レンタルすると総額いくら？ウォーターサーバーを毎月2,112円安くする3つの選び方

なるべく安くウォーターサーバーを使いたいのであれば、「水代が安いもの」を選ぶのがオススメです。なぜなら、飲めば飲むほどかかる水代は、月額費用への影響が最も大きいからです。

さらに省エネ機種を選べば、水代の上に電気代も抑えられて、ウォーターサーバーにかかる費用をさらに抑えることができます。

そこで今回、ウォーターサーバーをレンタルした後にかかる月額費用を比較してみました。どのウォーターサーバーをレンタルするのがおすすめなのかを紹介します。

「毎月いくらかかるか？」で選ぶのが賢い選び方

ウォーターサーバーを設置するとなると、上記に挙げたような費用がかかります。

賢いウォーターサーバー選びのポイントは、毎月いくらかかるか？で選ぶことです。

なぜなら、「レンタル料無料」の方が得で、有料の方が高くつくとは限らないからです。

月々の費用には、【レンタル料金、水の価格、電気代】が含まれますが、このトータルで安くつくものを選ぶようにしましょう。

どれが安いウォーターサーバーなのかはこれからお伝えしていきます。


サーバー本体のレンタル料も初期費用と同じように無料のものがほとんどです。

ただし、レンタル料が無料の場合、1ヶ月に注文する水の量が決められています。

そのため、一人暮らしの場合は、注文ノルマをチェックしておく必要があります。




ウォーターサーバーを設置すると、必ず必要になるのが電気代です。省エネサーバーを選んだ場合、1ヶ月で約500〜700円ほどの電気代がかかります。通常サーバーだと、1ヶ月1,000円〜が目安になります。（※電気代は、飲む水の量や気温によって変化します。）
ここ数年でウォーターサーバー本体にメンテナンス機能を搭載したサーバーが増えたことで、業者によるウォーターサーバーのメンテナンス点検は少なくなりました。

ただし、メンテナンスを自動で行うサーバーとボタンを押して手動でメンテナンスをするサーバーがあります。

意外と忘れやすいので自動メンテナンスサーバーの方をおすすめします。

メンテナンス機能がついていないサーバーは、本体に雑菌繁殖防止のフィルターがついているところがほとんどです。

また、メーカーによって、有償の場合と無償の場合があります。


ほとんどのメーカーでは無料（0円）ですが、ウォーターサーバーを導入するにあたって、必要な場合があります。


ウォーターサーバー本体の配送料や水ボトルの配送料は、基本的にどのメーカーも無料です。

ただし、天然水は採水地が限られるため、遠い採水地の天然水を選ぶと配送料が別途必要になることがあります。

また、1回あたりの注文数が少ない場合も配送料が必要になるケースもあります。




ここでは、天然水とRO水のウォーターサーバーの中でも特に安いメーカーをそれぞれ比較しています。

水の種類が違うだけで月額費用が数千円も変わってきます。

ウォーターサーバーの月額費用比較マップ

RO水は、天然水よりもウォーターサーバーの月額費用が1,000円〜2000円近く安くなります。安くウォーターサーバーを設置したい、安全な水をガブガブ飲みたい、オフィスでたくさんの人が利用するといった場合に適しています。

天然水はRO水と比べると、水の価格が高くなる（12Lあたり500円〜900円ほど）ため、全体的にコストも高くなります。ただし、水がキレイとされる採水地の地下水を汲み上げてボトリングしているため、水のおいしさは天然水の方が勝ります。

また、バナジウムやシリカなど限られた採水地しか含まれないミネラルや溶存酸素量が多いのも天然水ならではの魅力です。
天然水って放射性物質の危険はないの？

おすすめ①初期費用0円のアルピナウォーターサーバー

アルピナウォーターは、水の価格が業界最安値の12Lボトル948円という圧倒的な安さを誇ります。

RO水の中でも長野県の北アルプスの天然水を原水としている珍しい会社です。

サーバーレンタル料が毎月かかりますが、初期費用やメンテナンス費用は不要で、ノルマもありません。

電気代が月1,000円〜と少し高めですが、電気代を含めても1〜2人暮らしの場合24Lで月々の目安が3468円、4人暮らしの月々目安は48Lで5364円です。

デメリットを挙げるならば、配送エリアが限定されるということです。

つまり、12Lの格安ボトルが利用できるのは、指定された関東エリアのみになり、それ以外はすべて8Lの使い捨てボトルになります。

とはいっても、500mlあたり42.875円（3.375円高い）なので、やはり他よりも安くウォーターサーバーを設置できます。


アルピナウォーターの公式サイトへ

おすすめ②天然水が安く飲めるクリクラミオ

クリクラミオは、富士箱根伊豆国立公園が採水地のバナジウム入天然水のウォーターサーバーです。

クリクラミオとクリクラは同じ会社ですが、取り扱う水が天然水かRO水かという違いがあります。

クリクラミオは、省エネサーバー＆幅30cm・奥行き35cmのスリム＆レンタル料・メンテナンス料無料という特徴があります。

また、1回の注文は1本単位から可能で、宅配周期も最長6週間単位で利用できます。

60日間注文がないと休止料が毎月1,000円必要になりますが、少ない単位で注文できるのでノルマや休止料の心配はしなくてよいでしょう。(※3本以下の場合は送料500円かかります。)


クリクラミオの公式サイトへ


ウォーターサーバーの水は、水道水を原水とするRO水（不純物を99.9%除去するRO膜でろ過した水）と厳選した採水地から採れる天然水の2種類があります。





天然水は、採水地によってまろやかさや味の甘みが違うが、RO水と大きく味が変わるわけではありません。どちらも軟水なので飲みやすい水です。

ワンウェイボトルは、ダンボールに梱包され大手宅配業者によって届けられます。不在時は、再配達が可能です。一方、リターナブルボトルは、そのウォーターサーバー会社が定期的に新しいボトルと飲み終わったボトルの回収を行います。不在時は、ボトルボックスで水ボトルの回収と新しいボトルの入れ替えをしています。


ウォーターサーバーは、2011年の震災以降、急速に需要が高まりました。

その理由の一つが水の安全性です。原発近くの水道水は子どもや赤ちゃんに飲ませないようにという通知があってから、安全な水への意識が強まったのです。

ウォーターサーバーの水は、天然水もしくはRO水です。

どちらの水も水質検査を常時行っており、水をボトリングするときにも成分検査がされています。（検査結果は各HPに掲載されている）

水道水は価格としては最も安い水ですが、煮沸してトリハロメタンや有害物質を除去するには30分以上必要とされ、冷ましておくと雑菌が繁殖します。

また、浄水器はフィルターの種類によって不純物除去率が変わり、こまめなフィルター交換が必須です。

ウォーターサーバーは、水道水や浄水器よりも高いと思いがちですが、選び方のコツがわかれば、浄水器よりも安く設置・利用することができます。

さらに、安全性と利便性を兼ね備えているので、一人暮らしや時間に追われるママにとって重宝します。


ウォーターサーバーには、サーバー内部のメンテナンスを自動で行うクリーンシステムを搭載しているものが大半です。

熱湯（80℃以上）がタンク内を循環し殺菌、冷水（10℃以下）は雑菌の繁殖を防ぎます。

そのため、電気代節約のためにコンセントを抜くのは衛生上おすすめできません。

ウォーターサーバーは、ボトルの差込口や注水口が空気と触れるため雑菌が入り込みやすくなります。

そのため、サーバーの外側のメンテナンスは、自分たちで行う必要があります。

水ボトルを交換するタイミングでアルコールと乾いた布でボトル差込口や注水口を拭くようにしてください。

おすすめ③レンタル無料でお試しできるクリクラとアクアクララ

ウォーターサーバーは、基本的に契約してからでないと味やサーバーの使い勝手を確認する手段はありません。

しかし、実際に家に置いて試すことのできるウォーターサーバーもあります。

1週間レンタルしても、必ず契約しなくてはならないというルールはないので、気になっている方は申し込んでみるといいでしょう。

クリクラ

アクアクララ

水と電気代の安いレンタルウォーターサーバーが一番お得！

ウォーターサーバーをレンタルする際は、まずレンタル料金と水の価格、電気代がいくらになるのかを確認しましょう。

味の好みがなければ、RO水ウォーターサーバーをレンタルすると費用を抑えることができます。

ウォーターサーバーは、毎月支払いが必要になる電化製品なので、自分の生活にあったものを選ぶようにしましょう。