ノンシリコンシャンプーを選ぶ4つのポイント / 口コミや比較ランキングではわからない事実
[公開日]2014/03/16[更新日]2017/03/22
ノンシリコンシャンプーがブームになってから、その効果や価値については様々な意見が飛び交っています。シャンプーへのこだわりは、髪の為に欠かせないもの。しかし何故シャンプーが大事なのか、どういったシャンプーに、その値段だけの価値があるのか、実の所よく理解している方は少ないのではないでしょうか。
美容でブームになるキーワードを売りにする商品の多くは玉石混合、結局消費者の選択眼にかかっています。一方その選択眼を磨くのは、少し面倒な事でもあります。ここでは、単にノンシリコンというだけで選んで損をした、という事を避けるために、知っておきたい知識をご紹介します。
こだわれば各商品の成分分析に迄至ることもできます。しかしそれだけでは、木を見て森を見ず、となることも。シャンプー選びはあくまで個人差の中の適性を探すものです。結果の出せるシャンプー選びに必要な知識は難しいものではありません。これからご紹介する4つのポイントを基に、上手なノンシリコンシャンプー選びに活用してください。
ノンシリコンシャンプーには従来品よりも価格が高めなものが多い傾向がありますが、私達はいったいどんな価値にお金を払っているのでしょうか。ノンシリコンブームによって、単にシリコンが入っていないというだけで高価なものや、シャンプーとしての質が必ずしも高くない商品がある、という声もあります。
シリコンがシャンプーに使用されるのは、パサつきを押さえ、髪をコーティングする必要があるためです。逆に言うと、そういった働きのシリコンを使用しないということは、従来のシャンプーとは中身が違う商品が世に広まったという面もあるわけです。ノンシリコンへの知識をもう少し深め、改めてその真価を問い、賢い商品選びに活かしてみましょう。
ノンシリコンは以下の点から、シリコン使用への否定という立場の商品が多く見受けられます。シリコンの難点とは、
しかし、これらの曖昧な根拠を差し置いても、ノンシリコンの利点と言えるポイントはあります。シリコン入りのシャンプーの中で、強すぎる洗浄剤を使用しているものは、実際に与えるダメージをシリコンのコーティングで感じさせないように仕上げることができます。ノンシリコンはこういったごまかしの無いシャンプーだととらえる事ができます。
しかし残念ながら、実際にはノンシリコンでも、シリコン以外の成分でごまかしをしている商品もあります。結局、大事なのは、単にシリコンか、ノンシリコンか、という視点のみで選ばない事です。せっかくシャンプーに目を付けたなら、それは美髪作りへの大きな1歩です。曖昧な知識をもう1歩深めることで、結果の出るシャンプー選びに繋がります。
ここで、ノンシリコンシャンプーにはどのようなものがあるか紹介いたします。以下、アンチエイジングの神様チームで評価した上位のノンシリコンシャンプーです。
シャンプーと美髪の関係を考えたことはありますか。一般的に多い考えは、髪の汚れを落としてトリートメント剤使用の下準備をする、頭皮を清潔にして美髪の土台を整える、といった事だと思います。それらは美髪作りに大切な要素ですが、きちんと効果を出せる適切なシャンプーは、どう選べばいいのでしょう。
髪の汚れはブラッシングとぬるま湯のすすぎで十分に落ちてしまいます。整髪料も種類によってはお湯だけで落ちます。シャンプーの大切な役目はご存知のように、頭皮を洗う事です。適切に頭皮を洗ってくれるシャンプーを選び分けることが、すなわち結果が出せるシャンプー選びです。この点に着目しなければ、ノンシリコンであろうと美髪は生まれません。
さて、シャンプーと頭皮の関わりは理解していても、そもそも何故健康な頭皮から美髪が生まれるのかはご存知でしょうか。この仕組みを理解していなければ、お金をかける事やこだわる事の意味を見いだせないのではないでしょうか。この理解は、シャンプー選びでなんとなく、の付加価値に無駄にお金を払わないための基礎知識となります。
髪は「毛乳頭」と「毛母細胞」という細胞から造られます。ポイントとなるのは、頭皮も、髪をつくる毛乳頭などの細胞も、同じ「毛包幹細胞」からできていることです。髪は死んだ細胞で、頭皮と別のような感覚がありますが、どちらも同じ細胞から栄養などを分け合ってできているのです。
髪の美しさは外側のキューティクルと、内側のコルテックスやメデュラの状態によって決まります。これらの主成分である「ケラチンたんぱく質」を、毛乳頭組織が造っています。同じ毛包幹細胞からできている以上、頭皮の健康と毛乳頭組織の健康は同一のものです。どちらかだけが健康であるということはありません。頭皮に十分な栄養と血行が有り、外的刺激による異常がない状態で、初めて美しい髪が造られていくのです。
では、頭皮を洗うシャンプー選びで気を付けるべきことは何でしょうか。頭皮を適度な洗浄で健康にするためには、シャンプーも洗顔と同じようにとらえてみてください。汚れが残っても、必要な皮脂を落とし過ぎても、皮膚にダメージを与えてしまいます。また、大事な皮膚を刺激の強い成分で毎日洗うのは避けたいところです。
そこで、
これまでの知識を活かして、具体的なノンシリコンシャンプー選びのポイントを押さえていきましょう。適度な洗浄力に巡り合う事は、簡単ではありません。生活スタイルやスタイリングの仕方、シャンプー以外のケアの方法、そして日頃のシャンプー習慣や肌質、これらの複雑な要素によって個人差が生まれます。
洗いすぎると頭皮が乾燥し、様々なダメージに弱くなります。一方洗い残しがあると、酸化した皮脂が炎症などの原因になります。ノンシリコンシャンプーに関しては、大まかにシリコン入りより洗浄力が弱いものが多い傾向にあります。洗浄力を弱める選択をする場合は、使用開始数日後のべたつきの有無で、洗浄力が弱すぎないかを確認してください。
大事にしたい1つの仕分けポイントとして、シリコン入りシャンプーと同様の強い洗浄剤を使用しており、シリコンより刺激の強いものをコーティング剤として併用しているものについては、ノンシリコンの意味を問い質して下さい。こういった仕様のものならば、シリコン入りの方が負担無く洗える事があるからです。そこで注目したいのが成分です。
シリコン入りシャンプーの洗浄成分として代表的なのが、「ラウレス硫酸」などの「高級アルコール系」と呼ばれるものです。洗浄力が強くしっかり洗えるのですが、皮脂を奪いすぎる、髪がパサついてしまう、といった欠点があります。このパサつきを抑えるためにシリコンが併用されます。
しかし、ノンシリコンでこのパサつきを押さえようとした場合、「カチオン界面活性剤」といった、シリコンが使用される以前から使われていた、刺激の強い成分を代用成分にすることがあります。「高級アルコール系」の洗浄成分や、「カチオン界面活性剤」等のシリコン代替物は、洗浄力や刺激が強く、ノンシリコンに本来求める目的から外れることがあります。
ノンシリコンを選ぶ目的を明確にした上で、洗浄成分と、それとセットで使用されているコーティング成分に注意してみてください。ただノンシリコンというだけで、値段の価値が無いかもしれません。洗浄力の優しい洗浄成分で、コーティング剤を必要としないものとしては、アミノ酸系シャンプーがあります。敏感肌、乾燥肌の方に特におすすめです。
短期的な視点では、ノンシリコンが向いていない人がいます。髪のダメージが深刻な人です。シリコンで摩擦を軽減しないわけですから、濡れた状態で最も傷つきやすいキューティクルが、シャンプーでよりダメージを受けてしまう懸念があります。
しかし、頭皮の乾燥によるダメージヘアならば、長期的には洗浄力の弱いノンシリコンが解決策になるかもしれません。こういった場合、シャンプーの仕方や合わせて使うトリートメント剤で髪へのダメージを減らせます。これはダメージヘアの方に限った話ではありません。
特に併用するヘアケア商品は、ノンシリコンを活かせるかどうかの大きなポイントになります。ここで注目したいのが、選択するシャンプーと併せて売られているコンディショナーなどのヘアケア商品です。シャンプーとの併用を前提とされているヘアケア商品の中身も、一つの仕分けの目安になります。
ノンシリコンのマイナスポイントである軋み、この解決策が併用ヘアケア商品です。シャンプーだけでなく、併せて売られている他のヘアケア商品にも注目してください。まず、もし他のヘアケアがノンシリコンでなければ、少し疑問を持った方がいいかもしれません。
ノンシリコンはおおまかに洗浄力がマイルドであるという利点に対し、リスクは余分な汚れを落とせない事です。シリコンが付着した部分は、汚れが吸着しやすくなります。きちんと洗い落とせるか、という疑問を残すより、せっかくならば他のヘアケアもノンシリコンでいいのでは、という視点も1つのポイントです。
そういった商品には、結局シャンプーの洗浄力が強い、という可能性もあるかもしれません。シンプルに考えれば、シャンプーもその他のヘアケアもノンシリコンという物が順当であり、セットで使って初めて効果を出せる仕様になっているはずです。是非セット使いを前提に、併用ヘアケアにも注目して選んでみてください。
具体的な商品をご紹介してみたいと思います。以下は、成分内容の良し悪しや、併用ヘアケア商品の内容を踏まえてのラインナップです。優しい洗浄力ものから、もう少し洗浄力のあるものまで、さらに「抜け毛対策」「白髪染め」まで幅のある選択肢を持つといいでしょう。同様に、泡立ちや軋みなどの使用感、仕上がりにも選択肢を増やして、実際に使用するストレスの有無についても考慮してみてください。
初めにサンプルを使用することは、お勧めですが、必ずしも使用感の良くないノンシリコンの真価を体感するには、時間がかかることも頭に留めてください。また、まずは低刺激のものを探そうという方が多いのですが、1本買ってみるならば、それをベースにして、たまにしっかり落とすシャンプーを併用するといった形もいいかも知れません。
上記の他にも参考までに商品を列挙いたします。
さて、ノンシリコンの髪へのダメージという可能性もお話しした上で、シャンプーの仕方の重要性にも少し触れておきたいと思います。シリコンによる毛穴のつまりや、ノンシリコンによる軋みの話がありましたが、こういった問題にはシャンプーの成分よりもシャンプーの仕方の方が大きく影響しているケースがあります。
シャンプー前のブラッシング、そしてぬるま湯で地肌まで洗う、すすぎやすいようによく泡立てて、髪ではなく頭皮を洗う、入念にすすぐ、これらのステップで多くのトラブルが解消します。逆に、どんなシャンプーでもすすぎ残せば毛穴は詰まりますし、頭皮はダメージを受けます。絡まりやすい状態でシャンプーをすれば、やはりキューティクルは痛みます。
このようなシャンプー習慣の改善も同時に行ってこそ、きちんと効果が出せるのです。因みに、ダメージヘアでノンシリコンの軋みが気になる場合は、シャンプーに椿油などのオイルを足すのがお勧めです。髪や頭皮用のオイルのコーティングは頭皮の負担にならず、頭皮と髪を洗浄の乾燥から守ってくれます。
美容でブームになるキーワードを売りにする商品の多くは玉石混合、結局消費者の選択眼にかかっています。一方その選択眼を磨くのは、少し面倒な事でもあります。ここでは、単にノンシリコンというだけで選んで損をした、という事を避けるために、知っておきたい知識をご紹介します。
こだわれば各商品の成分分析に迄至ることもできます。しかしそれだけでは、木を見て森を見ず、となることも。シャンプー選びはあくまで個人差の中の適性を探すものです。結果の出せるシャンプー選びに必要な知識は難しいものではありません。これからご紹介する4つのポイントを基に、上手なノンシリコンシャンプー選びに活用してください。
ノンシリコンにいくら払う?
ノンシリコンシャンプーには従来品よりも価格が高めなものが多い傾向がありますが、私達はいったいどんな価値にお金を払っているのでしょうか。ノンシリコンブームによって、単にシリコンが入っていないというだけで高価なものや、シャンプーとしての質が必ずしも高くない商品がある、という声もあります。
シリコンがシャンプーに使用されるのは、パサつきを押さえ、髪をコーティングする必要があるためです。逆に言うと、そういった働きのシリコンを使用しないということは、従来のシャンプーとは中身が違う商品が世に広まったという面もあるわけです。ノンシリコンへの知識をもう少し深め、改めてその真価を問い、賢い商品選びに活かしてみましょう。
ノンシリコンはなぜ注目されたの?
ノンシリコンは以下の点から、シリコン使用への否定という立場の商品が多く見受けられます。シリコンの難点とは、
・コーティング力により頭皮の毛穴を詰まらせる
・トリートメントなどの有効成分浸透を妨害する
・パーマやカラーがかかり辛くする
といったものです。こういったシリコンの有害性について実際には、使用者全員がこれらのダメージを受けているわけではない、と言われています。シリコン自体は私たちが化粧品としても普段から使用している成分です。・トリートメントなどの有効成分浸透を妨害する
・パーマやカラーがかかり辛くする
しかし、これらの曖昧な根拠を差し置いても、ノンシリコンの利点と言えるポイントはあります。シリコン入りのシャンプーの中で、強すぎる洗浄剤を使用しているものは、実際に与えるダメージをシリコンのコーティングで感じさせないように仕上げることができます。ノンシリコンはこういったごまかしの無いシャンプーだととらえる事ができます。
しかし残念ながら、実際にはノンシリコンでも、シリコン以外の成分でごまかしをしている商品もあります。結局、大事なのは、単にシリコンか、ノンシリコンか、という視点のみで選ばない事です。せっかくシャンプーに目を付けたなら、それは美髪作りへの大きな1歩です。曖昧な知識をもう1歩深めることで、結果の出るシャンプー選びに繋がります。
ノンシリコンシャンプーにはどのようなものがあるか
ここで、ノンシリコンシャンプーにはどのようなものがあるか紹介いたします。以下、アンチエイジングの神様チームで評価した上位のノンシリコンシャンプーです。
植物由来成分100%のノンシリコンアミノ酸シャンプーmogans / 彩りノンシリコン:
赤ちゃんも使える、ノンシリコンアミノ酸シャンプー
植物由来のアミノ酸で髪のダメージを強力補修
送料無料、セットで10%OFF
価格 種類 内容 4,680円(税抜) 本商品
シャンプー300ml
コンディショナー200gシャンプー・コンディショナー 薄毛に悩む女性のために開発された理想のノンシリコンシャンプーマイナチュレシャンプー / レッドビジョンノンシリコン:
抜け毛・薄毛対策にこだわりの【無添加】シャンプー
アミノ酸系・天然植物由来成分を29種類配合
もちろん、香り・泡立ち・洗い上がりも満足
価格 種類 内容 2,704円(税抜) 本商品(200ml)
定期購入シャンプー 頭皮にやさしいエイジングケアシャンプーオアシス天然シャンプー / オーセルノンシリコン:
血行を促進し頭皮環境を整えるエイジングケアシャンプー
天然由来100%で肌に優しく保湿力、修復力を高める
ナノコラーゲンで浸透力をあげ、潤いのある髪に
価格 種類 内容 4,600円(税抜) 本商品
400ml無添加シャンプー・コンディショナー
シャンプー選びに欠かせないポイントとは
シャンプーと美髪の関係を考えたことはありますか。一般的に多い考えは、髪の汚れを落としてトリートメント剤使用の下準備をする、頭皮を清潔にして美髪の土台を整える、といった事だと思います。それらは美髪作りに大切な要素ですが、きちんと効果を出せる適切なシャンプーは、どう選べばいいのでしょう。
髪の汚れはブラッシングとぬるま湯のすすぎで十分に落ちてしまいます。整髪料も種類によってはお湯だけで落ちます。シャンプーの大切な役目はご存知のように、頭皮を洗う事です。適切に頭皮を洗ってくれるシャンプーを選び分けることが、すなわち結果が出せるシャンプー選びです。この点に着目しなければ、ノンシリコンであろうと美髪は生まれません。
頭皮と美髪の関係に立ち返るところから
さて、シャンプーと頭皮の関わりは理解していても、そもそも何故健康な頭皮から美髪が生まれるのかはご存知でしょうか。この仕組みを理解していなければ、お金をかける事やこだわる事の意味を見いだせないのではないでしょうか。この理解は、シャンプー選びでなんとなく、の付加価値に無駄にお金を払わないための基礎知識となります。
髪は「毛乳頭」と「毛母細胞」という細胞から造られます。ポイントとなるのは、頭皮も、髪をつくる毛乳頭などの細胞も、同じ「毛包幹細胞」からできていることです。髪は死んだ細胞で、頭皮と別のような感覚がありますが、どちらも同じ細胞から栄養などを分け合ってできているのです。
髪の美しさは外側のキューティクルと、内側のコルテックスやメデュラの状態によって決まります。これらの主成分である「ケラチンたんぱく質」を、毛乳頭組織が造っています。同じ毛包幹細胞からできている以上、頭皮の健康と毛乳頭組織の健康は同一のものです。どちらかだけが健康であるということはありません。頭皮に十分な栄養と血行が有り、外的刺激による異常がない状態で、初めて美しい髪が造られていくのです。
美髪を造るシャンプー選びとは?
では、頭皮を洗うシャンプー選びで気を付けるべきことは何でしょうか。頭皮を適度な洗浄で健康にするためには、シャンプーも洗顔と同じようにとらえてみてください。汚れが残っても、必要な皮脂を落とし過ぎても、皮膚にダメージを与えてしまいます。また、大事な皮膚を刺激の強い成分で毎日洗うのは避けたいところです。
そこで、
・適度な洗浄力
・刺激の強い成分や肌にダメージを与える成分不使用
という2点がポイントになります。髪で覆われた頭皮の、適切な洗浄力の判断は洗顔より難しいかもしれません。現代では、洗いすぎで頭皮に問題がある人の方が増えていることも頭に留めておいてください。毛穴の詰まりなどを気にしすぎて、過度な洗浄で頭皮の健康を奪っているケースも少なくありません。・刺激の強い成分や肌にダメージを与える成分不使用
ノンシリコンシャンプー仕分けポイント1:適度な洗浄力
これまでの知識を活かして、具体的なノンシリコンシャンプー選びのポイントを押さえていきましょう。適度な洗浄力に巡り合う事は、簡単ではありません。生活スタイルやスタイリングの仕方、シャンプー以外のケアの方法、そして日頃のシャンプー習慣や肌質、これらの複雑な要素によって個人差が生まれます。
洗いすぎると頭皮が乾燥し、様々なダメージに弱くなります。一方洗い残しがあると、酸化した皮脂が炎症などの原因になります。ノンシリコンシャンプーに関しては、大まかにシリコン入りより洗浄力が弱いものが多い傾向にあります。洗浄力を弱める選択をする場合は、使用開始数日後のべたつきの有無で、洗浄力が弱すぎないかを確認してください。
大事にしたい1つの仕分けポイントとして、シリコン入りシャンプーと同様の強い洗浄剤を使用しており、シリコンより刺激の強いものをコーティング剤として併用しているものについては、ノンシリコンの意味を問い質して下さい。こういった仕様のものならば、シリコン入りの方が負担無く洗える事があるからです。そこで注目したいのが成分です。
ノンシリコンシャンプー仕分けポイント2:洗浄成分とコーティング剤
シリコン入りシャンプーの洗浄成分として代表的なのが、「ラウレス硫酸」などの「高級アルコール系」と呼ばれるものです。洗浄力が強くしっかり洗えるのですが、皮脂を奪いすぎる、髪がパサついてしまう、といった欠点があります。このパサつきを抑えるためにシリコンが併用されます。
しかし、ノンシリコンでこのパサつきを押さえようとした場合、「カチオン界面活性剤」といった、シリコンが使用される以前から使われていた、刺激の強い成分を代用成分にすることがあります。「高級アルコール系」の洗浄成分や、「カチオン界面活性剤」等のシリコン代替物は、洗浄力や刺激が強く、ノンシリコンに本来求める目的から外れることがあります。
ノンシリコンを選ぶ目的を明確にした上で、洗浄成分と、それとセットで使用されているコーティング成分に注意してみてください。ただノンシリコンというだけで、値段の価値が無いかもしれません。洗浄力の優しい洗浄成分で、コーティング剤を必要としないものとしては、アミノ酸系シャンプーがあります。敏感肌、乾燥肌の方に特におすすめです。
ノンシリコンシャンプー仕分けポイント3:髪へのダメージへの配慮
短期的な視点では、ノンシリコンが向いていない人がいます。髪のダメージが深刻な人です。シリコンで摩擦を軽減しないわけですから、濡れた状態で最も傷つきやすいキューティクルが、シャンプーでよりダメージを受けてしまう懸念があります。
しかし、頭皮の乾燥によるダメージヘアならば、長期的には洗浄力の弱いノンシリコンが解決策になるかもしれません。こういった場合、シャンプーの仕方や合わせて使うトリートメント剤で髪へのダメージを減らせます。これはダメージヘアの方に限った話ではありません。
特に併用するヘアケア商品は、ノンシリコンを活かせるかどうかの大きなポイントになります。ここで注目したいのが、選択するシャンプーと併せて売られているコンディショナーなどのヘアケア商品です。シャンプーとの併用を前提とされているヘアケア商品の中身も、一つの仕分けの目安になります。
ノンシリコンシャンプー仕分けポイント4:併用ヘアケア商品の中身に注目
ノンシリコンのマイナスポイントである軋み、この解決策が併用ヘアケア商品です。シャンプーだけでなく、併せて売られている他のヘアケア商品にも注目してください。まず、もし他のヘアケアがノンシリコンでなければ、少し疑問を持った方がいいかもしれません。
ノンシリコンはおおまかに洗浄力がマイルドであるという利点に対し、リスクは余分な汚れを落とせない事です。シリコンが付着した部分は、汚れが吸着しやすくなります。きちんと洗い落とせるか、という疑問を残すより、せっかくならば他のヘアケアもノンシリコンでいいのでは、という視点も1つのポイントです。
そういった商品には、結局シャンプーの洗浄力が強い、という可能性もあるかもしれません。シンプルに考えれば、シャンプーもその他のヘアケアもノンシリコンという物が順当であり、セットで使って初めて効果を出せる仕様になっているはずです。是非セット使いを前提に、併用ヘアケアにも注目して選んでみてください。
人気のノンシリコンシャンプー比較ランキング
具体的な商品をご紹介してみたいと思います。以下は、成分内容の良し悪しや、併用ヘアケア商品の内容を踏まえてのラインナップです。優しい洗浄力ものから、もう少し洗浄力のあるものまで、さらに「抜け毛対策」「白髪染め」まで幅のある選択肢を持つといいでしょう。同様に、泡立ちや軋みなどの使用感、仕上がりにも選択肢を増やして、実際に使用するストレスの有無についても考慮してみてください。
植物由来成分100%のノンシリコンアミノ酸シャンプーmogans / 彩りノンシリコン:
赤ちゃんも使える、ノンシリコンアミノ酸シャンプー
植物由来のアミノ酸で髪のダメージを強力補修
送料無料、セットで10%OFF
価格 種類 内容 4,680円(税抜) 本商品
シャンプー300ml
コンディショナー200gシャンプー・コンディショナー 薄毛に悩む女性のために開発された理想のノンシリコンシャンプーマイナチュレシャンプー / レッドビジョンノンシリコン:
抜け毛・薄毛対策にこだわりの【無添加】シャンプー
アミノ酸系・天然植物由来成分を29種類配合
もちろん、香り・泡立ち・洗い上がりも満足
価格 種類 内容 2,704円(税抜) 本商品(200ml)
定期購入シャンプー 頭皮にやさしいエイジングケアシャンプーオアシス天然シャンプー / オーセルノンシリコン:
血行を促進し頭皮環境を整えるエイジングケアシャンプー
天然由来100%で肌に優しく保湿力、修復力を高める
ナノコラーゲンで浸透力をあげ、潤いのある髪に
価格 種類 内容 4,600円(税抜) 本商品
400ml無添加シャンプー・コンディショナー
初めにサンプルを使用することは、お勧めですが、必ずしも使用感の良くないノンシリコンの真価を体感するには、時間がかかることも頭に留めてください。また、まずは低刺激のものを探そうという方が多いのですが、1本買ってみるならば、それをベースにして、たまにしっかり落とすシャンプーを併用するといった形もいいかも知れません。
上記の他にも参考までに商品を列挙いたします。
「アロマキフィ シャンプー (しっとり)ティートリー&メリッサ/ガイアエヌピー」500ml/1500円
エッセンシャルオイルで知られるアロマメーカー「ガイアエヌピー」のノンシリコンシャンプーです。洗浄成分キヤラ樹皮エキスや、保湿成分シアバターなど、補修や頭皮ケアも含めこだわりの植物由来成分を使用しています。ベビー用洗浄成分としても使用される低刺激の成分内容で、泡立ちが良く軋みも少ない便利な使用感ながら、安心して使用できます。特筆すべきはアロマメーカーならではの香りの良さです。ふんわりとした仕上がりのゼラニウム&イランイランの香りもあります。この容量で価格もかなり良心的です。セットのノンシリコンコンディショナーがあります。「イブニングプリムローズシャンプー/ジョンマスターズオーガニック」236ml/2300円
言わずと知れた人気のオーガニックブランド、ジョンマスターズのダメージヘア用ノンシリコンシャンプーです。17種類のオーガニック植物エキスを使用し、血行促進作用のある月見草など、頭皮に効果的な成分が使用されています。抗炎症作用があり、優しい洗浄力の商品です。洗い上がりの軋みや泡立ちは、慣れていなければ気になるかもしれません。ノンシリコンはふわっとした仕上がりになるものが多く、髪のふくらみを押さえたい毛髪量の多い太めの髪質の方は合わないと感じることがあります。こちらの商品は、同ブランドのコンディショナーやデダングラーを好みに合わせて併用することで得られる、まとまり感の良さも支持されています。仕上がりの好みから選びたい方に良いかもしれません。「ノンシリコン アミノ酸シャンプー/mogans」 300ml/2600円
天然アミノ酸を洗浄成分にしたシャンプーです。アミノ酸系シャンプーの特徴は、洗浄によるパサつきを抑え、保湿力があり、弱酸性で優しく洗える点です。同様に優しい洗い上がりのものに石鹸シャンプーがありますが、それより泡立ちが良く、軋みが気にならないのも利点です。19種類のアミノ酸成分や、ハチミツ、植物油などの天然成分が髪と肌を労わります。アレルギーや乾燥肌の方、毛質が細く柔らかいタイプのダメージヘアの方に、特に相性の良い商品になっています。セットのノンシリコンコンディショナーがあります。「HARB GARDEN さくらの森シャンプー/さくらの森」 300ml/4000円
自然由来成分を99.9%使用したノンシリコンのアミノ酸系シャンプーです。アミノ酸系の中でも比較的洗浄力は強い方かもしれません。ベースにオーガニックハーブウォーターを使用し、植物系界面活性剤を洗浄成分に使っています。また、ダメージ補修や頭皮ケア成分としても、カモミールやローズマリー、ヴァージンココナッツオイルといった植物由来成分を使用しています。泡立ちやある程度の洗浄力、軋みの無い使用感やシャンプー単体のコンディショニング力など、各ポイントを全体的に押さえた商品です。刺激に弱く乾燥した頭皮の方、髪が細くなってきたことが気になる方などに効果を出せるよう作られました。セットのノンシリコンコンディショナーがあります。「F.プロテクト ヘアシャンプー ベーシック/フィヨーレ」300ml/1500円
低刺激で且つ洗浄力が弱すぎないものをお探しの場合、選択肢になり得る商品かもしれません。ある程度の洗浄力や泡立ちを出す成分の中でも刺激を抑えたものを使用している商品です。また、シャンプーそのもののダメージ補修力にも力を入れています。仕上がりはさらさら感を出せるベーシックと、潤いを出すリッチの2種類から好みに合わせて選べます。こちらはシャンプー単体ですが、同ブランド「FASCINATO シャンプーAB」はスキャルプケアを重視した商品で、セットでノンシリコンコンディショナーも販売されています。シャンプー選びも大事だけど…
さて、ノンシリコンの髪へのダメージという可能性もお話しした上で、シャンプーの仕方の重要性にも少し触れておきたいと思います。シリコンによる毛穴のつまりや、ノンシリコンによる軋みの話がありましたが、こういった問題にはシャンプーの成分よりもシャンプーの仕方の方が大きく影響しているケースがあります。
シャンプー前のブラッシング、そしてぬるま湯で地肌まで洗う、すすぎやすいようによく泡立てて、髪ではなく頭皮を洗う、入念にすすぐ、これらのステップで多くのトラブルが解消します。逆に、どんなシャンプーでもすすぎ残せば毛穴は詰まりますし、頭皮はダメージを受けます。絡まりやすい状態でシャンプーをすれば、やはりキューティクルは痛みます。
このようなシャンプー習慣の改善も同時に行ってこそ、きちんと効果が出せるのです。因みに、ダメージヘアでノンシリコンの軋みが気になる場合は、シャンプーに椿油などのオイルを足すのがお勧めです。髪や頭皮用のオイルのコーティングは頭皮の負担にならず、頭皮と髪を洗浄の乾燥から守ってくれます。