一人暮らしのウォーターサーバーってどうなの?メリット・デメリットを解説
[公開日]2016/09/14[更新日]2017/07/11
ウォーターサーバー欲しいけど、ひとり暮らしの家に置いていいんだろうか?
一人暮らしのウォーターサーバー選びには、注意すべき点が多くあります。勢いだけで決めるとノルマに追われ、邪魔な存在になるので、しっかり比較することが重要です。
この記事では一人暮らしの家にウォーターサーバーを置くメリット・デメリットを比較し、一人暮らしのウォーターサーバーはどれがオススメなのかという疑問に答えます。
ここでは、初期費用・サーバーレンタル料無料のウォーターサーバーの中でも月額費用の安い3社を比較しています。比較のポイントは以下の3点です。
ウォーターサーバーの電気代は電気会社やサーバータイプによって差がありますが、エコモード搭載のサーバーだと月400円程度~におさえることができます。
ウォーターサーバを活用しながらも電気代を抑えるためにできる、簡単な節電のポイントをチェックしてみましょう。
・エアコンの温度を26~28度に保つ
・長期の外出のときは冷蔵庫やウォーターサーバー以外の電源を切る
・ウォーターサーバーをエコモードで使用する
・冷水のみのウォーターサーバーを購入する
設置場所としては、キッチンやリビングなどが一番サーバーを利用しやすい部屋ですが、設置するにあたってスペースを確保できるかを確認してみましょう。
スペースを極端に抑えたい場合は卓上に設置できるような小さなタイプもありますが、平均して幅30cm奥行45cm(A4ファイルが置けるくらい)高さが100~150cm程度のスペース確保ができればほとんどのサーバーが設置できます。
また、設置場所は転倒防止を考えて、家具と家具の間や部屋の角などがベストです。
サーバーを購入して、毎月ボトル2本を頼んだとしても、それをすべて飲み切るのは一人暮らしでは結構大変です。なので1本は飲んで、もう一つはストックしておくということが多くなります。
ですが、ストックも半年~1年で賞味期限を迎えてしまうので、1本はストックして1本は飲む、次が来たらストックから消費する。というような流れができるように、月1~2本飲み切れる量のコンパクトなボトルのサーバーを選ぶようにしましょう。
ウォーターサーバーには、契約時に初期費用が発生するものやメンテナンス料が別途発生するものもあります。ただし、初期費用やメンテナンス料がかからないメーカーもあります。
最近のウォーターサーバー業界では、サーバー設置料、レンタル料やメンテナンス料といった初期費用・年会費は基本0円(無料)となっていることがほとんどです。ひとり暮らしで水の消費量が少ないので、できるだけランニングコストを減らすようにしましょう。
その方法のひとつとして、サーバーのレンタル料金は0円を選びましょう。毎月の支払いが水ボトル代と電気代のみになります。とはいっても、条件を満たさない場合(ノルマなど)にサーバー本体のレンタル料金を請求されることもあります。
クリクラミオの水は500mlあたりで68.75円の天然水ですので、コンビニや市販のペットボトルよりも安く済みます。他社のウォーターサーバーと比べても安いので、値段だけ見てもクリクラは一人暮らしの財布に優しく、購入しやすいサーバーと言えます。
クリクラミオの場合は、ノルマの心配がなく「自分の好きな本数」×「1~6週間周期の定期配送」と、配達量・ペースを選択できます。
例えば、極端に少なくする場合には6週間で1本(8Lボトル)で1,100円、少し増やす場合に4週間に2本で2,200円など、自分のライフスタイルに合わせたウォーターサーバーの水宅配を頼むことができます。
1本から注文可能なので、ノルマなどの心配をする必要がないというのは、一人暮らしの財布にもうれしいサーバーです。ただし、一回あたりの注文歩数が3本以下の場合は、配送料として500円必要となっています。
クリクラのサーバーはA4サイズのファイルが床に置けるスペースがあれば設置可能なので、場所をとらず、コンパクトにおさえられるのは助かります。見た目もシンプルで、温水コックには安全コックもついているので誤作動の心配もいりません。
水ボトルのサイズもそこまで大きくなく、ストックしておいても1~2本なら重ねて置けるのでかさばりません。使用後の水ボトルは小さくつぶせるためゴミも少なく済ませることができます。
クリクラミオの公式サイトはこちら
一番いいのはノルマなしで使い切ったら次を頼むということができれば一番いいのですが、一人暮らし向けのウォーターサーバーの場合、ノルマが設けられている場合がほとんどです。
契約前に、ノルマの有無を確認し、月何本程度がノルマになってくるのかを事前にチェックしましょう。
本来ノルマをクリアしていれば0円で済むサーバーレンタル料金がかかるので、水代+サーバーレンタル料金+電気代となります。
このような事態を避けるために、毎月のノルマがないサーバーを選ぶか、月2本であればそれだけを使いきれるようなウォーターサーバーを選ぶ必要があります。
しかし、あまり自炊をしない・自宅で過ごす時間が少ないという場合にはノルマ達成は難しくなりますし、ノルマを気にして生活していくことになります。
例えば、1本約7Lのボトルを月2本必ず使用するノルマがある場合、1.5Lペットボトルを1カ月で9~10本飲み切る換算です。月にどれくらい水を消費できているのかを知りたい場合には、1.5Lペットボトルを毎月どれくらい消費しているのかで確認してみましょう。
ただし、インテリアにもなるフレシャスデュオは、1ヶ月の最低利用本数(ノルマ)の量が多いため、ひとり暮らしには不向きです。
フレシャスデュオは契約の際、水を1ヶ月に2箱頼むことで翌月のサーバーレンタル代500円が無料となります。1箱には7.2Lパックが4つ入りなので、合計8つの水パック(57.6L)を1ヶ月で消費していかなければ、水代+サーバーレンタル料500円を支払わなければなりません。
一人暮らしでは57Lを1月で消費するのは難しいので、水代+レンタル代+ノルマを考えると、金額的に一人暮らしには向かないウォーターサーバーという判断ができます。
※ウォーターサーバー業者によって制度には差があり、休止料が発生する場合があります。
水の量を比較したときに量が多い順は「フレシャスデュオ>コスモウォーター>サントリー天然水>クリクラ」となっています。ノルマで考えてみてもフレシャスデュオの57.6Lを毎月というのはかなり厳しく感じます。
このようなノルマがある場合には、1ヶ月飛ばしで頼むという「お休み制度」が設けられていることがほとんどなので、これを利用してうまく水の代金と消費の調節をしていく必要があります。
お休み制度は、1ヶ月休むのは無料、2ヶ月以上は有料となっていることがほとんどです。(会社によって差があります)
お休み制度を使う際の「休止料」にも注目すると、フレシャスとサントリーは1,000円と他社に比べて割高で、水量も多めなため一人暮らしには向きません。
自宅では定期的にサーバーをアルコールで拭いたり、部品を熱湯につけて殺菌するといったセルフメンテナンスを心がけましょう。
特にサーバーの注水口は部品の中で最も湿っていて雑菌も繁殖しやすいので、定期的に自分で拭いたり消毒したりというメンテナンスをする必要があります。サーバー自体が熱湯などを循環させ、自動で殺菌・消毒するタイプもあるので面倒な場合は自己メンテナンス機能があるサーバーを選ぶと安心です。
・水の出が悪い
・温度が冷たくない、温かくない
といったことが起こったら、サーバー内部にカビや雑菌が繁殖していたり、サーバーの故障が考えられます。そのような場合はカスタマーセンターへ連絡してメンテナンス・サーバーの交換を頼みましょう。
ワンウェイボトルは水が外気に触れないので雑菌がボトル内に入り込む心配もなく、鮮度を保ったままのおいしい水を飲むことがます。ボトルも使い切るころには小さくつぶれてしまっているのでゴミも少なく済ませることが可能です。
ガロンボトル(リターナブルボトル)に比べると、小さめのものが多く自宅でストックする分にもかさばりにくくなっています。宅配業者に玄関まで運んでもらい、そこから自分でキッチンまで運ぶときもガロンボトルより軽く、ストックを置く場所も取らりません。そのため、選び方のポイントとして「ワンウェイボトルかどうか」というのが一つのポイントです。
水の賞味期限は会社によって差がありますが、天然水は未開封で半年~1年。開封後は1ヶ月。RO水は天然水に比べて少し長めで未開封で1年。開封後は半月~1ヶ月となっています。
節電のためと言って、冷蔵庫やサーバーの電源を抜けば、水も食品も鮮度や品質が落ちてしまいます。ウォーターサーバーの電源は長期の旅行(1カ月以上~)でない限りは電源を切らないようにしましょう。
1日に飲む水の量は、一人あたり平均1.5L~2Lと言われています。あくまで自宅で1日を過ごせばこれくらいの水は必要ということですが、仕事や学校などで外出していれば、さらに量は減ります。
半日外出したとして、自宅で飲む水の量はおよそ半分の500ml~1L程度ですが、それくらいの量だったらもはや浄水器の水やペットボトルで十分という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ウォーターサーバーと違って、浄水器は初期の設置費用(およそ5,000円~1万円程度)と、定期的なカートリッジ交換が必要です。手間はかかりますが、コスパで比較すると浄水器の方がコストは安く済みます。
しかし、ペットボトルを買うかウォーターサーバーを導入するかで比較すると、最安値のクリクラミオは水500mlで69円、500mlペットボトルのミネラルウォーターは100円〜になります。
ウォーターサーバー購入前に、自分のライフスタイルを思い返してみて、実際に飲んだり、料理に使ったりしている水の量を確認してみましょう。
ウォーターサーバーのメリット・デメリットを比較してみました。わかったことは、ひとり暮らしの家が「ただ寝るだけならば、不要である」ということです。
ただし、ネックはお金です。最も安くウォーターサーバーを利用した場合でも月額トータルで3,000円ほどかかります。自宅にいる時間が長ければ、その分ウォーターサーバーを使う機会も増えますが、在宅時間が短ければ、使わない温度と衛生管理のためだけの消費電力となります。
水自体は生ものなので、長期間放置していると腐ったり、カビが生えるので、捨てなければなりません。自宅にいる時間が一定している人に一人暮らしの方には、使いやすさや水を買いに行く手間が省けるので、ウォーターサーバーのメリットを受けやすいでしょう。
日中仕事で自宅にいる時間が短く、寝るだけにしか家にいない、外食が多いという人は水の使用量がかなり少なくなるのでおすすめはできません。
今回、ウォーターサーバーをここまで調査するまでは、使いにくい、お金がかかる、毎月のノルマが心配といったマイナスなイメージが強く、一人暮らしではウォーターサーバーは家計の負担にしかならないだろうと思っていました。
しかし、ペットボトルの水を買うよりも安く済ませることができたり、ノルマなしで使うことができるサーバーがあるので、利便性重視のひとり暮らしには向いています。
一人暮らしのウォーターサーバー選びには、注意すべき点が多くあります。勢いだけで決めるとノルマに追われ、邪魔な存在になるので、しっかり比較することが重要です。
この記事では一人暮らしの家にウォーターサーバーを置くメリット・デメリットを比較し、一人暮らしのウォーターサーバーはどれがオススメなのかという疑問に答えます。
目次
《管理人:安藤美和子》
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
一人暮らしウォーターサーバーは価格・ボトル・サイズに注目
ここでは、初期費用・サーバーレンタル料無料のウォーターサーバーの中でも月額費用の安い3社を比較しています。比較のポイントは以下の3点です。
月額費用(レンタル料+水ボトル料+電気代)
ボトルのコンパクトさ
ウォーターサーバー本体の大きさ
ボトルのコンパクトさ
ウォーターサーバー本体の大きさ
ウォーターサーバーにかかる月額利用料は、水代と電気代
ウォーターサーバーは水代はもちろんですが、サーバーで水を冷やしたり保温したりするための電気代も必要です。サーバーの電気は、水の品質維持のためにも必ず必要なものですから完全になくすことはできません。ウォーターサーバーの電気代は電気会社やサーバータイプによって差がありますが、エコモード搭載のサーバーだと月400円程度~におさえることができます。
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。ひとり暮らしだったら、電気代は月額1000円以下のものを選ぶこと。それ以上かかるものは、ひとり暮らしには割が合わないわ。
ウォーターサーバを活用しながらも電気代を抑えるためにできる、簡単な節電のポイントをチェックしてみましょう。
電気代を安くするためにできること
・スイッチ式の延長コードを利用して、必要ない時はこまめに切る・エアコンの温度を26~28度に保つ
・長期の外出のときは冷蔵庫やウォーターサーバー以外の電源を切る
・ウォーターサーバーをエコモードで使用する
・冷水のみのウォーターサーバーを購入する
ガスコンロでお湯を沸かしてた人は、ガス代節約になるわね。
一人暮らし部屋向きの省スペースサーバーを選ぶ
一人暮らしでウォーターサーバーを購入する場合、購入価格もですが設置・導入場所についても考える必要があります。設置場所としては、キッチンやリビングなどが一番サーバーを利用しやすい部屋ですが、設置するにあたってスペースを確保できるかを確認してみましょう。
スペースを極端に抑えたい場合は卓上に設置できるような小さなタイプもありますが、平均して幅30cm奥行45cm(A4ファイルが置けるくらい)高さが100~150cm程度のスペース確保ができればほとんどのサーバーが設置できます。
また、設置場所は転倒防止を考えて、家具と家具の間や部屋の角などがベストです。
消費量が少なめの一人暮らしは、水の賞味期限を考えてコンパクトボトルが◯
ウォーターサーバーの水は「生もの」という扱いで、賞味期限があります。ボトル水の保存期限は未開封で約半年~1年が目安です。サーバーを購入して、毎月ボトル2本を頼んだとしても、それをすべて飲み切るのは一人暮らしでは結構大変です。なので1本は飲んで、もう一つはストックしておくということが多くなります。
軽量のボトルだったら女性の一人暮らしでも水交換が簡単になるから、そういった意味でもコンパクトな水ボトルの方がいいんだね。
ですが、ストックも半年~1年で賞味期限を迎えてしまうので、1本はストックして1本は飲む、次が来たらストックから消費する。というような流れができるように、月1~2本飲み切れる量のコンパクトなボトルのサーバーを選ぶようにしましょう。
開封済のボトルは半月~3カ月以内が賞味期限として指定されていることがほとんどです。ですが、開封後(設置後)は半月~1カ月以内に飲み切った方が衛生的で安心です。
1本からの宅配も!一人暮らしのウォーターサーバーランキング
ウォーターサーバーには、契約時に初期費用が発生するものやメンテナンス料が別途発生するものもあります。ただし、初期費用やメンテナンス料がかからないメーカーもあります。
商品名 総合評価
全体的なコスパがいい
他社に比べて電気代が一番安い
水の量は一人暮らし向き 月額目安
2,300円~
3,985円~
4,150円~ 水代
【8Lボトル】
8L 1,100円~ / 500mlあたり69円~
【12Lボトル】
12L 1,760円~ / 500mlあたり73円~
【7.8Lボックス】
7.8L 1,150円 / 500mlあたり74円
最近のウォーターサーバー業界では、サーバー設置料、レンタル料やメンテナンス料といった初期費用・年会費は基本0円(無料)となっていることがほとんどです。ひとり暮らしで水の消費量が少ないので、できるだけランニングコストを減らすようにしましょう。
その方法のひとつとして、サーバーのレンタル料金は0円を選びましょう。毎月の支払いが水ボトル代と電気代のみになります。とはいっても、条件を満たさない場合(ノルマなど)にサーバー本体のレンタル料金を請求されることもあります。
クリクラミオ / ナック
クリクラミオが一人暮らしにぴったりな3つの理由
業界最大手の安心感&最安値
クリクラミオは、クリクラから販売されている初めてのです。クリクラは、最大手の安心感、信頼があります。クリクラミオの水は500mlあたりで68.75円の天然水ですので、コンビニや市販のペットボトルよりも安く済みます。他社のウォーターサーバーと比べても安いので、値段だけ見てもクリクラは一人暮らしの財布に優しく、購入しやすいサーバーと言えます。
ライフスタイルに合わせたペースの本数&配達!
一人暮らしだと、水を飲むペースに不安があります。「毎月定期で来る水がどんどん溜まってかさばってしまいそう」「使い切らないで捨ててしまいそう」と、いう心配があります。クリクラミオの場合は、ノルマの心配がなく「自分の好きな本数」×「1~6週間周期の定期配送」と、配達量・ペースを選択できます。
例えば、極端に少なくする場合には6週間で1本(8Lボトル)で1,100円、少し増やす場合に4週間に2本で2,200円など、自分のライフスタイルに合わせたウォーターサーバーの水宅配を頼むことができます。
1本から注文可能なので、ノルマなどの心配をする必要がないというのは、一人暮らしの財布にもうれしいサーバーです。ただし、一回あたりの注文歩数が3本以下の場合は、配送料として500円必要となっています。
設置はA4サイズで見た目もスマート
一人暮らしで1LDKのアパートなどに暮らしていると、場所をとるような大きな買い物はあまりしたくありません。クリクラのサーバーはA4サイズのファイルが床に置けるスペースがあれば設置可能なので、場所をとらず、コンパクトにおさえられるのは助かります。見た目もシンプルで、温水コックには安全コックもついているので誤作動の心配もいりません。
水ボトルのサイズもそこまで大きくなく、ストックしておいても1~2本なら重ねて置けるのでかさばりません。使用後の水ボトルは小さくつぶせるためゴミも少なく済ませることができます。
クリクラミオの公式サイトはこちら
一人暮らしだと厳しい?ウォーターサーバーの注文ノルマ比較
ウォーターサーバーの注文ノルマとは
ウォーターサーバーを成約した際に、1月の使用料のノルマが設定されている場合があります。ウォーターサーバーのノルマとは、「毎月一定数のボトルを頼む必要がある」というものです。一番いいのはノルマなしで使い切ったら次を頼むということができれば一番いいのですが、一人暮らし向けのウォーターサーバーの場合、ノルマが設けられている場合がほとんどです。
契約前に、ノルマの有無を確認し、月何本程度がノルマになってくるのかを事前にチェックしましょう。
ノルマがクリアできないとどうなる?
ウォーターサーバーメーカーによって差があります。例えば、フレシャスデュオの場合はノルマがクリアできなかった場合、翌月、サーバーレンタル料金(500円)がかかってきます。本来ノルマをクリアしていれば0円で済むサーバーレンタル料金がかかるので、水代+サーバーレンタル料金+電気代となります。
このような事態を避けるために、毎月のノルマがないサーバーを選ぶか、月2本であればそれだけを使いきれるようなウォーターサーバーを選ぶ必要があります。
ノルマがあるから一人暮らしだとウォーターサーバーは無理?
一人暮らしでは、飲み水としての水を1日約2Lほど消費しています。さらに、料理に使ったりするとある程度のサーバーのノルマは達成できてしまいます。しかし、あまり自炊をしない・自宅で過ごす時間が少ないという場合にはノルマ達成は難しくなりますし、ノルマを気にして生活していくことになります。
例えば、1本約7Lのボトルを月2本必ず使用するノルマがある場合、1.5Lペットボトルを1カ月で9~10本飲み切る換算です。月にどれくらい水を消費できているのかを知りたい場合には、1.5Lペットボトルを毎月どれくらい消費しているのかで確認してみましょう。
フレシャスデュオは一人暮らしには向かない?その理由はノルマにある
本格的に調べている方はご存じかもしれませんが、これまでになかったおしゃれなウォーターサーバーとして、注目を浴びているフレシャスデュオがあります。ただし、インテリアにもなるフレシャスデュオは、1ヶ月の最低利用本数(ノルマ)の量が多いため、ひとり暮らしには不向きです。
フレシャスデュオは契約の際、水を1ヶ月に2箱頼むことで翌月のサーバーレンタル代500円が無料となります。1箱には7.2Lパックが4つ入りなので、合計8つの水パック(57.6L)を1ヶ月で消費していかなければ、水代+サーバーレンタル料500円を支払わなければなりません。
一人暮らしでは57Lを1月で消費するのは難しいので、水代+レンタル代+ノルマを考えると、金額的に一人暮らしには向かないウォーターサーバーという判断ができます。
お休み制度(スキップシステム)をうまく活用すればあり?
例に挙げたフレシャスデュオの様なサーバーを使っていく方法として1月ごとに「お休み制度(水配送の一時停止)」を使うという方法があります。頼んだ次の月は配達をお休みしていくという2カ月に1度水の配達をするというような方法です。※ウォーターサーバー業者によって制度には差があり、休止料が発生する場合があります。
レンタル料 最低注文数 / 月 休止料 クリクラミオ
無料
1本(8L 1100円)から/3本未満は1本あたり送料500円
2カ月以上
月額800円 コスモウォーター
無料
1セット 3520円 (12L×2本=24L)
2カ月以上
月額800円 サントリー天然水
無料
1セット 3450円 (7.8L×3箱=23.4L)
2カ月以上
月額1000円
フレシャスデュオ
前月2セット以上で次月無料
通常月額500円
2セット 8,640円(7.2L×4本=28.8L)×2
2カ月以上
月額1000円
毎回のノルマ1セットの水の量にも注目!
ノルマがないクリクラミオと、ノルマがある他社を比べてみるとやはりない方が金額的に安く見えます。金額的にもですが、もう一つ水の量にも注目してみましょう。水の量を比較したときに量が多い順は「フレシャスデュオ>コスモウォーター>サントリー天然水>クリクラ」となっています。ノルマで考えてみてもフレシャスデュオの57.6Lを毎月というのはかなり厳しく感じます。
このようなノルマがある場合には、1ヶ月飛ばしで頼むという「お休み制度」が設けられていることがほとんどなので、これを利用してうまく水の代金と消費の調節をしていく必要があります。
お休み制度は、1ヶ月休むのは無料、2ヶ月以上は有料となっていることがほとんどです。(会社によって差があります)
お休み制度を使う際の「休止料」にも注目すると、フレシャスとサントリーは1,000円と他社に比べて割高で、水量も多めなため一人暮らしには向きません。
一人暮らしのウォーターサーバーは日頃のお手入れが必須
注水口は要注意!サーバーの表面のメンテナンスは自分で
せっかく衛生的で安全な水を飲めるのに、サーバーのメンテナンスを怠っていてはサーバーに雑菌が繁殖してしまい、体調に悪影響を及ぼす原因となりかねません。自宅では定期的にサーバーをアルコールで拭いたり、部品を熱湯につけて殺菌するといったセルフメンテナンスを心がけましょう。
特にサーバーの注水口は部品の中で最も湿っていて雑菌も繁殖しやすいので、定期的に自分で拭いたり消毒したりというメンテナンスをする必要があります。サーバー自体が熱湯などを循環させ、自動で殺菌・消毒するタイプもあるので面倒な場合は自己メンテナンス機能があるサーバーを選ぶと安心です。
気になったらすぐにカスタマーセンターへ
・水自体の味や色が変わった・水の出が悪い
・温度が冷たくない、温かくない
といったことが起こったら、サーバー内部にカビや雑菌が繁殖していたり、サーバーの故障が考えられます。そのような場合はカスタマーセンターへ連絡してメンテナンス・サーバーの交換を頼みましょう。
ガロンボトルより真空パックのワンウェイボトルを選ぶ
衛生を気にする際には、水のボトルにも注目してみましょう。最近のウォーターサーバーのボトルは「ワンウェイボトル」といって、ボトル自体が収縮して水を押し出すタイプが増えてきました。ワンウェイボトルは水が外気に触れないので雑菌がボトル内に入り込む心配もなく、鮮度を保ったままのおいしい水を飲むことがます。ボトルも使い切るころには小さくつぶれてしまっているのでゴミも少なく済ませることが可能です。
ガロンボトル(リターナブルボトル)に比べると、小さめのものが多く自宅でストックする分にもかさばりにくくなっています。宅配業者に玄関まで運んでもらい、そこから自分でキッチンまで運ぶときもガロンボトルより軽く、ストックを置く場所も取らりません。そのため、選び方のポイントとして「ワンウェイボトルかどうか」というのが一つのポイントです。
1人暮らしは水の賞味期限にも注意
先にも述べましたが、ウォーターサーバーの水は「生もの」という扱いです。ストックをためっぱなしにしていつの間にか賞味期限が切れていたということがないように、水の賞味期限にも気を使いましょう。水の賞味期限は会社によって差がありますが、天然水は未開封で半年~1年。開封後は1ヶ月。RO水は天然水に比べて少し長めで未開封で1年。開封後は半月~1ヶ月となっています。
【注意!】電気で品質管理をしているので、電気コードは抜かない
ウォーターサーバーの水は食品と同じく生ものです。食品を冷蔵庫で保存するように、水はサーバー内部で冷やされたり、保温されたりして保存されています。節電のためと言って、冷蔵庫やサーバーの電源を抜けば、水も食品も鮮度や品質が落ちてしまいます。ウォーターサーバーの電源は長期の旅行(1カ月以上~)でない限りは電源を切らないようにしましょう。
もし、長期間家を空ける時はどうしたらいいの?
そういう時は契約した会社に事前に連絡しておく必要があるわ。『1カ月家を空けるので配達を止めてほしい』『一定期間止めて〇月頃から再開してほしい』ということを電話しておけば、対応してくれるから心配しないで。
ウォーターサーバーと浄水器やペットボトルを比較してみた
半日外出したとして、自宅で飲む水の量はおよそ半分の500ml~1L程度ですが、それくらいの量だったらもはや浄水器の水やペットボトルで十分という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ウォーターサーバーと違って、浄水器は初期の設置費用(およそ5,000円~1万円程度)と、定期的なカートリッジ交換が必要です。手間はかかりますが、コスパで比較すると浄水器の方がコストは安く済みます。
しかし、ペットボトルを買うかウォーターサーバーを導入するかで比較すると、最安値のクリクラミオは水500mlで69円、500mlペットボトルのミネラルウォーターは100円〜になります。
ウォーターサーバー購入前に、自分のライフスタイルを思い返してみて、実際に飲んだり、料理に使ったりしている水の量を確認してみましょう。
自宅滞在時間で決まる一人暮らしウォーターサーバーの満足度
ウォーターサーバーのメリット・デメリットを比較してみました。わかったことは、ひとり暮らしの家が「ただ寝るだけならば、不要である」ということです。
デメリット:最大のネックはお金と邪魔かどうか
・毎月水道代と別に水ボトル代がかかる
・毎月500円〜700円ほど電気料金が増える
・業者によってはノルマ(最低利用本数)がかかってくる
・サーバーとストックの保存のための場所をとる
・毎月500円〜700円ほど電気料金が増える
・業者によってはノルマ(最低利用本数)がかかってくる
・サーバーとストックの保存のための場所をとる
メリット:やっぱり生活が便利になる
・冷えた水/温かいお湯がすぐに使えて便利
・一人分のカップ麺のお湯を毎回やかんで沸かさなくてよい
・重たい水を買ってくる必要がなくなる
・水道水よりおいしい水が飲める
・ペットボトルのゴミが減らせる
・一人分のカップ麺のお湯を毎回やかんで沸かさなくてよい
・重たい水を買ってくる必要がなくなる
・水道水よりおいしい水が飲める
・ペットボトルのゴミが減らせる
ウォーターサーバーは便利だが、「在宅時間の長さ」によって満足度に違いがでる
ウォーターサーバーの最大のメリットは「利便性」です。ウォーターサーバーがあることで、水を買う手間も冷やしたり、沸騰させる手間がなくなります。生活を便利にし、衛生面や安全面においても安心できるので、忙しい一人暮らしの方には適しています。ただし、ネックはお金です。最も安くウォーターサーバーを利用した場合でも月額トータルで3,000円ほどかかります。自宅にいる時間が長ければ、その分ウォーターサーバーを使う機会も増えますが、在宅時間が短ければ、使わない温度と衛生管理のためだけの消費電力となります。
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。ひとり暮らしだと、水の価格も気になるけど、常に電気代がかかってるから、電気代がいくらするかは必ずチェックしなくちゃね。
水自体は生ものなので、長期間放置していると腐ったり、カビが生えるので、捨てなければなりません。自宅にいる時間が一定している人に一人暮らしの方には、使いやすさや水を買いに行く手間が省けるので、ウォーターサーバーのメリットを受けやすいでしょう。
日中仕事で自宅にいる時間が短く、寝るだけにしか家にいない、外食が多いという人は水の使用量がかなり少なくなるのでおすすめはできません。
一人暮らしだからこそウォーターサーバーはメリットが大きい
今回、ウォーターサーバーをここまで調査するまでは、使いにくい、お金がかかる、毎月のノルマが心配といったマイナスなイメージが強く、一人暮らしではウォーターサーバーは家計の負担にしかならないだろうと思っていました。
しかし、ペットボトルの水を買うよりも安く済ませることができたり、ノルマなしで使うことができるサーバーがあるので、利便性重視のひとり暮らしには向いています。
比較調査してわかったウォーターサーバー3つの事実
衛生的で安全な水が自宅で簡単に飲める
飲料水の値段も安く済ませることができる
場所もそこまで取らない
飲料水の値段も安く済ませることができる
場所もそこまで取らない