最も栄養豊富な青汁はこれ！栄養士おすすめ比較ランキング

「野菜不足だから青汁を飲もうかな」

しかし、値段の安いものから高いものまであり、どれにしようか迷うのではないでしょうか。

青汁はどれも同じように見えますが、原材料や栽培方法、製造方法によって摂れる栄養素が異なります。

この記事では、どの青汁にするか決めるときに最低限知っておきたい選び方のポイントと栄養豊富で飲みやすい青汁はどれか、栄養士である筆者が解説します。

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重要なのは原材料、安くて高品質な青汁に共通する3つのポイント

成分や味、安さ、子どもでも飲める、信頼できる会社か、、青汁を選ぶといってもどうやって選んでいいかわからなくなりませんか？

17種類の青汁を調査した結果、筆者がおすすめできる「満足度の高い青汁」の共通点を3つ紹介します。これから青汁を選ぶときの参考にしてみてください。

青汁は、味と栄養バランスを決める主原料選びが最も重要です。青汁の中には、モロヘイヤやブロッコリー、小松菜がメインの青汁もありますが、栄養価が特に優れている大麦若葉、ケール、明日葉、桑の葉のいずれかを選びましょう。

原材料欄は配合量の多い順番にかかれているので、冒頭に主原料(大麦若葉など）が書かれているか確認してみてください。添加物が先に書かれているものは選択肢から外しましょう。

この記事では、飲みやすい＝お茶感覚で飲める味としています。大麦若葉、ケール、明日葉、桑の葉の中でも大麦若葉は栄養価が高く、最もクセがない葉野菜です。

また、青汁の中にはフルーツジュースのような味や甘みの強い青汁があります。味付けがされていると飲みやすくなりますが、その分甘味料などの添加物が多くなると考えてください。

実績のあるメーカーが販売する青汁は、安全であることを示すために生産地や生産者を公表しており、栽培方法も無農薬栽培や有機栽培にこだわっています。

毎日安心して飲むためにも「国産・生産地が明確」な青汁を選ぶようにしましょう。

コスパの良い青汁から選ぶ！栄養士おすすめ比較ランキング

さきほど、最も重視すべきポイントは「原材料」とお伝えしました。

そこで、栄養価が高く、味にクセがない大麦若葉とスッキリした飲み口の明日葉に限定し、原材料・飲みやすさ・信頼（生産地が明らか）・価格を総合的に評価したおすすめ5選をランキングで紹介します。

	総合評価	定期価格	主原料
極の青汁/サントリー	1位 品質の良い国産原材料と抹茶のおいしさは飲む人を選ばない	3,240円 /3.3g×30包	大麦若葉、明日葉
ふるさと青汁 マイケア	2位 食物繊維を豊富な国産明日葉メインの青汁	3,420円 /3.3g×30包	明日葉
ホコニコのこだわり酵素青汁	3 位 国産大麦若葉,明日葉,桑の葉,ケールと酵素を配合	3,200円 /3g×30袋	大麦若葉,植物発酵エキス
やわたのおいしい青汁	4 位 国産有機栽培なので価格が高め / 甘い	3,606円 /4g×30袋	大麦若葉
粉末青汁	5位 添加物なしだが野菜の味が強い / 量が多い	4,500円 /10g×30袋	国産野菜と大麦若葉

※価格は税抜

1位は大麦若葉を主原料としたサントリーの極の青汁です。飲料メーカーが味にこだわって開発していることから、これまでのマズイ青汁のイメージを覆す「飲みやすさ」が評価できます。

どれも国産青汁なので値段の安さと飲みやすさで比較すると以下のような特徴があります。

栄養士である筆者も毎日青汁を飲んでいますが、習慣にするには、飲みやすさと値段の安さは重要な決め手となります。

おすすめ青汁3選の成分比較！飲みやすい味は口コミ満足度も高い

では、比較ランキングの中からBEST3の青汁の特徴と口コミ傾向、最安値について詳しくみていきましょう。

定期価格	1杯あたり	味	主原料
3,240円 / 30包 最安値	108円	濃い緑茶のような味（ホットもOK）	国産大麦若葉、明日葉
特徴	添加物	会社の信頼性	定期解約
ケルセチンプラス配合(栄養吸収をサポート)	マルチトール、フラクトオリゴ糖、ガラクトマンナン	無農薬栽培にこだわり、国の基準を満たす工場で製造	いつでも可能

※価格は税抜き

サントリーの極の青汁には、1杯に熊本県で無農薬栽培された大麦若葉が12gも使われています。また、大麦若葉の栄養価をまるごと摂れる製法でつくられているので、1杯でサラダ40g分のビタミンや食物繊維をとることができます。

極の青汁が他の青汁と大きく違うのは、抹茶と煎茶を配合し、お茶のように飲めるところです。

主原料がクセのない大麦若葉なので、日本茶として食事と一緒にでも飲めるまろやかな味わいは極の青汁ならではと言えるでしょう。

極の青汁は、定期購入で申込むと1杯あたり108円です(最安値)。無農薬野菜は手間ひまがかかり、値段が高くなる傾向があるので1杯108円はお得な価格と判断できます。

極の青汁はおいしい！1杯108円が高いかどうかが評価の分かれ目

極の青汁の口コミは、飲みやすさへの満足度と飲み始めてからの変化を感じている割合が多い傾向にあります。

これまで数々の青汁を飲んできたが、まずくて続かなかった方や子どもにも安心して飲ませられる青汁を探している方に向いているでしょう。

国産原料や無農薬栽培にこだわってつくっているので、激安価格ではありません。しかし、極の青汁は何十種類の青汁を調査してきた中でも平均的な価格です。

詳細は公式サイトからご確認ください。
極の青汁公式サイトへ極の青汁は定期購入であっても2回目以降いつでも解約できます

定期価格	1杯あたり	味	主原料
3,420円 / 30包 最安値	114円	キリッとした爽やかな飲みごたえ	国産明日葉
特徴	添加物	会社の信頼性	定期解約
返金保証あり	難消化性デキストリン、オリゴ糖	すべて国産、化学肥料を使わない徹底ぶり	いつでも可能

※価格は税抜き

ふるさと青汁は、八丈島産の明日葉を葉・茎・根まるごと使っているため、明日葉の「葉」だけの青汁よりもビタミンやミネラル、ポリフェノールが豊富です。

明日葉の食物繊維だけでなく、難消化性デキストリン(食物繊維)も配合されているため、スッキリしたい方に向いている青汁ですね。また、桑の葉や大麦若葉も配合しており、栄養バランスがとれた青汁です。

実際に飲んでみると、スッキリとしており飲み終わったあとに若干苦味を感じます。これは、明日葉特有のカルコン（ポリフェノールの一種）に由来するもので、健康サポート効果が期待できます。

子どもがゴクゴク飲める味とは言えませんが、青臭さはほとんど感じない青汁です。

マイケアのふるさと青汁は、公式サイトから申込むと1ヶ月分30包にプラスして2週間分(14包）無料でもらえます。さらに、30日以内であれば全額返金保証がついているので、試しやすいのではないでしょうか。

ふるさと青汁は値段の高さが口コミ評価の分かれ目

ふるさと青汁は明日葉がメインで使われているため、数ある青汁の中でも比較的スッキリとした味わいの青汁です。ただし、若干苦味を感じるため野菜嫌いの方は好みがわかれるかもしれません。

口コミ評価の分かれ目は1杯あたり114円が高いかどうか、です。返金保証サービスもあるので、飲みやすいか試して継続するかを決められますね。

詳細は公式サイトからご確認ください。

ふるさと青汁の公式サイトへふるさと青汁は定期購入であっても2回目以降いつでも解約できます

定期価格	1杯あたり	味	主原料
3,200円 / 30包	107円	ほんのり黒糖の甘みがある	国産大麦若葉,植物発酵エキス
特徴	添加物	会社の信頼性	定期解約
初回980円でお試し購入できる(最安値)	難消化デキストリン、オリゴ糖	これからの会社だが、国産・添加物を使わないこだわり	いつでも可能

※価格は税抜き

ホコニコのこだわり酵素青汁は、今までにありそうでなかった大麦若葉・明日葉・桑の葉・ケールの青汁4大原料をすべて配合した青汁です。

さらに139種類の植物発酵エキスや生酵素を配合しており、栄養成分を一度にまとめて補えます。

ホコニコのこだわり酵素青汁には、黒糖やハチミツが配合されているのでほんのり甘く、青汁の青臭さや苦味・えぐみはほとんど感じません。

そのため、野菜が苦手な方や子どもでも飲みやすい青汁です。

ホコニコのこだわり酵素青汁には、初回限定お試しがあります。通常、定期購入だと3,200円しますが、お試しの場合は1ヶ月分(30包）が980円で申し込めるオトクな青汁です。

ホコニコのこだわり酵素青汁は、野菜嫌いには良いが黒糖の「甘み」が評価の分かれ

ホコニコのこだわり酵素青汁は、ごはんと一緒に飲むには甘すぎますが、青汁っぽさをできるだけ感じずに飲みたい方にはおすすめです。

酵素や植物発酵エキスが配合されているので、20代〜の女性層から人気を集めていますが、子どもから大人まで飲む人を選ばない青汁です。

詳細は公式サイトからご確認ください。

ホコニコのこだわり酵素青汁公式サイトへホコニコのこだわり酵素青汁は定期購入であっても2回目以降いつでも解約できます。

味も栄養価もここまで違う！青汁4大素材を比較、栄養士おすすめは？

飲みやすさと栄養価の高さで選ぶなら大麦若葉

しっかり栄養を補うには、スーパーで売られている野菜よりも「大麦若葉」「ケール」「明日葉」「桑の葉」のいずれかがメインで配合されている青汁を選びましょう。

「大麦若葉」「ケール」「明日葉」「桑の葉」の中でも、味（飲みやすさ）にクセがないのは大麦若葉です。


4つの原材料の特徴は以下の通りです。青汁選びの参考にしてみてください。

ケールとほぼ同じ栄養価で味にクセがない大麦若葉が青汁の定番原料となりつつあります。大麦若葉は、ケールよりも食物繊維や鉄分、亜鉛など女性の健康サポートとなる栄養成分が豊富です。

そのため、野菜嫌いでビタミンやミネラルが不足している方や青臭さが苦手な方から選ばれています。

これまで、青汁といえば「ケール」をメインとした青汁が一般的でした。ケールは特にビタミン類を豊富に含んでいます。そのため、野菜不足が気になる人だけでなく美容のために飲んでいる方もいます。

ただし、ケールは青臭さや苦味・えぐみが他の野菜よりも強いため、飲みにくいのが欠点です。最近では「有機栽培」等によって苦味やえぐみを感じさせないケールの青汁も増えていますが、野菜嫌いの方や子どもには飲みにくい味です。

明日葉はスッキリとした味わいと鋭い苦味が混ざった味です。そのため、飲んだ後に苦味が舌に残りやすいという特徴があります。

他の野菜と比較すると、食物繊維やカリウム、ポリフェノールが豊富なのでパンパンな足やポッコリが気になる方に選ばれています。

明日葉だけの青汁というよりも大麦若葉とブレンドし、飲みやすくした青汁がほとんどです。

DNJやルテインなど大麦若葉やケールなどにはない栄養素を含んでいるのが桑の葉です。

これまで原材料としてはほとんど使われていなかった桑の葉ですが、カルシウムやGABAが豊富に含有されています。栄養価は大麦若葉やケールと同じくらい高く、味にクセがないため、これから桑の葉を含む青汁が増えていくでしょう。

《番外編》9種飲み比べ！青汁と相性が良いのはオレンジジュース

青汁は基本的に水に溶かして飲みますが、実はいろんな飲み物に混ぜてもおいしく飲めます。

最後に、青汁をさらにおいしく飲むアレンジ方法を紹介します。

今回は、牛乳・オレンジジュース・リンゴジュース・紅茶・コーヒー・ヨーグルト・豆乳・味噌汁・コーンスープの9種類を青汁と混ぜ、飲み比べを行いました。

オレンジジュースの香りと酸味によって青汁の苦味や青臭さがなくなります。色は緑になりますが、青汁の味はほぼしないので野菜嫌いの方や子どもでも飲みやすい味です。

買ってみたけど、まずくて飲めないという方に試す価値のあるアレンジ方法です。

青汁特有の臭みが牛乳や豆乳によってカバーされるので、コクのある抹茶オレのような味になります。カルシウムやマグネシウムも一緒に摂れるので一石二鳥です。

味噌汁は、味噌のコクが葉野菜の青臭さや苦味をカバーしてくれます。味噌汁であれば外食のときでもササッといれるだけなので栄養の偏りをうまくコントロールすることができます。

青汁は味の濃いものと相性抜群！アレンジ次第で続けやすくなる

青汁の味やニオイが苦手という場合は、コクがある飲み物や味の濃い飲み物に合わせてみてください。オレンジジュースの中でも果汁100％のほうが青汁をカバーできます。

また、ケールや明日葉が主原料だと、どんなに味が濃いものでもカバーしきれないこともあるので、どんな飲み物、料理にもあう大麦若葉が主原料の青汁を選ぶことがポイントですね。

結論！飲みやすく、栄養価の高い国産大麦若葉の青汁を選んで

青汁選びはまず栄養価の高い「大麦若葉」「ケール」「明日葉」「桑の葉」の中から選びましょう。その中でも、飲みやすさと野菜不足が気になる方は、国産大麦若葉や明日葉を中心とした青汁がおすすめです。

ビタミンやミネラル、食物繊維がしっかり補われると毎日イキイキと過ごせるようになります。



参考文献