【水質分析官が評価】クリクラは天然水じゃないからこそ良い！悪い口コミを実物を使って検証

クリクラは天然水ではなく、天然水を製品化するよりも低コストでおいしい水ができる「RO」という技術で製造された人工的な水です。低コストでおいしい水が作れるからこそ、クリクラはファミリー世帯に向いているという良さがあります。

しかし、それでも天然水の方がイメージが良いものです。なぜこんなに支持を集めているのかは使ってみないとわからないですよね。そこで、実際にクリクラがどれほどのものなのかを実物で検証して評価しました。

料金はもちろん、水の質からサーバー本体の機能まで、水質分析官の視点で解説します。ぜひ、ウォーターサーバー選びの参考にしてみてくださいね。

最適世帯	月コスト	水量
1人暮し 2人家族	¥2,500 (税抜)	24L (2本)
3~4人 家族	¥5,000 (税抜)	48L (4本)
4~5人 家族	¥7,500 (税抜)	72L (6本)

ウォーターサーバーの月の支払料金は、月の使用料（レンタル料）と水代（ボトル代）で決まります。

クリクラのウォーターサーバーはレンタル料0円です。そして、入会金や解約金もないので、実際に必要となる費用は水代のみになります。

水代も、12L入るボトルで1本1,250円（税別）です。500mlあたり¥52ととってもリーズナブルです。例えば、1〜2人暮らしで1ヶ月2本消費したとします。2本で2,500円（税別）なので、1日約83円という計算になります。この低価格の理由は天然水ではなく、RO水を活用しているからですね。

ちなみに、メンテナンス費用として毎年5,000円（税別）がかかります。また、水の購入が3ヶ月で6本未満の場合、レンタル料1,000円（税別）となるので注意が必要です。


クリクラの公式サイトはこちら

検証の前に口コミをチェック

安くて充実した宅配サービスが好評！スペースに余裕のある家向き

口コミを見てみると、スタッフの対応が良いというものが多くありました。水自体の品質の良さも大切ですが、気持ち良くサービスを受けられるというのは基本ですよね。また、安いのもポイントです。

ただ、反対にボトルが「邪魔」「重い」という悪い口コミも多くありました。女性や高齢者が扱うのには、少し力がいるのはマイナスポイントかもしれませんね。

今回試したサーバーは「クリクラサーバーL」

クリクラには通常サーバーと省エネサーバーがありますが、今回は通常のサーバーで実験しました。

使ってみて感じたクリクラサーバーの気になる点

このボトル、重いです。何せ１２リットル入っていますので、12kgは超えるということです。

これを１メートルほど高く持ち上げて、逆さまにして小さな穴に差し込むという作業は結構大変です。男性だと大丈夫ですが、女性の方には苦痛かもしれません。


クリクラの１２リットルボトルは水が空になっても潰れることはないので、そのままの大きさで存在し続けます。このサイズの空のボトルを家の中に置かなければならないので、あまり自宅にスペースがない方は置き場所に困ると思います。

空のボトルは回収してくれるので、ゴミが出ないという点は良いですね。問題はとにかく置き場所です。


このようにコックがそのまま出ているので、子供がカンタンに手を触れることができてしまうのが気になります。温水に関してはチャイルドロックがありますが、冷水についてはコックをひねればカンタンに出てしまうので注意が必要です。

冷水はメーカーに依頼すれば、チャイルドロックを付けてくれますので、いたずらが心配な方は問い合わせてみることをお勧めします。また、各々で衛生面に気をつけて管理する必要もあるかと思います。


この通り、グラスなどを置くスペースがほぼないので、注ぐ時は必ず手に持って注ぐのが前提となります。


このように大き目のカップ麺は片手で底を持ったままお湯を注がなければなりません。台があれば、熱くない縁を持って注げるのですが…。大きめのカップ麺の場合、片手で縁を持っていると重くて落としそうになります。うまく台に引っ掛けて注ぐと熱くなさそうですが、それもバランスを崩すのが怖いです。

だんだん指に感じる重さと熱さが増し、「熱くて持てない！」とやけどしたりしないように注意してくださいね。

使ってみて感じたクリクラサーバーの良かった点

他のメーカーのウォーターサーバーの場合は、宅配便で段ボールに入ったサーバーが届けられて自分自身で設置作業を行わなければならないものが多いです。大きなダンボールが残り、ゴミの処理も面倒です。

クリクラの場合は、設置作業をスタッフが行ってくれるので安心です。スタッフから使い方の説明もしてもらえます。このタイミングでわからないことを聞いてみると良いですね。


注ぎ口の設計がシンプルで、ただコックが付いているだけなので、どんな容器でも注ぎやすいです。


ペットボトルも哺乳瓶も簡単です。


お鍋に入れても特に注ぎにくさは感じませんでした。先述の通り、トレイがないのでグラスなどに入れる場合も置くことができませんが、手に持ってさえいればどんなものでも簡単に注げるのは良い点ですね。


置いてみて初めて気になる、ウォーターサーバーの「音」の問題。騒音計を使用して計測してみたところ、クリクラサーバーは特に大きな音を出しているわけではありませんでした。

図書館が大体40dbAくらいなのだそうです。クリクラサーバーのそばに騒音計を当てるとわずかに数値が上がったので、わずかに音は出ていますね。

使いやすいシンプルなウォーターサーバー

実験してみた印象としては、使いやすくてシンプルな設計のウォーターサーバーであるということでした。

他と比べて抜きんでた機能がないという反面、シンプルなのでどなたでも直感的に利用しやすいというメリットがあります。

また、自社スタッフが設置をしてくれたり、水を持って来てくれるのは安心ですね。何か疑問や不安があればスタッフに相談すれば良いので安心です。サーバーをレンタルしているのですから、いつでも機械の相談できるスタッフが近くにいるのは安心ですね。

クリクラの公式サイトはこちら

不満に感じている点はどこですか？

やはり、ボトルが場所をとるという声が最も多かったですね。ボトルは専用のラックもありますので、そうしたものを活用するのも手です。ボトルも含めて、どこに置くのかをよく確認する必要がありますね。


「料金が高い」という方も多かったです。しかし、業界全体でみると、クリクラの水の値段は最安値クラスです。クリクラで高いということであれば、浄水器などウォーターサーバーとは別の手段で飲み水を考えたほうが良いのではないかと思います。


いずれも夜になると気になるという声です。実際に騒音計で計測するとあまり差はありませんでしたが、実際は無音というわけではありません。また、不定期に「ゴー」という音がなったりします。神経質な方ですと気になったりすることはあるかもしれません。

寝室からは離しておくなどの対策をすると万全だと思います。

満足している点はどこですか？

ウォーターサーバーそのものに満足をしているという声が多かったです。クリクラは無料のお試しができるので、ウォーターサーバーのある暮らしを一度体験してみるのは良いと思います。生活がどう変わるかを実感するのは、試してみるのが一番です。


宅配スタッフの評判が良いのはクリクラの特徴です。水を売る商売という感覚ではなく、水をお届けするサービスという感覚で業務に取り組まれている姿勢が感じられます。宅配便でただ水が届けられる業者とは一線を画します。


クリクラの水が美味しいという声も多かったですね。飲み物を買わなくなったり、ジュースを飲まなくなったり、赤ちゃんがミルクをよく飲むようになったりと、様々な声をうかがうことができました。

ウォーターサーバーを選ぶポイント

私たちの生活に欠かせないのが水です。飲み水に料理、よくよく考えると1日に何10Lと使っているものです。

1本の値段はそれほどでも、長く使えば使うほど多額になりますよね。やはり、ウォーターサーバーを選ぶのなら、少しでも水の値段は安いものを選ぶのがポイントです。

ちなみに、使用される水には湧き水を利用した「天然水」と人工の「RO水」があります。使用される水によっても値段は大きく変わるので、ウォーターサーバーを選ぶ際には注目したいですね。

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ウォーターサーバーを選ぶ際、どうしても忘れがちなのがサーバー本体の寸法です。実物を見たことがある人なら分かりますが、結構大きいんですよね。

筆者自身、自宅でも使用していますがちょっとした家具くらいあります。置き場所をあらかじめ決めて、きちんとサイズをチェックしておかないと「入らない…」「邪魔…」ということになるかもしれません。

ちなみに、ウォーターサーバーの中には「卓上タイプ」のものもありますが、これも要注意です。机や食器棚など、置き場所を確保するのが意外と難しいんですよ。普段どのように使用したいか、実際の部屋を想像しながら決めるのがオススメです。

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正直なところ、ウォーターサーバーは使用している水よりも、サーバー本体の使いやすさで選んだ方がいいですよ。なぜなら、水の違いはそれほどなくても、各社ごとにウォーターサーバーの使いやすさには大きな差があるからです。

特に、「ボトルをどのようにセットするのか」「ボタンの形状と位置」には注意が必要です。10L以上のボトルをセットするのは大変ですよね。

また、子どもがいる家庭なら、しっかりしたいたずら防止機能（チャイルドロック）が付いているウォーターサーバーを選ぶ必要もあります。自分にはどんな機能が必要かを考えて選ぶのがいいでしょう。

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クリクラのポイント

画像出典：クリクラ公式サイト

画像出典：クリクラ公式サイト

クリクラでは、RO水にミネラル成分をプラスしたものが使用されています。このRO水というのは、RO膜で不純物を取り除いた水です。つまり、「限りなく純水に近い水」ということです。

クリクラではさらに「おいしさ」を追求し、RO水にミネラル成分をプラスして味を調整しています。人工とはいえ、こだわりのミネラルウォーターです。例えRO水だとしても、クリクラの水なら安心かつ美味しく飲むことができます。

天然水よりも低コストに、おいしい水を飲むためにはROの技術は欠かせません。

画像出典：クリクラ公式サイト

クリクラには、「HEPAフィルター」が標準装備されています。このHEPAフィルターは、クリーンルームにも使用されるほど高性能なフィルターで、空気中のゴミや粉塵を99.97%も取り除いてくれます。

一般的なウォーターサーバーって、水を使うたびに「ボコボコ」言いながらボトル内に空気を入れていましたよね。せっかくきれいな水が入っていても、ボトル内に外気がそのまま入るのではなんだか不安です。

もちろん、クリクラも水を使うたびにボトル内に空気を入れています。それでもHEPAフィルターを通しているので、ボトル内の空気は常にきれいな状態に保たれるので安心です。


ウォーターサーバーがある暮らしが本当に便利なのかどうか、実際に設置してみて、いろいろと試してみないと分かりませんよね。

クリクラには、1週間の無料お試しがあります。サーバー本体とボトル1本を無料で試すことができます。導入を迷っているのなら、まずは無料でお試ししてみるのがオススメです。

昭和46年にできた比較的歴史のある会社です。

クリクラ、ダスキン、レオハウス、ジェイウッド…どれも聞き覚えのある名前ですよね。これは全部、株式会社ナックの主な事業内容です。

これらの他にも、環境衛生や清掃、化粧品や健康食品なども取り扱っています。住まいと暮らしに密着している会社だからこそ、様々な分野で長く愛され続けているのかもしれませんね。



ウォーターサーバーを導入する理由って何ですか？「安心して水が飲みたい」「健康のため」「買い物の荷物を減らしたい」など様々だと思います。

上記で紹介した通り、クリクラのウォーターサーバーには、HEAPフィルターとRO水という安心があります。スタッフの対応も良く、40年以上続く会社が提供しているので、信頼もできるでしょう。

もちろん、日々利用する水だからこそ、私たちの求める安さという面でも十分です。家族みんなでたっぷり使えるサーバーです。

クリクラの宅配方法・お手入れについて

配送・注文はどうなっているの？

クリクラが宅配されるまでの流れは以下になります。

公式サイト上から簡単に申込が可能です。

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この時にスタッフはウォーターサーバーの使い方の説明もしてくれます。
画像出典：クリクラ公式サイト

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宅配には、2週間毎のレギュラーパック、電話やメール、FAXで注文できるオーダーパックがあります。
画像出典：クリクラ公式サイト

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「クリクラポイント」が付いてくる

クリクラを利用すると、金額に応じて2％もの「クリクラポイント」が付いてきます。例えば、ボトル2本2,500円（税別）なら、およそ50ポイントとなります。

溜まったポイントは、クリクラポイントサイトから様々なものやサービスと交換することができます。例えば、スムージーやコーヒー、おもちゃなどです。

ボトル引換券やサーバーメンテナンス券などもあります。貯めればためるほどお得になるのがクリクラポイントなので、クリクラを利用する際には有意義に活用したいですね。

日頃のお手入れ

清潔な布やキッチンペーパーなどを少し濡らして汚れを拭き取った後、アルコール系の衛生剤で消毒してください。

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ボトルを外し、綺麗な布で水分を拭き取って、アルコール系衛生剤で軽く消毒してください。

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サーバー本体裏の放熱部の埃を取り除いて、きれいにしてください。埃がついたままだと、熱がこもって放熱効果が下がります。

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水受け皿を取り出し、食器洗い用の中性洗剤で、スポンジ等を使って洗ってください。

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乾拭きをして、清潔な状態を保ってください。汚れがひどい場合は中性洗剤を使って磨きます。

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クリクラの定期点検整備は年に1回だけなので、できるだけ日頃のお手入れはマメに行うのがオススメです。

RO水ってどんな水？

RO水は低コストなおいしい水

RO水の最大の特徴は、やはりその安さでしょう。RO膜で濾過することで、どんな水でも極限まで磨いて綺麗にすることができるので、それだけ安く作ることができます。

ちなみに、一般的な天然水の価格の相場が75円〜/500mlなのに対して、RO水の価格の相場は55円〜/500mlとなっています。たった20円ほどの差ではありますが、長く利用することを考えると大きな差ですよね。

また、不純物を極限まで取り除いていることからも、RO水は天然水よりも綺麗な水と言えます。まさに、低コストで美味しい水ということですね。

なぜRO水にミネラルが添加されているのか

一般的に、ウォーターサーバーで使用されているRO水にはミネラル成分が添加されています。その目的は「味」です。RO水にミネラル成分を加えることで、味を整えたり成分を調整したりします。つまり、より美味しい水になるということです。

ちなみに、各社ごとに加えるミネラル成分の比率は違います。いわゆる「デザインウォーター」ですね。ウォーターサーバーを選ぶ際には、各社のデザインウォーターを基準にしてみるのもいいかもしれませんね。

家庭にはRO水が向いている

天然水とRO水（人工）、普通に考えると天然を選んでしまいますよね？でも、家庭にはRO水の方が向いています。

理由は2つ、「コストが安い」「飲料用にも料理にも使い易い」からです。

まず、すでに紹介した通り、RO水は理論的にはどんな水でも綺麗な水に変えることが可能で、水道水が原水に使用されることが多いです。日本の場合、もともと水道水が綺麗なのでRO膜の消耗が少ないです。つまり、それだけRO水を作る際の単価も安くなる傾向があります。それが低価格で提供出来る理由です。家計に優しいのは大きなポイントですよね。

また、RO水は限りなく純粋な水です。たとえ幼児に飲ませるのだとしても、心配はないですよね。硬度の高い水ですと、内臓に負担がかかることがあります。粉ミルク用に市販されている「赤ちゃんの水」も限りなく純水に近い飲み水が使用されています。

安くて使い易い、だからこそRO水は家庭に向いている水と言えます。もちろん天然水もいいのですが、視点を変えてみるとRO水は天然水よりも優れているかもしれません。

クリクラは安くて安全なウォーターサーバー

クリクラのウォーターサーバーについて詳しく紹介してみました。いかがでしたか？クリクラは、安さはもちろん、安心と安全に十分配慮されたウォーターサーバーだということが、今回試してみて見えましたね。

水は毎日の生活に欠かせないものです。長く使うとなると、安心はもちろん安さも重要です。この記事を読むことで、皆様が個々の生活スタイルに合ったウォーターサーバーを選ぶ手助けになればと思います。