美容師がアミノ酸シャンプー調査！口コミ評判シャンプーの効果は？

「アミノ酸シャンプーってなんだか良さそう」
「アミノ酸シャンプー使ったけど、使用感が悪い・・・」

などなど、アミノ酸シャンプーについての質問を頂く機会が多いのですよね。

おっと、突然失礼いたします。今回アミノ酸シャンプーについての実験、調査、比較などをさせていただいた元美容師の田中と申します。


私自身ズボラで、ハイトーンのカラーリングを繰り返す割に適当なケアで終わらせることが多く、髪がくたばっておりました。

そんな私を救ってくれたのがアミノ酸シャンプーなのでお客様にもオススメしていたのですが、そこで頂くことの多かった質問を冒頭で紹介させていただきました。

意外に知らない方が多いのだなという印象です。そこで今回はアミノ酸シャンプーを以下のポイントをベースにまるっとご紹介いたします。

おすすめの商品を先にチェックする（ページ下部へ）

※紹介商品については実際の成分調査を元に、使用までして比較したランキングになります。

アミノ酸シャンプーとはどんなもの？

アミノ酸シャンプーの特徴は頭皮を優しく洗い上げてくれるところです。従来の洗浄成分と比較すると優しさは雲泥の差です。しかし、やさしい分さっぱり感が欠けるというデメリットもあります。

それでも注目を集めている理由は、日本人が潔癖な人種だからではないでしょうか。

日本人は綺麗好きで、頭皮をこれでもかっ！と綺麗に洗います。そうすることで頭皮に必要な皮脂までも洗い流してしまうのです。←薄毛や頭皮トラブルの原因に・・・

これを防ぐことができるのがアミノ酸シャンプー。日本人の"綺麗に洗いたい"という思いと、"髪や頭皮を傷つけたくない"という矛盾点を緩和してくれる強い味方なのです。

アミノ酸シャンプーを選ぶ前に知っておきたいメリットとデメリット

アミノ酸シャンプーが全て良い訳ではないと書いたように、アミノ酸シャンプーにはメリットとデメリットがあります。

メリットとデメリットをしっかりと把握すれば、自分に合っているかどうかを見極めるポイントになります。

必見！美容師が選ぶアミノ酸シャンプーのポイントは3つ！

美容師がアミノ酸シャンプーを選ぶ時にどんな所に注目しているのか、3点にポイントを絞りました。


それぞれ詳しく見ていきましょう。

ラウリル系の成分とは、市販のシャンプーに多く含まれている洗浄剤です。

アミノ酸の効果を弱めてしまうので、ラウリル系の成分が入っていないかどうかを確かめることがポイントの1つです。

ラウリル系の成分が含まれているシャンプーは「アミノ酸配合シャンプー」と言い、「アミノ酸シャンプー」とは別物なので、注意しましょう。

などなど、〇〇硫酸には要注意です。

アミノ酸シャンプーに高価なものが多いのを見るとなんとなく想像はつくと思いますが、アミノ酸系洗浄成分はとても高価な成分なのです。

アミノ酸シャンプーと書かれていても、実際に含まれているアミノ酸の量はほんの少しだけ、という商品も多くあります。


特にラウロイル系の洗浄成分はアミノ酸シャンプーに使われていることが多いので参考にお役立ください。

「シャンプーに石油由来の成分なんて使われてるの？」と思った方も多いのではないでしょうか。

ドラッグストアに置かれているシャンプーはほとんどが石油由来の成分でできています。

現在では高級アルコール系シャンプーと言われていますが、元々は石油系シャンプーと言われていたのです。驚きですよね。

石油由来の成分は、他にも家庭用洗剤や歯磨き粉にも使われています。

つまり、洗剤で毎日頭を洗っているのと同じということです。髪に良い訳がありませんよね。

見分け方としては「～硫酸」という成分を含んだものは石油由来の成分なので、気になる方は１度今使っているシャンプーの成分表示を確認してみてください。



上記の選ぶポイントをベースに人気のアミノ酸シャンプーの成分を調査、勝ち残ったシャンプーは実際に使用し"本当におすすめできるアミノ酸シャンプー"を紹介します。

成分、洗浄力、泡立ち、香り全てを考慮したランキングが以下になります。※詳しい実験結果は下部へ


洗浄成分がアミノ酸毛であることはもちろんですが、自然由来の頭皮環境サポート成分が29種も配合されています。
シリコン、石油系界面活性剤、パラベン、紫外線吸収剤、着色料、鉱物油、合成ポリマー、酸化防止剤、タール系色素、すべて不使用の自然系成分で肌への優しが伺えますね。
マイナチュレの定期コースはお届け感覚を指定することが可能です。シャンプーは毎日使用するものなので忘れず届くのはある意味助かりますね。しかも、定期の場合はずっと初回の価格で購入可能なのも嬉しいですね。もちろん解約も好きなタイミングで可能です。

良い口コミ
・使用感がとても良く、全然きしまない。
・さっぱりとした香りがお気に入り
・髪が元気になった感じがする

悪い口コミ
・合わなかった
・髪のきしみが気になる
・洗い上がりがぬるっとする

口コミ総合評価

マイナチュレは多くの人が満足の口コミでした。しかし、一方で合わない方がいるのも確かです。

髪のきしみがきになる方は、初めてノンシリコンのシャンプーを使用する方が大半です。マイナチュレはノンシリコンのため最初の１週間程度キシキシを感じる方もいます。

また、洗い上がりがぬるっとするのはアミノ酸系で泡立ちが従来のシャンプーより悪いためです。泡立ち＝泡切れに直結します。泡がうまく立たずに、頭皮に液が残ってしますとヌルヌル感じる場合があります。

特に試してほしい人
・薄毛に悩んでいる方
・髪のまとまり、ボリュームの両方が気になる方

根元のボリュームを出しつつ、毛先はしっとりとまとまりやすくしてくれます。

毎日のスカルプケアができるマイナチュレのシャンプーは、女性のためのヘアケアにこだわって作られています。成分はもちろん、使用感や香りも人気の理由です。また、購入後も専門家からのアドバイスを無料で受けられるのも魅力の1つです。気になる方はこちらからチェックしてみてくださいね。

最安値は公式ページからの購入です。楽天やアマゾンの転売は第三者の転売のため品質の保証がありません。また100％のサービスを受けられるのも公式ページからの購入です。
マイナチュレの公式ページへ
※サービス内容が変わることがあるので公式ページでご確認ください。


１００％天然由来のシャンプーは滅多に出会うことができません。合成成分を使用しないことで頭皮へのダメージを抑えることができる優しいシャンプーです。
22種類のエイジングケア成分が配合なので、年齢の応じた悩みもケアが期待できます。
1本400mlの大容量は嬉しいポイントです。家族でも使用できそうですね。また、30日間は全額返金サポートもあるので、合わなかった場合も安心ですね。

良い口コミ
・翌朝起きても髪がサラサラ！
・髪に栄養が入っている感じ
・１回使っただけで全然違う。

悪い口コミ
・ベタつきがきになる
・これ1つでは髪が絡む
・香りが苦手

口コミ総合評価

haruが合う方は満足されている印象です。一方で合わなかったと言っている方々は、洗い方に少々問題があるようです。

ベタつきがき人っている方はすすぎ残しの場合がほとんどです。頭皮から30秒以上かけて丁寧に流すのがコツです。

髪が絡む方はトリートメントの併用がおすすめです。シャンプーでは髪を保護する働きは期待値が低いので当然の結果とも取れます。

香りは好き好みがあるため、気に入らない場合は返金保障を遠慮kなく使うことをおすすめします。

特に試してほしい人
・ダメージが気になる方
・乾燥しやすい髪の方
・うまく髪がまとまらない方

天然由来成分はもちろん、水にまでこだわり作られているので、トリートメントしなくても良いような手触りに驚く方も多いようです。髪の美容液に近いシャンプーです。しっかりと泡立ててから少し時間を置くと、さらに効果的です。他のシャンプーに比べ少し高価ですが、十分試す価値ありです。

赤ちゃんにも使えるほどの優しい配合なので、敏感肌な方も安心して使えます。毎日サロン帰りのような仕上がりに、１度試すと病みつきになるはず。

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泡立ちの良さ、香り、詰め替え用で販売されていることなど、長く使うと考えると使用感がいいのはプラスの印象です。
高保湿成分としてカフコイダンが配合されています。保湿力は頭皮を守るためには欠かせない役割です。
ラフィーは詰め替え用1000mlが4,445円とコスパが◎です。シャンプーは毎日使用するものなので1日あたりの単価が抑えられるのは嬉しいでしね。

良い口コミ
・髪がきしむことなくサラサラに
・ふんわりとボリュームのある髪に
・癒される自然な香り

悪い口コミ
・髪の痛みがきになるようになった
・香りが強い
・市販のものと変わらない

口コミ検証結果

購入した人の満足度の高さには、「仕上がりの良さ」「使い心地」にあるようです。１度使うだけで、今までは体験できなかったような滑らかな手触りの髪になるので、ラフィしか使えないという方が多いようです。

一方、悪い口コミは市販のシャンプーと変わらないという方々です。確かに成分的には上記シャンプーには優らない部分があります。しかし、アミノ酸系のシャンプーを1日50円で使用できると思ったら、市販のものを使用するよりはお勧めできます。

特に試してほしい人
・髪が細く、ボリュームが欲しい方
・カラーやパーマで傷んでいる方

最安値は公式ページからの購入です。楽天やアマゾンの転売は第三者の転売のため品質の保証がありません。また100％のサービスを受けられるのも公式ページからの購入です。
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※サービス内容が変わることがあるので公式ページでご確認ください。


アミノ酸シャンプーをより効果的に使う方法があります。筆者のサロンのお客様には、シャンプーは適当にしているという方が意外と多くいます。

せっかく良いアミノ酸シャンプーを使うなら、その効果を最大限に引き出してあげないと、もったいないですよ。

アミノ酸シャンプーの効果を引き出すことができる方法を3ステップに分けてご紹介します。

ステップ1:髪をしっかり濡らす

アミノ酸シャンプーだけでなく、どのシャンプーを使うにしても大切なのが「しっかりと髪を濡らすこと」です。

特にアミノ酸シャンプーは洗浄力があまり強くないので、始めのすすぎで余分な汚れを落とすことが大切です。

髪についた汚れの7～8割は、お湯だけでも落ちると言われています。

ステップ2:モコモコの泡で髪を補修

シャンプー剤はしっかりと手で泡立ててから付けることは、ご存知の方も多いはず。

直接付けると、毛穴につまって薄毛の原因になったり、髪のダメージになる可能性が高いからです。

ロングヘアの方は、始めに毛先の方にシャンプー剤を付けて空気をいれるように泡立てます。その泡を頭皮にも付けて洗うと、泡立ちやすくシャンプー剤の使う量も少なくすみます。

時間がある方は、シャンプーを泡立てて頭皮を洗った後、軽くマッサージをしたり、髪をコームでとくなどして、少し時間を置いてみてください。

アミノ酸がより浸透して、仕上がりも柔らかい髪になります。

その分洗い流す時は念入りに、シャンプー剤が残らないようにしっかりと流しましょう。

ステップ3:アウトバストリートメントはオイルがオススメ

使っている方も多いアウトバストリートメントですが、オススメはオイルタイプのものです。

アミノ酸シャンプーはノンシリコンタイプが多いので、髪が油膜で保護されることなく剥き出し状態です。

そのままドライヤーの熱にあたると、ダメージを受けてしまいます。

なので、オイルタイプのアウトバストリートメントを使うことで、髪の表面を保護し熱などのダメージからも守ってくれます。

アウトバストリートメントのオイルは、余分な油分はシャンプーで落ちるので、髪に残りにくく安心して使うことができますよ。

アミノ酸シャンプー以外でケア頭皮や髪をケアする方法

アミノ酸シャンプーを使わなくても綺麗な髪を維持したい…と思う方も多いのではないでしょうか。

お客様にも「シャンプーは変えたくないのよね」とよく言われます。そんな時にアドバイスさせていただくポイントをご紹介します。

綺麗な髪は正しい生活習慣から始まります。

食事

食事はバランス良く摂ることが１番大切なポイントです。その中でも特に髪に良い栄養分をまとめました。

アミノ酸＝タンパク質なので、タンパク質は髪を健康な状態にするには欠かせない栄養素です。特に植物性タンパク質のイソフラボンには、髪を抜けにくくする働きがあるので積極的に摂りましょう。

細胞の代謝が良くなることで、髪をつくるための細胞（毛母細胞）の分裂も活発になり、髪の量を増やすことにつながります。また、皮脂分泌のコントロールもしているため、乾燥しがちな方はしっかりと摂りましょう。

頭皮の血行を良くするサポートをしてくれます。頭皮の血行は健康な髪を作るのに大切なポイントです。ビタミンCと一緒に摂取すると、吸収率が高まります。

ミネラルの1種で不足しがちな亜鉛は、タンパク質を髪に合成する際に必要な栄養素です。

最近よく聞くDHAやEPA、αリノレン酸などがこのオメガ3脂肪酸です。髪の毛幹や頭皮の細胞膜を作ったり、頭皮や髪を保護する油を作って乾燥を防ぎます。

髪質別に美容師がオススメする髪を綺麗に保つアイテム&方法

食事の他にも髪を綺麗にするアイテムや方法はたくさんあります。その中でもオススメのヘアケアアイテムや方法を髪質に分けてご紹介します。

脂性タイプ

シャンプー前にブラッシングすることで、余分な皮脂を浮かすことができ、シャンプーでしっかり洗い落とすことができます。

朝シャン派が増えていますが、朝にシャンプーをすると頭皮の皮脂を落としすぎる上に、紫外線などのダメージを直接浴びてしまうので乾燥しすぎて、皮脂の分泌が増えてしまいます。朝よりも夜にシャンプーを終わらせる意識をしてみましょう。

乾燥タイプ

40℃以上のお湯は、頭皮や髪に必要な栄養分や皮脂まで落とすほどの洗浄力があるのをご存知でしたか？38℃前後のぬるま湯に変えるだけでも、乾燥をおさえることができます。

髪を保湿するにはアウトバストリートメント、頭皮には頭皮用育毛剤が１番効果的です。最近ではベビーオイルやニベアなどを代用する方が多いのですが、髪専用に作られたものに勝ることはありません。反対に肌に残りやすく、洗い残しになるとダメージになってしまいます。

代用品でオススメなのが、普段使っている化粧水です。スプレータイプの容器に入れておけば、外出先でも使うことができて便利です。頭皮も肌と同じなので、成分も気にせず使うことができますよ。

大変なのでアミノ酸シャンプーを活用するのもあり！

色々と髪のために生活を変えるのは難しい方も多いですよね。

現に、筆者含め美容師のほとんどが不規則な生活を送っています。

髪に良いこと、悪いことが分かっていても、なかなか実現させるのは難しいですよね。

生活リズムを変えて、疲れてしまったりストレスになるようでは、逆効果になる場合もあります。

そんなことになるくらいなら、少しお金がかかるとしても、アミノ酸シャンプーを使うことをオススメします。

もっと知りたいアミノ酸シャンプー

アミノ酸シャンプーが髪に良い理由を、もう少し専門的に紹介していきましょう。

髪が傷む原因

よく聞く「キューティクル」という言葉ですが、キューティクルとは何かご存知ですか？

キューティクルとは、髪の表面にありウロコのような形をしています。

熱や埃など外からのダメージから髪を保護する役割があるのですが、ウロコ状になっているので剥がれやすいのです。

このキューティクルが剥がれると、髪が傷んでしまいます。

では、そのキューティクルが剥がれる原因には、どんなものがあるのでしょう。

熱
髪はタンパク質なので、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱は１番のダメージです。また、紫外線の熱も含まれます。

ちりや埃
目に見えないちりや埃も、髪にたまってしまうと大きなダメージに。

摩擦
１番大きなダメージを与えるのが逆毛です。ウロコ状のキューティクルを剥がすような動きになってしまうので、逆毛をたてると一気に髪が傷みます。他には過度なブラッシングやタオルドライなどがあります。

切れ毛
コルテックスの内側に髪の中心部（メデュラ）があるのですが、そこにダメージがかかると、髪はきれてしまいます。

アミノ酸が働くメカニズムの詳細

原因の次はアミノ酸が働くメカニズムについての解説です。まず、タンパク質を摂取すると胃でアミノ酸に分解されます。

それが毛母細胞で、再度ケラチンというタンパク質に作り変えられて、髪の毛になります。

シャンプーからのアミノ酸は、コルテックスというキューティクルの内側に浸透するのです。

コルテックスは、カラーやパーマの薬剤が反応する部分でもあり、ダメージがかかりやすい部分です。そこにアミノ酸を浸透させることで、ダメージを軽減させることができます。

このことから、ダメージを受けて穴があいてしまった部分をアミノ酸で埋めることで、ダメージの悪化を防ぐことができるので、アミノ酸シャンプーは髪に有用とされているのです。

しかし、どんなに良いアミノ酸シャンプーを使ったとしても、髪を完全に修復することはできません。

死滅細胞と言って、髪は自分で再生する能力がないので、アミノ酸を浸透させても、髪に蓄えることはできないのです。

コンディショナーの効果的な取り入れ方は？

アミノ酸シャンプーを使うなら、トリートメントよりもコンディショナーを使うのがオススメです。

アミノ酸シャンプーで十分に髪に栄養分を与えることができるので、トリートメントを付けても成分が浸透しにくくなります。

コンディショナーは、髪の表面をしっかりと保護してくれるので、髪に与えたアミノ酸が流れ出ないようにすることができます。

なので、アミノ酸シャンプーを使った後にはコンディショナーを使ってあげましょう。

アミノ酸シャンプーとノンシリコンシャンプーの関係

アミノ酸シャンプー以外に、髪に良いと言われているのがノンシリコンシャンプーです。アミノ酸シャンプーはノンシリコンであることが多いですが、一体なぜでしょうか。

一時期、ノンシリコンシャンプーが流行り市販のものでも多くの種類が販売されていたので、使ったことがある人も多いのではないでしょうか？

「少しでもシリコンが入っているシャンプーはダメ」と思われている方も多いようですが、実はそれは大きな間違いなのです。

ノンシリコンシャンプーとは、シリコンが使われていないシャンプーのことです。

ほとんどのシャンプーには、シリコンというオイルが配合されています。

シリコンは、髪の表面に膜を作る働きがあります。この膜に、メリットとデメリットがあるため、「シリコンは良いもの」と言う人と「シリコンは悪いもの」と言う人に分かれているのです。

シリコンには、手触りを良くし髪に艶を出す効果があるので、サロン専売のシャンプーにも使用されています。さらに表面に膜を作ることで、髪を外側のダメージから保護してくれる効果もあります。


メリットを見ていると、シリコンって素晴らしい！と思いますよね。

シリコンが悪いと言われる理由が、髪や肌にくっつきやすく、落ちにくいことにあります。

毎日のシャンプーによって、シリコンが頭皮や髪に溜まっていくことで、カラーやパーマの薬剤が浸透しにくくなったり、毛穴につまって薄毛の原因になることがあるのです。

市販のシャンプーには、シリコンが大量に含まれているため、その分大量のシリコンが頭皮や髪に溜まっていきます。これが理由で、美容師は口をそろえて「市販のシャンプーはダメ！」とサロンのシャンプーを勧めるわけです。

適量を守って使用すれば、シリコンは髪に良い成分だと思ってもらえればと思います。

前述のランキングなどを見ても分かるように、アミノ酸シャンプーにはノンシリコンタイプのものが多いです。

どうしてだろう？と疑問に思いますよね。

シリコンは髪に膜を作り保護すると書きましたが、それが原因で栄養分なども浸透しにくくなってしまうのです。

なので、シリコンが含まれていると、せっかくの髪に良いアミノ酸も、シャンプーからは浸透せず意味のないものになってしまいます。

髪への浸透を高めるため、アミノ酸シャンプーにはノンシリコンタイプのものが多いのです。

よく聞く、弱酸性って何？

肌に優しい弱酸性なんてフレーズもよく聞きますが、弱酸性という響きだけ聞くとなんだか肌に刺激がありそうですよね。

私も美容師になる前は「どこが肌に優しいんだ」なんて思っていました。

でも実は、人間の健康な肌は弱酸性に保たれています。髪も同じです。



肌と同じ弱酸性のものが触れてもダメージにはならないため、シャンプーやボディーソープなどに弱酸性のものが多いのです。

カラーやパーマをした後の髪は、アルカリ性になってしまっているので、弱酸性のシャンプーを使うとダメージをおさえることができますよ。

痒みやフケとアミノ酸シャンプー

アミノ酸シャンプーは痒みやフケにも効果があるのか、というとその原因によります。

痒みやフケにアミノ酸シャンプーが効果があるのは、皮脂の落としすぎが原因となっている人です。

肌でも、夏に汗をかきすぎて痒くなる時と、冬に乾燥して痒くなる時はありませんか？また、夏に汗をかいて放っておくと垢が出ますし、冬の乾燥がひどいとカサカサになって皮が剥けますよね。

頭皮も同じで、皮脂が溜まりすぎても、皮脂を取り除きすぎても痒みやフケが出ます。

アミノ酸シャンプーは洗浄力は弱いので、皮脂の溜まりすぎには効果的ではありません。

普段洗浄力の強いシャンプーを使っている人は、皮脂の落としすぎが原因の可能性が高いので、１度アミノ酸シャンプーに変えてみることをオススメします。

サロン専売とドラッグストアのアミノ酸シャンプーは違う？

サロン専売とドラッグストアのアミノ酸シャンプーにはどんな違いがあるのか、気になりますよね。簡単にまとめると、3つの違いがあります。

「成分ってどっちもアミノ酸でしょ？」と思った方も多いと思います。

価格をおさえて作られているドラッグストアのアミノ酸シャンプーには、アミノ酸が少ししか配合されていなかったり、アミノ酸が使われていても洗浄成分に髪に刺激の強い成分が使われていることがあります。

なのでアミノ酸シャンプーだから、と言って成分表示をよく見ずに使っていると、髪が傷んでしまう場合もあるので注意が必要です。

反対に、サロン専売のシャンプーはそんな心配もせずに購入できますし、髪に合ったシャンプーを美容師さんが選んでくれるので、自分に合うシャンプーの見極めが簡単にできます。

価格を見ると、どうしてもサロン専売よりもドラッグストアのアミノ酸シャンプーの方がお手頃なものが多いです。

それだけ品質にこだわっている、ということでもあります。

サロン専売のものは、大手ブランドメーカーが作っているということもあり、シャンプーの中で高めの価格で販売されています。

「参考」アミノ酸の働きって？

最後に参考までに"そもそもアミノ酸とは何か？"を解説していきますね。参考程度にご覧ください。

アミノ酸とは、タンパク質を構成しているもので、体には欠かせない成分です。
そして、髪も「ケラチン」というタンパク質でできています。

アミノ酸の種類

現在アミノ酸は500種類近くあるのですが、人間の体内に必要なアミノ酸は20種類です。この20種類のアミノ酸が1つでも欠けてしまうと、体のバランスが崩れてしまいます。

アミノ酸は「非必須アミノ酸」と「必須アミノ酸」に別れています。非必須アミノ酸は体内で合成できますが、必須アミノ酸は体内で合成できないため、食べ物から摂ることが必要になります。

ケラチンをつくる18種類のアミノ酸を1つ1つ紹介していきます。正直全て覚える必要はありません。アミノ酸の名前が出てきたらここで確認してみると、役割が分かり理解が深まるので、参考にしてみてくださいね。

非必須アミノ酸…体内で合成できるアミノ酸

・アラニン…肝臓のエネルギー源。アルコール代謝を改善する。

・グルタミン…免疫力アップ。筋肉や胃腸の働きを正常に保つ。肝機能をサポートする。

・グルタミン酸…速効性のあるエネルギー源。疲労回復。

・アルギニン…血管の機能や免疫力アップをサポートする。体内のアンモニアを除去する。

・アスパラギン…エネルギーの生産をサポートする。

・アスパラギン酸…速効性のあるエネルギー源。最も利用されるアミノ酸の1つ。

・システイン…メラニン色素の生成を抑える。髪や体毛にも多く含まれている。

・プロリン…コラーゲンの主原料。天然保湿成分に必要なアミノ酸。

・グリシン…血色素成分の生成をサポートする。

・セリン…リン脂質やグリセリン酸の生成に必要なアミノ酸。

・チロシン…抗ストレス作用。

必須アミノ酸…体内で合成されないアミノ酸

・バリン…成長促進や筋肉強化。肝機能の改善。運動時のエネルギー源。

摂取できる食べ物:鶏肉、チーズ

・ロイシン…タンパク質を作る。肝機能アップ。運動時のエネルギー源。

摂取できる食べ物:牛肉、レバー、ハム、牛乳、チーズ

・イソロイシン…神経機能と肝機能アップ。運動時のエネルギー源。

摂取できる食べ物:牛肉、鶏肉、鮭、牛乳、チーズ

・メチオニン…抗鬱作用。肝機能をサポートする。

摂取できる食べ物:牛乳、牛肉、羊肉、レバー、小麦

・フェニルアラニン…鎮痛作用。気持ちを落ち着かせる。

摂取できる食べ物:肉類、魚介類、卵、大豆、チーズ、アーモンド

・トリプトファン…精神安定。鎮痛・催眠効果。

摂取できる食べ物:牛乳、チーズ、大豆、バナナ

・ヒスチジン…副交感神経の鎮静。貧血改善。必須アミノ酸に含まれるのは子供の時のみで、大人になると体内で合成できるようになります。

摂取できる食べ物:鶏肉、ハム、チーズ

・スレオニン…脂肪肝の予防。成長促進。酸素の活性部位のサポート。

摂取できる食べ物:卵、ゼラチン

・リジン…カルシウムの吸収の促進。体の組織の修復。

摂取できる食べ物:魚介類、レバー、卵、牛乳、大豆

まとめ

アミノ酸シャンプーのメリットデメリットを見極めながら、あなたに合った取り入れ方をしていただけると幸いです。

また、洗い方、食生活でも髪は変わってきますので、この機会に髪のための生活をちょこっとで取り入れていただければ嬉しいです。

参考：シャンプーの洗浄力を使い比べてみた結果は・・・？

①プラスティックに口紅を塗布
②シャンプーを塗布

③10分放置

④口紅と馴染ませる




それでは泡立てた結果を詳しく見ていきましょう。

ちなみに洗剤を泡立てるとこんな感じです。

マイナチュレ

haru

ラフィー

CA101



若干、私の好みにもなりますが・・・参考程度にご覧ください。商品紹介ページと違う香りかたがしているものも・・・


実験終了・・・！

	洗浄力	泡立ち	香り
マイナチュレ
haru
ラフィー
CA101

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