ハイドロキノンとトレチノインの効果の違いは何ですか?

[公開日]2014/01/10[更新日]2015/12/16

ハイドロキノンとトレチノインの効果

ハイドロキノンとトレイチノンについて
ハイドロキノンとトレチノインという薬の、効能の違いについて質問です。特に以下の3点について教えてください。
1、火傷跡や手術跡の赤味、色素沈着、また乳輪のくろずみにはどちらが適していますか。
2、ハイドロキノンとトレチノインの併用は可能ですか。
3、ハイドロキノンは5%やそれ以外のパーセンテージのものがありますが、パーセンテージが高いほど効果があるのですか。

まず3つの質問について、端的にお答えします。
1、どちらかを選ぶならば、ハイドロキノンが適しています。
2、併用は可能であり、美白において寧ろ推奨されるところです。
3、濃度、つまり配合のパーセンテージは高いほど効果がありますが、その分取扱に注意が必要です。

正しい知識を持ってこそ活用できる成分


トレチノインとハイドロキノンはともに高い効果を持つと同時に、作用の激しさから医師のもとや、しっかりとした知識のもとでの使用が必要な薬です。

用法用量を誤ると、逆に色素沈着や皮膚科へ行かざるを得ない状況になる可能性があります。正しく使用できれば高い効果を期待できるので、正しい知識を身につけましょう。順番に解説していきます。

トレチノインとハイドロキノンの効果について


トレチノインは強力なビタミンA誘導体


美肌、美白に有効な成分として、レチノールなどのビタミンA誘導体が注目され、多くの化粧品に使用されるようになりました。トレチノインはビタミンA誘導体の一つで、肌のターンオーバーを促進し、肌内部からシミを排出させる働きがあります。

肌は表面の角質層の下に表皮、その下に真皮という層があります。肌の奥部にできたシミは、有効成分などが届きにくく、対策しにくいものでした。

トレチノインが優れた所は、ターンオーバー、つまり肌の表皮細胞が生まれ変わり、古くなった細胞を排出する代謝を活発化させる所にあります。他のビタミンA誘導体も同様の効果を持ちますが、トレチノインは特に優れた働きをします。

市販のものでレチノール配合の化粧品がありますが、同じビタミンA誘導体と比べ、トレチノインの働きは100倍と言われています。

トレチノインの美白やその他の効果


トレチノインはターンオーバーに影響するため、特に美白の面では、とれなくなったシミを排出することが注目すべきポイントです

ターンオーバーに依る効果は、それ以外にも嬉しい変化をもたらします。シミを排出するだけでなく、肌全体を生まれ変わらせ、コラーゲンやヒアルロン酸といった自前の美肌成分の生成も活性化させます。

シミへの劇的な効果ほどではないとはいえ、皺や肌のハリ、キメなどにも効果が期待できます。アメリカではシミ以外に、ニキビ治療や肌の若返り全般に使用される薬です。個人輸入からの販路は主にシンガポールからのものが多いようです。

ハイドロキノンは肌の漂白剤


ハイドロキノンは肌の漂白剤と呼ばれ、トレチノインとは違った働き方で美白効果を発揮します。トレチノインはできてしまった肌内部のシミを排出する、ターンオーバーを促進する働きでしたが、ハイドロキノンはシミ生成のもとに働きかけます。

シミを作り出す酵素を抑制することで、今あるシミを押さえ、これからのシミを作らないようにするというのがハイドロキノンの効果です。トレチノインは医師の処方がないと、薬局などで購入することができませんが、ハイドロキノンは購入可能です。

ハイドロキノンとトレチノインが併用される理由


さて、これらの薬がシミ治療に併用で治療に用いられるのは、二つの違った作用を活かすことで、効果を狙ったものです。簡単に言えば、今あるシミを排出しながら、これからできるシミを予防するということです。

また、併用によって、ハイドロキノンが肌内部に作用しやすくなります。単体の使用では浸透が悪いハイドロキノンを、トレチノインと併用し浸透させることで、高い美白効果が得られるわけです。

夢のような美白効果のこの二剤ですが、基本的に処方の必要な薬というのは、使用にリスクが伴うことを認識しておきましょう。

単体で美白を狙うならハイドロキノン


「美白にどちらの薬剤が適しているか」以上の説明を踏まえるとハイドロキノンということになります。効果を高めたいならば、ハイドロキノンの浸透を良くするトレチノインと併用してください。

トレチノイン単体では、美白効果が望めないばかりか、逆により一層の色素沈着を生む可能性があります。トレチノインを塗布してターンオーバーが激しくなると、肌は炎症状態になります。この炎症時は、シミを排出しながらも、同時にメラニンが活発に生成されており、色素沈着が起きやすい状態です。

これまであったシミを排出してくれる一方、新しいシミを生成してしまう可能性があるのです。そこで、トレチノインを使用する場合はメラニンを抑制する働きがあるハイドロキノンを併用しないと美白効果が望めません。

美白目的でなく、肌の若返りを目的に、薄いトレチノインを単体で使用することはありますが、そうでない場合、単体使用はオススメしません。

トレチノイン×ハイドロキノン製品の選び方


製造日をチェック
これらの製品を使用する際、濃度だけでなく、製造日や保存方法に注意しなければいけません。トレチノインは冷蔵管理で製造から1ヶ月以内のものでないと、効果を発揮しません。ハイドロキノンも1ヶ月以内です。特にトレチノインは未開封でも製造日からの有効期限で換算してください。

肌との相性を小さくチェック
使用する前にどれぐらいの炎症が起こるのか、肌の目立たない部分でテストしてください。これらの薬剤には、使用課程で必ず発生するダウンタイムの症状とは別の、体質的に身体に合わない場合のアレルギー反応が出ることがあります。

また、ダウンタイムの症状がどれほどのものかも事前に確認しておきましょう。特に目立つ場所にいきなり塗ってしまうと、外に出られないような酷い状態になって、後から困ります。痒みも出ますので、使用後どのような状態になるかを確認してから使うようにしてください。

トレチノインとハイドロキノンの使用方法


トレチノインとハイドロキノンの使い方の手順


日本でのトレチノインとハイドロキノンの治療法は東大式などが知られています。ご自身で行う場合も、使用方法をしっかりと守り、きちんと効果を出せるようにしてください。まずは使用の手順をご紹介します。

step1
洗顔、化粧水を終えたら、シミなど効果を出したい箇所からはみ出さないように、トレチノインを塗布し、その上から少しはみ出す程度にハイドロキノンを塗ります。これを多くて朝晩2回繰り返します。

step2
炎症などの反応が出始めるのは、塗り続けてから2~3日後です。ここで現れる炎症は、治療の過程で起こるもので、ターンオーバーが激しくなり、肌の防御力も落ちた状態になります。ここでしっかりと保湿をし、紫外線を防御することが大切です。

ダウンタイムの対処の仕方


炎症などが始まるダウンタイム時、肌は炎症状態、アトピーや激しい日焼け後のような状態になっています。皮が剥け、刺激の強いスキンケアや日焼け止めは痛みを伴うほどになります。

化粧品は敏感肌用、日焼け止めは紫外線吸収剤を含まないもの、など低刺激なものを選んで下さい。また、日焼け止め以外にも、紫外線をなるべく避けるような対策をしてください。

摩擦などの刺激も、色素沈着につながる場合があるので、防御しながら生活できるよう体制を整えておくことが大切です。剥けてきた皮は無理やりはがさず、自然に剥がれ落ちるのを待ちます。またこの時、トレチノインの使用回数を減らします。できれば皮膚科医に様子をみてもらいながら、減らし方を調整します。

反応の出方に注意が必要な場合


この2~3日後の症状の現れ方が激しすぎる場合、特に出血がある、赤みや痛みが酷すぎるなどの場合はすぐに皮膚科を受診してください。逆に、何も反応がない場合はトレチノインに反応しない体質の可能性があるので、濃度を変えるか、別の治療に切り替えるなどの必要があります。

トレチノイン、ハイドロキノンともに、体質的に合わない場合があります。ケミカルなヘアカラー剤にアレルギーがある方などに多いそうです。塗布後のダウンタイムの症状とともに、アレルギー症状の判断も正確に行わないと、リスクを伴いますので、心配な場合は皮膚科での受診でこの薬を始めてみるのがいいでしょう。

ダウンタイムが穏やかな治療方法


日本で導入されているもう一つのトレチノイン&ハイドロキノン治療がオバジ式です。こちらの治療法の特徴は、トレチノインとハイドロキノンのみの処方ではなく、一連のスキンケアセットを処方されることです。

それだけに処方されたセットの支払いは高額になりますが、ダウンタイムの症状を軽くするものになっており、日常生活に来たす支障が少なくなるというメリットがあります。お値段が高額なため、こちらのトレチノイン商品のみを購入される方もいますが、ダウンタイムの症状を穏やかにしたい場合は、セット使いが効果的なようです。

また、病院で処方されるものとは別に、市販でもオバジ製品を購入する事が可能です。「オバジ ニューダーム スターターキット」は7点セットで37,000円程です。ただし「トレチノインクリーム」は含まれていないため、0.05%(20g)を別売り(5480円)で購入しなければいけません。

治療期間


治療期間は、早い場合1ヶ月から効果が出始めますが、顔のシミで2ヶ月以上、皮膚が顔より厚い身体の場合はより長い時間がかかります。つらい炎症や痒みなどの症状は徐々に弱まりますが、紫外線対策などは続けなければいけません。

長期を前提に刺激が多い時期を避ける
数か月治療使用する覚悟で、夏場など肌に刺激が多い季節を避けるなど、環境を整えて取り組む事をおすすめします。また、薬剤の濃度によっても治療期間が異なります。

治療期間を短くしようと高濃度にいきなり手を出さない
ご質問への回答にもあるように、濃度が高いほど反応も高く、すなわち早く効果が出ます。しかし、濃度が高いほどダウンタイムの症状も激しくなりますので、これまで使用経験が無いまま高い濃度に手を出すのはお勧めできません。自分にちょうどいい濃度にすぐに当らない可能性もあることを踏まえて使用や購入をお考えください。

また、この治療で効果が出た所で、一月程休むと、次の使用時に効果的です。刺激の強い薬ではありますが、使用を続けると耐性ができてしまうため、休みを入れながら使用することで次の効果を得ることができるのです。

入手方法


トレチノインの入手方法


効果のある安全なトレチノインを入手する一番の方法はやはり皮膚科です。不安定な薬剤のため、効果を出すには生成されてから冷蔵された状態で一ヶ月以内に使用するとなると、この方法が一番確実だと言えます。

東大式の治療を行う病院で扱うトレチノインの濃度は0.05%~0.4%で、5gにつき3,900円~5,500円程度となっています。またハイドロキノンは4%で5500円程です。

個人輸入で手に入るトレチノインは「Stiva-a」が有名です。0.01%~0.1%まで25gのものが2000円代で手に入り、皮膚科で処方されるものより安価です。25度以下での管理が指定されている製品で、冷蔵庫で保存するようになっています。もちろん自己責任で、製造日や輸送時の管理については注意が必要です。

ハイドロキノンは医薬品以外の商品がある


ハイドロキノン以外にも、ビタミンC誘導体やアルブチン、油溶性肝臓エキス、エラグ酸といった美白成分があります。これらの成分の働き、つまりチロシナーゼという酵素を抑制し、シミを改善、予防するという働きは同等ですが、その効果において、ハイドロキノンは圧倒的に優れており、100倍ともいわれています。

また、コウジ酸やリノール酸、トランキサム酸といったこれからできるシミを予防する成分もありますが、ハイドロキノンは今あるシミ対策と予防の二つを兼ね備えた点でも優れた美白成分です。

一方、刺激の強い薬でもあります。医師の処方無しで使用出来るからといって、リスクを知らずに使うことは危険です。特に4%以上は医薬品となり、強い効果を求めるあまり、高濃度のものを安易に使うと、白斑や色素沈着といった痛い目に合うことがあります。

ハイドロキノン単体で使う場合も、ピーリング作用があり、炎症を起こす事を知っておきましょう。塗布は効果を出したい場所のみに限り、塗布後炎症が起こることを想定して使用してください。この炎症はトレチノインと同様、効果を得るまでに必要な過程ですが、この間、日焼けには十分に注意し、刺激のある化粧品や日焼け止め、そして摩擦などを避けなければいけません。

単体で使用する場合、トレチノインとの併用よりも効果を出すまでに時間がかかります。半年から一年の治療に取り組む覚悟で、ケアを行いましょう。ただし、ハイドロキノンに関しては、医薬品以外の販売が認められたことで、使用しやすい商品が増えています。そういった商品を使い、弱いダウンタイムで長期に治療するという手もあります。


ハイドロキノン配合の市販化粧品


ハイドロキノンは一般的に売られている化粧品にも配合されているものがあります。良く知られている商品としてはアンプルールの「ラグジュアリーホワイト」(初回セット1980円)があります。

ハイドロキノン配合化粧品
ラグジュアリーホワイト HQトライアルセット/アンプルール

 

美白化粧品アンプルール

ハイドロキノン誘導体配合の、数少ない美白化粧品アンプルールです。

✔ 美白有効成分「ハイドロキノン誘導体」配合
✔ ビタミンCのエイジングケア作用
✔ ヒアルロン酸による保湿作用
モニターセット(1,890円/税込)の詳細は以下よりご確認ください。

アンプルール公式ページへ


市販化粧品は個人輸入品よりも安心度が高い面もありますが、トラブルゼロを保証するものではありませんので、上記のハイドロキノンに関する知識を持って炎症などの想定を持ったうえで使用してください。

ハイドロキノンを個人輸入で入手する選択肢


ハイドロキノンについても、個人輸入品で4%の高濃度のものを手に入れることができます。しかもお値段は1400円程度とかなりお手頃です。よく個人輸入品で使用されるのが、20gで1300円程度から手に入る「ユークロマクリーム」です。

ただし先述の通り、こちらも刺激の強い薬で、4%では赤みなどのダウンタイム症状、それ以下でも肌の弱い方は症状が出ることが考えられますから、こういった輸入品は、一度皮膚科で濃度や相性を試されてから手を出されるのが安心かと思います。

また、ハイドロキノンについても冷蔵庫での管理や一ヶ月以内の使い切りといった薬の扱いに注意が必要です。初めての使用で心配な場合は、より刺激の弱い2%のものから使用してもいいかもしれません。

併せて使いたい化粧品


最後に、トレチノイン、ハイドロキノンと同時に使用されることが多いビタミンC誘導体についても触れておきます。美白に関心が高い方はお馴染みの成分かと思います。トレチノインなどの塗布前にビタミンC誘導体を使用して、効果を高めることができます。

トレチノインやハイドロキノンを塗布する前に化粧水をつける際、ブースターとして、もしくは化粧水と混ぜるなどの形でビタミンC誘導体を取り入れます。ビタミンC誘導体としてお馴染みのトゥベール「クリスタルエッセンス」(21mlで3219円)や、チューンメーカーズの「VC-3ビタミンC誘導体」(10mlで1500円)などを、気になる箇所や化粧水と混ぜて使用します。

化粧水そのものは、敏感肌用で保湿力のあるものを使用し、ダウンタイムの症状に備えた方が良いので、ビタミンC誘導体はブースターやポイント的な使用がこの場合はお勧めです。


◇参考文献・WEBサイト一覧
厚生労働省 統合医療情報発信サイト
日本化粧品技術者会
日本抗加齢学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
※本サイトの薬事法に対する考え方、商品ランキング・点数付けの根拠は「アンチエイジングの神様とは」をご確認ください。


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