エステ員が解説|敏感肌の人が美白化粧品で肌荒れするのは〇〇が原因です。
[公開日]2018/07/19[更新日]2019/01/14
こんにちは、元エステティシャンの川上です。
私が働いていたエステサロンには「美白ケアをしたいけど、美白化粧品を使うと肌が荒れてしまう…」と、相談に来られる方がたくさんいました。
そして、その方々にはある共通点がありました。
それは、「敏感肌の原因や、美白化粧品を使うことで肌が荒れる仕組みを理解していない」ということです。
敏感肌でも使える美白化粧品を見つけるためには、まず「自分の肌がどういう状態にあるのか?」を理解することが何よりも大切になります。
そこで今回は、敏感肌の原因を解説し、正しい美白スキンケアの方法から、おすすめのアイテムまでご紹介していきますね。
◆敏感肌でも使える美白化粧品おすすめ3選◆
1位 HANAオーガニック 《医薬部外品》
95%以上オーガニック原料、植物由来のビタミンC配合
2位 サエル 《医薬部外品》
肌のバリア機能を整えるセラミド配合の美白化粧品
3位 アスタリフトホワイト 《医薬部外品》
低刺激な美白成分がナノ化され肌の隅々まで浸透する
※クリックすると下部の詳細情報へジャンプします1位 HANAオーガニック 《医薬部外品》
95%以上オーガニック原料、植物由来のビタミンC配合
2位 サエル 《医薬部外品》
肌のバリア機能を整えるセラミド配合の美白化粧品
3位 アスタリフトホワイト 《医薬部外品》
低刺激な美白成分がナノ化され肌の隅々まで浸透する
先に敏感肌でも安心して使える美白化粧品を見る
目次
《ガイド:川上麻里佳》
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。
敏感肌に美白化粧品を使うと肌が荒れてヒリヒリする原因
美白化粧品に配合されている「美白成分」は肌への刺激が強いことが多く、敏感肌のように肌のバリア機能が低下している肌に使うと肌荒れを起こす危険性があります。
▼敏感肌に美白化粧品を使うと現れる肌トラブル
肌がピリピリする
赤くなる
乾燥がひどくなる
肌が炎症を起こす
しかし、すべての美白化粧品が敏感肌に合わないわけではありません。
敏感肌が避けるべき美白化粧品は「ハイドロキノン」などの、肌への刺激が強い美白成分を配合しているものです。
ハイドロキノンなど、効果が高い美白成分が配合されている美白化粧品は「高い美白効果」が期待できる反面、肌への刺激が強いので、敏感肌の人が使うと肌荒れにつながってしまいます。
敏感肌は「刺激の強い成分」を避けるべきです。
敏感肌でも使える美白化粧品の選び方と注意点
敏感肌の人がしっかり肌を美白するためには、「敏感肌に合った美白化粧品の選び方」のポイントを押えておく必要があります。
敏感肌が美白化粧品を選ぶ時のポイント
1 高保湿成分が配合されたものを選ぶ
2 エタノールを避ける
3 美白成分は肌に優しいものから選ぶ
1 高保湿成分が配合されたものを選ぶ
2 エタノールを避ける
3 美白成分は肌に優しいものから選ぶ
高保湿成分が配合されているものを選ぶ
敏感肌の大きな原因は「乾燥」による肌のバリア機能の低下であり、シミやくすみを作っているのも「乾燥」なのです。そのため、美白化粧品を選ぶ時には「保湿成分」がしっかり配合されているかを確認しましょう。
一口に「保湿成分」と言っても、セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンなど様々な種類があります。しかし、実は保湿成分は大きく3タイプに分けることができ、その保湿力はタイプによって大きく異なります。
敏感肌の人が選ぶべき保湿成分は、最も保湿力のある「水分を挟み込むタイプのセラミド」です。
☑︎挟み込むタイプ:セラミド
・肌内部の水分をはさみ込み水分をしっかりキープ
・角質層から水分が蒸発するのを防ぐ
・肌のバリア機能を高めて外的刺激から肌を守る
☑︎抱え込むタイプ:ヒアルロン酸など
・肌に潤いを与えて角質内をしっかり保湿
・挟み込むタイプより効果は低いが水分を抱え込む力がある
☑︎つかむタイプ:グリセリンなど
・肌を一時的にうるおす
・水分を長時間キープする力はない
「挟み込むタイプ」であるセラミドなどの保湿成分で肌にうるおいを与えると、刺激に強い肌を作ってバリア機能が向上します。「挟み込むタイプ」の保湿成分を使うことで、敏感肌のケアと同時にシミの原因となる「紫外線」から肌を守ることもできるのです。
エタノールを避ける
敏感肌は刺激に弱いので、刺激になる成分が入っていないかしっかりチェックする必要があります。その中でも必ず避けるべき成分は「エタノール」です。
エタノールとは
・別名エチルアルコール・殺菌や消毒、収れん作用がある
・防腐剤としても用いられる
・揮発性が高いのでさっぱり感を感じられる
エタノールが肌の刺激となる理由は「蒸発しやすい=揮発性」が高いためです。
「なんで保湿するための化粧品に蒸発する成分が入っているの?」と疑問に思うかもしれませんが、揮発性のあるエタノールを配合すると使用感がさっぱりするので、夏用の美白化粧品など清涼感を出したい場合に配合されることがあるのです。
しかし、揮発性のある成分は肌の水分までも奪ってしまう危険性があります。
そのため、肌の水分量が不足している敏感肌の人が使うと、余計に水分を奪われてしまった結果、肌がピリピリしたり赤くなったりするのです。
オーガニックコスメの「エタノール」は植物エキスを抽出する役割
オーガニックコスメの場合に限っては、「エタノール」が配合されていてもパッチテストで肌が赤くならなければ使用しても問題はありません。オーガニックコスメは植物由来成分でできた化粧品ですが、この植物由来成分を抽出するためにはエタノールを使わなければなりません。
抽出に使われるエタノールは微量であり、オーガニックコスメのエタノールは石油由来ではなくサトウキビなどの植物由来のものです。
肌の敏感な方でも使いやすいように、オーガニックコスメは配慮された製法で作られています。
特にさっぱり系の化粧品にはエタノールが多く配合されているので注意してください。
肌に優しい美白成分の配合のものを選ぶ
敏感肌の人はちょっとしたダメージでも強い刺激になってしまうので、刺激の弱い美白成分を選ぶことが大切です。美白成分は種類が多く、その成分の効果や刺激の強さはそれぞれ異なります。
☑︎刺激の強い美白成分
・ハイドロキノン
ハイドロキノンを使うと効果的な美白ケアできますが、敏感肌にとっては刺激が強く、肌荒れを引き起こす危険性があります。
・ハイドロキノン
ハイドロキノンを使うと効果的な美白ケアできますが、敏感肌にとっては刺激が強く、肌荒れを引き起こす危険性があります。
☑︎刺激的だが肌に合えば問題ない美白成分
・ビタミンC誘導体
・アルブチン
・コウジ酸
上記は多くの美白化粧品に配合されている美白成分です。ただし、普通肌で問題なく使えたとしても、敏感肌では刺激を強く感じることもあります。
使う前にパッチテストで肌に合うかを確認しましょう。
・ビタミンC誘導体
・アルブチン
・コウジ酸
上記は多くの美白化粧品に配合されている美白成分です。ただし、普通肌で問題なく使えたとしても、敏感肌では刺激を強く感じることもあります。
使う前にパッチテストで肌に合うかを確認しましょう。
☑︎肌に優しい美白成分
・プラセンタエキス
・トラネキサム酸
・リノール酸S
・朝鮮アザミ
これらは肌に優しく働きかけるので、肌荒れのリスクが低い美白成分です。ただし、刺激が強い成分と比較すると美白効果は緩やかです。
・プラセンタエキス
・トラネキサム酸
・リノール酸S
・朝鮮アザミ
これらは肌に優しく働きかけるので、肌荒れのリスクが低い美白成分です。ただし、刺激が強い成分と比較すると美白効果は緩やかです。
「美白化粧品」といっても、配合される美白成分は様々です。
敏感肌には「プラセンタエキス」や「朝鮮アザミ」のような肌に優しい美白成分を使うようにしましょう。
敏感肌にオススメの美白化粧品|比較ランキング
※詳しい比較結果は下部へ
価格は「トライアルセット価格」に加えて、継続して使うときに重要な「本商品の価格」を化粧水で比較しました。
美白成分 肌への優しさ | 保湿成分 | 刺激成分 | 価格 (税込) |
|
---|---|---|---|---|
朝鮮アザミ、ヨクイニン | ダマスクバラ花水、コメ胚芽油など | エタノール | お試し:1,480円/7日 化粧水:3,334円 |
|
アルブチン | セラミド2(ヒト型セラミド) 濃グリセリン | メチルパラベン 香料など | お試し:1,480円/10日 化粧水:5,400円 |
|
ビタミンC誘導体、アルブチン | コラーゲン ヒアルロン酸Na スクワランなど | エタノール 香料など | お試し:1,080円/5日 化粧水:4,104円 |
|
m-トラネキサム酸、4MSK | 水溶性コラーゲンなど | エタノール l-メントール 香料など | お試し:1,188円/7日 化粧水:4,320円 |
※詳細な比較分析は下部へ
植物由来の成分で肌に透明感を与える
水の代わりに最高級のダマスクバラ花水を使っているため、他の美白化粧品と比べて高い美容効果があります。主に配合されている植物成分は、「シミ防止に効果的なマロニエエキス」「くすみをケアしてくれるハトムギ発酵液」などです。肌の内側から透明感を取り戻しワントーン明るい肌へと導いてくれます。
天然100%のオーガニック原料を使っている
植物が育つ環境からこだわって育てられた「天然100%のオーガニック原料」が使われています。植物エキスを抽出する際は石油由来成分が一般的に使われますが、HANAオーガニックはサトウキビを使用しており、限りなく肌に優しい化粧品です。
日本には偽オーガニックコスメが溢れている
実は、日本にはオーガニックコスメの細かな規定がありません。そのため、オーガニック成分を0.1%でも配合していればオーガニックコスメとして販売することもできてしまうのです。
HANAオーガニックは世界基準のオーガニック規定を自社で定めて製品を作っていますが、他のブランドの中には化学成分がたっぷり使われている「偽オーガニックコスメ」もあるので注意しましょう。
天然の香りが肌の美白をサポート
HANAオーガニックが使用しているのはラベンダー油やオレンジ油などの「天然香料」で、容器を開けた瞬間からローズの香りがします。良い香りにはリラックス効果があるため、HANAオーガニックを夜のスキンケアに使うとぐっすり眠れて肌の新陳代謝を促進します。
新陳代謝がよくなると肌のターンオーバーが整うので、シミ・くすみのない明るい肌へと導いてくれるのです。
※化学成分配合のケミカルコスメの多くに配合されている「合成香料」には、「天然香料」のようなリラックス効果はありません。
▼HANAオーガニック7日間お試し後の肌
▲肌のキメが整い、ワントーン明るい肌になりました。
良い口コミ
・ローズの良い香りに癒されます
・肌がうるおって透明感が出てきました
・シミが増えなくなった気がする
・敏感肌でも問題なく使用できています
悪い口コミ
・トライアルセットの量が少ない
・美白化粧品としての効果は感じられませんでした
・鼻につくような臭いがダメでした
・ローズの良い香りに癒されます
・肌がうるおって透明感が出てきました
・シミが増えなくなった気がする
・敏感肌でも問題なく使用できています
悪い口コミ
・トライアルセットの量が少ない
・美白化粧品としての効果は感じられませんでした
・鼻につくような臭いがダメでした
★HANAオーガニックは、長年敏感肌に悩み続けてきた人や他の美白化粧品が合わなかった人にオススメ
HANAオーガニックは「肌に優しい」という口コミが目立ちました。また、「HANAオーガニックを使い始めてから肌が強くなった」「透明感が出てきた」といった口コミも多く見られます。
敏感肌の人は「肌を根本から変えていくこと」が大切です。これまでの化粧品で満足できていない人はHANAオーガニックがぴったりでしょう。
一方で、ローズの香りが苦手といった口コミも中にはありました。香りを含めた使用感は、化粧品を使い続ける上で大切なチェックポイントです。まずは、「気に入って使えるか」をトライアルセットで確かめることをオススメします。
☑︎最安値情報
HANAオーガニックは楽天やアマゾンでも販売されていますが、定価よりも割高でした。また、楽天・アマゾンは送料が必要だったり特典がついていなかったりとサービスが不十分です。
公式ページは最安値かつプレゼントなどの特典も充実しているので最もオススメできます。
HANAオーガニック公式ページへ
美白成分が多く配合された敏感肌向け化粧品
美白成分アルブチンの他に、肌表面を滑らかにするローズヒップエキスや抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2Kが配合されています。「美白ケアだけでなく、敏感肌ケアも同時にしたい」人向けの化粧品です。
保湿成分配合で肌が潤う
美白化粧品は美白成分が多く配合される一方で、保湿成分の配合は少ないというケースが多くあります。しかし、サエル化粧品には「保湿成分の王様」と呼ばれるほど高い保湿力を持つ「セラミド」が配合されており、肌の奥から水分で満たし、敏感肌を優しくケアしてくれます。
その結果、肌のキメやバリア機能が整うだけではなく、内側から透明感が溢れるような美しい肌を作ることができます。
敏感肌はバリア機能が低下しており、紫外線ダメージに対して過度に反応しまうのでシミができやすい肌質です。セラミドが配合された化粧品を使うことで、肌本来のバリア機能を取り戻すサポートもできるため、敏感肌にぴったりの化粧品です。
良い口コミ
・くすんだ肌が明るくなった気がする
・刺激や香りがなくて使いやすい
・浸透が早くて時短になる
悪い口コミ
・美白効果は思ったほどではなかった
・浸透が早過ぎる
・保湿力が物足りなかった
・くすんだ肌が明るくなった気がする
・刺激や香りがなくて使いやすい
・浸透が早くて時短になる
悪い口コミ
・美白効果は思ったほどではなかった
・浸透が早過ぎる
・保湿力が物足りなかった
★サエルはシミよりも「くすみ」を美白したい敏感肌にオススメ
サエルはシミケアよりもくすみケアとして高い評価でした。また、香りが弱くてサラッとした使用感なので、多くの人から「使いやすい」と満足されています。
敏感肌の人でも問題なく使用できているケースが大半でしたが、保湿力に物足りなさを感じている人もいました。
保湿力が物足りない時は化粧水、美容液、クリームを二度づけして保湿を強化してください。
お試しセットであれば10日分1,480円(税込)と値段も手頃なので、「敏感肌だけど、しっかり美白してみたい」という人はサエルを一度試す価値があるでしょう。
☑︎最安値情報
楽天などでもサエルは販売されていますが、メーカー直営ではなく、正規品でない可能性があるので注意してください。
安心してサエルを安く購入できるのは公式ページです。今なら@コスメで評判のCCクリームも特典でついてくるので一石二鳥です。
サエル公式ページへ
美容成分が素早く浸透し、肌内部を満たす
美肌成分も保湿成分もナノ化されているので、肌の奥へスッと浸透して、敏感肌の原因である乾燥はもちろん、根深いシミ・くすみもしっかりとケアしてくれます。どんなに良い成分を配合していても、肌表面に乗っかっているだけでは意味がありません。肌内部の必要な場所へ届けることのできるアスタリフトホワイトの技術力の高さは高評価です。
アルブチンやビタミンC誘導体配合で美白効果に期待大
アスタリフトホワイトの美白成分には、メラニン色素へアプローチをかけることができる「アルブチン」や「ビタミンC誘導体」が配合されています。美白に効果的な二つの美白成分が配合されているため、トライアルセットの5日間で肌の変化を感じる人も多くいます。
ただし、敏感肌の人には刺激が強すぎる場合があるので、必ずパッチテストで自分の肌に合うかを確認してから使ってください。
セラミド配合で保湿力も高い
アスタリフトホワイトの「先行美容液のジェリーアクアリスタ」には、保湿力が高い「セラミド1、3、6Ⅱ」が配合されています。長時間うるおいをキープしながら、肌のバリア機能を高めてくれるので、美白しながらも敏感肌をしっかりとケアしてくれます。
さらに、バリア機能が高くなれば紫外線の刺激にも強くなるので、シミ・くすみができにくい肌も作ってくれるのです。
良い口コミ
・浸透が早く保湿力が高い
・翌朝の肌がふっくらしている
・シミが気にならなくなった
・敏感肌でも使えました
悪い口コミ
・使用後べたべたするアイテムがある
・肌がヒリついた
・においが独特
・浸透が早く保湿力が高い
・翌朝の肌がふっくらしている
・シミが気にならなくなった
・敏感肌でも使えました
悪い口コミ
・使用後べたべたするアイテムがある
・肌がヒリついた
・においが独特
★アスタリフトホワイトは本格的な美白ケアをしたい人にオススメ
アスタリフトホワイトは、浸透力の高さやシミ・くすみへの効果が高く評価されています。一方悪い口コミでは、肌にピリつきを感じる人がいました。
アスタリフトホワイトは敏感肌用の化粧品ではないため、敏感肌の人のための「肌への優しさ」は考慮されていません。使用前は必ずパッチテストをしましょう。
パッチテストして赤みがでなければ、使っても問題ありません。
HANAオーガニックやサエルよりも刺激が強いのがデメリットではありますが、アスタリフトホワイトの美白ケア力は高いので本格的に美白ケアしたい人は試す価値があります。
☑︎最安値情報
楽天やアマゾンは第三者の転売なので割高です。
アスタリフトホワイトはドラッグストアでも販売されていますが、公式ページ限定で販売されているトライアルセットが最安値です。化粧下地に使えるUV美容液もトライアルセットに含まれています。
アスタリフト公式ページへ
プチプラ美白化粧品は敏感肌が使って大丈夫?
ドラッグストアで販売されているプチプラ美白化粧品は敏感肌でも使えるのでしょうか?
ドラッグストアで人気の美白化粧品の成分を確認しました。
無印良品 敏感肌用美白化粧水:1,400円
敏感肌対応: 美白効果:持続型ビタミンC誘導体であるアスコルビン酸2-グルコシドが配合されています。美白効果はイマイチですが、刺激がほとんどないので敏感肌の人に向いています。
キュレル 美白化粧水:2,300円(税抜)
敏感肌対応: 美白効果:アルコールフリーなので敏感肌の人でも安心して使えます。しかし、保湿成分の配合が少ないため敏感肌をケアする力に欠けています。
日本酒の化粧水:907円(税抜)
敏感肌対応: 美白効果:美白成分にはアルブチンが配合されていますが、化粧水にわずかに配合されている程度です。保湿力も低いため、敏感肌の人にはオススメできません。
結論:プチプラ美白化粧水は敏感肌には向かない!
プチプラ美白化粧水は、美白成分の濃度が低く、保湿成分も少ない傾向にありました。これでは敏感肌ケアも美白ケアも十分にできないので、プチプラ美白化粧水は敏感肌には向かないでしょう。
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敏感肌を美白スキンケアするときの注意点と使うべきアイテム
次に敏感肌の人が美白スキンケアをする時に注意すべき点をご紹介します。
実は、間違ったスキンケアが敏感肌をつくり、シミやくすみを悪化させていることがあるので、正しいスキンケア方法をマスターしましょう。
敏感肌のクレンジングのコツ
注意点:オイルタイプやシートタイプのクレンジングを選ばない
ポイント:肌のうるおいを守るミルクタイプやクリームタイプで優しくクレンジング
ポイント:肌のうるおいを守るミルクタイプやクリームタイプで優しくクレンジング
オイルタイプは皮脂を必要以上にとりすぎ、シートタイプは摩擦で肌に刺激を与えてしまうので、敏感肌の人は避けましょう。
クレンジングを使う時のポイントは、適量の2倍の量を取り、肌をこすらないように「指をすべらせるイメージ」で使うことです。絶対にゴシゴシしないでくださいね。
敏感肌の人は「適量」だと摩擦ダメージを受けがちなので、適量の2倍を使用しましょう。
敏感肌の洗顔のコツ
注意点:洗顔料を泡立てないのは論外!肌を指で揺らすようなゴシゴシした洗顔をしない
ポイント:石油系界面活性剤が使われている洗顔料は避ける
ポイント:石油系界面活性剤が使われている洗顔料は避ける
「しっかり立てた泡で汚れを吸着し、泡と一緒に汚れを洗い流す」のが洗顔料の正しい使い方です。
泡立てずに洗顔すると汚れが落ちないどころか、指が肌にゴシゴシと当たるので、肌への刺激となってしまいます。
泡立てが難しい場合は、泡立てネットを使うと簡単に泡立てることができます。洗顔ネットに適量の洗顔料を出したら、水と空気を含ませながらネットを揉み込んでください。
弾力のあるふわふわの泡ができたら、泡をクッションにして指が触れないように洗顔します。そうすることで、肌に負担をかけずに洗顔することができます。
フェイスラインに洗い残しがあると肌荒れの原因になることがあるので、30秒以上かけて泡と汚れをしっかり洗い流しましょう。
敏感肌に化粧水をつける時のコツ
注意点:パッティング、コットンを使わない
ポイント:保湿成分であるセラミドが配合されている化粧水を選ぶ
ポイント:保湿成分であるセラミドが配合されている化粧水を選ぶ
たとえ敏感肌用の化粧水を使っていたとしても、パンパンと音が出るようなパッティングで化粧水をつけてしまうと肌に負担がかかります。
優しく肌を押さえるようにして化粧水を浸透させましょう。
また、肌が敏感な時はコットンの繊維ですら刺激に感じて肌荒れを起こすことがあるので、化粧水は必ず手を使ってなじませてください。
ちなみに、敏感肌に皮脂を抑える目的の収れん化粧水を使うと、「うるおいの役割を果たす必要な皮脂」までもが奪われてしまい、乾燥が悪化するので使わないでください。
必ず保湿成分の「セラミド」などが配合された低刺激な化粧水を使いましょう。
敏感肌の乳液・クリーム使い方のコツ
注意点:30代を超えたら乳液では物足りない
ポイント:保湿成分はセラミドがオススメ
ポイント:保湿成分はセラミドがオススメ
乳液やクリームは人工的な皮脂膜の働きをします。肌表面から水分を逃がさない働きをしてくれるので欠かせないアイテムです。
ベタつきが嫌いな人は乳液を選びがちですが、30代を超えたらクリームを選びましょう。
塗布する量が多すぎると肌の水分と油分のバランスが崩れて肌トラブルを起こすことがあるので、必ずメーカー規定の適量を守ってください。
敏感肌のパックのコツ
注意点:使用目安時間以上のパックは肌が乾燥する原因
ポイント:敏感肌用と書かれているパックを選ぶ
ポイント:敏感肌用と書かれているパックを選ぶ
敏感肌にとって、市販されているパックは刺激が強いことが多々あります。
パックを購入するときは「敏感肌用」の記載があるか必ず確かめましょう。
ちなみに、パックは長い時間つけておけば効果がアップするわけではありません。
むしろ、長時間パックをしてしまうと、パック自体が乾燥し始め、肌内部の水分がパックに吸い上げられてしまいます。
パックをつける時間の目安は5分〜10分程度です。メーカー規定の時間を守りましょう。
使い終わったパックでボディをを拭くと、全身保湿ケアができるのでおすすめです。
オーガニックコスメや無添加化粧品は敏感肌との相性が良い?
肌にやさしいイメージがある「オーガニックコスメ」や「無添加化粧品」ですが、実際のところ「敏感肌の美白ケア」としての相性は良いのでしょうか。
オーガニックコスメ・無添加化粧品=敏感肌に合うわけではない!
オーガニックコスメや無添加化粧品は肌にやさしいイメージですが、必ずしも敏感肌向きというわけではありません。特に、外国産のオーガニックコスメは日本人の肌向けに作られているわけではないので、日本人の肌質に合わなかったり、テクスチャーが日本人好みでないことがあります。
また、無添加化粧品の場合は、「何が無添加なのか?」はメーカーが自由に決められるので、実際には肌への刺激になる成分が配合されていることがあります。
つまり、「オーガニックコスメだから敏感肌に良い」だとか、「無添加化粧品だから敏感肌でも安心」だとは決して言えないのです。
オーガニックコスメで美白・敏感肌ケアをするなら国産がおすすめ!
とはいえ、すべてのオーガニックコスメや無添加化粧品が敏感肌に合わないとも言い切れません。どんなオーガニックコスメ・無添加化粧品を選ぶかが大切になるのです。
おすすめは国産オーガニックコスメです。オーガニックコスメは無添加化粧品よりも刺激成分が少なく、また、国産であれば日本人の肌に合わせて作られているので、敏感肌でも安心して使えます。
さらに、オーガニックコスメの中でも「美白化粧品を選ぶポイント」で紹介した3つのポイントを押さえている化粧品が効果的です
★美白化粧品を選ぶときの3つのポイントをおさらい
1 高保湿成分が配合されたものを選ぶ
2 肌に刺激となる成分が配合されたものは避ける
3 肌に優しい美白成分が含まれているものから選ぶ
敏感肌にオススメの美白化粧品ランキングに戻る(ページ上部へ)
実は、敏感肌の50%以上が自称敏感肌!?
最近、化粧品業界のトレンドが「低刺激化粧品」や「オーガニックコスメ」であることも影響し、「自称敏感肌」の人が増えているという研究データが出ています。参照:矢野研究所「化粧品マーケティング総艦」
誰しもが経験するような肌荒れに対して過敏に反応し、「私は敏感肌だ!」と思い込んでしまうのです。
敏感肌化粧品を使う前に、まずは自分の肌が本当に敏感肌なのかを知っておきましょう。
◆敏感肌と勘違いしてしまうケース
・生理前などに肌が敏感になる
⇒ホルモンバランスの影響なので、肌が敏感であるとは言い切れません。
・体調が悪い時に肌が荒れる
⇒体調が悪い時は肌に栄養が行き渡らずに肌が荒れることもあります。
・紫外線をたくさん浴びた後にヒリヒリする
⇒紫外線を浴びた直後は誰でも肌が炎症するので敏感肌とは言えません。
・生理前などに肌が敏感になる
⇒ホルモンバランスの影響なので、肌が敏感であるとは言い切れません。
・体調が悪い時に肌が荒れる
⇒体調が悪い時は肌に栄養が行き渡らずに肌が荒れることもあります。
・紫外線をたくさん浴びた後にヒリヒリする
⇒紫外線を浴びた直後は誰でも肌が炎症するので敏感肌とは言えません。
また、化粧品が原因ではなくて、間違ったスキンケアが肌荒れを引き起こしている場合も多々あります。毎日のクレンジングや洗顔などのスキンケア方法に間違いがないかをチェックしてください。
敏感肌用の美白化粧品でもシミ・くすみをケアできる?
次に敏感肌用の美白化粧品でどのように「シミやくすみ」がケアされるのかを見ていきましょう。
美白化粧品と敏感肌の関係を知っておくと、「自分が今どのようなケアをすべきなのか」明確になりますよ。
ここからは肌構造に詳しい安藤さんに解説してもらいます。安藤さん、お願いします。
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。敏感肌と美白ケアについて解説していくわね。
シミの原因は紫外線!
紫外線を浴びると、そのダメージから肌を守ろうと「メラノサイト」という肌にある色素細胞から黒い色をした「メラニン色素」が生成されます。本来、このメラニン色素は肌のターンオーバー(生まれ変わり)と共に垢となって剥がれ落ちますが、スキンケア不足や加齢で肌のターンオーバーが乱れていると、このメラニン色素が排出されずに肌表面に残ってしまい、シミとして根付いてしまうのです。
☑︎敏感肌用の美白化粧品がシミをケアする仕組み
敏感肌用の美白化粧品は肌へのやさしさが重視されており、シミを目立たなくすることに関しては高い効果が期待できません。
しかし、シミを予防する美白成分が多く配合されているので、新たなシミを肌に作らせない効果は期待できます。
また、敏感肌用の化粧品は保湿効果が高い傾向にあるので、肌のターンオーバーを整える力には長けた化粧品です。
そのため、じっくりではありますが、肌のターンオーバーを整えていくことでゆっくりと今あるシミの排出をサポートしてくれます。
くすみの原因は乾燥
くすみのない肌はキメが整っており、光を反射することで透明感のある肌を演出しています。くすみの主な原因は「乾燥」ですが、肌は乾燥すると刺激から肌を守るために肌表面の「角質」が厚くなります。
角質が厚くなると肌表面のキメが乱れてゴワゴワした肌になり、光を反射することができなくなるため、肌がくすんで見えるのです。
☑︎敏感肌用の美白化粧品がケアする仕組み
敏感肌用の美白化粧品には保湿成分がたっぷり配合されています。保湿成分でゴワついた肌がほぐれると角質も正常な厚さに戻り、その結果キメの整った肌になります。
肌のキメが整うと、光がうまく反射されて透明感のある明るい肌になるのです。
美白化粧品で敏感肌をケアできる理由
☑︎敏感肌の原因敏感肌の原因はストレスやホルモンバランスの乱れなど様々ありますが、「乾燥」が大きく関係しています。
肌は乾燥するとバリア機能が低下してしまい、様々な刺激に過剰反応するのです。
☑︎美白化粧品が敏感肌をケアする仕組み
美白化粧品には肌を白くする美白成分だけでなく、肌をうるおす保湿成分が配合されています。
保湿力が高い成分が配合された化粧品であれば、敏感な肌をやさしくケアして肌のバリア機能を高めるので、刺激に強い肌へと導いてくれます。
シミ・くすみを撃退!敏感肌の美白は生活習慣の見直しも大切
肌は生活習慣の影響を受けています。敏感肌の方はちょっとした生活の行動で肌が荒れたり、弱ったりするので、まずはできる部分から改善していきましょう。
まずは規則正しい生活習慣が大切
良質な睡眠
肌の生まれ変わりを助ける成長ホルモンは、眠りはじめて三時間後に多く分泌されます。寝る直前までスマホやパソコンをしているとブルーライトの影響で脳が興奮してしまい、睡眠の質が悪くなります。
眠りにつく前にはスマホやパソコンを見ないようにし、照明も落として良質な睡眠ができる環境を整えましょう。
紫外線を無防備に浴びない
紫外線を浴びるとシミができるだけでなく、肌内部の水分を奪って、乾燥を悪化させてしまいます。紫外線は365日降り注いでいるので、シミ対策としてはもちろん、乾燥対策としても日焼け止めは一年中塗るようにしましょう。
ストレスを溜め込まない
ストレスを感じると自律神経が乱れて血流が悪くなり、肌に必要な栄養が届きにくくなります。すると、肌のバリア機能が低下して、敏感肌やシミ・くすみが悪化してしまうのです。
ショッピングやスポーツなど自分なりのストレス発散方法を見つけて取り入れていきましょう。
敏感肌を改善する食事方法・内容
肌は食べたものから作られます。肌の内側から敏感肌を改善してくれる栄養素は積極的に摂っていきましょう。ビタミンC
ビタミンCには抗酸化作用があり、美白効果や保湿効果に優れています。ただし、ビタミンCは体内で一定量しか溜めることができないので、必要以上に食べても尿として排出されてしまいます。毎日少しずつ摂るのが理想的です。
☑︎食材:レモン、イチゴ、ブロッコリー、赤パプリカ、じゃがいもなど
タンパク質
タンパク質は肌の土台を作るだけでなく、細胞を活性化させるためにも必要不可欠な栄養素です。細胞が活性化されると刺激に強い肌になって敏感肌が改善されるので、毎食摂るようにしましょう。☑︎食材:肉、魚、卵、乳製品など
ビタミンA
ビタミンAは肌や粘膜を正常に保つ効果があります。肌を刺激から守る働きもあるので、バリア機能が低下した敏感肌にとってなくてはならない栄養素です。
☑︎食材:緑黄色野菜(ほうれん草、人参など)レバーなど
敏感肌でも美白ケアはできる!
美白したいけど敏感肌だから自分に合う化粧品がない…と諦めないでください。
敏感肌の原因や自分の肌状態を知ることで、どんな美白化粧品なら敏感肌でも使えるのか、正しい選択をすることができます。
使ってすぐに敏感肌を改善することは難しいものですが、食生活やスキンケア方法も一緒に見直すと、いち早く敏感肌のシミ・くすみを解消することができますよ。
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※美白とはメラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐことです。
◆参考文献
吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
朝田 康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
参考:敏感肌でも使える!低刺激で効果的な美白化粧品の成分比較
最後に、敏感肌の人でも安心して使える「低刺激の美白化粧品」をご紹介します。
下の表はブランドごとの成分を比較したものです。
価格は「トライアルセット価格」に加えて、継続して使うときに重要な「本商品の価格」を化粧水で比較しました。
美白成分 肌への優しさ | 保湿成分 | 刺激成分 | 価格 (税込) |
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朝鮮アザミ、ヨクイニン | ダマスクバラ花水、コメ胚芽油など | エタノール | お試し:1,480円/7日 化粧水:3,334円 |
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アルブチン | セラミド2(ヒト型セラミド) 濃グリセリン | メチルパラベン 香料など | お試し:1,480円/10日 化粧水:5,400円 |
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ビタミンC誘導体、アルブチン | コラーゲン ヒアルロン酸Na スクワランなど | エタノール 香料など | お試し:1,080円/5日 化粧水:4,104円 |
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m-トラネキサム酸、4MSK | 水溶性コラーゲンなど | エタノール l-メントール 香料など | お試し:1,188円/7日 化粧水:4,320円 |
分析をまとめた結果
「エリクシールホワイト」はm-トラネキサム酸と4MSKが配合されておりシミ予防としては効果的ですが、保湿成分の配合が少ないので敏感肌の人にはうるおいが物足りない化粧品です。
「アスタリフトホワイト」は、美白効果・保湿効果どちらも優れていますが、使われている美白成分(ビタミンC誘導体)の刺激が強いことが懸念されます。
実際、口コミでも「肌刺激を感じた」との評価が目立っていたため、敏感肌へのオススメ度は低めです。
「サエル」は敏感肌用の化粧品で肌への優しさに定評がありますが、成分を分析するとビタミンC誘導体が使われていたので、刺激を感じる可能性があります。
ただし、保湿成分にはセラミドが使われており、敏感肌に欠かせない「肌をうるおす力」に関しては高く評価できます。
サエルはパッチテストをしてみて、肌への刺激が気にならなければ効果的に「美白ケア+敏感肌ケア」ができる化粧品です。
HANAオーガニックの化粧品は天然100%で肌に優しい配合成分です。オーガニックコスメは肌を根本からケアできるのが特徴のため、上記3つの化粧品と比較すると効果を実感するスピードはゆるやかですが、肌が本来持つ輝きや明るさを取り戻せます。