エステティシャンが美白美容液14種を実験比較！ホントにおすすめできるのは？

美白美容液は高価なものが多いので、なかなか自分で全てを比較して使ってみることは難しいと思います。

そこで、今回は私が主要な美白美容液１４種を取り寄せて、効果を実験で比較してみました。

驚いたことに、美白美容液は選び方、使い方で効果の実感値が全く違ったのです・・・

先におすすめ美白美容液ランキングをチェック(下部へ)

※美白効果とはメラニン生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと

美白美容液はシミ・くすみにどれだけ効果があるか？

美白美容液にもできること、できないことがあります。できないことを事前に知っておくことで、より有効に使うことができます。


美白美容液で今あるシミを消したり、元の肌以上に白くすることは不可能です。

美白美容液で期待できるのは「予防」や「元の肌色に戻すためのサポート」だということを認識しておきましょう。美白ケアは1日、2日で終割りませんが、徐々に「元の肌色へ近づいている」と、思い辛抱強く戦うことが重要なのです。

効果的な美白美容液の選び方！

医薬部外品は、厚生労働省によって「何らかの効果がある」と認められた成分が配合されいる化粧品のことです。必ずしも医薬部外品＞化粧品ということではありませんが、自分で効果のあるものを選ぶのが難しいという方は医薬部外品から選ぶのがオススメです。

厚生労働省が認めるオススメの美容液成分
ビタミンC誘導体　オススメ度：5
→ビタミンCは構造がもろく、不安定な成分なのですが、これを肌に吸収しやすいように安定させたのが誘導体/メラニン色素に変換されるのを邪魔する/メラニン生成抑制/還元

アルブチン　オススメ度：4
→元々は苔桃から抽出された成分/濃度が濃いと刺激になるので注意が必要/メラニン色素に変換されるのを邪魔する

トラネキサム酸　オススメ度：3
→昔は抗炎症剤として使用されていたもので、美白成分として開発されたもの/「メラニンを作れ！」という指令を妨げる

プラセンタエキス　オススメ度：1
→豚の胎盤から抽出された成分/メラニン色素に変換されるのを邪魔する

美容液に配合されている成分がどれほど優れていても、肌表面に留まるだけでは意味がありません。

浸透させるための工夫がされているものを選びましょう。ナノ化や、独自の浸透技術を研究しているメーカーの美容液は有用です。

美容液は他の化粧品よりも美容成分がぎゅっと凝縮されています。また、メラニンに働きかけるために肌に浸透しやすいように製法です。髪の脱色はメラニンに働きかけて色を抜くのですが、ダメージを気にしますよね。それと同様に、肌のメラニンに働きかけるときも優しさにはこだわることが大切です。

美白成分の濃度が高ければ高いほど刺激が強いと思いましょう。日本で定められている配合基準は厳しいため安心して使用できますが、海外製のものは濃度が高すぎる場合があります。

使ってわかった美白美容液おすすめランキング

浸透力の実験結果、配合成分、濃度、安全性を踏まえたランキングが以下になります。

美白美容液の「成分＋浸透力＋優しさ」比較ランキング詳細

	価格	有効成分	浸透力
1位 サエル	1,370円（税別）/10日分	アルブチン
2位 アスタリフトホワイト	1,000円（税別）/5日分	アルブチン/ビタミンC誘導体
3位 ビーグレン	1,800円（税別）/7日分	ピュアビタミンC
4位 アンプルール	1,667円（税別）/10日分	ハイドロキノン/ビタミンC誘導体
5位 ホワイトショット	6,500円（税別）/10g	ビタミンC誘導体
6位 HAKU	2,300円（税別）/10g	4MSK
7位 HANAオーガニック	1,370円（税別）/7日分	有効成分なし 美肌成分ローズ

詳細な実験結果は下部へ

実際に使用して分かった「成分＋浸透力＋優しさ」のランキング1位〜3位の詳細をご紹介いたします。
サエルは敏感肌の人も使用出来る美白ケア用品をというコンセプトで開発されたものです。アルコール不使用・香料不使用・紫外線吸収剤不使用などの肌への優しさにはこだわりがあります。

美白美容成分はアルブチンが配合されています。また、「ムラサキシキブエキス」「デイ・リリー花発酵液」という成分も配合されており、シミを「作らせない」「黒くしない」肌へと導いてくれます。

サエルはトライアルセットが1,370円(税別)/10日間と良心的な料金設定です。通常だと美容液だけで7,500円するのですが、トライアルセットの場合は「化粧水」「美容液」「クリーム」がセットになっています。

定期便の縛りもないのが嬉しいですね。更には30日間以内であれば開封済みでも返金してくれるので安心して使用開始できます。


サエルは敏感肌の方へ向けて開発されいるだけあり、美白ケアは刺激が強いという今までの常識を覆してくれました。実際の口コミでも敏感肌で満足している方が大勢いました。

使用感はサラサラしており、化粧水に近いテクスチャーのため「サラサラしすぎて嫌だ」と感じる方「浸透力が良い◎」と感じる方に分かれました。

筆者が使った感想としては、さらっとはしていますがスーッと馴染んでくれるので使いにくさはありませんでした。

サエルを最安値で購入したい方は、公式ページからの購入がオススメです。アマゾンや楽天による出品は転売のため品質管理、商品の保障がありません。
サエル公式ページへ※割引は変更になる可能性がありますので、上記の公式ページより最新情報をご確認ください。

アスタリフトの美白有効成分はビタミンC誘導体です。上記でも説明したように、ビタミンC誘導体は美白ケアとしてメラニン色素の還元、抑制ができる有用な成分です。
アスタリフトの最大の強みは浸透力です。ナノ化、浸透率にこだわって作られているのでスーッと肌に馴染むのを実感できます。
アスタリフト美容液の本商品の価格は30mlが7,000円と少々お高めですので、まずはトライアルで肌に合うかの確認をしておくのがおすすめです。5日分の化粧水/美容液/クリームがセットなので存分に試すことができます。5日分と記載がありますが、筆者がいつも使用する量だと一週間は試すことが可能な量でした。


アスタリフトは肌が不安定な方には合わない場合があるようです。美容成分がぎゅっと凝縮されているのでこれらの成分に反応している可能性があります。

一方、柔らかめにテクスチャーに刺激がなくていいと感じている方もいらっしゃいます。美白美容液はお肌に合う・合わないの分かれ目を言葉では説明できないので、トライアルを試すのが理想的です。

また、美白効果を実感している人の分かれ目は長く使用したか、そうでないかにあります。根気よく美白ケアに取り組んだ方は実感があり、トライアルでやめてしまった方は効果の実感がないのは当然のことです。

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誘導体の使用が好ましいと言われているなかで、ビーグレンはピュアビタミンCを高濃度に配合することに成功しています。ビタミンC誘導体の配合は1〜2％が多いなか、7，5％の配合率です。肌への負担も日本の安全基準をクリアしているので安心です。
ビーグレン独自の技術で、浸透したものが長時間肌に留まることができるようになっています。肌に留まる時間が長いことで美容効果を発揮できる時間も長くなるので、これは嬉しいですね。
ビーグレンでは肌に合わない場合やイメージと違った場合に365日の返金対応があります。美白美容液は肌への刺激や相性が気になるからこそ、返金対応があると安心して試すことができます。通常は1か月程度の返金保障が多いなか、365日というのは買う側としては嬉しいポイントです。


配合成分や浸透技術からも効果を実感している方が多い印象です。ラインで使用している方は、肌全体の調子も良くなったと感じている方が大半でした。

一方、ビーグレンはできたシミに効くハイドロキノン配合のコスメです。そのため、シミが濃くなったと感じている方はシミ以外の部分のトーンが上がったことが原因と思われます。金銭的に余裕があり、長期的に取り組める方にはオススメです。

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ドラッグストアでプチプラコスメ・定番コスメ、その実力はどうなのでしょう。

今回は主要な「クリニーク」「SK-II」「ソフィーナ」「キュレル」「ちふれ」「アクアレーベル」「白潤」を調査しました。


成分をチェックして分かったのは、SK-IIやクリニークは肌を綺麗にサポートする役割の高い美容液だったこと。プチプラコスメは肌をいたわる成分配合が気になること。でした。

美白美容液は肌への刺激が他のケア用品と比較しても強いため、一度トライアルで5日以上試した上で肌に異常が無い場合の購入がオススメです。

参考にしてみてください。

美白美容液は「入浴後」の使用がおすすめ！効果的な使い方

美白美容液の使うタイミングは化粧水の後、乳液やクリームの前です。美容液によっては導入美容液と呼ばれる、化粧水の前につけた方がいいものもあるのでお使いのメーカー基準を確認してみてください。

ここでは美容液をさらに効果的に使う方法を2つご紹介しますね。


お風呂あがりは毛穴が開いており、美容成分が浸透しやすい状態です。化粧水でお肌を整えた後に、美容液を使用しましょう。いつもよりスーッと馴染むのが実感できます。

美容液をつける時は優しいタッチで肌に摩擦をかけないように注意しましょう。ギューギューっと肌との密着率を上げることでより馴染みが良くなります。

美白美容液にプラス！更に美白へ導くスキンケアのコツ

美白美容液以外で悩みをケアする方法として有用なのがマッサージです。

マッサージの美肌効果

肌の巡りをアップすることで、顔全体に新鮮な酸素が送られます。新鮮な酸素は肌が元気に育つための大事な栄養素ですので、マッサージは有用なのです。

マッサージ方法

優しく両手で包み込んだらコメカミに向かって流していきましょう。（3回程度）


耳下腺はリンパが滞りやすい部位ですゴリゴリほぐしましょう。鎖骨もリンパが滞りやすい箇所です。指が入らなない方は優しく刺激し、くぼみに手が入るようほぐしましょう。


フェイスラインを人差し指の関節と中指の関節で挟み流しましょう。また、頬を優しくつねって骨から離すようにモミモミするのも有用です。

簡単なマッサージですが、お肌にとっては良い効果が現れますよ。1日3分からトライしてみてください。

※マッサージはマッサージ用潤滑剤を使用すること。また、刺激は肌の負担になるので優しく行いましょう。

生活を見直して美白を作る！体の中からメラニン還元！

美白ケアは1年中！紫外線対策が命

美白ケアは紫外線対策が重要です。「夏だけ日焼け止めを塗ってる」という方は、一年中日焼け止めを塗ってください。

化粧品での美白ケアは、シミができるスピードと比較すると非常に穏やかなものです。そもそもシミを作らないことが何より重要なので、毎日の紫外線対策は必要不可欠です。

食事で内側からメラニン還元効率をアップ

・・・メラニンの沈着を抑える/メラニンの還元をサポート

・・・巡りをアップし、シミの排出をサポート

ビタミンCの野菜とビタミンAの鶏レバーを使った、鶏レバーの野菜炒めは美味しくておすすめです。

ニベア・酒粕で美白ケア

ニベアでできる美白ケアとは、摩擦が原因のメアニンの活性が原因の場合に有用です。ニベアを塗って保湿することで肌のバリア機能が高まるというものです。

酒粕に含まれるコウジ酸が美白ケアに有用です。酒粕と豆乳を混ぜて緩めに作ったものでパックする方法です。※手作りパックは肌荒れを起こすことがあるので注意しましょう。

本当に有用なのは美白について研究を重ねた化粧品でのケア

ニベアでの美白ケアは摩擦が原因の股の黒ずみの予防としては有用ですが、できたシミや顔の紫外線シミに対しては効果はありません。

また、酒粕パックの原料である酒粕は非常に酸化しやすいものです。手作りの場合、品質管理ができていないとすぐに腐敗してしまいます。気付かずに使用することで肌荒れの原因になることもあります。

代用品、手作りケア用品はお金をかけないケアとしては有用ですが、本気の悩み解決は難しいです。知識を持たずに安易に挑戦するのは、逆に肌が荒れるリスクにもなるので要注意です。

やはり、美白ケアのおすすめは美容液の使用で、「品質、安全性、効果」を最優先に考えるのが大切です。

シミ・くすみの原因と美容液が美白していく仕組み

ここからシミについて一歩踏み込んだ情報を解説していきます。シミの原因や美容液が効くメカニズムを知っておくことで、美白ケアの質がグンっと上がりますので参考にご覧ください。






通常メラニンは肌代謝と共に排泄されます。しかし、メラニン色素が過剰に作られ続けると肌に居座り続けてシミとして残ってしまいます。また、肌代謝が悪くなることでシミが排泄されずシミとして残る場合もあります。

ちなみに、UVA波は肌の奥深くにある細胞を攻撃し肌組織を破壊します。これがシワやたるみの原因になります。

医薬部外品の美白美容液には美白成分がぎゅっと配合されています。これらがトラブルの原因に働きかけてくれるため悩みケアできるのです。

結果、紫外線が原因の「しみ」「くすみ」「肌を黒くする」などのトラブルをケアすることができます。

美容液の効果を実感したいなら！季節を問わない美白ケアが重要

美白ケアは長期戦が必要

1日2日のケアでシミが薄くなることはありません。「何ヶ月で効果が出る」と断言することはできませんが、最低でも3か月以上は継続して使用いただきたいです。

季節を問わずに美白ケアが必要な理由

紫外線は季節を問わず日々浴びています。夏だけのケア、日焼けした時だけのケアでは意味がありません。日々活動しているメラニンをどうケアしていくが重要なのです。

シミを作らない！美白は予防が重要な理由

「美白ケアは予防が重要なのはわかってるよ」という方、本当にわかっていますか？「美容医学辞典/吉木伸子著」の中で心を震わす一節がありましたのでご紹介いたします。


「た・し・か・に・！」ですね。

できたシミをケアするのは、非常に難しいということです。ワンピースと同じように、肌もシミを作らない予防が重要なのです。

ニキビやニキビ跡にも美白美容液は有用

美白美容液に配合されることの多いビタミンC誘導体はニキビケアにも向いている成分です。


しかし、ニキビを本気でケアしたい方はニキビケア専用の化粧品を使用するのがオススメです。また、ニキビ跡に関してはケアできない場合も多いので、悩みが深刻な場合はクリニックに行ってみるのも一つの手段です。

ニキビケアを本気でしたい方「大人ニキビの治し方 / 完全まとめ」を参考にご覧ください。

美白美容液の詰め替え用は雑菌が繁殖しやすい

最近は化粧品も詰め替え用を見かけることが増えました。エコロジーの観点から申し上げると素晴らしいことです。

しかし、衛生面から見るとなんとも申し上げにくい部分があります。

「容器が同じものを使用し続ける＝容器に雑菌がたまっている」という見方をすることができるのです。

美白ケアは予防が重要！正しく美容液を選んで、できたシミを撃退！

美白美容液について解説をしてきましたが、攻めのケアも重要ですが守りのケアが必要不可欠なことは伝わりましたでしょうか。

できてからの対策をしながら、できないように気をつけることで肌の悩みはグンっと減ります。

シミは手強いからこそ、普段の生活を見直しながら理想肌を手に入れていきましょう。

この記事を通して一人でも多くの方がシミの悩みから解放されれば幸いです。

4位以降の美白美容液の紹介

※美白効果とはメラニン生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと

参考：人気の美白美容液7個の効果を比較！おすすめ７選の結果は？

最後に、おすすめの美白美容液ランキングをつくるにあたり、実際におこなった検証結果を紹介します。

配合成分を見たたけではわからない美白成分の浸透力を比較してみました。

では、実際に「浸透力」を調査していきます！

お麩に美容液を垂らして、どれほど浸透するかを比較していきますね。

このまま1時間放置します。

一時間放置して、お麩を半分にカットしどれほど浸透したかをチェックしていきます。

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