いちご鼻が「綿棒+オイルで綺麗になる」噂を検証!
[公開日]2016/10/21[更新日]2019/01/14
「綿棒でいちご鼻が綺麗になるらしい!」
と話題ですが、毛穴専用化粧品でも対策することが難しい鼻の毛穴をどこまで綺麗にできるのでしょうか。
筆者も毛穴の悩みが大きく、化粧でごまかす毎日です。化粧で隠すことはいちご鼻を悪化させると分かっていても隠さずにはいられない・・・の、悪循環です。
毛穴パックはなんだか怖いし、毛穴化粧品での対策も思うような結果が出ません。
ということで今回は、神にすがる思いで話題の「綿棒ケア」に挑戦してみました。毛穴に悩む方々、参考にご覧ください。
事前知識
まず鼻の毛穴の悩みにはつまり毛穴たるみ毛穴開き毛穴の3つに分かれます。今回のオイル綿棒はつまり毛穴の対策になります。他の毛穴対策にはならないでご注意ください。
自分の毛穴タイプが分からないという方はこちらを参考にご覧ください。
→毛穴ケアには弱点あり!3つの毛穴タイプ別の対策
簡単Step!オイル綿棒ケアの方法紹介
用意するもの
綿棒・・・数本オイル・・・適量
以上です。オイルは目的に応じて植物性と動物性を使い分けましょう。
肌への優しさ重視の方は植物性オイル
オリーブオイル・ホホバオイル・アボガドオイル・マカデミアナッツオイル・セサミオイル・椿オイルなどの植物性のものを選ぶとより肌に優しく角質オフが出来ます。皮脂への馴染み重視の方は動物性オイル
スクワランや馬油の動物性オイルは人の皮脂に組成が近くなじみが良いのが特徴です。いちご鼻の度合いが酷い方は動物性オイルの方が綺麗にオフできます。オイル綿棒オフの方法
綿棒にオイルを塗布
気になる部分を綿棒でマッサージ
拭き取る
保湿
優しくが基本
気になる部分は綿棒を2本使って優しく押し出すという方法も出回っていますが、汚れを無理やり毛穴から押し出すことで毛穴が開いてしまいます。一度大きくなった毛穴は縮まることはないのでオススメできません。これだけの簡単ステップです。
毛穴に詰まった皮脂や角栓、汚れがオイルに反応しジワジワと毛穴の外に溶け出します。皮脂の成分に近いオイルの方が毛穴内の詰まりに馴染みます。
「実験」いちご鼻歴15年!年期汚れはどこまで落ちるか!
肌に優しく、低価格で頑固なものまでとれるとのことですが・・・本当なのでしょうか。
「簡単すぎる!!!これで綺麗に取れたら今までのいちご鼻対策はなんだったんだ!」という気持ちです。笑
筆者のいちご鼻スペック
・いちご鼻歴15年くらい・毛穴パックは怖くてできない
・月2はピーリングで角質対策
という、極々一般的なお手入れしかしていない列記としたいちご鼻です。(自分で言って切なくなりますが・・・。)
オイル綿棒オフで一般的に使われている人気オイルには
ベビーオイル
ホホバオイル
ワセリン
がランクインしています。3種類全て試して、本当にいちご鼻が綺麗になるのか検証していきます。
ベビーオイル
上記で紹介した手順で実践していきます。
ベビーオイルほ少し多めに塗布した方が摩擦が少なく、スムーズにくるくるできます。
優しくマッサージしても赤くなるので、ゴシゴシは絶対にしないように注意しましょう。ゴシゴシしたくなりますが我慢です。
結果・・・!綿棒がうっすら色ついています。これは汚れなどがとれたサインですが、見た目の変化は△でイマイチでした。
ホホバオイル
ホホバオイルの方が柔らかい肌あたりでした。皮脂となじんでるなぁというのが目で見て実感できます。
綿棒への色移りもしていますが、やはり鼻自体の見た目はイマイチ。
ワセリン
ワセリンはベターとしていて、肌に馴染むまで時間がかかります。皮脂と混ざり合うのに時間がかかるなぁという印象です。
結果もイマイチ。綿棒に色もついていないし、鼻の見た目も変化はありませんでした。
結論!!
実験してわかりましたが、1度で目に見える変化はありません。しかし、ベビーオイルとホホバオイルは綿棒の色が変わっていました。汚れが取れているサインです。「週に一度徐々に取ることで毛穴ケアとして充分使える方法」という実感です。
1回で取れることを期待せずに、肌に優しい毛穴対策としてスキンケアに取り入れる方法がオススメです。
ベビーオイルが一番汚れをキャッチできましたが、使用感はホホバオイルの方が優しく柔らかいのでオススメです。
いつもとれない汚れが落ちるのはなぜ?脂は脂でオフが旬!
しかし、どうしてここまでの効果を感じられたのでしょうか。
油汚れは油で落とせ!!
昔から油は油で落とせというように、肌でも同じことが言えます。毛穴に詰まった皮脂や汚れ、角栓達は皮脂に包まれて脂まみれです。更に、毛穴内部で酸化して黒くなることでいちご鼻の完成です。
この脂に包まれた汚れに脂をなじませることでジワジワ浮かすことができるのです。
1度で完璧にオフすることはできない
オイル綿棒オフは綿棒の色移りで汚れが取れたことを実感できますが、鏡で確認するとあまりとれていない!と最初感じるかもしれません。オイルで毛穴を掃除するのは肌にやさしい方法です。汚れを無理やり取ることなく、馴染ませ馴染ませ綺麗にしていきます。1度のお手入れでは毛穴レスは期待できません。
週に1度定期的に継続して行う必要があります。
当日どうにかしたい!
当日どうにかしたい方にオイル綿棒オフの方法はオススメできません。
そもそも1日でいちご鼻を解消できる化粧品など存在しません。
毛穴パックでも完璧に毛穴の汚れを取ることはできないです。
当日どうしても毛穴をどうにかしないといけない!という方はメイクで隠すのが手っ取り早いですよ。
使うメイク道具はいつもと同じでいいのですが、ファンデーションはリキッドタイプの方が綺麗に隠すことができます。
手順
保湿
筆者は洗顔後すぐにパックをつけて朝の保湿をおこないます。化粧水だと2〜3回重ねてるけるのがオススメです。乳液はつけすぎに注意しましょう。メイクが浮いてしまいます。下地
毛穴を隠すメイクに下地は必須です。毛穴カバー専用で美容液がたっぷりのものも沢山出回っているので自分に合うものを1つ見つけておくといざ!という時に心強いですね。筆者の主観ですが、オススメはプチプラなら▼毛穴パテ職人のBBクリーム スムース¥936 デパートコスメの場合は▼クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワール¥6,480です。
デパートコスメの場合はその場で実際に試したり、試供品をもらえたりするので自分に合ったものが選びやすいですよ。
下地を塗る時は全体に伸ばした後にスポンジでポンポン馴染ませることで厚みがないのに綺麗に毛穴を隠すことができます。うまく隠せない方はBBクリームを使用するのもオススメです。
BBクリームについて詳しく知りたい方はこちらを参考にご覧ください。
失敗しないBBクリームを選ぶ8のポイント
ファンデーション
ファンデは肌に合っていれば何でもいいのですが、リキッドタイプがオススメです。下地同様全体に伸ばした後にスポンジでポンポン馴染ませてあげるとムラなく均等な見た目になります♪
フェイスパウダー
フェイスパウダーはラメタイプよりもマットの方が毛穴は綺麗に隠すことができます。全体にサッとのせていきましょう。当日ヤバイ!という時は是非試してみてください。
いちご鼻の原因は汚れ+洗いすぎ!?
黒ずみ
・古い角質や皮脂、ほこりや老廃物などが毛穴に詰まり酸化して固まり、皮膚の表面に黒い点になって表れる症状・汚れが溜まり毛穴が広がることによって、毛穴の影が黒く見えている状態
黒ずみは一旦できてしまうと通常の洗浄やクレンジングではなかなか落ちません。体質にもよりますが、おでこから鼻にかけての「Tゾーン」は皮脂分泌量が多いです。そこへ化粧をすることで毛穴がふさがり黒ずみができやすくなります。
汚れ
鼻は顔の中で最も突起しているため汚れが付きやすい部分です。鼻に手や物を近づける癖に心当たりのある人は、汚れの付着を誘発していますよ。気をつけましょう。メイク落としもれ
メイクの落とし漏れによっても生じてしまいます。毛穴に残りやすいファンデーションを塗る前は下地を必ず塗りましょう。洗顔のしすぎ
皮脂が多く分泌される理由の一つに、乾燥が挙げられます。過度の洗顔は必要な皮脂まで洗い流してしまい肌が乾燥します。化粧を残さないように!と、洗い過ぎるのも問題なのです。
また洗顔やクレンジングをゴシゴシするのも摩擦が乾燥を誘発します。
鼻の黒ずみについて更に知りたい方は参考にご覧ください。
いちご鼻・毛穴の黒ずみを解消する7つの改善ポイント
改善は"正しいスキンケア"するしかない・・・!
いちご鼻にならないようにする方法は「正しいスキンケアをする」「肌の状態を正常に保つ」です。
ざっくり言うようですが、肌が正しくスキンケアされ、肌の水分と油分のバランスが整っていれば毛穴レスをキープすることが可能です。
また、毛穴のタイプや肌質によって対策方法がことなるため、自分に合ったケア方法を知りたい方は以下を参考にご覧ください。
毛穴のつまりを根本から改善したい方はこちら
いちご鼻を解消!毛穴の黒ずみケア方法は『肌質』で変わる!
専用化粧品で対策したい方はこちら
開き・詰まり・たるみ毛穴タイプ別オススメ化粧水ランキング
ニベアパック・オロナインパックは??
ニベアやオロナインを使って毛穴のケアができると話題ですが、綿棒ケア同様信ぴょう性がイマイチなので実践してみました。
ニベアパック
軽く洗顔して湿っている肌に、人差し指・中指・薬指で思いっきりニベアクリームをすくい取り、顔にたっぷり塗ります。塗り込める量ではないので、顔が真っ白になりますがこの状態でパック効果があります。
温かいタオルや、お風呂で10〜15分程蒸してから、ニベアクリームを化粧水を浸したコットン等でやさしく拭き取り最後に洗顔するとモチモチの肌になります。
本当にこれだけ〜?という気持ちですが、良い!と話題なものは気になりますよね。実験結果を見ていきましょう。
ニベアパック実践してみた
顔にニベアを塗って10分放置しました。ベターっと塗ったのですが、肌の上でなじんですぐにニベアの表面がジュワジュワしていました。
塗っている間は不快感はなく、気持ちいパックといった感想です。
化粧水でふき取ると、化粧水が弾かれて、油分に驚きました!綺麗に洗顔するのがオススメです。油分が残るとニキビの原因にもなります。
筆者は肌にあまり合わないようで10分待っている間に肌がピリピリしました。
が、洗い流して保湿した後の肌のモチモチ感は普段のスキンケアとは大違いでした。毛穴の角質が取れる感覚はありませんが、毛穴が引き締まって目立たなくなった感覚がありました。肌にハリが出た印象です。
毛穴対策としてというよりは、普段のスキンケアに入れるのは有用です。肌に合う方にはオススメですよ。
オロナインパック
オロナインのみでは効果が感じにくいので、パックと併用する方法の紹介です。オロナインを使うことで毛穴への密着度が高くり、角質(黒ずみ)がとれた後の肌のケアまでしてくれるなど、通常のパックだけでは物足りない部分をカバーしてくれます。黒ずみは一旦できてしまうと通常の洗浄ではなかなか落とすことができません。ところがオロナイン軟膏はこの黒ずみにも効果を発揮してくれるのです。
オロナインで毛穴パックの手順
1,鼻を洗顔料で洗う
2,水滴を拭き取る
3,オロナインをたっぷり塗る
4,10分待つ(お風呂に20分つかればさらに有効)
5,洗顔料をつけてぬるま湯で洗う
6,濡れた状態で通常のパックを行う
7,剥がした後は冷水で毛穴を引き締める
8,たっぷり保湿する
通常の毛穴パックの前にする必要があるので面倒ですが、角質を根こそぎ取れるとしたら価値ある一手間ではないでしょうか。それでも一手間は面倒・・・という方は、上記で紹介しているオイル綿棒で対策するのがオススメです。
最終手段はクリニック!1万円で治療可能!
最後はクリニックで解決する方法です。
セルフケアに比べて何倍ものお金がかかりますが、仕上がりはクリニックの方が綺麗なのも確かです。自分じゃどうにもならないという方は駆け込むのも一つの手段ですね。
クリニックでの方法
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングはピーリング方法の一種。薬品を肌に塗布してターンオーバーに関係なく古い角質を溶かして表皮を生まれ変わらせる効果が期待できます。レーザー治療
レーザー治療は、レーザーを照射することで肌自身の再生力を引き出すというもの。紫外線や乾燥で痛んだ毛穴肌を新しく再生させます。高周波治療
高周波治療は、肌の内側にまで浸透する高周波を照射して肌を活性化させるというもの。毛穴を収縮させる働きがあります。上記の3つです。
毛穴のつまり対策で行うのであればケミカルピーリングがオススメです。1回1〜2万円前後ですることができます。にきび肌に方などにもオススメですが、乾燥が悪化するという声もあるので医師としっかり相談してから挑戦しましょう。
いちご鼻をスキンケアで綺麗にしたい方はこちらを参考にご覧ください。
→毛穴の黒ずみ解消方法
毛穴の汚れをクレンジングで落としたい方はこちらを参考にご覧ください。
→いちご鼻から毛穴レスへ クレンジングで毛穴の黒ずみを解消する方法