知らないと損!iPhone格安simで月額利用料を半額にする方法
[公開日]2016/06/29[更新日]2016/06/30

「iPhoneでも格安SIMを使えるの?」と疑問の方も多いのではないでしょうか。答えは「Yes」です。今よりも断然安く!iPhoneが使えちゃうんです。キャリアでの契約だと、使ってないのに月々の料金が高くなってしまいますが、格安SIMを攻略してしまえば、「こんなに安くていいの!?」と驚くこと間違い無しです。
今回は月額料金を半額以下にする方法から、気をつけておきたい注意点までご紹介します。
機種選び 料金紹介 メリット・デメリット 設定方法
あなたのiPhoneは大丈夫?非対応iPhoneもあるので要注意!

まず、格安SIMに対応しているiPhoneと非対応のものがあることを知っておきましょう。同じiPhone6でも契約していたキャリアによっては示諭できない場合もあるので要チェックです。
対応iPhoneを見極めろ!
SIMフリー→iPhone 4 / 4s / 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus / SE
docomo→iPhone 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus / SE
au→iPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus / SE
softbank→iPhone 6s / 6s Plus / SE契約半年以上かつSIMロック解除後
上記が格安SIM対応の端末になりますが、注意点がいくつかあります。docomo→iPhone 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus / SE
au→iPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus / SE
softbank→iPhone 6s / 6s Plus / SE契約半年以上かつSIMロック解除後
SIMロックに要注意!
auのiPhoneはau対応の格安SIMを申し込む必要が有り
現在種類が少ない。6s / 6s Plus / SEの端末は半年使用後にSIMロック解除可能。softbank対応の格安SIMは現在取り扱いなし
6s / 6s Plus / SEの場合契約半年でSIMロック解除が可能なので、SIMロック解除後からは格安SIMが使用可能au系の格安SIMを使用すると制限が発生する場合あり
5c / 5s以前の端末の場合ios 8以降にアップデートすると通信できなくなる。また、4sはLTEに対応していない。新規購入なら「docomoのiPhone」「SIMフリーのiPhone」
au系のMVNO(格安SIM)は種類が少ない上に制限も多いので、キャリア購入ならdocomoがオススメです。
SIMロック:キャリアに縛られた端末のこと。docomoのiPhoneはdocomo系のSIMカードにしか対応していない。
SIMフリー:縛りのない端末のこと。どのMVNOのSIMカードでも対応可能。
SIMフリー:縛りのない端末のこと。どのMVNOのSIMカードでも対応可能。
バージョンが対応しているかの確認は必須
ここでもう一つ大切なのがバージョンです。バージョンのチェックもしておく必要があります。機種 | バージョン | 回線 | サイズ |
---|---|---|---|
iPhone6 | 8.0 | NTT docomo | nano sim |
iphone6+ | 8.0 | NTT docomo |
|
iphone5s/5c | 8.0 | NTT docomo |
|
7.1.2 | NTT docomo KDDI au |
最新のios 8に対応しているのはdocomo系のMVNO(格安SIM)のみです。この点からもdocomo系のMVNO(格安SIM)の方が安心して使えますね。
知ってる人だけ得をする!月額半額以下になるMVNO会社比較

月4300円お得ということは、10年間で516,000円もお得になる計算(楽天モバイルのサービスが変わらなければ)!携帯は持ち続けるのが当たり前と言える時代なので長い目で見ても、早い段階で乗り換えるのは賢いといえますね。
しかしながら、格安SIMの会社は沢山あり、どこを選べばいいか迷ってしまいますよね。そこで主要と言えるオススメの三社を比較しました。
安定した通信速度と顧客満足度の高い実績で選ぶなら「IIjmio」au系の回線を使用したい場合は「mineo」セット端末の豊富さと、楽天独自のポイントサービスを利用したい方は「楽天mobile」がオススメです。

iPhoneをMVNO(格安SIM)で使用するメリットと知らなきゃ怖いデメリット
- メリット
-
なんといっても最大の魅力は料金の安さです。冒頭でも説明しましたが、平均2000円前後で使用してる場合が多く、大手携帯会社との契約に比べると格段に安く使用できます。毎月の使用料金が格段に安くなる
二年縛りからの解放通常だと2年縛りの契約が当たり前でしたが、MVNOの場合は縛りの期間が無いもの・短いものが多く、違約金に悩ませられることも減ります。
豊富な料金プランで自分に適切なものを選べる個人の使用したい容量によって料金プランを選ぶことができます。また、月ごとに容量を切り替え可能なMVNOも多いで、無駄なく使用できます。
お気に入りの端末を長く使用できるお気に入りの端末でも、新しい機種に変えたほうが月々の料金が安くなると言われ、機種変更したことがある方も多いのではないでしょうか。格安SIMはいつでも安いので、お気に入り機種を長く使えます。
- デメリット
-
通信料は安いが通話料が高い30秒20円が相場なので電話を頻繁に使用する方は通話専用の携帯と二個持ちか、通話に特化した格安SIMを購入し、アプリなどを使用して通話料金を節約するのがオススメ
アフターサービスが手薄店舗を構えていない場合がほとんどなので分からないことがあった時に困る
キャリアメールアドレスが使えないキャリアメールの認証が必要なサービスが使用できなくなります。若い女性だと、プリクラの無料画像送信のサービスが使用できなくなったりします。
公衆Wi-Fiが使えない場合があるSIM会社が提供していない場所ではWi-Fiが使えません。現在提供している区間はほとんどないため原則使えないと思っておきましょう。使いたい場合はあらかじめWi-Fiが利用出来るプランに加入するか、オプションでWi-Fiが使用できるようにする必要があります。
初期設定初期設定は自分でしないといけません。難しい作業ではないので大丈夫な場合がほとんどですが、機械の操作が苦手な方には難しいかもしれません。プラス、初期設定はWi-Fiの環境が必要になるので注意です。
クレジットカード決済ほとんどの場合がクレジットカードでの決済です。現在、支払いが口座引き落としでクレジットカード利用したくない方は、注意が必要です。
格安SIMでもサクサク使用するために知っておきたいこと

MVNOは大手キャリアのネットワーク回線と同じものを使用しているため、基本的に使用できるエリアに変わりはないと言えます。しかし、スマホ自体が発する周波数の違いなどから「全く同じ」と言い切ることはできません。
下りと上りを理解しよう
下り:ダウンロードなどの自分に対しての受信を示します。上り:自分が何かを送信することを示します。
最大150Mbpsなどと表記があることが多いですが、これは必ず150Mbps出るということではなく、あくまで「最大」であることを覚えておきましょう。どんなに早い最大値を打ち出している会社でも5Mbpsほどしか出ないと言われています。
必要なスピード
Youtube=3MbpsWeb=1Mbps
程度と言われています。つまり、大手キャリアのSIMを利用するのも、格安スマホを利用するのもあまり変わりがないと言えます。しかし、格安SIMの場合、MVNOによって速度が変わるので購入の前には注意しましょう。参考までに、So-net系のPlay SIMは夜の通信速度がとてつもなく遅いという評判が多いので避けたほうがいいですね。
時間帯を制覇しろ!
速度が低下する時間平日pm12:00〜1:00
平日の夕方から夜
上記の時間帯は使用者が集中するため速度が低下しやすいといえます。遅いと言っても普通に使える程度の速度ですので、そこまで問題視する必要はないですね。
1Mbps = 1000kbps
1MB = 1024KB
確かに大手携帯会社はスピードが速いですが、そこまで速いスピードが必要ですか?そして、そのスピードのために7000円近く支払うのは高すぎると思いませんか??スマホに必要な、それなりの速度で2000円程度で使用できたほうが良いですよね。1MB = 1024KB
必須準備事項から設定方法まで丸分かり!

現在使用している電話番号をそのまま使用したい場合
格安SIMの手続きをする前にMNP予約番号を発行しましょうショップに行くか、ネットから取得できます。
docomo
・ショップ:契約者本人が身分証を持って来店・電話:docomo携帯から「515」一般電話「0120-800-000」
・iモード:料金&お申し込み・設定
・pc:My docomo (www.mydocomo.com)へアクセス
au
・ショップ:契約者本人が身分証を持って来店・電話:0077‐75470
・ネット:auお客さまサポート → 申し込む/変更する → 携帯電話番号ポータビリティ(MNP)
softbank
・ショップ:契約者本人が身分証を持って来店・電話:softbank携帯から「*5533」一般電話「0800-100-5533」
・ネット: My SoftBank → 設定・申し込み → 各種変更手続き → MNP予約関連手続き
格安SIMの申し込み
docomoのiPhone→docomo系のMVNOauのiPhone→au系のMVNO
SIMフリーiPhone→docomo系のMVNOをオススメ
各端末に合わせて選ぶようにしましょう。au系のMVNOだと機能に制限がかかったり、使えるバージョンの幅が狭まるのでdocomo系をオススメします。
オススメのMVNO
容量を決める
0G〜使い放題まで様々です。自分がどのくらいの容量が必要か分からない方は、各キャリアで月ごとの使用量が確認できるようになっています。docomo
→お客様サポート→ご利用データ通信料確認(当月分)→暗証番号入力して確認au
→お客様サポート→LTE通信量合計を確認softbank
→mysoftbankにログイン→料金確認→照会したい月の内訳を見る→ページ下部の通信使用量で確認音声SIMとデータSIM
MNPで予約番号を発行した方は必ず音声SIMを選びましょう。電話の機能(電話番号も)いらない人はデータSIMを選びましょう。また、iPhoneの場合はSMSに対応したプランを選ぶようにしましょう。SMS非対応だと、電波受信に時間がかかったり、バージョンによって使えない場合があるので要注意です。
カードのサイズ
iPhone5以降は全てナノSIMiPhone4や4sだけマイクロSIM
カードのサイズを間違えた場合は各MVNOで2000〜4000円程度でサイズ変更してもらえます。この際、使用していたカードの返却を求められることがあるので覚えておきましょう。
返却できなかった場合、損害金が支払わされる場合もあります。また、変換アダプタがネットなどで購入できます。120円くらいの価格で販売されているのでオススメです。変換アダプタにカードを乗せて使用します。
SIMカッターで切る方法もありますが、失敗すると使えなくなるのでオススメはしません。SIMカッターも900円前後で販売されています。
iPhoneに格安SIMカードセット
端末にSIMカードを挿入すると圏外の表示が出て、しばらくすると3G表示に切り替わります。ここではまだネットに繋がっていません。
データ通信機能を起動できませんでした
PDP認証に失敗しました
のエラーメッセージが表示されますが、APNをインストールすることで使用可能になります。
APNをインストールする方法
iPhoneをWi-Fiに接続↓
Wi-Fiに接続後SIMカードに同封の手順を見ながら設定を進める
↓
インストール終了後Wi-Fiを切ると2分程度でネットが使えるようになります
賢くiPhoneを利用して、月額使用料を半額以下に!

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