知らないと後悔する紫外線・日焼け止め対策6選

[公開日]2014/01/01[更新日]2023/04/05

シミ、皺、たるみ、あらゆる肌の悩みの原因になる紫外線。
実は、肌老化の8割は紫外線が原因だと言われています。肌老化は年齢のせいではないのです。

紫外線対策と日焼け止め

紫外線対策はもはや当たり前ですが、紫外線ケアは日々進化しています。一昔前、日焼け止めは肌を紫外線から守るものの、同時に肌に悪影響もあるものでした。

ですが、その問題は今や解決されつつあります。意外と知られていない、紫外線対策の正しい知識。古い常識に頼っていると、毎日の紫外線ケアで損をすることもあるので、しっかりアップデートしてください。

こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。紫外線は美肌の大敵なの!しっかり対策するには、以下の3方向からアプローチするのが大切なのよ!


<紫外線対策3つのポイント>
対策1:日焼け止めでUVカットをする
対策2:日傘などUVカットグッズで予防する
対策3:食事で内側から対策をする

もっとも効果が高く効率的なのは、やはり日焼け止めで対策をすることです。

ですが、ただ日焼け止めを塗れば良いわけではありません。
選び方、塗り方、成分など注目すべき点はたくさんあるのです。

本記事では、上記の紫外線対策3つを詳しく解説していきます。
シミ・シワ・たるみを作らせたくない方、透明感のある美肌を手に入れたい方はぜひ確認されてみてくださいね!


対策1
日焼け止めでUVカット!


毎日使う化粧品の中で、日焼け止めから受けるダメージに目を向けたことはありますか?

紫外線シャットアウト、使い心地、美肌効果、様々な利点を兼ねながら、余計なダメージなく毎日の紫外線対策をする。そんな商品選びが本当にできているでしょうか。

進化の目覚ましい日焼け止め商品、情報のアップデートは定期的に行いたいものです。毎日使うものですから、欲張りに、ベストなものを選ぶ知識を貪欲に得てみてください。


あなたの対策は時代遅れかも!?日焼け止めで損してませんか?


日焼け止めを塗ってるのに、絶対焼けちゃうのはなんでだろう?

まみちゃん、日焼け止めのSPF値の数が大きければいいと思ってない?実は、その選び方は禁物なの!

そうなの!?数値が大きいほど効果があるかと思ってた!じゃあどうやって選べばいいの?


日焼け止めはSPFで選んでいる、そんな方は日焼け止めで損しているかもしれません。
昨今の紫外線対策はSPF重視でないことは既にご存知でしょうか。毎日使う日焼け止めで重視するべき点、ちゃんとアップデートできていますか?

基本的な事ですが、SPFとPAの意味を知らない方は要注意です。日焼け止め選びで損をしている可能性があります。

実は紫外線にはUV「A」「B」「C」という3種類があります。この3種類の違いを簡単に言うと、波長の長さです。

「波長」というと何だか難しく聞こえますが、波長が長ければ長いほど肌の奥深くにダメージを与えてしまいます。短いものは有害性が高く、肌表面の炎症等につながるというわけです。

3つの紫外線の中で、肌に影響があるのはUV-AとUV-Bです。
そして、UV-Aが最も波長が長くなっています。また、SPFはUV-Bをブロックする値、PAはUV-Aをブロックする値なのです。


SPFとPA、2種類のブロック値の意味


紫外線

波長の短いUVBをブロックする値SPF
紫外線はオゾン層に遮られ、地表に届くものは限られています。その中でまず問題になったのがUVBです。波長の短い紫外線ほど有害性が高いのですが、UVAより短い波長のUVBは、エネルギーが強く皮膚がんやシミなどの原因になります。そのUVB、オゾン層の破壊で地表に届く量が多くなったといわれています。

波長の長いUVAをブロックする値PA
一方、UVBより刺激は弱いものの、長い波長のために屋内にまで届くのがUVA。地上に届くのはこのUVAが75%を占めています。

普段屋内で過ごす時間が長い人にとって、日常生活で肌に影響を受けるのはUVAの方が多いかもしれません。
そして肌への影響が見逃せないのもUVA。波長が長いため、肌の奥まで届きやすく、真皮がダメージを受けると、シミだけでなく、壊れた細胞がシワやタルミなどの原因になるといわれています。

UVAは、UVBのダメージで起こる赤くなるなどの症状が出にくいため、日々ダメージを受けていても気づきにくいことがあります。


日常生活での紫外線対策では、このUVAによる影響の方が重要視されるようになってきました。

つまり、「UVBをカットするSPFの高さ」を競い合う時代は終わり、「UVAをカットするPA」が注目されるように。

私たちの肌に影響を及ぼすUVAとUVB、この二つの違いを抑えることは、最適な日焼け止め選びの基本中の基本です。SPF値が高い日焼け止めには、肌への悪影響がある成分が含まれているものが多く、必ずしも日常使いに最適とは限らないからです。

ではSPF値、PA値、どの程度の値が最適なのでしょうか。
高ければ安心で選んでしまうとリスクが潜んでいます。必要、そして最適な値を知っておきましょう。


SPFとPAの最適値の基準は?


SPF値の考え方

SPFとはSun Protect Factorの略で、UVBカットの指数です。

SPF値が高いと、同じ量当たりのUVB防御力が高いと勘違いされる方がいますが、この値は防御できる時間の長さを表すものです。

つまり、SPF値はその日焼け止めを塗って、紫外線を浴び始めてから、肌が影響を受けるまでの時間の長さです。

肌への影響の基準となっているのは、UVBが肌を赤く炎症させたり腫れさせたりする状態です。海に行って思いっきり日焼けすると肌がヒリヒリしたり、人によっては真っ赤になったりしますよね。これこそ、UVBの影響です。

SPF値1あたり、このようなダメージを20分防御します。

例えばSPF30の場合は…
⇒30×20分=600分、つまり10時間防御できる!

ということになります。

★数値の上ではSPF20で8時間以上カットすることができるので、普段の日中のUVBを防御するにはSPF20でも十分という事になります。


ただしご存知の通り、日焼け止めは汗などで落ちてしまいます。すると必ずしもSPF50の日焼け止めが16時間以上の防御を約束してくれるわけではありません。

こまめに塗りなおす方が、効果的に紫外を線防御できることはよく知られています。数字を見て安心しがちなSPF値ですが、その選び方が必ずしも効果を約束してくれるわけではないのは押さえておきたい所です。

PA値の考え方

一方PAはProtection Grade of UV-Aの略で、UVAカット効果を表す数字です。

その名の通り、PA値を表す「+」はGrade、つまりどれぐらい防御するかのレベルを表しています。

「+」が1つから4つまでの段階で、SPF値と同様、「+」の数が多いほどUVAが肌に影響を起こすまでの時間を引き延ばす長さを表します。
2~4時間の間で、どの程度肌に色素沈着がおきるかが値の基準になっています。

PA++で「防御効果がかなりある」のレベルですから、屋内中心の生活で浴びる生活紫外線、日常生活で行う通勤などの屋外活動においては「++」のレベルで十分と言われています。

これらの数値の知識、もしご存知なかったら日焼け止め選びを根本から考え直してみましょう。次は、具体的な日焼け止め商品を紹介しつつ、数値重視だけではない日焼け止め選びの利点をご紹介しますね!





日焼け止めにはどのようなものがあるか?おすすめ日焼け止めランキング


以下、アンチエイジングの神様チームで評価した日焼け止め商品です。保湿やエイジングケア、またファンデーションと機能を併せ持つ商品が主流となっています。

保湿美白まで!SPF50、PA++++の日焼け止め美容液

  • 日焼け止め_ホワイティシモ UVブロック ホワイトシールド / ポーラ
    保湿美白まで!SPF50、PA++++の日焼け止め美容液
    ホワイティシモ UVブロック ホワイトシールド / ポーラ
    4.60
    日焼け止め: 4.60

    icon-check-square紫外線カットレベル最高値のSPF50、PA++++の日焼け止め
    icon-check-square美白有効成分や保湿成分を配合し、ベタつきの少ない使い心地
    icon-check-square顔や体に使用でき、専用クレンジング不要

    価格種類内容
    3,800円(税抜)本商品
    50ml
    日焼け止め美容液

紫外線カットできる美容液のホワイトシールドは、美白有効成分のビタミンC誘導体やヒアルロン酸が配合されています。日焼け対策しながらスキンケアができてしまう新発想の日焼け止めです。

■良い口コミ
全然焼けなくてびっくりした
肌がしっとり潤う
ベタつきがなく使いやすい
■悪い口コミ
ベタベタする
値段が高い

結論!価格が気になる人は顔用として使っても◎
悪い口コミはあまりなく、基本的には高評価でした。ただ、SPF50なので、例えばSPF25のものと比べると若干ベタつくかもしれません。(筆者は気になりませんでした)。また、価格が高いと感じる方は、体には使わず顔のスキンケアの1部として使うとコスパの良さを感じるでしょう。




1位のホワイティシモ「シールドホワイト」を試してみました!


ホワイティシモUVブロック口コミ効果
成分や処方、SPF・PAを観点から見て、紫外線対策に最も向いていると判断した「ホワイティシモ」を、元化粧品メーカー社員の弓削田に試してもらったわ。参考にしてみてくださいね。

《調査員:弓削田典子》
化粧品メーカーにて商品開発からプロモーションまで経験、裏側を知るものとして美容・健康ジャンルの企画編集を担当。地黒で焼けやすい体質なので、日焼け止め選びにはうるさい。


こんにちは、弓削田です!
もともと地黒、かつ敏感肌ということもあり、日焼け止めには並々ならぬこだわりがある私が、実際にシールドホワイトを試してみました。
これまで様々な日焼け止めを使用してきた経験も踏まえ検証しましたので、よろしければご参考くださいね。

使用感
日焼け止め

SPF50なのに、このみずみずしさと伸びが嬉しい!というのが最初の印象です。
皆さんも経験があると思いますが、SPFが高い日焼け止めは使用感が重くなるものが多いんです。

ですが、この日焼け止めは、伸びも肌なじみも良いので、摩擦になることもないですね◎。

香りはナチュラルハーブの香りと記載がありましたが…ごめんなさい、よく分かりませんでした…。
ただ、顔に使っても特に「匂いが気になる…」といったことはありませんでした。

使用後はややツヤ感が出ますが、テカっている印象ではなかったです。ベタつきや、白浮きもないので、とても使いやすい日焼け止めだと感じました。

カサカサしないのも好印象です!


水への強さ
ウォータープルーフというとなので、水への強さを調査しました。
ホワイトシールド

ホワイトシールドを塗って、勢いよく水に濡らしてみたところ、しっかり水を弾いてくれました。これなら海に入ってもUVカット機能を保つことができますね。レジャー時も活躍してくれそうです。
ただし、こまめに塗りなおすことは日焼け止めの基本ルールとして押さえておきましょう!


落としやすさ
専用のクレンジングが入らないとのことで、手につけたホワイトシールドをボディーソープを使って洗い流してみました。
ホワイトシールド

塗っていた時より水を弾いていないことから、専用クレンジングなしでもしっかり落ちることが分かります。
ただ、SPF50・PA+++なので、スルンッと簡単に落ちた!というわけではなかったですね…。
肌にうるおいを残すタイプの優しいボディーソープを使っている方は、2度洗いするか、クレンジングを使った方が安心かもしれません。

《弓削田の感想》
SPF50ですが、ヒアルロン酸や天然由来成分のおかげで保湿効果を感じました。美容液タイプで美白ケアも一緒に出来るのも嬉しいですね。

ちなみに、日焼け止めは量を少なくすれば効果を落とすことができます。冬場など紫外線が弱い時期は量を調整して使えば、通年通して使える日焼け止めだと感じました。

  • 日焼け止め_ホワイティシモ UVブロック ホワイトシールド / ポーラ
    保湿美白まで!SPF50、PA++++の日焼け止め美容液
    ホワイティシモ UVブロック ホワイトシールド / ポーラ
    4.60
    日焼け止め: 4.60

    icon-check-square紫外線カットレベル最高値のSPF50、PA++++の日焼け止め
    icon-check-square美白有効成分や保湿成分を配合し、ベタつきの少ない使い心地
    icon-check-square顔や体に使用でき、専用クレンジング不要

    価格種類内容
    3,800円(税抜)本商品
    50ml
    日焼け止め美容液


賢い使い分けで気休めでは終わらない紫外線対策を


紫外線対策

数値の意味が分かれば、シーンによってどの値を選べばいいのかわかります。

日常生活
日常生活ではSPF20、PA++くらいで対策できます。

レジャー・長時間屋外にいる場合
レジャーなど、長時間屋外で紫外線を浴びる時は、もう少し数値を上げます。
よほど早起きして外に出るわけでもなければ、SPF30~40で日照時間中のUVB対策ができる計算に。PAは「+++」が「防御効果が非常にある」、屋外での活動が長い時に適したレベルとされています。

日常生活とレジャー時の日焼け止めの値、お使いの値と比べてみてどうでしょうか。

これより高い値、普段からSPF50、PA+++を使っていらっしゃる方も多いと思います。絶対に日焼けしたくないから、そのお気持ちはよくわかるのですが、効果があるのならまだしも、数値の高さが害になる事すらあるので注意が必要です。

肌の害になる要因、それはSPF値の高さを上げる効果を持つ、紫外線吸収剤の肌への負担です。

紫外線吸収剤とは?
紫外線を吸収し、皮膚への浸透を防ぐ働きをしてくれる成分です。一方で紫外線を吸収するときに起こる化学変化が肌への刺激となり、肌が赤くなったり、かぶれたりすることもあります。
SPF値が最大50となっているのは、それらの成分の紫外線防御の仕組み自体が肌に悪影響であることを踏まえて、制限を設けたものです。

お肌が弱い方は、「ノンケミカル」などの表示がある紫外線吸収剤を使っていない商品を選んでいらっしゃるのではないでしょうか。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、紫外線散乱剤という成分で紫外線を防ぐように作られています。こちらはその名の通り、紫外線を反射させて、肌への浸透を防ぎます。

最近では紫外線吸収剤のダメージを考慮して、吸収剤が直接肌に振れないようにした商品も作られています。ただ、吸収剤を使用している場合が多いのは、SPF値の高い商品です。この点も踏まえて、SPF値だけに着目した日焼け止め選びのプラスマイナスを考えてみてはどうでしょうか。

心配になった方は、毎日使っている日焼け止めの紫外線吸収剤の有無をチェックしてみてください。肌に直接触れないカプセル化などがされた商品かはわかりませんが、多くの商品が全成分を表示しているので、吸収剤の有無は確認できます。

紫外線吸収剤として使用せれる成分の一部は以下のような表示名です。

・オキシベンゾン
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・t-ブチルメトキシジベンゾンゾイルメタン
・パラアミノ安息香酸エステオキシベンゾン
・オクチルトリアゾン

これら以外にも様々な成分名がありますが、毎日愛用していくものですから、気になったら是非チェックしてみてください。数値の高さだけでなく、成分、そして塗り直しなどで効果を出しながら肌に負担を与えないのが賢い紫外線対策ですよ


次は、今後の日焼け止め選びに役立つような、これまでの知識を踏まえた、肌に優しく、且つしっかり紫外線を防御する日焼け止め選びについて、具体例をご紹介します。


綺麗な人は押さえている肌に優しい日焼け止め選び


亜鉛 女性 サプリメント

商品選びが正しくできたとしても、塗り方が間違っていれば効果も半減してしまいます。
そこで、必要なチェックポイントとして、塗り方について確認をしていきましょう。

これまでご紹介した日焼け止め効果の数値は、「2mgあたりを塗布した時の」といった基準の上で使う前提の値されています。しかし実際には、多くの人が正しい使用量の1/4程度しか塗布していないと言われています。確かに、特に顔には厚塗りしたくないですし、べっとりと全身に塗るのは手間です。

しかし、少ない塗布量では、せっかくのSPF、PA値の効果もかなりダウンしてしまいます。

しっかりとした効果を期待するなら、普段の倍以上使用することが必要かもしれません。時間を置いて2度塗りするなど化粧くずれしにくく、かつしっかりと効果を出す工夫が防御の鍵となります。

上記でご紹介した商品も、薄く延ばせば少しお値段がはっても大丈夫、という考えではなく、今の使用量よりもっと多いペースで使用するぐらいのつもりで、価格の面のチェックをしてみてください。

「紫外線対策」という点で、紫外線吸収剤不使用などの肌に負担の少ない商品を選り分けるのは、美肌にこだわる人の中では当然の事となっています。

毎日使うものなので、安心で使い心地の良いオーガニック商品はやはり人気です。ただ、オーガニックや紫外線散乱剤の日焼け止めは、人によって白っぽくなったり伸びが悪かったりという点が気になることもあります。これまでそういった商品に触れたことが無いという方は、少し試してから使用感の面でも毎日使えそうなものを選ぶ事をおすすめします。


対策2
UVカットグッズで予防する


日焼け止めは紫外線対策に最も有効ですが、汗や擦れで落ちたりなど、やはりその効果に限界はあります。
そこで、日焼け止め効果を持続させるといった意味合いでも、UVカットグッズでの対策もとりましょう!

日焼けは「目」からもしている!


よく、「目が紫外線を受けると肌も焼ける」と聞きませんか?その情報は、本当です。
肌の色を黒くする「メラニン」は紫外線を浴びると作られるのですが、実はこれは肌を紫外線から守るための「防御反応」。

目に強い紫外線が入ると、目の角膜は炎症してしまいます。すると脳は、「このままだと目がダメージを受けてしまう!メラニンを作って守ろらなきゃ!」と感知し、メラニンを作り出してしまうのです。

もちろん、日焼け止めでは対策することはできません。「サングラスをかけましょう」と言われるのも、これが原因のです。

普段メガネをかけている方は、UVカットレンズのものにすると紫外線対策ができますよ。


紫外線カットグッズを選ぶポイント!


紫外線対策
サングラスや帽子など紫外線カットグッズも日焼け止め同様、選び方が重要になります。より効果的なUVカット加工グッズを選びポイントをまとめたので参考にしてみてくださいね。

■まずは基本をチェック!
基本的に、商品そのものに「UVカット加工」がされている方が効果が高いと言えます。タグやシールに「UV加工」と書いているものを選ぶと良いでしょう。


普段使い編

サングラス
レンズの色と紫外線カット効果は関係ありません。紫外線カット効果のあるサングラスには「紫外線透過率」が記されており、「紫外線透過率1.0%以下」と書いてあれば99%カットできると言われています。
数値が高ければ高いほど効果も上がります。

日傘
色が白いものより、黒いものの方が紫外線をカットする効果が高くなります。
ただし、日傘事態にUVカット加工がされていれば、色による効果の差はさほどないと言われています。
ただし、レースタイプは紫外線が通過しやすいので注意してください。

アームカバー
基本的な選び方は「日傘」と同じです。
素材はポリエステルが最も効果が高く、綿やメッシュ素材など、素材の厚みが薄いほど効果が低くなります。

帽子
つばが広く、深いほど紫外線対策向きです。キャップよりも麦わら帽子など、ツバが全方位についているのものだと首の日焼け対策もできます。
また、帽子を取り入れることで髪の紫外線対策=ヘアケアにもつながります。


番外編

海に行く時はラッシュガードを
夏の海は直接的な紫外線だけでなく、海面の照り返しによる紫外線の恐怖にさらされています。浜辺にいるときは長袖のラッシュガードを着て対策をしましょう。
最近では着用は海だけではなく、子供の外遊びの時に日焼け帽子として着させているお母さんも多いようです。

UVカット加工カーテンで家の中も対策!
紫外線は窓を通過して室内にも降り注いでいるため、最近では「UVカット加工カーテン」も売られています。紫外線は夏だけではなく1年中降り注いでいるので、オールシーズン効果的です。


対策3
食事で内側から対策をする


食事(栄養素)による紫外線対策は即効性はありませんが、紫外線を浴びてしまった場合のアフターケアとして、紫外線ダメージに強い肌を作るものとして効果があります。

食事で紫外線対策をするポイント


日焼けに効く食べ物

食事は栄養をバランスを良く摂ることが基本です。
それを前提に、中でも「紫外線対策=シミ・シワ対策・肌を白くする」効果のある食品と、逆に気をつけた方が良い食品をご紹介します。

抗酸化作用のある食べ物を摂る
紫外線を浴びると「活性酸素」と呼ばれる、いわゆる「体のサビ」が発生します。それを抑えてくれる力が「抗酸化作用」です。
栄養素と食品は以下のようなものがあるので、積極的に摂り入れましょう。

ビタミンC
高い抗酸化力があり美白効果があります。同時に、肌のうるおいを作りだすので、白くて透明感のある美肌へと導きます。
【食材】ブロッコリー、パプリカ(赤・黄)、ピーマン、ジャガイモ、トマト、キウイ、カリフラワーなど

ビタミンA
美肌の万能薬。肌の生まれ変わりを促すので、古い肌を排出し、若々しい肌を作り出す効果があります。肌を白くするには必要不可欠な栄養素ですです。
【食材】鶏レバー、モロヘイヤ、にんじん、小松菜、かぼちゃ、ほうれん草、にらなど

簡単レシピ♪常備菜で紫外線対策!

<ブロッコリーとトマトのおひたし>
■作り方
①ブロッコリー100gを小房に分け、塩を加えた熱湯で1分茹でる。ざるにとって手早く冷ます。
②トマトはヘタをとって8mm幅に切る。
③①と②の水を軽く切ったものに、水、酢、砂糖(各大さじ1)、砂糖を(小さじ1/2)、生姜のすりおろし(1/2かけぶん)をかける。


日焼けを促進する「ソラレン」を含む商品に気をつける
栄養素の中には、「ソラレン」という、紫外線を吸収しやすものがあります。
ソラレンを含む食品を食べて外出すると、紫外線に反応しやすくなってしまうので、できれば朝ではなく夜に食べることをお勧めします。

以下はソラレンを含む食べ物ですので、朝に食べないよう注意しましょう!

ソラレンを含む果物
レモン、オレンジ、グレープフルーツ、キウイ、みかん など

ソラレンを含む野菜
きゅうり、にんじん、パセリ、セロリ、しそ、三つ葉など

いきなり食生活を変えるのは大変だと思うので、例えば「今週の作り置きおかずは、かぼちゃ・小松菜・ピーマンを絶対に使う!」と決めたりして、無理なく摂り入れると長続きしますよ。



参考1:そのほかの日焼け止め商品


上記でご紹介しきれなかった商品をまとめてみました。よろしければご参考ください。

「UVケアクリーム/ママバター」SPF25・PA++ 45g/1200円

紫外線吸収剤不使用など成分に安心感があるだけでなく、石鹸で洗い流せる点、保湿効果も高い点が優秀な商品です。ただし、日焼け止めの石鹸オフはどうも気になる、という方はきちんとクレンジングしてください。全身に使えるので、お値段的にも成分や効果的にもデイリーユースに様々な場面で活躍してくれる商品です。

「UVクリーム/パックスナチュロン」SPF15・PA++ 45g/800円

こちらの商品のポイントは、まず成分が他と比べてかなりシンプルな安心感、そしてお値段の安さです。オーガニックブランドとして長く知られるパックスナチュロンだけあって、安心感は抜群なものの、注意点は使用感です。こちらのブランドを使ったことがある方はなんとなくお分かりになるかもしれませんが、普段ケミカルなものの使い勝手の良さに慣れていると、使用感に驚くかもしれません。

伸びは塗り方などを工夫して使わないと、使いづらいと感じることも。ただし、肌に負担を感じる日焼け止めのストレスから解放されたい方や、ちょっとした買い物や外に出ない日の日焼け止めをしないという方にはお勧めです。お手頃な値段で肌に負担無く、そして石鹸で落とせるのですから、ストレスフリーで毎日使いやすいのが良いところです。

「ナチュラルミネラルサンスクリーンSPF30/ジョンマスターズオーガニック」59ml/4300円

アメリカ発のオーガニックブランドで、シャンプーなど様々な製品が人気のジョンマスターズ。今や日本でもお馴染みとなり、ファンの方も多いのでは。アメリカではPA値の記載基準はありませんがPA++程の効果があるそう。ノンケミカルながら、白浮や伸びがいいのがこの商品の1つのポイントです。

保湿力もあり肌のケアも兼ね備えている、そして塗布した時の肌の質感が良くなり、化粧下地としても使いやすいのがさすがというところです。
伸びが良いばかりに塗布量不足にはご注意を。

「グレイスフルビューティーデイクリームSPF15/ジュリーク」40ml/5600円

オーガニックブランドとして百貨店にも店舗が多く、信頼の厚いジュリーク。デイリーユースの日焼け止めとして、高い美肌効果も兼ね備えた商品です。紫外線だけでなく、加齢や環境による肌へのダメージを防ぎ、同時に自然由来のエイジングケア成分が美肌効果を与えてくれます。日焼け止めは乾燥が気になる方は、是非美肌効果も兼ね備えた商品でエイジング対策を。

「スーパーサンシールドEX/アクセーヌ」SPF50+・PA++++ 22g/4000円

肌への負担も気になるけど、化粧下地としての効果はマスト、という方には、紫外線吸収剤は不使用で、かつ肌のトーンを良くする効果も有り、使用感も快適、というここのような商品が使いやすいかもしれません。これまでの使い心地からあまり変えずに、紫外線吸収剤などの肌に負担になる要素をなるべく減らす、というできるところからのスタートが将来に大きな影響をもたらします。

「ホワイティシモ UVブロックシールドホワイト」SPF50・PA++++ 50ml/4104円(税込)

化粧品開発力に定評のあるポーラの商品です。最大の特徴は、UVブロック機能と美白美容液の機能を合わせて持っている点です。ビタミンC誘導体、ヒアルロン酸を配合し、スキンケアを行いながらUV対策することができます。

「ホワイティシモ UVブロックシールドホワイト」の公式ページヘ

「B.Aザ・プロテクターS」SPF50・PA++++ 45g/11880円(税込)

ポーラの最高峰ブランドB.Aシリーズの、UVカット商品です。うるおいとハリ感を高めるエイジングケアを行えるベースに、SPF50・PA++++機能があるのが特徴です。高価ですが、エイジングケア世代は検討対象になるでしょう。

「B.Aザ・プロテクターS」の公式ページヘ


参考2紫外線対策の要は何と言っても塗り直し


さて、最後に化粧直しアイテムをご紹介します。紫外線対策は何と言っても塗り直しが肝ですよね。屋外では約2時間おきに行うべきとも言われます。そんななかで塗り直しにくいのが、お化粧をした顔です。日焼け止めスプレーなど便利なアイテムもたくさんあるので、是非活用していただきたいところですが、今回は肌に優しいというポイントから、パウダータイプをご紹介します。

「アメージングオーガニックファンデーション/アムリターラ」SPF13・PA+11g/4000円

化粧直しで使用するパウダー、こちらはファンデーションなのですが、これまでケミカルなものを使用されてきた方にとっては少し驚きの使用感かもしれません。ミネラルファンデなど肌に負担なし、24時間使用可能、といった商品が多く販売されるようになりましたが、その成分が実は酸化して有害、ということも言われています。

ファンデーションやパウダーに肌への負担無し、というのは無理なのかというと、限りなく負担を抑えて、紫外線対策にもなるのがこちらの商品。
肌への負担になるポイントは、成分をナノ化して細かくすることで表面積が大きくなり、酸化しやすくなる事、そして成分そのものをコーティングしないことで、肌に触れることでした。

こちらはナノ化無し、有効成分の天然鉱石をナチュラル素材でコーティング、という2点を押さえた商品で、肌に負担無く、くすみにくいようになっています。その他オーガニックホホバオイルやサンゴパウダーなどナチュラルな成分が保湿や皮脂吸着を行います。ただマットで軽い仕上がりなので、お化粧直しの日焼け止め対策として、ブラシで万遍なくはたくなどの使い方がおすすめです。

休日の軽いお出かけに、ストレスフリーなベースメイクとしてもおすすめです。もちろん石鹸で落とせます。


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※記事中の商品「アヤナストライアルセット」は販売終了し、「ディセンシア」にリニューアルされています。


◇参考文献・WEBサイト一覧
厚生労働省 統合医療情報発信サイト
日本化粧品技術者会
日本抗加齢学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
※本サイトの薬事法に対する考え方、商品ランキング・点数付けの根拠は「アンチエイジングの神様とは」をご確認ください。


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