スキンケアの理解が深まる化粧品成分の一覧解説《随時更新》
[公開日]2014/01/02[更新日]2015/04/02
この成分ってどんな効果があるんだろう?化粧品の成分表示を見て、誰もが抱く疑問でしょう。ここでは、化粧品に配合される主要な成分について解説します。どんどん増やしていきますので、ブックマークしておくと便利ですよ。
ビタミンCは様々な効果が期待されている一方で、空気に触れると酸化しやすく、水に溶かすと活性を失うなど安定性が低い成分であり、ビタミンC自体は肌へ吸収されにくいという性質も持っています。これらのビタミンCの弱点を改良したものがビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体は角質層への透過を良くし、肌に吸収されてからメラニン色素に近い距離でビタミンCに変化し長時間活性を持続する性質があります。メラニン色素生成の抑制、色素沈着の防止、シミやそばかすを消したり、薄くしたりなど美白効果があると言われています。
コラーゲンとはタンパク質の一種で体内のタンパク質の30%を占め皮膚や血管、骨などあらゆる組織に存在します。細胞と細胞を結合し身体を構成する役割や、酸素や栄養を供給したり、老廃物を排出する役割を持っています。体内のコラーゲンは年齢と共に減少してしまいますが、質の良いコラーゲンを摂ることで、美肌効果や育毛効果、バストアップ効果などのアンチエイジング効果が期待できます。
ヒアルロン酸とは安定性、安全性の高い高分子の保湿成分です。真皮の主要構成要素であるコラーゲンとエラスチンの隙間を埋めて支えているのがヒアルロン酸で、1gで6リットルの水を蓄えるという高い保水力があり、肌の保湿、シワやたるみの予防に効果的です。エモリエント成分(油分)との組み合わせでより高い保湿効果、角質柔軟効果を発揮します。
セラミドは角質の水分を保持する機能があり、コレステロールや脂肪酸などと共に水と脂質の層状構造を作っている成分です。肌細胞を整えて肌のバリア機能を高め、各層細胞同士の隙間を満たし水分をつなぎとめます。セラミドは肌のターンオーバーで生みだされますが、食品からも摂取する事ができ、不足すると保湿成分が逃げてしまうため肌荒れや敏感肌になってしまいます。
コケモモなどの植物に含まれる天然フェノール性配糖体で、美白効果に優れている成分です。アルブチンにはβ型とα型があり、化粧品などで使用されているものはβ型です。また合成物と天然物がありますが、どちらもメラニンの繁殖を抑える作用があり、シミ、そばかす、くすみ予防に効果的で厚生労働省から美白有効成分として医薬部外品の認可を受けています。
酒造りなどに使われる麹から麹菌を培養して作られる美容成分であるコウジ酸はメラニン色素を作る酸化酵素のチロシナーゼの活性を抑えてメラニン合成を抑えます。高い美白効果と糖化を防ぐ効果がある事から医薬部外品の有効成分として厚生労働省から認可されている美白成分のひとつです。
エラグ酸とは抗酸化作用を持つ天然のポリフェノール性物質で、イチゴやブルーベリー、ザクロ、ラズベリー等から抽出されます。メラニン色素を生成するチロシナーゼという酸化酵素を抑制する働きがあるため、美白効果の他、ポリフェノールの働きである抗酸化作用から、しわやたるみなどのアンチエイジング効果、身体のあらゆる内臓機能の活性化に効果が期待できるとも言われています。
ルシノールとは大手化粧品メーカーのポーラが開発、商標登録している美白成分で一般名(科学名)は「4-n-プチルレゾルシノール」と言います。チロシナーゼがチロシンと結びつく事でメラニンが生成されますが、ルシノールはチロシナーゼとチロシンの合体を防ぐ事から美白効果が高いと言われています。ルシノールと似た働きの美白成分にコウジ酸やアルブチンなどがありますが、ルシノールのチロシナーゼ酵素阻害能力はコウジ酸の約5倍、アルブチンの約400倍と言われている他、肌への浸透性が高いため微量の濃度で美白効果が期待できます。
リノール酸は体内で生成不可能な必須脂肪酸のひとつで、植物油や豆腐、納豆、アーモンドに多く含まれています。肌の保湿や抗炎症作用、老化防止作用など、皮膚のバリア機能をアップさせると言われ、代謝を高める働きがあります。また肌を柔らかくする作用もあり、リノール酸が肌に馴染む事で水分の蒸発を防ぎ、潤いを維持する事ができます。
カミツレ(英語名:カモミール)という植物から抽出される美白成分でメラニン色素の生成を阻害する働きがあります。他の美白成分とは異なりメラニン色素を生みだす指令を出しているエンドセリンという物質そのもののに作用するため、メラニンの生成をストップさせる特徴があります。また代謝をアップさせ肌のターンオーバーを促してくれるので肌表面に残ったシミにも効果的だと言われています。消炎効果の他、保湿、収れん効果も認められています。
トラネキサム酸は人工的に作られたアミノ酸で、医療業界では止血剤として利用されており、美容業界では肝斑に効果が高いと言われています。メラニンを作りだすメラノサイトの活性化を促すプラスミンの働きをブロックする効果があり、シミを作る原因を解消するため予防型の美白成分と言われています。
正式名称は「4-メトキシサリチル酸カリウム塩」で、皮膚の角質を軟化させる「サリチル酸」の誘導体が4MSKです。4MSKはメラニン色素の生成を抑制する働きがあるためシミやそばかすに効果的である他、肌の張りや弾力を改善させ、肌のターンオーバーを促進する働きもある美白成分です。大手化粧品メーカーの資生堂が開発し、医薬部外品の有効成分として厚生労働省から認可もされています。
マグノリグナンはモクレン科のホオノキの樹皮などに多く含まれている成分の美白効果に着目しカネボウ化粧品が開発した美白成分です。メラノサイトが活性化しチロシナーゼが生成される事がシミの原因ですが、マグノリグナンはチロシナーゼの成長を阻害する事でメラニンの生成を抑制するため、他の美白成分と組み合わせて利用することにより、より多くの要因で美白を促進すると言われています。シミやそばかすの他、肝斑にも効果が期待できます。
プラセンタエキスとは「胎盤」から抽出された成分で、3大栄養素であるタンパク質」「脂質」「糖質」の他、「ミネラル」「ビタミン」「各種アミノ酸」「活性ペプチド」等、わかっているだけでも数千種類の成分が含まれていると言われています。そのため様々な成分が相乗効果を生むため「若返りの成分」とも呼ばれています。血行促進や新陳代謝を活発にする事で、肌のターンオーバーを促進させ、肌の老化防止に高い効果を発揮します。
グラブリジンはマメ科の甘草(カンゾウ)やその同属の植物の根から抽出した油溶性のエキスの主成分です。メラニン色素の生成に関わるチロシナーゼの活性を阻害し抗酸化作用があるため美白に効果的な成分で、特にシミの予防効果は高いと言われています。
レチノールとは脂溶性ビタミンに分類されるビタミンAの事で、科学的にはレチノイドと呼ばれています。レチノールは皮膚に浸透すると表皮細胞の生まれ変わりを活発にし、肌の新陳代謝を促します。また肌の潤いを保つヒアルロン酸の合成も促進するため、みずみずしくふっくらした肌を作ります。そのためしわやシミへの改善効果が期待でき、自然老化だけではなく光老化にも有効な成分だと言われています。
AHAとはアルファヒドロキシ酸の頭文字をとってAHAと呼ばれていますが、一般的にはフルーツ酸と呼ばれています。マンゴーやグレープフルーツ、柑橘類などの果物から採取される角質柔軟化成分です。AHAは細胞間の結合を緩める作用があり、皮膚の剥離を促進させるため、古い角質を取り除く洗顔料やピーリングジェルに配合されています。肌の新陳代謝を上げてくすみを改善する美白効果があります。古い角質を取り除く事で肌が滑らかになり、保湿剤や栄養クリームの吸収も良くなります。
ナイアシンとは水溶性のビタミンの一種で、タンパク質の代謝、血液循環や神経細胞の働きに関わる、人体にとって必要不可欠な栄養素です。コラーゲンの抑制を促進する働きと肌の新陳代謝を活性化しターンオーバーを整える働きがあるため、しわやたるみ、毛穴の開き、肌のくすみに対し効果的です。
アスタキサンチンとは鮭やタイ、イクラなどに含まれる天然の赤い色素でカロチノイドの一種です。抗酸化作用はビタミンEの約550~1000倍に相当するとも言われ、血液と共に全身に行きわたって体内の過剰な活性酸素による酸化を抑えてくれます。特に紫外線により発生する活性酸素に対して効果を発揮し、シミやしわの予防に効果的です。
ビクノジェノールとは大西洋沿岸に生息する「フランス海岸松」という松の樹皮から抽出された天然の抗酸化物質です。優れた抗酸化力は細胞のビタミンEを酸化から守り、コラーゲンを増強する作用がある事からしわやたるみにとても効果的です。紫外線障害の防止にも有効であるため、日焼け予防にも効果的です。
フラーレンとは炭素原子60個が球状に配置された球状化学物質でビタミンCの約125倍の抗酸化作用とブラセンタの約800倍ものコラーゲン生成促進作用があると言われている物質です。老化の原因となる活性酸素を取り除く他、メラニン生成の有害刺激を吸いとって色素沈着を防いでくれるため美白効果に優れています。
アミノ酸の一種に属するマトリキシルは、2種類のペプチドによって真皮内にある線維芽細胞に働きかけるためコラーゲンやヒアルロン酸などの合成を活発化させます。また体内でコラーゲンを作りだす事ができる物質であると医学的に証明されており、ダメージを受けた真皮を修復してくれるため、シワ改善にとても効果的な成分です。
アルジルリンとは植物由来の合成ペプチド(アミノ酸)で、美容医療などで人気のある「ボトックス注射」と同様の効果があるため、アルジルリン配合の化粧品は「塗るボトックス」と呼ばれています。ボトックス注射と同様にしわを作る神経伝達物質の放出を抑制する効果があるため「表情じわ」に高い効果を発揮します。
ビタミンC誘導体
ビタミンCは様々な効果が期待されている一方で、空気に触れると酸化しやすく、水に溶かすと活性を失うなど安定性が低い成分であり、ビタミンC自体は肌へ吸収されにくいという性質も持っています。これらのビタミンCの弱点を改良したものがビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体は角質層への透過を良くし、肌に吸収されてからメラニン色素に近い距離でビタミンCに変化し長時間活性を持続する性質があります。メラニン色素生成の抑制、色素沈着の防止、シミやそばかすを消したり、薄くしたりなど美白効果があると言われています。
コラーゲン
コラーゲンとはタンパク質の一種で体内のタンパク質の30%を占め皮膚や血管、骨などあらゆる組織に存在します。細胞と細胞を結合し身体を構成する役割や、酸素や栄養を供給したり、老廃物を排出する役割を持っています。体内のコラーゲンは年齢と共に減少してしまいますが、質の良いコラーゲンを摂ることで、美肌効果や育毛効果、バストアップ効果などのアンチエイジング効果が期待できます。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸とは安定性、安全性の高い高分子の保湿成分です。真皮の主要構成要素であるコラーゲンとエラスチンの隙間を埋めて支えているのがヒアルロン酸で、1gで6リットルの水を蓄えるという高い保水力があり、肌の保湿、シワやたるみの予防に効果的です。エモリエント成分(油分)との組み合わせでより高い保湿効果、角質柔軟効果を発揮します。
セラミド
セラミドは角質の水分を保持する機能があり、コレステロールや脂肪酸などと共に水と脂質の層状構造を作っている成分です。肌細胞を整えて肌のバリア機能を高め、各層細胞同士の隙間を満たし水分をつなぎとめます。セラミドは肌のターンオーバーで生みだされますが、食品からも摂取する事ができ、不足すると保湿成分が逃げてしまうため肌荒れや敏感肌になってしまいます。
アルブチン
コケモモなどの植物に含まれる天然フェノール性配糖体で、美白効果に優れている成分です。アルブチンにはβ型とα型があり、化粧品などで使用されているものはβ型です。また合成物と天然物がありますが、どちらもメラニンの繁殖を抑える作用があり、シミ、そばかす、くすみ予防に効果的で厚生労働省から美白有効成分として医薬部外品の認可を受けています。
コウジ酸
酒造りなどに使われる麹から麹菌を培養して作られる美容成分であるコウジ酸はメラニン色素を作る酸化酵素のチロシナーゼの活性を抑えてメラニン合成を抑えます。高い美白効果と糖化を防ぐ効果がある事から医薬部外品の有効成分として厚生労働省から認可されている美白成分のひとつです。
エラグ酸
エラグ酸とは抗酸化作用を持つ天然のポリフェノール性物質で、イチゴやブルーベリー、ザクロ、ラズベリー等から抽出されます。メラニン色素を生成するチロシナーゼという酸化酵素を抑制する働きがあるため、美白効果の他、ポリフェノールの働きである抗酸化作用から、しわやたるみなどのアンチエイジング効果、身体のあらゆる内臓機能の活性化に効果が期待できるとも言われています。
ルシノール
ルシノールとは大手化粧品メーカーのポーラが開発、商標登録している美白成分で一般名(科学名)は「4-n-プチルレゾルシノール」と言います。チロシナーゼがチロシンと結びつく事でメラニンが生成されますが、ルシノールはチロシナーゼとチロシンの合体を防ぐ事から美白効果が高いと言われています。ルシノールと似た働きの美白成分にコウジ酸やアルブチンなどがありますが、ルシノールのチロシナーゼ酵素阻害能力はコウジ酸の約5倍、アルブチンの約400倍と言われている他、肌への浸透性が高いため微量の濃度で美白効果が期待できます。
リノール酸
リノール酸は体内で生成不可能な必須脂肪酸のひとつで、植物油や豆腐、納豆、アーモンドに多く含まれています。肌の保湿や抗炎症作用、老化防止作用など、皮膚のバリア機能をアップさせると言われ、代謝を高める働きがあります。また肌を柔らかくする作用もあり、リノール酸が肌に馴染む事で水分の蒸発を防ぎ、潤いを維持する事ができます。
カモミラET
カミツレ(英語名:カモミール)という植物から抽出される美白成分でメラニン色素の生成を阻害する働きがあります。他の美白成分とは異なりメラニン色素を生みだす指令を出しているエンドセリンという物質そのもののに作用するため、メラニンの生成をストップさせる特徴があります。また代謝をアップさせ肌のターンオーバーを促してくれるので肌表面に残ったシミにも効果的だと言われています。消炎効果の他、保湿、収れん効果も認められています。
トラネキサム酸
トラネキサム酸は人工的に作られたアミノ酸で、医療業界では止血剤として利用されており、美容業界では肝斑に効果が高いと言われています。メラニンを作りだすメラノサイトの活性化を促すプラスミンの働きをブロックする効果があり、シミを作る原因を解消するため予防型の美白成分と言われています。
4MSK
正式名称は「4-メトキシサリチル酸カリウム塩」で、皮膚の角質を軟化させる「サリチル酸」の誘導体が4MSKです。4MSKはメラニン色素の生成を抑制する働きがあるためシミやそばかすに効果的である他、肌の張りや弾力を改善させ、肌のターンオーバーを促進する働きもある美白成分です。大手化粧品メーカーの資生堂が開発し、医薬部外品の有効成分として厚生労働省から認可もされています。
マグノリグナン
マグノリグナンはモクレン科のホオノキの樹皮などに多く含まれている成分の美白効果に着目しカネボウ化粧品が開発した美白成分です。メラノサイトが活性化しチロシナーゼが生成される事がシミの原因ですが、マグノリグナンはチロシナーゼの成長を阻害する事でメラニンの生成を抑制するため、他の美白成分と組み合わせて利用することにより、より多くの要因で美白を促進すると言われています。シミやそばかすの他、肝斑にも効果が期待できます。
プラセンタエキス
プラセンタエキスとは「胎盤」から抽出された成分で、3大栄養素であるタンパク質」「脂質」「糖質」の他、「ミネラル」「ビタミン」「各種アミノ酸」「活性ペプチド」等、わかっているだけでも数千種類の成分が含まれていると言われています。そのため様々な成分が相乗効果を生むため「若返りの成分」とも呼ばれています。血行促進や新陳代謝を活発にする事で、肌のターンオーバーを促進させ、肌の老化防止に高い効果を発揮します。
グラブリジン
グラブリジンはマメ科の甘草(カンゾウ)やその同属の植物の根から抽出した油溶性のエキスの主成分です。メラニン色素の生成に関わるチロシナーゼの活性を阻害し抗酸化作用があるため美白に効果的な成分で、特にシミの予防効果は高いと言われています。
レチノール
レチノールとは脂溶性ビタミンに分類されるビタミンAの事で、科学的にはレチノイドと呼ばれています。レチノールは皮膚に浸透すると表皮細胞の生まれ変わりを活発にし、肌の新陳代謝を促します。また肌の潤いを保つヒアルロン酸の合成も促進するため、みずみずしくふっくらした肌を作ります。そのためしわやシミへの改善効果が期待でき、自然老化だけではなく光老化にも有効な成分だと言われています。
AHA
AHAとはアルファヒドロキシ酸の頭文字をとってAHAと呼ばれていますが、一般的にはフルーツ酸と呼ばれています。マンゴーやグレープフルーツ、柑橘類などの果物から採取される角質柔軟化成分です。AHAは細胞間の結合を緩める作用があり、皮膚の剥離を促進させるため、古い角質を取り除く洗顔料やピーリングジェルに配合されています。肌の新陳代謝を上げてくすみを改善する美白効果があります。古い角質を取り除く事で肌が滑らかになり、保湿剤や栄養クリームの吸収も良くなります。
ナイアシン
ナイアシンとは水溶性のビタミンの一種で、タンパク質の代謝、血液循環や神経細胞の働きに関わる、人体にとって必要不可欠な栄養素です。コラーゲンの抑制を促進する働きと肌の新陳代謝を活性化しターンオーバーを整える働きがあるため、しわやたるみ、毛穴の開き、肌のくすみに対し効果的です。
アスタキサンチン
アスタキサンチンとは鮭やタイ、イクラなどに含まれる天然の赤い色素でカロチノイドの一種です。抗酸化作用はビタミンEの約550~1000倍に相当するとも言われ、血液と共に全身に行きわたって体内の過剰な活性酸素による酸化を抑えてくれます。特に紫外線により発生する活性酸素に対して効果を発揮し、シミやしわの予防に効果的です。
ピクノジェノール
ビクノジェノールとは大西洋沿岸に生息する「フランス海岸松」という松の樹皮から抽出された天然の抗酸化物質です。優れた抗酸化力は細胞のビタミンEを酸化から守り、コラーゲンを増強する作用がある事からしわやたるみにとても効果的です。紫外線障害の防止にも有効であるため、日焼け予防にも効果的です。
フラーレン
フラーレンとは炭素原子60個が球状に配置された球状化学物質でビタミンCの約125倍の抗酸化作用とブラセンタの約800倍ものコラーゲン生成促進作用があると言われている物質です。老化の原因となる活性酸素を取り除く他、メラニン生成の有害刺激を吸いとって色素沈着を防いでくれるため美白効果に優れています。
マトリキシル
アミノ酸の一種に属するマトリキシルは、2種類のペプチドによって真皮内にある線維芽細胞に働きかけるためコラーゲンやヒアルロン酸などの合成を活発化させます。また体内でコラーゲンを作りだす事ができる物質であると医学的に証明されており、ダメージを受けた真皮を修復してくれるため、シワ改善にとても効果的な成分です。
アルジルリン
アルジルリンとは植物由来の合成ペプチド(アミノ酸)で、美容医療などで人気のある「ボトックス注射」と同様の効果があるため、アルジルリン配合の化粧品は「塗るボトックス」と呼ばれています。ボトックス注射と同様にしわを作る神経伝達物質の放出を抑制する効果があるため「表情じわ」に高い効果を発揮します。