どれが買い?人気青汁15種を栄養・味・価格で比較した結果
[公開日]2017/04/04[更新日]2017/05/22
この記事では、栄養士監修のもとサプリ資格者が青汁選びの基本とおすすめ青汁を紹介しています。
青汁はいかにおいしく、栄養を補うかがポイントです。特に、ビタミンA、ビタミンC、食物繊維がしっかり摂れる青汁が健康維持に役立ちます。
まずはそこに注目し、青汁選びをしてみてください。人気だから、という理由だけで選ばず自分にあった青汁を選んでいただきたいと思います。
青汁のメリットは多種多様なビタミンやミネラルを一度に補給できることであり、この3栄養素が青汁の全てではありません。
しかし、栄養不足解消のために青汁を飲むのなら、不足しがちな大切な栄養素を補給できる青汁を選ぶべきです。
「青汁なんだから、少々マズイのは仕方ない」という方もいらっしゃるかと思いますが、少しでもマズイものを選ぶと、絶対に続きません。
1杯なら良くても、明日も明後日もずっと飲むとなると、だんだんストレスになっていきます。
青汁は習慣づけて長く続けることが大切です。しかし、家計を圧迫して続けられなくなってしまっては、意味がありません。
数ある青汁を調査した結果、サントリーの「極の青汁」がどの青汁と比較しても、「栄養価」「味」「価格」すべての面で他を圧倒する結果となりました。
「食物繊維」「ビタミンC」「ビタミンA」の1包あたりの含有量を3商品で比べてみました。
極の青汁には「ビタミンA」の成分表示はありませんでした。しかし、メーカーに問い合わせたところ、ビタミンAも十分な量が含有されていることが確認できました。
今回ピックアップしていたすべての栄養素が十分に含まれていますので、3商品の中でトップの評価をしました。
主原料には大麦若葉と明日葉が採用されており、この豊かな栄養価を実現しています。
飲むと驚きますが、味は完全に「お茶」です。青汁独特の青臭さが全くありません。
水分補給に持ち歩いたり、食事と一緒に飲んでも気にならないレベルです。
さらに安くするのであれば、3ヶ月に1度3ヶ月分届くようにすることで、90包が8,100円(税抜)となり、1包あたり約90円で購入できます。長く続けると決めているのならば、このコースですね。
単品で購入すると、30包が3,600円(税抜)で1包あたり約120円ですから、かなり損してしまいます。気をつけてくださいね。
青汁特有の「青臭さ」がないことで、「青汁を飲んでいる感じがしなくて不安」という声もあります。そういった青汁独特の臭みのある味わいが好みという方には、いかにも「青汁」というニオイが強い「ケール」の青汁が良いかもしれません。
しかし、「極の青汁」は栄養・味・価格のすべての面で満足度が高く、青汁を探している方ならどなたでも満足しやすい商品と言えます。子供からお年寄りまで家族みんなでおいしく飲める青汁です。
サントリー「極の青汁」公式ページへ
「ふるさと青汁」はベスト3の商品の中でトップの食物繊維の含有量を誇ります。
食物繊維が豊富な「明日葉」をメインの原材料にしており、葉から根っこまで余すところなく使用しています。原産地の八丈島では「八丈草」と呼ばれるほど、健康野菜として親しまれています。
明日葉を原材料としていることにより、クセのないあっさりとした味わいとなります。大麦若葉特有の香りの良さもあり、飲みやすい青汁です。
また、2箱以上同時に購入することで送料が無料になるサービスがあります。今後使い続けることを決断した後は、2ヶ月に1度2箱ずつ届けてもらうようにしましょう。
しかし、それでも1包は約114円です。他社と比較して、少々値段が張るのがネックと言えるでしょう。
ふるさと青汁は、飲み口がスッキリしていて飲みやすいのですが、少々青臭いニオイがします。ニオイに敏感で「少しでも青臭いのがダメ!」という方には不向きです。
良い口コミには原材料の「明日葉」を支持する声が多く、「食物繊維と共に、多くのビタミンやミネラルがとれたら良い」と考えている人にはぴったりの青汁です。
ふるさと青汁の公式ページはこちら
主原料は大麦若葉です。それ以外にもケールやモロヘイヤなど計8種類の天然原料が軸となっているので、様々な種類のビタミン・ミネラルを補えます。また、乳酸菌も配合されており、食物繊維と一緒に乳酸菌がとれるのも嬉しいポイントです。
後味に独特の「甘さ」がありますが、これは「スクラロース」によるものです。人工甘味料ですが、厚生労働省の基準の範囲内ですので、問題はありません。
単品購入の場合、1包あたり約126円となるのでお得です。やわたの定期購入は次回の配送日の10日前までに申し出れば、1度きりでの解約も可能なので、必ず定期購入で注文するようにしましょう。
ただ、この価格は今回紹介している3商品の中では最も高価です。8種類の天然原料や乳酸菌を配合させたことなどによって、コストは上がっているのだと思いますが、価格は少々ネックですね。
やわたのおいしい青汁は、栄養素の中でも、特にビタミンCを重視したいという方にはオススメです。食物繊維と乳酸菌が同時にとれるというのも嬉しいポイントに挙げられます。
もう一つの特徴は独特の「甘み」です。青汁に香ばしさや、お茶のようなある程度の苦味を求めている方には向かないでしょう。
しかし、その一方で「子供でもジュースのように飲める」というような意見が多く、これまで青汁が臭みや苦味で飲めなかったという方には、購入第一候補になります。まずは1ヶ月分購入してみて、口に合うかどうか試してみるのが良いでしょう。
「やわたのおいしい青汁」公式サイトへ
この記事の基準である、日本人に不足しがちな3栄養素で、1包あたりの栄養素を比較しました。しかし、緑効青汁の数値はどれもこの記事で紹介したベスト3の商品を下回っていましたので、ベスト3には選出しませんでした。
しかし、この記事で紹介したサントリー「極の青汁」のおいしさが上回ります。極の青汁は味の仕上げに宇治産煎茶と愛知産抹茶を加えたことで、そのまま「お茶」として楽しめるレベルの味わいとなりました。こうした味へのこだわりは大手飲料メーカーの商品ならではと言えるでしょう。
緑効青汁は、さすがにそこまでのレベルではありません。
ただ、定期購入のシステムがネックになります。アサヒ緑健の緑効青汁はなんと1箱が90包。定期購入は「毎月お届けコース」という名になっており、1か月に90包入った1箱が最低単位になります。1杯約102円の青汁を1日に3杯も飲む計算をしています。
これを注文してしまうと、毎月約1万円も青汁に消費することになってしまいます。定期購入のコストの高さはネックです。
厚生労働省が推し進める「健康日本21」では、1日に野菜を350g食べることを目標として掲げられています。
これは大体、1日に5皿以上の野菜料理を食べているくらいの計算になります。まずは「1日5皿の野菜」を目標にして、野菜不足の解消に取り組んでみましょう。
あくまで「青汁」は日頃の食事の補助として考えられているものであり、「メイン」となることを想定して開発がなされていません。
1度に飲む量の栄養素も「メイン」となるほどに多くはなく、日頃野菜を取ってはいるが、あともう少し足りない方の補助として考えるのが適切です。
青汁が「まずいもの」の代表格とされ、罰ゲームなどに使われた時代は終わりました。商品開発が進み、今回飲んだどの青汁も美味しさの差はあれど「まずくて飲めない」と感じたものはひとつもありません。
商品開発競争と同じく、広告宣伝競争も激しくなっています。どの青汁がが良いのかが見えにくい状況ではありますが、栄養・味・価格をしっかりと見つめて、長く続けられる青汁を選んでくださいね。あなたの野菜不足が改善されることを祈っています!
《参考文献》
「国民健康・栄養調査(平成27年度)」厚生労働省
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」厚生労働省
「栄養の教科書」中嶋洋子 新星出版社
青汁はいかにおいしく、栄養を補うかがポイントです。特に、ビタミンA、ビタミンC、食物繊維がしっかり摂れる青汁が健康維持に役立ちます。
まずはそこに注目し、青汁選びをしてみてください。人気だから、という理由だけで選ばず自分にあった青汁を選んでいただきたいと思います。
目次
《管理人:安藤美和子》
サプリメントアドバイザー、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
サプリメントアドバイザー、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
青汁選びの基本!栄養・味・価格をチェックする
飲む意義を知るために重要な「栄養」の視点と、続けるために重要な「味」「価格」の視点について解説します。
【栄養】食物繊維などの不足しがちな栄養素を補給できる
野菜不足な日本人に特に不足しているのは「ビタミンC」「ビタミンA」「食物繊維」です。まずは、この3つの栄養素がどれくらい含有されているかで比較してみましょう。青汁のメリットは多種多様なビタミンやミネラルを一度に補給できることであり、この3栄養素が青汁の全てではありません。
しかし、栄養不足解消のために青汁を飲むのなら、不足しがちな大切な栄養素を補給できる青汁を選ぶべきです。
【味】大麦若葉含有の青汁がオススメ
青汁には様々な野菜が使われています。しかし、抜群に飲みやすいのは香ばしい「大麦若葉」含有の青汁です。「青汁なんだから、少々マズイのは仕方ない」という方もいらっしゃるかと思いますが、少しでもマズイものを選ぶと、絶対に続きません。
1杯なら良くても、明日も明後日もずっと飲むとなると、だんだんストレスになっていきます。
野菜を食べたり、わざわざ調理したりするのがストレスで青汁を手にしたのに、飲むのがストレスになってしまっては無意味です。味は非常に大切な要素です。
【価格】1杯110円前後の続けやすい価格
青汁を選ぶときに基準とする値段は「1杯110円」です。この基準を大きく超える青汁は高すぎるのでオススメできません。青汁は習慣づけて長く続けることが大切です。しかし、家計を圧迫して続けられなくなってしまっては、意味がありません。
これらのポイントをしっかり見据えた上で、青汁を選びましょう!
栄養士おすすめの青汁ランキング!安くて飲みやすい青汁は?
青汁の選び方3つのポイントを軸に、人気15種類の青汁の中から厳選した3つの商品を選んで比較しました。
総合評価 | 栄養価 | 味 | 価格 |
|
---|---|---|---|---|
1位 味は抜群 栄養豊富 | バランス よく含有 | ほぼ抹茶 おいしい | 約108円/1包 定期購入 |
|
2位 飲み易い 価格高め | ビタミンC 物足りない | スッキリ 飲みやすい | 約114円/1包 定期購入 |
|
3位 価格高い 甘味料含 | ビタミンA 物足りない | 抹茶風味 甘み独特 | 約120円/1包 定期購入 |
数ある青汁を調査した結果、サントリーの「極の青汁」がどの青汁と比較しても、「栄養価」「味」「価格」すべての面で他を圧倒する結果となりました。
ここからはスタッフの調査結果を挟みながら、解説していきますね。
《調査員:高島麻呂》
アンチエイジングの神様、健康ジャンル担当。
アンチエイジングの神様、健康ジャンル担当。
極の青汁は美容・健康維持に役立つビタミンA、ビタミンCが最も多い
サントリー「極の青汁」
ビタミンC・ビタミンA・食物繊維をバランス良く配合
商品名 | 食物繊維 | ビタミンC | ビタミンA |
---|---|---|---|
極の青汁 サントリー (一包) | 0.96g | 4.06~ 14.3mg | 19.5μg |
ふるさと青汁 マイケア (一包) | 1.416g | 0.39mg | 18μg |
やわたのおいしい青汁 八幡物産 (一包) | 1.6g | 11mg | 6.4μg |
極の青汁には「ビタミンA」の成分表示はありませんでした。しかし、メーカーに問い合わせたところ、ビタミンAも十分な量が含有されていることが確認できました。
今回ピックアップしていたすべての栄養素が十分に含まれていますので、3商品の中でトップの評価をしました。
主原料には大麦若葉と明日葉が採用されており、この豊かな栄養価を実現しています。
味は「お茶」!お茶がわりに持ち歩いても違和感ナシ
飲むと驚きますが、味は完全に「お茶」です。青汁独特の青臭さが全くありません。
水分補給に持ち歩いたり、食事と一緒に飲んでも気にならないレベルです。
実際に飲んでみたところ、本当に「お茶」で驚きました。ホットでも美味しく、熱い緑茶を飲むときと同じように和菓子やお煎餅とよく合います。
長く続けるなら定期コース!1包約108円に
極の青汁をお得に購入するには、公式サイトの定期購入がベストです。毎月30包ずつ届くコースであれば、30包が3,240円(税抜)で1包約108円です。さらに安くするのであれば、3ヶ月に1度3ヶ月分届くようにすることで、90包が8,100円(税抜)となり、1包あたり約90円で購入できます。長く続けると決めているのならば、このコースですね。
単品で購入すると、30包が3,600円(税抜)で1包あたり約120円ですから、かなり損してしまいます。気をつけてくださいね。
極の青汁の口コミ:「美味しくて続けやすい」の声が非常に多い
良い口コミの傾向:「子どもでも飲める」など味の評価高い
・青臭さがない
・牛乳で割ると「抹茶オレ」
・健康維持に役立っている
・価格が安くて助かる
・牛乳で割ると「抹茶オレ」
・健康維持に役立っている
・価格が安くて助かる
悪い口コミの傾向:短期間の効果を期待する人には不満
・青汁を飲んでいる感じがしない
・牛乳で割らないと飲みにくい
・個包装の封が開きづらい
・変化を感じていない
・牛乳で割らないと飲みにくい
・個包装の封が開きづらい
・変化を感じていない
おいしい青汁を選ぶなら文句ナシ!「青汁感」を求める人には不向き
青汁特有の「青臭さ」がないことで、「青汁を飲んでいる感じがしなくて不安」という声もあります。そういった青汁独特の臭みのある味わいが好みという方には、いかにも「青汁」というニオイが強い「ケール」の青汁が良いかもしれません。
しかし、「極の青汁」は栄養・味・価格のすべての面で満足度が高く、青汁を探している方ならどなたでも満足しやすい商品と言えます。子供からお年寄りまで家族みんなでおいしく飲める青汁です。
サントリー「極の青汁」公式ページへ
マイケア「ふるさと青汁」
食物繊維の豊富さが魅力!栄養価を支える明日葉
ふるさと青汁は「青汁で食物繊維をとりたい」と考えている方におすすめです。「ふるさと青汁」はベスト3の商品の中でトップの食物繊維の含有量を誇ります。
食物繊維が豊富な「明日葉」をメインの原材料にしており、葉から根っこまで余すところなく使用しています。原産地の八丈島では「八丈草」と呼ばれるほど、健康野菜として親しまれています。
明日葉に含まれる希少ポリフェノール「カルコン」も含有しています。黄色い色素を持つことから「黄金のポリフェノール」と呼ばれるほど注目されている成分です。
軽くすっきり!大麦若葉も含有で飲みやすい味わい
飲んでみると、青汁にしてはかなり味わいがあっさりしており、ほのかな香ばしさと共においしく飲めました。明日葉を原材料としていることにより、クセのないあっさりとした味わいとなります。大麦若葉特有の香りの良さもあり、飲みやすい青汁です。
定期購入を活用しても1包あたり約114円
「ふるさと青汁」をお得に購入するには、公式ページの「とくとく便」(定期購入)を活用するのが最安です。また、2箱以上同時に購入することで送料が無料になるサービスがあります。今後使い続けることを決断した後は、2ヶ月に1度2箱ずつ届けてもらうようにしましょう。
しかし、それでも1包は約114円です。他社と比較して、少々値段が張るのがネックと言えるでしょう。
ふるさと青汁の口コミの傾向:食物繊維が喜ばれているが価格ネック
良い口コミの傾向:「食物繊維」を喜ぶ声多数!さっぱり飲み口も好評
・食物繊維が豊富なので嬉しい
・さっぱりして飲みやすい
・栄養豊富な明日葉が使われている
・豆乳と混ぜて飲むと美味しい
・さっぱりして飲みやすい
・栄養豊富な明日葉が使われている
・豆乳と混ぜて飲むと美味しい
悪い口コミの傾向:「価格」と「ニオイ」が気になるという声も
・青汁っぽいニオイが気になる
・効果を期待したがまだ出ていない
・もう少し安いと助かる
・1箱購入でも送料無料にしてほしい
・効果を期待したがまだ出ていない
・もう少し安いと助かる
・1箱購入でも送料無料にしてほしい
食物繊維で選ぶならコレ!ニオイに敏感な人には不向き
ふるさと青汁は、飲み口がスッキリしていて飲みやすいのですが、少々青臭いニオイがします。ニオイに敏感で「少しでも青臭いのがダメ!」という方には不向きです。
良い口コミには原材料の「明日葉」を支持する声が多く、「食物繊維と共に、多くのビタミンやミネラルがとれたら良い」と考えている人にはぴったりの青汁です。
ふるさと青汁の公式ページはこちら
八幡物産「やわたのおいしい青汁」
食物繊維とビタミンCが豊富な青汁
桑の葉を原材料に使用したことにより、食物繊維が多い青汁です。また、ゴーヤが入っていることによりビタミンCも多く含有していますね。主原料は大麦若葉です。それ以外にもケールやモロヘイヤなど計8種類の天然原料が軸となっているので、様々な種類のビタミン・ミネラルを補えます。また、乳酸菌も配合されており、食物繊維と一緒に乳酸菌がとれるのも嬉しいポイントです。
大麦若葉含有で飲みやすいが、独特な甘さが気になる
実際に飲んでみたところ、大麦若葉が使われているので、特有のまろやかさを感じました。後味に独特の「甘さ」がありますが、これは「スクラロース」によるものです。人工甘味料ですが、厚生労働省の基準の範囲内ですので、問題はありません。
青汁を飲みやすくするために入れているものです。甘いのでお子さんでも飲みやすいかと思います。
1度きりでの解約も可能な定期購入!1包約120円
乳酸菌が入った青汁をお得に購入できるのは、公式サイトの定期購入(らくらく定期便)です。5%割引となり、1包約120円で注文できます。さらに3ヶ月毎に3箱の購入の場合、1包約114円で購入できます。単品購入の場合、1包あたり約126円となるのでお得です。やわたの定期購入は次回の配送日の10日前までに申し出れば、1度きりでの解約も可能なので、必ず定期購入で注文するようにしましょう。
ただ、この価格は今回紹介している3商品の中では最も高価です。8種類の天然原料や乳酸菌を配合させたことなどによって、コストは上がっているのだと思いますが、価格は少々ネックですね。
やわたのおいしい青汁の口コミ:乳酸菌と食物繊維で選ばれている
良い口コミの傾向:「甘さ」は喜ぶ声が多い
・甘くて子どもでも飲みやすい
・苦みや臭みがない
・食物繊維やビタミンCが多くて助かる
・様々な野菜を使っているのが良い
・苦みや臭みがない
・食物繊維やビタミンCが多くて助かる
・様々な野菜を使っているのが良い
悪い口コミの傾向:評価の分かれ目は「価格」「甘さ」
・我が家には高かった
・定期便でもう少し安くなってほしい
・人工甘味料が気になる
・まだ健康への効果を感じない
・定期便でもう少し安くなってほしい
・人工甘味料が気になる
・まだ健康への効果を感じない
ビタミンCを重視したい人、甘めの青汁を求める人向き
やわたのおいしい青汁は、栄養素の中でも、特にビタミンCを重視したいという方にはオススメです。食物繊維と乳酸菌が同時にとれるというのも嬉しいポイントに挙げられます。
もう一つの特徴は独特の「甘み」です。青汁に香ばしさや、お茶のようなある程度の苦味を求めている方には向かないでしょう。
しかし、その一方で「子供でもジュースのように飲める」というような意見が多く、これまで青汁が臭みや苦味で飲めなかったという方には、購入第一候補になります。まずは1ヶ月分購入してみて、口に合うかどうか試してみるのが良いでしょう。
「やわたのおいしい青汁」公式サイトへ
CMでよく見るアサヒ緑健「緑効青汁」は飲みやすいが栄養が少ない
実は、青汁業界でトップの売り上げを誇っているのはアサヒ緑健の「緑効青汁」です。今回のランキングでなぜベスト3に選出しなかったのかを解説します。
緑効青汁は日本人に不足するビタミンが物足りない
商品名 | 食物繊維 | ビタミンC | ビタミンA |
---|---|---|---|
極の青汁 サントリー (一包) | 0.96g | 4.06~ 14.3mg | 19.5μg |
ふるさと青汁 マイケア (一包) | 1.416g | 0.39mg | 18μg |
やわたの おいしい青汁 八幡物産 (一包) | 1.6g | 11mg | 6.4μg |
緑効青汁 アサヒ緑健 (一包) | 0.763g | 0.7mg | 11.03μg |
食物繊維の含有もウリとされていますが、今回紹介した3商品と比較すると、どれよりも少ないです。
かなり味の良さにこだわった青汁ではある
「緑効青汁」は大麦若葉を主原料とした、香ばしくて飲みやすい青汁です。しかし、この記事で紹介したサントリー「極の青汁」のおいしさが上回ります。極の青汁は味の仕上げに宇治産煎茶と愛知産抹茶を加えたことで、そのまま「お茶」として楽しめるレベルの味わいとなりました。こうした味へのこだわりは大手飲料メーカーの商品ならではと言えるでしょう。
緑効青汁は、さすがにそこまでのレベルではありません。
緑効青汁の定期購入は毎月約1万円
アサヒ緑健の1包あたりの価格は¥102で、今回紹介した中で最も安い青汁です。ただ、定期購入のシステムがネックになります。アサヒ緑健の緑効青汁はなんと1箱が90包。定期購入は「毎月お届けコース」という名になっており、1か月に90包入った1箱が最低単位になります。1杯約102円の青汁を1日に3杯も飲む計算をしています。
これを注文してしまうと、毎月約1万円も青汁に消費することになってしまいます。定期購入のコストの高さはネックです。
《参考》少し意識するだけで実感しやすくなる健康維持のための食習慣
1日に野菜中心のおかずを5皿食べる
あなたは1日にどれくらいの量の野菜を食べていますか?厚生労働省が推し進める「健康日本21」では、1日に野菜を350g食べることを目標として掲げられています。
これは大体、1日に5皿以上の野菜料理を食べているくらいの計算になります。まずは「1日5皿の野菜」を目標にして、野菜不足の解消に取り組んでみましょう。
青汁が食事の「野菜」の代わりになると思わない
青汁を飲み始めたからといって、食事の中の野菜をおろそかにして良いというわけでは全くありません。あくまで「青汁」は日頃の食事の補助として考えられているものであり、「メイン」となることを想定して開発がなされていません。
1度に飲む量の栄養素も「メイン」となるほどに多くはなく、日頃野菜を取ってはいるが、あともう少し足りない方の補助として考えるのが適切です。
青汁を飲むことで妙な安心をして、逆に野菜を食べなくならないように気をつけてくださいね。きちんと野菜を食べながら青汁を飲めば、ちゃんと健康維持をサポートします。
成分までよく見て「青汁人気ランキング」だけで選ばないことが大切
青汁が「まずいもの」の代表格とされ、罰ゲームなどに使われた時代は終わりました。商品開発が進み、今回飲んだどの青汁も美味しさの差はあれど「まずくて飲めない」と感じたものはひとつもありません。
商品開発競争と同じく、広告宣伝競争も激しくなっています。どの青汁がが良いのかが見えにくい状況ではありますが、栄養・味・価格をしっかりと見つめて、長く続けられる青汁を選んでくださいね。あなたの野菜不足が改善されることを祈っています!
《参考文献》
「国民健康・栄養調査(平成27年度)」厚生労働省
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」厚生労働省
「栄養の教科書」中嶋洋子 新星出版社