シミに効くクリームおすすめ10選！市販のプチプラ品から高級コスメまで比較してみた

「クリームで肌のシミはケアできるの？」
「おすすめのシワに効くクリームを知りたい」

肌にできたシミは、日々のスキンケアにクリームを一本足すだけで対策することが可能です。

この記事では、肌にできたシミを目立たなくしてくれるクリームのおすすめランキングや、皮膚科で処方されるクリームまで、シミに効果的なクリームを紹介します。

自分のシミ対策にぴったりなクリームを選びましょう。

先におすすめクリーム10選を見る（ページ下部へ）

クリームが効果的なシミとそうでないシミがある

一言でシミと言っても、顔にできるシミは大きく5種類にわかれます。まずは自分のシミがどのタイプなのかと、対策方法を確認しましょう。

クリームでケアするのが効果的なシミ

上のようなシミは、クリームを使ってケアすることが可能です。

クリームでケアできないシミ

この２つのシミは、クリームを使っても薄くなることはありません。

クリームでケアできないシミの場合は、レーザー治療や飲み薬などで治療でシミ対策することになります。

美容皮膚科でできる治療方法や薬については、「美容皮膚科で処方されるシミ消しクリームやレーザー治療とは（ページ下部）」で詳しく解説しますのでご覧ください。

シミに効果的なクリームを選ぶポイント

肌のシミをケアする美白化粧品は、どのように選べばいいのでしょうか。

ここではシミに効果的な、美白クリームを選ぶ2つのポイントを紹介します。しっかり確認して、自分にぴったりの美白クリームを選びましょう。


まず大切なのは、シミをケアする美白有効成分が配合されているかどうかです。

最初に注意してもらいたいのは、シミをすぐに消すような効果は美白クリームにはないことです。

美白クリームには、できてしまったシミを時間をかけて薄くしたり、将来のシミを予防する効果があります。

美白クリームを選ぶときは、できてしまったシミに効果的な美白有効成分が配合されているものを選びましょう。特にハイドロキノンは美白効果が高く、おすすめです。

この後紹介するおすすめクリームランキングは、今あるシミに効果的な美白成分が配合されているものほど上位に設定しています。



ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも呼ばれ、他の美白成分よりも高い美白効果があります。

ハイドロキノンは肌への浸透力が高く、体内で分解されずともそのままの形でシミの原因に効果を発揮します。

一方アルブチンなど他の美白成分は、シミに効果を発揮するためには体内で形を変えなければなりません。

このため、ハイドロキノンは他の美白成分と比較すると、美白力の差は10〜100倍以上高いのです。

ハイドロキノンは肌への刺激が強く、日本では2001年までは化粧品として使用することができませんでしたが、薬事法が改正されて化粧品として手軽に手に入るようになりました。

敏感肌で肌への刺激が気になる人は、化粧品を使う前にパッチテストなどで試してから使いましょう。


シミ対策には、意外なことに保湿ケアが大切です。肌が保湿されているとターンオーバーが良くなって、シミの素であるメラニンが体外に排出されやすくなるからです。

ターンオーバーが良くなると、肌のバリア機能も高まって、シミの原因である紫外線に負けない肌にする効果もあります。

また、美白成分の中には肌をさっぱりさせるために収れん効果があるものがあって、知らず知らずの内に肌が乾燥してしまうのです。

肌をしっかりうるおしてくれる、保湿成分が配合されているクリームを選びましょう。

保湿成分の中でもセラミドは、肌の水分を挟み込んで肌の蒸発を防ぐこともできるため、特におすすめです。



シミに悩んでいる人の中には男性もいるかと思いますが、シミをケアする方法は女性と同じです。

そのため、今から紹介する美白クリームを使うことで、シミをケアすることができます。

また、男性がやりがちなシミを悪化させる習慣として「タオルで顔をゴシゴシこする」ことや「紫外線対策を全くしない」ことがあげられます。

タオルで顔をゴシゴシこすったり、紫外線対策を怠ると、肌に刺激となりメラニンが過剰に生成されます。

もしもこのような行動が癖になっている場合は、「タオルで顔を拭くときはこすらず抑える」「日焼け止めや帽子で紫外線をカバーする」など、やらないように心がけましょう。


ここからは、肌のシミ対策に効果的なクリームを紹介します。自分にぴったりのクリームを見つけましょう。



※ポイントを押さえたクリームを有用なものから順に並べています。

10位　小林製薬 ケシミンクリーム　1,800円（税抜き）／30g（本商品）

使いやすく値段もお手頃！老若男女みんなに愛され続けるシミ対策クリーム

ケシミンクリームは、ドラッグストアで手軽に手に入るプチプラ美白ケアクリームです。

肌のシミをケアする成分に加え、血行を良くしてメラニンの排出を良くするビタミンEも配合されていて、より効果的にシミをケアすることが可能です。

ケシミンには保湿成分として肌に優しいミツロウが入っており、潤いをキープしてシミをできにくくします。

定価は1,800円ですが、ほとんどのドラッグストアで半額以下で販売されています。

成分はほぼ変わらずパッケージだけ青色のメンズ用も販売されているため、ピンク色のパッケージに抵抗があるという男性でも購入しやすいのが特徴です。

9位 ロート製薬　肌ラボ 白潤 薬用美白クリーム　1,086円（楽天参考価格）／50g（本商品）

※画像は公式サイトより引用

季節を問わずに使える！サラリとした使い心地のシミ対策オールインワンジェル

白潤のクリームは、ジェル状のみずみずしいテクスチャーが特徴のクリームです。肌につけるとすぐにサラリとするので、オイリー肌の人や夏場に汗がベタつく人でもつけやすくなっています。

白潤のクリームは、化粧水・乳液・美容液も兼ねたオールインワンジェルのため、一本でスキンケアが完了できるもの良いところですね。

将来のシミを予防する美白成分アルブチンは、肌へ刺激が少なく肌に優しいのも特徴なので、敏感肌の人でも安心して使えます。

高い保湿力のあるヒアルロン酸も配合されているため、時間が経っても肌の潤いをキープします。

プチプラで低刺激な美白クリームを探している人にとって、白潤は使いやすいでしょう。

8位 HANAオーガニック　オーガニックホワイトクリーム 5,000円（税抜き）／15g（本商品）

※画像は公式サイトより引用

100％植物性由来成分が優しくシミをケアするオーガニックコスメ

HANAオーガニックのホワイトクリームは、原料が100％植物性由来成分のオーガニック化粧品です。

配合されている美白成分「ビタミンC誘導体」についても天然由来ということで、配合成分に特にこだわりを感じます。

一切合成成分を配合していないため、肌に刺激を与えることなく、ビタミンC誘導体が肌にできてしまったシミを優しくケアしてくれます。

保湿成分ダマスクバラ花水は、ローズの香りで心を解きほぐし、しっとり保湿してくれます。

海外のオーガニックコスメは肌へ刺激があるものもありますが、コチラは国産で成分にもこだわっているため、品質についても安心です。

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7位 明白化粧品　プラセホワイター　薬用美白エッセンスクリーム 1,100円（税抜き）／55g（本商品）

シミ・シワ・くすみに効果ありな万能プチプラクリーム

プラセホワイターは、美白成分プラセンタエキスを配合していて、シミをできにくく予防してくれるクリームです。

プラセンタは肌のシミ対策だけでなくシワやくすみにも効果があるため、プラセホワイターだけでエイジングケアをトータルに行えます。

プラセホワイターには水分を逃さないようキープするコラーゲンも配合されているため、肌の潤いが保てるのも特徴です。

1,100円というプチプラ価格で、近所のドラッグストアですぐに手に入れることができるので、とりあえずすぐに何か試してみたいという人におすすめです。

しっかり伸びるのにべたつかないテクスチャーなので、普段使っているスキンケアアイテムに追加しやすいクリームと言えます。

6位 アルバニア　ホワイトニングクリーム　3,800円（税抜き）／30g（本商品）

※画像は公式サイトより引用

TVでも紹介された専門クリニック生まれの本格シミ対策クリーム

アルバニアは、将来のシミを予防する効果のあるトラネキサム酸が配合されているクリームです。

コメヌカエキスを始めとする植物性保湿成分が、肌を優しく保湿してくれます。

TVでも放映されてさらに人気が高まり、数カ月前から予約をしないと手に入らないほど大人気のクリームになりました。

専門クリニックで生まれたクリームなので、肌への安全性やシミへの効果についても信頼が置けますね。

単品購入よりも、セットで購入すると送料が無料になり、お買い得です。入荷しても在庫切れになることが多いので、購入を検討している場合は早めの予約をおすすめします。

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5位 ディセンシア　サエル　ホワイトニングクリームコンセントレート　1,370円（税抜き）／14日間（トライアルセット）

敏感肌専門ブランドから生まれた肌に優しいシミ対策クリーム

サエルのクリームは、天然由来成分が多く配合され、肌に優しい処方で作られているため、どんな肌質の人でも安心して使うことができます。

サエルに配合されている保湿成分「セラミドナノスフィア」は、セラミドの中でも肌に刺激なく潤いを与えてくれるのが特徴です。

さらにアルブチンにはシミを予防する効果があり、保湿成分とともに肌に働きかけて、メラニンができにくくしてくれます。

肌のシミ対策に用いられる美白成分は、肌を乾燥させやすいものも多くありますが、サエルは保湿にも重点を置いているためその心配が少なくなっています。

みずみずしいテクスチャーで、普段使いしやすいシミ対策クリームです。

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4位 富士フイルム　アスタリフトホワイト　ホワイトクリーム　1,000円（税抜き）／5日間（トライアルセット）

※画像は公式サイトより引用

シミのケアだけではない！美容成分「アスタキサンチン」が肌のハリも引き出す

アスタリフトホワイトのクリームは、オレンジ色をしていて、ふんわりとローズの香りがします。

美白成分アルブチンは肌のシミの予防をし、透き通った肌にする働きがあります。

オレンジ色の正体はアスタキサンチンという天然由来成分で、保湿だけでなく肌にハリをだしてエイジングケアもしてくれます。

アスタリフトホワイトのクリームをつけた後は肌がもちもちし、潤いが保たれるので、肌のシミにはもちろん、乾燥対策にもおすすめです。

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５種類のセラミドがシミのないみずみずしく肌へ導く

エトヴォスのクリームの特徴は、クリームなどの油分と相性の良いセラミドが５種類配合されています。

そのため、エトヴォスのクリームを使うと、肌のバリア機能を高まりシミのできにくい肌にしてくれるのです。

さらにエトヴォスにはビタミンC誘導体が配合されているため、一本で今あるシミも将来のシミもケアすることができます。

また、エトヴォスには肌に刺激になるアルコールやパラベンなどは配合されておらず、どんな肌質の人でも安心して使えます。

クリームの中にはつけた後にベタつきが気になるものも多いですが、エトヴォスはつけた後サラリとしていて、化粧をしやすいのもうれしいですね。

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※画像は公式サイトより引用

ポーラが特許を持つ美白成分ルシノール配合のシミ対策クリーム

ホワイトショットは、美白成分「ルシノール」が配合されたシミ・くすみ対策クリームです。

ルシノールは、ポーラが独自開発した美白成分で、できてしまったシミと将来のシミの両方をケアするのに効果的です。

配合されているm-Aクリアエキスはポーラが独自に開発した成分で、肌を保湿する効果があります。

ホワイトショットのクリームは、ぺっとりと肌に密着するのが特徴で、肌に長時間留まって、しっかりシミをケアしてくれます。

一本あたりの値段は高価に感じますが、配合されている成分やシミへのケア効果の高さから、本格的なシミ対策をしたい人にはぴったりの一本です。

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美白成分「ハイドロキノン」が肌の奥までしっかり浸透してシミをケア

ビーグレンのホワイトクリームは、美白成分の中でも美白効果の高い「ハイドロキノン」を配合したクリームです。

通常、ハイドロキノンは空気や熱に弱く壊れやすいのですが、ビーグレンのホワイトクリームではQuSomeというカプセルに詰め込んでいるため、壊れにくくなっています。

さらにQuSomeは麻酔にも使われる技術で、肌の奥まで美白成分を浸透させ、時間をかけて肌のシミの原因に働きかけるのです。

天然の保湿成分スクワランは保湿効果が高く、肌のターンオーバーをよくしてシミをできにくくする効果もあります。

肌にできたシミに対し、高い美白力と長時間ケアできるため、ビーグレンのホワイトクリームはできてしまった肌のシミ対策にぴったりのクリームと言えます。

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ここまでは肌にできたシミに効くクリームをランキング形式で紹介しましたが、シミのなかにはクリームでは対策できないものもあります。

また、クリームなどの化粧品で対策してもすぐにシミに効果が出るわけではないため、すぐにシミを対策したい場合は美容皮膚科がおすすめです。

ここからは美容皮膚科で肌にできたシミを治療する場合、どういった方法があるのかを紹介します。

美容皮膚科で処方される薬（クリーム）の種類は

皮膚科を受診したときに処方される薬は「ハイドロキノン」や「トレチノイン」が配合されているものが主流です。

市販の美白化粧品の場合、どの成分がどの程度の割合で配合されているかはわかりません。皮膚科で処方されたクリームの場合は、医師が説明してくれるので安心して使えます。

また美白化粧品の場合、美白成分の配合濃度の上限が決められていますが、皮膚科の場合は医師の判断で高濃度の薬を処方することも可能です。

ただし肌トラブルも起こりやすくなるため、定期的に通院しながら使用する必要があります。

できてしまったシミの種類によってはレーザー治療

クリームでは消えにくいシミ（そばかす、脂漏性角化症）は、レーザー治療で治療することになります。

照射をした部分は5〜20日位黒いかさぶたのようになって、皮が剥がれます。

料金はレーザーの種類やクリニックによって異なりますが、おおよそ1回につき8,000〜30,000円と幅があります。

1回で治療が終わる場合は少なく、平均5回前後クリニックに通う必要があります。

肌のシミが薄くなったり消えたりすると、ついシミ対策をしなくなりがちですが、何も対策しないとシミは再発します。

治療が終わった後は、美白クリームなどのスキンケアアイテムを使い、肌にシミができるのを予防しましょう。

できてしまったシミに効くクリームを選びましょう

できてしまったシミは、美白クリームを正しく選んで使うことでケアする可能です。

日々のスキンケアから、しみのできにくい肌を目指しましょう。


◇参考文献
吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
高瀬聡子・細川モモ『いちばんわかるスキンケアの教科書』
小西さやか『コスメの教科書』
鈴木一成『化粧品成分用語事典2012』