50代の基礎化粧品選びでチェックするべき8つのポイント ブランドランキングで選んでいませんか?
[公開日]2013/12/20[更新日]2019/01/14
50代の化粧品選びを、なんとなくランキングやブランドで選んでいませんか?
化粧品選びで大切なのは、肌の変化を正しく把握し、適切な配合成分を見極めることです。
筆者は長年、エイジングケア化粧品メーカーに勤め、企画・開発などに携わってきました。その一方で、美容アドバイザーとしてお客様の肌診断やご相談を承ってきたので、あらゆる女性の肌を見てきました。
とても50代には見えないほど、シミやシワが目立たない方もいらっしゃれば、年齢肌を諦めかけている中「駆け込み寺」として頼ってくださる方など様々いらっしゃったのが印象的です。
一昔前と比べて、最近の女性は若くなったと言われます。「美魔女」という年齢不詳の女性がたくさん登場し、歳を聞いて驚くような若々しい女性が増えています。これは、技術の進歩もさることながら、当人の美容情報の収集と実践の賜物と言えるでしょう。
ここでは8つのポイントを紹介します。
最初に50代の化粧品の選び方と、具体的な基礎化粧品を確認したい方は以下からご確認ください。ページ下部に遷移します。
さっそく50代のスキンケアに必要な情報をチェックしていきましょう。
女性の肌が大きく衰え始めるのは40代、閉経に向けて女性ホルモンが激減することが大きな要因になっています。この時期急激に乾燥し始める肌は、深刻なトラブルを誘発します。40代でひどく肌が乾燥した方は、同時にシワやシミ、毛穴の開きなどの悪化を感じたのではないでしょうか。
年々遅くなるターンオーバーが肌悩みを深刻化させます。回復が難しく、更なる悪循環を生むのです。40代の不調に何も対策してこなかった場合、50代では以下のトラブルがより一層深刻になっていると考えられます。
深いシワ
たるみ
シミ
くすみ
筆者が出会ってきた50代のお客様も、皆さん必ずこう言った悩みを抱えていました。こう言った肌老化は40代から始まる悩みですが、これらが深刻化していくと、人相が変わります。目じりやほうれい線などの深いしわに、たるんだ皮膚がかかることで、顔の印象は一気に老け込むのです。
また、遅れがちになるターンオーバーを放置することによって、シミは濃くなり、くすみが顔のトーンを暗くします。
しかし美容の世界は日々驚くほどの進化を遂げています。対策を順番に見て行きましょう。
様々な効果なアイテムに飛びつく前に、まずは日々の基礎ケアを見直す機会を持つことをおすすめします。特に歳と共に進む乾燥を放置している場合は、これ以上の悪化を防ぐ為に、そして次のステップに進む為に、乾燥対策とコラーゲン強化からスタートすることが大切です。
元々の肌が脂性であることや、日中化粧くずれで油が浮いていることなどは、肌が乾燥していないという判断材料にはなりません。そうした状態の肌状態でも、実は乾燥していることがよくあります。
皮脂は「天然のクリーム」と呼ばれており、肌のうるおい機能を果たします。しかし、「肌がベタつくから」と、この皮脂を必要以上に取ったり、「ベタつくから保湿は少しだけ」と勘違いしてしまう方が多くいるのです。すると、必要な皮脂までなくした肌は、「乾燥した!」と思い、余計に皮脂を分泌してしまうのです。
特にヒリヒリ痛みを感じることがあれば、要注意です。
上記の基準より候補となる50代の基礎化粧品をピックアップしましたので参考にしてください。
乾きがちで弾力がなくなる50代の肌にぴったりの化粧品ですね。
たとえ若い人でも、乾燥していればシワができます。ターンオーバーの周期が早いため、回復できるというだけです。乾燥はシワだけでなく、シミの悪化原因にもなります。判断が付きかねる方は一度美容カウンターでチェックしてみるのもいいでしょう。
一般的に、年齢と共に乾燥が進む方が多く、自身の乾燥の度合いを感じないまま同じケアをしていると、肌がダメージを受けやすくなります。
さらに踏み込んだ50代化粧品についての解説をします。
目じり、ほうれい線、眉間、こういった表情と共に深く刻まれてしまうシワはなかなかのやっかいものです。顔は下へと下がる線が多いほど老けて見えます。ほうれい線や眉間のしわ、ゴルゴラインとよばれる目がしらから延びるハの字のシワは、ぐっと老けた印象を作ります。
こういったシワ、もしお風呂に入った後に少し軽減するならば、乾燥対策などでまだまだ改善の余地があります。一方、いつなんどきも変わらずある、という場合は、コラーゲンが弱っているので保湿だけでは修復が難しい状態になっています。このとき、大切なのは真皮コラーゲンを強化するたるみ対策です。
ほうれい線やゴルゴラインは肌のたるみによってシワが強調されます。シワにのっかる皮膚を改善することで、老け感はだいぶ改善されます。たるみ対策については次にご紹介しますが、まずは美容クリニックに駆け込む前に、日頃のケアを頑張りたい方に。進化の目覚ましいシワ化粧品をご紹介します。
たるみはどうしてできるのでしょう?特に太ったわけでもないのに、顔全体が重力に負けてきた気がする、人相が変わってしまう大きな原因になります。たるみの原因は、肌の深部の老化にあります。表皮の下にある真皮の部分では、美容成分としてよく効くコラーゲンやエラスチンといった成分が肌の土台を作っています。
真皮のコラーゲンを強化する化粧品の配合成分の代表は「ビタミンC」ですので、必ずチェックするようにしましょう。上記の化粧品比較表中の「リペアジェル」はビタミンCを高濃度配合しています。
普段無表情が多い方、不機嫌顔が多い方と、よく表情が変わり笑顔が多い人、シワやたるみ、顔の印象はどう違うでしょうか?50代の肌の恐ろしいところは、その人が普段よくしている表情が如実にその人の"顔"として定着することです。ほうれい線はできやすさに個人差がありますが、頬の筋肉が下がりっぱなしの方はやがて皮膚が垂れ下がり、ほうれい線にのっかることで、如実に濃く現れる傾向があります。
笑顔でできるシワよりも、無表情でできるたるみの影の方が"老け"への影響は大きいようです。50代に至っては、まさしく笑う門には福来りです。表情筋をよく使う事、エクササイズを取り入れることで血行促進効果をもたらし、エラスチンなどの美容成分生成機能を活性化します。
マッサージは摩擦によって肌細胞を傷つけることがあるので注意が必要です。
シミが増える、濃くなる、年々加速化する現象に、恐怖を感じる方もいらっしゃると思います。40代に乾燥ケアやターンオーバーケアなどを適切に行っていれば、ある程度食い止められるかもしれませんが、放置していると、真皮に深くダメージとして刻まれたシミになっていることがよくあります。
レーザー治療に行く前に、何か自分でアプローチを、という場合は、スポット的に使う美白化粧品を試すのも一つの手です。紫外線によるものか、傷痕によるものか、など、シミは種類によって効き方が変わってきます。できれば1ヶ月以上は一つの化粧品を試し、効果のほどをテストしてみてください。美白化粧品についての詳細は、以下の記事を参考にしてください。
50代のシミ対策には、美白化粧品研究に一日の長のあるポーラのホワイトショットシリーズをおすすめします。これは、後述するくすみ対策を兼ねることができます。
・最初は高いと思ったが、使ったら値段以上だった
・ピンポイントで塗りやすい
・ニキビケアもできた
・シミが薄くならなかった
・私の肌に合わなかった
濃いシミは肌に根付いているので簡単に変化を感じにくいです。ですが、早い人で1本使い切った後、遅い人で4本使い切った後で、肌変化を感じるようです(個人差がございます)ので、使い続けることを前提としてください。
ですが、ホワイトショットは普段のスキンケアにプラスして加えるスペシャルケアの部類に入ります。
そのため、買い足す費用は、1本の価格が高いと感じる人もいるようです。ただし、それ以上に嬉しい変化を感じる人が多いので、何をやってもダメだった方や、本気でシミケアしたい方にお勧めします。
するっと伸びて、使い勝手はかなり良いです。手持ちの化粧品に足して使ってみましたが、前後の化粧品の肌なじみが悪くなることもなく、普通肌、オイリー肌、乾燥肌、どんな肌質でも合いそうな印象を持ちました。
効果が高いと刺激が強そうなイメージでしたが、特に肌が荒れることもありません。(ですが、不安な方はパッチテストをしてみてください)
シミの部分に、ピンポイントでシミケア成分を与えることができ、使い勝手はかなり良かったですね。
《Pick UP》
富士フイルムの「アスタリフトホワイト」は、エイジングケアとして「アスタキサンチン」を、美白成分として「ビタミンC誘導体」を配合した50代には重宝される化粧品です。
シミよりも顔の印象に影響を与えるのがくすみかもしれません。顔のトーンが暗くなることで、冴えない印象が生まれてしまいます。生まれ持った肌の白さに関係なく、日焼けでもないくすみは、独特の老け感を産みます。くすみの原因は肌の老廃物です。
血流が良く、余分な角質がターンオーバーで適切に除去されていると、たとえ色黒であっても肌がピカッと艶めき、明るい印象を作ります。加齢による血流の悪化は50代にさしかかるとより顕著に実感できるようになってきます。血流が美容、健康、若々しさにどれほど大切か、よくわかってくる年代ではないでしょうか。
たるみでご説明したとおり、血流を少しでも改善することでターンオーバーを促進することができます。これはくすみの改善にもつながります。また、適度なピーリングによって、肌表面の余分な角質を取り除くと、元の柔らかい肌を取り戻すことができます。
ピーリングは肌の再生を促し、肌の明るさを取り戻す一手ですが、逆にやりすぎている方は注意してください。ターンオーバー周期をピーリングによって過度に早めると、逆に肌がごわついて、扱いづらくなってしまいます。一つのアプローチとして、新発想の商品をご紹介します。
《Pick UP》
サントリーのエファージュは、50代以上の肌特有の水分量・油分量にフォーカスし開発された化粧品です。特徴的なのが酵母の配合で、飲料メーカーで培った研究成果をコスメに応用された商品です。
歳と共にエイジングケアを考慮した化粧品選びをされる方も多いかと思います。しかしエイジングケア=これまで以上に美容成分を与える、という発想しか無い方は、本当に肌に併せた化粧品を使っているといえるでしょうか。女性ホルモン低下とともに体内の水分も減っていく、乾燥していく、そして更年期を始めとしたゆらぎの多い肌質になることがままあります。
ホルモンの影響を大きく受ける時期は、日々変わる肌のコンディションに併せて化粧品を変えてあげることも一つの知恵です。手をかけるほど肌はよくなる、これはなにもごしごし触る事や高い化粧品を使う事だけではありません。まずは、自分の肌をよく知ることが第一歩です。
今日は乾燥している、ごわついている、赤味がある、そんな肌のサインを読み取りましょう。それにどう対処するのか、そんなところにその人の肌や自分の顔、健康との付き合い方が現れます。歳だからといってあきらめない、というのはそれだけ自分を愛しているという事につながります。きちんと自分を見つめ、受け入れて、労わっていれば、ただやみくもに与え続けることに疑問が生まれます。
今日はいつもの化粧品が合わない感じがする、まずは足すべきか引くべきかを考えます。年齢を重ねると、ケアを足す機会は増えますが、引くのは怖いという方が多いのではないでしょうか。乾燥が激しい時、肌のバリア機能が落ちている時は、引くことで肌を休ませることができます。引くのは勇気さえあれば簡単です。この点で、オールインワンゲルよりも機能ごとに基礎化粧品を使い分けることをオススメします。
この年でこんな価格の化粧品で良いの?という低刺激でシンプルなものの方が、肌が喜ぶこともあります。加えて、お化粧をお休みしてすっぴんデーを作れれば、なお良しです。肌が休まり、コンディションを整える時間を短縮できます。是非肌の調子に合わせたスキンケアのバリエーションを持ってみてください。
基礎ケアの流れの中でまず着目したいのが洗顔です。すっきり落としたい、というこれまでの習慣はなかなか消えないもの。しかし、あまつさえ失われがちな肌の潤いを、"落とし過ぎ"な人が多いのです。エイジレスな美肌を保つ人の中には、洗顔料を使わない人や控えめな人が多くいます。
美にこだわる人ほどあれもこれもしているのでは?というイメージがありますが、余分な負荷を与えない、マイナスの美容もあるのです。たっぷり塗ってしっかり落とす、足し算の美容だけが美肌への道ではありません。とはいえ今までの、泡立ててすっきり流す洗顔を無くすことに不安を感じる方も多いはず。
そこで、朝だけでも優しい洗顔に切り替えてみてはどうでしょう。潤いを失わず洗顔できるアイテムとして、ミルククレンジングからスタートすることをおすすめします。
基礎化粧品で肌そのものがキレイになったとしても、メイクは大人の身だしなみの1つとして必要不可欠です。清潔感があり身なりのきちんとした女性は、周りから見てもイキイキと輝いて見えますし、自分に自信も持たせてくれ、気持ちさえも前向きにしてくれます。
ですが、若い頃からメイク方法が変わっていない方や、いつものメイクが似合わなくなってきた方も多いのではないのでしょうか。やはり、年齢とともに似合うメイクは変わってきます。
50代だからと隠すような厚ぼったいメイクや、色味でごまかしてしまうと、かえって老けた印象になりがちです。ポイントを押さえれば、本来の美しさを引き出すような化粧が叶いますよ。
下地を使わない人も多いのですが、必ず使いましょう。シミ・シワを隠しながら色ムラをなくしてくれますよ。
発色の良さだけでなく、表情や顔全体が明るくみえるようなものを選んでください。
また、縦じわが目立つことがあるので、直接口紅を塗るのではなく、リップブラシで丁寧に塗りましょう。
50代と言えばかつては立派な"おばさん"、ともすれば初老の年代(初老前半)とみなされていましたが、今ではそんな呼び方が似合わない、それほど女性が老け込まない社会になったのかもしれません。女性の見た目年齢を大いに示す一つが肌です。どんなに装っても肌は隠せません。
50代の肌、そして顔は、もって生まれた美しさだけではなく、生き方を映し出します。若々しい肌でいたいと言っても、50代でシワひとつ無い20代の肌というのは、だれもが不自然に感じます。貴女はどんな50代の自分を理想としていらっしゃいますか。どんな顔の自分でいたいでしょうか。
若々しい50代が増えた理由の一つは、意識の高い女性たちに応えるべく日々進化する美容業界にあります。娘と同じ洋服を着るお母さんが当たり前になった時代。子持ちの母親とは思えない女性だって増えてきました。整形や美容クリニックに投資を惜しまず、若さを追求する方法はいくらでもあります。
しかし誰もが"若ければいい"と思っているわけではないはず。歳を重ねるごとにメディアに踊らされない、自分なりの美へのスタンスが確立されるのではないでしょうか。世間の注目を浴びる50代の女性達も、美へのスタンスは千差万別。黒木瞳さんや大地真央さんなど、とても普通の50代とは思えないプロの美のあり方。
一方で、ケネディ駐日米国大使や、IMF専務理事のクリスティーヌ・ラガルドさんといったシワを隠そうともしない、でも若々しさと重厚さが同居した美のあり方。一般的な所得の世帯にとって、美への投資額には限界があるのが普通です。全てを若返らせる投資はできないまでも、それぞれ独自の"こんな歳を重ねたい"という理想はあるのではないでしょうか。
日本では女性は若いほど良いという風潮がありますが、ヨーロッパでは違います。見た目においても若作りは称賛の的にはなりません。年相応の風格が評価されます。50代の美容は、ともすると年齢に逆らう事だけが重要ではないかもしれません。
シミ・シワが増えて憂鬱になったり、美容院で白髪染めをする時悲しい気持ちになるのではなく、重ねてきた歳を誇りに思い、その時の自分らしい美に対して、肩の力を抜いて取り組む。そんなスタンスの方も増えるのではないでしょうか。
一方で、"美しいシワ"という言葉を聴く事もありますが、どうしても美しいとはみなせない悩みもあるはずです。高機能な美容グッズ数多ある中で、ここだけは、という悩みに重点をおいて投資していくのが、現実的な50代の美容法かもしれません。
化粧品選びで大切なのは、肌の変化を正しく把握し、適切な配合成分を見極めることです。
筆者は長年、エイジングケア化粧品メーカーに勤め、企画・開発などに携わってきました。その一方で、美容アドバイザーとしてお客様の肌診断やご相談を承ってきたので、あらゆる女性の肌を見てきました。
とても50代には見えないほど、シミやシワが目立たない方もいらっしゃれば、年齢肌を諦めかけている中「駆け込み寺」として頼ってくださる方など様々いらっしゃったのが印象的です。
一昔前と比べて、最近の女性は若くなったと言われます。「美魔女」という年齢不詳の女性がたくさん登場し、歳を聞いて驚くような若々しい女性が増えています。これは、技術の進歩もさることながら、当人の美容情報の収集と実践の賜物と言えるでしょう。
ここでは8つのポイントを紹介します。
最初に50代の化粧品の選び方と、具体的な基礎化粧品を確認したい方は以下からご確認ください。ページ下部に遷移します。
50代の保湿コラーゲン強化化粧品の選び方(シワ・たるみ)
50代のシミ対策化粧品の選び方(シミ・くすみ)
さっそく50代のスキンケアに必要な情報をチェックしていきましょう。
目次
50代の顔を老けさせる様々な悩み
女性の肌が大きく衰え始めるのは40代、閉経に向けて女性ホルモンが激減することが大きな要因になっています。この時期急激に乾燥し始める肌は、深刻なトラブルを誘発します。40代でひどく肌が乾燥した方は、同時にシワやシミ、毛穴の開きなどの悪化を感じたのではないでしょうか。
年々遅くなるターンオーバーが肌悩みを深刻化させます。回復が難しく、更なる悪循環を生むのです。40代の不調に何も対策してこなかった場合、50代では以下のトラブルがより一層深刻になっていると考えられます。
深いシワ
たるみ
シミ
くすみ
筆者が出会ってきた50代のお客様も、皆さん必ずこう言った悩みを抱えていました。こう言った肌老化は40代から始まる悩みですが、これらが深刻化していくと、人相が変わります。目じりやほうれい線などの深いしわに、たるんだ皮膚がかかることで、顔の印象は一気に老け込むのです。
また、遅れがちになるターンオーバーを放置することによって、シミは濃くなり、くすみが顔のトーンを暗くします。
しかし美容の世界は日々驚くほどの進化を遂げています。対策を順番に見て行きましょう。
まず基礎化粧品を見直すこと
様々な効果なアイテムに飛びつく前に、まずは日々の基礎ケアを見直す機会を持つことをおすすめします。特に歳と共に進む乾燥を放置している場合は、これ以上の悪化を防ぐ為に、そして次のステップに進む為に、乾燥対策とコラーゲン強化からスタートすることが大切です。
元々の肌が脂性であることや、日中化粧くずれで油が浮いていることなどは、肌が乾燥していないという判断材料にはなりません。そうした状態の肌状態でも、実は乾燥していることがよくあります。
皮脂は「天然のクリーム」と呼ばれており、肌のうるおい機能を果たします。しかし、「肌がベタつくから」と、この皮脂を必要以上に取ったり、「ベタつくから保湿は少しだけ」と勘違いしてしまう方が多くいるのです。すると、必要な皮脂までなくした肌は、「乾燥した!」と思い、余計に皮脂を分泌してしまうのです。
特にヒリヒリ痛みを感じることがあれば、要注意です。
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。肌老化をストップするには、自分の肌を理解して、正しく化粧品を選ぶことよ。ポイントをこれからお伝えしていくわね。
50代化粧品選びのポイントは?保湿とコラーゲンサポート
保湿対策の要はセラミド配合の化粧品肌にはもともと保湿成分が存在します。ですが、この水分保持成分は50代になると20代の半分以下に減少します。
これを補うのは、セラミド配合の化粧品が有効です。他の保湿成分も表皮を潤しますが、特に保湿力の高いセラミドは「最強の保湿成分」と呼ばれているほど。乾きがちな50代の化粧品を選ぶ際の1つの基準になります。
ちなみに、保湿ケアを行う際は、コットンではなく必ず手でつけてください。コットン繊維は肌を傷つけてしまいます。
真皮コラーゲンの強化はビタミンC配合化粧品が基本真皮のコラーゲンは、コラーゲン配合の化粧品では強化されません。化粧品中のコラーゲンは保湿成分としての役割しか果たさないためです。
肌で弾力を保つコラーゲンと、美容成分としてのコラーゲンは別物です。肌の弾力を回復させるための、コラーゲン強化の基本はビタミンC配合化粧品であることを押さえましょう。
弱った肌には敏感肌用の化粧品を敏感肌まで対応する化粧品を不調時の備えとしてでも持っている、知っている、というのは40代のメンテナンス術として押さえておくと安心です。刺激になるもの、例えば合成着色料、合成香料、アルコール(エタノール)などが含まれない商品はリスクが低く、肌の状態に合ったケアができます。
50代の肌にハリを与える化粧品おすすめ4選
上記の基準より候補となる50代の基礎化粧品をピックアップしましたので参考にしてください。
点数 | 商品 | 価格・内容 | 成分等 |
---|---|---|---|
93点 | リペアジェル (リソウ) | モニターキット ローション 100ml 美容液 8ml | ビタミンC コラーゲン アミノ酸 (植物由来100%) |
93点 | B.A ベーシックセット (ポーラ) | 10,800円 ・2週間分 (クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、クリーム) | ポーラ最高峰 ・加水分解シルク ・イガイグリコーゲン ・クララ根エキス |
92点 | アスタリフト ベーシックトライアルキット (富士フィルム) | 1,000円 モニターセット 5日分 化粧水・美容液・ゲルほか | アスタキサンチン レスベラトロール セラミド ナノリコピン |
91点 | メディプラスゲル (メディプラスオーダーズ) | 3,885円 オールインワンゲル180g | セラミド コラーゲン ヒアルロン酸 ビタミンC プラセンタ |
90点 | モイスチャーライン (エトヴォス) | 1,300円 洗顔石けん 化粧水 美容液 保湿クリーム | ヒト型セラミド アミノ酸 ヒアルロン酸 |
50代の基礎化粧品として、まず紹介したいのはリソウのリペアジェルです。この商品の特徴は、何と言っても「ビタミンCの配合」にあります。ビタミンCには、抗酸化・抗炎症作用がありスキンケアにとって非常に重要な成分なのですが、不安定な物質なので化粧品配合が難しいというハードルがありました。リペアジェルは、独自の技術でビタミンCをそのままの形で配合し、非常に濃い濃度の美容液として誕生させたのです。
ビタミンCの力を最大限に引き出した美容液ビタミンCは、抗酸化作用・美白効果・コラーゲン生成といった美容に重要な機能をもった成分であることは、本サイトで繰り返してきました。
ただ、ビタミンCは劣化しやすいため安定させて美容に利用するのが困難であるため「ビタミンC誘導体」などの形に変換して美容配合されることが多いのが実情でした。
リペアジェルはこのビタミンCを、独自技術でそのまま安定化させることで生まれた美容液です。これは、画期的な技術です。
生命体技術による肌への浸透度の高さ安定化させたビタミンCやアミノ酸は、生命体技術によって非常に細かい粒子として、リペアジェルに配合されています。これは、肌への浸透度を高め角質層の先にまで有効成分を届けます。
濃度リペアジェルは非常に濃い美容液です。これは水分を含まず有効成分を中心に構成された結果で、深刻な肌のトラブルにも力を発揮します。使って頂くと、その "濃さ" に驚かれることでしょう。
100%植物由来リペアジェルは100%植物由来成分でつくられており、パッチテスト・アレルギーテストなどをクリアし第三者機関に安全性を証明されています。
いまなら 16,650円 相当が 1,900円(税抜) の限定モニター価格リペアジェルが高価なので試すのを迷っている、という声をよく聞きます。確かに本商品はリペアジェル(美容液)のみで13,500円なので、気軽に試してみようと思いづらい価格です。
ただ、今ならリペアジェル(美容液)とリペアウォーター(ローション・3,000円相当)のモニターセットで、1,900円という価格で試すことができます。
有効成分を独自技術で配合したリペアジェル。安全性も確かなので1,900円(税抜)のモニターキットがあるうちに、以下から試してみてください。
お勧め度 価格 容量 ジャンル 備考 ★★★★★ 16,650円 → 1,900円 一ヶ月分 美容液、
ローションモニターセット
リペアジェルの良い口コミ
・濃厚なテクスチャーでしっとりする
・1プッシュで肌全体に行き渡るのでラク
・ハリ肌になれた感じがする
・翌朝も肌がしっとり保湿されている
・小ジワなど肌悩みが目立たなくなった
リペアジェルの悪い口コミ
・ベタつく
・値段が高い、コスパが悪い
・濃厚なテクスチャーが少々使いづらい
結論!ハリサポート力に高評価!使用感が好きなら肌質を選ばず使える!
肌にハリが出た、モチモチ肌になったなど、高評価の口コミが大多数でした。保湿力やハリサポート力がしっかりあるの子で、シワやたるみに悩む人にとってオススメだと言えます。
一方で、使用感への悪い口コミがありました。使用感は個人の好みに左右されますが、リペアジェルは美容オイルのような濃厚な使用感です。クリーム状やゲル状、水っぽいものを好む人には向きません。
また、コスパが悪いという口コミもありました。ですが、リペアジェルはこれ1つでスキンケアが完了するオールインワン美容液ですので、あれこれ揃える必要がありません。本商品となると1回に出すお金はかかるかもしれませんが、他に化粧品が入らないので結果的にコスパは良い方だと感じます。
実際に試してみました!
リペアジェルは濃度が高いので、美容成分を肌のすみずみまで行き渡らせてくれます。実際に筆者の肌で試してみましたが、うるおいが19.1%アップし、油分量も理想の20%へグンと近づきました。
乾きがちで弾力がなくなる50代の肌にぴったりの化粧品ですね。
人気が高い女性ブランドで、エイジングケアコスメに高い評価のある、ポーラの最高峰ラインナップシリーズです。
浸透力にこだわった美容成分が、さまざまな肌トラブルにアプローチします。高価な分、他化粧品とは異なるアプローチで、しわ・たるみに対策します。
ポーラオリジナル成分が肌に弾力を与えハリ肌に導く50代になると減りゆく一方のコラーゲンを食い止めるために、オリジナル成分「BAリキッドE」を開発。資生堂と同じくらい世界的にも注目されているポーラの研究技術力で、肌本来の力を引き出し、肌のハリをもたらします。
さらに、BAリキッドEと相性が良く、肌の弾力をサポートする「YACエキス」「トウヤクエキス」なども配合されており、最先端の研究・技術で、あらゆるエイジングケアを叶える化粧品です。
空気中の水分もキャッチしながら保湿保湿成分としてはトゲナシエキスやグリセリンなど配合されていますが、他の化粧品と最も違うのは「空気中の水分」も取り込む「モイストキャッチベール」処方です。
それにより化粧水・乳液・クリームの水分と、空気中の水分を取り込みながら、長時間うるおいをキープします。うるおいのバリアによって肌機能も高まるので、敏感になりがちな年齢肌を優しくアンチエイジングします。
B.Aシリーズ17,500円分が10,800円で試せる17,500円分のB.Aシリーズ(クレンジング・洗顔料・ローション・ミルク・クリーム)が10,800円(税込)で購入できます。
こちらは店頭にはなく、公式オンラインショップ限定のトライアルセットです。セットで試したい方は、この機会にチェックしてみてください。
お勧め度 価格 内容 ジャンル 備考 ★★★★★ 10,800円/税込 クレンジング・洗顔料・ローション・ミルク・クリーム ベーシックセット 期間限定
B.Aベーシックセットの公式サイトへ
たとえ若い人でも、乾燥していればシワができます。ターンオーバーの周期が早いため、回復できるというだけです。乾燥はシワだけでなく、シミの悪化原因にもなります。判断が付きかねる方は一度美容カウンターでチェックしてみるのもいいでしょう。
一般的に、年齢と共に乾燥が進む方が多く、自身の乾燥の度合いを感じないまま同じケアをしていると、肌がダメージを受けやすくなります。
50代のしわ対策は保湿とコラーゲン強化
さらに踏み込んだ50代化粧品についての解説をします。
目じり、ほうれい線、眉間、こういった表情と共に深く刻まれてしまうシワはなかなかのやっかいものです。顔は下へと下がる線が多いほど老けて見えます。ほうれい線や眉間のしわ、ゴルゴラインとよばれる目がしらから延びるハの字のシワは、ぐっと老けた印象を作ります。
こういったシワ、もしお風呂に入った後に少し軽減するならば、乾燥対策などでまだまだ改善の余地があります。一方、いつなんどきも変わらずある、という場合は、コラーゲンが弱っているので保湿だけでは修復が難しい状態になっています。このとき、大切なのは真皮コラーゲンを強化するたるみ対策です。
ほうれい線やゴルゴラインは肌のたるみによってシワが強調されます。シワにのっかる皮膚を改善することで、老け感はだいぶ改善されます。たるみ対策については次にご紹介しますが、まずは美容クリニックに駆け込む前に、日頃のケアを頑張りたい方に。進化の目覚ましいシワ化粧品をご紹介します。
50代のたるみ対策化粧品の選び方
たるみはどうしてできるのでしょう?特に太ったわけでもないのに、顔全体が重力に負けてきた気がする、人相が変わってしまう大きな原因になります。たるみの原因は、肌の深部の老化にあります。表皮の下にある真皮の部分では、美容成分としてよく効くコラーゲンやエラスチンといった成分が肌の土台を作っています。
女性ホルモンの減少と共に急激に減少するコラーゲン
コラーゲンが減少するというのは、元々自前で作っていた成分の生産が減る、という事です。コラーゲンは家の基礎のように肌を支えている骨組みです。それらが崩れることによって、のっかっていた柔らかい表皮が重力に引っ張られます。真皮のコラーゲン強化成分は「コラーゲン」でなく「ビタミンC」
コラーゲンを強化しようと思うと、コラーゲン成分配合化粧品に目が向きますが、それらの物質を真皮まで届けるのは、難しのが実際のところです。またドリンクなども、一度吸収分解された成分がもう一度真皮でコラーゲンなどの成分として働くかは確証がありません。真皮のコラーゲンを強化する化粧品の配合成分の代表は「ビタミンC」ですので、必ずチェックするようにしましょう。上記の化粧品比較表中の「リペアジェル」はビタミンCを高濃度配合しています。
リペアジェルの公式ページへ
表情筋を動かす「たるみ対策」
自宅でできるたるみケアとして、表情筋を動かすことによる血行促進と表情筋活性化をおすすめします。表情筋を動かすことについては、シワの原因として危惧される方もいらっしゃいますが、周りの方を観察してみてください。普段無表情が多い方、不機嫌顔が多い方と、よく表情が変わり笑顔が多い人、シワやたるみ、顔の印象はどう違うでしょうか?50代の肌の恐ろしいところは、その人が普段よくしている表情が如実にその人の"顔"として定着することです。ほうれい線はできやすさに個人差がありますが、頬の筋肉が下がりっぱなしの方はやがて皮膚が垂れ下がり、ほうれい線にのっかることで、如実に濃く現れる傾向があります。
笑顔でできるシワよりも、無表情でできるたるみの影の方が"老け"への影響は大きいようです。50代に至っては、まさしく笑う門には福来りです。表情筋をよく使う事、エクササイズを取り入れることで血行促進効果をもたらし、エラスチンなどの美容成分生成機能を活性化します。
マッサージは摩擦によって肌細胞を傷つけることがあるので注意が必要です。
50代の濃いシミ対策の美白化粧品
シミが増える、濃くなる、年々加速化する現象に、恐怖を感じる方もいらっしゃると思います。40代に乾燥ケアやターンオーバーケアなどを適切に行っていれば、ある程度食い止められるかもしれませんが、放置していると、真皮に深くダメージとして刻まれたシミになっていることがよくあります。
レーザー治療に行く前に、何か自分でアプローチを、という場合は、スポット的に使う美白化粧品を試すのも一つの手です。紫外線によるものか、傷痕によるものか、など、シミは種類によって効き方が変わってきます。できれば1ヶ月以上は一つの化粧品を試し、効果のほどをテストしてみてください。美白化粧品についての詳細は、以下の記事を参考にしてください。
シミ対策に外せない3つのポイント完全版
50代のシミ対策には、美白化粧品研究に一日の長のあるポーラのホワイトショットシリーズをおすすめします。これは、後述するくすみ対策を兼ねることができます。
商品 | 商品特徴 | 価格 | 配合成分 |
---|---|---|---|
新・美白化粧水 ホワイトショットLX | 白さを底上げする美白化粧水 | 11,000円 /150mL | PCE-DP、YACエキス、EGクリアエキス |
新・美白乳液 ホワイトショットMX | 美白・保湿を同時ケアする美白乳液 | 11,000円 /78g | PCE-DP、YACエキス、EGクリアエキス |
部分用美白美容液 ホワイトショットSXS | 部分用美白美容液 シミのポイント集中ケアに | 12,000円 / 20g | ルシノール® ビタミンC誘導体 クリアノール |
美白美容液 ホワイトショットCXS | 美白美容液 顔全体のにごり・くすみ対策 | 15,000円 / 25ml | ルシノール®EX YACエキス |
クリーム ホワイトショットRXS | 美白クリーム 夏用美白ジェルクリーム、皮脂ヤケ対策に | 12,000円 / 50g | トラネキサム酸 エンメイソウエキス クララエキス-1 |
美白マスク スペシャルケアで透明感アップしたい方 | 11,000円 / 5包 | トラネキサム酸 YACエキス EGクリアエキス |
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美容サプリ 化粧品が合わない方向け、サプリで対策 | 6,200円 / 60粒(1ヶ月分) | ブランノールR シクロデキストリン YACエキス ※2018年1月リニューアルで成分パワーアップ |
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美容ドリンク 内側からシミ・くすみ対策 | 5,800円 / 30ml×10本60粒(1ヶ月分) | ブランノール®L コンセントレートアムラビタミンC |
〜シミをポイント集中ケアで薄くするクリーム〜
美容液というよりもクリーム状でシミケアに適しているカタログやポーラ公式ページには「美容液」と表記されていますが、実際に使うとクリーム状です。集中的にシミケアする場合に向いていることが分かります。気になるシミにクリームを塗り続けていると、数日で薄くなったことが確認でき、効果は評判通りかそれ以上と言えます。
オリジナルの美白成分と保湿成分で過脂化メラニン対策加齢に伴う肌の黒ずみの原因「過脂化メラニン」に対して、ビタミンCを誘導体等の複合成分ルシノールとクリアノールが働きかけます。「過脂化メラニン」対策が、他社商品にはなくユニークな点です。
ダイレクトデリバリー処方が気になるシミを集中ケア肌の浸透にこだわったダイレクトデリバリー処方によるクリームを、ピンポイントで塗布することで集中ケアが可能です。
2013年ベストコスメ受賞2013年に多くのコスメ大賞でベストを受賞しています。これは一般ユーザーから支持されると共に、美容の専門家の方々が効果と安全性を評価し与えたものです。
気になったシミがすでにあり、集中ケアで即効性を求めて対策したい方には「ホワイトショットクリアセラムsx」がおすすめです。詳しくは以下からどうぞ。
お勧め度 価格 容量 ジャンル 備考 ★★★★★ 6,500円〜
(税抜)10g 美白美容液
(クリーム)本商品
ホワイトショットの良い口コミ
・シミが目立たなくなった・最初は高いと思ったが、使ったら値段以上だった
・ピンポイントで塗りやすい
・ニキビケアもできた
ホワイトショットの悪い口コミ
・価格が高い・シミが薄くならなかった
・私の肌に合わなかった
結論!価格は高いが、徹底的にシミケアするので本気で悩んでいる方向け
口コミの総合的な傾向としては、シミが目立たなくなったなど高評価のものがほとんどでした。数々のベストコスメを受賞している実力は伊達じゃないようです。濃いシミは肌に根付いているので簡単に変化を感じにくいです。ですが、早い人で1本使い切った後、遅い人で4本使い切った後で、肌変化を感じるようです(個人差がございます)ので、使い続けることを前提としてください。
ですが、ホワイトショットは普段のスキンケアにプラスして加えるスペシャルケアの部類に入ります。
そのため、買い足す費用は、1本の価格が高いと感じる人もいるようです。ただし、それ以上に嬉しい変化を感じる人が多いので、何をやってもダメだった方や、本気でシミケアしたい方にお勧めします。
実際に使ってみました
▼数十年間悩み続けている、こめかみのシミに塗ってみます。するっと伸びて、使い勝手はかなり良いです。手持ちの化粧品に足して使ってみましたが、前後の化粧品の肌なじみが悪くなることもなく、普通肌、オイリー肌、乾燥肌、どんな肌質でも合いそうな印象を持ちました。
効果が高いと刺激が強そうなイメージでしたが、特に肌が荒れることもありません。(ですが、不安な方はパッチテストをしてみてください)
シミの部分に、ピンポイントでシミケア成分を与えることができ、使い勝手はかなり良かったですね。
ホワイトショットクリアセラムSX 公式サイトへ
《Pick UP》
エイジングケアとシミ予防を同時に行いたい方へ
富士フイルムの「アスタリフトホワイト」は、エイジングケアとして「アスタキサンチン」を、美白成分として「ビタミンC誘導体」を配合した50代には重宝される化粧品です。
美白エイジングケア化粧品でシミ対策
カテゴリ別点数 美白/シミ予防:
美白成分アルブチン・ビタミンC誘導体配合
エイジングケアに嬉しいアスタキサンチン配合
1000円のトライアル価格
価格 種類 内容 1000円(税抜) モニター
5日間ローション・美容液・クリーム
エイジングケア成分とシミケア成分がバランスよく配合されているわ。セラミド配合で高保湿だから、うるおい力もしっかりあるのよ。
50代のくすみ対策
シミよりも顔の印象に影響を与えるのがくすみかもしれません。顔のトーンが暗くなることで、冴えない印象が生まれてしまいます。生まれ持った肌の白さに関係なく、日焼けでもないくすみは、独特の老け感を産みます。くすみの原因は肌の老廃物です。
血流が良く、余分な角質がターンオーバーで適切に除去されていると、たとえ色黒であっても肌がピカッと艶めき、明るい印象を作ります。加齢による血流の悪化は50代にさしかかるとより顕著に実感できるようになってきます。血流が美容、健康、若々しさにどれほど大切か、よくわかってくる年代ではないでしょうか。
たるみでご説明したとおり、血流を少しでも改善することでターンオーバーを促進することができます。これはくすみの改善にもつながります。また、適度なピーリングによって、肌表面の余分な角質を取り除くと、元の柔らかい肌を取り戻すことができます。
ピーリングは肌の再生を促し、肌の明るさを取り戻す一手ですが、逆にやりすぎている方は注意してください。ターンオーバー周期をピーリングによって過度に早めると、逆に肌がごわついて、扱いづらくなってしまいます。一つのアプローチとして、新発想の商品をご紹介します。
《Pick UP》
50代特有の肌環境を酵母でサポートする
サントリーのエファージュは、50代以上の肌特有の水分量・油分量にフォーカスし開発された化粧品です。特徴的なのが酵母の配合で、飲料メーカーで培った研究成果をコスメに応用された商品です。
50代の年齢肌をツヤと輝きのある素肌へ
カテゴリ別点数 保湿/乾燥:
しわ(たるみ):
50代の肌にハリと弾力を導く、スキンケアセット
サントリーが研究する酵母エキスを全アイテムに
通販、初回限定、一人一回限り
価格 種類 内容 1,300円(税抜) モニター
1週間分クレンジング、洗顔、化粧水、美容液、保湿クリーム、日中用クリーム
エファージュには「ラビス」という酵母が配合されているのだけど、50年以上衰えない生命力と紫外線に強い特徴があるの。このラビスが肌に弾力を与えるから、若々しい印象へ導いてくれるのよ。
美容成分を与えることがエイジングケアでないことを知る
歳と共にエイジングケアを考慮した化粧品選びをされる方も多いかと思います。しかしエイジングケア=これまで以上に美容成分を与える、という発想しか無い方は、本当に肌に併せた化粧品を使っているといえるでしょうか。女性ホルモン低下とともに体内の水分も減っていく、乾燥していく、そして更年期を始めとしたゆらぎの多い肌質になることがままあります。
ホルモンの影響を大きく受ける時期は、日々変わる肌のコンディションに併せて化粧品を変えてあげることも一つの知恵です。手をかけるほど肌はよくなる、これはなにもごしごし触る事や高い化粧品を使う事だけではありません。まずは、自分の肌をよく知ることが第一歩です。
今日は乾燥している、ごわついている、赤味がある、そんな肌のサインを読み取りましょう。それにどう対処するのか、そんなところにその人の肌や自分の顔、健康との付き合い方が現れます。歳だからといってあきらめない、というのはそれだけ自分を愛しているという事につながります。きちんと自分を見つめ、受け入れて、労わっていれば、ただやみくもに与え続けることに疑問が生まれます。
今日はいつもの化粧品が合わない感じがする、まずは足すべきか引くべきかを考えます。年齢を重ねると、ケアを足す機会は増えますが、引くのは怖いという方が多いのではないでしょうか。乾燥が激しい時、肌のバリア機能が落ちている時は、引くことで肌を休ませることができます。引くのは勇気さえあれば簡単です。この点で、オールインワンゲルよりも機能ごとに基礎化粧品を使い分けることをオススメします。
この年でこんな価格の化粧品で良いの?という低刺激でシンプルなものの方が、肌が喜ぶこともあります。加えて、お化粧をお休みしてすっぴんデーを作れれば、なお良しです。肌が休まり、コンディションを整える時間を短縮できます。是非肌の調子に合わせたスキンケアのバリエーションを持ってみてください。
スキンケアで最も気をつけたい洗顔
基礎ケアの流れの中でまず着目したいのが洗顔です。すっきり落としたい、というこれまでの習慣はなかなか消えないもの。しかし、あまつさえ失われがちな肌の潤いを、"落とし過ぎ"な人が多いのです。エイジレスな美肌を保つ人の中には、洗顔料を使わない人や控えめな人が多くいます。
美にこだわる人ほどあれもこれもしているのでは?というイメージがありますが、余分な負荷を与えない、マイナスの美容もあるのです。たっぷり塗ってしっかり落とす、足し算の美容だけが美肌への道ではありません。とはいえ今までの、泡立ててすっきり流す洗顔を無くすことに不安を感じる方も多いはず。
そこで、朝だけでも優しい洗顔に切り替えてみてはどうでしょう。潤いを失わず洗顔できるアイテムとして、ミルククレンジングからスタートすることをおすすめします。
50代のメイクはどうすればいい?
基礎化粧品で肌そのものがキレイになったとしても、メイクは大人の身だしなみの1つとして必要不可欠です。清潔感があり身なりのきちんとした女性は、周りから見てもイキイキと輝いて見えますし、自分に自信も持たせてくれ、気持ちさえも前向きにしてくれます。
ですが、若い頃からメイク方法が変わっていない方や、いつものメイクが似合わなくなってきた方も多いのではないのでしょうか。やはり、年齢とともに似合うメイクは変わってきます。
50代だからと隠すような厚ぼったいメイクや、色味でごまかしてしまうと、かえって老けた印象になりがちです。ポイントを押さえれば、本来の美しさを引き出すような化粧が叶いますよ。
ファンデーション
色味はフェイスラインと首の境目のものを選びましょう。塗る際は、肌に密着させるように丁寧に塗っていきます。下地を使わない人も多いのですが、必ず使いましょう。シミ・シワを隠しながら色ムラをなくしてくれますよ。
口紅
50代だからといって、避けるべき色はありません。年代に合わせて選ぶよりも、ご自身の肌色に合わせて選ぶことがポイントです。発色の良さだけでなく、表情や顔全体が明るくみえるようなものを選んでください。
また、縦じわが目立つことがあるので、直接口紅を塗るのではなく、リップブラシで丁寧に塗りましょう。
チーク
ポイントは「頬のたるみ」「こけ」を目立たせないように入れることです。自然な血色感に見える色を広範囲に入れましょう。50代のメイクはカラー選びが大事になります。それは、くすみやシミが出てきて肌の印象が暗くなりがちだからです。購入の前には1度つけてみて、鏡で顔全体の肌チェックしてみましょう。
どんな50代になりたいか
50代と言えばかつては立派な"おばさん"、ともすれば初老の年代(初老前半)とみなされていましたが、今ではそんな呼び方が似合わない、それほど女性が老け込まない社会になったのかもしれません。女性の見た目年齢を大いに示す一つが肌です。どんなに装っても肌は隠せません。
50代の肌、そして顔は、もって生まれた美しさだけではなく、生き方を映し出します。若々しい肌でいたいと言っても、50代でシワひとつ無い20代の肌というのは、だれもが不自然に感じます。貴女はどんな50代の自分を理想としていらっしゃいますか。どんな顔の自分でいたいでしょうか。
若々しい50代が増えた理由の一つは、意識の高い女性たちに応えるべく日々進化する美容業界にあります。娘と同じ洋服を着るお母さんが当たり前になった時代。子持ちの母親とは思えない女性だって増えてきました。整形や美容クリニックに投資を惜しまず、若さを追求する方法はいくらでもあります。
しかし誰もが"若ければいい"と思っているわけではないはず。歳を重ねるごとにメディアに踊らされない、自分なりの美へのスタンスが確立されるのではないでしょうか。世間の注目を浴びる50代の女性達も、美へのスタンスは千差万別。黒木瞳さんや大地真央さんなど、とても普通の50代とは思えないプロの美のあり方。
一方で、ケネディ駐日米国大使や、IMF専務理事のクリスティーヌ・ラガルドさんといったシワを隠そうともしない、でも若々しさと重厚さが同居した美のあり方。一般的な所得の世帯にとって、美への投資額には限界があるのが普通です。全てを若返らせる投資はできないまでも、それぞれ独自の"こんな歳を重ねたい"という理想はあるのではないでしょうか。
日本では女性は若いほど良いという風潮がありますが、ヨーロッパでは違います。見た目においても若作りは称賛の的にはなりません。年相応の風格が評価されます。50代の美容は、ともすると年齢に逆らう事だけが重要ではないかもしれません。
シミ・シワが増えて憂鬱になったり、美容院で白髪染めをする時悲しい気持ちになるのではなく、重ねてきた歳を誇りに思い、その時の自分らしい美に対して、肩の力を抜いて取り組む。そんなスタンスの方も増えるのではないでしょうか。
一方で、"美しいシワ"という言葉を聴く事もありますが、どうしても美しいとはみなせない悩みもあるはずです。高機能な美容グッズ数多ある中で、ここだけは、という悩みに重点をおいて投資していくのが、現実的な50代の美容法かもしれません。