目の下のシミに効く化粧品ランキング!今あるシミに効果がある美白美容液3選
[公開日]2018/04/06
目の下にできてしまったシミ、どうにかして消したいですよね。
しかし、美白化粧品であれば何でもシミが消せるわけではありません。
シミ対策の美白化粧品には「今あるシミをケアする」ものと「将来のシミを予防する」ものの2種類があります。
ここでは目の下にできたシミにをケアする美白化粧品の選び方や、オススメの美白化粧品を紹介しますね。
先に目の下のシミをケアする化粧品(美白美容液)ランキングを見る
目次
《ガイド:役所菜々》
ホワイトボックス図書館の美容書籍担当。化粧品・コスメの企画編集を行う。
ホワイトボックス図書館の美容書籍担当。化粧品・コスメの企画編集を行う。
美白化粧品でケアできるシミとできないシミがある
まずは目の下にできるシミの中で、自分のシミが美白化粧品でケアできるのかを確認しましょう。
美白化粧品ではケアできないシミもある
目の下にできるシミの種類は5種類あり、炎症性色素沈着、老人性色素斑、肝斑、ソバカスの4種類はシミは美白化粧品でケアできます。炎症性色素沈着、老人性色素斑、肝斑、ソバカスの4種類は、紫外線や肌のこすり過ぎなどでメラニンが過剰生成され、色素沈着を起こしている状態です。
メラニン排出をサポートする成分が含まれる美白化粧品を使うことで、メラニンを排出し、シミをケアすることができます。
シミタイプ | 美白化粧品での対策 | 特徴 | 原因 |
---|---|---|---|
1:炎症性色素沈着 | ・炎症後にメラニンが色素沈着 ・茶色から黒っぽい跡 | ・ニキビやかぶれた後に色素沈着 |
|
2:老人性色素斑 | ・シミの中で最も多い ・境目がはっきりしている | ・紫外線の浴びすぎ ・肌のこすりすぎ |
|
3:肝斑 | ・眼の下に左右対称に現れる ・広範囲 ・境目がはっきりせずぼんやり出てくる | ・ホルモンバランスの乱れ ・肌のこすりすぎ |
|
4:ソバカス | 薄くならない場合もある | ・目の下や頬にできる ・茶色く細かい点状のシミ | ・遺伝の場合が多い ・紫外線を浴び続けると増える |
5:脂漏性角化症 | レーザー治療が必要 | ・茶色 ・皮膚の表面がイボのようにもりあがる | ・元々あったシミの角質が厚くなる ・紫外線 |
脂漏性角化症は皮膚科へ相談しましょう
脂漏性角化症は、すでにできたシミの角質が厚くなってイボ状になっているので、美白化粧品でメラニン排出をサポートするだけでは改善できません。脂漏性角化症は、レーザー治療をして切除するのが一般的な治療法です。
今あるシミが脂漏性角化症だった場合は皮膚科に相談してください。
名前にだまされないで!今あるシミに効果がある美白化粧品を選ぶ
ここからは今ある自分のシミを薄くできる美白化粧品について、確認しましょう。
美白化粧品には2種類ある
美白化粧品と聞くと「今あるシミに効果がある」ものだと思いがちですが、すべての美白化粧品が今あるシミをケアできるわけではありません。シミ対策の美白化粧品には、以下の2種類があります。
美白化粧品それぞれの特徴や入っている成分について確認しましょう。
将来できるシミを予防する成分が入っている美白化粧品
将来のシミを予防してくれる美白成分は、以下のとおりです。代表的なシミ予防をする美白成分
・アルブチン
・トラネキサム酸
・カモミラET
・プラセンタエキス
・アルブチン
・トラネキサム酸
・カモミラET
・プラセンタエキス
上記の美白成分は、シミの原因であるメラニンを作りにくくしてくれます。
そのため、紫外線を浴びてもメラニンを出来にくい体質にしてくれるのです。
しかし、今あるシミをケアできず、今できている目の下のシミにはアプローチできません。
今まで美白化粧品を使ってもシミが消えなかったという人は、シミを予防する成分が配合された化粧品だった可能性があります。
今あるシミをケアできる成分が入っている美白化粧品
できてしまったシミをケアする美白成分が入っている成分は、以下のとおりです。代表的な今あるシミをケアする美白成分
・ハイドロキノン
・ビタミンC誘導体
・4MSK
・リノール酸
・ハイドロキノン
・ビタミンC誘導体
・4MSK
・リノール酸
今あるシミをケアする美白成分には、メラニン色素を薄くするものと肌のターンオーバーを良くしてメラニン排出をサポートするものの2種類があります。
すでにシミができている場合は、今あるシミをケアする美白成分が配合されていると、シミをケアできます。
今あるシミのケアと将来のシミ予防が両方できる美白化粧品を選びましょう
シミは一度できてしまうと、ケアするのに時間がかかります。メラニンを作らないように予防をしておくことが大切です。
今あるシミをケアする化粧品も将来のシミ予防する化粧品も同じ「美白化粧品」という名前で販売されているので、購入前に成分を確認しましょう。
目の下のシミ対策には美白美容液がおすすめ
美白化粧品を何か1つ取り入れるのであれば、美白美容液をおすすめします。
美白美容液が他の美白化粧品よりもシミ対策におすすめな理由は、以下のとおりです。
一つずつ解説していきますね。
美白成分が他の化粧品よりも濃厚に配合
美容液は他の他の化粧品とは違って、肌の奥へ美容成分を届けることを目的に作られています。そのため、美白美容液は他の化粧品と比べて美白成分の配合濃度や配合数が多く、肌へのシミをケアする効果も高いのです。
よく浸透し、ピンポイントにケア可能
美容液は、肌へ美容成分が届きやすくなるように、他の化粧品よりも浸透する工夫がされていることも特徴です。さらに、化粧水で肌の土台を整えられた後につける美容液は、肌へ美容成分がよく浸透します。
他の基礎化粧品では肌の奥に届きにくい有効成分を肌へしっかり届け、シミをピンポイントに対策することが可能です。
美白化粧水じゃだめなの?
美白化粧水をおすすめしない理由は、肌に美白成分が浸透しにくいからです。そもそも化粧水をつける目的は、肌の土台を整えて、その後につける化粧品の美容成分を浸透しやすくすることにあります。
美容成分を肌に届ける働きはほぼなく、せっかく化粧水にシミ対策できる美白成分が含まれていてもケアできないのです。
シミ対策化粧品には美白美容液を使いましょう
有効成分がしっかり肌にと肌へ届けることのできる美白美容液は、他の基礎化粧品に比べて高いシミをケアする効果が期待できます。何か1つスキンケアアイテムを見直すのであれば、美容液を見直しましょう。
次からは「今あるシミをケアする」美白美容液の選び方について解説します。
目の下のシミ対策美白美容液の選び方
目の下のシミにをケアする美白美容液を選ぶポイントは2つあります。
シミ対策美白美容液を選ぶ2つのポイントについて、1つずつ解説していきますね。
今あるシミをケアする美白ケア力があるか
美白化粧品には今あるシミに効果がないものもあるので、今あるシミをケアできる美白成分が入っているか確認しましょう。下の美白成分は、今あるシミも将来のシミもケアできるため特におすすめです。
おすすめ美白成分
・ハイドロキノン
・ビタミンC誘導体
・4MSK
・リノール酸
・ハイドロキノン
・ビタミンC誘導体
・4MSK
・リノール酸
保湿ケア力があるか
肌が乾燥すると肌のターンオーバーが乱れ、メラニンが排出されにくくなるのでシミの原因になります。通常であれば肌のターンオーバーと同時に肌に溜まったメラニンも排出されるのですが、肌のターンオーバーが乱れると肌の中にメラニンが残ってしまうのです。
さらに、肌が乾燥すると肌のバリア機能が弱まるので、紫外線の影響を受けやすくなってメラニンが溜まりやすくなります。
肌の保湿は、すべての肌悩みを解決する基本になるので、しっかり潤いをキープできる成分が配合された美白美容液を選びましょう。
おすすめ保湿成分
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・セラミド
・アミノ酸
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・セラミド
・アミノ酸
3ヶ月以上続けられる価格帯かどうかも確認しましょう
美白美容液は肌の調子を整えてシミをケアしてくれますが、肌の調子を整えるのには時間がかかります。肌のターンオーバーを数回繰り返した約3ヶ月は使い続ける必要があるので、しばらくの間使い続けられる価格帯かどうかも選ぶ基準にしましょう。
おすすめ目の下のシミ対策美白美容液3選
今ある目の下のシミを効果的にケアしてくれるおすすめ美白美容液を選んだので紹介します。
総合評価 | 美白力 | 保湿力 |
|
---|---|---|---|
今あるシミから将来のシミまで予防できる美容液 | ビタミンC誘導体 アルブチン アスタキサンチン | コラーゲン |
|
今あるシミを薄くするW美白成分配合。保湿力が期待できないのが△ | ハイドロキノン ビタミンC誘導体 | スクワラン |
|
低刺激で優しく保湿。保湿&将来のシミ対策メイン | アルブチン トラネキサム酸 | セラミドナノスフィア |
|
今あるシミに効果的なハイドロキノン配合だが保湿できない | ハイドロキノン | DPG BG |
※値段は税抜き
1位は今あるシミから将来のシミまでトータルにシミ対策できるアスタリフトホワイトです。
次からは、3位までの美白美容液の特徴やどんな人におすすめかを紹介します。
ビタミンC誘導体などの美白成分が今・将来両方のシミをケア
アスタリフトホワイトには、今あるシミをケアするビタミンC誘導体が配合されており、今あるシミをケアする効果が期待できます。さらに体内にメラニンができにくくしてくれる美白成分アルブチンも配合されているので、将来のシミを予防する効果もあるのです。
アスタリフトホワイトの赤い液体の正体であるアスタキサンチンも、皮膚の色素沈着を防いでシミをできにくくしてくれます。
3種のコラーゲンが肌の水分を逃さずシミをできにくくする
アスタリフトホワイトには2種類のコラーゲンが配合されています。コラーゲンには優れた保水力があり、肌につけると水分の蒸発を防いでくれるのです。
肌に水分がとどまると肌のターンオーバーが乱れにくくなるため、肌からメラニンが排出されやすくなります。
試した人の口コミをチェック
良い口コミの傾向
・今まで何を試しても効果のなかったシミが薄くなってきた
・肌の色がトーンアップした感じがした
・外出が多い職場でシミに悩んでいたがつけ始めてからシミができにくくなった
・肌がしっとりしてつけ心地が気に入った
悪い口コミの傾向
・テクスチャーがしっとりしすぎてつけるとペタペタする
・香りが強くて使うのをやめた
・今まで何を試しても効果のなかったシミが薄くなってきた
・肌の色がトーンアップした感じがした
・外出が多い職場でシミに悩んでいたがつけ始めてからシミができにくくなった
・肌がしっとりしてつけ心地が気に入った
悪い口コミの傾向
・テクスチャーがしっとりしすぎてつけるとペタペタする
・香りが強くて使うのをやめた
シミに悩んでいて乾燥肌が気になっている人におすすめ
シミ対策効果が高いアスタリフトホワイトはテクスチャーにとろみがあり、つけた後に肌をしっとり保湿します。乾燥肌が気になる人や、しっとりしたつけ心地が好みの人には特におすすめです。
皮脂が多いオイリー肌の人がつけると、重たく感じる場合があるようなので、やめたほうが良いでしょう。
アスタリフトホワイトの美白美容液ははローズ系の香りで、つけてすぐは香りが強く感じますが、時間が経つとあまりわからなくなります。
美白美容液をつけてすぐはしっかり香るので、無香料の化粧品が好きという人にはあまりおすすめできません。
1,000円でトライアルセットが購入できる
トライアルセット(1,000円/約5日分)
・先行美容液
・美白化粧水
・美白美容液
・美白クリーム
・先行美容液
・美白化粧水
・美白美容液
・美白クリーム
アスタリフトホワイトのトライアルセットは、公式サイトで1,000円(税抜き)で購入することができます。
アマゾンや楽天など他のウェブサイトでは、アスタリフトホワイトの取り扱いはありません。
アスタリフトホワイトの美白美容液はドラッグストアでも販売していますが、トライアルセットは販売されておらず、割引もありません。
まず自分の肌に合うか試すために、アスタリフトホワイト公式サイトでトライアルセットを購入しましょう。
2つの美白成分が今あるシミを薄くし肌色をトーンアップする
ビーグレンには美白成分がハイドロキノンとビタミンC誘導体の2つ配合されていて、今あるシミをケアします。ハイドロキノンは今あるシミをケアする効果が他の美白成分よりも高いため、ビーグレンは他の美白化粧品よりも高い美白効果が期待できます。
シミの原因までしっかり届く仕組み!美白成分を濃縮したカプセルがシミの原因までしっかり届ける
ビーグレンに配合されている美白成分は、独自カプセルQuSomeに濃縮されていて、他の美白美容液よりもしっかり肌へ美白成分が届きます。QuSomeは肌にしばらく留まるので、じっくりと肌に働きかけ、シミを薄くしてくれるのです。
QuSomeに濃縮することによって、ハイドロキノンの肌へ刺激が強いという特性もカバーし、つけても刺激を感じにくくなっています。
試した人の口コミをチェック
良い口コミの傾向
・肌に透明感が出た
・顔全体が明るくなり、シミも薄くなってきた
・刺激があるかと心配していたがなかったのでうれしい
・シミが気にならなくなり、肌のキメが整った
悪い口コミの傾向
・使用後に赤みが出て使うのをやめた
・比較的購入しやすい値段だが入っている量が少なく感じ、1本だけでは効果がわからなかった
・肌に透明感が出た
・顔全体が明るくなり、シミも薄くなってきた
・刺激があるかと心配していたがなかったのでうれしい
・シミが気にならなくなり、肌のキメが整った
悪い口コミの傾向
・使用後に赤みが出て使うのをやめた
・比較的購入しやすい値段だが入っている量が少なく感じ、1本だけでは効果がわからなかった
シミ対策と合わせて肌のトーンアップをしたい人におすすめ
美白成分ハイドロキノンは美白効果が特に高いので、シミ対策をしていると顔のトーンアップができるという意見が特に多いのがビーグレンでした。シミ対策とあわせて、肌のトーンアップを狙いたい人には特におすすめです。
しかし、ハイドロキノンが肌へ刺激になり、赤みが出たという口コミもあります。
敏感肌やアレルギー持ちで肌が弱い人には刺激が強い可能性があるので、避けたほうが良いでしょう。
365日返金可能!1,800円でトライアルセットが購入可能
トライアルセット(1,800円/約7日分)
・洗顔料
・美白化粧水
・美白美容液
・美白クリーム2種
・洗顔料
・美白化粧水
・美白美容液
・美白クリーム2種
ビーグレンのトライアルセットは、公式サイトで1,800円(税抜き)で購入できます。
楽天やアマゾンなどのウェブサイトで、ビーグレンのトライアルセットは販売されていません。
また、万が一肌に合わなかった場合は365日返品可能で、質問などがあれば毎日24時間カスタマーサポートセンターが対応してくれます。
ビーグレンのトライアルセットは、公式サイトから購入しましょう。
通常の4倍以上の浸透力を持つ保湿成分
サエルに配合されているセラミドナノスフィアは、通常のセラミドの20分の1までナノ化していて、浸透力が高く肌の奥にしっかり保湿成分が届くのが特徴です。セラミドは保湿成分の中でも水分を挟み込んで逃さないようにする力に優れているので、つけると肌に潤いをキープし、メラニン排出をサポートします。
さらに、セラミドナノスフィアは低刺激で肌に優しいのも特徴で、敏感肌の人でも使いやすい美容液です。
シミ予防美白成分2種がシミのできにくい肌に整える
サエルにはアルブチンとトラネキサム酸が配合されていて、つけるとシミの原因であるメラニン生成がされにくくなります。この内、アルブチンは肌への刺激が少なく、炎症などの肌トラブルを起こしにくいのも特徴です。
試した人の口コミをチェック
良い口コミの傾向
・肌にシミができにくくなった
・保湿効果が高く、肌の調子が良くなった
・いつも化粧品をつけると肌荒れする私の肌でも刺激を感じなかった
・肌なじみがよくつけやすかった
悪い口コミの傾向
・つけた後ペタペタするのが残念
・肌のトーンアップやシミが消えるなどの効果はなかった
・肌にシミができにくくなった
・保湿効果が高く、肌の調子が良くなった
・いつも化粧品をつけると肌荒れする私の肌でも刺激を感じなかった
・肌なじみがよくつけやすかった
悪い口コミの傾向
・つけた後ペタペタするのが残念
・肌のトーンアップやシミが消えるなどの効果はなかった
低刺激な美白美容液を探している人におすすめ
サエルは従来の美白美容液よりも肌に優しい成分をメインに使っているので、肌が弱い人も試しやすいでしょう。敏感肌の人には特におすすめです。
つけ心地はしっとり系なので、オイリー肌の人だとペタ付きを感じるようなのでおすすめできません。
肌に合わなくても返品可能!1,370円でトライアルセットが試せる
トライアルセット(1,370円/約10日分)
・美白化粧水
・美白美容液
・美白クリーム
・美白化粧水
・美白美容液
・美白クリーム
サエルのトライアルセットは、公式サイトで1,370円(税抜き)で購入することができます。
アマゾンや楽天などの他のウェブサイトでは販売しておらず、トライアルセットを購入できるのは公式サイトだけです。
サエルが万が一肌に合わなかった場合は、商品到着後30日以内であれば返品対応を受け付けているので安心して試すことができます。
低刺激なサエルの美白美容液は、まずは公式サイトから購入して自分の肌に試してみましょう。
プチプラ美白美容液の目の下のシミ対策は△
ドラッグストアで手に入るプチプラの美白美容液で目の下にできたシミをケアできるのかを調べてみました。
メラノCC/ロート製薬 950円(値段は楽天の参考価格)
メラノCCには美白成分アスコルビン酸が配合されていますが、保湿成分がほぼ配合されていないのが特徴です。
美白成分が入っていますが、肌のターンオーバーが乱れ、シミができやすくなってしまうのでおすすめできません。
美白美容液W/ちふれ 1,100円(税抜き)
引用:ちふれ公式サイト
ちふれにはアルブチンとビタミンC誘導体の2種類が美白有効成分としてが配合されています。
今あるシミと将来のシミの予防に効果的ですが、保湿成分にあまり効果の高い成分が配合されていません。
メラノCCと同じく、乾燥して肌のターンオーバーが乱れやすくなり、今あるシミをケアするには力不足です。
プチプラ美白美容液はシミ対策に不向き
プチプラの美白美容液は、美白有効成分の配合はあるものの、保湿力が弱く本格的にシミをケアしたい人にはおすすめできません。シミの原因である紫外線を対策するには
肌は紫外線を浴びると、肌は細胞を守るためにメラニンを作って、真皮まで紫外線が届かないようにします。
通常であれば、肌のターンオーバーにともなってメラニンは排出されますが、過剰にメラニンが作られると一部が肌に残り蓄積されるのです。
シミの原因の8割が、紫外線だと言われているので、紫外線対策は必須です。
紫外線は時間が経っても肌が覚えている?
紫外線を浴びて日焼けしても、少しすれば肌色は元の色に戻りますが、紫外線によるダメージは肌に少しずつ記憶されます。肌の奥でシミの予備軍として蓄積され、時間が経つとシミやそばかす、シワとして肌に現れるのです。
そのため、シミ対策で重要になるのが「紫外線を予防すること」です。
紫外線対策を徹底しましょう
シミの原因の8割を占める紫外線は冬でも降り注いでくるので、年中しっかり対策しましょう。紫外線は屋内にいるときもガラスを通して肌に届くので、日焼け止めクリームは毎日塗ってください。
紫外線対策やおすすめの日焼け止めについては、「知らないと後悔する紫外線・日焼け止め対策6選(別記事)」で詳しく紹介しています。
予防が大切!シミをできにくくする生活習慣
シミは一度できると、美白化粧品を使ってもケアするのに時間がかかります。
そのため、予防してメラニンを作らないようにすることが何よりも大切です。
シミを予防するために効果的な生活習慣は、下の4つがあります。
シミ予防の生活習慣
・顔に刺激を与えない
・シミができにくい栄養素を食生活に取り入れる
・質の良い睡眠をとる
・顔に刺激を与えない
・シミができにくい栄養素を食生活に取り入れる
・質の良い睡眠をとる
それぞれについて、解説していきます。
顔に刺激を与えない
頬杖や無意識に顔に触れる行為は、肌に刺激を与えメラニンを生み出す原因になります。顔を触るのが癖になっている場合は、シミの出来にくい肌にするためにやめたほうが良いでしょう。
シミができにくい栄養素を食生活に取り入れる
シミを目立たなくケアする栄養素には、「ビタミンC」「エラグ酸」「セラミド」があげられます。食べ物はシミに即効性はありませんが、食事に取り入れることで将来のシミができにくい体質にしてくれるので、積極的に食事に取り入れましょう。
栄養素 効果 多く含まれる食べ物 ビタミンC 肌のターンオーバーをサポートしメラニン排出をサポートする 赤ピーマン、ブロッコリー、いちご エラグ酸 メラニン生成を抑える イチゴ、ブルーベリー、ザクロ、りんご ビタミンA ターンオーバーをサポートし、肌にメラニンが溜まりにくくする にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、トマト、パプリカ
質の良い睡眠をとる
睡眠の質が落ちると、肌のターンオーバーが悪くなって、シミができやすくなります。細胞分裂で肌が生まれ変わるのに必要になる、最低6時間は睡眠をとるようにしましょう。
ベッドの中でスマートフォンを扱う人がいるかもしれませんが、画面から発する光は脳に刺激を与えて寝付きを悪くしてしまいます。
ベッドに入ったら、部屋の証明を落として目を閉じましょう。
本当に目の下のシミに効く化粧品を使えばシミをケアできる
目の下にできたシミを薄くするためには、今あるシミをケアできる美白美容液を使いましょう。
今まで使っていた美白化粧品でシミが薄くならなかった人は、今あるシミをケアできる美白成分かを確認してくださいね。
目の下のシミをケアする化粧品(美白美容液)ランキングを見る
◇参考文献
吉木伸子・岡部美代治・小野真規子『正しいスキンケア事典』
吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
高瀬聡子・細川モモ『いちばんわかるスキンケアの教科書』
小西さやか『コスメの教科書』
鈴木一成『化粧品成分用語事典2012』
小澤王春『自分で調べて採点できる化粧品毒性判定時点』
渡邊晶『栄養学の基本』