オバジで「効果がある人」「肌荒れする人」がいる!徹底調査でデメリットが判明…
[公開日]2018/07/30
オバジの中でも人気のオバジC美容液は「シミ」「ニキビ跡」「毛穴」「肌のザラつき」など、様々な美肌効果が期待できます。
今回は、その魅力の真相に迫るべく「オバジを徹底調査」しました!
すると、公式ページや雑誌の情報を見ただけでは知ることのできなかった事実が浮上。
美肌効果が期待できると人気のオバジですが、実は「肌が荒れる人」もいるのです。
そこで、オバジを「おすすめできる人・おすすめできない人」まで含めて詳しく解説していきます。
目次
《ガイド:川上麻里佳》
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。
オバジ(Obagi)は製薬会社の化粧品ブランド
「オバジ」は、ロート製薬(メンソレータムやロートCキューブの会社)が作ったスキンケアブランドです。
製薬会社ならではの皮膚科学をベースとした"肌を内側からケアする"ことをモットーにオバジは開発されています。
扱うアイテムは、「スキンケアアイテム」から「ベースメイクアイテム」まで幅広く展開されています。
人気の発端は、配合が難しいとされてきた「ピュアビタミンC」をこれまでにない濃度で配合した「オバジC美容液」の発売です。
オバジC美容液は雑誌などでも多く取り上げられ、最近はドラッグストアで必ず見かけるほど定番商品になりました。
しかも、2014年にはリニューアルされており、ピュアビタミンCの濃度がさらにアップしました。
リニューアルでは化粧品に配合するのが難しいとされていた「ビタミンE」もたっぷりと配合されたので、今まで以上に注目度が高まっています。
このオバジC美容液には種類が3つあり、「オバジC5」「オバジC10」「オバジC20」と数字の大きいものほどビタミンCの配合量が多くなっています。
「オバジC5、オバジC10、オバジC20」どれを選ぶべき?
オバジCの美容液は数字が大きくなるにつれて「ビタミンC」の配合量が多くなり、それぞれの美容液をおすすめできる人の特徴も異なります。
■オバジC5 10mL:3,000円(税抜)
ビタミンCが5%配合された美容液。肌のキメやザラつきを解消できます。
✴︎オバジCの美容液を初めて使用する方におすすめ
■オバジC10 12mL:4,000円(税抜)
ビタミンCが10%配合された美容液。特に毛穴の開きに効果があります。
✴︎シミ・毛穴が気になる方におすすめ
■オバジC20 15mL:8,000円(税抜)
ビタミンCが20%と高濃度に配合された美容液。シミやニキビ跡にも高い効果を発揮しますが、その分肌に合わないと刺激を強く感じてしまうことがあります。
✴︎毛穴・シミ・シワ・ザラつきなどあらゆる悩みにおすすめ
ビタミンCが5%配合された美容液。肌のキメやザラつきを解消できます。
✴︎オバジCの美容液を初めて使用する方におすすめ
■オバジC10 12mL:4,000円(税抜)
ビタミンCが10%配合された美容液。特に毛穴の開きに効果があります。
✴︎シミ・毛穴が気になる方におすすめ
■オバジC20 15mL:8,000円(税抜)
ビタミンCが20%と高濃度に配合された美容液。シミやニキビ跡にも高い効果を発揮しますが、その分肌に合わないと刺激を強く感じてしまうことがあります。
✴︎毛穴・シミ・シワ・ザラつきなどあらゆる悩みにおすすめ
初めてオバジC美容液を使う方が「オバジC20」を使うと肌が敏感に反応することがあるので要注意!
オバジCで肌が「綺麗になる人」と「荒れる人」
ここまで、オバジC美容液について説明してきましたが、実は、オバジCで肌が荒れる人もいるので要注意です。
オバジCで肌が綺麗になる人
・にきび跡が気になる人
・オイリー肌、混合肌の人
・シミやくすみが気になる人
・毛穴の開きが気になる人
オバジCで肌が荒れる人
・敏感肌で刺激に弱い人
・乾燥肌の人
・肌が荒れやすい人
・にきび跡が気になる人
・オイリー肌、混合肌の人
・シミやくすみが気になる人
・毛穴の開きが気になる人
オバジCで肌が荒れる人
・敏感肌で刺激に弱い人
・乾燥肌の人
・肌が荒れやすい人
「オバジC」はこれまでの化粧品と比較して、ビタミンCが高濃度に配合されているため「肌が弱い方」へは基本的におすすめできません。
ビタミンCは美肌には欠かせない美容成分ですが、濃度が高くなると「刺激が強い」「肌を乾燥させる」などのデメリットが生まれてしまうのです。オバジより低刺激かつシミケアにおすすめの美白化粧品については下部で紹介しています。
オバジCのようにビタミンCが豊富に配合されている美容液は珍しく、ニキビ跡やシミ、毛穴、皮脂量などを気にしている方にはおすすめの美容液です。
ただし、敏感肌や乾燥肌でお悩みの方は、高濃度なビタミンCを使用するよりも「高保湿ケア」が最優先です。
・肌がカサカサする
・化粧品で肌荒れすることがある
・肌が痒い
などの実感がある方は「高保湿美容液の選び方・使い方」をご参照ください。
オバジCを使った人の口コミ!実際の効果を調査
ここからはオバジCを実際に使用した方々が本当に効果を実感しているのか?調査していきます。
オバジC:良い口コミ
・ニキビが治っただけじゃなく、ニキビができにくくなりました!
・ニキビに使うと翌朝には効果が感じられます。他のどの商品よりも即効性があります。
・使い続けているとシミが薄くなってきました!
オバジC:悪い口コミ
・ニキビに塗るとピリピリとした痛みがありました。
・入れ物が使いづらいのを改善してほしい。
・私の肌には合わず使用後ヒリヒリとした痛みと赤みがでてきました。
・ニキビが治っただけじゃなく、ニキビができにくくなりました!
・ニキビに使うと翌朝には効果が感じられます。他のどの商品よりも即効性があります。
・使い続けているとシミが薄くなってきました!
オバジC:悪い口コミ
・ニキビに塗るとピリピリとした痛みがありました。
・入れ物が使いづらいのを改善してほしい。
・私の肌には合わず使用後ヒリヒリとした痛みと赤みがでてきました。
口コミ分析結果!
★オバジCは敏感肌以外の人におすすめ!悪い口コミでは使用後にピリピリと痛みを感じたり、赤くなったことが挙げられていました。これはオバジCが肌に合わなかったと考えられます。
やはり刺激が強い美容液なので、肌が弱い方は使用しないほうが無難です。
あるいは、ビタミンCの濃度が高すぎて痛みを感じた可能性も考えられます。
いきなりオバジC20を使用してしまうと、肌が弱くなくても敏感に反応する可能性があるので注意しましょう。
一方、良い口コミでは「シミやニキビ跡」に効果があった方や、「肌トラブル」が起こりにくくなったという方が多い傾向でした。
これまでのスキンケアでは効果がイマイチだった方は試す価値があると感じさせる口コミ結果でした。
肌荒れしやすい方は、敏感肌の美白ケアにおすすめの化粧品を参考にしてみてくださいね。
オバジCは「美白・毛穴・ざらつき」などに効果を発揮
これから、どうして効果を感じている人が多いのかを検証していきます。
オバジCは、「シミ」や「ニキビ跡」を薄くする効果で有名ですが、他にも「毛穴の引き締め」や「肌のザラつき解消」などにも効果があります。
沢山の美肌効果をもたらすことができるのは「ビタミンC」と「ビタミンE」が配合されているからです。
攻めの「ビタミンC」
シミやニキビ跡の原因である「メラニン色素」に働きかけて、明るい肌へと導きます。
守りの「ビタミンE」
ターンオーバーを整える働きに加え、抗酸化作用が皮脂の酸化を抑えたり、外的刺激から肌を守ります。
シミやニキビ跡の原因である「メラニン色素」に働きかけて、明るい肌へと導きます。
守りの「ビタミンE」
ターンオーバーを整える働きに加え、抗酸化作用が皮脂の酸化を抑えたり、外的刺激から肌を守ります。
オバジC美容液の全成分をチェック!本当に実力があるのか?
ここからは、オバジC美容液の全成分をチェックしていきます。化粧品表示は見慣れないカタカナばかりで「???」になるかもしれませんが、どんな成分が配合されているかを正しく知ることでアイテムの実力が推測できるのです。
それでは、成分ごとの働きを解説しながら進めていきますね。
アスコルビン酸(ピュアビタミンC)
ピュアビタミンCは「シミ」「にきび跡」などを薄くする効果があります。一般的なピュアビタミンCは肌に届きにくい欠点がありますが、オバジの場合は独自の高浸透技術で配合しているので、肌にしっかり浸透します。トコフェロール(ビタミンE)
トコフェロールとはビタミンEのことです。血行を良くするため、くすみ解消に効果的です。さらに、ビタミンEの酸化防止効果は毛穴の黒ずみもケアすることができます。また、ピュアビタミンCの効果をより引き出してくれる役割も担っています。
アーチチョーク葉エキス
アーチチョークの葉に含まれるシナロピクリンという成分は、肌荒れ防止や肌のハリ、弾力に有用です。美容業界でも注目されている成分の1つです。ツボクサエキス
肌の中のコラーゲン生成を促す働きがあり、シワやたるみに効果的な成分です。ラミナリアオクロロイカエキス
フランスで黄金海藻と言われている海藻のエキスです。抗酸化作用があり、紫外線によるダメージにも効果的です。アッケシソウエキス
肌のコラーゲンをつくる働きを促進させる効果があります。希少価値の高い成分として知られています。ベタイン
美容液によく使われる保湿剤です。浸透性が高く肌を柔らかくします。グレープフルーツ果実エキス
保湿効果、肌の収れん効果があります。毛穴の引き締めやテカリなどにも有用です。エトキシジグリコール
美容成分を肌に浸透しやすくする効果があります。DPG
ファンデーションやシャンプーなど、様々な化粧品で使われている「質感」を良くする成分です。伸びや滑りを良くするだけでなく、保湿力が高いのも特徴です。BG
ビタミンCの酸化防止として配合。ジグリセリン
高い保湿力をもち、なめらかでしっとりとした質感を出す効果があります。■オバジC20にのみ配合
PEG/PPG-300/55コポリマー
増粘剤である合成ポリマーの1種でとろみをつける効果があります。オバジC美容液は「PEG/PPG-300/55コポリマー」を除き、どれも同じ配合です。
■成分チェック結果
成分をチェックしてみると、「ビタミンC」がしっかりと働く配合成分で美白効果に期待ができます。しかし、それだけ「ビタミンC」の濃度が高く、肌への刺激が強いことも推測できます。
成分をチェックしてみると、「ビタミンC」がしっかりと働く配合成分で美白効果に期待ができます。しかし、それだけ「ビタミンC」の濃度が高く、肌への刺激が強いことも推測できます。
ピュアビタミンCにはないビタミンC誘導体の欠点
「ビタミンC」は、化粧品に配合することが難しいものですが、その配合しにくい理由は「普通のビタミンC(ピュアビタミンC)」はとても不安定な成分だからです。そこで開発されたのが「ビタミンC誘導体」。
ビタミンC誘導体とは、加工されていない純粋なビタミンCを化学的に装飾し(壊れないようにカバーをつけたイメージ)、化粧品へ配合できるようにしたものです。
しかし、このビタミンC誘導体には欠点が…
実は、ビタミンC誘導体に加工される際にピュアビタミンCの2〜8倍の大きさになってしまいます。
つまり…
☑︎ビタミンC誘導体を20%配合した化粧品
☑︎ピュアなビタミンCを20%配合した化粧品
同じ配合量でも、実際の「ビタミンC」の量はピュアビタミンCの方が多いのです。
ですので、一般的な化粧品(ビタミンC誘導体配合)と比較してオバジC(ピュアビタミンC配合)は「ビタミンC」自体が高濃度配合されており、高い効果が期待できます。
効果的だけど要注意!オバジCは正しく使わないと肌荒れに…
高い効果のオバジCですが、使用時に注意しなければいけないポイントがあります。ぜひチェックしておきましょう。
オバジC5から使い始める
オバジC10・オバジC20など、ビタミンの配合量が高濃度になるほど、肌への刺激が大きくピリピリと痛みを感じやすくなってきます。
「初めて使う方」は特にオバジC5から使用し、肌との相性を確かめましょう。
必ず化粧水や乳液と併用する
オバジCは「美容液」の役割を果たすアイテムです。
スキンケアは化粧水で肌を整えてから美容液を使うことが大切です。特に、オバジCはビタミンCが高濃度に配合されているので洗顔後の肌には刺激が強すぎる可能性があります。
必ず「化粧水→オバジC→乳液」の順番で使用しましょう。
肌への刺激が気になる方は化粧水を塗った後に、再度化粧水を手にとり出しオバジCを薄めて使用する方法もおすすめです。
4滴以上使用しない
オバジCは使用量を守って使わないと、肌への刺激が強すぎて肌荒れを起こすことがあります。必ず決められた「4滴まで」の量を守りましょう。
もう一つの理由は、金銭的なものです。最も安いオバジC5でも「10ml3,000円(税抜)」というのは、決して安い価格ではありません。たくさん使ってしまうとコスパの悪さから使い続けることは難しくなります。
「使い続けれられるか」は意外と重要なポイントです。というのも、化粧品の効果を実感するためには1〜3ヶ月使い続ける必要があります。
ですので、無駄な量は使わないことをおすすめします。
オバジC使用後は紫外線に注意
オバジCに含まれる「ビタミンC」には紫外線を吸着し、色素沈着を起こすという特徴があります。
そのため、オバジCを朝塗ってすぐに紫外線にあたってしまうと、「シミが増えてしまった」なんてこともあるので気をつけなければなりません。
オバジCを朝に使用する場合は、上から「日焼け止め」or「UV下地」or「UVファンデーション」を使用しましょう。
もちろん、オバジCは夜だけの使用でも十分効果があるので、紫外線の強い春~夏は夜だけの使用がおすすめです。
オバジCには、肌への浸透力が高いという特徴があります。即効性も高い分、使い方をしっかり守ることが大切です。
毛穴・美白ケアに!オバジより低刺激&効果的なビタミンC化粧品
ビタミンCは毛穴や美白、ニキビやシワ対策などに役立つ美容成分です。しかし、オバジは配合濃度が高いため、肌への刺激が強かったり紫外線に注意しなければならないといったデメリットがあります。
そこで、オバジより低刺激かつ効果が期待できるビタミンC配合化粧品をプチプラから定番アイテムまで調査してみました。
ビタミンCの働きを最大限活かすには、2つのポイントがあります。
1. アスコルビン酸グルコシドを避ける
プチプラに多い、効果が弱いビタミンC誘導体
2. 美白成分と同じくらい保湿成分も配合
セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸配合
プチプラに多い、効果が弱いビタミンC誘導体
2. 美白成分と同じくらい保湿成分も配合
セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸配合
ビタミンC配合化粧品比較ランキング
順位 | 総合評価 | ビタミンCの種類 | 保湿成分 |
---|---|---|---|
1位 アスタリフトホワイト | 美白ケア成分ビタミンCの浸透力◎透き通る明るさに | リン酸アスコルビルマグネシウム | 3種のコラーゲン・アスタキサンチン |
2位 ビーグレン | うるおい力はやや弱いが両性ビタミンCで効果持続 | VCエチル(3-O-エチルアスコルビン酸) | スクワラン・海藻エキス・EDP3 |
3位 エリクシールホワイト | 保湿力はあるが、肝心の美白成分が微量。 | 2-O-エチル-L-アスコルビン酸 | コラーゲン・ヨクイニンエキス |
4位 ケシミン | プチプラの定番。価格相応の美白 | L-アスコルビン酸 2-グルコシド | プルーン酵素分解物 |
プチプラでおなじみの「ケシミン」にはトライアルセットはありませんが、それ以外であればトライアルセットがあるので肌に合うか試してみてください。
ビタミンCが高濃度に配合されていなくても、保湿成分もしっかり配合されている上記の化粧品であればビタミンCの効果を実感しやすいですよ。
高価なためランキングには入れていませんが、何をしても残り続けるシミ対策の最終手段としてポーラのホワイトショットSXSがあります。
何を使ってもダメだった人の最終手段価格:12000円(20g)
ホワイトショットSXS
ホワイトショットSXSはビタミンC誘導体はもちろん、根本から美白する有効成分ルシノール配合によって、ありとあらゆる角度からシミケアできる唯一の美白美容液です。
ただし、高価なので、アスタリフトホワイトのような実績のある美白化粧品でも満足いく効果が得られなかった場合の最終の手段としておすすめします。
ホワイトショットSXS公式サイトへ
オバジCを使う前に!疑問を解消
オバジCがどんな商品か分かったものの…疑問が残ったままだと購入するのが不安ですよね。気になる疑問は解消しておきましょう。
ここでは元エステティシャンの筆者が専門知識を持って、オバジに関する疑問について回答します。
敏感肌でも使用できますか??
回答:敏感肌の場合、肌に痛みや赤みが出る場合が多いようです。どうしても使いたいという方は、オバジCを塗る前に化粧水と乳液を塗った後に使用することで刺激を弱めることができ安全に使用できます。
ビタミンCが配合されていると聞きますが、紫外線に当たっても大丈夫?
回答:ビタミンCを肌に塗った後に、紫外線を浴びると色素沈着を起こしやすくなります。そのためシミやそばかすが出来やすくなってしまいます。
しかし、オバジCを塗った後にUVケアをしっかりしてあげれば防げるので、朝に使用している方は日焼け止めや化粧品を併用しましょう。日焼け止めはあまり使いたくないという方は、オバジCを夜だけの使用するとシミやそばかすを防ぐことができます。
オバジは何才からの使用がおすすめですか?
回答:何歳からという記載はありませんが、あまり早くから使用してしまうと肌が甘えてしまい、オバジCなしでは美肌をキープできない肌になってしまいます。
20代の方はシミやそばかす、ニキビなど気になる部分だけに使用することをおすすめします。
液体が黄色ですが、問題ありませんか?
回答:オバジCはビタミンCを豊富に含んでいるため、もともと液体の色が黄色です。製品により多少「黄色の濃さ」に差がありますが、効果に影響はありません。
途中から色に異変があった時は「酸化」している可能性があります。酸化しないように、光が当たらない温度の低い所で保管しましょう。
効果が出るまでの期間は?
回答:個人差がかなり大きいのですが、早い人だと翌日~1週間ほど、遅い人でも1ヶ月ほどで効果が出ているようです。特にニキビに対して即効性がある傾向にあります。シミやそばかすに使用する方は、効果を感じるまで時間がかかるので1~2ヶ月ほど継続することをおすすめします。
オバジCのデメリットとプラスすべきスキンケア
評判がいいから~という理由でオバジCを購入される方も多いのですが、オバジCのメリットだけではなく、デメリットも正しく知っておくとオバジCをより有効に使うことができますよ。
オバジCの特徴とデメリット
オバジCのデメリットは単品で使用すると乾燥しやすいという点です。というのも、オバジCは「ビタミンC」と「ビタミンE」をメインに作られた美容液。
保湿成分を排除し、高濃度に「ビタミンC」を配合しているのです。
そのため、ニキビやシミケアには向いていますが、保湿としての役割は一切ないと思っておきましょう。
オバジCにプラスすべきスキンケアは「保湿」
保湿にも様々ありますが、おすすめは肌内部を潤すことができる「セラミド」を配合したクリームの使用です。■セラミドとは?
セラミドは、コラーゲンやヒアルロン酸よりも水分を維持する力に優れた保湿成分です。
その効果は、一度挟み込んだ水分は湿度が0%になっても蒸発しないほどと言われています。
また、セラミドは敏感肌でも使用できるほど低刺激な成分なので、どの肌質の方でも安心して使うことができます。
ただし、セラミドは水と混ざりあうのが苦手なので、化粧水で補給するのは困難です。クリームであればセラミドを豊富に配合することができるため、セラミドの効果を最大限実感することができます。
セラミド配合クリームで肌にうるおいを与えることで得られる効果は、敏感肌・乾燥肌の方の弱ったバリア機能の復活です。
セラミド化粧品について解説したページがあるので、参考にご覧ください。
化粧水は効果なし!セラミドクリームの選び方
オバジCを塗った後は必ず保湿ケアをしましょうね。
オバジCを最安値で購入する方法
オバジCはどこで購入するとお得なのでしょうか。今回は最も人気の高いオバジC10 26mlで比較してみます。
アマゾン:6,149円(送料無料)
楽天:6,798円(送料無料)
公式ページ:7,560円(送料無料)
※価格はすべて税抜です。楽天:6,798円(送料無料)
公式ページ:7,560円(送料無料)
最安値はアマゾンですが、私は公式ページからの購入をおすすめします。
というのも、オバジCの最大の魅力「ビタミンC」はきちんと品質管理をしておかないとすぐに劣化してしまうからです。
アマゾンや楽天は第三者の転売で割安ですが、品質に対しての不安が残ります…
安く購入できたとしても、中身が劣化していては購入した意味がありません。
安いものではないからこそ、信頼できる公式ページから購入しましょう。
また、ドラッグストアではオバジ商品がセットで割安販売されていることもあります。
ドラッグストアだと、美容部員の方に詳しいお話も聞けると思うので、近くに店舗がある方はドラッグストアもおすすめです。
オバジ(Obagi)のラインナップ紹介
最後に、美容液と肌の相性が良かったから他のアイテムも気になる!…という方に、オバジラインのアイテムをまとめて解説しておきますね。
スペシャルケア編
特徴:ビタミンCと酵素を配合したパウダー洗顔料おすすめの人:いちご鼻や肌のザラつきをケアしたい人
不向きの人:敏感肌で洗顔後肌がつっぱる人
特徴:5種類の酸を配合の角質ケアライン
おすすめの人:肌のざらつき・くすみが気になる人
不向きの人:ニキビ炎症を起こしている人・敏感肌の人
特徴:ビタミンAと保湿成分配合のエイジングケアライン
おすすめの人:肌のハリツヤ・乾燥が気になる人
不向きの人:エイジングケアラインなので20代〜30代の人には早い
特徴:ハイドロキノン配合、夜用の美白美容液
おすすめの人:徹底的に美白ケアをしたい人
不向きの人:日中も紫外線ケアをしない人
基礎スキンケア編
特徴:キメを整えて透明感のある肌へ導くスキンケアラインおすすめの人:安くてもきちんとケアしたい人
不向きの人:高保湿ケアがしたい人
特徴:毎日のエイジングケアに最適なスキンケアライン
おすすめの人:エイジングケアを始めたい人
不向きの人:アクティブベースシリーズで満足している人
ベースメイク編
特徴:メイクしながらスキンケアができるファンデーションおすすめの人:肌に優しい化粧品を使いたい人
不向きの人:薄づきなので、しっかりしたベースメイクをしたい人
オバジC+保湿ケアで美肌を手に入れよう!
オバジの中でも人気のオバジCについて詳しく解説してきましたが、オバジCにはこれまでにない濃度で配合された「ビタミンC」には美容効果が期待できる反面、刺激の強さが気になることも判明しました。
自分には有用か?しっかりと見極めて、正しく使用しましょう。
さらにオバジCには期待できない「保湿」にもこだわることで、相乗効果が得られます。
ぜひ、「オバジC+保湿ケア」をトライしてみてください。
↓オバジCと合わせた保湿ケア↓
化粧水は効果なし!セラミドクリームの選び方
↓本格的な保湿ケア↓
高保湿美容液の選び方・使い方
画像引用:アットコスメ/公式ページ
◇参考文献
朝田 康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
鈴木 一成『化粧品成分用語事典2012』
小澤王春『自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典』