頑固な唇の色素沈着には専用ケアが重要！口元に悩む私が実践した2つの方法

"じーっと見ないで"

唇に色素沈着があると顔を見つめられるのが怖くてたまりません。

「写真で口元が写るのが嫌」という方も多いのではないでしょうか。

筆者もそうでした。



一度色素沈着が定着すると頑固で、どのようなケアを行っても変化が見られず諦めかけては、新しいケアに挑戦して・・・

「どうしても、この口元から解放されたい」その思いで様々な方法を実践してきました。

その繰り返しのトライの中で発見した合理的で有用な方法を、同じ悩みを抱える方々にも知ってもらいたいと思い記事にしました。参考にしていただけると嬉しいです。

唇の色素沈着とは？タイプは大きく分けて2つに分かれる

唇の色素沈着には様々な悩みパターンがあります。

それもそのはずです。思っている以上に唇はデリケートで、刺激を受けやすい構造になっています。更には、顔の皮膚と比較して食べる時、しゃべる時、動かす機会も多く刺激を知らずに与えています。

にもかかわらず、肌並のスキンケアができていますでしょうか。以前の筆者はNOでした。「リップ塗っとけばいいでしょ？」とサボっていました。お陰様で色素沈着唇の出来上がりです。

唇の色素沈着に悩む方のタイプは二つ

唇が色素沈着している
唇全体がくすんでいる

発生過程が違う

刺激による防御反応でメラニンが反応し色素沈着になる
乾燥が原因でターンオーバーが乱れてくすみになる

色素沈着とくすみを一括りに"色素沈着"と認識している方も多いですが、原因が違うため悩みに合わせたケアを行うことが重要です。

ちなみに筆者は唇輪郭の色素沈着が口周り全体にまで広がる大惨事でした・・・。

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以下、２つの状態について順番に解説します。

１、唇の色素沈着の原因と対策方法

唇が色素沈着をおこす原因は刺激です。

唇の肌構造が刺激と関係している

唇は顔や腕や足などの肌構造とは異なり、角質層が非常に薄いです。さらに、皮脂腺がないため汗をかきません。

改めて聞くと、「確かに」となりますよね。角質層が薄い上に乾燥から肌を守る皮脂が出ないため、他の部位に比べて外部からの刺激に敏感なのですよ。

刺激から守る日常ケア方法

日焼け時のトラブル
・ヒリヒリして痛い
・皮がむける
・腫れる
・水ぶくれ

プールや海に行った後や長時間紫外線を浴びて唇に異変を感じた時は日焼けを疑いましょう。

肌が日焼けすると皮がむけたり、色が変わるように、唇でも同じことが起こるように紫外線は大きな刺激になります。

むしろ、肌と比較して唇は角質層が薄いため刺激をダイレクトに受けます。結果、色素沈着を起こすだけにとどまらず、たらこ唇のようにぷっくり腫れてしまうこともあります。

唇が元から乾燥していると、皮向けが激しかったり、痛みが大きくなることもあります。

「口紅をしているから大丈夫」と勘違いをされている方も多いのですが、UVカットされていない口紅を使用の場合は、口紅の油分+紫外線で余計に日焼けをしやすくなります。

日焼け＝火傷です。火傷した部分が色素沈着をおこし色が変色するように、唇も日焼け（紫外線）が原因で色素沈着を起こすので覚えておきましょう。



乾燥や日焼けの対策としてリップクリームを沢山塗布すればいいんでしょ？と、おっしゃる方が多いのですが大間違いです。

リップクリームを塗ること自体も唇にとっては大きな刺激です。

刺激＝メラニン色素が刺激される

と、思っていただいていいようにリップクリームを塗る刺激から唇を守るためにメラニン色素が反応します。

また、唇は角質が薄くバリア機能が弱いため刺激が乾燥を誘発します。

乾燥する→塗る→更に乾燥する→更に塗る・・・

と、悪循環を生み出してしまうのです。リップクリームを過信しすぎないようにしましょう。



正しいクレンジングを行わないことで

口紅による色素沈着
摩擦による色素沈着

が起こります。

優しくを意識しすぎて口紅が取れていないと口紅の原料が唇に残り色素沈着を起こします。

逆に、綺麗に落としたくてゴシゴシ洗いをすると摩擦が原因でメラニン色素が反応し色素沈着を起こします。


リップクリームのは以下3に分類されます。


この中でも医薬品を日常使いしている方は唇本来のバリア機能が徐々に弱まり敏感唇になっている可能性があります。リップクリームなしではダメな唇を作ってしまうのは良くありません。



喫煙することでタバコに含まれるニコチンが原因で色素沈着を起こすことがあります。

またタバコを吸う行為は唇への刺激にもなります。喫煙時、唇にタバコの紙がひっついて皮がむけた経験がある方もいるのではないでしょうか。

紙をくわえて離してという動作をくり返すことで唇の水分が奪わて乾燥の原因にもなります。

また、ビタミンＣは美容には必要不可欠な成分ですが、タバコ1本吸うことで1日に必要なビタミンＣを消費するとも言われています。

唇の色素沈着を化粧品で対策できる？

唇は角質層がほとんどなく非常に敏感な上に、刺激の蓄積が奥深いため化粧品ですぐに改善するのは難しいです。

そのため、予防が重要になります。上記で紹介した刺激を与える日常生活の癖を改善しましょう。

その中でも重要なのが紫外線対策です。

紫外線はメラニンの生成を急ピッチに加速させてしまいます。肌と同じように唇も365日UV対策をしてあげましょう。

更にプラスαのケアしたい場合は、美白ケア(※)でも用いられるビタミンCが配合されているリップクリームの使用もオススメです。

※美白ケアとは、メラニン生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと

次に「唇のくすみ」について解説します。

２、唇のくすみの原因と対策方法

くすみの原因は唇が乾燥し、ターンオーバーが乱れてしまうことです。

唇が乾燥しやすい原因

唇は粘膜と皮膚が共存している部分です。

粘膜は常に湿っており水分を含んでいます。しかし、その付近にある唇の皮膚の部分は湿っていないですよね。

食事をしたり、話したりすることで粘膜部分の水分が皮膚部分に付着することで皮膚部分の水分が蒸発しやすくなります。新聞紙で想像するとわかりやすいですが、濡れていない状態だとさほど水分量は変わりませんが、濡らすことで元の状態と比較して新聞紙がパリッとしますよね。これと同じ現象が唇でも起きます。

乾燥することで、巡りが悪くなり、ターンオーバーが乱れくすみになります。また、血管が透けて見えやすい唇なので、巡りが悪くなること自体がくすんだ唇を演出してしまいます。

乾燥から唇を守る日常のケア

乾燥タイプの唇
・ヒリヒリして痛い
・カサカサ
・皮がむける
・口角が切れる

1年中唇は乾燥しやすいことを覚えておきましょう。冷暖房や紫外線、外気の風など、様々なことをきっかけに乾燥してしまうのです。

筆者も小学生の頃、乾燥した唇をペロペロ舐めてしまう癖があったのですが、これが一番NG行為です。

一瞬は水分が付着して潤ったように感じますが、次はその付着した水分とともにさらに唇の水分が奪われていき悪循環です。

筆者の場合はこの悪循環から抜け出すことができず、舐め続けた結果口の周りまで色素沈着を起こしてしまい、大人になった今でも口周りや唇がくすんでいます。

色素沈着のせいで「体調悪い？」と聞かれることも多かったので、口周りのファンデーションと口紅が必須アイテムでした。

大人になってからの乾燥はリップをつけたりして防ぐことができますが、子供のうちは親御さんの指導が必要です。

「子供が唇を舐める癖があるなぁ」と、感じた時は保湿をしてあげてください。

筆者の両親が気付いてくれたのは唇が赤く腫れ上がってからでしたので、色素沈着の度合いも高く根気強いケアが必要になってしまいました。

たかが乾燥と甘く見るのは禁物ですよ。



唇が乾燥する原因に口呼吸も挙げられます。

吐く息には水分が含まれているため唇が湿りやすくなります。この湿った水分と共に唇にあるべきはずの水分が蒸発してしまいます。

手作りパックでのケアは有効？？

くすみの改善をサポートするのにパックなどで保湿を行うのは非常に有効です。

パックをすることでリップクリームではでは補えない保湿効果をもたらしてくれます。オススメのタイミングはスクラブケア後やお風呂に入るときです。

また、唇パックは市販品以外にも簡単に手作りすることができます。紹介していきますね。

家庭にあるもので簡単に代用できます。是非トライしてみてください♪

唇のくすみを化粧品でケアできる？

唇がくすむ原因の根本は乾燥です。

乾燥は日常の予防をしながら、化粧品でケアしてあげるのがポイントです。

しかし、ただテカテカ表面をコーティングするだけのケアでは乾燥対策とは言えません。

保湿の代表格であるワセリンも、表面をやさしくコーティングし水分の蒸発を防ぐのには効果的ですが、本格ケアがしたい場合は保湿力➕美容成分が重要です。


くすみを起こしている唇は乾燥し、荒れていることが多いです。刺激の強い成分が配合されていると悪化してしまう場合があるので配合成分をチェックしてからの購入がお薄めです。


スースーするメントールの使用感が好きな方も多いかと思いますが、敏感な唇には刺激が強いです。

口紅を選ぶときに避けたい成分はタール系色素です。赤色◯号などと表示してありますが、この成分は紫外線の影響を受けやすくなっています。昔から使用されている口紅の成分ですが、色素沈着がきになる時は使用を控えましょう。

保湿力があるかどうかも非常に重要です。

油分でベトベトに膜を張るだけでは保湿力があるとは言えません。

内側からふっくらにしてくれるプラスαの成分が入っているものが理想です。


美容液とは美容成分が濃縮して配合されているスキンケア用品のことです。

今までは唇専用の美容液なんてあるの？という感じでしたが、今では悩みの部位に特化した専用美容液を使用するのは常識です。

普通のリップクリーム以上に保湿力に特化して作られていますが、医薬品ではないため神経質にならずに使うことができるのも嬉しいポイントです。

ポイントを押さえたケア用品

わかっていても成分のチェックなど怠りがちですよね。そこでオススメできるリップケア用品を紹介しますね。参考にご覧ください。

フラワーリップエッセンスはリップケア専用の美容液です。朝晩のスキンケアにプラスするのがオススメです。日中はDHCなど通常のリップクリームの使用でオッケーです。

フラワーリップエッセンスを普段使いにしてもいいのですが、2200円(6g)と少し高めの唇用美容液なので、朝・晩だけでも十分な効果は期待できますよ。オイルベースでしっとりしているので、使い続けることで日中のリップクリームを塗り直す回数が変わってきます。

スキンケアを毎日行う感覚で、肌のスキンケア時にフラワーリップエッセンスをプラスすると、忘れることなく毎日ケアすることができますよ♪

今日どうにかしたい・・・メイクでうまく隠す鍵はコンシーラー

ここまで対策方法を紹介していきましたが、今日どうにかした時のためにメイクの方法も紹介しておきますね。

普段のお手入れが重要ですが、今日どうにかしたい時はメイクでふっくらでプルプルの唇を作ることができます。


コンシーラはリップ専用のリップコンシーラーがあるといいですね。顔専用のものに比べて保湿成分が多めに含まれているので、乾燥してカサカサなるのを防ぐことができます。顔用でも代用はできますが、1本リップ用があると重宝しますよ。

実践方法

唇全体にリップクリームを塗布する。

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コンシーラーで唇の輪郭を描く。口角や口周りの色素沈着が気になる方はオーバーにコンシーラーでカバーしましょう。

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輪郭からはみださないようにコンシーラーで唇全体の色を整える。

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馴染みの悪い部分は指先を使いポンポンとぼかす。

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最後に好きなカラーの口紅を塗れば完成です。いつもより口紅が綺麗に発色してくれるのでトライしてみてください♪

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口紅の洗い漏れは色素沈着の原因になるのでクレンジングは優しく丁寧に行いましょう。

普段の食事も見直すことがワンランク上のスペシャルケアに！

できてしまった色素沈着に対しての働きは薄いですが、新たに色素沈着を発生させるのを抑制するのをサポートしてくれます。

体は食べたものからできています。食事でのケアを取り入れることでスムーズな改善を期待できますよ。

色素沈着の生成を抑制サポートしてくれる栄養素

いちご・レモン・キウイ・アセロラ・ゆず・柿
アーモンド・ヘーゼルナッツ・オリーブオイル・モロヘイヤ・うなぎ
鶏レバー・ホタルイカ・卵・シソ・人参・かぼちゃ

【参照】皮膚科でのレーザー治療の相場は1回30,000円前後

ここからは医療機関を利用する方法や、医薬品を使用したケアについて解説をしていきます。化粧品を使用することで得られる効果ではありません。

美容皮膚科でのレーザー治療をしてみようかなとお考えの方もお多いかと思いますが、1回の照射の相場は30,000円前後です。クリニックによって価格設定はピンキリですが、全額自己負担になるので結構な費用がかかることは頭に入れておきましょう。

また、紫外線や摩擦が原因の色素沈着に対しては（色素沈着の度合いにもよりますが）3〜5回程度の照射が必要になります。

レーザー照射の費用にプラスしてカウンセリング代金や、お薬代などもかかってきます。

また、クリニックによってオフターケアの親切度合いにムラがあったり、先生の腕にもムラがあるので病院選びは慎重に行いましょう。

レーザー照射後は数時間腫れ、その後白くなり、かさぶたができます。かさぶたは剥がさないように我慢しましょう。

シャワーは翌日からオッケーですが、唇にテープを貼って濡れないようにする必要があります。また、紫外線に当たるのもNGな為マスクの着用や紫外線対策の必要が出てきます。

色々試してきたけどダメだったという方はクリニックでの治療がオススメですが、まだ試したケアが無い方は上記で紹介してきたような唇ケアを実践してからクリニックを検討するのがオススメですよ。

人気のモアリップはどうなの？

筆者も小学生時代に唇の荒れがひどく、どうしようもない時にモアリップを使用していました。

しかし、モアリップは荒れを抑えてくれるもので色素沈着をどうこうしてくれるものではありません。結果、筆者も色素沈着に悩ませれました。

乾燥や荒れがひどい時に使用するのは有用ですが、色素沈着をどうにかしたい＝モアリップでは解決にはなりません。

また、モアリップは医薬品です。上記でも説明しましたが、医薬品を常用するのは唇本来の力を低迷させる可能性があるためオススメできません。使用するタイミングを間違えないようにしましょう。

唇周りの色素沈着やくすみのケア方法

筆者自身も唇全体の色素沈着にプラスして、口周りの色素沈着やくすみにも悩まされていたので、最後に口周りのケアも紹介しておきますね。唇のケアとは少々異なるので参考にご覧ください。


口まわりは唇とケア方法が異なり、肌に行うケアが必要になります。

美白ケア用品は進化しています。「今までも使っていたけど何も変わらなかった」という方は肌を白くする方法を参考にしてみてください。

オススメの美白ケア用品

サエルは敏感肌用ブランドがつくる「美白化粧品」です。


サエルには「アルブチン」をはじめ、デイリリー発酵液、ムラサキシキブエキスなど肌への優しさにもこだわった美白成分が複数配合されています。

美白ケアは保湿ケアとの相乗効果でさらなる働きが期待できますが、サエルには最強とも言われる「ヒト型セラミド」という保湿成分を配合されているので、一般的な化粧品よりも美白効果を実感しやすいというメリットがあります。


サエルには10日間のトライアルセットがあるので、本商品を買う前に肌に合うか試すことができます。

敏感肌の人でも安心して使えるように30日間の返金保証もありますよ。(使い切ってもOK)
サエルの公式ページへ
※美白とはシミ・そばかすを防ぐことです。
サエルについて詳しく知りたい方は「サエル」を試してわかった買う前に知るべき６つのポイントをご覧ください。

古くなった角質はそれがあること自体で肌がどんよりして見えます。また、肌代謝や化粧品の浸透を妨げてしまいます。

肌に必要のない古くなった角質を除去することで、肌が明るくなり、ケア用品の力を十分に発揮でき、肌自体の代謝もあげてくれるので良いこと尽くしです。

美白ケア化粧品と合わせて実践するのがオススメですよ。

オススメの角質ケア用品

「きらりのつくりかた」は、くすみやシミの原因である古い角質層の除去だけ働きかけることにこだわったピーリング剤で、シミ・くすみ・目立つ毛穴対策ができます。

角質除去といっても、肌への優しさも追求してつくられているので、乾燥肌・敏感肌の方でも使えるほど低刺激なピーリングケアが可能です。

定期的に角質ケアや美白ケアをおこなうことで、肌が本来の姿を取り戻すのをサポートしてくれます。

筆者も毎日の美白ケアと月に数回の角質ケアをおこなうことで少しずつですが良い方向に向かっています。前歯がちょろりと出ていまいました。笑

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※美白ケアとは、メラニン生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと

今日からケアを開始して口元に自信を持とう！

口元が綺麗になるメリット

・笑顔が輝く
・写真が嫌でなくなる
・至近距離で人と話せるようになる
・口紅メイクを楽しめるようになる
・カサカサの不快感から解放される

あげるときりがありません。唇はお肌と比べて肌代謝が早い部位です。ケアを開始することで肌よりも早い変化が感じられますよ。

是非、今日から実践して自信の持てるぷるぷるふっくら唇をゲットしてください♪