gで6リットルも水分を抱え込むことができる水分キープ力に優れた保湿成分
コラーゲン
スキンケアに配合されるコラーゲンは、真皮層まで届くことはないが、角層の保水力UPに有効
ライスパワーNo.11
「水分保持能」が認められた有効成分で、セラミド同様肌の保水力をキープする働きがある
混合肌×美白
ベタつきとカサつきがある混合肌は、美白成分によっては刺激を感じることもあります。基本的には、乾燥肌×美白対策化粧品をおすすめしますが、夏の季節や肌全体のベタつきが気になる場合は脂性肌×美白対策化粧品を使う良いでしょう。
30代混合肌の目的別化粧品
混合肌×毛穴 | 混合肌×乾燥 | 混合肌×美白 |
---|---|---|
30代脂性肌(オイリー肌)はビタミンC誘導体でエイジング対策
脂性肌(オイリー肌)2つの特徴
皮脂量が多い対策:皮脂コントロール、毛穴引き締め効果を持つ化粧品を選ぶ
肌の水分と油分のバランスが取れてない
対策:クリームより、化粧水+美容液中心の皮脂量を抑え、水分量を高める保湿ケア
脂性肌×毛穴
皮脂分泌量が多い脂性肌の場合、毛穴のつまり(黒ずみ)・毛穴の開き・毛穴のたるみという3つすべてに当てはまる可能性があります。毛穴対策では、毛穴を引き締める・皮脂を抑える・油分と水分のバランスを整えるため保湿を行うという3つが重要です。この3つの対策に有効なのがビタミンC誘導体とセラミドです。
脂性肌×毛穴対策に必要な成分=毛穴の引き締めと肌の保湿力を高める成分
ビタミンC(誘導体)
ターンオーバー、毛穴の引締め、美白、皮脂コントロールをサポートする効果がある万能美容成分
NMF(アミノ酸、ペプチド)
角質細胞内にある保湿成分 / セラミドほど保水力はないが、低刺激で浸透性に優れた保湿成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ターンオーバー、毛穴の引締め、美白、皮脂コントロールをサポートする効果がある万能美容成分
NMF(アミノ酸、ペプチド)
角質細胞内にある保湿成分 / セラミドほど保水力はないが、低刺激で浸透性に優れた保湿成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ビタミンC誘導体の種類については、以下の記事でくわしく解説しています。
ビタミンC誘導体美容液を選ぶ11のポイント / 比較ランキングでわからないこと
ベタつきが気になるからさっぱり系を選ぶのはNG
「毛穴引き締めローション」「さっぱりタイプ」「氷で毛穴を冷やして引き締める」脂性肌なら惹かれる言葉たちですが、これらは一時的な使用感にすぎません。また、アルコールが多すぎると、皮脂を奪いすぎる可能性があります。肌は皮脂が足りないと感じると、過剰に分泌するため、余計に皮脂がおおくなるので、質感よりも成分重視で選ぶようにしましょう。
脂性肌×保湿
「ベタつきが気になるから化粧水だけ」のスキンケアは、皮脂を分泌させる原因のひとつです。ただし、油分多めのこってりクリームを付ける必要はありません。30代になると皮脂量は徐々に減ってきますが、脂性肌の場合まだしっかり皮脂が分泌されているため、クリームよりも化粧水や美容液中心のお手入れをしましょう。
脂性肌×保湿対策に必要な成分=角層のうるおい力を高める成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸1gで6リットルも水分を抱え込むことができる水分キープ力に優れた保湿成分
コラーゲン
スキンケアに配合されるコラーゲンは、真皮層まで届くことはないが、角層の保水力UPに有効
ライスパワーNo.11
「水分保持能」が認められた有効成分で、セラミド同様肌の保水力をキープする働きがある
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸1gで6リットルも水分を抱え込むことができる水分キープ力に優れた保湿成分
コラーゲン
スキンケアに配合されるコラーゲンは、真皮層まで届くことはないが、角層の保水力UPに有効
ライスパワーNo.11
「水分保持能」が認められた有効成分で、セラミド同様肌の保水力をキープする働きがある
テカリがあるのに、実は乾燥肌?
自分は脂性肌と思っていたのに、実は乾燥肌だったというインナードライ肌を知っていますか。これは、皮膚表面は皮脂が多いのに、角層内は潤いが不足している状態です。脂性肌だと思って、さっぱりタイプの化粧品を使っていたり、保湿力が不十分だと、肌が乾燥していると勘違いし、過剰に皮脂を出します。
この場合、洗顔(固形石鹸がおすすめ)で丁寧に余分な皮脂を洗い流したら、保湿力の高いセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸で肌のお手入れをしてください。
ビタミンC誘導体は、皮脂を抑えるだけでなくコントロールする働きがあるので、インナードライ肌にも対応できます。
脂性肌×美白
脂性肌は、皮脂が多いため皮脂酸化が懸念されます。それによる肌荒れ対策として必要なのが抗炎症成分です。そして、脂性肌×毛穴と保湿対策でも述べましたが、この肌タイプには、万能美容成分であるビタミンC誘導体とセラミドの組み合わせでほとんどカバーできます。
脂性肌×美白対策に必要な成分
ビタミンC(誘導体)
ターンオーバー、毛穴の引締め、美白、皮脂コントロールをサポートする効果がある万能美容成分
NMF(アミノ酸、ペプチド)
角質細胞内にある保湿成分 / セラミドほど保水力はないが、低刺激で浸透性に優れた保湿成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
ターンオーバー、毛穴の引締め、美白、皮脂コントロールをサポートする効果がある万能美容成分
NMF(アミノ酸、ペプチド)
角質細胞内にある保湿成分 / セラミドほど保水力はないが、低刺激で浸透性に優れた保湿成分
ヒト型セラミド(特にセラミド2、3、6Ⅱ)
角層の細胞間脂質と同じ構造をしているため、なじみやすく保水力も高い
30代脂性肌の目的別化粧品
脂性肌×毛穴 | 脂性肌×乾燥 | 脂性肌×美白 |
---|---|---|
30代普通肌は、攻めの美肌対策化粧品を投入
自分の肌が普通肌だということがわかっている=自分の肌に合ったスキンケアができている、化粧品選びができているということです。
ここでは、今以上の美肌を手に入れるための化粧品について解説していきます。
普通肌3つの特徴
水分と油分のバランスがとれているどの化粧品でも使える
肌荒れは2〜3ヶ月に一度する程度、回復が早い
普通肌×毛穴
角栓は、皮脂と角質が混ざりあい毛穴を塞ぐことでできます。その角栓が紫外線にあたると黒ずみます。また、肌が乾燥していたり、年齢を重ねると肌を支える骨組みが揺らぐため、毛穴を支えきれなくなります。それにより、毛穴が涙型に垂れ下がってきます。普通肌で毛穴対策をするのであれば、保湿力強化のための酵素洗顔もしくは、ビタミンC誘導体で毛穴の引き締めが効果的です。
酵素は、普段の洗顔では落としきれない皮脂・角質・角栓を分解する働きがあります。不要なものがなくなると、基礎化粧品の浸透力も高まるため、肌力を高めることができます。
普通肌×保湿
肌の保湿力をもっと高めるにはセラミド配合化粧品を使うだけでは不十分です。肌は、年齢により酸化しやすくなるためそれに対抗するビタミンA・C・E、アスタキサンチンやリコピンといった成分が必要です。また、それらが角層すみずみまで行き渡るための浸透力にもこだわりましょう。つまり、保湿力を高めるには、高保湿成分×抗酸化成分×浸透力が揃った化粧品選びが必要になります。
普通肌×美白
透明感あるみずみずしい肌にするには、保湿成分に加えて、美白効果の高いものを選ぶことが大切です。肌の透明感を高めるには、肌の中にあるメラニン色素にアプローチする予防美白と今あるシミにアプローチする成分両方を配合しているものを選びましょう。シミ予備軍対策
・ビタミンC誘導体
・アルブチン
・プラセンタエキス
・カモミラET、など
・アルブチン
・プラセンタエキス
・カモミラET、など
できてしまったシミ対策
・ビタミンC誘導体
・ハイドロキノン
・ハイドロキノン
30代普通肌の目的別化粧品
普通肌×毛穴 | 普通肌×乾燥 | 普通肌×美白 |
---|---|---|
1000円台プチプラコスメと3000円台のコスメ、効果は本当に違うのか?
1000円台でつくれる化粧品と3000円台でつくれるコスメでは、成分の質が変わるため、得られる効果には違いが出ます。
敏感肌用基礎化粧品で有名なキュレルは、セラミド配合と謳ってあります。セラミドは、本来肌の細胞間脂質として角層内に存在している保湿力No.1の成分です。
ただし、それは「ヒト型セラミド」を指しているのであって、擬似セラミドとは別物です。セラミドと名前がつくものには、植物由来のセラミドや合成された擬似セラミドがあり、それぞれ保湿力にも差があります。
このうち、角層の潤いを高めるセラミドは、「ヒト型セラミド(=セラミドの後ろに数字やNPといったアルファベットがつく)」です。ヒト型セラミドは、肌にあるセラミドと同じ構造をしているため、肌への浸透が良いという特徴があります。
スキンケア時間が少なくなる30代は不調がではじめる年代でもある
肌の不調にあれ?と思う回数が増える30代。20代に比べて、不摂生やお手入れのさぼりがてきめんに現れます。
不調にアプローチしようとしても、回復が遅い、以前はこんなことなかったのに、と思っているうちに、ともすれば不調が当たり前に変わっていきます。
ホルモンバランスの影響が肌に直撃する
30代になると、自分の為に使える時間も減ってきます。仕事や家庭に割く時間が増え、不調のサインが見えてもゆっくり手入れする暇が少なくなりがちに。女性ホルモンの影響を感じ始めるのもこの年代。男性的な働き方で仕事に追われる人の中には、早くも更年期障害や女性ホルモン低下による肌の変化が現れます。
体力、新陳代謝ダウンによる肌力低下が顕著になる
また、妊娠出産をこの年代で迎える方は、体力とホルモンバランスの変化で肌が大きな影響を受けます。一方で時間や体力は減りつつも経済力は上がる30代。肌の不調に抗うために、経済力でカバーしようという女性が増える年代でもあります。本格的な不調が訪れる40代前の対策で、その後の肌に大きくアドバンテージを作れます。
20代と30代の切り替えはできていますか?
ターンオーバーが遅れ気味に
▼ターンオーバーのしくみ▼ターンオーバーは、紫外線の影響や乾燥、ストレスや不規則な生活、栄養バランスが崩れていると狂ってしまうの。30代で平均28日周期っていうのは、理想とも言えるわ。できるだけ28日周期がいいんだけど、まずは自分の年齢を目指すことね。
どうやったらターンオーバーが遅れてるってわかるの?
肌のザラつきやくすみが気になる、あごやフェイスラインにニキビが繰り返しできる、肌の乾燥が気になるときは、遅れてるって思っていいわね。これは古い角質が蓄積していることが原因。ターンオーバーは、図にあるとおり、古い細胞が剥がれていかないと新しい細胞が育たないわ。
20代の頃は"へっちゃら"だった不摂生がしっかりダメージとなって現れるようになった原因の一つは、ターンオーバーの遅れです。
ターンオーバー、肌の代謝の速さとはすなわち、肌の細胞分裂のスピード、言い換えれば古い細胞が新しい細胞に生まれ変わるスピードです。このスピードが遅くなると、ダメージを受けた肌が生まれ変わるのが遅くなります。
ターンオーバーは加齢とともに遅くなっていきます。20代は約28日周期でしたが、30代は約40日周期。これが40代では約55日になるので、周期のカーブは年々急になります。
単純に言うと、20代のころは12日も早く不調が自然治癒で回復してくれたということ。これだけ代謝が遅くなると、化粧品の効きが悪く感じたり、一度できたシミやシワが消えないように感じます。
生活習慣の見直しがこれからの肌に影響をもたらす
年齢と共に、安定した生活リズムを築けている人といない人、肌に差が出始める事に気づいていらっしゃる方も多いと思います。不調を化粧品のせいだけにせず、ターンオーバーをより遅くするような理由を自身で作っていないか、見直すことが今後の肌作りに不可欠です。
30代化粧品の見直しはスキンケアの基本「保湿」を見直す
30代になると若さでカバーしきれなくなり、肌のトラブルが増えてきます。少しでも肌トラブルを未然に防ぐために、何よりも大切な対策は保湿です。肌が乾燥することが、あらゆる肌トラブルの引き金となってしまいます。
もし、保湿のための基礎化粧品に迷いがあるなら以下を参考にしてください。選ぶポイントは保湿力の高いセラミド配合であることです。
ヒト型セラミド1,2,3,5,6Ⅱ配合の高保湿化粧品モイスチャーライン / エトヴォス保湿/乾燥:
ヒト型セラミド1,2,3,5,6Ⅱ配合の保湿成分バランス
7つの無添加で脂性肌から敏感肌まで多くの肌質に対応
高価なセラミドを高配合し自社開発で安価に商品化
価格 種類 内容 3,190円(税込) トライアル
1ヶ月分基礎化粧品セット アスタキサンチン+ヒト型セラミド配合の保湿力アスタリフト / 富士フイルム保湿/乾燥:
ヒト型セラミド配合で強力保湿
エイジングケアに嬉しいアスタキサンチン・コラーゲン配合
1000円のトライアル価格
価格 種類 内容 1000円(税抜) モニター
5日間ローション・美容液・クリーム セラミド保湿&低刺激 敏感肌用化粧品アヤナス / ディセンシア
シミ予防美白対策を見直す
ターンオーバーが遅くなると、若いころと比べてシミを残しやすくなっています。紫外線を避けることはもちろんですが、シミをできにくくするための美白化粧品もしっかりと検討する必要があります。
美白化粧品を選ぶポイントは、広告のイメージでなく厚生労働省認可の「美白成分」を含んでいるかどうかです。このポイントについては、以下のページに詳細を記していますので参考にしてください。
美白化粧品を選ぶポイント
上記のポイントで選ぶ、候補となる美白化粧品は以下となります。
美白保湿化粧品を敏感肌用として開発ディセンシア ホワイトFL美白/シミ予防:
敏感肌用に開発された美白化粧品
アルブチンとナノ化したヒト型セラミド配合
エイジングケアと保湿を同時に行える
価格 種類 内容 1,480円(税込) トライアル
10日間ローション・美容液・クリーム 美白エイジングケア化粧品でシミ対策アスタリフトホワイト / 富士フイルム美白/シミ予防:
美白成分アルブチン・ビタミンC誘導体配合
エイジングケアに嬉しいアスタキサンチン配合
1000円のトライアル価格
価格 種類 内容 1000円(税抜) モニター
5日間ローション・美容液・クリーム ハイドロキノン配合のシミ対策美白化粧品ラグジュアリーホワイト / アンプルール美白/シミ予防:
30代肌の日焼け対策をおろそかにすると化粧品代がかさむ
ターンオーバーが遅くなる、乾燥しがちになる、そんな30代での日焼けは致命的です。実感として、シミやそばかすが増えた、消えなくなった、と感じる方も多いはずです。
できてしまったものへの対策は後述しますが、まずはこれ以上原因を作らない体制を今から作っておくことをおすすめします。
言われなくても日焼け対策はばっちりしている、という方が多いと思いますが、以下のような認識があれば、日々のケアの見直しをおすすめします。
SPF値は高いほどいいと思って日常的に塗っている
高機能商品を使っているので薄く伸ばせば問題ない
日中塗り直しはしない、化粧直しでは日焼け対策を行わない
屋内では日焼け止めは必要ない
高機能商品を使っているので薄く伸ばせば問題ない
日中塗り直しはしない、化粧直しでは日焼け対策を行わない
屋内では日焼け止めは必要ない
SPF値が高い=UV対策は完璧の誤解
SPF値は、乾燥や肌を黒くするといった角層にダメージを与えるUVB波を防止する時間の長さを表す数値です。一方で、PA値は、真皮層にダメージをもたらすしシワ・たるみの原因となるUVA波の防御効果を表したもの。UVA波は、波長が長く室内まで届くことと、一年中天候問わず降り注ぐため、常日頃からの対策が必要です。
塗る量が少ないと日焼け止め効果は期待できない
SPF値が高いとついつい紫外線カット効果が高いと思い込み、塗り直しや塗る量に意識がいかなくなります。が、普段日常的に塗っている日焼け止めの量は、効果を示すSPF/PA値に見合う防御力が発揮されるのに必要な量よりも、少なく塗っている場合がほとんどです。UVカットできても、成分で肌荒れすることもある
さらに、安価でSPF値が高い日焼け止めの多くは、肌に負担となる成分が含まれています。そのため、日常使いはあまりお勧めできません。これらのポイントから、SPF値をお守りがわりにするのではなく、肌に負担の少ないSPF値の日焼け止めを、こまめに塗りなおすことをおすすめします。そして塗布量に自信がなければ、普段より多めに塗るか、美容カウンターなどで確認してみましょう。
部屋の中でも日焼け止め対策が必要
「屋内では日焼け止めを塗りたくない」、という方も、窓カラスを透過してUVA波は肌に到達するため、低刺激で使用感のよいものを日常使いすることをおすすめします。
もし今のうちに誤った認識をチェンジできれば、40代50代で対策が難しくなるシミや、紫外線による細胞破壊でできるシワなどを予防できます。肌が変化する30代を、より良いケアに切り替えるチャンスにしましょう。
日焼け止めに迷われる方は以下を参考にしてください。
保湿美白まで!SPF50、PA++++の日焼け止め美容液ホワイティシモ UVブロック ホワイトシールド / ポーラ日焼け止め:
紫外線カットレベル最高値のSPF50、PA++++の日焼け止め
美白有効成分や保湿成分を配合し、ベタつきの少ない使い心地
顔や体に使用でき、専用クレンジング不要
価格 種類 内容 3,800円(税抜) 本商品
50ml日焼け止め美容液 SPF50+、PA++++ファンデーション米肌 澄肌CCクリーム / KOSE日焼け止め:
業界最高値のSPF50+、PA++++で紫外線を徹底的にカット
毛穴ロックポリマーで、夕方でも毛穴をしっかりカバー
肌色コントロールパウダーがくすみを隠し、きれいな肌色をつくる
価格 種類 内容 3,500円(税抜) 本商品
30mlccクリーム 近赤外線対策までできる保湿日焼け対策クリームB.A ザ プロテクターS / ポーラ日焼け止め:
ポーラが誇るスペシャルなエイジングケアラインの日焼け止めクリーム
SPF50、PA++++の紫外線カットに、近赤外線もカットできる
保湿成分を配合し、うるおいとハリを高める
価格 種類 内容 11,000円(税抜) 本商品
45g日焼け止めクリーム
30代、濃くなる前に化粧品シミ対策
ちょっとの日焼けは気にしてこなかった若き日々、30代で現れたシミに後悔しても遅いのかといえば、そんなことはありません。シミにはレーザーしかなかったという時代は終わったのかもしれません。様々な美白商品の進化はとどまることを知りません。
一時期回収が続いた美白商品でしたが、販売者も、そして消費者も、自宅で叶う美白への願いは尽きないのが現状です。
シミ商品で難しいのが、効果が出る成分が人によって違うことです。美容クリニックでの治療もその人のシミの状態によって変わります。
できたシミには「ハイドロキノン」配合化粧品で対策を
スポット美白ケアの定番成分「ハイドロキノン」。消したいシミがある、という方に絶対的効果を保証する商品を勧めることは不可能に近いのですが、どれを試せばいいかわからない時にはまず「ハイドロキノン」配合を試してみてください。以下、代表的なハイドロキノン配合の化粧品です。
ハイドロキノン配合、できたシミ対策美白化粧品ラグジュアリーホワイト / アンプルールできたシミ対策: 加齢に伴うシミ「過脂化メラニン」対策ホワイトショットSXS / ポーラ できてしまったシミやくすみ、ニキビ跡対策にブライトニングフォーミュラ / TKS
美白への取り組み方は色々あります。美容液やクリームをオンすることでアプローチする方法もあれば、美白効果を浸透させつつ、毛穴の奥の黒ずみを取り除き、次のステップに使う美容成分を届きやすくするという肌調整力で効果を高める方法もあります。
美白ケア商品は保湿が足りないという一昔前の感覚は過去のものになってきています。保湿こそが美白に重要、土台を整えてこそ単なる美白ではなく、本当に美しい肌になれる、そんな次なるステップへ進んだ商品が増えてきていることに是非ご注目を。
色々な美白美容液を試して効果が出にくかった方にも良いかもしれません。
30代、毛穴の開き大丈夫?
後々大きなダメージをもたらす紫外線対策と、今あるシミへの対処が身についたら一安心、とはいきません。なんとなく肌に年齢を感じ始める30代。
その一つのサインが、重力に従い失われていく肌の弾力です。30代になると、徐々に真皮層を構成するコラーゲンやエラスチン、繊維芽細胞の働きが鈍ってきます。
肌の弾力は、真皮層によってコントロールされています。毛穴のたるみは、真皮層で毛穴を支えきれなくなっているのが原因です。
20代までは毛穴の悩みと言えば、汚れや皮脂による角栓が気になりましたが、30代になると少し様相が変わってきます。
毛穴がなんだか縦に開いている、という方は要注意
たるみ毛穴かのチェック方法
1. 毛穴の形がしずく型のように下が膨らんでいるか
2. 髪の毛をポニーテールのようにして、きゅっと肌を上に引き上げたときに毛穴が目立たなくなるか
2. 髪の毛をポニーテールのようにして、きゅっと肌を上に引き上げたときに毛穴が目立たなくなるか
この二つが当てはまればたるみによる毛穴、肌の深部の老化が早くも始まっているサインです。毛穴対策で欠かせないびよ成分は、ビタミンC(誘導体)と保湿成分セラミドです。
ストレスが毛穴の悩みを引き起こすことも
皮脂分泌過剰も30代の特に前半に起こりやすい現象。ストレスも皮脂バランスの崩れにつながります。これらの対策の土台となるのが保湿です。20代までは、毛穴対策と言えば角栓除去や脂性の解消に目が行きましたが、30代になると、保湿不足による毛穴の悩みが発生します。
まずは保湿対策を十分にし、たるみの原因となる肌が老化しやすい状態を改善してください。そして、ビタミンCと保湿成分によって、過剰な皮脂を招く肌表面の水分と油分のバランスを正常に整えましょう。
▼たるみ・保湿不足による毛穴悩み解消化粧品▼
「浸透高保湿クリーム/ソフィーナ ボーテ」50g/4,700円
毛穴対策の商品は数あるものの、お肌の土台を整えるという基礎に立ち返る時、このような高保湿商品からアプローチしてみるのもおすすめです。保湿効果に定評のあるアイテムの投入で毛穴が目立たなくなり、キメが整うというパターンも多いからです。お値段が手ごろで、毛穴対策の最初のステップとして取り入れやすいと思います。
こういったアプローチで効果が無かったら、次なるハリアップなどの高機能で高価な本格的エイジング商品へと進むという道順を踏んでみてはどうでしょうか。
30代化粧品のスペシャルケアは目元ケア
目元に感じる小じわ、クマ、くすみには早急な対策を
30代になると、目元周りが気になる方が増えます。なんとなく目の周りに疲れのような冴えない様子が現れ始めます。具体的には、乾燥による小じわやハリの低下、血流悪化により目立ってくるクマ、先述のターンオーバーの遅れによるくすみ、といったものが目周りの印象を暗くします。
はっきりと印象の変化や老け感を感じ始めている場合は、一点集中ケアではなく、目周りの包括的なケアを必要としている状態です。
目元の不調原因の根本は、乾燥と疲労
PCの前で深夜まで仕事、子守で寝不足、といったハードな状況を重ねてきた結果が、目の周りに現れてきます。今や20代のように疲れなどみじんも感じさせない様子でいることは難しい、と感じるのではないでしょうか。そんなハードな生活を続けている方に、せめてよく働いてくれる目の周りに優しいケアを施してあげてください。
皮膚が薄い目元には高保湿化粧品で対策を
目の周りは特に皮膚が薄く、日頃の疲れや不調、肌の状況が顕著に現れます。人は本能的に顔の中でも目を注視する傾向にあります。目を見て話すのは自信の現れといいますが、シワなどが気になりだす30代の方の中で、目の周りの老けサインが気になり人との近距離対峙がストレスになる場合さえあります。目の周りに疲れが出るのはある意味で頑張っている証拠。
そんな自分を恥じることなど無いよう、時には化粧品に頼って労わってあげてもいいのでは?何より鏡に映る自分の顔を好きでいられることが、一番の美容法です。時間が無い時にも力になってくれる化粧品が数多あります。
以下、アンチエイジングの神様チームで評価した高保湿化粧品上位のコスメです。
ヒト型セラミド1,2,3,5,6Ⅱ配合の高保湿化粧品モイスチャーライン / エトヴォス保湿/乾燥:
ヒト型セラミド1,2,3,5,6Ⅱ配合の保湿成分バランス
7つの無添加で脂性肌から敏感肌まで多くの肌質に対応
高価なセラミドを高配合し自社開発で安価に商品化
価格 種類 内容 3,190円(税込) トライアル
1ヶ月分基礎化粧品セット アスタキサンチン+ヒト型セラミド配合の保湿力アスタリフト / 富士フイルム保湿/乾燥:
ヒト型セラミド配合で強力保湿
エイジングケアに嬉しいアスタキサンチン・コラーゲン配合
1000円のトライアル価格
価格 種類 内容 1000円(税抜) モニター
5日間ローション・美容液・クリーム セラミド保湿&低刺激 敏感肌用化粧品アヤナス / ディセンシア
「アイコンセントレイトクリームa/エピステーム」18g/11,000円
少々高額ですが、気になる目元に自信を取り戻したいという方にご紹介します。ロート製薬が開発した、目元のトータルケア化粧品です。クマの悪化だけでなく目元周りのたるみも気になる、疲れ顔が定着しつつある、という方に。弾力をとり戻し、小じわにも瞼にも涙袋にもアプローチします。併せておすすめしたいのがマッサージ。
薄い皮膚に強いマッサージはくすみの原因になり厳禁ですが、付属のヘラの使用や重みのあるテクスチャーのクリームで優しくマッサージすれば、疲れのたまった目元をすっきりさせることができます。
30代肌の見逃せない肌のごわつきにはピーリング
肌のゴワつきはスキンケア効果を半減させる
ターンオーバーが遅れるとともに感じるようになるのが肌のごわつきです。これは古い角質が代謝されないまま肌表面に残っているというサイン。この状態で様々な化粧品を使っても、浸透が悪く効果が出にくくなります。当然ながら化粧のりも悪い、ツルツル肌から遠ざかった状態です。
ピーリングのやりすぎは肌への負担
もし日頃からピーリングを頻繁に行っていてごわつくならば、回数を減らしてみてください。頻度が高すぎることによって、逆に余分な角質が溜まりやすくなっている可能性があります。ピーリングを行っていない場合は、優しいピーリングを取り入れてみてください。適切に行えば、遅れるターンオーバーをリカバーするとともに、余分な角質を取り除き、その他のケアの効果アップと手触りの良いくすみの無い肌に近づけます。
ピーリングは、その効果を一度実感するとつい過剰になってしまうもの。ポロポロと角質を落とすタイプや、拭き取りタイプなどがあります。これらはつい力を入れてゴシゴシ行うと逆にくすみの原因に。
ピーリングを成功させるコツは、貪欲さではなく節度かもしれません。
以下、アンチエイジングの神様チームで評価したピーリング化粧品の上位コスメです。
不要な角質のみ、お肌にやさしく落とすきらりのつくりかた / ファンファレピーリング:
ターンオーバーを正常化し、肌の新陳代謝を上げるピーリングジェル
肌にやさしい6つの無添加と植物由来の天然成分配合
古い角質を落とし化粧水の浸透力をぐんぐんあげる
価格 種類 内容 1,834円(税抜) 本商品
30gピーリングジェル
「マイルドドクターピール<スキンクリアセラム>/イースペシャル」20ml/5,500円
美容液タイプのピーリングになじみの無い方もいらっしゃるかもしれません。ごわつきの原因がピーリング無し、もしくはやりすぎ、という方に、塗って洗い流すだけのタイプのピーリングをご紹介します。乾燥や刺激を与えることなく、目元にも使える優しいピーリング剤です。こういったタイプだとピーリングがあだになってしまうリスクを抑えられるはず。それだけではなく、ビタミンCも配合で目元へのハリ効果も考慮されています。
30代化粧品選びのまとめ / 「お手頃コスメ=肌もお手頃」である
化粧品の見直しでまず考えるのが、予算です。基礎化粧品にいくらお金をかけられるか?化粧品は、どれも同じだからドラッグストアやバラエティショップで売られているプチプラコスメでいいと思う人もいるかもしれません。
確かに、ドラッグストアやバラエティショップで売られている基礎化粧品は、肌質別×肌悩み別に1000円台というお手頃価格で購入できます。しかし、その化粧品の効果を30代になってからきちんと実感できていますか?
肌は、年齢が上がるにつれて、衰えるスピードは急速に速くなります。そこそこの化粧品でそこそこの満足は、その急激な下り坂を食い止めるどころか一緒に下がっていってしまうことを知っておきましょう。